JP2006346077A - 消音板を備える食器洗い機 - Google Patents

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Abstract

【課題】洗浄槽内の洗浄水の水位が変動した場合であっても、洗浄水の水面に落下する水滴により生じる水音を抑制すると共に、消音板自体が振動しないようにして、食器洗い機の騒音を低減することができるように、洗浄槽内に設ける消音板について工夫すること。
【解決手段】洗浄槽10内に収容した食器カゴ12に食器を収納して、回転ノズル13から洗浄水を噴射させて食器の洗浄処理やすすぎ処理を行う食器洗い機を前提として、
上記洗浄槽10の底部の洗浄水を溜める領域11に、該洗浄水に対して浮上する消音板1を設けて成り、上記消音板1は洗浄水の水位の変動に応じて上下方向に移動するものである。
【選択図】図1−1

Description

この発明は、食器の洗浄、すすぎ、及び乾燥を順次行う食器洗い機に関し、特に、洗浄処理やすすぎ処理時において、洗浄槽内の水面に落下する洗浄水の水音を消音する食器洗い機に関する。
食器洗い機は、図5に示すように、その内部に洗浄槽10を備えており、この洗浄槽10内には、食器を収納する食器カゴ12,12’、該食器カゴ12,12’の下方から洗浄水を噴射する回転ノズル(噴射ノズル)13、洗浄水や空気を温めるヒーター14、及び残菜フィルター15を有する水受け部16が設けられている。また、上記洗浄槽10には、上記回転ノズル13に洗浄水を供給する洗浄ポンプ17と、給水電磁弁18及び給水管19を備え洗浄槽10に水を供給する給水手段と、排水ポンプ20及び排水管21を備え洗浄槽10から水を排出する排水手段と、乾燥ファン22及び排気口23を備え、外部から空気を送り込んで食器を乾燥する乾燥手段が取り付けられている。
図5において、符号24は洗浄槽10を出し入れする扉であり、符号25は該洗浄槽10内の水位を検知する水位スイッチである。また、符号15’は残菜フィルター15の把手であり、符号26及び符号27は、排水管21の下流側に設けられた排水トラップ及び排水逆止弁である。
このような食器洗い機において、洗浄槽10内の食器カゴ12,12’に種々の食器をセットした後、電源スイッチ28をオンにして所望のコースを選択し、スタート/一時停止スイッチ29をオンにすると、洗浄工程、すすぎ工程、及び乾燥工程が制御部30によって自動的に実行される。このうち洗浄工程やすすぎ工程においては、洗浄ポンプ17の動作により加圧された洗浄水が回転ノズル13から噴射され、食器カゴ12内の食器や洗浄槽10の周壁に衝突して洗浄処理やすすぎ処理が行われる。
こうした洗浄処理やすすぎ処理においては、回転ノズル13から噴射される洗浄水が食器や洗浄槽10の壁に衝突することにより、騒音が発生する。また、噴射された洗浄水が食器や洗浄槽10の壁に衝突した後、水滴となって該洗浄槽内の水面に落下することによっても、水跳ね音等の騒音が発生する。このような食器洗い機における騒音は、使用者にとって大きな問題となっている。
そこで、このような騒音を低減するために、洗浄槽内で発生した音が外部に漏れないように吸音部材を設けたり、洗浄槽の周壁に衝突する洗浄水を減圧させて分散させる防音部材を設けることが、既に提案されている。
例えば、特開平5−130965号公報(特許文献1)には、洗浄槽内で生じる騒音や振動を防止して静粛化を図る「食器洗浄機」が記載されている。
この食器洗浄機は、図6に示されているように、ケーシング41内に洗浄槽42を収容し、この洗浄槽42内に配置したかご43に収納された食器類49に対して、洗浄ポンプ44から供給される洗浄水を噴射ノズル45から噴射させて洗浄するものであり、上記ケーシング41と洗浄槽42の間に、吸音材47と吸音シート48が積層された吸音体46が設けられており、噴射ノズル45から噴射された洗浄水が洗浄槽42に衝突して生じる騒音を吸収するように構成されている。
また、特開2002−282187号公報(特許文献2)には、洗浄時に発生する音や振動を低減するようにした「食器洗浄機」が記載されている。
この食器洗浄機には、図7に示されているように、外装ケース51内に前面の開口52が扉54により開閉される洗浄室53が設けられ、この洗浄室53内には食器55を載せる食器籠56が着脱自在に収納されており、上記洗浄室53内の底部に上記食器55に洗浄水を噴射する噴射ノズル57が回転自在に配設されている。
そして、上記洗浄室53の室壁58の外面には、ゴム粉末を混合した樹脂塗料59が層状に塗布されており、この樹脂塗料59によって洗浄時に発生する騒音を吸収するように構成されている。
上記特許文献1及び2の他にも、特開2002−65552号公報(特許文献3、「食器洗い乾燥機」)、及び特開2000−210241号公報(特許文献4、「食器洗浄機」)に示されているように、洗浄槽内で発生する音が外部に漏れないように、洗浄槽の開閉扉の構造を工夫したものや、洗浄槽の周囲の壁構造を工夫したものが提案されている。
また、特開2004−148094号公報(特許文献5)には、噴射ノズルから噴射される水流が洗浄槽の内壁にぶつかって発生する騒音を低減するようにした「食器洗い機」が記載されている。
この食器洗い機は、図8に示されているように、本体60内に設けられる洗浄槽61と、この洗浄槽61の一面開口部を開閉するドア62と、該洗浄槽61内に設けられて食器を保持する食器バスケット63と、洗浄ポンプ65から供給される洗浄水を噴射して、食器バスケット63内の食器を洗浄する噴射ノズル64と、上記洗浄槽61の内面から離隔して該洗浄槽内に設けられる防音部材66とから構成されている。この防音部材66は、噴射ノズル64から噴射される所定圧力の洗浄水を、その網部67にぶつけて減圧し分散させることにより、洗浄水の噴射による騒音を減少させている。
特開平5−130965号公報 特開2002−282187号公報 特開2002−65552号公報 特開2000−210241号公報 特開2004−148094号公報
上記特許文献1〜特許文献4に記載されている食器洗い機は、洗浄槽内で発生した音を外部に漏れないようにして騒音を低減するものであり、また、上記特許文献5に記載されている食器洗い機は、噴射ノズルから噴射される洗浄水を防音部材の網部にぶつけて減圧し分散させて、噴射による騒音を減少させているものである。これらの食器洗い機は、いずれにしても、洗浄槽内の洗浄水の水面に落下する水滴により生じる水音を抑制して、騒音を低減させるものではない。
このように、洗浄水の水滴が水面に落下することにより発生する騒音を抑制するためには、洗浄槽の底面に対して消音板をネジ等により固定することが考えられるが、洗浄水の水位は洗浄槽へ供給する給水量等により変動するため、固定された消音板の高さよりも高い時や低い時があり、常に騒音の発生を低減することができるとは限らない。例えば、洗浄水の水位が消音板より低い時は、水滴の落下により消音板自体が低振動の大きな音を発生する。逆に、洗浄水の水位が消音板より高い時は、消音板が水中にあるので水滴が水面に落下する時の大きな音を抑制することができない。
本発明は、洗浄槽内の洗浄水の水位が変動した場合であっても、洗浄水の水面に落下する水滴により生じる水音を抑制すると共に、消音板自体が振動しないようにして、食器洗い機の騒音を低減することができるように、洗浄槽内に設ける消音板について工夫することである。
(1) 本発明に係る食器洗い機は、洗浄槽内に収容した食器カゴに食器を収納して、回転ノズルから洗浄水を噴射させて食器の洗浄処理やすすぎ処理を行う食器洗い機を前提として、
上記洗浄槽の底部の洗浄水を溜める領域に、該洗浄水に対して浮上する消音板を設けて成り、上記消音板は洗浄水の水位の変動に応じて上下方向に移動するものである。
このような構成によれば、食器洗い機の洗浄工程やすすぎ工程において、回転ノズルから噴射された洗浄水は、食器や洗浄槽の内壁に衝突して食器の洗浄処理やすすぎ処理を行った後、洗浄槽の底部に溜められた洗浄水の水面に向かって落下するが、該洗浄水の水面には消音板が浮かんでおり、落下した水滴は消音板の表面で受け止められるため、水滴の落下により発生する水跳ね音や波の音を大幅に抑制することができる。
洗浄槽に溜められた洗浄水の水位が変動した場合においても、消音板は水位に追従して水面に対して常に所定の位置を保持することができるので、常時良好な消音効果を達成することができる。
また、消音板は洗浄槽に固定されていないため、必要に応じて洗浄槽から取り出すことができるので、該洗浄槽の底部に設けられる残菜フィルターや消音板自体の掃除を比較的容易に行うことが可能である。
(2) また、上記消音板を複数に分割して設けることができる。
このような構成により、残菜フィルターが設置されている領域に配置される消音板と、他の領域に配置される消音板とを別体とすることができる。これにより、残菜フィルターの上側に配置されている消音板を比較的簡単に取り外すことができ、残菜フィルターを容易に取り出して掃除することができる。
(3) また、上記消音板を、上記洗浄槽の底部に設けた残菜フィルターに重ならない領域に設けることができる。
このような構成により、残菜フィルターが設置されている領域の上側には消音板が配置されないので、消音板を取り外すことなく残菜フィルターを取り出すことができる。これにより、残菜フィルターを簡単に取り出すことができ、残菜フィルターの掃除を容易に行うことが可能である。
(4) さらに、上記洗浄槽の底部に設けた残菜フィルターの把手が、上記消音板のガイド部材を兼ねるように構成することができる。
このような構成により、消音板のガイド部材を別途形成する必要がなく、構造を簡単にすることができ、製作コストも低減することができる。
(5) また、上記洗浄槽の周壁が、上記消音板のガイド部材になるように構成することができる。
このような構成により、洗浄槽の周壁を消音板のガイド部材に利用することができ、ガイド部材を別途形成する必要がないので、構造が簡単であり製作コストを安価にすることができる。
以上のように、本発明の食器洗い機によれば、洗浄槽内の貯水領域に落下する水滴は、洗浄水に浮いている消音板の上側表面によって受け止められるため、洗浄水の水面に衝突することなく、水面で発生する水跳ね音や波の音、あるいは消音板自体の振動音を抑制することができ、食器洗い機として発生する騒音を格段に小さくなるよう抑えることができる。
また、洗浄工程やすすぎ工程における洗浄槽内の洗浄水の水位は、洗浄槽への給水量や食器カゴにセットされる食器の量だけでなく、洗浄ポンプの吐出圧に因っても変動するが、上記消音板は水位の変動に追従して移動して、その上側表面が常に洗浄水の水面より少し上側に位置するようになるため、落下してくる水滴をいつも消音板の上側表面によって受け止めることができ、安定して良好な消音効果を得ることが可能である。
以下に、本発明の実施の形態について、図1−1〜図4を照しながら説明する。
〔実施の形態1〕(請求項1,4に対応)
先ず、実施の形態1について、図1−1及び図1−2を参照しながら説明する。図1−1(a)は食器洗い機全体の概略図、同図(b)は要部の拡大図であり、図1−2(a)は洗浄槽全体の斜視図、同図(b)及び(c)は消音板の斜視図及び断面図である。
(食器洗い機の構成・動作)
この実施の形態1による食器洗い機は、図1−1(a)に示されているように、本発明の特徴部分である消音板に関する事項を除けば、上述した従来の食器洗い機(図5を参照)と殆ど同じ構成を備え同じように動作することによって、食器を自動的に洗浄し乾燥するものである。
即ち、この食器洗い機は、食器カゴ12,12’、回転ノズル(噴射ノズル)13、ヒーター14、残菜フィルター15、及び水受け部16等を有する洗浄槽10を備えると共に、該洗浄槽10に水を供給する給水手段と、該洗浄槽10から水を排出する排水手段と、該洗浄槽10内の食器を乾燥する乾燥手段とを備えており、上記食器カゴ12,12’に食器をセットして運転を開始することによって、洗浄工程、すすぎ工程、及び乾燥工程が実行され、食器の洗浄や乾燥が自動的に行われるものである。
なお、図1−1(b)の符号15cは、ネジ等により水受け部16に固定される固定形残菜フィルターである。
次に、本発明の特徴部分である消音板の構成及び動作について、図1−1及び図1−2を参照しながら説明する。
(消音板の構成)
消音板1は、洗浄槽10の底部分において、洗浄水を溜めることができるように深く形成されている領域に設けられる。一般に、食器洗い機における洗浄槽10の底部分は、洗浄水が溜まらないように比較的浅く形成されている領域と、洗浄水を溜めることができるように深く形成されている領域があり、この深く形成されている領域の一部にはヒーター14が取り付けられている。上記消音板1は、深く形成されている領域であって、ヒーター14が取り付けられていない領域、即ち貯水領域11において、洗浄水の水位の変動に応じて上下方向に移動できるように配置されている(図1−2(a)を参照)。
上記消音板1は、貯水領域11の平面形状に合わせた形(例えば、図1−2に示した例では矩形である)にすると共に、ガイド用の開口3と洗浄水が通り抜ける孔2を備えており、該ガイド用の開口3が残菜フィルター15の把手15aに嵌合するように配置される。この残菜フィルターの把手15aは、消音板1が平面内で移動することなく、上下方向においてのみ円滑に移動し得るようにガイド部材としても機能するものである。上記消音板1に設けられる孔2は、洗浄水を消音板1の上側表面から下側へ流す働きをするものであり、必ずしも形成する必要はないが、その個数、形状及び配列は、消音効果が良好に得られ、且つ、残菜ゴミを残すことなく洗浄水が消音板の下側へスムーズに流れるように、選択することができる。
また、上記消音板1は、洗浄水に対して浮くことができるように、比重の小さい材料を用いて形成したり、内部に空気溜め4を有するように形成する(図1−2(b),(c)を参照)。具体的には、ポリプロピレンや発泡ポリプロピレン等の樹脂製の板部材が好適であるが、金属製のものでも差し支えはない。この空気溜め4は、使用する材料によっては必ずしも形成する必要はないが、その形状、個数及び配列は、消音板1の上側表面が洗浄水の水面より少し上方に位置して浮いた状態で(図1−1(b)を参照)、安定した姿勢を保持することができるように選択することができる。
このように構成された消音板1は、洗浄水の水位の変動に応じて、残菜フィルターの把手15aによりガイドされながら上下方向に移動するので、消音板1の上側表面はいつも洗浄水の水面より少し出ている状態となり、上方から洗浄水の水面に落下してくる水滴は、洗浄水の水位の変動に関わらず常に消音板1の上側表面に当たることになる。
(消音板の動作)
次に、消音板1の動作について説明する。
食器洗い機における洗浄工程やすすぎ工程においては、洗浄ポンプ17により洗浄水が加圧されて回転ノズル13から噴射され、食器カゴ12,12’内の食器や洗浄槽10の周壁に衝突して洗浄処理やすすぎ処理が行われる。このとき、食器や洗浄槽10の周壁に衝突した洗浄水は水滴となって落下するが、貯水領域11の範囲に落下する水滴は消音板1の上側表面により受け止められるため、洗浄水の水面に衝突することなく、水面で発生する水跳ね音や波の音、あるいは消音板自体の振動音が無くなり、食器洗い機として発生する騒音を小さく抑えることができる。
洗浄工程やすすぎ工程における洗浄槽10内の洗浄水の水位は、洗浄槽10への給水量や食器カゴ12にセットする食器の量だけでなく、洗浄ポンプ17の吐出圧に因っても変動するが、上記消音板1は水位の変動に追従して移動することにより、その上側表面が常に洗浄水の水面より少し上側に位置することになるため、落下してくる水滴は何時でも消音板1の上側表面によって受け止めることが可能であり、良好な消音効果を得ることができる。
〔実施の形態2〕(請求項2,4に対応)
次に、実施の形態2について、図2を参照しながら説明する。図2(a)は洗浄槽全体の斜視図であり、図2(b)は消音板の断面図である。
この実施の形態2による食器洗い機は、上記実施の形態1で説明したものにおいて、消音板を複数に分割して構成している点が異なっているのみで、その他の点については同じ構成を備えているので、その説明は省略する。
この実施の形態2における消音板は、第1の消音板1aと第2の消音板1bに分割されている。それぞれの消音板1a,1bは、上記実施の形態1の消音板の構成と基本的に同じであり、異なっている点は各消音板1a,1bがそれぞれのガイド部材によって案内されていることである。第1の消音板1aはガイド用の開口3aを備えており、上記実施の形態1と同様に、残菜フィルター15の把手15aをガイド部材として案内されている。また、第2の消音板1bはガイド用の開口3bを備えており、洗浄槽10の底部分に形成されたガイド部材10a(例えば、2本の円柱状のガイド部材)によって案内されている。
このように消音板を複数に分割して構成することにより、残菜フィルター15の上側領域に配置される消音板(第1の消音板1a)を他の領域に配置される消音板と別体とすることができるので、洗浄槽10の貯水領域11の全体に消音板を設ける場合であっても、残菜フィルター15の上側の消音板(第1の消音板1a)の取り外しが容易であるため、残菜フィルター15の掃除を比較的簡単に行うことができる。
〔実施の形態3〕(請求項5に対応)
次に、実施の形態3について、図3を参照しながら説明する。図3は洗浄槽の要部の平面図である。
この実施の形態3による食器洗い機は、上記実施の形態1で説明したものにおいて、消音板のガイド部材に関する部分が異なっているのみで、その他の部分については同じ構成を備えているので、その説明を省略する。
この実施の形態3における消音板1は、残菜フィルター15の把手によって案内されるのではなく、洗浄槽10の周壁又は周壁の一部によって案内されるように構成されている。
図3に示した例では、洗浄槽10の周壁において、消音板1の4つの角に対応する部分にそれぞれガイド部材10bを形成することにより、該消音板1を上下方向へ移動可能に案内している。この例ではガイド部材10bが4個所に設けられているが、これに限定されることなく、消音板1の平面内での移動を制限すると共に、上下方向への移動を案内することができる構成であれば、個数、形状及び配置については種々の構成を採用することができる。
なお、図3における符号15’は残菜フィルター15の把手であって、ここではガイド部材の働きを持っていない。また、消音板1に形成されている開口3’は、該消音板1が残菜フィルターの把手15’と干渉しないように設けられたものである。
そして、上記実施の形態2(図2を参照)のように、消音板を複数に分割して構成する場合であっても、洗浄槽10の周壁を利用してガイド部材を形成することができる。
〔実施の形態4〕(請求項3に対応)
次に、実施の形態4について、図4を参照しながら説明する。図4(a)は洗浄槽全体の斜視図であり、図4(b)及び(c)は消音板の斜視図及び断面図である。
この実施の形態4による食器洗い機は、上記実施の形態1で説明したものにおいて、消音板を洗浄槽の貯水領域の全域に配置するのではなく、部分的に配置する点において異なるものであり、その他の点については同じ構成を備えているので、その説明は省略する。
この実施の形態4による食器洗い機は、洗浄槽10の貯水領域11において、残菜フィルター15を設けていない領域(残菜フィルター15に重ならない領域)に消音板5が配置される。この消音板5は、上記実施の形態1の消音板の構成(図1−2(b),(c)を参照)と基本的に同じであり、ガイド用の開口6、洗浄水が通り抜ける孔2、及び空気溜め4を備えている。この消音板5は、そのガイド用の開口6が洗浄槽10の底部分に形成されたガイド部材10aに嵌合されることにより、平面内で移動することなく、上下方向においてのみ移動可能に案内される。
この実施の形態4においては、消音板5の配置される領域が上記実施の形態1に比較して狭くなっているので、消音という点では実施の形態1のものよりは劣るが、残菜フィルター15の上側部分を消音板により覆っていないので、残菜フィルター15の取り外しが簡単であって掃除を容易に行うことができる。
そして、この実施の形態4において、消音板5のガイド部材を洗浄槽の周壁を利用して形成し得ることは言うまでもない。
は、本発明の実施の形態1による食器洗い機を説明する模式図であり、(a)は全体の概略図、(b)は要部の概略図である。 は、本発明の実施の形態1による消音板に関する説明図であり、(a)は洗浄槽全体の斜視図、(b)は消音板の斜視図、(c)は(b)のA−A断面図である。 は、本発明の実施の形態2による消音板に関する説明図であり、(a)は洗浄槽全体の斜視図、(b)は消音板の断面図である。 は、本発明の実施の形態3による消音板に関する説明図であり、洗浄槽の要部の平面図である。 は、本発明の実施の形態4による消音板に関する説明図であり、(a)は洗浄槽全体の斜視図、(b)は消音板の斜視図、(c)は(b)のB−B断面図である。 は、従来の食器洗い機を説明する模式図であり、(a)は全体の概略図、(b)は洗浄槽全体の斜視図である。 は、従来の食器洗い機の模式図である。 は、従来の別の食器洗い機の模式図である。 は、従来のさらに別の食器洗い機の模式図である。
符号の説明
1,1a,1b,5…消音板 2…孔
3,3a,3b,6…ガイド用の開口 4…空気溜め
10…洗浄槽 10a,10b…ガイド部材
11…貯水領域 12,12’…食器カゴ
13…回転ノズル(洗浄ノズル) 14…ヒーター
15…残滓フィルター 15’…残滓フィルターの把手
15a…ガイド部材を兼用する把手 16水受け部
17…洗浄ポンプ 20…排水ポンプ
22…乾燥ファン

Claims (5)

  1. 洗浄槽内に収容した食器カゴに食器を収納して、回転ノズルから洗浄水を噴射させて食器の洗浄処理やすすぎ処理を行う食器洗い機において、
    上記洗浄槽の底部の洗浄水を溜める領域に、該洗浄水に対して浮上する消音板を設けて成り、
    上記消音板は洗浄水の水位の変動に応じて上下方向に移動することを特徴とする食器洗い機。
  2. 上記消音板を複数に分割して設けたことを特徴とする請求項1に記載の食器洗い機。
  3. 上記消音板を、上記洗浄槽の底部に設けた残菜フィルターに重ならない領域に設けたことを特徴とする請求項1に記載の食器洗い機。
  4. 上記洗浄槽の底部に設けた残菜フィルターの把手が、上記消音板のガイド部材を兼ねていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の食器洗い機。
  5. 上記洗浄槽の周壁が、上記消音板のガイド部材になっていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の食器洗い機。
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