JP2006347261A - 高電圧ユニットの配線構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 配線の取り回しに優れるとともに、組み付け時の作業性を向上させる高電圧ユニットの配線構造を提供する。
【解決手段】 高電圧ユニットの配線構造は、高電圧ユニット21に取り付けられ、高電圧ユニット21をトレイ11に対して固定するブラケット26と、ブラケット26に内蔵され、高電圧ユニット21と、トレイ11側のコネクタ17との間を電気的に接続するバスバー31とを備える。
【選択図】 図2
【解決手段】 高電圧ユニットの配線構造は、高電圧ユニット21に取り付けられ、高電圧ユニット21をトレイ11に対して固定するブラケット26と、ブラケット26に内蔵され、高電圧ユニット21と、トレイ11側のコネクタ17との間を電気的に接続するバスバー31とを備える。
【選択図】 図2
Description
この発明は、一般的には、高電圧ユニットの配線構造に関し、より特定的には、ハイブリッド自動車や電気自動車等の車両に搭載される高電圧ユニットの配線構造に関する。
従来の高電圧ユニットの配線構造に関して、たとえば、特開2000−152470号公報には、電動機と電源系装置との間の相対運動を吸収するとともに、空間利用効率の向上を図ることを目的とした強電ハーネス配索構造が開示されている(特許文献1)。特許文献1では、パワーヘッドと称されたインバータが、ブラケットを介して車体に支持されている。インバータには、通電端子が配設されており、その通電端子には、モータに向かって延びる強電ハーネスが結合されている。
また、特開2002−12097号公報には、配線の接続構造を簡略化し、信頼性を向上させることを目的とした車両用電子制御装置が開示されている(特許文献2)。また、特開2004−328952号公報には、回収作業性およびリサイクル性を向上させることを目的とした電気接続箱の取り付け構造が開示されている(特許文献3)。
特開2000−152470号公報
特開2002−12097号公報
特開2004−328952号公報
上述の特許文献1に開示された強電ハーネス配索構造では、インバータとモータとの間の電気的な接続にハーネスが用いられている。しかしながら、高電圧の電流が流れるハーネスは、たとえば直径が20mm以上と太くなって、固く、曲り難いため、配線経路が制約されたり、配線スペースが大きくなるおそれがある。また、特許文献1では、車体に対するインバータの取り付け作業と、インバータとモータとの間の配線作業とを別々に行なう必要があるため、インバータの組み付け時において作業性の向上を図ることが難しい。
そこでこの発明の目的は、上記の課題を解決することであり、配線の取り回しに優れるとともに、組み付け時の作業性を向上させる高電圧ユニットの配線構造を提供することである。
この発明に従った高電圧ユニットの配線構造は、車両に搭載される高電圧ユニットの配線構造である。高電圧ユニットの配線構造は、高電圧ユニットに取り付けられ、高電圧ユニットを車両本体に対して固定するブラケットと、ブラケットに内蔵され、高電圧ユニットと車両本体側の接続端子との間を電気的に接続するバスバーとを備える。
このように構成された高電圧ユニットの配線構造によれば、高電圧ユニットと車両本体側の接続端子との間の配線として、ブラケットに内蔵したバスバーを用いている。このため、車両本体に対する高電圧ユニットの取り付け作業と、高電圧ユニットと車両本体側の接続端子との配線作業とを同時に行なうことができる。これにより、高電圧ユニットの取り付け時の作業性を大幅に向上させることができる。また、バスバーは、所定の位置で折り曲げて使用することができ、また、撚り線と比較してその断面形状や形状の自由度が高い。このため、高電圧ユニットと接続端子との間でバスバーを所望の経路に沿って延ばすことができ、配線スペースを小さく抑えることができる。
また、バスバーは、高電圧ユニットと接続端子との間で、折れ曲がって延びている。このように構成された高電圧ユニットの配線構造によれば、配線経路の進行方向が変わる位置で、バスバーを折り曲げて使用することが可能となるため、配線スペースを小さく抑えることができる。
また好ましくは、ブラケットは、バスバーを収容する空間を規定する金属製の枠部と、空間に配置され、バスバーを覆う絶縁体とを有する。このように構成された高電圧ユニットの配線構造によれば、金属製の枠部によって、バスバーを外部からの衝撃に対して保護するとともに、バスバーを収容する空間と外部との間を電磁遮蔽することができる。このように枠部をバスバーのプロテクタおよびシールドとして機能させることで、配線構造の構成を簡易にできる。また、絶縁体によって、バスバーと枠部との間の絶縁を確保することができる。
また好ましくは、絶縁体は、空間を充填している。このように構成された高電圧ユニットの配線構造によれば、ブラケットの剛性を増大させることで、高電圧ユニットを車両本体に対して確実に固定することができる。
また、高電圧ユニットの配線構造は、ブラケットを高電圧ユニットに固定する固定部材をさらに備える。好ましくは、固定部材により、バスバーが高電圧ユニットに接続された状態が保持されている。このように構成された高電圧ユニットの配線構造によれば、固定部材により、高電圧ユニットに対するブラケットの固定とバスバーの接続とを同時に行なうことができる。これにより、高電圧ユニットの取り付け時の作業性をさらに向上させることができる。また、配線構造の構成を簡易にできる。
以上説明したように、この発明に従えば、配線の取り回しに優れるとともに、組み付け時の作業性を向上させる高電圧ユニットの配線構造を提供することができる。
この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
(実施の形態1)
図1は、この発明の実施の形態1における高電圧ユニットの配線構造を示す斜視図である。図2は、図1中のII−II線上に沿った高電圧ユニットの配線構造の断面図である。図中に示す高電圧ユニットは、ガソリンエンジンやディーゼルエンジン等の内燃機関と、充放電可能な2次電池(バッテリ)とを動力源とするハイブリッド自動車に搭載されている。
図1は、この発明の実施の形態1における高電圧ユニットの配線構造を示す斜視図である。図2は、図1中のII−II線上に沿った高電圧ユニットの配線構造の断面図である。図中に示す高電圧ユニットは、ガソリンエンジンやディーゼルエンジン等の内燃機関と、充放電可能な2次電池(バッテリ)とを動力源とするハイブリッド自動車に搭載されている。
図1および図2を参照して、本実施の形態における高電圧ユニットの配線構造は、高電圧ユニット21と、車体フレーム12に取り付けられたトレイ11に高電圧ユニット21を固定するブラケット26と、ブラケット26に内蔵されたバスバー31とを備える。
高電圧ユニット21は、車両前方のエンジンルームに収容されたインバータである。高電圧ユニット21は、バッテリからの直流電流をモータ駆動用の交流電流に変換するとともに、回生ブレーキにより発電された交流電流を、バッテリに充電するための直流電流に変換する。バスバー31は、高電圧ユニット21とモータ15との間を電気的に接続しており、たとえば、500V以上の高電圧の電流が流される。
高電圧ユニット21は、トレイ11の載置面11a上に載置されている。高電圧ユニット21は、載置面11aから距離を隔てた位置で延在する頂面21aと、頂面21aから載置面11aに向かって延在する一対の側面21bとを有する。ブラケット26は、互いに間隔を隔てて複数、設けられている。ブラケット26は、頂面21aおよび側面21bに沿って延びており、結果、載置面11a上で高電圧ユニット21の周りを取り囲む門型形状に形成されている。このように形成されたブラケット26によって、車両が衝突した場合等に、高電圧ユニット21を衝撃から適切に保護することができる。
ブラケット26は、載置面11a上で延在するボルト固定座27を有する。ボルト固定座27に挿通されたボルト42によって、ブラケット26がトレイ11に固定されている。ブラケット26には、さらに、頂面21aに沿って延びる位置にボルト41が挿通されている。ボルト41によってブラケット26が高電圧ユニット21に固定されている。このような構成により、高電圧ユニット21は、ブラケット26を介してトレイ11に固定されている。
トレイ11には、モータ15から延びるハーネス16のコネクタ17が固定されている。バスバー31は、モータ15のU相、V相およびW相に対応して3本設けられている。高電圧ユニット21の頂面21aには、接続口22が形成されている。バスバー31の一方端には、接続口22に接続されるコネクタ32が設けられている。コネクタ32は、その一部がブラケット26の内部に埋没しており、他の部分がブラケット26から露出している。バスバー31は、ブラケット26の内部で、コネクタ32から頂面21aに沿って延び、その先で直角に折れ曲がっている。バスバー31は、その後、側面21bに沿って載置面11aに向かって延び、その先でコネクタ17に接続されている。
バスバー31は、たとえば、銅板から形成されており、ブラケット26の内部で折り曲げて使用することが可能である。このため、バスバー31の経路を、頂面21aおよび側面21bに沿って延びる、接続口22とコネクタ17との間の最短経路に設定することができる。
また、コネクタ32は、ブラケット26を高電圧ユニット21に固定するボルト41によって、接続口22に固定されている。高電圧の電流が流れる配線の場合、通常その接続には、コネクタの嵌合だけでなく、ボルトの締め付け等による固定が行なわれる。本実施の形態では、接続口22に対するコネクタ32の固定を、ブラケット26を高電圧ユニット21に固定する作業と同時に行なうことができるため、高電圧ユニット21の組み付け時の作業性を向上させることができる。
図3は、本実施の形態における配線構造を用いた場合の配線経路と従来の配線構造を用いた場合の配線経路とを比較した図である。図中には、本実施の形態における配線構造を用いた例として、ブラケット26に内蔵されたバスバー31が示されており、従来の配線構造を用いた例として、ハーネス101が示されている。図3を参照して、本実施の形態における配線構造を用いた場合の配線の取り回しの優位性について説明する。
ハーネス101を用いると、ハーネス101が曲る位置で曲げ半径Rを確保する必要があるため、ハーネス101を這わせる経路に制約が生じる。この場合、ハーネス101を最短経路上で延ばすと、高電圧ユニット21から延びるハーネス101の端がトレイ11の所望の位置に達しないことがある。また、ハーネス101を高電圧ユニット21とトレイ11との間で大きく迂回させる必要が生じて、配線スペースが大きくなることがある。これに対して、本実施の形態における配線構造では、バスバー31を用いることによって、配線経路を自由に設定し、配線スペースを小さく抑えることができる。
図4は、図2中のIV−IV線上に沿ったブラケットを示す断面図である。図4を参照して、ブラケット26は、ブラケット26の外形をなし、バスバー31を収容する空間を規定するブラケット枠29と、ブラケット枠29によって規定された空間を充填する絶縁体28とから構成されている。
ブラケット枠29は、略矩形の断面形状を有する筒状に形成されている。ブラケット枠29は、導電性の金属から形成されており、たとえば、鉄から形成されている。ブラケット枠29は、外部から衝撃に対してバスバー31を保護するプロテクタとして機能すると同時に、ブラケット枠29の内外で電磁波を遮蔽するシールドとして機能する。絶縁体28は、たとえば、ゴムや樹脂材料から形成されており、間隔を隔てて配置された複数のバスバー31間を絶縁するととともに、バスバー31とブラケット枠29との間を絶縁する。
図5は、比較のため、従来の配線構造を示す断面図である。図4および図5を参照して、ハーネス101では、まず、撚り線102を覆うように絶縁被膜103が形成され、さらに、複数本の撚り線102を一体に覆うようにメッシュ状のシールド線104が設けられている。シールド線104によって覆われた複数本の撚り線102は、たとえば合成樹脂から形成されたフレキシブル管105に収められている。この場合、フレキシブル管105が、撚り線102を保護するプロテクタとして機能し、シールド線104が、電磁波を遮蔽するシールドとして機能する。
このような従来の配線構造と比較して分かるように、本実施の形態における配線構造では、ブラケット枠29がシールドおよびプロテクタの双方の機能を果たすため、配線構造を簡易にできる。これにより、配線の断面積を小さく抑えるとともに、製造コストの削減を図ることができる。また、金属製のブラケット枠29によって、鋭利な金属片等による損傷も防ぐことができる。
また、ブラケット枠29は、略矩形の断面形状を有する筒形状に形成されているため、平板のブラケットと比較して、軽量化を図りつつ、剛性を確保することができる。さらに、本実施の形態では、ブラケット枠29の内部空間が絶縁体28によって充填されているため、ブラケット26の剛性をさらに向上させることができる。なお、ブラケット枠29の断面形状は、矩形形状に限定されない。
この発明の実施の形態1における高電圧ユニットの配線構造は、高電圧ユニット21に取り付けられ、高電圧ユニット21を車両本体としてのトレイ11に対して固定するブラケット26と、ブラケット26に内蔵され、高電圧ユニット21と、トレイ11側の接続端子としてのコネクタ17との間で延び、両者の間を電気的に接続するバスバー31とを備える。
このように構成された、この発明の実施の形態1における高電圧ユニットの配線構造によれば、バスバー31がブラケット21に内蔵されているため、トレイ11に対する高電圧ユニット21の取り付け作業と、高電圧ユニット21の配線作業とを同時に行なうことができる。これにより、高電圧ユニット21の組み付け時の作業性を向上させることができる。また、配線スペースを小さく抑えることができるため、高電圧ユニット21の搭載性を向上させることができる。本実施の形態では、高電圧ユニット21が、内燃機関と2次電池とを動力源として備えるハイブリッド自動車に搭載されている。このため、内燃機関のみを動力源する車両と比較して省スペースに対する要求が大きく、本実施の形態では、搭載性向上の効果を特に有効に得ることができる。
なお、本実施の形態では、高電圧ユニット21をインバータとして説明したが、高電圧ユニットは、バッテリの電圧を昇圧するコンバータであっても良いし、高電圧の電流が流れる中継端子ボックス等であっても良い。
また、本発明による高電圧ユニットの配線構造を、燃料電池と2次電池とを動力源とする燃料電池ハイブリッド車(FCHV:Fuel Cell Hybrid Vehicle)または電気自動車(EV:Electric Vehicle)に搭載された高電圧ユニットに適用することもできる。本実施の形態におけるハイブリッド自動車では、燃費最適動作点で内燃機関を駆動するのに対して、燃料電池ハイブリッド自動車では、発電効率最適動作点で燃料電池を駆動する。また、2次電池の使用に関しては、両方のハイブリッド自動車で基本的に変わらない。
(実施の形態2)
図6は、この発明の実施の形態2における高電圧ユニットの配線構造を示す断面図である。図6は、実施の形態1における図2に対応する図である。本実施の形態における高電圧ユニットの配線構造は、実施の形態1における高電圧ユニットの配線構造と比較して、基本的には同様の構造を備える。以下、重複する構造については説明を繰り返さない。
図6は、この発明の実施の形態2における高電圧ユニットの配線構造を示す断面図である。図6は、実施の形態1における図2に対応する図である。本実施の形態における高電圧ユニットの配線構造は、実施の形態1における高電圧ユニットの配線構造と比較して、基本的には同様の構造を備える。以下、重複する構造については説明を繰り返さない。
図6を参照して、本実施の形態における高電圧ユニットの配線構造は、図1中のブラケット26およびバスバー31に替えて、高電圧ユニット21を車体フレーム61に固定するブラケット51と、ブラケット51に内蔵されたバスバー55とを備える。
高電圧ユニット21は、車体フレーム61の頂面61aから凹んで形成された凹部56に位置決めされている。高電圧ユニット21は、頂面21aが凹部56から露出するように設けられている。ブラケット51は、頂面21aおよび頂面61a上で一方向に延びている。ブラケット51は、ブラケット51の両端に挿通されたボルト42によって、車体フレーム61の頂面61aに固定されており、ブラケット51の中程に挿通されたボルト41によって、高電圧ユニット21の頂面21aに固定されている。バスバー55は、ブラケット51の内部で、コネクタ32から頂面21aに沿って延び、その先でコネクタ17に接続されている。
本実施の形態では、高電圧ユニット21が凹部56に収容されているため、凹部56から露出する頂面21a上の狭いスペースに、車体フレーム61に対する固定と、配線の接続との両方を行なう必要がある。これに対して、本実施の形態では、車体フレーム61に対して固定する構造と、配線の接続構造とを一体化したブラケット51が用いられるため、静隙(別々の部材を隣接して設ける場合に、取り付け誤差等を考慮して部材間に確保される隙間)や作業隙(同様の場合に、取り付け作業時の工具の挿入スペース等を考慮して部材間に確保される隙間)を最低限に抑えることができる。これにより、頂面21a上のスペースをより有効に利用することができる。
この発明の実施の形態2における高電圧ユニットの配線構造では、車両本体としての車体フレーム61には、高電圧ユニット21が収容される凹部56が形成されている。ブラケット51は、凹部56が開口する車体フレーム61の表面としての頂面61a上で延び、頂面61aに固定されている。
このように構成された、この発明の実施の形態2における高電圧ユニットの配線構造によれば、実施の形態1に記載の効果と同様の効果を得ることができる。
(実施の形態3)
図7は、この発明の実施の形態3における高電圧ユニットの配線構造を示す斜視図である。本実施の形態における高電圧ユニットの配線構造は、実施の形態1および2における高電圧ユニットの配線構造と比較して、基本的には同様の構造を備える。以下、重複する構造については説明を繰り返さない。
図7は、この発明の実施の形態3における高電圧ユニットの配線構造を示す斜視図である。本実施の形態における高電圧ユニットの配線構造は、実施の形態1および2における高電圧ユニットの配線構造と比較して、基本的には同様の構造を備える。以下、重複する構造については説明を繰り返さない。
図7を参照して、本実施の形態における高電圧ユニットの配線構造では、実施の形態1におけるブラケット26と、実施の形態2におけるブラケット51とによって、高電圧ユニット21が車体フレーム71に固定されている。
車体フレーム71は、底面71cと、底面71cに対して段差を持って延在する頂面71aとを有する。車体フレーム71には、頂面71aから底面71cまで凹んで形成された凹部72が設けられている。高電圧ユニット21の一方端21mは、凹部72の外側で底面71c上に載置されており、他方端21nは、凹部72に位置決めされている。一方端21mおよび他方端21nは、それぞれ、ブラケット26およびブラケット51によって、底面71cおよび頂面71aに固定されている。本実施の形態では、ブラケット26に内蔵されたバスバー13によって、高電圧ユニット21と、図示しないモータから延びるハーネス16のコネクタ17とが接続されており、ブラケット51に内蔵されたバスバー55によって、高電圧ユニット21と、図示しないバッテリから延びるハーネス81のコネクタ82とが接続されている。
このように構成された、この発明の実施の形態3における高電圧ユニットの配線構造によれば、実施の形態1に記載の効果と同様の効果を得ることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
11 トレイ、17 コネクタ、21 高電圧ユニット、26,51 ブラケット、28 絶縁体、29 ブラケット枠、31,55 バスバー、41 ボルト、61,71 車体フレーム。
Claims (5)
- 車両に搭載される高電圧ユニットの配線構造であって、
高電圧ユニットに取り付けられ、前記高電圧ユニットを車両本体に対して固定するブラケットと、
前記ブラケットに内蔵され、前記高電圧ユニットと前記車両本体側の接続端子との間を電気的に接続するバスバーとを備える、高電圧ユニットの配線構造。 - 前記バスバーは、前記高電圧ユニットと前記接続端子との間で、折れ曲がって延びている、請求項1に記載の高電圧ユニットの配線構造。
- 前記ブラケットは、前記バスバーを収容する空間を規定する金属製の枠部と、前記空間に配置され、前記バスバーを覆う絶縁体とを有する、請求項1または2に記載の高電圧ユニットの配線構造。
- 前記絶縁体は、前記空間を充填している、請求項3に記載の高電圧ユニットの配線構造。
- 前記ブラケットを前記高電圧ユニットに固定する固定部材をさらに備え、
前記固定部材により、前記バスバーが前記高電圧ユニットに接続された状態が保持されている、請求項1から4のいずれか1項に記載の高電圧ユニットの配線構造。
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