JP4401654B2 - プラスチックラベル用コーティング剤組成物及び該コーティング剤組成物が塗布されたプラスチックラベル - Google Patents

プラスチックラベル用コーティング剤組成物及び該コーティング剤組成物が塗布されたプラスチックラベル Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示印刷インキ層の密着性、耐アルカリ性、耐熱水性、インキ割れ防止性及び印刷適性の全てに優れるプラスチックラベル用コーティング剤組成物、該コーティング剤組成物が塗布されたプラスチックラベル、および該プラスチックラベルが装着されたプラスチックラベル付き容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
清涼飲料水やコーヒー飲料などにポリエチレンテレフタレート製ボトル(以下、「PETボトル」と称することがある)等が広く利用されている。これらのPETボトルでは、商品の表示のために印刷加工が施されたプラスチックラベルが装着されている場合があり、該プラスチックラベルとしてはシュリンクラベルが広く用いられている。このようなPETボトルに装着されるシュリンクラベルとしては、ポリエチレンテレフタレートから形成されたフィルム(以下、「PETフィルム」と称することがある)やポリスチレンから形成されたフィルム(以下、「OPSフィルム」と称することがある)等が基材フィルムとして用いられている。そして、これらの基材フィルムの表面への印刷には、基材フィルムに応じたインキが使われている。しかし、近年の生産性向上に伴う高速印刷により印刷適性の悪化の問題が生じている。また、印刷対象である基材フィルム毎に適合したインキを選択する必要があり、インキの切り替えに労力と時間を要するものであった。
【0003】
例えば、特許第2537391号公報には、低温収縮ポリスチレンフィルムに使用される印刷インキが提案されている。しかしながら、該インキ組成物では、PETフィルムに対しては密着性などの塗膜物性が不十分であるため適用することができない。特開2001−31899号公報には、セルロース系樹脂及びスチレン・アクリル酸樹脂をビヒクルの主成分とする印刷インキが提案されている。しかしながら、この発明に係るインキは、PETフィルムへの印刷は可能であるが、OPSフイルムに対しては印刷適性を有しておらず、密着性などの塗膜物性が不十分であった。
【0004】
【特許文献1】
特許第2537391号公報
【特許文献2】
特開2001−31899号公報
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的は、異なった基材プラスチックフィルム(例えば、PETフィルム及びOPSフィルム)に対して、高速印刷適性、密着性、インキ割れ防止性、耐アルカリ性及び耐熱水性のすべての面で優れた特性を示すプラスチックラベル用コーティング剤組成物、および該コーティング剤組成物が塗布されたプラスチックラベル、並びに該プラスチックラベルが装着された容器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、前記目的を達成するため鋭意検討した結果、特定の範囲内の酸価及び重量平均分子量を有するアクリル系樹脂と硝化綿とを特定の割合で含むコーティング剤が、PETフィルム及びOPSフィルムの何れのフィルムに対しても、高速印刷特性、密着性、インキ割れ防止性等の印刷特性が極めて優れていることを見出した。本発明はこのような知見に基づいて完成されたものである。
【0006】
すなわち、本発明は、容器に装着されるプラスチックラベルの容器に対して接触する側の面に塗布される顔料及び樹脂成分を含むコーティング剤組成物であって、前記樹脂成分が主として、酸価が30〜50mg−KOH/gであり、且つ重量平均分子量8000〜25000のアクリル系樹脂(A)と硝化綿(B)とからなり、その割合が前者(A)/後者(B)(重量比)=70/30〜95/5であることを特徴とするプラスチックラベル用コーティング剤組成物を提供する。
【0008】
本発明は、また、上記のプラスチックラベル用コーティング剤組成物がプラスチックラベルの容器に対して接触する側の面に塗布されているプラスチックラベルを提供する。
【0009】
本発明は、さらに、上記のプラスチックラベルが装着されたプラスチックラベル付き容器を提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明のプラスチックラベル用コーティング剤組成物では、樹脂成分として、重量平均分子量8000〜25000のアクリル系樹脂(A)と硝化綿(B)とを組み合わせて用いる。
【0011】
アクリル系樹脂(A)を構成する単量体成分としては、例えば、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸イソプロピル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸s−ブチル、(メタ)アクリル酸t−ブチル、(メタ)アクリル酸ヘキシル、(メタ)アクリル酸オクチル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸イソノニル、(メタ)アクリル酸デシル、(メタ)アクリル酸ドデシルなどの(メタ)アクリル酸アルキルエステル[好ましくは(メタ)アクリル酸C1-12アルキルエステル等];(メタ)アクリル酸、クロトン酸、イタコン酸、フマル酸、マレイン酸などのカルボキシル基含有重合性不飽和化合物又はその無水物;2−ヒドロキシメチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、6−ヒドロキシヘキシル(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ジプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレートなどのヒドロキシル基含有(メタ)アクリル酸エステル[好ましくは(メタ)アクリル酸ヒドロキシC1-8アルキルエステル等]などが挙げられる。
【0012】
また、上記のほか、必要に応じて、(メタ)アクリル酸シクロヘキシルなどの(メタ)アクリル酸シクロアルキルエステル;N−メチロール(メタ)アクリルアミド、N−ブトキシメチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジエチル(メタ)アクリルアミドなどの(メタ)アクリル酸アミド誘導体;ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジプロピルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、ジプロピルアミノプロピル(メタ)アクリレートなどの(メタ)アクリル酸ジアルキルアミノアルキルエステル類;スチレン、ビニルトルエン、α−メチルスチレンなどのスチレン系化合物;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニルなどのビニルエステル類;塩化ビニルなどのハロゲン化ビニル;メチルビニルエーテルなどのビニルエーテル類;(メタ)アクリロニトリルなどのシアノ基含有ビニル化合物;エチレン、プロピレンなどのオレフィン類やジエン類などの重合性不飽和化合物を単量体成分として用いることもできる。
【0013】
アクリル系樹脂(A)は単独で又は単量体組成の異なる2種以上の樹脂を組み合わせて用いることができる。例えば、アクリル系樹脂(A)として、(i)カルボキシル基及びヒドロキシル基含有アクリル系重合体、(ii)カルボキシル基含有アクリル系重合体とヒドロキシル基含有アクリル系重合体との混合物、(iii)カルボキシル基及びヒドロキシル基非含有アクリル系重合体と、カルボキシル基含有アクリル系重合体と、ヒドロキシル基含有アクリル系重合体との混合物などを使用できる。
【0014】
アクリル系樹脂(A)の重量平均分子量は8000〜25000である。重量平均分子量が8000未満の場合には、接着性、インキ割れなどの塗膜物性が不十分となる。また、重量平均分子量が25000を超えると、硝化綿との相溶性が低下するとともに、粘度が上昇し、グラビア印刷時に適当とされる粘度に調整する際により多量の希釈溶剤が必要となり、そのため印刷性が低下する。なお、上記重量平均分子量はアクリル系樹脂(A)トータルでの値を意味する。従って、アクリル系樹脂(A)として単量体組成の異なる2種以上のポリマーをブレンドして使用する場合には、重量平均分子量が上記範囲外のポリマーを用いることもできるが、重量平均分子量が上記の範囲内のポリマー同士をブレンドするのが好ましい。
【0015】
アクリル系樹脂(A)の酸価は30〜50mg−KOH/gの範囲が好ましい。酸価が30mg−KOH/g未満である場合には、PETフィルムに対する塗膜の接着性が不十分になりやすく、50mg−KOH/gを超えると、塗膜の耐アルカリ性が低下しやすくなる。アクリル系樹脂(A)の水酸基価は20〜140mg−KOH/gの範囲が好ましい。水酸基価が20mg−KOH/g未満の場合には、硝化綿との相溶性が低下しやすく、140mg−KOH/gを超えると、塗膜の耐熱水性が低下しやすくなる。なお、上記の酸価及び水酸基価は、それぞれアクリル系樹脂(A)トータルでの値を意味する。アクリル系樹脂(A)として単量体組成の異なる2種以上のポリマーをブレンドして使用する場合には、該アクリル系樹脂の酸価(又は水酸基価)は各ポリマーの酸価(又は水酸基価)と各ポリマーの重量比より、計算で求めることができる。
【0016】
アクリル系樹脂(A)のガラス転移温度(Tg)は20〜80℃の範囲であるのが好ましい。ガラス転移温度が20℃未満では、プラスチックラベルのコーティング剤組成物を塗布した部分(印刷部)の物性が低下し、例えばプラスチックボトルに装着するときのシュリンク工程でインキ割れが発生しやすくなる。また、ガラス転移温度が80℃を超えると印刷適性が低下するとともに、この場合にもインキ割れが発生しやすくなる。
【0017】
硝化綿(B)としては、通常窒素分10〜13%の硝化綿が使用される。硝化綿(B)の平均重合度は30〜100の範囲が好ましい。平均重合度が30未満では硝化綿の添加効果が小さく、平均重合度が100を超えると、該コーティング剤組成物の粘度が上昇し、グラビア印刷時に適当とされる粘度に調整する際により多量の希釈溶剤が必要となり、そのため印刷性が低下する傾向となる。
【0018】
アクリル系樹脂(A)と硝化綿(B)との割合は、前者(A)/後者(B)=70/30〜95/5の範囲である。この割合が70/30よりも低いと、OPSフィルムに対する塗膜の密着性が不十分となり、95/5よりも高いと、PETフィルムに対する塗膜の密着性が不十分となる。
【0019】
本発明のプラスチックラベル用コーティング剤組成物において、アクリル系樹脂(A)及び硝化綿(B)の全樹脂成分に占める割合は、通常80重量%以上であり、好ましくは90重量%以上、さらに好ましくは95重量%以上である。アクリル系樹脂(A)及び硝化綿(B)以外の樹脂成分としては各種の熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂を使用できるが、ウレタン系樹脂又はスチレン・無水マレイン酸樹脂が好ましい。
【0020】
ウレタン系樹脂としては公知のウレタン系樹脂が使用できるが、好ましくはアクリル樹脂変性ウレタンである。ウレタン系樹脂の配合量は全樹脂成分の20重量%以下が好ましい。前記の範囲を超えると、塗膜のインキ割れや、ブロッキングを生じやすくなるので好ましくない。
【0021】
スチレン・無水マレイン酸樹脂としては、公知のものが使用できるが、好ましくは酸価が150〜300mg−KOH/gのスチレン・無水マレイン酸樹脂である。スチレン・無水マレイン酸樹脂の配合量は全樹脂成分の20重量%以下が好ましい。この範囲を超えると、塗膜のインキ割れや、印刷適性の悪化を生じやすくなるので好ましくない。
【0022】
本発明のプラスチックラベル用コーティング剤組成物は、前記樹脂成分と共に顔料を含有している。顔料としては、特に限定されず、印刷用インキに通常用いられる有機又は無機顔料を使用できるが、中でも、酸化チタン、硫酸バリウムなどが好ましく用いられる。顔料は単独で又は2種以上を組み合わせて使用できる。コーティング剤組成物中の顔料濃度としては、目的や用途に応じて適宜選択できるが、一般には、前記コーティング剤組成物中の固形分(溶剤を除く成分)に対する体積濃度として30〜40%程度(酸化チタンの場合、60〜75重量%程度)が好ましい。顔料の体積濃度が30%未満の場合には、得られるラベルの美粧性が低下するので好ましくなく、40%を超えると、印刷適性が悪化しやすくなり、密着性、耐折性(もみ)などの印刷塗膜の物性が低下する。
【0023】
本発明のプラスチックラベル用コーティング剤組成物は、ラベルの容器への装着工程での滑り性を高めるため、有機又は無機微粒子を含んでいてもよい。微粒子の平均粒子径は、例えば1〜15μm、好ましくは3〜10μm程度である。該微粒子としては、例えば、フッ素樹脂ワックス、酸化ポリエチレンワックス、パラフィンワックスなどのワックス類の微粒子;架橋PMMA(=ポリメタクリル酸メチル)などの樹脂微粒子などの滑剤としての機能を有する微粒子を使用できる。該微粒子の含有量は、前記樹脂成分100重量部に対して、例えば5〜25重量部程度である。この量が5重量部未満の場合には微粒子の添加効果が少なく、25重量部を超えると印刷適性が低下したり微粒子の沈降が生じるので好ましくない。
【0024】
本発明のプラスチックラベル用コーティング剤組成物は、さらに、必要に応じて、前記以外の滑剤、沈降防止剤、可塑剤、分散安定剤、つや消し剤、充填剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤等の添加剤を含んでいてもよい。
【0025】
本発明のプラスチックラベル用コーティング剤組成物は有機溶剤を含んでいる。有機溶剤としては、例えば、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチルなどの酢酸エステル類;メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、プロパノール、ブタノールなどのアルコール類;メチルエチルケトンなどのケトン類;トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素;ヘキサン、オクタンなどの脂肪族炭化水素;シクロヘキサン、メチルシクロヘキサンなどの脂環式炭化水素などが例示される。これらの中でも、毒性の低い酢酸エステル類、及びアルコール類が好ましい。有機溶媒は単独で又は2種以上を混合して使用できる。有機溶剤は、コーティング剤組成物をラベル用の基材フィルムに塗布した後、乾燥により除去することができる。
【0026】
本発明のプラスチックラベルでは、上記のプラスチックラベル用コーティング剤組成物が基材フィルムのうち容器に対して接触する側の面に塗布されている。このようなプラスチックラベルは、例えば酸化チタンを白色顔料として用いた場合には高い白濃度を有するので美粧性に優れ、また良好な滑り性を有するのでボトルへの高速装着性にも優れる。本発明のコーティング剤組成物をこのように白色インキとして用いる場合、基材フィルムに他の着色インキにより図柄を印刷し、それを覆って本発明のコーティング剤組成物(白色インキ)を塗布してもよい。コーティング剤組成物による塗布層の厚みは、特に限定されず、例えば0.5〜6μm、好ましくは1〜5μm程度の範囲から選択できる。
【0027】
前記基材フィルムの素材としては、例えば、ポリエステル、スチレン系樹脂、ポリオレフィン(ポリエチレン、ポリプロピレンなど)、ポリ塩化ビニルなどの熱可塑性樹脂が好適に用いられる。本発明では、印刷層を上記のコーティング剤組成物により形成するので、基材フィルムとして種々のプラスチックフィルムを使用できる(特にポリエステル系及びポリスチレン系のフィルムに対して良好である)という大きな利点がある。
【0028】
前記ポリエステルにはジカルボン酸成分とジオール成分とで構成される各種ポリエステルが含まれる。基材フィルムとして熱収縮性ポリエステルフィルムを用いる場合のポリエステルとしては、テレフタル酸及びエチレングリコールを、それぞれジカルボン酸成分及びジオール成分の主成分として用い、共重合成分として、イソフタル酸、フタル酸、セバシン酸、ナフタレンジカルボン酸等のジカルボン酸;ジエチレングリコール、ネオペンチルグリコール、ポリアルキレングリコール、1,4−シクロヘキサンジメタノール等のジオール成分を用いた共重合ポリエステルが好適に用いられる。
【0029】
また、基材フィルムとしてスチレン系の熱収縮性フィルムを用いる場合には、スチレンーブタジエン共重合体を主成分とする樹脂フィルムが好適である。
【0030】
基材フィルムは単層フィルム及び多層フィルムの何れで構成されていてもよい、基材フィルムの厚みは、特に制限されないが、通常20〜80μm、好ましくは30〜60μm程度の範囲から選択される。
【0031】
本発明のプラスチックラベル(特に、シュリンクラベル)は、基材フィルムの素材となる樹脂を押出法やカレンダー法等の公知の方法によって成形した後、必要に応じて延伸処理し、得られたフィルムの表面に、必要に応じて、コロナ放電処理、プラズマ処理、火炎処理、酸処理、アンカーコート処理などの適宜の処理を施した後、上記のコーティング剤組成物を印刷(グラビア印刷など)等の方法で塗布することにより製造できる。
【0032】
延伸は、テンター方式、チューブ方式の何れの方式で行うこともできる。延伸処理は、例えば、フィルムを構成する樹脂のガラス転移温度等を考慮した適宜の温度で、容器の周方向に対応する方向[通常、幅方向(TD方向)]に1.5〜8倍、好ましくは4〜5倍程度延伸することにより行われる。なお、必要に応じて、前記方向に直交する方向[通常、長さ方向(MD方向)]にも低い延伸倍率(例えば1.5倍程度以下)で延伸処理を施すことができる。また、延伸後、通常、60〜90℃程度の加熱ゾーンを約1〜10秒通過させるヒートセットが行われる。こうして得られるフィルムは主延伸方向に配向性を有し、該方向に大きな熱収縮性を示し、シュリンクラベル用熱収縮性フィルムとして好適に使用できる。
【0033】
本発明のプラスチックラベルにおいては、必要に応じて、容器に対する非接触面側に、滑り性を高めたり耐擦過性を高めたりするためのコーティング層が形成されていてもよい。
【0034】
本発明のプラスチックラベルは、基材フィルムの一方の面に前記コーティング剤組成物を塗布して印刷層(塗布層)を形成し、必要に応じて他方の面に適宜のコーティング層を形成した後(前記2つの塗布工程は順序を問わない)、所望の幅の長尺帯状に切断し、例えば前記印刷層を内側にして、前記主延伸方向が周方向となるように筒状に丸め、両端辺を接着剤などで接着(センターシール)し、必要に応じて所望の長さに切断することにより、筒状のプラスチックラベル(特に、シュリンクラベル)として使用できる。
【0035】
本発明のプラスチックラベル付き容器においては、前記本発明のプラスチックラベルが、前記印刷層が該容器に対して接触する側となるようにして装着されている。容器としては、特に限定されず、プラスチック製ボトル、ガラス製ボトル、金属製の缶などの何れであってもよいが、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステルからなる容器等のプラスチック製ボトルが好適である。
【0036】
容器へのプラスチックラベルの装着は公知乃至慣用の方法で行うことができる。例えば、プラスチックラベル付きプラスチック製ボトルは、前記筒状に形成された本発明のプラスチックラベル(シュリンクラベル)を自動ラベル装着装置に供給し、必要な長さに切断した後、通常内容物を充填したプラスチック製ボトルに、ボトル本体側面のほぼ全面又は所定部位を覆うように連続的に被嵌し、加熱により熱収縮させて装着することにより製造することができる。
【0037】
【発明の効果】
本発明によれば、プラスチックラベルの容器に対して接触する面に塗布するコーティング剤が特定の範囲内の酸価及び重量平均分子量を有するアクリル系樹脂と硝化綿とを特定の割合で含むため、異なった基材プラスチックフィルム(例えば、PETフィルム及びOPSフィルム)に対して、高速印刷適性、密着性、インキ割れ防止性、耐アルカリ性、耐熱水性のすべての面で優れた特性を示す。また、異なる基材フィルムへの印刷が可能となり、しかも高速印刷適性が向上することから、生産性の向上、段取り時間の短縮による合理化が可能となる。
【0038】
【実施例】
以下に実施例により本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例によって限定されるものではない。
【0039】
実施例1
アクリル系樹脂A[東亞合成(株)製、商品名「ARUFON UH-2060」、重量平均分子量4000、水酸基価94mg−KOH/g、Tg36℃]4重量部、アクリル系樹脂B[東亞合成(株)製、商品名「ARUFON UH-2900」、重量平均分子量16000、水酸基価94mg−KOH/g、Tg50℃]2重量部、アクリル系樹脂C[東亞合成(株)製、商品名「ARUFON UC-3000」、重量平均分子量10000、酸価74mg−KOH/g、Tg65℃]6重量部、硝化綿[旭化成(株)製、1/4秒硝化綿、窒素分10.7〜11.4%、平均重合度55〜70]4重量部、ポリエチレンワックス2重量部、酢酸エチル25重量部、イソプロピルアルコール24重量部、酸化チタン[テイカ(株)製、商品名「JR301」]33重量部をペイントシェイカーにて分散した。得られた組成物に、酢酸エチル/IPA/メタノール=50/25/25(重量比)の混合溶媒を、粘度がザーンカップ#3にて18秒になるまで加えてコーティング剤組成物を得た。
なお、この組成物において、アクリル系樹脂全体としての重量平均分子量、酸価、及び水酸基価は、それぞれ、9000、37mg−KOH/g、及び47mg−KOH/gである。
【0040】
実施例2
アクリル系樹脂C[東亞合成(株)製、商品名「ARUFON UC-3000」、重量平均分子量10000、酸価74mg−KOH/g、Tg65℃]6重量部、アクリル系樹脂B[東亞合成(株)製、商品名「ARUFON UH−2900」、重量平均分子量16000、水酸基価94mg−KOH/g、Tg50℃]6重量部、硝化綿[旭化成(株)製、1/4秒硝化綿、窒素分10.7〜11.4%、平均重合度55〜70]4重量部、ポリエチレンワックス2重量部、酢酸エチル25重量部、イソプロピルアルコール24重量部、酸化チタン[テイカ(株)製、商品名「JR301」]33重量部をペイントシェイカーにて分散した。得られた組成物に、酢酸エチル/IPA/メタノール=50/25/25(重量比)の混合溶媒を、粘度がザーンカップ#3にて18秒になるまで加えてコーティング剤組成物を得た。
なお、この組成物において、アクリル系樹脂全体としての重量平均分子量、酸価、及び水酸基価は、それぞれ、13000、37mg−KOH/g、及び47mg−KOH/gである。
【0041】
実施例3
アクリル系樹脂D[三菱レイヨン(株)製、商品名「BR-605」、重量平均分子量50000、酸価228mg−KOH/g、Tg60℃]2.4重量部、アクリル系樹脂B[東亞合成(株)製、商品名「ARUFON UH-2900」、重量平均分子量16000、水酸基価94mg−KOH/g、Tg50℃]9.6重量部、硝化綿[旭化成(株)製、1/4秒硝化綿、窒素分10.7〜11.4%、平均重合度55〜70]4重量部、ポリエチレンワックス2重量部、酢酸エチル25重量部、イソプロピルアルコール24重量部、酸化チタン[テイカ(株)製、商品名「JR301」]33重量部をペイントシェイカーにて分散した。得られた組成物に、酢酸エチル/IPA/メタノール=50/25/25(重量比)の混合溶媒を、粘度がザーンカップ#3にて18秒になるまで加えてコーティング剤組成物を得た。
なお、この組成物において、アクリル系樹脂全体としての重量平均分子量、酸価、及び水酸基価は、それぞれ、23000、46mg−KOH/g、及び75mg−KOH/gである。
【0042】
実施例4
アクリル系樹脂C[東亞合成(株)製、商品名「ARUFON UC-3000」、重量平均分子量10000、酸価74mg−KOH/g、Tg65℃]7.2重量部、アクリル系樹脂B[東亞合成(株)製、商品名「ARUFON UH-2900」、重量平均分子量16000、水酸基価94mg−KOH/g、Tg50℃]7.2重量部、硝化綿[旭化成(株)製、1/4秒硝化綿、窒素分10.7〜11.4%、平均重合度55〜70]1.6重量部、ポリエチレンワックス2重量部、酢酸エチル25重量部、イソプロピルアルコール24重量部、酸化チタン[テイカ(株)製、商品名「JR301」]33重量部をペイントシェイカーにて分散した。得られた組成物に、酢酸エチル/IPA/メタノール=50/25/25(重量比)の混合溶媒を、粘度がザーンカップ#3にて18秒になるまで加えてコーティング剤組成物を得た。
なお、この組成物において、アクリル系樹脂全体としての重量平均分子量、酸価、及び水酸基価は、それぞれ、13000、37mg−KOH/g、及び47mg−KOH/gである。
【0043】
実施例5
アクリル系樹脂C[東亞合成(株)製、商品名「ARUFON UC-3000」、重量平均分子量10000、酸価74mg−KOH/g、Tg65℃]5.6重量部、アクリル系樹脂B[東亞合成(株)製、商品名「ARUFON UH-2900」、重量平均分子量16000、水酸基価94mg−KOH/g、Tg50℃]5.6重量部、硝化綿[旭化成(株)製、1/4秒硝化綿、窒素分10.7〜11.4%、平均重合度55〜70]4.8重量部、ポリエチレンワックス2重量部、酢酸エチル25重量部、イソプロピルアルコール24重量部、酸化チタン[テイカ(株)製、商品名「JR301」]33重量部をペイントシェイカーにて分散した。得られた組成物に、酢酸エチル/IPA/メタノール=50/25/25(重量比)の混合溶媒を、粘度がザーンカップ#3にて18秒になるまで加えてコーティング剤組成物を得た。
なお、この組成物において、アクリル系樹脂全体としての重量平均分子量、酸価、及び水酸基価は、それぞれ、13000、37mg−KOH/g、及び47mg−KOH/gである。
【0044】
比較例1
アクリル系樹脂A[東亞合成(株)製、商品名「ARUFON UH-2060」、重量平均分子量4000、水酸基価94mg−KOH/g、Tg36℃]6.2重量部、アクリル系樹脂C[東亞合成(株)製、商品名「ARUFON UC-3000」、重量平均分子量10000、酸価74mg−KOH/g、Tg65℃]3.8重量部、アクリル系樹脂E[東亞合成(株)製、商品名「ARUFON UC-3900」、重量平均分子量4600、酸価108mg−KOH/g、Tg60℃]2.0重量部、硝化綿[旭化成(株)製、1/4秒硝化綿、窒素分10.7〜11.4%、平均重合度55〜70]4重量部、ポリエチレンワックス2重量部、酢酸エチル25重量部、イソプロピルアルコール24重量部、酸化チタン[テイカ(株)製、商品名「JR301」]33重量部をペイントシェイカーにて分散した。得られた組成物に、酢酸エチル/IPA/メタノール=50/25/25(重量比)の混合溶媒を、粘度がザーンカップ#3にて18秒になるまで加えてコーティング剤組成物を得た。
なお、この組成物において、アクリル系樹脂全体としての重量平均分子量、酸価、及び水酸基価は、それぞれ、6000、41mg−KOH/g、及び49mg−KOH/gである。
【0045】
比較例2
アクリル系樹脂B[東亞合成(株)製、商品名「ARUFON UH-2900」、重量平均分子量16000、水酸基価94mg−KOH/g、Tg50℃]5重量部、アクリル系樹脂F[三菱レイヨン(株)製、商品名「BR-412」、重量平均分子量40000、酸価75mg−KOH/g、Tg35℃]7重量部、硝化綿[旭化成(株)製、1/4秒硝化綿、窒素分10.7〜11.4%、平均重合度55〜70]4重量部、ポリエチレンワックス2重量部、酢酸エチル25重量部、イソプロピルアルコール24重量部、酸化チタン[テイカ(株)製、商品名「JR301」]33重量部をペイントシェイカーにて分散した。得られた組成物に、酢酸エチル/IPA/メタノール=50/25/25(重量比)の混合溶媒を、粘度がザーンカップ#3にて18秒になるまで加えてコーティング剤組成物を得た。なお、この組成物において、アクリル系樹脂全体としての重量平均分子量、酸価、及び水酸基価は、それぞれ、30000、44mg−KOH/g、及び39mg−KOH/gである。
【0046】
比較例3
アクリル系樹脂A[東亞合成(株)製、商品名「ARUFON UC−3000」、重量平均分子量10000、酸価74mg−KOH/g、Tg65℃]8重量部、アクリル系樹脂B[東亞合成(株)製、商品名「ARUFON UH−2900」、重量平均分子量16000、水酸基価94mg−KOH/g、Tg50℃]8重量部、ポリエチレンワックス2重量部、酢酸エチル25重量部、イソプロピルアルコール24重量部、酸化チタン[テイカ(株)製、商品名「JR301」]33重量部をペイントシェイカーにて分散した。得られた組成物に、酢酸エチル/IPA/メタノール=50/25/25(重量比)の混合溶媒を、粘度がザーンカップ#3にて18秒になるまで加えてコーティング剤組成物を得た。
なお、この組成物において、アクリル系樹脂全体としての重量平均分子量、酸価、及び水酸基価は、それぞれ、13000、37mg−KOH/g、及び47mg−KOH/gである。
【0047】
比較例4
アクリル系樹脂A[東亞合成(株)製、商品名「ARUFON UC−3000」、重量平均分子量10000、酸価74mg−KOH/g、Tg65℃]5.2重量部、アクリル系樹脂B[東亞合成(株)製、商品名「ARUFON UH−2900」、重量平均分子量16000、水酸基価94mg−KOH/g、Tg50℃]5.2重量部、硝化綿[旭化成(株)製、1/4秒硝化綿、窒素分10.7〜11.4%、平均重合度55〜70]5.6重量部、ポリエチレンワックス2重量部、酢酸エチル25重量部、イソプロピルアルコール24重量部、酸化チタン[テイカ(株)製、商品名「JR301」]33重量部をペイントシェイカーにて分散した。得られた組成物に、酢酸エチル/IPA/メタノール=50/25/25(重量比)の混合溶媒を、粘度がザーンカップ#3にて18秒になるまで加えてコーティング剤組成物を得た。
なお、この組成物において、アクリル系樹脂全体としての重量平均分子量、酸価、及び水酸基価は、それぞれ、13000、37mg−KOH/g、及び47mg−KOH/gである。
【0048】
評価試験
実施例及び比較例で得られたコーティング剤組成物の評価を下記のようにして行った。その結果を表1に示す。
【0049】
(1)試験用塗布物の調製
厚さ50μmのPETフィルムおよびOPSフィルム上に、レーザー焼き付けによるダイレクトグラビア版(線数 175線)を用いて、コーティング剤組成物を乾燥後の厚みが3〜4μmとなるようにグラビア印刷機で塗布して、試験用の塗布物(プラスチックラベル)を作製した。
【0050】
(2)セロテープ(登録商標)接着性
塗布物の塗布面にセロハン粘着テープ[ニチバン(株)製]を硬い台の上で親指の腹で強く3回擦り貼り付ける。その後、急激に粘着テープを90度剥離させインキの密着を目視にて確認し、以下の基準で評価する。○:塗布層に変化無し、△:塗布層に僅かに剥離を生ずる、×:塗布層が粘着テープに付着して剥離する。
【0051】
(3)スクラッチ性
硬い台の上で塗布層を爪の背で塗布層をすばやく20回擦り、インキの密着を目視により確認し、以下の基準で評価する。○:塗布層に傷を生じない、△:塗布層に僅かに傷がつく、×:塗布層に明瞭に爪痕がつく。
【0052】
(4)モミ性
塗布物の両端を両手で持ち、破れない程度にインキ面同士を10回(往復5回)もみ、インキ密着を目視にて確認し、以下の基準で評価する。○:塗布層に傷を生じない、△:塗布層に僅かに傷がつく、×:塗布層にはっきりモミ痕が残る。
【0053】
(5)インキ割れ
塗布物の両端辺を接着剤により接着して筒状ラベルとし、これをPETボトルに被せ、温水90℃の中に20秒浸漬してラベルを熱収縮させ、ラベルのセンターシール部のインキの割れ具合を目視にて確認し、以下の基準で評価する。○:塗布層に変化無し、△:塗布層に僅かにインキ割れを生ずる、×:塗布層が完全にインキ割れを生ずる。
なお、インキ割れとは、筒状ラベルを熱収縮させた際、該筒状ラベルのセンターシール部において、内側及び外側のフィルムが互いに反対方向に引っ張られるため、外側フィルムのインキ層のうち内側フィルムの端部に接着しているインキ層が内側フィルムに伴って移動し、その部位のインキ層に割れ目が生じる(その部分は透明になる)現象をいう。
【0054】
(6)耐アルカリ性
塗布物を濃度1.5重量%の水酸化ナトリウム水溶液に浸漬させ、40℃で20分撹拌した後、指の腹でもみ、インキの密着を目視にて確認し、以下の基準で評価する。○:塗布層に変化無し、△:塗布層が僅かに脱離する、×:塗布層が完全に脱離する。
【0055】
(7)耐熱水性
塗布物を温水80℃中に15分間浸漬させた後、指の腹でもみ、インキの密着を目視にて確認し、以下の基準で評価する。○:塗布層に変化無し、△:塗布層が僅かに脱離する、×:塗布層が完全に脱離する。
【0056】
(8)高速印刷性
グラビア印刷機にて、印刷スピードが120(中速)〜170(高速)m/分の時に、版かぶり、ドクター切れ、インキとられ、トラッピングなどの印刷適性を、以下の基準で評価する。○:問題なし、△:高速による問題が一部ある、×:高速による問題が大いにある。
【0057】
【表1】
Figure 0004401654

Claims (3)

  1. 容器に装着されるプラスチックラベルの容器に対して接触する側の面に塗布される顔料及び樹脂成分を含むコーティング剤組成物であって、前記樹脂成分が主として、酸価が30〜50mg−KOH/gであり且つ重量平均分子量8000〜25000のアクリル系樹脂(A)と硝化綿(B)とからなり、その割合が前者(A)/後者(B)(重量比)=70/30〜95/5であることを特徴とするプラスチックラベル用コーティング剤組成物。
  2. 請求項1記載のプラスチックラベル用コーティング剤組成物がプラスチックラベルの容器に対して接触する側の面に塗布されているプラスチックラベル。
  3. 請求項2記載のプラスチックラベルが装着されたプラスチックラベル付き容器。
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