JP2006347222A - 空調装置用ドアの取付け構造 - Google Patents

空調装置用ドアの取付け構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 空調ケースへの軸端部の挿入性を向上させ、かつ、空挿しのような組付け不具合発生の無い空調装置用ドアの取付け構造を提供する。
【解決手段】 ケース110内に配設されるドア120の軸端部121Bが、ケース110の軸受け部111Bに回動可能に軸支される空調装置用ドアの取付け構造において、軸端部121Bの先端がケース110の外部に突出するように軸受け部111Bに挿入され、軸受け部111Bと軸端部121Bとの間に所定のクリアランスが確保されるように、軸受け部111Bの孔径が軸端部121Bの軸径よりも大きく設定され、クリアランスの確保された部位に挿入されて、軸端部121Bあるいは軸受け部111Bに固定される固定部材130を設ける。
【選択図】 図2

Description

本発明は、空調ケースに軸支されて回動し、空調空気流れを調整する空調装置用ドアの取付け構造に関するものであり、例えば車両用空調装置に用いて好適である。
従来の空調装置用のドアとして、例えば特許文献1に示されるように、軸部が回動自在かつ軸方向へ移動可能に空調ケースの軸受け部によって軸支されたものが知られている。具体的には、図4、図5に示すように、空調ケース110はドア120の軸方向に2分割されて、それぞれのケース110A、110Bに軸孔を有する軸受け部111(111A、111B)が形成されている。そして、一方の空調ケース110Aの軸受け部111Aに、ドア120の一方の軸端部121(121A)を挿入し、更に、他方の空調ケース110Bを一方の空調ケース110Aに組付ける際に、他方の軸端部121(121B)を他方の空調ケース110Bの軸受け部111Bに挿入するようにしている。尚、他方の軸端部121Bの空調ケース110外部側には、ドア回動用の作動用レバー136Aが固定されている。
特開2004−196168号公報
しかしながら、上記特許文献1に示されるドア120においては、軸受け部111と軸端部121とのクリアランスが、回動可能となる必要最小限の設定となっているので、軸端部121を軸受け部111に挿入する際の作業性が悪い(特に軸端部121Bを軸受け部111Bに挿入する際の作業性が悪い)という問題がある。
そこで、図6に示すように、軸端部121Bを軸受け部111Bに挿入させずに、作動用レバー136Aを固定部材と兼ねて、作動用レバー136Aから延びる固定軸136Bを空調ケース110B外部から軸受け部111Bに挿入しつつ、ドア120の軸端部121Bに固定するようにして対応を図ったが、この場合においては、軸端部121Bが空調ケース110Bの外部から見えにくく、また作動用レバー136Aを組付けた後の組付け状態の目視確認もできないことから、図7に示すような、作動用レバー136A(固定軸136B)の空挿し不具合が低い確率ながら発生している。
本発明の目的は、上記問題に鑑み、空調ケースへの軸端部の挿入性を向上させ、かつ、空挿しのような組付け不具合発生の無い空調装置用ドアの取付け構造を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。
請求項1に記載の発明では、ケース(110)内に配設されるドア(120)の軸端部(121B)が、ケース(110)の軸受け部(111B)に回動可能に軸支される空調装置用ドアの取付け構造において、軸端部(121B)の先端がケース(110)の外部に突出するように軸受け部(111B)に挿入され、軸受け部(111B)と軸端部(121B)との間に所定のクリアランスが確保されるように、軸受け部(111B)の孔径が軸端部(121B)の軸径よりも大きく設定され、クリアランスの確保された部位に挿入されて、軸端部(121B)あるいは軸受け部(111B)に固定される固定部材(130)が設けられたことを特徴としている。
これにより、軸受け部(111)と軸端部(121)との間に所定のクリアランスが確保されることから、軸端部(121)を軸受け部(111)に挿入する際の作業性を向上させることができる。また、ケース(110)の外部に突出する軸端部(121)をガイドにして、固定部材(130)を容易にクリアランスの確保された部位に挿入できるようになるので、組付け不具合発生の無い空調装置用ドアの取付け構造とすることができる。
請求項2に記載の発明では、固定部材(130)は、ドア(120)に回動力を与える作動レバー(137)を兼ねると共に、軸端部(121B)に固定されたことを特徴としている。
これにより、ドア(120)と固定部材(130)とが共に回動するようになるので、固定部材(130)を作動レバー(137)として部品点数を低減して、作動レバー(137)によって回動されるドア(120)とすることができる。
請求項3に記載の発明では、軸端部(121B)の軸方向に直交する断面は、非円形形状に形成されており、固定部材(130)は、非円形形状に係合して、軸端部(121B)の軸回転方向に係止されたことを特徴としている。
これにより、軸端部(121)と固定部材(130)とを軸回転方向に確実に固定できるので、固定部材(130)を作動レバー(137)とした時の、回動力を確実に軸端部(121)、即ちドア(120)へ伝達できる。
請求項4に記載の発明では、固定部材(130)は、クリアランスの確保された部位に挿入された後に、軸受け部(111B)の孔径方向に自身の弾性により拡がって軸受け部(111B)に対して、軸方向に係止される係止部(134)を有することを特徴としている。
これにより、挿入するのみで軸受け部(111)に対して、軸方向に係止される固定部材(130)とすることができるので、組付け性を向上できる。
請求項5に記載の発明では、固定部材(130)は、樹脂材から成ることを特徴としている。
これにより、弾性変形を有効に活用して、軸受け部(111)に係止される固定部材(130)を容易に形成できる。
請求項6に記載の発明では、固定部材(130)は、ロボットハンド部によるつかみを可能とするつかみ部(136)を有することを特徴としている。
これにより、ロボットハンド部を用いた固定部材(130)の自動組付け化が容易となる。
請求項7に記載の発明では、軸受け部(111B)と固定部材(130)との間には、潤滑材が設けられたことを特徴としている。
これにより、軸受け部(111)と固定部材(130)との回動が滑らかとなり、ひいてはドア(120)の回動を滑らかにすることができる。
尚、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について図1〜図3を用いて説明する。第1実施形態は、本発明の空調装置用ドアの取付け構造を車両用空調装置に適用したものである。尚、図1は空調装置の空調ケース110内に装着される空調ドア120を示す断面図、図2は図1におけるA部の拡大断面図、図3は図2のB方向から見た矢視図である。
車両用空調装置(図示せず)は、内気あるいは外気を空調空気として選択的に取入れて送風する送風ユニットと、送風ユニットからの空調空気を冷房用熱交換器および暖房用熱交換器で冷却、加熱して、選択される吹出し口から吹出す空調ユニットとから形成されるものである。空調ケース(本発明におけるケースに対応)110は、上記各ユニットの外部ケースを成すと共に、空調空気を送風ユニット側から空調ユニット側へ導くものである。
そして、空調ケース110内において、送風ユニットの最上流部、空調ユニットの熱交換器部および吹出し部には、複数の空調ドア(本発明におけるドアに対応)120が、空調ケース120に軸支されて回動可能に設けられており、各空調ドア120が回動された際の回動位置によって、上記最上流部での内気あるいは外気の選択、熱交換器部で冷却加熱された空調空気の混合割合調整、更には、吹出し部での吹出し口の選択が成されるようになっている。
以下、空調ドア120の空調ケース110に対する取付け構造の詳細について説明する。
空調ドア120は、樹脂材から成り、ドア軸122および平板状のドア部123が一体で形成されている。ドア軸122の両先端側は、ドア部123の軸方向端部よりも突出するように延びて、軸端部121A、121Bを形成している。両軸端部121A、121Bのうち、軸端部121Bの軸方向に直交する断面は、非円形形状となるように、ここでは具体的にT字形状(図3)となるように形成されている。
一方、空調ケース110は、樹脂材から成り(例えばポリプロピレン)、インジェクション成形によって形成されている。空調ケース110は、空調ドア120のドア軸122の方向に2つに分割されており、分割された各ケースは、空調ケース110Aと空調ケース110Bとなっている。各空調ケース110A、110Bの空調ドア120を設定する位置には、孔部を有し空調ドア120の両軸端部121A、121Bが挿入される軸受け部111A、111Bが形成されている。
軸受け部111Aの孔径は、軸端部111Aの軸径にほぼ等しく、軸端部111Aが挿入可能で、且つ回動可能となる大きさとしている。しかし、軸受け部111Bの孔径(図2中のD)は、後述する空調ケース110Bと空調ドア120との組付け時において、軸端部121Bが軸受け部111Bに容易に挿入可能となるように、即ち、両者111B、121B間に形成される隙間部(本発明における所定のクリアランスに対応)が充分広くなるように、軸端部111Bの軸径(図2中のC)よりも大きく形成されている。尚、軸受け部111Bの孔径は、空調ケース110Bの内側で一回り大きく設定されており、軸受け部111Bには孔径差による段部112が形成されている。
また、各軸端部121A、121Bは、空調ケース110に組付けた時に、その先端が各軸受け部111A、111Bから外側に突出するようになっている。具体的には、図2中において、ドア部123の軸方向端部から軸受け部111Bの外側端部までの寸法Eに対して、ドア部123の軸方向端部から軸端部121Bの先端までの寸法Fの方が大きくなるようにしている。
そして、軸端部121Bには固定部材としての固定用プレート130が固定されている。固定用プレート130は、樹脂材から成り、中心部に貫通孔133が形成された円筒状の頭部131と、頭部131よりも小径に設定された挿入部132とを有している。挿入部132における貫通孔133の形状は、断面T字状の軸端部121Bが挿入可能となるように、同様のT字状となっている。尚、頭部131の貫通孔133の形状は、軸端部121Bの最外径寸法よりも大きい円形状となっている。
挿入部132の外周側には、板状部134aと爪部134bとから成る係止部134が、周方向に複数(例えば3つ)、一体で設けられている。板状部134aは、薄肉で断面円弧状を成して頭部131の軸受け部111B側から空調ドア120側に延びるように形成されている。板状部134aは、挿入部132の外周面から爪部134bの突出寸法以上離されて設けられている。また、爪部134bは、挿入部132の外径側に突出しており、その突出寸法が先端側から頭部131側に向かって大きくなるように形成されている。
板状部134aは、挿入部132の径方向に弾性変形が可能であり、後述する固定用プレート132の組付け時において、挿入部132の径方向中心側に撓んで、組付け後に径方向外側に戻り、爪部134bが軸受け部111Bの段部112に係合されるようになっている。
また、挿入部132の外周側で、上記複数の係止部134の各間となる部位には、外側表面が円弧状を成して頭部131の軸受け部111B側から空調ドア120側に延びる複数のガイド部135が形成されている。複数の板状部134aとガイド部135との外側円弧面は、共通の円形状の一部を成すように配置されており、その円の直径が軸受け部111Bの孔径Dに相当するようにしている。
尚、頭部131の外周部には、互いに向き合うように2つの張出し部131aが設けられており、各張出し部131aには、軸方向に貫通して、自動組付け用のロボットハンド部(図示せず)によって固定用プレート130がチャックされるチャック用孔(本発明におけるつかみ部に対応)136が設けられている。また、頭部131には、径方向外側に延びて、空調ドア120駆動用のリンク機構や、ワイヤ等に連結される作動レバー部137が一体で形成されている。
次に、上記空調ドア120の空調ケース110への組付け方法について簡単に説明する。尚、以下の組付けは作業員の手作業によるものとしている。
まず、空調ケース110Aの軸受け部111Aに、空調ドア120の軸端部121Aを挿入する。そして、空調ケース110Bを空調ケース110Aにセットする。この時、空調ケース110Bの軸受け部111B(孔部)に空調ドア120の軸端部121Bを挿通させると共に、両空調ケース110A、110Bを組付ける。
そして、固定用プレート130の係止部134およびガイド部135の外側面にグリス(本発明における潤滑材に対応)を塗布して、軸受け部111Bから突出する軸端部121Bに固定プレート130を装着する。固定用プレート130装着の際は、軸端部121BのT字状断面と、固定用プレート130のT字状の貫通孔133との向きが一致するようにして、固定用プレート130を軸端部121Bの先端側からドア部123側に押し込んでいく。
この時、軸受け部111Bと軸端部121Bとの間にできる隙間部(本実施形態では(D−C)/2の隙間)に、固定用プレート130の係止部134およびガイド部135が入り込んでいく。即ち、係止部134の板状部134aは挿入部132の径方向中心側に撓んで、爪部134bは軸受け部111Bの孔部に当接しながら移動する。また、ガイド部135の外周面は、軸受け部111Bの孔部にほぼ当接しながら移動する。そして、爪部134bが軸受け部111Bの段部112に至ると、板状部134aの撓みが径方向外側に戻り、爪部134bが段部112に係合される。この係合により、固定用プレート130は、軸端部121Bの軸方向に係止される。また、軸端部121BのT字状断面と固定用プレート130のT字状の貫通孔133との噛合いにより、固定用プレート130は軸端部121Bの軸回転方向に係止される。よって、固定用プレート130は、軸端部121B(即ち空調ドア120)に固定されると共に、軸受け部111Bに対して回動可能となる。尚、係止部134とガイド部135とに塗布されたグリスは、軸受け部111Bの孔部との間に入り込む形となる。
以上のように、本実施形態における空調装置用ドアの取付け構造においては、軸受け部111Bの孔径Dを軸端部121Bの軸径Cよりも大きく設定することで、軸受け部111Bと軸端部121Bとの間の隙間部が充分広くなるようにしているので、軸端部121Bを軸受け部111Bに挿入する際の作業性を向上させることができる。
また、空調ケース110Bの外部に突出する軸端部121Bをガイドにして、隙間部に固定用プレート130の係止部134およびガイド部135が挿入されるように、固定用プレート130を軸端部121Bに装着するようにしているので、確実な組付け作業が可能となって組付け不具合の発生を無くすことができる。仮に、組付け不具合が発生したとしても、図2のB方向から目視確認することで、軸端部121Bと固定用プレート130との組付け状態の良否が確実に判定できる。よって、このような検査工程を設けることで、組付け不具合品が流出するのを防止できる。
また、固定用プレート130に作動レバー部137を一体的に設けると共に、固定用プレート130を軸端部121Bに固定するようにしているので、固定用プレート130を作動レバー部137として部品点数を低減して、作動レバー部137によって回動される空調ドア120とすることができる。
上記、固定用プレート130の軸端部121Bに対する固定においては、軸端部121Bの断面形状を非円形形状とし、固定用プレート130の貫通孔133が噛合うようにしているので、軸端部121Bと固定用プレート130とを軸回転方向に確実に固定でき、作動レバー部137、固定用プレート130からの回動力を確実に軸端部121B、即ち空調ドア120へ伝達できる。
また、固定用プレート130に係止部134を設けているので、固定用プレート130を軸端部121Bに挿入するのみで軸受け部111に対して軸方向に係止される固定用プレート130とすることができ、組付け性を向上できる(ワンタッチ組付け)。
上記固定用プレート130は樹脂製としているので、係止部134の弾性変形を有効に活用して、軸受け部111Bに係止される固定用プレート130とすることができる。
また、軸受け部111Bと固定用プレート130との間にグリスを介在させるようにしているので、軸受け部111Bと固定用プレート130との回動が滑らかとなり、ひいては空調ドア120の回動を滑らかにすることができる。
(その他の実施形態)
上記第1実施形態においては、軸端部121Bへの固定用プレート130の装着は、作業員の手作業によるものとして説明したが、これに代えて、固定用プレート130のチャック用孔136を用いたロボット組付けとしても良い。
即ち、組付け用のロボットのハンド部として、例えば平行に延びる2つの棒状部を有し、両棒状部間の距離が可変可能なものとする。固定用プレート130は、予めパレットの上に同一向きとなるように所定個数だけ整列配置しておく。また、所定容器に入れられたグリスを用意しておく。
まず、ロボットハンド部を固定用プレート130のパレット位置まで移動して、棒状部をチャック用孔136に差込み、棒状部間を開くことで、固定用プレート130をチャックする。次に、グリス容器の位置までロボットハンド部を移動して、チャックしたままの固定用プレート130をグリス容器内に入れて、係止部134、ガイド部135にグリスを塗布する。
更に、ロボットハンド部を移動して、軸端部121Bの軸線と、固定用プレート130の貫通孔133の軸線とを一致させて、固定用プレート130を軸端部121Bに挿入する。挿入完了後は、ロボットハンド部の棒状部間をチャック用孔136間のピッチと一致するように狭めることで、ロボットハンド部を固定用プレート130から引き離す。以下、これを繰返す。
このように、固定用プレート130にロボットハンド部によるつかみを可能とするチャック用孔136を設けることで、容易にロボット組付け(自動組付け)が可能となる。
尚、上記第1実施形態では、固定用プレート130は軸端部121Bに固定されるようにしたが、軸受け部111Bに固定されて、軸端部121B(空調ドア120)が固定用プレート130に対して回動するようにしても良い。この場合に、作動用レバー部137を設けるとすれば、作動用レバー部137は軸端部121Bに接続されるようにすれば良い。
また、軸端部121Bと固定用プレート130との係合のために、軸端部121Bの断面形状、貫通孔133形状をそれぞれT字状にしたが、これに限らず、多角形や歯車形状等、非円形形状であれば種々の形状での対応が可能である。
また、固定用プレート130は、樹脂製に限らず、他の材質(金属等)としても良い。特に係止部134に弾性を持たせるために、板バネ等を用いれば良い。
また、本空調装置用ドアの取付け構造として、車両用空調装置を対象として説明したが、内部に軸支されて回動するドアを有するものであれば、他の用途の空調装置に適用しても良い。
空調装置の空調ケース内に装着される空調ドアを示す断面図である。 図1におけるA部の拡大断面図である。 図2のB方向から見た矢視図である。 従来技術1における空調ケース内に装着される空調ドアを示す断面図である。 図4におけるG部の拡大断面図である。 従来技術2における空調ケース内に装着される空調ドアの取付け部を示す断面図である。 従来技術2における固定軸の空挿し不具合を示す断面図である。
符号の説明
110 空調ケース(ケース)
111B 軸受け部
120 空調ドア(ドア)
121B 軸端部
130 固定用プレート(固定部材)
134 係止部
136 チャック用孔(つかみ部)
137 作動用レバー部(作動レバー)

Claims (7)

  1. ケース(110)内に配設されるドア(120)の軸端部(121B)が、前記ケース(110)の軸受け部(111B)に回動可能に軸支される空調装置用ドアの取付け構造において、
    前記軸端部(121B)の先端が前記ケース(110)の外部に突出するように前記軸受け部(111B)に挿入され、
    前記軸受け部(111B)と前記軸端部(121B)との間に所定のクリアランスが確保されるように、前記軸受け部(111B)の孔径が前記軸端部(121B)の軸径よりも大きく設定され、
    前記クリアランスの確保された部位に挿入されて、前記軸端部(121B)あるいは前記軸受け部(111B)に固定される固定部材(130)が設けられたことを特徴とする空調装置用ドアの取付け構造。
  2. 前記固定部材(130)は、前記ドア(120)に回動力を与える作動レバー(137)を兼ねると共に、前記軸端部(121B)に固定されたことを特徴とする請求項1に記載の空調装置用ドアの取付け構造。
  3. 前記軸端部(121B)の軸方向に直交する断面は、非円形形状に形成されており、
    前記固定部材(130)は、前記非円形形状に係合して、前記軸端部(121B)の軸回転方向に係止されたことを特徴とする請求項2に記載の空調装置用ドアの取付け構造。
  4. 前記固定部材(130)は、前記クリアランスの確保された部位に挿入された後に、前記軸受け部(111B)の孔径方向に自身の弾性により拡がって前記軸受け部(111B)に対して、軸方向に係止される係止部(134)を有することを特徴とする請求項2に記載の空調装置用ドアの取付け構造。
  5. 前記固定部材(130)は、樹脂材から成ることを特徴とする請求項4に記載の空調装置用ドアの取付け構造。
  6. 前記固定部材(130)は、ロボットハンド部によるつかみを可能とするつかみ部(136)を有することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載の空調装置用ドアの取付け構造。
  7. 前記軸受け部(111B)と前記固定部材(130)との間には、潤滑材が設けられたことを特徴とする請求項2〜請求項6のいずれか1つに記載された空調用ドアの取付け構造。
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