JP2006344493A - コネクタおよび雌側コネクタの製造方法 - Google Patents
コネクタおよび雌側コネクタの製造方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】同一の曲面形状を有する一対の接触部2とピン挿入部4と延在部8とを含む金属製のソケットコンタクト10、ソケットコンタクト10を複数配置して固定したハウジング12、および接続端子14とを含む雌側コネクタ20と、ピン挿入部4の空間よりも小さく、短い金属平板で、かつ弾性部材からなるコンタクトピン44がピン挿入部4の配列ピッチと同じピッチで絶縁性基材42に対して垂直方向で、かつ湾曲部方向が弾性変形の容易方向となる配置にそれぞれ植設された雄側コネクタ40とからなり、雌側コネクタ20のピン挿入部4に対して、雄側コネクタ40のコンタクトピン44を弾性変形させながら挿入して係合させるコネクタ構成からなる。
【選択図】図1
Description
図1は、本発明の第1の実施の形態にかかるコネクタの構成を説明するための断面図である。図1(a)は雌側コネクタ20の断面図、図1(b)は雄側コネクタ40の断面図、および図1(c)は雌側コネクタ20と雄側コネクタ40とを係合させた状態の断面図である。
図5は、本発明の第2の実施の形態にかかるコネクタにおいて、雌側コネクタ35の構造を示す平面図と斜視図である。本実施の形態にかかる雌側コネクタ35は、ピン挿入部が2列に配列されていることが特徴であり、第1の実施の形態で説明した図3(c)に示す列状構造体32を2本用いて、これらを絶縁平板18により挟み、接着固定して作製する。
図6は、本発明の第3の実施の形態にかかるコネクタにおける雌側コネクタの50の平面図と断面図である。なお、図6(b)は、図6(a)に示すX−X線に沿った断面図である。本実施の形態の雌側コネクタ50は、額縁状の額縁領域にピン挿入部4が配列されていることが特徴である。額縁領域には、一対の接触部2とそれにより形成されるピン挿入部4を備えたソケットコンタクト10が絶縁性接着樹脂28により接着固定され、これらの周囲に外周側絶縁平板19Aと内周側絶縁平板19Bとからなる絶縁平板19が接着固定されている。すなわち、額縁領域の4つの辺のそれぞれについてみれば、第1の実施の形態の雌側コネクタ20と同じ形状である。
図8は、本発明の第4の実施の形態にかかるコネクタにおける雌側コネクタ52を製造する方法を示す主要工程の断面図と上面図である。なお、図8(a)から図8(c)までは、断面図であり、図8(d)は図8(c)の上面図である。
図9は、本発明の第5の実施の形態にかかるコネクタの係合状態を示す断面図である。図10および図11は、雌側コネクタを上面側から見た平面図および断面図である。
4,5,66,84,96 ピン挿入部
6,7,66A,96A 湾曲部
8,9,65B,82B,94B 延在部
10,11,65,82,94,171,181 ソケットコンタクト
12,64,130,170 ハウジング
14 接続端子
18,19 絶縁平板
19A 外周側絶縁平板
19B 内周側絶縁平板
20,35,50,52,62,90,92 雌側コネクタ
22,23 平板
24,25 曲面板(金属製曲面板)
24A,25A,69,88 板状部
24B,25B 開口領域
24C,25C 領域
24D 平面部
25D 延在部領域
26 隔壁
28 絶縁性接着樹脂
30 電極膜
32,33 列状構造体
40,63 雄側コネクタ
42,70 絶縁性基材
44,71 コンタクトピン
46 電極端子
48 ハンダ付け部
67,86 樹脂ケース
68,87 仕切壁
70A ランド部
71A 突部
71B 上端部
71C 挿入ピン
72 ガイドピン
73 ガイド孔
74 ハンダ
75 窪み
76 樹脂板
78 連結部
80 配線基板
94C 樹脂成型部
94D めっき導体
173,183 接触バネ部
174 延長部
175 逆U字状部
177 導電性接点
184 本体部
Claims (10)
- 同一の曲面形状を有し、所定の空間を設けて対向して配置された一対の接触部と、前記一対の接触部により構成され、一方が開口し、他方に向かう方向に少なくとも湾曲部を有するピン挿入部と、前記一対の接触部から延在された延在部とを含み少なくとも表面が導電性を有するソケットコンタクトと、前記ソケットコンタクトを一定の配列ピッチで複数配置して固定した絶縁性のハウジングと、前記延在部に設けた接続端子とを含む雌側コネクタと、
前記ピン挿入部の空間よりも小さく、前記ピン挿入部の全長よりも短い導電体平板で、かつ弾性部材からなるコンタクトピンが、前記ピン挿入部の配列ピッチに相当するピッチで絶縁性基材に対して垂直方向で、かつ前記湾曲部方向が弾性的に変形する方向となる配置にそれぞれ植設された雄側コネクタとからなり、
前記雌側コネクタの前記ピン挿入部に対して、前記雄側コネクタの前記コンタクトピンを弾性変形させながら挿入することにより、前記雌側コネクタと前記雄側コネクタとを係合させることを特徴とするコネクタ。 - 前記雌側コネクタの前記ハウジングが直方体形状であり、前記ソケットコンタクトは前記ハウジングの長手方向に対して列状に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
- 前記雌側コネクタの前記ソケットコンタクトが、前記ハウジングの長手方向に対して少なくとも2列並行して配置されていることを特徴とする請求項2に記載のコネクタ。
- 前記雌側コネクタの前記ハウジングが多角形または円環形の額縁形状であり、前記ソケットコンタクトは前記ハウジングの額縁領域に一定の配列ピッチで配置されていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
- 前記ソケットコンタクトの前記ピン挿入部の前記一方の開口した面から最初の前記湾曲部までの距離が、複数の前記ソケットコンタクトにおいて少なくとも異なる2つの距離を有していることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれかに記載のコネクタ。
- 前記ソケットコンタクトの前記ピン挿入部の前記一方の開口した面から最初の前記湾曲部までが前記コンタクトピンの挿入方向に沿った直線状であることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれかに記載のコネクタ。
- 前記湾曲部は、湾曲方向が交互に逆になった2つ以上の曲り部を有することを特徴とする請求項6に記載のコネクタ。
- 前記雌側コネクタと前記雄側コネクタとの係合時に、前記コンタクトピンが前記ソケットコンタクトの前記一方の開口に当接するよりも先に係合するガイド部が、前記雌側コネクタの前記ハウジングと前記雄側コネクタの前記絶縁性基材とに設けられていることを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれかに記載のコネクタ。
- 同一の曲面形状を有し、所定の空間を設けて対向して配置された少なくともその表面が導電性を有する一対の曲面板を、一定の配列ピッチで、かつ前記所定の空間が平板に対向する方向に複数個配置し、固定する工程と、
隣接する前記一対の曲面板間の隙間に絶縁性樹脂を充填して、隣接する前記一対の曲面板同士を接着固定する工程と、
複数の前記一対の曲面板、前記絶縁性樹脂および前記平板を、前記一対の曲面板の配列方向に対して直交する方向に切断して、同一の曲面形状を有し、所定の空間を設けて対向して配置された少なくとも表面が導電性を有する一対の接触部と、前記一対の接触部により形成され、一方が開口し、他方に向かう方向に少なくとも湾曲部を有するピン挿入部とが列状に配置された列状構造体を形成する工程と、
前記列状構造体を両側から絶縁平板により挟みこみ、接着固定する工程とを備えたことを特徴とする雌側コネクタの製造方法。 - 一対の接触部と、前記一対の接触部により囲まれたピン挿入部および前記一対の接触部を連結するように延在された延在部から構成され、少なくとも表面が導電性を有するソケットコンタクトが複数個、一定の配列ピッチで配列され、かつ連結部により連結された接点板を形成する工程と、
前記接点板の前記ソケットコンタクトの配列ピッチに対応し、かつ前記ソケットコンタクトの間の間隙を埋めて、それぞれの前記ソケットコンタクトが嵌合する仕切壁が板状部の面から突出して設けられた樹脂ケースを形成する工程と、
前記ソケットコンタクトの前記一対の接触部がそれぞれ前記仕切壁の間に嵌合され、かつ前記ソケットコンタクトの前記延在部が突出するように前記樹脂ケースに前記ソケットコンタクトを嵌合する工程と、
前記樹脂ケースと同じ寸法の樹脂板を前記仕切壁上に貼合する工程と、
前記ソケットコンタクトを連結している前記連結部を切断する工程とを含むことを特徴とする雌側コネクタの製造方法。
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