JP2006348072A - プラスチックラベル用コーティング剤及びプラスチックラベル - Google Patents

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Abstract

【課題】 ポリエステル系、ポリオレフィン系、ポリスチレン系のいずれの基材フィルムにも良好な接着性を有する汎用性の高いプラスチックラベル用コーティング剤および該コーティング剤が塗布されたプラスチックラベルを提供することにある。。
【解決手段】 本発明のプラスチックラベル用コーティング剤は、(A)エポキシ基の官能基当量が1000〜6000であるエポキシ変性アクリル樹脂、(B)エステル系溶剤またはアルコール系溶剤から選ばれた少なくとも1種の溶剤を含有することを特徴としている。また、本発明のプラスチックラベルは、プラスチックフィルムの少なくとも一方の表面に、エポキシ基の官能基当量が1000〜6000であるエポキシ変性アクリル樹脂を含有する樹脂層を有することを特徴としている。
【選択図】 なし

Description

本発明は、ポリエステル系、ポリオレフィン系、ポリスチレン系フィルムのいずれのフィルムにも使用することのできる汎用性の高いプラスチック用コーティング剤及び該コーティング剤を塗布したプラスチックラベルに関する。
現在、お茶や清涼飲料水等の飲料用容器として、PETボトルなどのプラスチック製ボトルや、ボトル缶等の金属製ボトル等が広く用いられている。これらの容器には、表示や装飾性、機能性の付与のためプラスチックラベルを装着する場合が多く、このプラスチックラベルには、装飾性、加工性(容器への追従性)、広い表示面積等のメリットから、シュリンクラベルやストレッチラベルが広く使用されている。
このようなシュリンクラベルやストレッチラベルとしては、主にポリスチレン系フィルム、ポリエステル系フィルム、ポリオレフィン系フィルム等が基材フィルムとして用いられている。これらの素材は、加工性、環境適性、剛性、耐薬品性、柔軟性などの観点で、それぞれ異なる特徴を有し、使用される用途の要求特性に合わせて適宜選択される。
ラベル用途として用いられる場合、通常これらのフィルムには、印字、加飾、および機能性付与などの目的で、インキやコーティング剤が、塗布・印刷される。その際、上記異なる素材からなるフィルムは、ぬれ性などの表面特性や耐溶剤性などがそれぞれ異なるため、インキやコーティング剤を、それぞれの素材に最適化する必要があった。例えば、ウレタン樹脂を使用したインキは、ポリエステル系、ポリオレフィン系フィルムには用いることができるが、該インキは希釈溶剤として、メチルエチルケトン、トルエンなどの溶解力の高い溶剤を使用するため、耐溶剤性に劣るポリスチレン系フィルムに塗工した場合には、フィルムの膨潤、溶解などの問題が生じるため使用できない。
このため、従来は、ポリスチレン系、ポリエステル系、ポリオレフィン系フィルムには、それぞれに異なる樹脂組成、溶剤組成のインキやコーティング剤を使用してきた。しかし、この場合、基材フィルムを変更する度に、インキの切り替えを行わなければならず、労力と時間を要するだけでなく、切り替え前のインキが工程に残存していたりすると、印刷不良などのトラブルの原因ともなり、生産性を低下させる問題が指摘されていた。
上記、問題を解決すべく、ポリスチレン系、ポリエステル系、ポリオレフィン系フィルムのすべての基材に好ましく使用できる汎用インキ、汎用コーティング剤が切望されており、様々な検討が進められてきた。
例えば、すべての基材に同じインキを使用可能な方法として、基材にまず下塗り層(アンカーコート)を設けた後に、その上に印刷を行う手法が知られてる(例えば、特許文献1,2参照)。しかし、この方法ではインキの種類は統一できるものの、アンカーコートの塗布工程が増えるため、生産性が向上の効果が小さく、コスト面からも好ましくなかった。
また、アンカーコートを用いない汎用インキとして、アクリル系樹脂とニトロセルロース(硝化綿)からなるポリエステル系、ポリスチレン系、ポリオレフィン系のいずれにも使用可能なインキが知られている(例えば、特許文献3参照)。しかし、このインキに用いられるニトロセルロースは、自己反応性、引火性等、発火の危険性を有するため、安全対策が必要であった。
さらに、汎用インキとしては、エポキシ基含有塩素化ポリプロピレンなどから得られる両末端イソシアネート基含有ウレタンプレポリマーからなるポリウレタン樹脂を用いた印刷インキバインダー(例えば、特許文献4,5)や、エポキシ基と塩素化ポリオレフィンを用いた印刷インキ組成物(例えば、特許文献6,7)も知られている。しかし、これらの組成物はいずれも塩素を含有しているため、焼却する際の条件によっては、有害なダイオキシン発生の可能性が懸念されるため、積極的な使用が控えられるという状況にある。
この様に、上記のすべての基材フィルムに好ましく使用でき、環境面、安全面まで含めて満足できるコーティング剤は、未だ得られていないのが現状である。
一方、自動車用塗料として、エポキシ基を有するアクリル樹脂を含む樹脂組成物が知られている(例えば、特許文献8,9)。しかし、前者は2液硬化型塗料の硬化剤であり、後者も熱分解により水酸基を生成するアクリル樹脂との混合物として用いられ、単体のコーティング剤として性能を発揮できるものではなかった。また、エポキシ基は主に架橋によるアクリル樹脂の硬化に作用するものであった。さらに、溶剤としてキシレンなどの溶解性の高い溶剤を用いており、また、自動車用コート剤であるため、スプレーコート塗布が想定されており、なおかつ、塗布厚みも厚いものであった(数十μm)。すなわち、これらはプラスチックラベル用途ではなく、プラスチックとの接着性向上の目的や、耐溶剤性の劣るプラスチックフィルムへの使用や、グラビア印刷などの印刷技術による厚み10μm以下の薄膜コーティングについては、何ら検討されていなかった。
特開2004−123990号公報 特開2003−84670号公報 特開2004−211016号公報 特開平09−012955号公報 特開平09−012956号公報 特開2004−123782号公報 特開2004−346197号公報 特開平1−139653号公報 特開平8−199112号公報
本発明の目的は、ポリエステル系フィルム、ポリスチレン系フィルム、ポリオレフィン系フィルムのいずれに対しても、優れた接着性を示し、さらに、ニトロセルロースや塩素含有ポリマーを用いない、安全面、環境面でも優れたプラスチックラベル用コーティング剤、および該コーティング剤が塗布されたプラスチックラベルを提供することにある。
本発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討した結果、特定の官能基当量のエポキシ基を有するアクリル樹脂と特定の溶剤組成からなる混合組成により、ポリエステル系フィルム、ポリスチレン系フィルム、ポリオレフィン系フィルムのいずれにも接着性が良好なコーティング剤、および、該コーティングを施したプラスチックラベルを得ることができることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、(A)エポキシ基の官能基当量が1000〜6000であるエポキシ変性アクリル樹脂、(B)エステル系溶剤またはアルコール系溶剤から選ばれた少なくとも1種の溶剤を含有することを特徴とするプラスチックラベル用コーティング剤を提供する。
さらに、本発明は、前記(A)、(B)に加え、(C)顔料を含有するプラスチックラベル用コーティング剤を提供する。
さらに、本発明は、前記(A)、(B)に加え、(D)滑剤を含有するプラスチックラベル用コーティング剤を提供する。
さらに、本発明は、プラスチックフィルムの少なくとも一方の表面に、エポキシ基の官能基当量が1000〜6000であるエポキシ変性アクリル樹脂を含む樹脂層を有することを特徴とするプラスチックラベルを提供する。
さらに、本発明は、前記樹脂層が、酸化チタンを含んでなる白色プラスチックラベルを提供する。
さらに、本発明は、前記樹脂層が、プラスチックフィルムの少なくとも一方の最外層に設けられた、シュリンクラベルまたはストレッチラベル用途であるプラスチックラベルを提供する。
本発明のプラスチックラベル用コーティング剤は、ポリエステル系フィルム、ポリスチレン系フィルム、ポリオレフィン系フィルムのいずれに対しても、優れた接着性を示すため、基材の変更に伴って、コーティング剤を変更する必要がなく、生産効率が向上する。また、ニトロセルロースや塩素含有ポリマーを使用する必要がないため、安全面・環境面では優れている。さらに、該コーティング剤を使用したプラスチックラベルは、塗布樹脂層のシュリンク加工、ストレッチ加工時の追従性が良好であるため、ペットボトルなどに用いられるラベルとして特に有用である。
以下に、さらに詳しく本発明のプラスチックラベル用コーティング剤及びプラスチックラベルについて説明する。
本発明のプラスチックラベル用コーティング剤は、(A)エポキシ基の官能基当量が1000〜6000であるエポキシ変性アクリル樹脂(以後、樹脂(A)という)、(B)エステル系溶剤またはアルコール系溶剤から選ばれた少なくとも1種の溶剤(以後、溶剤(B)という)を、必須の構成成分として含有する。
本発明の樹脂(A)は、エポキシ基を官能基として有するアクリル樹脂である。樹脂(A)は、エポキシ基を有する単量体成分と、エポキシ基を有しない単量体成分からなる。エポキシ基を有する単量体成分としては、例えば、グリシジルメタクリレート、グリシジルアクリレート、メチルグリシジルメタクリレート、メチルグリシジルアクリレート、3,4−エポキシシクロヘキシルメチルメタクリレート、3,4−エポキシシクロヘキシルメチルアクリレート、アリルグリシジルエーテル等が例示される。エポキシ基を有しない単量体成分としては、例えば、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸イソプロピル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸イソプロピル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸n−ヘキシル、メタクリル酸ラウリル、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、イタコン酸、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸ヒドロキシプロピル、アクリル酸2−ヒドロキシエチル、アクリル酸ヒドロキシプロピル、アクリルアミド、N−メチロールアクリルアミド、ジアセトンアクリルアミド等が例示される。これらの単量体成分は、それぞれ1種ずつを用いてもよいし、それぞれ2種以上を用いてもよい。また、その他、スチレン、ビニルトルエン、酢酸ビニル、アクリロニトリル等を共重合してもよい。中でも、樹脂層のガラス転移温度(Tg)やシュリンク加工時の追従性の観点などから、グリシジルメタクリレートとメタクリル酸メチル及びアクリル酸エチルを単量体成分とすることが特に好ましい。
本発明の樹脂(A)のエポキシ基の官能基当量は、1000〜6000であり、好ましくは、1200〜3000である。なお、ここでいう官能基当量は、エポキシ基の1g当量あたりのアクリル樹脂の重量g数で表され、単位はg/eqである。官能基当量が1000未満である場合には、界面活性が高くなりすぎて、コーティング剤を調製したり、印刷を行う際に、「泡立ち」が生じ、プラスチックラベルの「塗布抜け」などの欠点が生じ、生産性および品質が低下する。また、ゲル化しやすくなるため、欠点となって品質が低下する場合がある。官能基当量が6000を超える場合には、フィルムとの接着性が低下するため、特にポリエステル系フィルムやポリオレフィン系フィルムに塗布した場合に、樹脂層が剥離しやすくなる。
本発明の樹脂(A)のメチルメタクリレートやエチルアクリレートからなるアクリル樹脂は、一般的にポリスチレン系樹脂と親和性が良好であるが、ポリエチレンテレフタレート(PET)などの極性の比較的高いポリマーに対しては親和性が劣る。これに対して、エポキシは極性ポリマーと親和性が良好である。この性質を利用して、アクリル系ポリマーの側鎖に所定量のエポキシ官能基を導入することによって、ポリスチレン系、ポリエステル系、ポリオレフィン系との親和性を両立させた。アクリル樹脂とエポキシ樹脂を単に混合しただけでは、相分離などが生じて、本発明の効果は得られない。また、エポキシ基は活性を保っている必要があるため、多くのエポキシ基が、アクリル側鎖の他の官能基(水酸基など)と架橋構造を形成することに使われてしまう場合などには本発明の効果は得られにくい。
本発明の樹脂(A)は、コーティングするために、溶剤(B)に対して可溶性または分散性であることが好ましい。溶剤(B)に対する樹脂(A)の相溶性が悪い場合には、コーティング液が相分離したり、液中に分散不良物を生じて、プラスチックラベルに均一に塗布できなかったり、フィルム表面の粗大異物となる場合がある。
本発明の溶剤(B)は、エステル系溶剤またはアルコール系溶剤から選ばれた少なくとも1種の溶剤である。エステル系溶剤としては、例えば、酢酸エチル、酢酸n−プロピル、酢酸n−ブチル、酢酸イソブチル、酢酸n−アミル、セロソルブアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテートなどが挙げられる。アルコール系溶剤としては、例えば、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール、sec−ブチルアルコール、イソブチルアルコール、シクロヘキサノールなどが挙げられる。中でも、酢酸エチル、酢酸n−プロピル、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコールが好ましく例示される。これらは単独で使用してもよいが、溶解力を好ましい範囲に制御する観点から、エステル系溶剤とアルコール系溶剤を組み合わせて用いると好ましい。中でも、酢酸エチルとイソプロピルアルコールの組み合わせが、特に好ましい。
なお、本発明の溶剤(B)の、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素、メチルエチルケトンなどのケトン類の含有量は、10重量%以下が好ましく、より好ましくは1重量%以下であり、実質的には含有しないことが最も好ましい。これらを含む溶剤は溶解力が高すぎるため、ポリスチレン系フィルムに用いた場合に、フィルムが膨潤したり、溶解したりする。また、溶剤として水を主として用いた水系コーティング剤とする場合には、溶剤の除去のために多量の熱量が必要であるため、インラインコーティングを用いる必要があるなど、製造条件が大きく制約されるため好ましくない。
本発明の溶剤(B)として、エステル系溶剤とアルコール系溶剤を組み合わせて用いる場合には、両者の混合比(重量%)は、70/30〜30/70が好ましく、より好ましくは60/40〜40/60である。エステル系溶剤が70%を超える場合には、溶剤の溶解力が高く、ポリスチレン系フィルムに膨潤が生じやすくなり、アルコール系溶剤が70%を超える場合には、溶解力が不足して、樹脂や顔料が未溶解または分散不良となる場合がある。
本発明のコーティング剤を、印刷インキとして用いる場合には、要求に応じて、顔料、染料やその他の添加剤を添加することができる。例えば、コーティング剤には、樹脂(A)、溶剤(B)に加え、(C)顔料(以後、顔料(C)という)を含有することが好ましい。顔料としては、酸化チタン(二酸化チタン)等の白顔料、銅フタロシアニンブルー等の藍顔料、カーボンブラック、アルミフレーク、雲母(マイカ)等が用途に合わせて選択、使用できる。また、顔料(C)として、その他にも、光沢調製などの目的で、アルミナ、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、シリカ、アクリルビーズ等の体質顔料も使用できる。
中でも、本発明のコーティング剤は、白色印刷インキとして、特に好適に用いることができる。特に、シュリンクラベル、ストレッチラベルの場合には、隠蔽性、発色性、及び、容器への装着適性を満足させるために、全面若しくは部分的に白色インキを塗工することが多い。該白色インキは、他のカラーコーティング剤やカラーインキに比べ、多量の白色顔料を添加する必要があり、また、要求される装着特性を満足するために、さらに滑剤を添加する場合もある。通常、これらの顔料や滑剤は接着性に寄与しないため、顔料を多量添加すると、接着性が低下することがあるが、本発明の組成のコーティング剤によれば、酸化チタンなどの顔料や滑剤が多量に添加された場合でも良好な接着性を示すため、特に印刷インキとして好適に用いることができる。さらに好ましくは、上記の通り、酸化チタンを添加した、白色印刷インキに好適に用いられる。
本発明のコーティング剤を、白色印刷インキとして用いる場合には、顔料(C)としては、酸化チタンが好ましく用いられる。酸化チタンとしては、ルチル型(正方晶高温型)、アナターゼ型(正方晶低温型)、ブルッカイト型(斜方晶)のいずれを用いてもよいが、例えば、石原産業(株)製酸化チタン粒子「タイペーク」等が入手可能である。また、酸化チタン粒子の平均粒径(凝集体を形成している場合には、凝集体の粒径、いわゆる2次粒径)は、例えば0.01〜1μm、好ましくは0.1〜0.5μm程度である。平均粒径が0.01μm未満では分散性が悪くなり、1μmを超えるとフィルム表面が粗くなり、外観が悪くなりやすい。
また、本発明のコーティング剤は、必要に応じて、(D)滑剤(以後、滑剤(D)という)を含有してもよい。滑剤(D)は、通常、コーティングに使用されているものであれば、固体状でも液体状でもよく、例えば、シリコーンオイルやポリエチレンワックス、フッ素変性ポリエチレンワックス等のポリオレフィン系ワックス、脂肪酸アマイド、脂肪酸エステル、パラフィンワックス、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)ワックス、カルナウバワックス等の各種ワックス類が例示される。
本発明のコーティング剤中の樹脂(A)、溶剤(B)、顔料(C)、滑剤(D)の含有量は、塗工方法(コーティング方式)によって異なるため、特に限定はされないが、例えば、本発明のコーティング剤が、グラビア、フレキソ印刷でコーティングされる場合は、本発明のコーティング剤中の樹脂(A)の含有量は、塗布性の観点などから、コーティング剤全体に対して、5〜90重量%が好ましく、より好ましくは10〜50重量%である。含有量が、5重量%未満の場合は、フィルム上に樹脂層が均一に形成されない場合があり、90重量%を超える場合には、コーティング剤の流動性が低下して、塗布性が低下することがある。
本発明のコーティング剤が、グラビア、フレキソ印刷でコーティングされる場合、本発明のコーティング剤中の溶剤(B)の含有量は、塗布性の観点などから、コーティング剤全体に対して、10〜80重量%が好ましく、より好ましくは、30〜70重量%である。含有量が10重量%未満の場合には、コーティング剤の流動性が低下して、塗布性が低下することがあり、80重量%を超える場合には、樹脂層が均一に形成されない場合がある。
本発明のコーティング剤が、グラビア、フレキソ印刷でコーティングされる場合、顔料(C)の含有量は、コーティング剤全体に対して、5〜50重量%が好ましい。
また、特にコーティング剤が白色印刷インキであり、顔料(C)が酸化チタンである場合には、酸化チタンの含有量は、20〜40重量%が好ましい。含有量が5重量%未満であれば、着色効果が小さく、50重量%を超える場合には、コーティング剤の接着性が低下して、コート後の樹脂層が剥離する場合がある。
本発明のコーティング剤が、グラビア、フレキソ印刷でコーティングされる場合、滑剤(D)の含有量は、コーティング剤全体に対して、0.1〜30重量%が好ましい。
本発明のコーティング剤は、ラベル表面の滑り性を向上させるための透明コーティング剤(滑りメジウム)や、ラベルのつや消しのためのつや消しコーティング剤(マットニス)として使用できる。例えば、滑りメジウムとして用いる場合は、コーティング剤は主に樹脂(A)、溶剤(B)及び滑剤(D)で構成され、マットニスとして用いる場合は、コーティング剤は主に樹脂(A)、溶剤(B)及び、特に、体質顔料である顔料(C)で構成される。
本発明のコーティング剤には、上記の他にも、分散剤、酸化防止剤、香料、消臭剤、安定剤などを、本発明の効果を損なわない程度に、添加してもよい。
本発明のコーティング剤は、ストレッチラベル、シュリンクラベル、ストレッチシュリンクラベル、インモールドラベル、タックラベル、ロールラベル(巻き付け方式の糊付ラベル)、感熱接着ラベル等に用いることができる。中でも、強靱な接着性と良好な加工追従性の観点から、ストレッチラベルやシュリンクラベル用途として、特に好ましく用いられる。
本発明のプラスチックラベルは、プラスチックフィルムを基材フィルム(基材と称する場合がある)とし、少なくともその片側に、エポキシ基の官能基当量が1000〜6000であるエポキシ変性アクリル樹脂を含有する樹脂層を有する。該樹脂層は、例えば、前述のコーティング剤を塗布して形成することが可能である。本発明の樹脂層はプラスチックフィルムに対して、優れた接着性を有するため、樹脂層はプラスチックフィルムの表層に、他の層を介さないで、設けられている方が好ましい。ただし、本発明の樹脂層が2層以上設けられている場合などには、そのうち少なくとも1層がプラスチックフィルムの表層に設けられていればよい。
本発明に用いられるプラスチックフィルムの種類は、特に限定されないが、ポリエステル系フィルム、ポリスチレン系フィルム、ポリオレフィン系フィルムなどから、要求物性、用途、コストなどに応じて、適宜選択することが可能である。例えば、ポリエステルとしては、ポリエチレンテレフタレート(PET)やポリ(エチレン−2,6−ナフタレンジカルボキシレート)(PEN)等を用いることができるし、ポリスチレンとしては、スチレン−ブタジエン共重合体等、ポリオレフィンとしては、ポリプロピレン、ポリエチレン、環状オレフィン等を用いることが可能である。
本発明のプラスチックフィルムは、単層フィルムであってもよいし、要求物性、用途などに応じて、複数のフィルム層を積層した積層フィルムであってもよい。また、要求物性、用途などに応じて、未延伸フィルム、1軸配向フィルム、2軸配向フィルムのいずれを用いてもよい。例えば、シュリンクラベルとする場合には、1軸または2軸配向フィルムを用いることが多い。
本発明のプラスチックフィルムの厚みは、用途によって異なり、特に限定されないが、10〜200μmが好ましく、例えば、シュリンクラベル用途の場合には、20〜80μmが好ましく、さらに好ましくは30〜60μmである。
本発明の樹脂層は、エポキシ変性アクリル樹脂を必須の構成成分とする。アクリル樹脂の種類は、上記樹脂(A)で例示した通りである。上述の通り、エポキシ基の官能基当量は、1000〜6000であり、好ましくは、1200〜3000である。官能基当量が1000未満である場合には、樹脂層に「塗布抜け」などの欠点が存在することが多く、品質上劣っている場合が多い。官能基当量が6000を超える場合には、フィルムとの樹脂層の接着性が低く、樹脂層が剥離しやすくなる。上記好ましい範囲の中でも、エポキシ基の含有量が高い場合(すなわち、官能基当量が小さい場合)にはフィルムとの接着性がより強くなるため、容器の外側(容器と接触しない側)の最外層に樹脂層を設ける用途の場合には、エポキシ基の官能基当量は1200〜2000を選択することが好ましい。
本発明の樹脂層中の、樹脂(A)の含有量は、樹脂層全体に対して、30〜100重量%であることが好ましく、より好ましくは40〜100重量%である。樹脂層が白色印刷インキ層として用いられる場合は、40〜70重量%が好ましい。樹脂(A)はプラスチックフィルムとの密着性を担っているため、含有量が30%未満である場合には、プラスチックフィルムとの密着性が低下して、樹脂層が剥離しやすくなったり、樹脂層中の顔料などの添加剤が脱落しやすくなったりする。
本発明の樹脂層が、印刷インキ層として用いられる場合、樹脂層中の顔料(C)の含有量は、樹脂層全体に対して、10〜60重量%が好ましく、より好ましくは25〜50重量%である。顔料の含有量が10重量%未満である場合には、発色が悪く、装飾性が低下する場合がある。また、含有量が60重量%を超える場合には、接着性が低下し、樹脂層中から顔料が脱落しやすくなったりする。また、樹脂層が、酸化チタンを含む白色印刷インキ層として用いられる場合には、酸化チタンの含有量は、樹脂層全体に対して、30〜60重量%が好ましく、より好ましくは40〜50重量%である。
本発明の樹脂層が、滑り性を有する透明コーティング層として用いられる場合は、樹脂層全体に対して、滑剤(D)を0.5〜20重量%含有していることが好ましく、つや消しコーティング層として用いられる場合は、顔料(C)として体質顔料を用い、樹脂層全体に対するその含有量が、10〜40重量%であることが好ましい。
本発明の樹脂層の厚みは、用途によっても異なり、特に限定されないが、0.5〜10μmが好ましく、特に好ましくは0.5〜5μmである。樹脂層の厚みが0.5μm未満である場合には、樹脂層を均一に設けることが困難である場合があり、印刷層として用いる場合などには、色斑となって装飾性が損なわれたりする。また、樹脂層厚みが10μmを超える場合には、コーティング剤を多量に消費するため、コストが高くなったり、均一に塗布することが困難となったり、また、樹脂層がもろくなって、剥離しやすくなったりする。中でも、本発明の樹脂層が白色インキ層である場合には、樹脂層の厚みは、隠蔽性の観点から、2〜5μmが好ましく、樹脂層が顔料等を含まない透明コーティング層である場合には、透明性の観点から、0.5〜2μmが好ましい。
本発明の樹脂層は、印刷インキ層の他、トップコート層、アンカーコート層など、様々な層として用いることができるが、印刷インキ層として用いる場合に、本発明の効果を最も発揮できるため好ましい。さらに、本発明の樹脂層は、基材フィルムとの密着力が高く、剥離しにくいため、樹脂層がラベルの最外層(容器に装着した際に容器と接触しない側)として表出する場合にも、好ましく用いられる。
また、本発明のプラスチックラベルは、ストレッチラベル、シュリンクラベル、ストレッチシュリンクラベル、インモールドラベル、タックラベル、ロールラベル(巻き付け方式の糊付ラベル)、感熱接着ラベル等の何れであってもよいが、本発明の樹脂層はストレッチ加工やシュリンク加工などの加工時の変形に対する追従性が良好であるため、シュリンクラベルやストレッチラベル用途として最も好適に用いられる。
本発明のプラスチックラベルの、もみ試験後の、樹脂層の残存面積は全体の70%以上であることが好ましく、より好ましくは90%以上である。もみ試験において、樹脂層の残存面積が70%未満である場合には、加工工程や流通過程において、樹脂層が剥離して、生産性低下、クレーム等の原因となる場合がある。
本発明のプラスチックラベルのスクラッチ試験後の、樹脂層の剥離はないことが好ましい。スクラッチ試験において、樹脂層が著しく剥離する場合には、加工工程や流通過程において、樹脂層が剥離して、生産性低下、クレーム等の原因となる場合がある。
本発明のプラスチックラベルには、他にも、エポキシ変性アクリル樹脂を含有しない印刷層が設けられていてもよい。本発明の樹脂層とは異なる印刷層を設ける場合に、印刷層は、グラビア印刷やフレキソ印刷等の慣用の印刷方法により形成することができる。該印刷層の形成に用いられる印刷インキは、例えば顔料、バインダー樹脂、溶剤からなり、前記バインダー樹脂としては、アクリル系、ウレタン系、ポリアミド系、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合系、セルロース系、ニトロセルロース系などの一般的な樹脂が使用できる。印刷層の厚みとしては、特に制限されず、例えば0.1〜10μm程度である。
本発明のプラスチックラベルには、他にも、本発明の樹脂層とは異なるアンカーコート層、プライマーコート層、不織布、紙等の層を必要に応じて設けてもよい。
本発明のプラスチックラベルは、容器に装着し、ラベル付き容器として用いられる。このような容器には、例えば、PETボトルなどのソフトドリンク用ボトル、宅配用牛乳容器、調味料などの食品用容器、アルコール飲料用ボトル、医薬品容器、洗剤、スプレーなどの化学製品の容器、カップ麺容器などが含まれる。また容器の材質としても、PETなどのプラスチック製、ガラス製、金属製などが含まれる。本発明の容器の最外面には、例えば滑材を含むプラスチックフィルムがラミネートされていてもよいが、本発明の樹脂層を最外層に表出するプラスチックラベルは、そのまま用いた場合にも、十分な耐久性を発揮することができる。
以下に、本発明のプラスチックラベル用コーティング剤、及び、プラスチックラベルの製造方法を説明する。なお、ここでは、コーティング剤として酸化チタンを含有する白色印刷インキ、基材フィルムとして熱収縮性のポリエステルフィルムを用いたシュリンクラベルの例を示すが、製造方法はこれに限定されるものではない。
なお、下記説明において、工程順に、延伸後のフィルム原反を「プラスチックフィルム」、これに印刷と本発明の樹脂層を設けたものを「長尺状プラスチックラベル」、さらに長尺のまま筒状に加工したものを「長尺筒状プラスチックラベル」と記載する。
[コーティング剤の作製]
本発明のコーティング剤に用いる樹脂(A)は、溶液重合法、塊状重合法、乳化重合法等の既知の重合方法に従って製造することができるが、好ましくは、溶液重合法によって製造するとよい。溶液重合法により重合する場合は、イソプロパノールなどの有機溶媒とアゾビスイソブチロニトリルなどの重合開始剤の存在下で、単量体の混合物を共重合する。また、樹脂(A)としては、既存のエポキシ基含有アクリル樹脂を用いてもよく、例えば、三菱レイヨン(株)製「ダイヤナールGR5660」などが、入手可能なものとして挙げられる。
次に、得られた樹脂(A)と溶媒(B)、及び、必要に応じて、(C)顔料を攪拌・混合して、コーティング剤を製造する。このとき、ポリスチレンフィルムの膨潤や溶解を防止するため、キシレンなどの芳香族炭化水素、アセトンなどのケトン類を実質的に加えてはない方がよい。顔料に用いる酸化チタンは、既存の入手可能な二酸化チタン微粒子を用いればよく、例えば、石原産業(株)製「タイペーク」などが使用できる。得られたコーティング剤は、必要に応じて、濾過してから用いてもよい。
[プラスチックフィルムの作製]
本発明のプラスチックフィルムは、溶融製膜または溶液製膜などの方法によって作製することもできるし、または、市場で販売されているポリエステルフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリオレフィンフィルム等を用いることもできる。
例えば、溶融製膜法を用いて、ポリエステルフィルムを作製する場合は、以下のとおりである。
フィルム原料は既知の手法を用いて重合する。例えば、ポリエステルはテレフタル酸とエチレングリコールを原料とし、直接エステル反応により、低分子量のポリエチレンテレフタレートを得、さらに、3酸化アンチモンなどを触媒に用いた重縮合反応によってポリマーを得るプロセスなどが用いられる。必要に応じて、1,4−シクロヘキサンジメタノールなどを共重合してもよい。
上記で得られたフィルム原料を1軸または2軸押出機を用いてTダイより押出して、未延伸フィルムを作成する。この際、共押出法などを用いることによって、多種多層に積層された未延伸フィルムを得ることが可能である。
未延伸フィルムは用途によっては、さらに延伸を行うことによって、プラスチックフィルムを作製する。延伸は、長手方向(縦方向;MD方向)および幅方向(横方向;TD方向)の2軸延伸でもよいし、長手、または、幅方向の1軸延伸でもよい。また、延伸方式は、ロール方式、テンター方式、チューブ方式の何れの方式を用いてもよい。延伸処理は、用いるポリマーの種類にもよるが、例えば、シュリンクラベル用のプラスチックフィルムの場合は、ポリマーのガラス転移温度(Tg)〜Tg+50℃程度の温度で、必要に応じて長手方向に例えば1.01〜3倍、好ましくは1.05〜1.5倍程度に延伸した後、幅方向に3〜10倍、好ましくは4〜6倍程度延伸することにより行う場合が多い。
本発明のプラスチックフィルムの表面には、必要に応じて、コロナ放電処理やプライマー処理等の慣用の表面処理が施されていてもよい。
[樹脂層の作製(コーティング剤の塗布)]
得られたプラスチックフィルムに、上記のコーティング剤を塗布して、樹脂層を形成する。塗布の方法は、樹脂層の用途によっても異なり、プラスチックフィルムの製造工程中(例えば、未延伸または縦1軸延伸後)に塗布を行うインラインコートによって設けてもよいし、フィルム製膜後に塗布を行うオフラインコートによって設けてもよい。インラインコートの場合には、リバースロール方式、エアナイフ方式、ファウンテン方式などが好ましく用いられ、オフラインコートでは、例えば、グラビア印刷や、フレキソ印刷などの方式を用いることができる。塗布方法はオフラインコートである方が好ましく、中でも、グラビア印刷またはフレキソ印刷の方法による場合が、生産性や品質の観点から、最も好ましい。また、上述の通り、本発明の樹脂層は接着性に優れるため、容器に装着した場合に外側(容器と接しない側)の最外層として、用いられた場合にも、優れた耐久性を発揮する。
上記のラベルは、所定の幅にスリットして、ロール状に巻回し、複数個のロール状物として、プラスチックラベルが得られる。なお、必要に応じて、紫外線防止層やその他の機能層を設けてもよい。
[物性の測定方法ならびに効果の評価方法]
(1)接着性(テープ剥離試験)
碁盤目のクロスカットを入れない以外は、JIS K 5600に準じて、試験を行った。実施例、比較例で得られたプラスチックラベルの樹脂層側の表面に、ニチバンテープ(幅18mm)を貼り付け、90度方向に剥離し、5mm×5mmの領域において、樹脂層の残存した面積を観察し、下記の基準で判断した。
90%以上 : 接着性良好(○)
80%以上、90%未満 : 接着性はやや不良であるが使用可能なレベル(△)
80%未満 : 接着性不良(×)
(2)泡立ち試験
実施例及び比較例で得られたコーティング剤を、常法に従い、グラビア印刷する際、インキパン中でのコーティング液の泡立ちを目視で観察し、泡立たない場合を良好(○)、やや泡立つ場合をやや不良であるが使用可能なレベル(△)、泡立ちが激しい場合を不良(×)とした。
(3)もみ試験
実施例、比較例で得られたプラスチックラベルから、長さ100mm×幅100mmのサンプル片を採取した。サンプル片の両端を両手でつかみ、10回手でもむ。樹脂層側表面の樹脂層の残存面積を目視で観察し、残存面積が90%以上であれば、耐もみ性良好(○)、90%未満であれば、耐もみ性不良(×)と判断した。
(4)スクラッチ試験
実施例および比較例で得られたプラスチックラベルから、長さ100mm×幅100mmのサンプル片を採取した。サンプルを平滑なテーブルの上に置き、ラベルの外側(容器に接触しない側)の表面を、手の爪の甲の部分で、10往復(長手方向20mmの区間)こすった後に表面を観察し、下記の基準で判断した。
樹脂層は全く剥離していない。 : 耐スクラッチ性良好(○)
樹脂層に一部剥離がみられる。 : 耐スクラッチ性はやや不良であるが使用可能なレベル(△)
樹脂層が著しく剥離している。 : 耐スクラッチ性不良(×)
(5)フィルム層厚み、コーティング層厚み
フィルム厚みは、触針式厚みゲージを用いて測定した。コーティング層厚みは、コーティング層を設けた部分(塗布面)とコーティング層を設けていない部分(非塗布面)の段差を、3次元顕微鏡(キーエンス(株)製VK8510)を用いて測定した。
以下に、実施例に基づいて、本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例により限定されるものではない。
実施例1
エポキシ基含有アクリル樹脂(三菱レイヨン(株)「ダイヤナールGR5660」:官能基当量1500g/eq)30重量%を、酢酸エチルとイソプロパノールの混合溶剤(混合比:50/50)70重量%に溶解し、コーティング剤1を得た。コーティング剤は無色透明であった。
得られたコーティング剤1を、ポリエステル系シュリンクフィルム(東洋紡績(株)製「スペースクリーン(S7042)」:フィルム厚み50μm)の片面に、175線、版深25μmのグラビア版を用いて、全面グラビア印刷を施し、乾燥して、プラスチックラベル1を得た。なお、樹脂層の厚みは1.0μmであった。
また、コーティング剤1を、ポリオレフィン系シュリンクフィルム(グンゼ包装システム(株)製「FL1」:フィルム厚み50μm)に、上記と同様に、グラビア印刷、乾燥して、プラスチックラベル2を得た。なお、樹脂層の厚みは1.0μmであった。
さらに、コーティング剤1を、ポリスチレン系シュリンクフィルム(グンゼ包装システム(株)製「GMLS」:フィルム厚み50μm)に、上記と同様に、グラビア印刷、乾燥して、プラスチックラベル3を得た。なお、樹脂層の厚みは1.1μmであった。
表1に示すように、得られたプラスチックラベルは、すべての基材フィルムに対して、樹脂層と基材フィルムの接着性が良好であり、工程での泡立ちのない、優れたプラスチックラベルであった。
実施例2
エポキシ基含有アクリル樹脂(三菱レイヨン(株)「ダイヤナールGR5660」:官能基当量1500g/eq)30重量%、酸化チタン(石原産業(株)製「タイペーク PF−738」:平均粒径0.21μm)30重量%を酢酸エチルとイソプロパノールの混合溶剤(混合比:50/50)40重量%に溶解し、コーティング剤2(白色印刷インキ)を得た。
得られたコーティング剤2を、ポリエステル系シュリンクフィルム(東洋紡績(株)製「スペースクリーン(S7042)」:フィルム厚み50μm)に、実施例1と同様に、グラビア印刷、乾燥して、プラスチックラベル4を得た。なお、樹脂層の厚みは3.5μmであった。
また、コーティング剤2を、ポリオレフィン系シュリンクフィルム(グンゼ包装システム(株)製「FL1」:フィルム厚み50μm)に、同様に、グラビア印刷、乾燥して、プラスチックラベル5を得た。なお、樹脂層の厚みは3.5μmであった。
さらに、コーティング剤2を、ポリスチレン系シュリンクフィルム(グンゼ包装システム(株)製「GMLS」:フィルム厚み50μm)に、同様に、グラビア印刷、乾燥して、プラスチックラベル6を得た。なお、樹脂層の厚みは3.4μmであった。
表1に示すように、得られたプラスチックラベルは、すべての基材フィルムに対して、樹脂層と基材フィルムの接着性が良好であり、工程での泡立ちのない、優れたプラスチックラベルであった。
実施例3
エポキシ基含有アクリル樹脂(三菱レイヨン(株)「ダイヤナールGR5660」:官能基当量1500g/eq)30重量%、ポリオレフィンワックス(三井化学(株)製「三井ハイワックス220MP」)2重量%を、酢酸エチルとイソプロパノールの混合溶剤(混合比:50/50)68重量%に溶解し、コーティング剤3(滑りメジウム)を得た。コーティング剤は無色透明であった。
得られたコーティング剤3を、ポリエステル系シュリンクフィルム(東洋紡績(株)製「スペースクリーン(S7042)」:フィルム厚み50μm)に、実施例1と同様に、グラビア印刷、乾燥して、プラスチックラベル7を得た。なお、樹脂層の厚みは0.9μmであった。
また、コーティング剤3を、ポリオレフィン系シュリンクフィルム(グンゼ包装システム(株)製「FL1」:フィルム厚み50μm)に、同様に、グラビア印刷、乾燥して、プラスチックラベル8を得た。なお、樹脂層の厚みは1.0μmであった。
さらに、コーティング剤3を、ポリスチレン系シュリンクフィルム(グンゼ包装システム(株)製「GMLS」:フィルム厚み50μm)に、同様に、グラビア印刷、乾燥して、プラスチックラベル9を得た。なお、樹脂層の厚みは0.8μmであった。
表1に示すように、得られたプラスチックラベルは、すべての基材フィルムに対して、樹脂層と基材フィルムの接着性が良好であり、工程での泡立ちのない、優れたプラスチックラベルであった。
実施例4
エポキシ基含有アクリル樹脂(三菱レイヨン(株)「ダイヤナールGR5660」:官能基当量1500g/eq)30重量%、銅フタロシアニン10重量%を酢酸エチルとイソプロパノールの混合溶剤(混合比:50/50)60重量%に溶解し、コーティング剤4(藍色印刷インキ)を得た。
得られたコーティング剤4を、ポリエステル系シュリンクフィルム(東洋紡績(株)製「スペースクリーン(S7042)」:フィルム厚み50μm)に、実施例1と同様に、グラビア印刷、乾燥して、プラスチックラベル10を得た。なお、樹脂層の厚みは1.5μmであった。
また、コーティング剤4を、ポリオレフィン系シュリンクフィルム(グンゼ包装システム(株)製「FL1」:フィルム厚み50μm)に、同様に、グラビア印刷、乾燥して、プラスチックラベル11を得た。なお、樹脂層の厚みは1.8μmであった。
さらに、コーティング剤4を、ポリスチレン系シュリンクフィルム(グンゼ包装システム(株)製「GMLS」:フィルム厚み50μm)に、同様に、グラビア印刷、乾燥して、プラスチックラベル12を得た。なお、樹脂層の厚みは2.0μmであった。
表1に示すように、得られたプラスチックラベルは、すべての基材フィルムに対して、樹脂層と基材フィルムの接着性が良好であり、工程での泡立ちのない、優れたプラスチックラベルであった。
実施例5
エポキシ基含有アクリル樹脂(三菱レイヨン(株)「ダイヤナールGR5665」:官能基当量6000g/eq)30重量%、酸化チタン(石原産業(株)製「タイペーク PF−738」)30重量%を酢酸エチルとイソプロパノールの混合溶剤(混合比:50/50)40重量%に溶解し、コーティング剤5(白色印刷インキ)を得た。
得られたコーティング剤5を、ポリエステル系シュリンクフィルム(東洋紡績(株)製「スペースクリーン(S7042)」:フィルム厚み50μm)に、実施例1と同様に、グラビア印刷、乾燥して、プラスチックラベル13を得た。なお、樹脂層の厚みは3.8μmであった。
また、コーティング剤5を、ポリオレフィン系シュリンクフィルム(グンゼ包装システム(株)製「FL1」:フィルム厚み50μm)に、同様に、グラビア印刷、乾燥して、プラスチックラベル14を得た。なお、樹脂層の厚みは4.0μmであった。
さらに、コーティング剤5を、ポリスチレン系シュリンクフィルム(グンゼ包装システム(株)製「GMLS」:フィルム厚み50μm)に、同様に、グラビア印刷、乾燥して、プラスチックラベル15を得た。なお、樹脂層の厚みは3.3μmであった。
表1に示すように、得られたプラスチックラベルの、樹脂層と基材フィルムの接着性はポリエステル、ポリオレフィンに対してやや劣るが使用可能であり、工程での泡立ちのない、良好な特性のプラスチックラベルであった。
実施例6
エポキシ基含有アクリル樹脂(三菱レイヨン(株)「ダイヤナールGR5661」:官能基当量1000g/eq)30重量%、酸化チタン(石原産業(株)製「タイペーク PF−738」)30重量%を酢酸エチルとイソプロパノールの混合溶剤(混合比:50/50)40重量%に溶解し、コーティング剤6(白色印刷インキ)を得た。
得られたコーティング剤6を、ポリエステル系シュリンクフィルム(東洋紡績(株)製「スペースクリーン(S7042)」:フィルム厚み50μm)に、実施例1と同様に、グラビア印刷、乾燥して、プラスチックラベル16を得た。なお、樹脂層の厚みは3.6μmであった。
また、コーティング剤6を、ポリオレフィン系シュリンクフィルム(グンゼ包装システム(株)製「FL1」:フィルム厚み50μm)に、同様に、グラビア印刷、乾燥して、プラスチックラベル17を得た。なお、樹脂層の厚みは3.3μmであった。
さらに、コーティング剤6を、ポリスチレン系シュリンクフィルム(グンゼ包装システム(株)製「GMLS」:フィルム厚み50μm)に、同様に、グラビア印刷、乾燥して、プラスチックラベル18を得た。なお、樹脂層の厚みは3.4μmであった。
表1に示すように、得られたプラスチックラベルは、すべての基材フィルムに対して、樹脂層と基材フィルムの接着性が良好であったが、グラビア印刷の工程でわずかに泡立ちがみられ、良好な特性のプラスチックラベルであった。
実施例7
エポキシ基含有アクリル樹脂(三菱レイヨン(株)「ダイヤナールGR5660」)35重量%、酸化チタン(石原産業(株)製「タイペーク PF−738」)40重量%を酢酸エチルとイソプロパノールの混合溶剤(混合比:50/50)25重量%に溶解し、コーティング剤7(白色印刷インキ)を得た。
得られたコーティング剤7を、ポリエステル系シュリンクフィルム(東洋紡績(株)製「スペースクリーン(S7042)」:フィルム厚み50μm)に、アニックスローラー(200線、版深35μm)でフレキソ印刷し、乾燥して、プラスチックラベル19を得た。なお、樹脂層の厚みは2.0μmであった。
また、コーティング剤7を、ポリオレフィン系シュリンクフィルム(グンゼ包装システム(株)製「FL1」:フィルム厚み50μm)に、上記と同様に、フレキソ印刷、乾燥して、プラスチックラベル20を得た。なお、樹脂層の厚みは2.0μmであった。
さらに、コーティング剤7を、ポリスチレン系シュリンクフィルム(グンゼ包装システム(株)製「GMLS」:フィルム厚み50μm)に、上記と同様に、フレキソ印刷、乾燥して、プラスチックラベル21を得た。なお、樹脂層の厚みは2.0μmであった。
表1に示すように、得られたプラスチックラベルは、すべての基材フィルムに対して、樹脂層と基材フィルムの接着性が良好であり、工程での泡立ちのない、優れたプラスチックラベルであった。
実施例8
エポキシ基含有アクリル樹脂(三菱レイヨン(株)「ダイヤナールGR5660」)25重量%、シリカ(東ソーシリカ(株)製「ニップジェル BY−200」)5重量%を酢酸エチルとイソプロパノールの混合溶剤(混合比:50/50)70重量%に溶解し、コーティング剤8(マットニス)を得た。
実施例1と同様に、得られたコーティング剤8を、ポリエステル系シュリンクフィルム(東洋紡績(株)製「スペースクリーン(S7042)」:フィルム厚み50μm)、ポリオレフィン系シュリンクフィルム(グンゼ包装システム(株)製「FL1」:フィルム厚み50μm)、及び、ポリスチレン系シュリンクフィルム(グンゼ包装システム(株)製「GMLS」:フィルム厚み50μm)に、グラビア印刷、乾燥して、プラスチックラベル(順にプラスチックラベル22、23、24)を得た。なお、樹脂層の厚みは、すべて、1.7μmであった。
表1に示すように、得られたプラスチックラベルは、すべての基材フィルムに対して、樹脂層と基材フィルムの接着性が良好であり、工程での泡立ちのない、優れたプラスチックラベルであった。
比較例1
樹脂(A)として、エポキシ基を含有しないアクリル樹脂(三菱レイヨン(株)「ダイヤナールLR943」)30重量%、酸化チタン(石原産業(株)製「タイペーク PF−738」)30重量%を酢酸エチルとイソプロパノールの混合溶剤(混合比:50/50)40重量%に溶解し、コーティング剤9(白色印刷インキ)を得た。
得られたコーティング剤9を、ポリエステル系シュリンクフィルム(東洋紡績(株)製「スペースクリーン(S7042)」:フィルム厚み50μm)に、実施例1と同様に、グラビア印刷、乾燥して、プラスチックラベル25を得た。なお、樹脂層の厚みは3.5μmであった。
また、コーティング剤9を、ポリオレフィン系シュリンクフィルム(グンゼ包装システム(株)製「FL1」:フィルム厚み50μm)に、同様に、グラビア印刷、乾燥して、プラスチックラベル26を得た。なお、樹脂層の厚みは3.1μmであった。
さらに、コーティング剤9を、ポリスチレン系シュリンクフィルム(グンゼ包装システム(株)製「GMLS」:フィルム厚み50μm)に、同様に、グラビア印刷、乾燥して、プラスチックラベル27を得た。なお、樹脂層の厚みは3.2μmであった。
表1に示すとおり、得られたプラスチックラベルは、ポリエステル系フィルム、ポリオレフィン系フィルムとの接着が不良で、飲料ボトルなどのラベルとして使用不可能な品質であった。
Figure 2006348072
実施例で得られたプラスチックラベルは、すべての基材フィルムに対して、良好な接着性を示し、また、製造工程においても「泡立ち」等のトラブルの発生しない優れた生産性と品質を有するものであった。ただし、エポキシ基の官能基当量を本発明の規定範囲の上限とした場合には、接着性がわずかに悪化する傾向にあり、また、官能基当量を本発明の規定範囲の下限とした場合には、工程における「泡立ち」が起きやすい傾向にあった。一方、エポキシ基を含有しない比較例のプラスチックラベルは、ポリエステル系フィルムとポリオレフィン系フィルムに対する接着性が劣り、これに伴って、ラベル品質としても、もみ性や耐スクラッチ性に劣るものとなった。

Claims (6)

  1. (A)エポキシ基の官能基当量が1000〜6000であるエポキシ変性アクリル樹脂、(B)エステル系溶剤またはアルコール系溶剤から選ばれた少なくとも1種の溶剤を含有することを特徴とするプラスチックラベル用コーティング剤。
  2. 前記(A)、(B)に加え、(C)顔料を含有する、請求項1に記載のプラスチックラベル用コーティング剤。
  3. 前記(A)、(B)に加え、(D)滑剤を含有する、請求項1に記載のプラスチックラベル用コーティング剤。
  4. プラスチックフィルムの少なくとも一方の表面に、エポキシ基の官能基当量が1000〜6000であるエポキシ変性アクリル樹脂を含有する樹脂層を有することを特徴とするプラスチックラベル。
  5. 前記樹脂層が、酸化チタンを含んでなる、請求項4に記載のプラスチックラベル。
  6. 前記樹脂層が、プラスチックフィルムの少なくとも一方の最外層に設けられた、シュリンクラベルまたはストレッチラベル用途である、請求項4または5に記載のプラスチックラベル。
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