JP2006345435A - 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム、及び記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム、及び記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】画像形成装置の画像記録信号を面内均一性を補正した画像形成装置の画像記録信号に変換する。
【解決手段】画像処理装置10は、平均色信号変換部24、4次元DLUT処理部20、及び補正パラメータ修正部22からなる。平均色信号変換部24は、画像入力装置12から入力されるCMY網点面積率の画像記録信号をLab信号に変換して4次元DLUT処理部20に出力し、平均色信号変換部24から入力されるLab信号と、画像入力部12から入力される画像記録位置信号xを入力して、画像形成装置16における主走査方向の面内均一性を補正した画像記録信号のC’M’Y’網点面積率を画像形成装置16に出力する。補正パラメータ修正部22は、画像形成装置16の経時的な変化や感光体などの像担持体の交換などにより画像形成装置16の面内均一性が変化した場合に、平均色信号変換部24及び4次元DLUT処理部20の変換パラメータを修正する。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム、及び記憶媒体にかかり、特に、画像形成装置の画像記録信号を面内均一性を補正した画像形成装置の画像記録信号に変換する画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム、及び記憶媒体に関する。
電子写真方式の画像形成装置では、感光体ドラム等の偏心やその他の部品の誤差等によって面内における色の均一性が悪いといった課題がある。
これを解決する方法として、本願出願人によって特許文献1に記載が技術が既に提案されている。
特許文献1に記載の技術では、電子写真方式における階調特性や多重転写特性などの非線形性を考慮することができるので、画像形成装置の面内均一性を大幅に向上させることができる。
一方、特許文献1に記載の技術では、L***などの色信号から画像形成装置のCMYK網点面積率などの画像記録信号へ、画像の記録位置を考慮して色変換することにより、色変換と面内均一性の補正を同時に実現している。
特開2002−135610号公報
しかしながら、色変換に関しては一般的に普及しているICC(International Color Consortium)プロファイルなどの他のカラーマネージメントシステム(以下、CMSという。)を利用したいという用途が存在し、その場合はCMSの出力信号は画像形成装置のCMYK網点面積率などの画像記録信号となるため、画像形成装置における面内均一性の補正処理装置としては、画像形成装置の画像記録信号を入力とし、画像形成装置の画像記録信号を出力とする面内均一性の補正処理を行う必要があるが、特許文献1に記載の技術では、入力信号がL***色信号の場合のみに限定されているため、このような用途に適用することができない、という問題がある。
他のCMSを利用する用途の具体例としては、富士ゼロックス社製のColorDocutechシリーズなどがあり、当該シリーズでは、パーソナルコンピュータなどから送信されるポストスクリプト(PostScript)などのコード情報を画像形成装置の画像記録信号であるCMYK網点面積率に変換する画像処理装置として他社の汎用的な画像処理装置を使用する形態となっており、画像形成装置における面内均一性の補正処理における入力信号が、画像形成装置の画像記録信号である必要がある。また、パーソナルコンピュータ上のアプリケーション(例えば、Adobe社製のPhotoshopなど)に搭載されているCMSを利用する場合についても、ポストスクリプトなどのコード情報で指定された色空間は画像形成装置の画像記録信号となっている。
本発明は、上記問題を解決すべく成されたもので、画像形成装置の画像記録信号を面内均一性を補正した画像形成装置の画像記録信号に変換することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の画像処理装置は、入力される画像形成装置の画像記録信号により決定される第1関係に基づいて、前記画像記録信号を測色値に変換し、画像記録信号に対して、画像記録位置に対する測色値の平均値を演算する色変換手段と、画像記録位置信号と測色値とにより決定される第2関係に基づいて、前記色変換手段によって変換された測色値を画像形成装置に起因する面内の色変動を補正した出力画像記録信号に変換する演算手段と、を備えることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、色変換手段では入力される画像形成装置の画像記録信号により決定される第1関係に基づいて、画像記録信号が測色値に変換され、画像記録信号に対して、画像記録位置に対する測色値の平均値を演算される。そして、演算手段では画像記録位置信号と測色値により決定される第2関係に基づいて、色変換手段によって変換された測色値が画像形成装置に起因する面内の色変動を補正した出力画像記録信号に変換される。
このように色変換手段及び演算手段による処理を行うことによって、従来では不可能であった汎用的な画像処理装置等から入力される画像形成装置の画像記録信号を入力として、面内均一性を補正した画像形成装置の画像記録信号に変換することができる。
また、演算手段によって測色値を出力画像記録信号に変換する前に、色変換手段で入力される画像記録信号を測色値に変換する際にも、画像形成装置の画像記録位置を考慮して画像記録信号を測色値に変換するので、高精度な面内均一性の補正を行うことができる。
請求項2に記載の画像処理装置は、入力される画像形成装置の画像記録信号により決定される第1関係に基づいて、前記画像記録信号を測色値に変換し、画像記録信号に対して、画像記録位置に対する測色値の頻度を算出して、最も頻度が高いまたは中央値を求める色変換手段と、 画像記録位置信号と測色値とにより決定される第2関係に基づいて、前記色変換手段によって変換された測色値を画像形成装置に起因する面内の色変動を補正した出力画像記録信号に変換する演算手段と、を備えることを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、色変換手段では入力される画像形成装置の画像記録信号により決定される第1関係に基づいて、画像記録信号が測色値に変換され、画像記録信号に対して、画像記録位置に対する測色値の頻度を算出して、最も頻度が高いまたは中央値が求めされる。そして、演算手段では画像記録位置信号と測色値により決定される第2関係に基づいて、色変換手段によって変換された測色値が画像形成装置に起因する面内の色変動を補正した出力画像記録信号に変換される。
このように色変換手段及び演算手段による処理を行うことによって、従来では不可能であった汎用的な画像処理装置等から入力される画像形成装置の画像記録信号を入力として、面内均一性を補正した画像形成装置の画像記録信号に変換することができる。
また、演算手段によって測色値を出力画像記録信号に変換する前に、色変換手段で入力される画像記録信号を測色値に変換する際にも、画像形成装置の画像記録位置を考慮して画像記録信号を測色値に変換するので、高精度な面内均一性の補正を行うことができる。
また、色変換手段は、請求項3に記載の発明のように、画像形成装置の画像記録位置に対する測色値の関係から決定したルックアップテーブルを適用することができる。
一方、演算手段は、請求項4に記載の発明のように、出力画像記録信号と画像記録位置信号から測色値を求める関数を、測色値と画像記録位置信号を入力として解くことにより第2関係を取得して、該第2関係に基づいて色変換手段によって変換された測色値から出力画像記録信号を算出するようにしてもよい。
さらに、請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の発明は、請求項5に記載の発明のように、画像形成装置の画像記録位置に対する測色値の関係に基づいて、第1関係及び第2関係を更新する修正手段を更に備えるようにしてもよい。このように修正手段を更に備えることによって、画像形成装置の経時的な変化や感光体などの像担持体の交換により変化した画像形成装置の面内均一性を補正することが可能となる。
請求項6に記載の画像処理方法は、入力される画像形成装置の画像記録信号により決定される第1関係に基づいて、前記画像記録信号を測色値に変換し、画像記録信号に対して、画像記録位置に対する測色値の平均値を演算する色変換ステップと、画像記録位置信号と測色値とにより決定される第2関係に基づいて、前記色変換ステップで変換した測色値を画像形成装置に起因する面内の色変動を補正した出力画像記録信号に変換する演算ステップとを含むことを特徴としている。
請求項6に記載の発明によれば、色変換ステップで、入力される画像形成装置の画像記録信号により決定される第1関係に基づいて、画像記録信号を測色値に変換し、画像記録信号に対して、画像記録位置に対する測色値の平均値を演算する。そして、演算ステップで、画像記録位置信号と測色値により決定される第2関係に基づいて、色変換ステップで変換した測色値を画像形成装置に起因する面内の色変動を補正した出力画像記録信号に変換する。
このように色変換ステップ及び演算ステップで処理を行うことによって、従来では不可能であった汎用的な画像処理装置等から入力される画像形成装置の画像記録信号を入力として、面内均一性を補正した画像形成装置の画像記録信号に変換することができる。
また、演算ステップで測色値を出力画像記録信号に変換する前に、色変換ステップで入力される画像記録信号を測色値に変換する際にも、画像形成装置の画像記録位置を考慮して画像記録信号を測色値に変換するので、高精度な面内均一性の補正を行うことができる。
請求項7に記載の画像処理方法は、入力される画像形成装置の画像記録信号により決定される第1関係に基づいて、前記画像記録信号を測色値に変換し、画像記録信号に対して、画像記録位置に対する測色値の頻度を算出して、最も頻度が高いまたは中央値を求める色変換ステップと、画像記録位置信号と測色値とにより決定される第2関係に基づいて、前記色変換ステップで変換した測色値を画像形成装置に起因する面内の色変動を補正した出力画像記録信号に変換する演算ステップと、を含むことを特徴としている。
請求項7に記載の発明によれば、色変換ステップで、入力される画像形成装置の画像記録信号により決定される第1関係に基づいて、画像記録信号を測色値に変換し、画像記録信号に対して、画像記録位置に対する測色値の頻度を算出して、最も頻度が高いまたは中央値を求める。そして、演算ステップで、画像記録位置信号と測色値により決定される第2関係に基づいて、色変換ステップで変換した測色値を画像形成装置に起因する面内の色変動を補正した出力画像記録信号に変換する。
このように色変換ステップ及び演算ステップで処理を行うことによって、従来では不可能であった汎用的な画像処理装置等から入力される画像形成装置の画像記録信号を入力として、面内均一性を補正した画像形成装置の画像記録信号に変換することができる。
また、演算ステップで測色値を出力画像記録信号に変換する前に、色変換ステップで入力される画像記録信号を測色値に変換する際にも、画像形成装置の画像記録位置を考慮して画像記録信号を測色値に変換するので、高精度な面内均一性の補正を行うことができる。
また、色変換ステップは、請求項8に記載の発明のように、画像形成装置の画像記録位置に対する測色値の関係から決定したルックアップテーブルを用いることができる。
一方、演算ステップは、請求項9に記載の発明のように、出力画像記録信号と画像記録位置信号から測色値を求める関数を、測色値と画像記録位置信号を入力として解くことにより第2関係を取得して、該第2関係に基づいて色変換ステップで変換した測色値から出力画像記録信号を算出するようにしてもよい。
さらに、請求項6乃至請求項9の何れか1項に記載の発明は、請求項10に記載の発明のように、画像形成装置の画像記録位置に対する測色値の関係に基づいて、第1関係及び第2関係を更新する修正ステップを更に含むようにしてもよい。このように修正ステップを更に含むことによって、画像形成装置の経時的な変化や感光体などの像担持体の交換により変換した画像形成装置の面内均一性を補正することが可能となる。
請求項11に記載の画像処理プログラムは、コンピュータに以下の処理を実行させる画像処理プログラムであって、前記処理は、入力される画像形成装置の画像記録信号により決定される第1関係に基づいて、前記画像記録信号を測色値に変換し、画像記録信号に対して、画像記録位置に対する測色値の平均値を演算する色変換ステップと、画像記録位置信号と測色値とにより決定される第2関係に基づいて、前記色変換ステップで変換した測色値を画像形成装置に起因する面内の色変動を補正した出力画像記録信号に変換する演算ステップと、を含むことを特徴としている。
請求項11に記載の発明によれば、請求項6に記載の画像処理方法をコンピュータに実行させるものである。すなわち、色変換ステップで、入力される画像形成装置の画像記録信号により決定される第1関係に基づいて、画像記録信号を測色値に変換し、画像記録信号に対して、画像記録位置に対する測色値の平均値を演算する。そして、演算ステップで、画像記録位置信号と測色値により決定される第2関係に基づいて、色変換ステップで変換した測色値を画像形成装置に起因する面内の色変動を補正した出力画像記録信号に変換する。
このように色変換ステップ及び演算ステップで処理を行うことによって、従来では不可能であった汎用的な画像処理装置等から入力される画像形成装置の画像記録信号を入力として、面内均一性を補正した画像形成装置の画像記録信号に変換することができる。
また、演算ステップで測色値を出力画像記録信号に変換する前に、色変換ステップで入力される画像記録信号を測色値に変換する際にも、画像形成装置の画像記録位置を考慮して画像記録信号を測色値に変換するので、高精度な面内均一性の補正を行うことができる。
請求項12に記載の画像処理プログラムは、コンピュータに以下の処理を実行させる画像処理プログラムであって、前記処理は、入力される画像形成装置の画像記録信号により決定される第1関係に基づいて、前記画像記録信号を測色値に変換しし、画像記録信号に対して、画像記録位置に対する測色値の頻度を算出して、最も頻度が高いまたは中央値を求める色変換ステップと、画像記録位置信号と測色値とにより決定される第2関係に基づいて、前記色変換ステップで変換した測色値を画像形成装置に起因する面内の色変動を補正した出力画像記録信号に変換する演算ステップと、を含むことを特徴としている。
請求項12に記載の発明によれば、請求項7に記載の画像処理方法をコンピュータに実行させるものである。すなわち、色変換ステップで、入力される画像形成装置の画像記録信号により決定される第1関係に基づいて、画像記録信号を測色値に変換し、画像記録信号に対して、画像記録位置に対する測色値の頻度を算出して、最も頻度が高いまたは中央値を求める。そして、演算ステップで、画像記録位置信号と測色値により決定される第2関係に基づいて、色変換ステップで変換した測色値を画像形成装置に起因する面内の色変動を補正した出力画像記録信号に変換する。
このように色変換ステップ及び演算ステップで処理を行うことによって、従来では不可能であった汎用的な画像処理装置等から入力される画像形成装置の画像記録信号を入力として、面内均一性を補正した画像形成装置の画像記録信号に変換することができる。
また、演算ステップで測色値を出力画像記録信号に変換する前に、色変換ステップで入力される画像記録信号を測色値に変換する際にも、画像形成装置の画像記録位置を考慮して画像記録信号を測色値に変換するので、高精度な面内均一性の補正を行うことができる。
なお、色変換ステップは、請求項13に記載の発明のように、画像形成装置の画像記録位置に対する測色値の関係から決定したルックアップテーブルを用いることができる。
一方、演算ステップは、請求項14に記載の発明のように、出力画像記録信号と画像記録位置信号から測色値を求める関数を、測色値と画像記録位置信号を入力として解くことにより第2関係を取得して、該第2関係に基づいて色変換ステップで変換した測色値から出力画像記録信号を算出するようにしてもよい。
さらに、請求項11乃至請求項14の何れか1項に記載の発明は、請求項15に記載の発明のように、画像形成装置の画像記録位置に対する測色値の関係に基づいて、第1関係及び第2関係を更新する修正ステップを更に含むようにしてもよい。このように修正ステップを更に含むことによって、画像形成装置の経時的な変化や感光体などの像担持体の交換により変換した画像形成装置の面内均一性を補正することが可能となる。
なお、請求項11乃至請求項15の何れか1項に記載の画像処理プログラムは、請求項16に記載の発明のように、コンピュータによって読取可能な記憶媒体に記憶するようにしてもよい。
以上説明したように本発明によれば、入力される画像形成装置の画像記録信号と画像記録位置信号とにより決定される第1関係に基づいて、画像記録信号を測色値に変換して、画像記録位置信号と測色値とにより決定される第2関係に基づいて、変換された測色値を画像形成装置に起因する面内の色変動を補正した出力画像記録信号に変換することによって、画像形成装置の画像記録信号を面内均一性を補正した画像形成装置の画像記録信号に色変換することができる、という効果がある。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。
[基本形態]
まず、本発明の実施の形態を説明する前に、基本形態について説明する。図1は、本発明の基本形態に係わる画像処理装置を示す図である。
図1に示すように、汎用的な画像処理装置などからなる画像入力部12からは、電子写真方式などの画像形成装置の画像記録信号であるCMY網点面積率、及び画像形成装置における主走査方向の画像記録位置信号xが画像処理装置14に入力される。そして、画像処理装置14によって後述する種々の処理を行った後に、画像形成装置16に画像記録信号が出力される。なお、画像形成装置16は、電子写真方式の画像形成装置を適用することができる。例えば、レーザ光を感光体ドラムに走査することで主走査を行い、感光体ドラムの回転によって副走査を行う画像形成装置を適用することができる。
画像処理装置14は、画像形成装置16における面内均一性を補正した画像記録信号を画像形成装置16に出力する。詳細には、画像処理装置14は、色信号変換部18、4次元DLUT処理部20、及び補正パラメータ修正部22で構成されている。
色信号変換部18は、画像入力装置12から入力されるCMY網点面積率の画像記録信号をL***色信号に変換して4次元DLUT処理部20に出力する。
4次元DLUT(Direct Lookup Table)処理部20は、色信号変換部18から入力されるL***色信号と、画像入力部12から入力される画像記録位置信号xを入力して、画像形成装置16における主走査方向の面内均一性(画像形成装置16に起因する面内の色変動)を補正した画像記録信号であるC’M’Y’網点面積率を画像形成装置16に出力する。
補正パラメータ修正部22は、画像形成装置16の経時的な変化や感光体などの像担持体の交換などにより画像形成装置16の面内均一性が変化した場合に、4次元DLUT処理部20の変換パラメータを修正する。
ここで、色信号変換部18の変換パラメータの決定方法について説明する。
色信号変換部18に入力される画像形成装置16の画像記録信号CMYの組み合わせに対する色票を画像形成装置16で出力し、その測色値L***を市販の測色計で測定し、入力する画像記録信号に対する測色値の変換特性をモデル化(以下、色変換モデルという。)する。このような色変換モデルには高次多項式やニューラルネットワーク等を用いることができる。なお、色信号変換部18は、この色変換モデルを用いて画像記録信号であるCMY網点面積率からL***色信号を出力するように構成してもよいし、3入力3出力の3次元DLUTを用いてCMY網点面積率からL***色信号を出力するように構成してもよい。
図2は、色変換モデルにニューラルネットワークを用いて、色信号変換部18に3次元DLUTを用いた場合の色信号変換部18の色変換パラメータの決定方法を示すフローチャートである。
まず、S100では、色信号変換部18に入力される画像形成装置16の画像記録信号CMYの任意の組み合わせに対する色票を画像形成装置16で出力し、その測色値L***を市販の測色計で測定する。
そして、入力する画像記録信号に対する測色値の変換特性をモデル化(以下、色変換モデルという。)する。
すなわち、S102では、画像記録信号CMYと測色値L***のデータセットを教師データとして、ニューラルネットワークに学習させ、S104では、色信号変換部18の3次元DLUTの入力アドレス値CMYに対する測色値L***をS102で決定したニューラルネットワークにより決定する。
そして、S106では、S104で得られた測色値L***を色信号変換部18の3次元DLUTの格子点に設定する。
このように設定した色変換モデルを用いて色信号変換部18は、画像記録信号であるCMY網点面積率からL***色信号を出力することができる。
一方、4次元DLUT処理部20は、詳細には、本願出願人によって提案されている特許文献1(特開2002−135610号公報)に記載の技術を適用することができる。
具体的には、4次元DLUT処理部20は、色信号変換部18から入力される色空間信号L***と主走査方向における画像記録位置信号xに基づいて、4次元の補間演算処理を行って、画像記録信号C’M’Y’を明度線形信号C’’ M’’Y’ ’に変換して、カラー階調補正を行う。カラー階調補正では、それぞれの色成分毎に設けられた1次元LUTを用いて、4次元DLUT処理された明度線形信号C’’ M’’Y’ ’から画像形成装置16の画像記録信号CMYに変換する。なお、本基本形態の4次元DLUT処理部20は、上述の4次元DLUT処理とカラー階調補正を4次元DLUTを用いて直接求める例として示す。
また、補正パラメータ修正部22も、詳細には、本願出願人によって提案されている特許文献1に記載の技術を適用することができる。
具体的には、まず、画像形成装置16で、画像記録信号CMYの任意の値に対するパッチを出力し、色彩計により出力したパッチの測色値L***を測定する。
そして、それぞれのパッチの測色L***の測定結果、画像記録信号CMY、主走査方向における画像記録位置信号xより、(C、M、Y、x)と(L*、a*、b*)の対応表を作成し、当該対応表から(C、M、Y、x)を入力として(L*、a*、b*)を出力する次式で示される4入力3出力の関数を作成する。
(L*、a*、b*)=g(C、M、Y、x) ・・・(1)
このような関数は、例えば、4入力3出力のニューラルネットワークを使用し、(C、M、Y、x)と(L*、a*、b*)の対応表を教師データとして、バックプロパゲーションにより学習を行うことによって(1)式を決定することができる。このような関数の決定方法は、ニューラルネットワークを用いる方法に限られるものではなく、4入力3出力の非線形関数を記述できるものであればどのようなものでもよい。
次に、4次元DLUT処理部20の入力アドレス値(L*、a*、b*、x)を入力として、ニューラルネットワークで得られた(1)式を数値解法で解くことにより、測色的に一致する画像記録信号C、M、Yを設定し、4次元DLUT処理部20の演算パラメータの設定を行うことができる。
本基本形態では、以上のように、画像処理装置14を構成することによって、従来技術では不可能であった、汎用の画像処理装置等の画像入力装置12から入力される画像形成装置16の画像記録信号を測色値に変換した後に、面内均一性を補正した画像記録信号に変換するので、画像形成装置16における階調特性や多重転写特性などの非線形性を考慮して、画像形成装置16における面内均一性を補正した画像記録信号に変換することができる。
また、本基本形態では、特許文献1に記載の技術と同様に、画像形成装置16における階調特性や多重転写特性などの非線形性を考慮することができるので、画像形成装置16の面内均一性を大幅に向上させることができる。特に電子写真方式の画像形成装置16においては、階調特性や多重転写特性に関する非線形性が高いので、本基本形態による面内均一性の向上効果は非常に高い。また、補正パラメータ修正部22によって補正特性を修正することにより、画像形成装置16の経時的な変化や感光体などの像担持体の交換などにより画像形成装置16の面内均一性が変化した場合にも構成度な面内均一性の補正を実現することができる。
[実施の形態]
続いて、本発明の実施の形態に係わる画像処理装置について説明する。図3は、本発明の実施の形態に係わる画像処理装置を示す図である。なお、同一構成については、同一符号を付して説明する。
図3に示すように、基本形態と同様に、汎用的な画像処理装置などからなる画像入力装置12からは、電子写真方式などの画像形成装置の画像記録信号であるCMY網点面積率、及び画像形成装置における主走査方向の画像記録位置信号xが画像処理装置10に入力される。そして、画像処理装置10によって後述する種々の処理を行った後に、画像形成装置16に画像記録信号が出力される。なお、画像形成装置16は、電子写真方式の画像形成装置を適用することができる。例えば、レーザ光を感光体ドラムに走査することで主走査を行い、感光体ドラムの回転によって副走査を行う画像形成装置を適用することができる。
画像処理装置10は、画像形成装置16における主走査方向の面内均一性(画像形成装置16に起因する面内の色変動)を補正した画像記録信号を画像形成装置16に出力する。詳細には、画像処理装置10は、平均色信号変換部24、4次元DLUT処理部20、及び補正パラメータ修正部22で構成されている。
平均色信号変換部24は、画像入力装置12から入力されるCMY網点面積率の画像記録信号をL***色信号に変換して4次元DLUT処理部20に出力する。
4次元DLUT処理部20は、平均色信号変換部24から入力されるL***色信号と、画像入力部12から入力される画像記録位置信号xを入力して、画像形成装置16における主走査方向の面内均一性を補正した画像記録信号であるC’M’Y’網点面積率を画像形成装置16に出力する。
補正パラメータ修正部22は、画像形成装置16の経時的な変化や感光体などの像担持体の交換などにより画像形成装置16の面内均一性が変化した場合に、平均色信号変換部24及び4次元DLUT処理部20の変換パラメータを修正する。
ここで、平均色信号変換部24の変換パラメータの決定方法について説明する。
平均色信号変換部24に入力される画像形成装置16の画像記録信号CMYと画像記録位置信号xの組み合わせに対する色票を画像形成装置16で出力し、その測色値L***を市販の測色計で測定し、入力する画像記録信号x及び画像記録位置信号xに対する測色値の変換特性をモデル化し、色変換モデルを作成する。このような色変換モデルには高次多項式やニューラルネットワーク等を用いることができる。平均色信号変換部24は、入力される画像記録信号CMYに対して、画像記録位置xの範囲内における測色値L***の値から、画像記録位置xに対する平均値をL***全てに対して算出し、この値を4次元DLUT処理部20に転送する。
なお、平均色信号変換部24は、この色変換モデルを用いて画像記録信号であるCMY網点面積率からL***色信号を出力するように構成してもよいし、3入力3出力の3次元DLUTを用いてCMY網点面積率からL***色信号を出力するように構成してもよい。
図4は、平均色変換モデルにニューラルネットワークを用いて、平均色信号変換部24に4次元DLUTを用いた場合の平均色信号変換部24の色変換パラメータの決定方法を示すフローチャートである。
まず、S200では、平均色信号変換部24に入力される画像形成装置16の画像記録信号CMYの任意の組み合わせに対する色票を画像形成装置16で出力し、その測色値L***を市販の測色計で測定する。
そして、入力する画像記録信号に対する測色値の変換特性をモデル化(以下、色変換モデルという。)する。
すなわち、S202では、画像記録信号CMYと測色値L***のデータセットを教師データとして、ニューラルネットワークに学習させ、S204では、平均色信号変換部24の3次元DLUTの入力アドレス値CMYに対し、画像記録位置信号xに対する測色値L***の平均のL***をS202で決定したニューラルネットワークにより決定する。
そして、S206では、S204で得られた測色値L***を平均色信号変換部24の3次元DLUTの格子点に設定する。
このように設定した色変換モデルを用いて平均色信号変換部24は、画像記録信号であるCMY網点面積率からL***色信号を出力することができる。
図5は、上述のように変換パラメータが設定された平均色信号変換部24で行われる処理を模式的に表した図である。
画像記録位置xの範囲内におけ測色値L***の値から、画像記録位置xに対する平均値を算出する補正処理を行わない場合には、画像記録位置全域に対して同じ画像記録信号CMYの組み合わせで出力した場合の画像記録位置xに対する色変化は、図5の実線で示すようになり、平均色信号変換部24において、画像記録位置xに対する平均のL***を算出することにより補正した補正後の色変化は図5の点線のようになる。
上述した基本形態では、色信号変換部18におけるL***の決定には、画像形成装置16の画像記録位置xを考慮していないので、色の印象が異なってしまう場合がある。
これに対して、本実施の形態では、平均色信号変換部24において画像記録位置xに対する平均のL***を算出することにより、面内均一性が補正されるだけではなく、補正前の色に対して画像記録位置の全域に対して最も色差が小さくなってるため、補正前に対して補正後の色の印象が大きく変わらないといった利点がある。
一方、4次元DLUT処理部20は、上記の基本形態と同様に、本願出願人によって提案されている特許文献1(特開2002−135610号公報)に記載の技術を適用することができる。具体的には基本形態と同一であるので詳細な説明を省略する。なお、4次元DLUT処理部20の色変換パラメータ決定に用いる色変換モデルは平均色信号変換部24で用いた色変換モデルと同じものを用いることができる。
また、補正パラメータ修正部22も、上記の基本形態と同様に、本願出願人によって提案されている特許文献1に記載の技術を適用することができる。具体的には、基本形態と同一であるので詳細な説明を省略する。なお、補正パラメータ修正部22では、画像形成装置16の経時的な変化や感光体などの像担自体の交換などにより画像形成装置16の面内均一性が変化した場合に、この色変換モデルを再度決定し、平均色信号変換部24と4次元DLUT処理部20の色変換パラメータを更新するようにすればよい。
本実施の形態では、以上のように、画像処理装置10を構成することによって、従来技術では不可能であった、汎用の画像処理装置等の画像入力装置12から入力される画像形成装置16の画像記録信号を測色値に変換した後に、面内均一性を補正した画像記録信号に変換するので、画像形成装置16における階調特性や多重転写特性などの非線形性を考慮して、画像形成装置16における面内均一性を補正した画像記録信号に変換することができる。
また、本実施の形態では、特許文献1に記載の技術と同様に、画像形成装置16における階調特性や多重転写特性などの非線形性を考慮することができるので、画像形成装置16の面内均一性を大幅に向上させることができる。特に電子写真方式の画像形成装置16においては、階調特性や多重転写特性に関する非線形性が高いので、本基本形態による面内均一性の向上効果は非常に高い。また、補正パラメータ修正部22によって補正特性を修正することにより、画像形成装置16の経時的な変化や感光体などの像担持体の交換などにより画像形成装置16の面内均一性が変化した場合にも高精度な面内均一性の補正を実現することができる。
さらに、本実施の形態では、平均色信号変換部24によって画像記録信号を測色値に変換する際に、画像記録位置xを考慮しているので、面内均一性の補正前後における、色の変化を最小にすることができる。
なお、上記の実施の形態では、平均色信号変換部24において、画像記録位置に対する平均のL***を算出するようにしたが、平均色信号変換部24のL***の決定方法は、この方法に限るものではなく、補正前後における色の変化が少なくないように決定すればよいため、画像記録位置に対してL***値の頻度を算出して、最も頻度が高い値や中央値などをとるように決定するようにしてもよい。
また、上記の基本形態及び実施の形態において、画像処理装置10、14の入力は、画像形成装置16の画像記録信号CMYと主走査方向における記録位置信号xであり、出力が面内均一性が補正された画像記録信号C’M’Y’であるが、画像処理装置10、14の入出力信号の組み合わせはこれに限るものではなく、例えば、特許文献1に記載の技術に記載された種々の組み合わせを適用することができる。
また、上記の基本形態及び実施の形態に係わる画像処理装置10、14の機能の一部または全部は、コンピュータにより実行可能なプログラムによって実現することができる。また、該プログラム30は、図6に示すように、コンピュータ32によって読取可能な各種記録媒体34に記憶することもできる。
本発明の基本形態に係わる画像処理装置を示す図である。 色変換モデルにニューラルネットワークを用いて、色信号変換部18に3次元DLUTを用いた場合の色信号変換部の色変換パラメータの決定方法を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係わる画像形成装置を示す図である。 平均色変換モデルにニューラルネットワークを用いて、平均色信号変換部に4次元DLUTを用いた場合の平均色信号変換部の色変換パラメータの決定方法を示すフローチャートである。 平均色信号変換部で行われる処理を模式的に示した図である。 コンピュータによって読取可能な各種記録媒体に画像処理装置の機能の一部または全部を実行するプログラムを記憶する一例を示す図である。
符号の説明
10 画像処理装置
12 画像入力装置
16 画像形成装置
20 4次元DLUT処理部
22 補正パラメータ修正部
24 平均色信号変換部
30 プログラム
32 コンピュータ
34 各種記録媒体

Claims (16)

  1. 入力される画像形成装置の画像記録信号により決定される第1関係に基づいて、前記画像記録信号を測色値に変換し、画像記録信号に対して、画像記録位置に対する測色値の平均値を演算する色変換手段と、
    画像記録位置信号と測色値とにより決定される第2関係に基づいて、前記色変換手段によって変換された測色値を画像形成装置に起因する面内の色変動を補正した出力画像記録信号に変換する演算手段と、
    を備えた画像処理装置。
  2. 入力される画像形成装置の画像記録信号により決定される第1関係に基づいて、前記画像記録信号を測色値に変換し、画像記録信号に対して、画像記録位置に対する測色値の頻度を算出して、最も頻度が高いまたは中央値を求める色変換手段と、
    画像記録位置信号と測色値とにより決定される第2関係に基づいて、前記色変換手段によって変換された測色値を画像形成装置に起因する面内の色変動を補正した出力画像記録信号に変換する演算手段と、
    を備えた画像処理装置。
  3. 前記色変換手段は、画像形成装置の画像記録位置に対する測色値の関係から決定したルックアップテーブルからなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記演算手段は、前記出力画像記録信号と前記画像記録位置信号から測色値を求める関数を、測色値と前記画像記録位置信号を入力として解くことにより前記第2関係を取得し、該第2関係に基づいて前記色変換手段によって変換された測色値から前記出力画像記録信号を算出することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の画像処理装置。
  5. 画像形成装置の画像記録位置に対する測色値の関係に基づいて、前記第1関係及び前記第2関係を更新する修正手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の画像処理装置。
  6. 入力される画像形成装置の画像記録信号により決定される第1関係に基づいて、前記画像記録信号を測色値に変換し、画像記録信号に対して、画像記録位置に対する測色値の平均値を演算する色変換ステップと、
    画像記録位置信号と測色値とにより決定される第2関係に基づいて、前記色変換ステップで変換した測色値を画像形成装置に起因する面内の色変動を補正した出力画像記録信号に変換する演算ステップと、
    を含む画像処理方法。
  7. 入力される画像形成装置の画像記録信号により決定される第1関係に基づいて、前記画像記録信号を測色値に変換し、画像記録信号に対して、画像記録位置に対する測色値の頻度を算出して、最も頻度が高いまたは中央値を求める色変換ステップと、
    画像記録位置信号と測色値とにより決定される第2関係に基づいて、前記色変換ステップで変換した測色値を画像形成装置に起因する面内の色変動を補正した出力画像記録信号に変換する演算ステップと、
    を含む画像処理方法。
  8. 前記色変換ステップは、画像形成装置の画像記録位置に対する測色値の関係から決定したルックアップテーブルを用いることを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の画像処理方法。
  9. 前記演算ステップは、前記出力画像記録信号と前記画像記録位置信号から測色値を求める関数を、測色値と前記画像記録位置信号を入力として解くことにより前記第2関係を取得し、該第2関係に基づいて前記色変換ステップで変換した測色値から前記出力画像記録信号を算出することを特徴とする請求項6乃至請求項8の何れか1項に記載の画像処理方法。
  10. 画像形成装置の画像記録位置に対する測色値の関係に基づいて、前記第1関係及び前記第2関係を更新する修正ステップを更に含むことを特徴とする請求項6乃至請求項9の何れか1項に記載の画像処理方法。
  11. コンピュータに以下の処理を実行させる画像処理プログラムであって、
    前記処理は、
    入力される画像形成装置の画像記録信号により決定される第1関係に基づいて、前記画像記録信号を測色値に変換し、画像記録信号に対して、画像記録位置に対する測色値の平均値を演算する色変換ステップと、
    画像記録位置信号と測色値とにより決定される第2関係に基づいて、前記色変換ステップで変換した測色値を画像形成装置に起因する面内の色変動を補正した出力画像記録信号に変換する演算ステップと、
    を含むことを特徴とする画像処理プログラム。
  12. コンピュータに以下の処理を実行させる画像処理プログラムであって、
    前記処理は、
    入力される画像形成装置の画像記録信号により決定される第1関係に基づいて、前記画像記録信号を測色値に変換しし、画像記録信号に対して、画像記録位置に対する測色値の頻度を算出して、最も頻度が高いまたは中央値を求める色変換ステップと、
    画像記録位置信号と測色値とにより決定される第2関係に基づいて、前記色変換ステップで変換した測色値を画像形成装置に起因する面内の色変動を補正した出力画像記録信号に変換する演算ステップと、
    を含むことを特徴とする画像処理プログラム。
  13. 前記色変換ステップは、画像形成装置の画像記録位置に対する測色値の関係から決定したルックアップテーブルを用いることを特徴とする請求項11又は請求項12に記載の画像処理プログラム。
  14. 前記演算ステップは、前記出力画像記録信号と前記画像記録位置信号から測色値を求める関数を、測色値と前記画像記録位置信号を入力として解くことにより前記第2関係を取得し、該第2関係に基づいて前記色変換ステップで変換した測色値から前記出力画像記録信号を算出することを特徴とする請求項11乃至請求項13の何れか1項に記載の画像処理プログラム。
  15. 画像形成装置の画像記録位置に対する測色値の関係に基づいて、前記第1関係及び前記第2関係を更新する修正ステップを更に含むことを特徴とする請求項11乃至請求項14の何れか1項に記載の画像処理プログラム。
  16. コンピュータによって読取可能な記憶媒体であって、
    請求項11乃至請求項15の何れか1項に記載の画像処理プログラムを記憶することを特徴とする記憶媒体。
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