JP2006175156A - 食器用ラック - Google Patents
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Abstract
【課題】 食器が載置されない箇所にまで水が噴射されることを回避する。
【解決手段】 食器用ラック4には、洗浄水及び濯ぎ水の流路44aが形成されており、流路44aに沿って噴射ノズル47が設けられている。噴射ノズル47は、円盤形状の部材50の上に円筒形状の部材を設け、さらにこの円筒部材の上端から放射状に花弁形状の食器載置部52を形成して構成されている。グラスGが食器載置部52の上に載置されると、グラスGの自重により噴射ノズル47は下降するため、導水口53は流路44a内に露出し、洗浄水又は濯ぎ水が噴射口55から噴射される。一方、グラスGが食器載置部52の上に載置されないと、円盤部50が流路44a内の水圧を受けて、噴射ノズル47は上昇するため、導水口53は流路44a内から退避し、ノズル通路への洗浄水又は濯ぎ水の供給が遮断される。
【選択図】 図4
【解決手段】 食器用ラック4には、洗浄水及び濯ぎ水の流路44aが形成されており、流路44aに沿って噴射ノズル47が設けられている。噴射ノズル47は、円盤形状の部材50の上に円筒形状の部材を設け、さらにこの円筒部材の上端から放射状に花弁形状の食器載置部52を形成して構成されている。グラスGが食器載置部52の上に載置されると、グラスGの自重により噴射ノズル47は下降するため、導水口53は流路44a内に露出し、洗浄水又は濯ぎ水が噴射口55から噴射される。一方、グラスGが食器載置部52の上に載置されないと、円盤部50が流路44a内の水圧を受けて、噴射ノズル47は上昇するため、導水口53は流路44a内から退避し、ノズル通路への洗浄水又は濯ぎ水の供給が遮断される。
【選択図】 図4
Description
本発明は、食器洗浄器の洗浄室内に配置されて、食器を載置可能とした食器用ラックに関する。
従来技術に係る食器洗浄機として、特開平7−327909号公報に示されるものがある。この食器洗浄機では、洗浄室内で多数の食器を並べて配置するために、多数の食器を載置可能に構成された食器用ラックが洗浄室内に配置されている。食器用ラックの内部には複数の中空の通路が設けられており、さらに各通路に沿って小径の噴射口が複数設けられている。中空の通路に洗浄水(又は濯ぎ水)が供給されると、洗浄水は各噴射口から噴射され、食器用ラック内に載置された食器は洗浄される。
特開平7−327909号公報
しかしながら、上述した従来技術に係る食器洗浄機では、食器用ラックに食器が載置されているか否かに拘らず、噴射口から洗浄水が噴射されてしまっていた。即ち、食器用ラック内で、食器が載置されている箇所と、食器が載置されていない箇所がある場合に、食器が載置されている箇所で噴射される洗浄水は有効に利用されるが、食器が載置されていない箇所で噴射される洗浄水は無駄であった。これにより、食器洗浄機における水の消費量が増加して、ランニングコストの上昇を招いていた。
そこで、本発明は、食器が載置されない箇所にまで水が噴射されることを防止することを目的としている。
本発明に係る食器用ラックは、食器洗浄機の洗浄室内に配置されて、食器をラック本体部内に載置可能とした食器用ラックであって、ラック本体部に設けられて外部から水を取り込む給水口と、ラック本体部内で給水口と連通して延在する流路と、ラック本体に装着されて上下動可能な噴射ノズルと、を備え、噴射ノズルは、食器が載置され、食器の載置状態で食器の自重により下降し、食器の非載置状態で上昇する食器載置部と、流路に出入可能な導水口と、導水口から供給された水を洗浄室に向けて噴射する噴射口と、を有し、導水口は、食器載置部上に食器が載置された状態で流路内に露出し、食器載置部上に食器が載置されていない状態で流路から退避することを特徴とする。
この食器用ラックにおいては、食器載置部上に食器が載置された状態では、導水口は流路内に露出するため、流路内の水が導水口から噴射口に導かれて、食器載置部上にある食器に向けて噴射される。また、食器載置部上に食器が載置されていない状態では、導水口は流路から退避するため、流路内の水は導水口から噴射口に導かれることなく、水の噴射は行われない。これによれば、食器載置部上に食器が載置された場合にのみ水の噴射が行われるため、不要な水の噴射を防止することができる。
また、給水口は、食器用ラックの後面に設けられると共に、食器用ラックを食器洗浄機の洗浄室内で前後方向に移動することで、洗浄室の奥面に配設された吐出口と着脱可能であり、食器用ラックの前面は洗浄室扉が閉じられると当該洗浄室扉により後方に押圧され、食器用ラックは洗浄室内で位置固定されると好適である。これによれば、洗浄室扉による押圧により食器用ラックが洗浄室内で位置固定されると、給水口と吐出口の接続状態が維持され、給水口が吐出口から外れることを防止することができる。
本発明によれば、食器が載置されない箇所にまで水が噴射されることを防止することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明に係る食器用ラックの好適な実施形態について詳細に説明する。
図1に示すように、食器洗浄機1は、内部に洗浄室2が形成された本体ケース3を有している。この洗浄室2の上面には、下向きの噴射孔を多数有する上側噴射ノズル7が、水平面内で回動可能に設置されている。また、洗浄室2の前面には開口部3aが設けられており、皿やコップなどの食器が並べられた食器用ラック4をこの開口部3aから洗浄室2の内部に搬入することができる。開口部3aは、本体ケース3に取り付けられた洗浄室扉6によって開閉される。具体的には、洗浄室扉6の下端は食器洗浄機1に回動可能に取り付けられており、洗浄室扉6を回動することで開口部3aが開閉される。洗浄室扉6を閉じた状態で、洗浄室扉6は開口部3aを覆って洗浄室2を密封し、一方、洗浄室扉6を開いた状態で、洗浄室扉6は食器洗浄機1の前方で水平状態となる。
洗浄室6を前方から見て、洗浄室扉6の底部の左端及び右端には、ラックレール8が前後方向に沿って延設されている。洗浄室扉6を開いたとき、洗浄室扉6の内側面6aとラックレール8とは同一面上に位置する。よって、ユーザが、洗浄室扉6の内側面6aの上に食器用ラック4を置き、その後、食器用ラック4を洗浄室2に向けてスライドさせると、食器用ラック4はラックレール8に案内されながら洗浄室2の奥まで移動する。食器用ラック4が洗浄室2の奥面2aに突き当てられたとき、食器用ラック4の後面に設けられた給水口46は、洗浄室2の奥面2aに設けられた吐出口25と接続する。この状態で洗浄室扉6が閉じられると、洗浄室扉6の内側面6aにより食器用ラック4の前面が押圧され、食器用ラック4は洗浄室2内で位置固定される。これにより、食器用ラック4の給水口46と洗浄室2奥面の吐出口25の接続は安定して維持される。
洗浄室2の下方には、洗浄室2の底面の一部が落ち込むようにして洗浄タンク9が形成されている。この洗浄タンク9内には、洗浄水や濯ぎ水として使用される温水が外部の給湯器(図示せず)から給水管11を介して給水される。なお、この給水管11には、洗浄タンク9内への給水を制御する給水バルブ12が取り付けられている。また、洗浄タンク9には、貯留された洗浄水や濯ぎ水を外部に排水するための排水管13が接続されており、この排水管13には、排水ポンプ14が取り付けられている。さらに、洗浄タンク9には、吸込管19を介して洗浄ポンプ21が接続され、この洗浄ポンプ21の吐出口には吐出管22が接続されている。この吐出管22は、分岐部22aにおいて上側吐出管23と下側吐出管24とに分岐し、上側吐出管23は上側噴射ノズル7に接続され、一方、下側吐出管24は吐出口25に接続されている。
また、本体ケース3内には、マイクロコンピュータ等からなる制御部27が収容されている。この制御部27は、例えば、給水バルブ12、排水ポンプ14、洗浄ポンプ21を制御するなど、食器洗浄機1の動作全体を制御するものである。
図2に示すように、食器用ラック本体41は、格子状に形成された底部42と、この底部42の四方を囲むように立設された側壁43とから構成されている。格子状の底部42及び側壁43に囲まれた空間内に多数の食器が載置されて収容される。食器用ラック4の格子状の底部42には、多数の管状の梁部44が前後方向に延設され、さらにこれらに直行して多数の管状の梁部45が左右方向に延設され、これらが一体的に形成されている。前後左右に延設される管状の梁部44,45は、内部が中空となっており、これが洗浄水又は濯ぎ水の流路となっている。管状の梁部44,45の流路は、食器用ラック4の奥面に設けられた給水口46と連通している。
管状の梁部44の上面には、一定間隔ごとに、即ち梁部45と交差する位置に、花弁形状の噴射ノズル47が配置されている。これにより、ラック4内で噴射ノズル47が均等に配置されるので、全ての食器に対して均一に洗浄又は濯ぎを行うことが可能になっている。図3に示すように、花弁形状の噴射ノズル47は、梁部44内の流路44a内に沈められている円盤部50を下端に有し、その上に円盤部50よりも直径の小さい円筒部51を有し、さらに円筒部51の上端から放射状に突設した食器載置部52を有し、円盤部50、円筒部51及び食器載置部52は一体的に形成されている。円筒部51の下端において、円筒部51の円筒面には4個の導水口53が90°ごとに配置され、円筒部51の内部には、導入口53に連通する十文字状の第1の空洞54aと、上下方向に延在する第2の空洞54bとが形成されている。円筒部51の中心の第2の空洞54bの上端は、円筒部51上面に形成された噴射口55に連通し、空洞54bの下端は空洞54aの中心に連通している。このようにして、噴射ノズル47内には、導水口53から噴射口55まで連通するノズル通路54が形成されている。
図4(a)に示すように、上述したように、食器用ラック4の前後方向に沿って延設された管状の梁部44の内部は、洗浄水又は濯ぎ水の流路44aとなっており、洗浄水又は濯ぎ水が供給されている。管状の梁部44の上板部44bには円形の貫通穴44cが形成されており、この貫通穴44cに噴射ノズル47の円筒部51が挿通されている。円筒部51と貫通穴44cの間には若干の隙間があり、噴射ノズル47は梁部44に対して上下方向に移動可能である。グラスGが食器載置部52の上に載置されると、グラスGの自重により食器載置部52が下方に押圧されて、噴射ノズル47は下降する。ここで、噴射ノズル47は、食器載置部52が梁部44の上板部44bに突き当たるまで下降する。これにより、噴射ノズル47の導水口53は流路44a内に露出し、流路44a内の洗浄水又は濯ぎ水がノズル通路54内に取り込まれ、洗浄水又は濯ぎ水が噴射口55からグラスGの内面に向けて噴射される。
図4(b)に示すように、グラスGが食器載置部52の上に載置されないと、円盤部50が流路44a内の水圧を受けて、噴射ノズル47は上昇する。ここで、噴射ノズル47は、円盤部50が梁部44の上板部44bに突き当たるまで上昇する。このように円盤部50が上昇するのは、円盤部50の下面が逆三角形となっており、下面で水圧を受けやすい形状となっているからである。円盤部50の上昇により、噴射ノズル47の導水口53は流路44a内から退避し、ノズル通路54への洗浄水又は濯ぎ水の供給が遮断される。なお、流路44a内の水圧を利用して噴射ノズル47を上昇させることとしているが、梁部44の下板部44dと円盤部50との間に弾性部材(例えば、コイルばね)を配置することで、噴射ノズル47に上昇力を付勢してもよい。これによれば、流路44a内の水圧の強弱にかかわらず、食器載置部52にグラスGが載置されない状況で噴射ノズル47を確実に上昇させることができる。なお、食器載置部52にグラスGを載置しているが、食器載置部52に載置されるのは茶碗など他の食器でもよい。
上述した食器用ラック4においては、食器載置部52の上に食器が載置された状態では、導水口53は流路44a内に露出するため、流路44a内の洗浄水又は濯ぎ水が導水口53から噴射口55に導かれて、食器載置部52の上にあるグラスGに向けて噴射される。また、食器載置部52の上にグラスGが載置されていない状態では、導水口53は流路44aから退避するため、流路44a内の洗浄水又は濯ぎ水は導水口53から噴射口55に導かれることなく、洗浄水又は濯ぎ水の噴射は行われない。これによれば、食器載置部52の上にグラスGが載置された場合にのみ洗浄水又は濯ぎ水の噴射が行われるため、不要な水の噴射を防止することができる。よって、食器洗浄機1における水の消費量を低減して、ランニングコストを低く抑えることができる。また、食器載置部52上に載置されたグラスGに対しては、確実に洗浄水又は濯ぎ水が当てられるため、確実に洗浄又は濯ぎを行うことができる。
次に、食器用ラック4に設けられた給水口46と、食器洗浄機1に設けられた吐出口25との接続について説明する。図5に示すように、食器用ラック4に設けられた給水口46は、食器用ラック4の後面43から水平方向に突出した円筒形状の部材である。給水口46の内面46aは、先端に行くほど拡径したテーパ状となっている。給水口46のテーパ状の内面46aには凹部46bが形成されており、その凹部46bにはゴムパッキン57が嵌め込まれている。
一方、洗浄室2の奥面に設けられた吐出口25は、円筒形状の差込み部材25aを主要部として構成されている。差込み部材25aの外周に形成されたフランジ25bが洗浄室2の奥面2aに突き当てられ、さらに差込み部材25aに形成された外ネジ25cにナット58が締め付けられ、フランジ25bとナット58とで奥面2aを挟み込むことで、吐出口25は洗浄室2の奥面2aに固定されている。この吐出口25の後端には、下側吐出管24が接続されており、吐出口25には洗浄水又は濯ぎ水が供給される。また、吐出口25のフランジ25bにはゴムリング59が配置され、洗浄室2からの水漏れが防止されている。吐出口25の前端の外周面25dは、先端に行くほど縮径するテーパ状になっている。
このように構成された給水口46及び吐出口25において、食器用ラック4が洗浄室2の奥に突き当てられ、給水口46のテーパ状の内周面46aが吐出口25のテーパ状の外周面25dに当接すると、ゴムパッキン57は潰れて、給水口46と吐出口25が液密とされる。このようにして給水口46と吐出口25は接続状態となる。また、既述したように、洗浄室扉6が閉じられると、洗浄室扉6の内側面6aにより食器用ラック4の前面が押圧され、食器用ラック4は洗浄室2内で位置固定される。これにより、給水口46と吐出口25の接続を安定して維持することができる。
本実施形態では、食器用ラック4を洗浄室2内で前後方向に移動することで、食器用ラック4の給水口46と、洗浄室2の奥面2aに配設された吐出口25とが着脱可能となっている。このように噴射ノズル47等を有する食器用ラック4が食器洗浄機1から取り外し可能とされたことで、洗浄室2の下側の構成をシンプルにすることができる。これによれば、洗浄室2内の部品点数を少なくすることができるため、食器洗浄機1の機械的な信頼性の向上、食器洗浄機1の低コスト化、食器洗浄機1の小型化に寄与することができる。また、洗浄室2の下側の構成がシンプルとされたことで、洗浄室2内の清掃が容易となり、食器洗浄機1をより清潔な状態で使用することができる。
次に、食器洗浄機1の動作について簡単に説明する。洗浄運転時においては、洗浄水タンク9内に溜められた60℃程度の洗浄水が利用される。洗浄ボタンをONすると、洗浄ポンプ21によって洗浄水が上側吐出管23及び下側吐出管24に送られ、洗浄水が上側噴射ノズル7及び食器用ラック4に設けられた噴射ノズル47から噴射を開始する。このとき、洗浄水が満遍なく食器に当たり続けるので、食器から汚損物が効率良く洗い落とされる。そして、洗浄工程を所定時間行った後、すすぎ工程に移行する。
すすぎ運転時においては、洗浄タンク9内の洗浄水が全て排出管13から排出され、給水管11から80℃の新鮮な温水が洗浄タンク9に供給される。すすぎ工程では、洗浄工程と同様に、洗浄ポンプ21によって濯ぎ水が上側吐出管23及び下側吐出管24に送られ、濯ぎ水が上側噴射ノズル7及び食器用ラック4に設けられた噴射ノズル47から噴射される。濯ぎ水は満遍なく食器に当たり続けるので、食器を効率よく濯ぎ続ける。これにより、食器表面の洗剤成分は洗い流される。なお、濯ぎ時に洗浄タンク9内に溜められる温水は、水の利用効率を上げるため、次の洗浄工程で洗浄水として利用される。
[変形例]
上述した本実施形態の食器用ラック4は様々な変形が可能である。図6及び図7を参照して、その一例を説明する。図6に示すように、変形例に係る食器用ラック60では、上述した実施形態の食器用ラック60に、さらに複数の仕切り板48が格子状に配置されており、グラスGを収容するための空間が分割されている。図7を参照すると、格子状に配置された複数の仕切り板48により、グラスGを収容するための空間は噴射ノズル47ごとに分割されていることがわかる。分割された空間はグラスGの大きさより若干大きい程度であるので、グラスGは仕切り板48により案内されて、確実に噴射ノズル47の食器載置部52の上に載置される。よって、グラスGが載置された場所では、噴射ノズル47は確実に押し下げられるため、グラスGの洗浄を確実に行うことができる。なお、仕切り板48により案内される食器は、グラスGに限られず、茶碗など他の食器でもよい。
上述した本実施形態の食器用ラック4は様々な変形が可能である。図6及び図7を参照して、その一例を説明する。図6に示すように、変形例に係る食器用ラック60では、上述した実施形態の食器用ラック60に、さらに複数の仕切り板48が格子状に配置されており、グラスGを収容するための空間が分割されている。図7を参照すると、格子状に配置された複数の仕切り板48により、グラスGを収容するための空間は噴射ノズル47ごとに分割されていることがわかる。分割された空間はグラスGの大きさより若干大きい程度であるので、グラスGは仕切り板48により案内されて、確実に噴射ノズル47の食器載置部52の上に載置される。よって、グラスGが載置された場所では、噴射ノズル47は確実に押し下げられるため、グラスGの洗浄を確実に行うことができる。なお、仕切り板48により案内される食器は、グラスGに限られず、茶碗など他の食器でもよい。
[関連技術]
次に、関連技術に係る食器用ラックについて説明する。図8に示されるように、関連技術に係る食器用ラック70は、洗浄水と濯ぎ水を別々に送るタイプの食器洗浄機1に対応しており、洗浄水の流路と濯ぎ水の流路は別々に構成されている。具体的には、食器用ラック70の後面に、洗浄水用の給水口71と濯ぎ水用の給水口72とが別々に設けられている。そして、前後方向に延設された多数の管状の梁部73,74は、洗浄水用の梁部73と濯ぎ水用の梁部74が交互に配置され、洗浄水用の流路と濯ぎ水用の流路が交互に形成されている。一方、左右方向に延設された多数の梁部77の内部は中空となっておらず、流路は形成されていない。食器用ラック70の後方の側壁78の内部には、洗浄水の給水口71に連通された流路が形成されており、この流路は洗浄水用の梁部73に形成された洗浄水用の流路に連通されている。また、同側壁78の内部には、濯ぎ水の給水口71に連通された流路が形成されており、この流路は濯ぎ水用の梁部73に形成された濯ぎ水用の流路に連通されている。前後方向に延設された多数の梁部73,74のそれぞれの上面には、噴射ノズル75,76が一定間隔ごとに設けられている。洗浄水は、洗浄水用の給水口71からラック70内に取り込まれ、洗浄水用の流路を経由して、洗浄水用の梁部73に配置された各噴射口75から食器に向けて噴射される。濯ぎ水は、濯ぎ水用の給水口72からラック70内に取り込まれ、濯ぎ水用の流路を経由して、濯ぎ水用の梁部74に配置された各噴射口76から食器に向けて噴射される。
次に、関連技術に係る食器用ラックについて説明する。図8に示されるように、関連技術に係る食器用ラック70は、洗浄水と濯ぎ水を別々に送るタイプの食器洗浄機1に対応しており、洗浄水の流路と濯ぎ水の流路は別々に構成されている。具体的には、食器用ラック70の後面に、洗浄水用の給水口71と濯ぎ水用の給水口72とが別々に設けられている。そして、前後方向に延設された多数の管状の梁部73,74は、洗浄水用の梁部73と濯ぎ水用の梁部74が交互に配置され、洗浄水用の流路と濯ぎ水用の流路が交互に形成されている。一方、左右方向に延設された多数の梁部77の内部は中空となっておらず、流路は形成されていない。食器用ラック70の後方の側壁78の内部には、洗浄水の給水口71に連通された流路が形成されており、この流路は洗浄水用の梁部73に形成された洗浄水用の流路に連通されている。また、同側壁78の内部には、濯ぎ水の給水口71に連通された流路が形成されており、この流路は濯ぎ水用の梁部73に形成された濯ぎ水用の流路に連通されている。前後方向に延設された多数の梁部73,74のそれぞれの上面には、噴射ノズル75,76が一定間隔ごとに設けられている。洗浄水は、洗浄水用の給水口71からラック70内に取り込まれ、洗浄水用の流路を経由して、洗浄水用の梁部73に配置された各噴射口75から食器に向けて噴射される。濯ぎ水は、濯ぎ水用の給水口72からラック70内に取り込まれ、濯ぎ水用の流路を経由して、濯ぎ水用の梁部74に配置された各噴射口76から食器に向けて噴射される。
1…食器洗浄機、2…洗浄室、2a…洗浄室の奥面、4…食器用ラック、6…洗浄室扉、41…食器用ラック本体、44,45…梁部、44a…流路、46…給水口、47…噴射ノズル、50…円盤部、51…円筒部、52…食器載置部、53…導水口、54…ノズル通路、54a…第1の空洞、54b…第2の空洞、55…噴射口、G…グラス(食器)。
Claims (2)
- 食器洗浄機の洗浄室内に配置されて、食器をラック本体部内に載置可能とした食器用ラックであって、
前記ラック本体部に設けられて外部から水を取り込む給水口と、
前記ラック本体部内で前記給水口と連通して延在する流路と、
前記ラック本体に装着されて上下動可能な噴射ノズルと、を備え、
前記噴射ノズルは、
前記食器が載置され、前記食器の載置状態で前記食器の自重により下降し、前記食器の非載置状態で上昇する食器載置部と、
前記流路に出入可能な導水口と、
前記導水口から供給された水を前記洗浄室に向けて噴射する噴射口と、を有し、
前記導水口は、前記食器載置部上に前記食器が載置された状態で前記流路内に露出し、前記食器載置部上に前記食器が載置されていない状態で前記流路から退避することを特徴とする食器用ラック。 - 前記給水口は、前記食器用ラックの後面に設けられると共に、前記食器用ラックを前記食器洗浄機の前記洗浄室内で前後方向に移動することで、当該洗浄室の奥面に配設された吐出口と着脱可能であり、
前記食器用ラックの前面は洗浄室扉が閉じられると前記洗浄室扉により後方に押圧され、前記食器用ラックは前記洗浄室内で位置固定されることを特徴とする請求項1に記載の食器用ラック。
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