JP2005052369A - 食器洗い乾燥機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 装置構成の大型化や総重量の大幅な増加を伴なうことなく食器類の乾燥性能を向上させることができる食器洗い乾燥機を提供する。
【解決手段】 排水ポンプ11の作動によりタンク4の洗浄槽4Aに溜まった洗浄水を排水して洗浄室内の食器類を乾燥させる際、排水ポンプ11の回転軸に固定された振動発生部材32が振動を発生し、その振動がタンク4の支持脚部4Dを介して洗浄室内の食器類に伝達される。そして、この振動により、食器の糸底に溜まった残水や食器類の表面に付着した水滴が振り落とされる。その結果、食器類の乾燥時間が短縮されて乾燥性能が向上する。
【選択図】 図3


Description

本発明は、食器類を洗浄して乾燥させる食器洗い乾燥機に関するものである。
従来、洗浄室に収容した食器類を洗浄して乾燥させる食器洗い乾燥機が一般に知られている。そして、この種の食器洗い乾燥機として、食器類の乾燥性能を向上させるため、食器の糸底に溜まった残水や食器類の表面に付着している水滴を圧縮空気により吹き飛ばすように構成されたものが知られている(例えば特許文献1参照)。
この食器洗い乾燥機は、空気圧縮手段としてのエアポンプ、圧縮空気を貯蔵する空気タンクの他、導風路を開閉する開閉弁、導風路と連通した小径の噴射孔を有する複数個の噴射部(噴射ノズル)などを備えている。
特開2001−258813号公報(段落番号0037、図1)
ところで、前述した特許文献1に記載の食器洗い乾燥機においては、エアポンプ、空気タンク、導風路、噴射部(噴射ノズル)などの多数の追加部品が必要であり、このため製造コストが嵩むばかりか、これらの追加部品の収容スペースに応じて装置構成が大型化し、総重量も大幅に増加するという問題がある。また、温水によるすすぎ工程で食器類に付与された熱量が圧縮空気の吹き付けにより奪われるため、かえって食器類の乾燥時間が長くなるという問題がある。
そこで、本発明は、装置構成の大型化や総重量の大幅な増加を伴なうことなく食器類の乾燥性能を向上させることができる食器洗い乾燥機を提供することを課題とする。
本発明に係る食器洗い乾燥機は、洗浄ポンプにより圧送される洗浄水を噴射ノズルから噴射させて洗浄室内の食器類を洗浄し、洗浄室の下方のタンクに溜まった洗浄水を排水ポンプにより排水して洗浄室内の食器類を乾燥させる食器洗い乾燥機であって、排水ポンプの回転軸には、その回転により振動を発生させる振動発生部材が固定されており、この振動発生部材を有する排水ポンプがタンクに固定されていることを特徴とする。
本発明に係る食器洗い乾燥機では、排水ポンプの作動によりタンクに溜まった洗浄水を排水して洗浄室内の食器類を乾燥させる際、排水ポンプの回転軸に固定された振動発生部材が振動を発生し、その振動がタンクを介して洗浄室内の食器類に伝達される。そして、この振動により、食器の糸底に溜まった残水や食器類の表面に付着した水滴が振り落とされる。その結果、食器類の乾燥時間が短縮されて乾燥性能が向上する。
本発明の食器洗い乾燥機において、洗浄水を排水する排水工程から食器類を乾燥させる乾燥工程に亘って排水ポンプが作動するように構成されていると、乾燥工程中に噴射ノズルや天井部から滴下して食器類に再付着した水滴も振り落とすことができ、食器類の乾燥時間を確実に短縮できるので好ましい。
本発明に係る食器洗い乾燥機においては、タンクに固定された排水ポンプの作動により振動が発生し、この振動により食器の糸底に溜まった残水や食器類の表面に付着した大粒の水滴が振り落とされるため、装置構成の大型化や総重量の大幅な増加を伴なうことなく食器類の乾燥時間を短縮してその乾燥性能を向上させることができる。
以下、図面を参照して本発明に係る食器洗い乾燥機の実施の形態を説明する。参照する図面において、図1は一実施形態に係る食器洗い乾燥機の洗浄部の構造を模式的に示す縦断面図、図2は図1に示した食器洗い乾燥機の乾燥部の構造を模式的に示す縦断面図、図3は図1に示した食器洗い乾燥機のタンクに対する排水ポンプの取付構造を示す斜視図である。
一実施形態に係る食器洗い乾燥機は、図1に示すような洗浄部と、図2に示すような乾燥部とを備えた食器洗い乾燥機である。この食器洗い乾燥機は、図1に示すように、ラック1に収容された皿や茶碗などの食器類TWを収容して洗浄するための洗浄室2を区画する内ケース3と、この内ケース3の下部に連設された樹脂製のタンク4とを備えており、このタンク4の前部には、洗浄水を貯留する洗浄槽4Aが一体に形成されている。そして、このタンク4の上面側に、ラックレール5を介してラック1が支持されている。なお、内ケース3およびタンク4の周囲は外ケース6で覆われており、この外ケース6の下部は底板7で塞がれている。
洗浄室2内のラック1の上方には、ラック1に収容された食器類TWに向けて上方から洗浄水を噴射するように複数の噴射孔が下向きに形成された上部噴射ノズル8が配置されている。また、タンク4内のラック1の下方には、食器類TWに向けて下方から洗浄水を噴射するように複数の噴射孔が上向きに形成された下部噴射ノズル9が配置されている。
タンク4の下方には、洗浄槽4Aに溜まった洗浄水を上部噴射ノズル8および下部噴射ノズル9に圧送するための洗浄ポンプ10と、洗浄槽4Aに溜まった洗浄水を排水するための排水ポンプ11とが設置されている。なお、洗浄槽4Aの開口部には、汚れた洗浄水をろ過するフィルタ4Bが設置されている。
洗浄ポンプ10は、その吸入側が吸水管12を介して洗浄槽4Aの側壁部分に連通され、その吐出側が送水管13を介して上部噴射ノズル8および下部噴射ノズル9に連通されている。そして、この洗浄ポンプ10の作動により、洗浄槽4A内に溜まった洗浄水が上部噴射ノズル8および下部噴射ノズル9に圧送されるようになっている。
一方、排水ポンプ11は、その吸入側が弾力性を有する吸水ホース14を介して洗浄槽4Aの底部に連通されており、その吐出側には弾力性を有する排水ホース15が接続されている。そして、この排水ポンプ11の作動により、洗浄槽4Aの低部に溜まった洗浄水が排水ホース15を介して外ケース6の外部に排水されるようになっている。
ここで、タンク4内に温水の洗浄水を供給するため、給湯バルブ16を有する給湯管17の一端部が内ケース3の上部に臨んで開口されている。この給湯管17の他端部は外ケース6の外部に導出されており、図示しない給湯器に接続されるようになっている。
また、タンク4内の洗浄水の水位に応じて給湯管17の給湯バルブ16を開閉すると共に洗浄ポンプ10および排水ポンプ11の運転を制御するため、洗浄水の溢水水位を検出するフロートスイッチ18Aと、洗浄水の定常水位を検出するフロートスイッチ18Bとを有するフロート室18が内ケース3の背面側に設置されており、このフロート室18の底部が連通管19を介して洗浄槽4Aの底部に連通されている。
図2に示すように、一実施形態の食器洗い乾燥機の乾燥部は、タンク4の後部から内ケース3の前部を覆うドア20に向けて洗浄室2内に温風を循環させるものであり、タンク4の後部には温風の送風口4Cが形成され、ドア20にはエアフィルタ21を有する温風の排風路22が形成されている。
タンク4の送風口4Cにはダクト23を介してヒータ24およびファンモータ25が順次接続されている。そして、このファンモータ25の吸気口に付設されたエアフィルタ26に向けて外気を導入するように、底板7の前部には、エアフィルタ27を有する外気導入口7Aが形成されている。
図3に示すように、前述したタンク4の底面には、排水ポンプ11(図1参照)を固定するための一対の支持脚部4D(一方のみ図示)と、底板7(図1、図2参照)をねじ止めするための複数の脚部4Eとが一体に突設されている。
一対の支持脚部4D,4D(図3では一方のみ図示)は、タンク4の周縁部付近に突設されており、その先端部には、支持ブラケット28の両端部が一対の止ねじ29,29(図4では一方のみ図示)を介して固定される。そして、この支持ブラケット28には、排水ポンプ11の下面が防振用のゴム板30を介して一対の止ねじ31,31により固定され、こうして図4および図5に示すように、排水ポンプ11がタンク4に固定される。
ここで、排水ポンプ11の回転軸11A(図5参照)には、その回転により振動を発生させる振動発生部材32が固定されている。この振動発生部材32は、排水ポンプ11にもともと付設されている冷却ファンを利用したものであり、図6に示すように、冷却ファンの円板状の本体部分32Aの外周付近に本体部分32Aより比重の大きい錘部32Bを埋設した構造を有する。この冷却ファンを利用した振動発生部材32は、本体部分32Aの中心部が排水ポンプ11の回転軸11Aに対し、キー33介して相対回転不能に嵌合され、ナット34により軸方向に抜け止めして固定されている。
一方、図3に示したタンク4の複数の脚部4Eの先端部には、図7に示す構造の底板7がねじ止めされる。この底板7には、頭部を下にして底板7に固定されるボルト35Aと、ボルト35Aの頭部に装着されるキャップ状の防振ゴム35Bとを有する構造の複数の防振脚35が固定されている。そして、この複数の防振脚35が食器洗い乾燥機の全体を支持するようになっている。
以上のように構成された一実施形態の食器洗い乾燥機では、洗浄工程、洗浄水排水工程、濯ぎ工程、濯ぎ水排水工程および乾燥工程を経ることにより、ラック1と共に洗浄室2内に収容された食器類TWが洗浄されて乾燥される。なお、洗浄工程に先立って、予め所定量の洗剤がタンク4の洗浄槽4A内に投入される。
まず、洗浄工程では、図1に示したタンク4内の洗浄水の水位が定常水位未満であることをフロート室18のフロートスイッチ18Bが検出し、この検出信号に応じて給湯管17の給湯バルブ16が開かれることにより、温水の洗浄水が給湯管17を介してタンク4内に供給される。そして、タンク4内の洗浄水の水位が定常水位に達すると、その定常水位を検出したフロートスイッチ18Bの検出信号に応じて給湯バルブ16が閉じられることにより、洗浄水の供給が停止される。
給湯バルブ16が閉じられると、続いて洗浄ポンプ10が作動を開始することにより、洗浄槽4A内の洗剤が溶け込んだ温水の洗浄水が送水管13を介して上部噴射ノズル8および下部噴射ノズル9に圧送される。そして、上部噴射ノズル8から下方に噴射される洗浄水および下部噴射ノズル9から上方に噴射される洗浄水により、ラック1と共に洗浄室2内に収容された食器類TWが洗浄される。
洗浄工程が完了すると、排水ポンプ11が作動を開始して洗浄水排水工程に入り、タンク4内の洗浄槽4Aの底部に溜まった洗浄水が排水ホース15を介して外ケース6の外部に排水される。そして、この排水工程が完了すると、続いて濯ぎ工程に入る。
濯ぎ工程では、前述した洗浄工程と同様の手順により、温水の濯ぎ水が給湯管17を介してタンク4内に定常水位まで供給される。その後、洗浄ポンプ10が作動を開始することにより、洗浄槽4A内の温水の濯ぎ水が送水管13を介して上部噴射ノズル8および下部噴射ノズル9に圧送される。そして、上部噴射ノズル8から下方に噴射される濯ぎ水および下部噴射ノズル9から上方に噴射される濯ぎ水により、洗浄室2内に収容された食器類TWが濯ぎ洗いされる。
濯ぎ工程が完了すると、排水ポンプ11が作動を開始して濯ぎ水排水工程に入り、タンク4内の洗浄槽4Aの底部に溜まった濯ぎ水が排水ホース15を介して外ケース6の外部に排水される。そして、この排水工程が完了すると、続いて乾燥工程に入るが、排水ポンプ11の作動はこの乾燥工程に亘って継続される。
乾燥工程では、図2に示すヒータ24およびファンモータ25が作動を開始することにより、外気が底板7の外気導入口7Aからエアフィルタ27を介して外ケース6内に導入され、エアフィルタ26を介してファンモータ25の吸気口に吸引される。そして、ファンモータ25により送出された外気がヒータ24により加熱されて温風となり、この温風がダクト23を介してタンク4の送風口4Cから洗浄室2内に吹き込まれる。そして、洗浄室2に吹き込まれた温風がドア20側の排風路22に向けて洗浄室2内を循環することにより、洗浄室2内に収容された食器類TWが乾燥される。
ここで、一実施形態の食器洗い乾燥機においては、洗浄水排水工程および濯ぎ水排水工程で排水ポンプ11が作動する際、排水ポンプ11の回転軸11Aに固定された振動発生部材32が振動を発生する。そして、この振動が排水ポンプ11からゴム板30、支持ブラケット28、支持脚部4Dを介してタンク4の周縁部付近に効果的に伝達される。
そして、洗浄水排水工程では、タンク4に伝達された振動が内ケース3および上部噴射ノズル8に伝達されることにより、内ケース3の天井部や上部噴射ノズル8に付着している洗浄水が振り落とされる。このため、洗浄水が確実に排水されるようになり、後工程の濯ぎ工程では、洗剤の含まれない濯ぎ水により食器類TWが確実に濯ぎ洗いされる。
同様に、濯ぎ水排水工程では、タンク4に伝達された振動が内ケース3および上部噴射ノズル8に伝達されることにより、内ケース3の天井部や上部噴射ノズル8に付着している濯ぎ水が振り落とされる。そして、特に、この濯ぎ水排水工程では、タンク4に伝達された振動がラックレール5を介してラック1内の食器類TWに伝達されることにより、食器類TWの糸底に溜まった濯ぎ水の残水や食器類TWの表面に付着した大粒の水滴が振り落とされる。
このため、濯ぎ水排水工程に続く乾燥工程では、温風により食器類TWから蒸発乾燥させる水分量が大幅に低減され、その結果、食器類TWの乾燥速度が飛躍的に向上してその乾燥時間が大幅に短縮されるのであり、食器類TWの乾燥性能が飛躍的に向上する。また、この乾燥工程中においても排水ポンプ11の作動が継続されるため、乾燥工程中に上部噴射ノズル8や内ケース3の天井部から濯ぎ水が滴下して食器類TWに再付着したとしても、その水滴は確実に振り落とされ、食器類TWの乾燥時間が確実に短縮される。
また、乾燥工程においては、前述のように温風により食器類TWから蒸発乾燥させる水分量が大幅に低減されるため、ヒータ24による温風の設定温度を低くでき、食器類TWへの熱的影響を抑制することができる。
なお、一実施形態の食器洗い乾燥機においては、排水ポンプ11をタンク4の支持脚部4Dに固定する支持ブラケット28と排水ポンプ11との間にゴム板30が介設されているため、排水ポンプ11の振動に伴なう騒音の発生が抑制される。また、底板7には、食器洗い乾燥機を全体を支持する複数の防振脚35が固定されているため、この防振脚35の防振ゴム35Bによって食器洗い乾燥機全体の振動騒音が低減される。さらに、排水ポンプ11は、その吸入側が弾力性を有する吸水ホース14に接続され、その吐出側が弾力性を有する排水ホース15に接続されているため、振動発生部材32によって振動が発生しても支障なく排水機能を発揮する。
ここで、一実施形態の食器洗い乾燥機によれば、食器類TWの糸底に溜まった濯ぎ水の残水や食器類TWの表面に付着した大粒の水滴を振り落とすための手段として、排水ポンプ11の回転軸11Aに振動発生部材32を固定するという簡単な構造を採用しており、しかもこの振動発生部材32は、排水ポンプ11にもともと付設されている冷却ファンを利用して構成されているため、装置構成の大型化や総重量の大幅な増加を伴なうことなく低コスト、省スペースで達成できる。
また、回転軸11Aに振動発生部材32が固定された排水ポンプ11は、食器洗い乾燥機の通常の工程である洗浄水排水工程、濯ぎ水排水工程、乾燥工程で作動するものであり、特別の工程を設ける必要がないため、食器洗い乾燥機の運転時間の増大を回避できる。
本発明に係る食器洗い乾燥機は、一実施形態に限定されるものではない。例えば、乾燥工程中における排水ポンプ11の作動は、継続的な作動に限らず、断続的な作動であってもよい。
また、排水ポンプ11の回転軸11Aに固定される振動発生部材32は、図8〜図12に示す構造のものに変更することができる。図8に示す第1変形例の振動発生部材40は、回転により振動を発生する偏心円板で構成されており、その中心から偏心した位置が排水ポンプ11の回転軸11Aにキー33介して相対回転不能に嵌合され、ナット34により軸方向に抜け止めして固定される。
図9に示す第2変形例の振動発生部材41は、回転により振動を発生するように外周の一部が直線状に切り欠かれた切欠き円板で構成されており、その中心部が排水ポンプ11の回転軸11Aにキー33介して相対回転不能に嵌合され、ナット34により軸方向に抜け止めして固定される。
図10に示す第3変形例の振動発生部材42は、回転により振動を発生するようにボス部42Aを有する半円状に形成された半円板で構成されており、そのボス部42Aが排水ポンプ11の回転軸11Aにキー33介して相対回転不能に嵌合され、ナット34により軸方向に抜け止めして固定される。
図11に示す第4変形例の振動発生部材43は、図10に示した振動発生部材42と同様に構成された2枚の半円板43A,43Bで構成されており、各半円板43A,43Bのボス部が排水ポンプ11の回転軸11Aにキー33介して相対回転不能に嵌合され、ナット34により軸方向に抜け止めして固定される。
図12に示す第5変形例の振動発生部材44は、回転により振動を発生する直方体の偏心ブロックで構成されており、その一端部にはスリット44Aが形成され、このスリット44Aに連続する装着穴44Bが一端部寄りに偏心して形成されている。そして、この振動発生部材44は、排水ポンプ11の回転軸11Aに形成された円周溝11Bに装着穴44Bが嵌合され、スリット44Aの片側の挟持片44Cから反対側の挟持片44Dにねじ込まれる止ねじ45により装着穴44Bが縮径して円周溝11Bに圧接し、こうして回転軸11Aに固定される。
ここで、図13に示すように、一実施形態の食器洗い乾燥機には、濯ぎ湯を専用に貯留する貯湯タンク50を設けることができる。この貯湯タンク50は、図1に示した給湯管17から分岐された給湯管51により給湯バルブ52を介して給湯されるようになっており、図1に示した洗浄ポンプ10に図示しない吸水管を介して連通構成されている。
貯湯タンク50の上部には、図1に示した吸水ホース14の途中に合流するオーバーフロー管53が接続されている。このオーバーフロー管53は、貯湯タンク50の上部から下方の吸水ホース14の合流部へ向かってクランク状に屈曲しており、その上下方向に延びる部分には、吸水ホース14側から貯湯タンク50側へ向かう汚水の逆流を防止するための逆流防止弁54が介設されている。
逆流防止弁54は、従来一般に知られている黄銅製やゴム製の揺動式可動弁を有するものと異なり、図14および図15に示すような樹脂製のボール状フロート弁54Aを備えて構成されている。
この逆流防止弁54は、逆流により浮上するボール状フロート弁54Aを係止するテーパ面54Bが形成された樹脂製の弁座54Cと、順流より落下するボール状フロート弁54Aを係止する穴開きストッパ54Dとを備えている。
こうのような構成の逆流防止弁54は、吸水ホース14側から貯湯タンク50側へ汚水が逆流する際、ボール状フロート弁54Aが弁座54Cのテーパ面54Bに沿って浮上し、このテーパ面54Bに密着して汚水の逆流を確実に阻止する。そして、この逆流防止効果は、食器洗い乾燥機が多少傾いて設置されている場合においても、十分に発揮される。
本発明の一実施形態に係る食器洗い乾燥機の洗浄部の構造を模式的に示す縦断面図である。 図1に示した食器洗い乾燥機の乾燥部の構造を模式的に示す縦断面図である。 図1に示した食器洗い乾燥機のタンクに対する排水ポンプの取付構造を示す斜視図である。 図3に示したタンクに対する排水ポンプの取付構造を示す側面図である。 図4に示したタンクに対する排水ポンプの取付構造を示す底面図である。 図3〜5に示した振動発生部材の構造を示す正面図である。 図3に示したタンクの脚部にねじ止めされる底板の構造を示す斜視図である。 振動発生部材の第1変形例を示す正面図である。 振動発生部材の第2変形例を示す正面図である。 振動発生部材の第3変形例を示す正面図である。 振動発生部材の第4変形例を示す正面図である。 振動発生部材の第5変形例を示す正面図である。 一実施形態の食器洗い乾燥機に付設される貯湯タンクのオーバーフロー管および逆流防止弁を模式的に示す正面図である。 図13に示した逆流防止弁の内部構造を示す断面図である。 図13に示した逆流防止弁の内部構造を一部破断して示す斜視図である。
符号の説明
1 ラック
2 洗浄室
3 内ケース
4 タンク
4A 洗浄槽
4D 支持脚部
5 ラックレール
7 底板
8 上部噴射ノズル
9 下部噴射ノズル
10 洗浄ポンプ
11 排水ポンプ
11A 回転軸
14 吸水ホース
15 排水ホース
22 排風路
23 ダクト
24 ヒータ
25 ファンモータ
28 支持ブラケット
29 止ねじ
30 ゴム板
31 止ねじ
32 振動発生部材
32A 本体部分
32B 錘部
33 キー
34 ナット
35 防振脚
35A ボルト
35B 防振ゴム
TW 食器類

Claims (2)

  1. 洗浄ポンプにより圧送される洗浄水を噴射ノズルから噴射させて洗浄室内の食器類を洗浄し、洗浄室の下方のタンクに溜まった洗浄水を排水ポンプにより排水して洗浄室内の食器類を乾燥させる食器洗い乾燥機であって、
    前記排水ポンプの回転軸には、その回転により振動を発生させる振動発生部材が固定されており、この振動発生部材を有する前記排水ポンプが前記タンクに固定されていることを特徴とする食器洗い乾燥機。
  2. 前記排水ポンプは、洗浄水を排水する排水工程から食器類を乾燥させる乾燥工程に亘って作動するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の食器洗い乾燥機。
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