JP2006344580A - 放電管点灯装置、光源装置および表示装置 - Google Patents

放電管点灯装置、光源装置および表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】放電の異常が発生したとき、バランスコイルが焼損し、あるいは、プリント基板の発熱による基板の炭化が生じることを未然に防ぐ。
【解決手段】バランスコイルと放電管との接続点の電圧を時間微分した微分電圧または分圧した電圧を発生させ、微分電圧または分圧電圧のピーク値が基準電圧以上となるときにインバータ回路からの交流電流の供給を停止させる制御部を備える放電管点灯装置とした。
【選択図】図4

Description

本発明は、放電管点灯装置、光源装置および表示装置に関し、特に、多数の放電管をより少ない個数のインバータ回路を用いて点灯させるためのバランスコイルを有する放電管点灯装置、このような放電管点灯装置を用いる光源装置および表示装置に関する。
近年、液晶を用いた画像の表示装置が広範に用いられている。この表示装置は液晶の裏面から光を照射するための光源装置が必要とされ、この様な光源装置は、一般的にバックライトと称されている。表示装置の大型化に伴い、表示装置を構成するバックライトも大型化が進み、バックライトに、放電管を用いるようになった。しかしながら、放電管の各々を個々に設けた駆動回路でドライブすることは効率的ではなく、1のインバータ回路によって複数数の放電管を点灯する放電管点灯装置を用い、このような放電管点灯装置によって、複数の放電管からなる放電管部を駆動する光源装置を用いるようにしている。また、さらに、大型化したバックライトでは、インバータを複数個用い、これらのインバータの個数よりも多い個数の放電管によってバックライトを構成している。
このように、1のインバータ回路で複数の放電管を点灯する場合には、各々の放電管に流れる電流に不均一が生じるという問題があり、これを解決するために、バランスコイルを採用した例が報告されている(特許文献1を参照)。
また、バランスコイルを用いた場合に、放電管の1つが放電をしない場合には、バランスコイルの巻線の両端に過大な電圧が発生してバランスコイルの巻線を損傷するので、巻線ごとにダイアックを並列に配置して巻線の保護を行おうとする例が報告されている。さらに、いずれかの巻線に発生する電圧がツェナー・ダイオードの降伏電圧を超えた場合にフォトカプラに電流が流れることにより放電装置の異常を検出する例も報告されている(特許文献2を参照)。
バランスコイルの1例を図11に示す(特許文献3を参照)。図11の(B)に示すのはバランスコイル30の組み立て図であり、図11の(A)に示すのはバランスコイル30を構成するボビンの平面図である。ボビン20は、中間部の主仕切り22で巻枠部分が2つの巻線領域に分けられ、更に両巻線領域に補助仕切り24が設けられて複数のセクション(ここでは2セクション)に分けられた形状である。2つの巻線は、中間部に主仕切り22を形成した単一のボビン上の各巻線領域に互いに分離して巻かれ、且つ各巻線は各々補助仕切り24によって分けられた2セクションに分割して巻き付けられている。このボビン20は、電気絶縁材料からなる一体成形品である。このように、2巻線が別々に施され、端子26を有するボビンに、磁気コア28を組み合わせることでバランスコイル30が組み立てられる。この例では、各巻線領域にそれぞれ1個の補助仕切りを設けて2セクション構造にしているが、各巻線領域にそれぞれ2個の補助仕切りを設けて3セクション構造としてもよい。勿論、それ以上多く分割しても構わないが、セクション数は、巻数とコイル線径などを勘案して決定される。磁気コアは、NiZn系フェライトあるいはMnZn系フェライトなどの高透磁率磁性材料からなるE型コアを、2個、脚部先端が衝合するように対向配置するように組み合わせる構造とされている。
特開昭56−86495号公報 特開2004−335443号公報 特開2005−317253号公報
上述のように、バランスコイルを用いる場合には、放電管の電流バランスという課題は解決できるが、バランスコイルから放電管につながるラインが、配線パターンの断線やコネクタの接続不良等で接続されないときには、ラインが切断された側に対応するバランスコイルの巻線には大きな電圧が生じることが想定され、そのような場合にはパターン間、コイルの巻線間、巻線と磁気回路を形成するコア間で放電現象を生じて異臭が発生する虞や、バランスコイルが焼損し、あるいは、プリント基板の発熱による基板の炭化が生じる虞がある。
このような課題に対する上述の対策である、巻線ごとにダイアックを並列に配置する場合には、対策が高価になるとともに巻線の所定時間の保護という課題が解決できるのみであり、ダイアックに対する電圧の印加が長時間に及ぶ場合にはダイアックが損傷してその保護効果も損なわれるおそれがあった。また、フォトカプラを用いた検出回路は、バランスコイルの巻線両端の電圧異常が検出できるに過ぎず、電圧異常を検出した後の措置についての提示はなかった。
本発明は、上述の課題を確実にかつ安価に解決する放電管点灯装置、このような放電管点灯装置を用いる光源装置および表示装置を提供するものである。
本発明の放電管点灯装置は、複数の放電管を駆動する光源装置であって、巻線入力端と複数の巻線出力端とを有し、前記複数の巻線出力端の各々に前記複数の放電管が接続されるバランスコイルと、前記巻線入力端に交流電流を供給する電力部と、前記巻線出力端の電圧に応じた検出電圧のピーク値を検出し、前記検出電圧のピーク値が所定の値以上となるときに前記電力部からの交流電流の供給を停止させる制御部と、を備える。
この放電管点灯装置では、巻線入力端と複数の巻線出力端とを有するバランスコイルと、巻線入力端に交流電流を供給する電力部と、を備え、バランスコイルの作用によって各々の放電管に流れる電流を均一化する。
また、巻線出力端の電圧に応じた検出電圧のピーク値を検出し、検出電圧のピーク値が所定の値以上となるときに電力部からの交流電流の供給を停止させる制御部を備え、基板の損傷、バランスコイルの損傷を未然に防ぐ。
ここで、バランスコイルとは、バランストランスまたはコモンモードチョークコイルとも称されるものであり、複数の巻線を相互に接続して、入力端と複数の出力端とを設け、この複数の巻線の各々が生じる磁束を他の巻線の全部または一部と相互に鎖交させ、磁束を打ち消しあうことによって、複数の出力端の各々に所定値の電流を流すように磁気回路が形成されたものである。
本発明の光源装置は、巻線入力端と複数の巻線出力端とを有するバランスコイルと、前記バランスコイルの前記複数の巻線出力端ごとに各々の放電管が接続される複数の放電管からなる放電管部と、前記巻線入力端に交流電流を供給する電力部と、前記巻線出力端の電圧に応じた検出電圧のピーク値を検出し、前記検出電圧のピーク値が所定の値以上となるときに前記電力部からの交流電流の供給を停止させる制御部と、を備える。
この光源装置では、巻線入力端と複数の巻線出力端とを有するバランスコイルと、バランスコイルの複数の巻線出力端ごとに各々の放電管が接続される複数の放電管からなる放電管部と、巻線入力端に交流電流を供給する電力部と、を備え、バランスコイルの作用によって各々の放電管に流れる電流を均一化する。
また、巻線出力端の電圧に応じた検出電圧のピーク値を検出し、検出電圧のピーク値が所定の値以上となるときに電力部からの交流電流の供給を停止させる制御部を備え、基板の損傷、バランスコイルの損傷を未然に防ぐ。
本発明の表示装置は、画像情報を表示する液晶表示パネルと前記液晶表示パネルの画像表示面の裏面側に配置される放電管部と前記放電管部を駆動する放電管点灯装置とを備える表示装置であって、前記放電管点灯装置は、巻線入力端と複数の巻線出力端とを有し、前記複数の巻線出力端の各々に前記複数の放電管が接続されるバランスコイルと、前記巻線入力端に交流電流を供給する電力部と、前記巻線出力端の電圧に応じた検出電圧のピーク値を検出し、前記検出電圧のピーク値が所定の値以上となるときに前記電力部からの交流電流の供給を停止させる制御部と、を備える。
この表示装置は、画像情報を表示する液晶表示パネルと液晶表示パネルの画像表示面の裏面側に配置される放電管部と放電管部を駆動する放電管点灯装置を備える表示装置である。そして、放電管点灯装置は、巻線入力端と複数の巻線出力端とを有するバランスコイルと、巻線入力端に交流電流を供給する電力部と、を備え、バランスコイルの作用によって各々の放電管に流れる電流を均一化する。また、巻線出力端の電圧に応じた検出電圧のピーク値を検出し、検出電圧のピーク値が所定の値以上となるときに電力部からの交流電流の供給を停止させる制御部を備え、基板の損傷、バランスコイルの損傷を未然に防ぐ。
本発明の、放電管点灯装置、このような放電管点灯装置を用いる照明装置および表示装置によれば、バランスコイルを用いることによって想定される問題である、バランスコイルの焼損、あるいは、プリント基板の発熱による基板の炭化を未然に防止する。
以下、本発明の実施形態を図1ないし図10を参照しながら具体的に説明する。
図1ないし図3に沿って本実施形態の光源装置10におけるバランスコイルLbの動作原理を示す。図1に示す光源装置10は、電力部の一実施形態であるインバータ回路CiとバランスコイルLbとを有する放電管点灯装置を備えている。放電管Lp1および放電管Lp2は放電管部Lpを形成しており、放電管Lp1および放電管Lp2の各々は、導電電極Dm1と導電電極Dm2とを有し、各々の導電電極Dm1は線材を介してコネクタCN1aに接続され、各々の導電電極Dm2は線材を介してコネクタCN2aに接続されている。一方、コネクタCN1aと組み合わせて用いられるコネクタCN1bは、バランスコイルLbの巻線出力端Lbo1および巻線出力端Lbo2の各々に接続され、コネクタCN2aと組み合わせて用いられるコネクタCN2bは、インバータ回路Ciと接続されるようになされている。すなわち、コネクタCN1aおよびコネクタCN2aの各々は、棒状の導体で形成される、いわゆるオス側接点である接点C1a1、接点C1a2、接点C2a1、接点C2a2を有し、コネクタCN1bおよびコネクタCN2bの各々は、このオス側をバネ圧で圧着する導体で形成される、いわゆるメス側接点である接点C1b1、接点C1b2、接点C2b1、接点C2b2を有している。
ここで、接点C1a1と接点C1b1、接点C1a2と接点C1b2、接点C2a1と接点C2b1、接点C2a2と接点C2b2との各々が接触して回路が形成される。このようにして、光源装置10から放電管部Lpの着脱が可能とされている。なお、コネクタCN1a、コネクタCN2a、コネクタCN2aおよびコネクタCN2bの構造並びに接点の構造は上述したものに限られず、放電管部Lpをインバータ回路CiおよびバランスコイルLbに着脱可能となるように接続できるものであればどのようなものであっても良く、接点のオス側、メス側をいずれの側に配置するかの限定もなく、接点の構造は、両方の回路に接続される接点を圧接する構造であっても良い。このように、インバータ回路CiとバランスコイルLbとが配された基板と、放電管部Lpとを着脱可能とすることによって、装置の組み立て、保守を容易としている。
インバータ回路Ciは数10kHzの交流の電力を供給するものである。また、バランスコイルLbには、巻線N1と巻線N2とが同一のコアに巻回されており、磁気回路を共有している。そして、巻線N1と巻線N2との1側端は相互に接続されており、バランスコイルLbの巻線入力端Lbiを形成し、巻線N1と巻線N2との他側端は巻線出力端Lbo1および巻線出力端Lbo2を形成している。ここで、バランスコイルLbに付された黒丸印は巻き始めを示す。また、放電管Lp1および放電管Lp2の各々は、円柱状のガラスチューブの両端に導電電極Dm1と導電電極Dm2を配し、ガラスチューブの中には、ガスが封入されている。
バランスコイルLbの入力端Lbiには、インバータ回路Ciが接続されている。バランスコイルLbの巻線出力端Lbo1には、コネクタCN1aおよびコネクタCN1bを介して、放電管Lp1の導電電極Dm1が接続され、バランスコイルLbの巻線出力端Lbo2には、コネクタCN1aおよびコネクタCN1bを介して、放電管Lp2の導電電極Dm1が接続されており、放電管Lp1の導電電極Dm2と放電管Lp2の導電電極Dm2とは相互に接続されており、コネクタCN2aおよびコネクタCN2bを介してインバータ回路Ciに接続されている。このように接続することによって、インバータ回路CiはバランスコイルLbに発生する磁気を打ち消すように、放電管Lp1および放電管Lp2の各々に交流電流を流す。
すなわち、巻線N1と巻線N2の各々の1側端は相互に接続され、巻線入力端Lbiを形成するので、巻線入力端Lbiから入力する電流は、巻線N1と巻線N2とに分流して流れ、巻線出力端Lbo1および巻線出力端Lbo2から流れ出す。このときに、巻線N1で発生する磁束と巻線N2で発生する磁束の方向は逆向きとなり、巻線N1と巻線N2の巻き数を等しくしておけば、巻線N1に流れる電流In1の大きさと、巻線N2に流れる電流In2の大きさとが等しい場合には、コア中の磁束は打ち消し合い、その大きさは零となる。
一方、電流In1の大きさと電流In2の大きさが等しくない場合には、コア中に磁束が発生し、この磁束によって、巻線N1と巻線N2の両端には、電圧Vn1および電圧Vn2が発生する。このとき発生する電圧の向きは逆方向となる。そして、電流In1の大きさが電流In2の大きさより小さい場合には、電圧Vn1が加算された巻線出力端Lbo1の電圧VLbo1の大きさは、電圧Vn2が加算された巻線出力端Lbo2の電圧VLbo2の大きさよりも大きくなる。
反対に、電流In1の大きさが電流In2の大きさより大きい場合には、巻線出力端Lbo1の電圧VLbo1の大きさは、巻線出力端Lbo2の電圧VLbo2の大きさよりも小さくなる。この結果、巻線N1に流れる電流In1、すなわち、放電管Lp1に流れる電流の大きさと、巻線N2に流れる電流In2の大きさ、すなわち、放電管Lp2に流れる電流の大きさは略等しくなるようなフィードバック作用が生じる。
このようにして、1のインバータ回路Ciで放電管Lp1と放電管Lp2とを駆動する場合において、放電管Lp1と放電管Lp2の特性にばらつきがあったとしても、放電管Lp1に流れる電流の大きさと、放電管Lp2に流れる電流の大きさとを等しくでき、この結果、放電管Lp1と放電管Lp2の発光輝度を等しいものに揃えることができる。
図2に、放電管Lp1に流れる電流の大きさと、放電管Lp2に流れる電流の大きさとが等しい場合、すなわち、巻線N1に生じる電圧Vn1の大きさと、巻線N2に生じる電圧Vn2の大きさのいずれもが零である場合の、巻線出力端Lbo1の電圧VLbo1の波形(この場合には、巻線出力端Lbo2の電圧VLbo2の波形も同じである)を示す。ここで、電圧VLbo1の周期はインバータから出力される交流電流の繰り返しの周期と等しいものである。
図3に、放電管Lp1に流れる電流の大きさが零である場合の、巻線出力端Lbo1の電圧VLbo1の波形を示す。ここで、放電管Lp1に流れる電流の大きさが零である場合としては、放電管Lp1が装着されていない場合、放電管Lp1に至る配線が接続されていない場合、例えば、配線パターンが断線している場合が該当する。また、巻線出力端Lbo1と放電管Lp1の導電電極Dm1とを接続するためのコネクタCN1aとコネクタCN1bが連結されていない場合(接点C1a1と接点C1b1とが接触していない場合)、放電管Lp1の導電電極Dm2とインバータ回路Ciとを接続するためのコネクタCN2aとコネクタCN2bとが連結されていない場合(接点C2a1と接点C2b1とが接触していない場合)も放電管Lp1に流れる電流の大きさが零である場合に該当する。同様に放電管Lp2に流れる電流の大きさが零である場合については、配線パターンが断線している場合、巻線出力端Lbo2と放電管Lp2の導電電極Dm1とを接続するためのコネクタCN1aとコネクタCN1bとが連結されていない場合(接点C1a2と接点C1b2とが接触していない場合)、または、放電管Lp2の導電電極Dm2とインバータ回路Ciとを接続するためのコネクタCN2aとコネクタCN2bが連結されていない場合(接点C2a2と接点C2b2とが接触していない場合)のいずれもが該当する。
図3に示すように、このときの、巻線出力端Lbo1の電圧VLbo1の波形は、図2に示す波形と比較すると、そのピーク値がより大きくなり、さらに、インバータの周期よりも短い周期の成分が重畳している。
ここで、ピーク値がより大きくなる理由は、インバータの周期よりも短い周期の共振成分が重畳して、インバータ周期の信号のピーク値と一致することにも一因があるが、主なる原因は、放電管Lp1に流れる電流、すなわち、巻線N1を流れる電流In1が零であるために、バランスコイルLbのコア中における磁束の大きさが零とはならず、放電管Lp1に、コア中における磁束の大きさが零の場合よりも、より大きな電圧を電圧VLbo1の値として発生するためである。
また、インバータの周期よりも短い周期の共振成分が重畳するのは、放電管Lp1に流れる電流が零となることによって、巻線N1が開放状態なって、所謂、Qダンプされることがなく、バランスコイルLbおよびこれに接続される回路で共振が生じるからである。このような共振を生じさせるためのインダクタンス成分は、主として巻線N1の側に生じる漏れインダクタンスと配線パターンの有するインダクタンス成分であり、このような共振を生じさせるためのキャパシタンス成分は、主として、バランスコイルLbに生じる分布容量と配線パターンのキャパシタンス成分(浮遊容量)である。ここで、上述したように、放電管Lp1に流れる電流が零となる場合には、巻線N1と巻線N2との各々に流れる電流の大きさが大きく異なるために、巻線N1によってバランスコイルLbのコア(図11の磁気コア28を参照)に発生する磁束と巻線N2によってバランスコイルLbのコアに発生する磁束とが打ち消すことがないことから、バランスコイルLbのコアにおける磁束密度は大きくなって、コアは磁気飽和を生じ、インダクタンスの大きさは、コアの非飽和時に較べて、非常に小さな値となる。
本実施形態では、バランスコイルLbのコアに磁気飽和が生じた場合における共振の周期は、インバータ回路Ciから供給される交流電流の周期よりも短くなるように、予め、コアの形状、巻線N1および巻線N2の巻線数、巻線N1および巻線N2に発生する分布容量等が設定されている。なお、この共振の振幅の大きさは、Qダンプ量に応じたものであり、例えば、放電管Lp1の劣化により、放電管Lp1に流れる電流の大きさが小さくなった場合にも、放電管Lp1に流れる電流が零となる場合に較べて共振周波数成分の振幅の大きさは、Qダンプがなされ、より小さいものとなるが共振が生じる。したがって、電圧VLbo1に含まれるこの共振周波数成分の振幅の大きさは放電管Lp1の電流の正常値からの変化を表す指標となる。
また、放電管Lp1に流れる電流、すなわち、巻線N1を流れる電流In1が零ではないが、放電管Lp1の劣化により、放電管Lp1に流れる電流の大きさが小さくなった場合のインバータ回路Ciから供給される交流電流の周期の成分を含む電圧VLbo1の値は、放電管Lp1に流れる電流が零である場合よりも小さい電圧ではあるが、正常時におけるよりも大きなものとなり、放電管Lp1に流れる電流を増加させるようなフィードバック作用が働き放電管Lp1と放電管Lp2の電流を等しいものにしようとする。以上は、放電管Lp1の動作に不具合が生じた場合の電圧VLbo1の変化について説明をしたが、放電管Lp2の動作に不具合が生じた場合には電圧VLbo2に同様の変化が生じる。
図4に、実施形態の光源装置15を示す。バランスコイルの原理を説明する図1におけると同様の構成および作用を奏する部分には、同一の符号を付して説明を省略する。
図4に示す光源装置15は、放電管点灯装置を構成するインバータ回路CiとバランスコイルLbと制御部Ccとを具備するとともに、放電管部Lpを構成する放電管Lp1および放電管Lp2とを具備する。インバータ回路Ciは、駆動回路Dcとスイッチ素子S1およびスイッチ素子S2とコンデンサC1およびコンデンサC2とコンバータトランスTcとを具備する。そして、インバータ回路CiとバランスコイルLbと制御部Ccとは、基板上に配置され、コネクタCN1aとコネクタCN1bと、および、コネクタCN2aとコネクタCN2bとによって放電管部Lpに接続されている。インバータ回路Ciは、バランスコイルLbの巻線入力端に交流電流を供給する電力部の一実施形態として機能し、制御部Ccは、バランスコイルLbの巻線出力端の電圧に応じた検出電圧のピーク値を検出し、この検出電圧のピーク値が所定の値以上となるときに電力部からの交流電流の供給を停止させる制御部として機能する。
駆動回路Dcは、交流信号を発生し、この交流信号をスイッチ素子S1およびスイッチ素子S2に供給して、スイッチ素子S1とスイッチ素子S2とを相補的に動作させる。コンデンサC1とコンデンサC2との直列接続の接続点と、スイッチ素子S1とスイッチ素子S2との直列接続の接続点との間には、コンバータトランスTcの1次巻線が接続され、ハーフブリッジ方式のインバータ回路を形成し、コンバータトランスTcの2次巻線からの交流電流がバランスコイルLbを介して放電管Lp1および放電管Lp2に供給されるようになされている。
制御部Ccは、コンデンサCd1と抵抗Rd1とからなる微分回路およびコンデンサCd2と抵抗Rd2とからなる微分回路とを備え、検出電圧の一実施形態であるこれらの微分回路からの出力電圧の各々は、ダイオードD1およびダイオードD2とコンデンサCpとによってピーク電圧Vpが得られるようになされている。
また、制御部Ccは、コンパレータからなる判定回路Cj具備し、コンパレータの負入力端子には基準電圧Vrefが入力され、コンパレータの正入力端子にはピーク電圧Vpが入力されている。
さらに、制御部Ccは、所謂、SCR(Silicon Controlled Rectifier)接続されたトランジスタで形成されるラッチ回路Lcを備えており、判定回路Cjからの出力電圧がこのラッチ回路Lcに入力されるようになされている。そして、ラッチ回路Lcからは駆動回路Dcに対して制御電圧Vcが供給され、制御電圧Vcがハイレベルのときには、駆動回路Dcからの交流信号がスイッチ素子S1およびスイッチ素子S2に供給されてインバータ回路Ciから交流電流が供給され、制御電圧Vcがローレベルのときには、駆動回路Dcから交流信号がスイッチ素子S1およびスイッチ素子S2に供給されず、インバータ回路Ciからの交流電流の供給は停止するようになされている。
次に、実施形態の光源装置15の動作について説明をする。
放電管Lp1および放電管Lp2のいずれもが正常に点灯している場合においては、図2に示すように、電圧Vlbo1および電圧Vlbo2の波形は略正弦波であるので、この波形を微分し、ピークホールドしたピーク電圧Vpの値は基準電圧Vrefの値よりも小さいものとするように予め基準電圧Vrefの値は選ばれている。したがって、コンパレータの出力電圧は略0Vであり、SCR接続されたトランジスタが導通することはない。そして、駆動回路Dcを制御する制御電圧Vcはハイレベルを維持している。そして、インバータ回路Ciからは交流電流が供給され続ける。
一方、放電管Lp1または放電管Lp2のいずれかの点灯に異常が生じた場合においては、図3に示すように、電圧Vlbo1または電圧Vlbo2の波形は高周波成分を多く含むように変化するので、これらの波形を微分し、ピークホールドしたピーク電圧Vpの値は異常が生じた場合のように高い電圧となり、基準電圧Vrefの値よりも大きい。したがって、コンパレータの出力電圧はSCR接続されたトランジスタを導通させ、一旦導通した後は電源をリセットするまで導通状態は解除されない。そして、駆動回路Dcを制御する制御電圧Vcはローレベルを維持する。そして、インバータ回路Ciからの交流電流の供給は停止し、基板の損傷、バランスコイルの損傷を防ぐことができる。
特に、光源装置15は、インバータ回路Ciと放電管Lp1または放電管Lp2とをコネクタ、例えば、コネクタCN1aとコネクタCN1b、コネクタCN2aとコネクタCN2bとで接続する場合においては、従来に較べて、コネクタの抜けによって生じる、基板の損傷、バランスコイルの損傷を簡易かつ安価に防ぐことができる点で大きな効果を生じるものであり、また、共振の周期をインバータ回路Ciからの交流電流の周期に較べて短くすることによって、光源装置15の異常を検出する検出感度を高くし、動作を確実にすることができるものである。
共振の周期を短くするには、バランスコイルLbの共振に寄与するインダクタンスの値は小さいほど望ましく、この点から、放電管の電流のアンバランスが生じた場合に顕著な飽和現象が生じることが望ましい。さらに、インバータ回路Ciから供給される交流電流の周期が共振周波数の整数倍となるように設定すれば、更に効果は大きくなるものである。
なお、1例として、コンデンサCd1およびコンデンサCd2の値は1pF(ピコファラッド)、抵抗Rd1および抵抗Rd2の値は10kΩ(キロオーム)、コンデンサCpの値は0,01μF(マイクロファラッド)であり、このときのピーク電圧Vpの値は、正常点灯時に2V、始動時に5V、放電管Lp1または放電管Lp2のいずれかの放電停止時においては17Vであった。また、基準電圧Vrefの値は11Vに設定した。
ここで、コンデンサCd1およびコンデンサCd2には数kV(キロボルト)の電圧が加わるので、高耐圧用の高価なコンデンサが必要となる。そこで、実施形態の1つとして、図5に示すように基板の両面のパターンをコンデンサCd1およびコンデンサCd2の各々の電極として用い小容量のコンデンサを実現した。これによって装置のコストを下げることができる。
図5は、コンデンサCd1およびコンデンサCd2がどのように形成されるかを示すものである。図5の紙面は基板の表面から見た模式図を示すものであり、バランスコイルLbは、背景技術として図11に示したような構造を有するものであって、バランスコイルLbの巻線入力端Lbi、巻線出力端Lbo1および巻線出力端Lbo2の各々は端子として引き出され、基板の表面から裏面に貫通する貫通孔に挿入され配線パターンに半田で接続されている。符号Cd1、符号Cd2を付したハッチング部からの実線部は基板表面の配線パターン、符号Cd1、符号Cd2を付したハッチング部からの破線部は基板裏面の配線パターン、ハッチング部は、基板の表面と基板の裏面のいずれにも配線パターンが存在する重なり部分であって、この重なり部分によって、コンデンサCd1およびコンデンサCd2が形成されている。この場合に、基板の表面の配線パターンと基板の裏面の配線パターンとの対抗面積の大きさが、静電容量の大きさを決めるので、所定の面積範囲を有して対抗して表面の配線パターンと基板の裏面の配線パターンとを配することになる。上述した符号Cd1、符号Cd2を付したハッチング部がコンデンサCd1およびコンデンサCd2を形成する裏面の配線パターンは、スルーホールで表面パターンと接続され、この表面パターンは制御部Ccに接続されている。また、巻線出力端Lbo1および巻線出力端Lbo2の各々は表面パターンによって、コネクタCN1b(破線で外形部位を示す)の接点C1b1および接点C1b2の各々にスルーホールを介して半田で接続されている。なお、図5においては、コンデンサCd1およびコンデンサCd2の形成部分を中心に記載されており、他の回路部の詳細についての記載は省略されている。すなわち、コンデンサCd1およびコンデンサCd2は、巻線出力端Lbo1および巻線出力端Lbo2と放電管Lp1および放電管Lp2の1側端である導電電極Dm1とを接続する基板の1面に配された配線パターンと、この基板を介し、所定の面積範囲を有し対抗して基板の他面に配された配線パターンとの間の静電容量によって形成されている。
図4および図5においては、微分回路によって、検出電圧を検出したが、また、別の実施形態では、電圧Vlbo1および電圧Vlbo2の電圧に応じた検出電圧を発生させ、検出電圧のピーク値が所定の値以上となるときにインバータ回路からの交流電流の供給を停止させるようにした。
図6に電圧Vlbo1の電圧に応じた検出電圧を発生させる回路を示す。コンデンサCaとコンデンサCbとのコンデンサの大きさに応じて電圧Vlbo1を分圧し、ダイオードD3とコンデンサCpによってピーク電圧Vpを検出することができる。このようにすれば、放電装置に異常が発生して、電圧Vlbo1の電圧が上昇し、ピーク電圧Vpが所定の値以上となるときにインバータ回路からの交流電流の供給を停止させることができ、基板の損傷、バランスコイルの損傷を防ぐことができる。
このようにコンデンサCaおよびコンデンサCbによって分圧すれば、制御部に加えられる電圧も低くすることができるので、回路部品を安価なものとすることができる。また、コンデンサCaを図5に示すと同様に配線パターンによって形成すれば、さらに安価なものとできる。
また、図6におけるコンデンサCaおよびコンデンサCbのいずれをも抵抗に替えて分圧(図示せず)しても、コンデンサCaおよびコンデンサCbによって分圧するのと同様の効果を得ることができる。
特に、本実施形態の光源装置15は、インバータ回路Ciと放電管Lp1および放電管Lp2とをコネクタ、より具体的にはコネクタCN1aとコネクタCN1b、コネクタCN2aとコネクタCN2bと、で接続する場合において、従来に較べて、簡易かつ安価にコネクタの抜けによって生じる、放電管点灯装置を構成する基板の損傷、バランスコイルの損傷を防ぐことができる点で大きな効果を生じるものである。また、バランスコイルLbのコアの飽和磁束量を大きくすることによって巻線N1および巻線N2の巻数を大きくすることを可能とし、電圧Vn1および電圧Vn2の大きさを大きくし、放電管点灯装置の異常に対する検出感度を高くし、動作を確実にすることができるものである。
また、バランスコイルについての別の実施形態を図7、図8に示す。上述したバランスコイルは、1入力、2出力のものであったが、バランスコイルは必ずしも、このような構成に限定されるものではない。
バランスコイルは、複数の巻線を相互に接続して、入力端と複数の出力端とを設け、この複数の巻線の各々が生じる磁束を他の巻線の全部または一部と相互に鎖交させ、磁束を打ち消しあうことによって、複数の出力端の各々に所定値の電流を流すように磁気回路が形成されたものであれば、どのようなものでも良い。そして、バランスコイルを放電管とインバータ回路との間に介在させることによって、各々の放電管に流れる電流の大きさを所定の値とすることができる。
図7には1入力、4出力のバランスコイルを示す。このバランスコイルは、巻線N1と巻線N2とが磁気回路を共有するバランスコイルと、巻線N3と巻線N4とが磁気回路を共有するバランスコイルとを、さらに、巻線N5と巻線N6とが磁気回路を共有するバランスコイルにツリー接続としたもので形成されるものとした。
このようなバランスコイルを用いる場合には、巻線N1、巻線N2,巻線N3および巻線N4の各々に放電管を接続し、図7に示す電圧Vlbo1、電圧Vlbo2、電圧Vlbo3および電圧Vlbo4の各々を微分した電圧、または、分圧した電圧のいずれかのピーク値が所定の値以上となるときにインバータ回路からの交流電流の供給を停止させることができる。
このようにすれば、4本の放電管を1つのインバータ回路を用いて点灯させる場合においても、インバータ回路からの交流電流を均一とすることができるとともに、インバータ回路からの電力の供給を停止させることができ、基板の損傷、バランスコイルの損傷を防ぐことができる。
図8には1入力、3出力のバランスコイルを示す。このバランスコイルは、巻線N1と巻線N2とが磁気回路を共有するバランスコイルと巻線N3と巻線N4とが磁気回路を共有するバランスコイルとを用い、巻線N1と巻線N2との接続点を巻線N4に接続したツリー接続としたもので形成されるものとした。
このようにすれば、巻線N1、巻線N2および巻線N3の各々に放電管を接続し、図8に示す電圧Vlbo1、電圧Vlbo2および電圧Vlbo3の各々を微分した電圧、または、分圧した電圧のいずれかのピーク値が所定の値以上となるときにインバータ回路からの交流電流の供給を停止させることができる。なお、この場合には、巻線N3の巻数は巻線N4の2倍とされる。
このようにすれば、3本の放電管を1つのインバータ回路を用いて点灯させる場合においてもインバータ回路からの交流電流を均一とすることができるとともに、インバータ回路Ciからの電力の供給を停止させることができ、基板の損傷、バランスコイルの損傷を防ぐことができる。
(放電管点灯装置の応用例としての表示装置)
上述した実施形態の放電管点灯装置を用いる光源装置に好適な応用例として、表示装置の一実施形態を以下に説明するが、上述した実施形態の光源装置の利用分野は当然ながら、表示装置に限られるものではない。例えば、屋内の照明器具としての照明装置にも応用できる。
図9に表示装置の一実施形態である液晶表示装置100のブロック図を示す。液晶表示装置100は、映像処理部131、液晶表示装置制御部132、映像メモリ133、放電管点灯装置134、複数の放電管から構成される放電管部(バックライトアセンブリ部)135、光学シート・拡散板140、液晶表示パネル137、Yドライバ138およびXドライバ139を備えている。なお、本実施形態の液晶表示装置100においては、放電管部135および放電管点灯装置134は、光源装置の放電管部および放電管点灯装置の一実施形態として機能する。
このような液晶表示装置100の構成と動作を簡単に説明する。映像信号Vsigが映像処理部131に入力されると、映像処理部131は映像データ信号と同期信号とを分離して、映像メモリ133にX方向(水平走査方向)の映像データ信号を1走査ライン毎に転送する。また、映像処理部131は同期信号を液晶表示装置制御部132に送り、映像処理部131はYドライバ138およびXドライバ139を制御する制御信号を送出するとともに、放電管点灯装置134を制御する制御信号を送出する。
放電管部135から発せられた光は、光学シート・拡散板140によって光学的な処理が施され、液晶表示パネル137の裏面に投影される。そして、液晶表示パネル137は、Yドライバ138によって映像を表示する水平走査ラインが1ライン毎に選択され、Xドライバ139によって映像メモリ133に記憶された値に応じて透過光の量が制御されるので、映像信号Vsigに応じた映像が液晶表示パネル137の表面に生じる。すなわち、映像信号Vsigに応じた画像が液晶表示パネル137に表示され、その表示位置は映像信号Vsigに含まれる同期信号に応じたものである。
図10は、放電管部135を中心とした模式図を示すものである。放電管部135は、複数個の放電管135a1ないし放電管135a10(放電管135a1、放電管135a10以外の符号は省略する)を備え、放電管135a1ないし放電管135a10は放電管保持枠135bによって平面状に等間隔となるように平行に配置され配置位置が特定され、各々の放電管の導電電極Dm1(図1を参照)および導電電極Dm2(図1を参照)は、線材135d1ないし線材135d10および線材135f1ないし線材135f10(線材135d1、線材135d10、線材135f1以外の符号は省略する)を介してコネクタ135eおよびコネクタ135gの各々に接続されている。
コネクタ135eおよびコネクタ135gの各々は放電管点灯装置134に配された図示しない各々のコネクタと結合されて回路が形成される。また、各々の放電管135a1ないし放電管135a10の長手方向を液晶表示パネル137の水平走査ライン方向と略一致させて配置され、放電管135a1ないし放電管135a10が配される平面は、液晶表示パネル137および光学シート・拡散板140に略平行して配置されている。
すなわち、本実施形態の表示装置は、画像情報を表示する液晶表示パネル137とこの液晶表示パネル137の画像表示面(図10の紙面の上方)の裏面側に配置される放電管部135と放電管部135を駆動する放電管点灯装置134を備える表示装置であって、放電管点灯装置134は、バランスコイルLbの巻線入力端Lbi(図1を参照)と複数のバランスコイルLbの巻線出力端、(例えば、図1の巻線出力端Lbo1、巻線出力端Lbo2を参照)とを有し、この複数の巻線出力端の各々に複数の放電管135a1ないし135a10が接続されるバランスコイルLbと、巻線入力端Lbiに交流電力を供給する電力部であるインバータ回路Ci(図1を参照)と、各々の巻線出力端の電圧のすべて、または、その一部に応じた検出電圧のピーク値を検出し、検出電圧のピーク値が所定の値以上となるときにインバータ回路Ciからの交流電流の供給を停止させる制御部Ccと、を備える。これによって、少なくとも放電管点灯装置134が配された基板の損傷、バランスコイルの損傷を未然に防ぐことができる。ここで、1個のバランスコイルLbで駆動する放電管の数は、バランスコイルLbに接続されるインバータ回路Ciの個数およびインバータ回路Ciから供給される電力の大きさに応じて適宜定め得るものである。
実施形態の光源装置におけるバランスコイルの動作原理を示すものである。 実施形態の光源装置の複数の放電管の各々に流れる電流の大きさが等しい場合のバランスコイルに発生する波形を示すものである。 実施形態の光源装置の複数の放電管の一方に流れる電流の大きさが零である場合のバランスコイルに発生する波形を示すものである。 実施形態の光源装置を示すものである。 実施形態の光源装置における微分用コンデンサを示すものである。 実施形態の光源装置における分圧回路を示すものである。 実施形態の光源装置におけるバランスコイルの変形例を示すものである。 実施形態の光源装置におけるバランスコイルの変形例を示すものである。 実施形態の表示装置のブロック図を示すものである。 実施形態の表示装置の放電管部を中心とする構造を模式的に示すものである。 バランスコイルの構造を示す図である。
符号の説明
10,15 光源装置、Cc 制御部、Ci インバータ回路、Lb バランスコイル、Lp 放電管部、Lp1,Lp2 放電管、Ca,Cb,Cd1,Cd2,Cp コンデンサ、D1,D2,D3 ダイオード、Rd1,Rd2 抵抗、Lc ラッチ回路、Cj 判定回路、Dc 駆動回路

Claims (9)

  1. 複数の放電管を駆動する放電管点灯装置であって、
    巻線入力端と複数の巻線出力端とを有し、前記複数の巻線出力端の各々に前記複数の放電管が接続されるバランスコイルと、
    前記巻線入力端に交流電流を供給する電力部と、
    前記巻線出力端の電圧に応じた検出電圧のピーク値を検出し、前記検出電圧のピーク値が所定の値以上となるときに前記電力部からの交流電流の供給を停止させる制御部と、
    を備える放電管点灯装置。
  2. 前記バランスコイルは、前記バランスコイルに磁束が発生する場合において生じる共振の共振周波数が、前記電力部から供給される前記交流電流の周期よりも短くなるように設定され、
    前記検出電圧は、前記巻線出力端の電圧を時間微分した微分電圧であることを特徴とする請求項1に記載の放電管点灯装置。
  3. 前記微分電圧は、コンデンサと抵抗とからなる微分回路によって発生され、
    前記コンデンサは、前記巻線出力端と前記放電管の1側端とを接続する基板の1面に配された配線パターンと、前記基板を介し、所定の面積範囲を有し対抗して前記基板の他面に配された配線パターンとの間の静電容量によって形成されたことを特徴とする請求項2に記載の放電管点灯装置。
  4. 前記検出電圧は、前記出力端に発生する電圧をコンデンサで分圧したことを特徴とする請求項1に記載の放電管点灯装置。
  5. 前記検出電圧は、前記出力端の電圧を抵抗で分圧したことを特徴とする請求項1に記載の放電管点灯装置。
  6. 巻線入力端と複数の巻線出力端とを有するバランスコイルと、
    前記バランスコイルの前記複数の巻線出力端ごとに各々の放電管が接続される複数の放電管からなる放電管部と、
    前記巻線入力端に交流電流を供給する電力部と、
    前記巻線出力端の電圧に応じた検出電圧のピーク値を検出し、前記検出電圧のピーク値が所定の値以上となるときに前記電力部からの交流電流の供給を停止させる制御部と、
    を備える光源装置。
  7. 前記バランスコイルは、前記バランスコイルに磁束が発生する場合において生じる共振の共振周波数が、前記電力部から供給される前記交流電流の周期よりも短くなるように設定され、
    前記検出電圧は、前記巻線出力端の電圧を時間微分した微分電圧であることを特徴とする請求項6に記載の光源装置。
  8. 画像情報を表示する液晶表示パネルと前記液晶表示パネルの画像表示面の裏面側に配置される放電管部と前記放電管部を駆動する放電管点灯装置を備える表示装置であって、
    前記放電管点灯装置は、
    巻線入力端と複数の巻線出力端とを有し、前記複数の巻線出力端の各々に前記複数の放電管が接続されるバランスコイルと、
    前記巻線入力端に交流電流を供給する電力部と、
    前記巻線出力端の電圧に応じた検出電圧のピーク値を検出し、前記検出電圧のピーク値が所定の値以上となるときに前記電力部からの交流電流の供給を停止させる制御部と、
    を備える表示装置。
  9. 前記バランスコイルは、前記バランスコイルに磁束が発生する場合において生じる共振の共振周波数が、前記電力部から供給される前記交流電流の周期よりも短くなるように設定され、
    前記検出電圧は、前記巻線出力端の電圧を時間微分した微分電圧であることを特徴とする請求項8に記載の表示装置。


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