JP2006344551A - コネクタ構造 - Google Patents

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征寛 飛田
Kazuo Enomoto
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Abstract

【課題】 レセプタクルコネクタとプラグコネクタとの連結を行うユニオンナットの経時的緩みを防止するコネクタ構造を提供することを課題とする。
【解決手段】 レセプタクルコネクタ10に対しプラグコネクタ20を嵌めた後、一端にプラグコネクタ20を係止する内向きのフランジ31を有するユニオンナット30をレセプタクルコネクタ10に螺合させることにより、両コネクタ10と20を互いに固定するコネクタ構造において、ユニオンナット30のフランジ31の端面とレセプタクルコネクタ10に設けられた係止用のフランジ15の端面とを両外側から押さえ込むようにしてユニオンナット30とレセプタクルコネクタ10を互いに押さえ付ける方向に作用する弾性の緩み防止カバー40を設けたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えばケーブルや電線等の電気的導体を接続するための、レセプタクルコネクタに対しプラグコネクタを持続的に緩み無く接続することが可能なコネクタ構造に関する。
従来より、ケーブルや電線といった複数の電気的導体を互いに簡易に接続させるための接続具として、一方のケーブルや電線を接続したレセプタクルコネクタに対して、他方のケーブルや電線を接続したプラグコネクタを嵌め込むことにより簡易に接続を行う構造が知られる。
通常、これらレセプタクルコネクタおよびプラグコネクタは略円筒の形状よりなり、これらを嵌め合わせた後、両コネクタをユニオンナットにより螺合、締め付けることにより両者の結合を維持させるようにしている。
ユニオンナットは通常、作業の簡便性のために工具等を用いず手作業にて螺合し締め付ける方法がとられている。このことは作業者にとって取扱いが非常に楽であり、また構造等も複雑でないことからコスト的にも利点がある。
しかしながら一方、この簡便性の反面、経時的に上記した手作業にて螺合締め付けたユニオンナットが、仕様環境の振動等により不本意に緩む場合があり、このことは場合によっては、レセプタクルコネクタとプラグコネクタとの安定した接続を損なわせる原因ともなり得る恐れがあり、これを解決すべき課題を残している。
上記問題を解決するために、本発明は、請求項1において、レセプタクルコネクタに対しプラグコネクタを嵌めた後、一端にプラグコネクタを係止する内向きのフランジを有するユニオンナットをレセプタクルコネクタに螺合させることにより、両コネクタを互いに固定するコネクタ構造において、ユニオンナットのフランジの端面とレセプタクルコネクタに設けられた係止用のフランジの端面とを両外側から押さえ込むようにしてユニオンナットとレセプタクルコネクタを互いに押さえ付ける方向に作用する弾性の緩み防止カバーを設けたことを特徴とする。
また請求項2において、本発明は、プラグコネクタはその外周面に環状のフランジを有し、このフランジの片面に前記ユニオンナットのフランジの片面が当接し、かつレセプタクルコネクタの外周面に設けたねじ部にレセプタクルコネクタの内周面に設けたねじ部を螺合させることによりレセプタクルコネクタとプラグコネクタとを相互に固定し、緩み防止カバーは、ユニオンナットのフランジの端面と、レセプタクルコネクタの外周面に形成された環状のフランジの端面とを嵌め込むための対のフランジを有することを特徴とする。
また更に、請求項3および請求項4において、本発明は、緩み防止カバーがゴムまたはエラストマからなることを特徴とし、更に、緩み防止カバーが、環状または一対の半割の環状の部材であることを特徴とする。
請求項5に係わる発明においては、レセプタクルコネクタに対しプラグコネクタを嵌めた後、一端にプラグコネクタを係止する内向きのフランジを有するユニオンナットをレセプタクルコネクタに螺合させることにより、両コネクタを互いに固定するコネクタ構造において、ユニオンナットのフランジの端面とレセプタクルコネクタに固定された附属品に設けられた係止用のフランジの端面とを両外側から押さえ込むようにしてユニオンナットをレセプタクルコネクタに向けて押しつける方向に作用する弾性の緩み防止カバーを設けたことを特徴とする。
上記構成により、本発明によれば、コネクタの構造の簡便性を維持したまま、経時においてもユニオンナットの緩みのないコネクタ構造を提供する。
図1は本発明によるコネクタ構造の一部断面側面図であり、図中、符号10はレセプタクルコネクタ、20はプラグコネクタ、30はユニオンナット、40は緩み防止カバーを示す。レセプタクルコネクタ10、プラグコネクタ20、ユニオンナット30は、例えば合成樹脂により作製されている。
レセプタクルコネクタ10は略円筒形状よりなり、その後面(図1で見て左側の端面)11側から、図示していないが複数本のケーブル(または電線)がレセプタクルコネクタ10内に整列された複数のピンにそれぞれ接続され、後述するプラグコネクタ20がレセプタクルコネクタ10に嵌め込まれたときには、プラグコネクタ20の同じく整列された複数のピンソケットがそれぞれ対応するレセプタクルコネクタ10のピンに差し込まれ、電気的または電気信号的に連結される。
レセプタクルコネクタ10の外周面の前記した後面11側には、必要に応じて他のコネクタ等の附属品を螺合により取り付けることができるようにねじ部12を有しており、また、他方の面、即ち前面側には、後述するユニオンナット30が手締めにより螺合されるねじ部13を有する。
図示例では、ねじ部12とねじ部13との間には段差14が設けられ、この段差14において、半径方向外方に突出した断面略方形の環状のフランジ15が形成されている。フランジ15の端面、即ち図1で見て左側の面16はレセプタクルコネクタ10の外周面に対してほぼ垂直に切り立った面であることが好ましく、後述する緩み防止カバー40のフランジの押さえ面がしっかりとこの面に接触して合わされ、その係合が抜け落ちずに維持されるようになっている。
レセプタクルコネクタ10の前面側は端面側が開放した筒状となるように凹状に窪んでおり、この凹部に前述したその凹部17に、プラグコネクタ20のプラグ部21が軸線方向から挿入されて嵌められ、それにより両コネクタ10と20とが連結されて、それぞれのソケットとプラグが電気的または電気信号的に接続される。
プラグコネクタ20は、図示のように、レセプタクルコネクタ10の凹部17内に差し込まれる略円筒状のプラグ部17を一方の側(図1で見て左側)に備え、他方の側22は、同様に円筒形状をなし、その外周面には必要に応じて他のコネクタ等の附属品を螺合により連結し得るようにねじ部23が形成されている。
プラグコネクタ20のプラグ部21と他方の側22との間の外周面には、半径方向外方に向かって突出した断面略方形の環状のフランジ24が形成されている。
こうした構成に加えて、レセプタクルコネクタ10とプラグコネクタ20との連結を維持するためにユニオンナット30が用いられる。
ユニオンナット30は両側が開放された筒状体よりなり、一方の端部には、プラグコネクタ20のフランジ24の外径よりも小さい内径の、半径方向内方に突出した、即ち、内向きのフランジ31を有しており、このフランジ31の内面がプラグコネクタ20のフランジ24と当接してそれを押さえる働きをする。
ユニオンナット30の内周面にはレセプタクルコネクタ10のねじ部13に螺合させるねじ部32を有している。
このようにして、両コネクタの接続にあたっては、予めプラグコネクタ20にユニオンナット30を挿通させた後、プラグコネクタ20をレセプタクルコネクタ10に嵌め、次いでユニオンナット30を手作業(手締め)によりレセプタクルコネクタ10のねじ部13に螺合して締め付ける。このときユニオンナット30のフランジ31の面がプラグコネクタ20のフランジ24の面に当接することによりプラグコネクタ20を係止する。なおユニオンナット30の手作業による螺合を行い易くするため、ユニオンナット30の外周面には適宜に滑り防止33が形成されている。また、符号50はゴム製の環状パッキンを示す。
このようなコネクタ構造に加えて、レセプタクルコネクタ10に螺合したユニオンナット30の緩みを防止するために、ユニオンナット30のフランジ31の端面とレセプタクルコネクタ10に設けられた係止用のフランジ15の端面16とを両外側から押さえ込むように弾性の緩み防止カバー40が設けられる。
緩み防止カバー40はゴムまたはエラストマにより作製された幅広の弾性を有する円筒形状よりなる。限定されるものではないが、例えば緩み防止カバー40は、ゴム硬度80から90度のものが好適に使用される。
図示のように、緩み防止カバー40は、ユニオンナット30のフランジ41の端面と、レセプタクルコネクタ10の外周面に形成された環状のフランジ15の端面16とを嵌め込むことができるように、半径方向内方に突出した対のフランジ41と42を両端に有し、これらフランジ41、42が緩み防止カバー40自体の弾性により、ユニオンナット30とレセプタクルコネクタを互いに押さえ付ける方向に作用する。
なお、緩み防止カバー40の一方のフランジ42の内壁角部44は内側に向かって斜めに切り欠かれて、レセプタクルコネクタ10を緩み防止カバー40に差し込み易いようになっており、同様に、フランジ42の内周面とレセプタクルコネクタ10の外周面との間に隙間43が形成されるような寸法となっている。
符号45は緩み防止カバー40がユニオンナット30の先端とレセプタクルコネクタ10のフランジ15との間で半径方向内側に落ち込まないように緩み防止カバー40を支えるための支えであり、緩み防止カバー40と一体成型されている。
以上より、緩み防止カバー40は、レセプタクルコネクタ10とプラグコネクタ20とを連結するにあたっては、予めコネクタ10または20のいずれかに貫通させておき、上記のようにユニオンナット30により両コネクタ10,20を固定した後、ユニオンナット30とレセプタクルコネクタ10とをそのままの状態で係止するように上記のとおりに装着される。
図2は、本発明による別の態様を示すもので、この例では、レセプタクルコネクタ10に対して附属品60が螺合により取付られており、緩み防止カバー40は、この附属品60の外周面に形成された環状フランジと、ユニオンナット30の端面41とを嵌め込み、押し合うように作用する。
このようにして、緩み防止カバー40はユニオンナット30の緩みを防止する。また、緩み防止カバー40は、これらコネクタ構造に対して外部から物がぶつかるなどの衝撃があった場合においても、当該衝撃から保護しまたは衝撃を緩和させる働きをなす。
なお、上記した例では緩み防止カバー40を環状の部材として説明したが、場合の応じては、一対の半割の環状の部材または断面C字状に形成した部材とすることもあり得る。
本発明のコネクタ構造の一例の一部断面側面図。 本発明のコネクタ構造の別の例の一部断面側面図。
符号の説明
10 レセプタクルコネクタ
15 フランジ
20 プラグコネクタ
30 ユニオンナット
31 フランジ
40 緩み防止カバー
41 フランジ
44 フランジ
60 附属品
.

Claims (5)

  1. レセプタクルコネクタに対しプラグコネクタを嵌めた後、一端にプラグコネクタを係止する内向きのフランジを有するユニオンナットをレセプタクルコネクタに螺合させることにより、両コネクタを互いに固定するコネクタ構造において、前記ユニオンナットの前記フランジの端面と前記レセプタクルコネクタに設けられた係止用のフランジの端面とを両外側から押さえ込むようにしてユニオンナットとレセプタクルコネクタを互いに押さえ付ける方向に作用する弾性の緩み防止カバーを設けたことを特徴とするコネクタ構造。
  2. 前記プラグコネクタはその外周面に環状のフランジを有し、このフランジの片面に前記ユニオンナットのフランジの片面が当接し、かつ前記レセプタクルコネクタの外周面に設けたねじ部に前記レセプタクルコネクタの外周面に設けたねじ部を螺合させることによりレセプタクルコネクタとプラグコネクタとを相互に固定し、前記緩み防止カバーは、前記ユニオンナットの前記フランジの端面と、前記レセプタクルコネクタの外周面に形成された環状のフランジの端面とを押さえ込むための対のフランジを有することを特徴とする請求項1記載のコネクタ構造。
  3. 前記緩み防止カバーがゴムまたはエラストマからなることを特徴とする請求項1また2記載のコネクタ構造。
  4. 前記緩み防止カバーが、環状または一対の半割の環状の部材であることを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載のコネクタ構造。
  5. レセプタクルコネクタに対しプラグコネクタを嵌めた後、一端にプラグコネクタを係止する内向きのフランジを有するユニオンナットをレセプタクルコネクタに螺合させることにより、両コネクタを互いに固定するコネクタ構造において、前記ユニオンナットの前記フランジの端面と前記レセプタクルコネクタに固定された附属品に設けられた係止用のフランジの端面とを両外側から押さえ込むようにしてユニオンナットをレセプタクルコネクタに向けて押しつける方向に作用する弾性の緩み防止カバーを設けたことを特徴とするコネクタ構造。

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