JP2008295119A - 電気接続箱のバスバー取付構造 - Google Patents

電気接続箱のバスバー取付構造 Download PDF

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Abstract

【課題】使用するナットが1個で済み、バスバーの接続作業が簡単な電気接続箱のバスバー接続構造を提供する。
【解決手段】ボルト挿通孔30を有する凹部6,8を上下面に形成された端子接続部4を有する電気接続箱2と、端子接続部4の下面との間にバスバー16を挟持する台座22と、台座22上に設けられバスバー16を貫通するとともに端子接続部4の下面に形成された凹部8に嵌合する固定部24と、連結部26を介して固定部24に設けられ連結部26よりも大径のボルト部28とが一体に形成された導電材料製のバスバー固定部材20と、底面の中央にボルト挿通孔14を有し端子接続部4の上面に形成された凹部6に嵌合する有底の筒体10と、ボルト挿通孔14を通過したボルト部28に筒体10の上から螺合して筒体10との間に外部接続端子36を挟持固定するとともに前記バスバー固定部材20を前記端子接続部4に締結する導電材料製のナット23とからなることを特徴とするバスバー接続構造。
【選択図】図1

Description

本発明は、電源箱等の電気接続箱にバスバーを取り付けるためのバスバー取付構造に関する。
従来の電気接続箱のバスバー取付構造として特許文献1に記載されているものが提案されている。図6は特許文献1に記載された従来の電気接続箱のバスバー取付構造の斜視図であり、図7はバスバー取付部の断面図である。
箱本体100には上面及び下面を貫通する貫通孔102が設けられ、両端部に雄ねじを有するボルト104が貫通孔102に挿入される。固定用バスバー106は、導電材料の板材片の両端部を屈曲加工し、中央壁(図示せず)の両端部に挟持腕108を形成されている。両挟持腕108の間隔は、電気接続箱の本体100を挟持可能な寸法に形成され、挟持腕108には、挟持腕108の先端に開口するボルト挿入部110が設けられ、ボルト挿入部110にはボルト104の雄ねじ部が遊嵌する。
端子112と固定用バスバー106は、上側の雄ねじ部に螺合したナット114により本体100との間で挟持されて密着し、配線用バスバー116と固定用バスバー106は下側の雄ねじ部に螺合したナット118により本体100との間で挟持されて密着する。そして、端子112と配線用バスバー116は固定用バスバー106を介して電気的に接続されている。なお、ボルト104が導電材料からなる場合は、固定用バスバー106は省略される。
特開平10−21975号公報(図1、図4)
特許文献1に記載の構成では、上下のナット114,118を締めることで電気的接続が達成されるため、2個のナット114,118が必要でありこれらのナット114,118をそれぞれ締める必要があり、部品数が多く作業工程も多いという問題がある。また、下側のナット118を締め付け作業中にナット118を落とさないようにする必要があり、作業に際し細心の注意が必要であり作業が困難であるという問題がある。
本発明の目的は、上記問題を解決することにあり、使用するナットが1個で済み、バスバーの接続作業が簡単な電気接続箱のバスバー接続構造を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記構成により達成される。
(1) ボルト挿通孔を有する凹部を上下面に形成された端子接続部を有する電気接続箱と、端子接続部の下面との間にバスバーを挟持する台座と、台座上に設けられバスバーを貫通するとともに端子接続部の下面に形成された凹部に嵌合する固定部と、連結部を介して固定部に設けられ連結部よりも大径のボルト部とが一体に形成された導電材料製のバスバー固定部材と、
底面の中央にボルト挿通孔を有し端子接続部の上面に形成された凹部に嵌合する有底の筒体と、
ボルト挿通孔を通過したボルト部に筒体の上から螺合して筒体との間に外部接続端子を挟持固定するとともに前記バスバー固定部材を前記端子接続部に締結する導電材料製のナットとからなることを特徴とするバスバー接続構造。
(2) 前記固定部の周面又は前記電気接続箱の下面に形成された前記凹部の周面に圧入用突起を有することを特徴とする前記(1)記載のバスバー接続構造。
(3) 前記筒体の前記ボルト挿通孔がボルト螺合孔であることを特徴とする前記(1)又は(2)記載の電気接続箱のバスバー接続構造。
前記(1)の構成によれば、バスバー固定部材の台座により電気接続箱の下側からバスバーを電気接続箱との間に挟持してバスバー固定部材の固定部を電気接続箱の凹部に嵌合して仮固定し、電気接続箱の上側からナットをボルト部に螺合してナットにより接続端子を電気接続箱との間に挟持するので、使用するナットは電気接続箱の上側の1個で済む。
前記(2)の構成によれば、固定部又は凹部の圧入用突起により固定部を凹部に固定するので、固定部と凹部とを緊密な嵌合でなく緩く嵌合する形状にすることができ、固定部と凹部とを高精度に作成する必要がなく作成が容易であり、また固定部と凹部とを遊嵌させることにより嵌合が容易である。
前記(3)の構成によれば、バスバー固定部材の固定部を凹部に嵌合する前にボルト部を筒体に螺合して仮固定することができるので、途中で中断するなど作業が容易になる。
本発明によれば、使用するナットが電気接続箱の上側の1個で済み、電気接続箱の下側から扱うバスバー固定部材は電気接続箱に圧入して固定できるので、バスバー接続作業が簡単である。
以下、添付図面を参照して、本発明の一実施形態を説明する。
図1は本発明の一実施形態である電気接続箱のバスバー固定部の要部断面図、図2はバスバー接続前の電気接続箱の要部断面図、図3はバスバー接続途中の電気接続箱の断面図、図4はバスバーの接続に用いる部品の分解斜視図、図5はバスバー固定部材の平面図である。
本実施形態の電気接続箱2は電源箱であり、電気接続箱2の端子接続部4の上下面には、それぞれ凹部6,8が形成されている。端子接続部4の上面の凹部には、有底の筒体10が埋設されており、この筒体10の底面12には貫通孔14が形成されている。電気接続箱2内にはバスバー16が装着されており、バスバー16の接続端部18は、図4にも示すバスバー固定部材20と、筒体6と、ナット23とにより電気接続箱2の端子接続部4に保持される。
バスバー固定部材20は、電気接続箱2の端子接続部4の下面との間にバスバー16の接続端部18を挟持する台座22と、台座22上に設けられバスバー16の接続端部18の孔40又はU溝を貫通するとともに電気接続箱2の端子接続部4の下面に形成された凹部8に嵌合する固定部24と、連結部26を介して固定部24に設けられ連結部26よりも大径のボルト部28とが一体に形成された導電材料製のものである。
電気接続箱2の端子接続部4の上下面の凹部6,8には、バスバー固定部材20のボルト部28が貫通する孔30が形成されており、電気接続箱2の端子接続部4の下側からボルト部28が貫通するようになっている。バスバー固定部材20の固定部24は、電気接続箱2の端子接続部4の下面の凹部8に嵌合する形状であり、本実施形態では平面視で正方形状である。また、電気接続箱2の端子接続部4の下面の凹部8も同じく平面視で正方形状である。
固定部24は凹部8に緊密に嵌合するように、凹部8と同じ大きさに形成されてもよいが、図4及び図5に示すように周面に圧入用の突起32を設け、凹部8よりわずかに小さく形成することが好ましい。突起32は半球形状や円錐形状であることが好ましい。
このような構成にすることで、固定部24を凹部8に嵌合しやすくなる上に、緊密な圧入状態が得られる。台座22は固定部24よりも大きく形成され、固定部24の周囲よりも張り出した部分でバスバー16の接続端部18を電気接続箱2の端子接続部4との間に挟持する。そして、固定部24を凹部8に圧入することにより、バスバー16の接続端部18が電気接続箱2の端子接続部4に固定される。
電気接続箱2の端子接続部4の上面に埋設された筒体10は、上端面が端子接続部4と同一面となっている。また、筒体6の底部に形成された孔14は、ボルト部28が遊嵌状態でスムーズに挿通する形状であってもよいが、ボルト部28と螺合する雌ねじが形成されていてもよく、本実施形態の場合は、孔14に雌ねじが形成されている。
端子接続部4の上面には、電線34を接続された外部接続端子36が装着される。外部接続端子36は、ボルト部28が挿通する孔38又はU溝が形成されている。そして、外部接続端子36の上からボルト部28に導電材料製のナット23を螺合することにより、外部接続端子36が電気接続箱2の端子接続部4に締め付け固定されるとともに、バスバー固定部材20も電気接続箱2の端子接続部4に確実に固定される。
バスバー固定部材20がバスバー16の接続端部18を電気接続箱2の端子接続部4との間に挟持した状態で、ボルト部28にナット23を締め付け、バスバー固定部材20を端子接続部4に固定することにより、バスバー16の接続端部18が電気接続箱2の端子接続部4に固定される。
このように、導電材料製のバスバー固定部材20とナット23とにより、バスバー16と外部接続端子36とを固定することにより、バスバー16と外部接続端子36との電気的接続が得られる。
次に、バスバー16を固定する手順について説明する。バスバー16を固定するには、まず図2に示すように、有底の筒体10を電気接続箱2の端子接続部4の上側凹部6に嵌合させるか、又はインサート成形により、有底の筒体10を電気接続箱2の端子接続部4の凹部6に埋設しておく。次に、バスバー16を電気接続箱2内に装填して接続端部18を電気接続箱2の端子接続部4の下面に重ね合わせる。このとき、バスバー16の固定用孔40と端子接続部4の下側の凹部8とは同心位置にされる。
次に、図3に示すように、バスバー固定部材20のボルト部28を電気接続箱2の端子接続部4の下方からバスバー16の接続端子18の孔40、端子接続部4の上下凹部6,8の孔30、筒体10の孔14に挿入し、バスバー固定部材20を回転させながらボルト部28が筒体10を通過するようにする。ボルト部28が一旦筒体10の孔14に螺合すると、ボルト部28は電気接続箱2の端子接続部4に仮固定されるので、バスバー固定部材20から指を離してもバスバー固定部材20が落下することはなく、落下により他の部材等が損傷することがない。
ボルト部28が筒体10の孔14との螺合を解除されて孔14を通過すると、筒体10の孔14にはバスバー固定部材20の連結部26が位置しており、バスバー固定部材20は上方に自由に移動されることができる。この状態で、バスバー固定部材20を上方に押し上げ、固定部24を端子接続部4の下側凹部8に嵌合させて、バスバー16の接続端部18を台座22により端子接続部4との間に挟持する。
最後に、図1に示すように、外部接続端子36をボルト部28に装着し、その上からナット23をボルト部28に螺合してバスバー固定部材20を締め付け固定する。
上記実施形態によれば、電気接続箱2の端子接続部4の上側に配置された1個のナット23を使用するだけでバスバー16を電気接続箱2に固定するので、ナット23を落下させる恐れがなく、また、バスバー固定部材20を電気接続箱2の端子接続部4の下側から押し込んで固定できるので、バスバー固定部材20が落下する恐れがない。
なお、上記実施形態では、有底の筒体10の底部の孔14に雌ねじが形成されているが、孔14は雌ねじが形成されなくてもよい。この場合、バスバー固定部材20のボルト部28が端子接続部4の孔30及び筒体10の孔14を遊嵌する構成にすることにより、バスバー固定部材20を筒体10に螺合させて仮固定する工程を省略して、バスバー固定部材20の固定部24を端子接続部4の下側凹部8にいきなり嵌合することができ、バスバー固定部材20を簡単に電気接続箱2に仮固定でき、バスバー固定部材20が落下する恐れがない。
本発明の実施形態である電気接続箱のバスバー固定部の要部断面図である。 図1の電気接続箱にバスバー固定部材を取り付ける前の要部断面図である。 図1の電気接続箱にバスバー固定部材を取り付け途中の要部断面図である。 バスバー固定部材、有底筒体、ナットの分解斜視図である。 バスバー固定部材の平面図である。 従来の電気接続箱の分解斜視図である。 図6の電気接続箱のバスバー固定部の要部断面図である。
符号の説明
2 電気接続箱
4 端子接続部
6,8 凹部
10 筒体
12 底面
14 孔
16 バスバー
18 接続端部
20 バスバー固定部材
22 台座
24 固定部
26 連結部
28 ボルト部
30 孔
32 突起
34 電線
36 外部接続端子
38 孔
40 孔
100 電気接続箱本体
102 孔
104 ボルト
106 固定用バスバー
112 接続端子
114,118 ナット
116 配線用バスバー

Claims (3)

  1. ボルト挿通孔を有する凹部を上下面に形成された端子接続部を有する電気接続箱と、端子接続部の下面との間にバスバーを挟持する台座と、台座上に設けられバスバーを貫通するとともに端子接続部の下面に形成された凹部に嵌合する固定部と、連結部を介して固定部に設けられ連結部よりも大径のボルト部とが一体に形成された導電材料製のバスバー固定部材と、
    底面の中央にボルト挿通孔を有し端子接続部の上面に形成された凹部に嵌合する有底の筒体と、
    ボルト挿通孔を通過したボルト部に筒体の上から螺合して筒体との間に外部接続端子を挟持固定するとともに前記バスバー固定部材を前記端子接続部に締結する導電材料製のナットとからなることを特徴とするバスバー接続構造。
  2. 前記固定部の周面又は前記電気接続箱の下面に形成された前記凹部の周面に圧入用突起を有することを特徴とする請求項1記載のバスバー接続構造。
  3. 前記筒体の前記ボルト挿通孔がボルト螺合孔であることを特徴とする請求項1又は2記載の電気接続箱のバスバー接続構造。
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CN108501840A (zh) * 2018-03-14 2018-09-07 厦门宏发电力电器有限公司 一种配电盒连接结构

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