JP2006341981A - 用紙位置決め装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 位置決め不良が生じ難くなるようにする。
【解決手段】 用紙Pを載置可能なトレイ1と、トレイに供給された用紙の一端縁を接当させて、その用紙を位置決め可能な基準ガイド2と、トレイに供給された用紙を基準ガイドに向けて押し出し移動可能な押し具4と、トレイに供給された用紙の一端縁を基準ガイドに接当させるべく、押し具が待機位置Qから基準ガイドに向けて往復移動するように、押し具の作動を制御可能な制御部7とを設けてある用紙位置決め装置であって、用紙の一端縁が基準ガイドに接当したことを検知可能な検知部5を設け、制御部を、検知部による検知結果に基づいて、押し具の用紙に対する押し出し動作を停止して待機位置に移動するように、押し具の作動を制御可能に設けてある。
【選択図】 図1
【解決手段】 用紙Pを載置可能なトレイ1と、トレイに供給された用紙の一端縁を接当させて、その用紙を位置決め可能な基準ガイド2と、トレイに供給された用紙を基準ガイドに向けて押し出し移動可能な押し具4と、トレイに供給された用紙の一端縁を基準ガイドに接当させるべく、押し具が待機位置Qから基準ガイドに向けて往復移動するように、押し具の作動を制御可能な制御部7とを設けてある用紙位置決め装置であって、用紙の一端縁が基準ガイドに接当したことを検知可能な検知部5を設け、制御部を、検知部による検知結果に基づいて、押し具の用紙に対する押し出し動作を停止して待機位置に移動するように、押し具の作動を制御可能に設けてある。
【選択図】 図1
Description
本発明は、用紙を載置可能なトレイと、前記トレイに供給された用紙の一端縁を接当させて、その用紙を位置決め可能な基準ガイドと、前記トレイに供給された用紙を前記基準ガイドに向けて押し出し移動可能な押し具と、前記トレイに供給された用紙の一端縁を前記基準ガイドに接当させるべく、前記押し具が待機位置から前記基準ガイドに向けて往復移動するように、前記押し具の作動を制御可能な制御部とを設けてある用紙位置決め装置に関する。
上記用紙位置決め装置は、例えば、複写機やファクシミリ,プリンターなどの画像形成装置において、トレイに供給された用紙の所定箇所にパンチ孔を開けたり、トレイに積み重ねた用紙の所定箇所をステイプルで綴じたりする後処理を精度良く実行できるように設けられており、従来、トレイに供給された規格用紙の一端縁を基準ガイドに接当させるべく、押し具が待機位置から規格用紙サイズに応じた設定距離だけ基準ガイドに向けて往復移動するように、押し具の作動を制御可能な制御部を設けている(例えば、特許文献1参照)。
このため、例えば、規格用紙でも、押し具による用紙押し出し方向に沿って反りなどの曲げ癖がついているような用紙、つまり、平面視で用紙押し出し方向に沿う長さが、見かけ上、正規の長さよりも短い用紙や規格外寸法の用紙がトレイに供給されると、その用紙の一端縁が基準ガイドに接当しないうちに、押し具の用紙に対する押し出し動作が停止して、押し具が待機位置に復帰移動してしまうおそれがあり、位置決め不良を生じ易い欠点がある。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、位置決め不良が生じ難くなるようにすることを目的とする。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、位置決め不良が生じ難くなるようにすることを目的とする。
本発明の第1特徴構成は、用紙を載置可能なトレイと、前記トレイに供給された用紙の一端縁を接当させて、その用紙を位置決め可能な基準ガイドと、前記トレイに供給された用紙を前記基準ガイドに向けて押し出し移動可能な押し具と、前記トレイに供給された用紙の一端縁を前記基準ガイドに接当させるべく、前記押し具が待機位置から前記基準ガイドに向けて往復移動するように、前記押し具の作動を制御可能な制御部とを設けてある用紙位置決め装置であって、前記用紙の一端縁が前記基準ガイドに接当したことを検知可能な検知部を設け、前記制御部を、前記検知部による検知結果に基づいて、前記押し具の用紙に対する押し出し動作を停止して前記待機位置に移動するように、前記押し具の作動を制御可能に設けてある点にある。
〔作用及び効果〕
用紙の一端縁が基準ガイドに接当したことを検知部が検知すると、押し具の用紙に対する押し出し動作を停止して、押し具が待機位置に移動するので、例えば、平面視で用紙押し出し方向に沿う長さが、見かけ上、正規の長さよりも短い規格用紙や規格外寸法の用紙がトレイに供給されても、その用紙の一端縁が基準ガイドに接当しないうちに、押し具の用紙に対する押し出し動作が停止するおそれがなく、位置決め不良が生じ難くい。
用紙の一端縁が基準ガイドに接当したことを検知部が検知すると、押し具の用紙に対する押し出し動作を停止して、押し具が待機位置に移動するので、例えば、平面視で用紙押し出し方向に沿う長さが、見かけ上、正規の長さよりも短い規格用紙や規格外寸法の用紙がトレイに供給されても、その用紙の一端縁が基準ガイドに接当しないうちに、押し具の用紙に対する押し出し動作が停止するおそれがなく、位置決め不良が生じ難くい。
本発明の第2特徴構成は、前記検知部による検知結果に基づいて、前記押し具の押し出し動作の停止位置を記憶可能な記憶部を設け、前記制御部を、前記トレイに二枚目以降の用紙が積み重ねられる都度、その用紙に対する前記押し具の押し出し動作が、前記記憶部に記憶されている停止位置で停止するように、前記押し具の作動を制御可能に設けてある点にある。
〔作用及び効果〕
例えば、積み重ねた用紙の所定箇所をステイプルで綴じるために、同じ寸法の用紙をトレイに積み重なるように供給して揃えたいような場合に、トレイに二枚目以降の用紙が積み重ねられる都度、その用紙に対する押し具の押し出し動作を、記憶部に記憶されている停止位置で停止させることができるので、二枚目以降の用紙毎に対応して検知部の検知動作をリセットすることなく、二枚目以降の各用紙を簡便な制御動作で位置決めすることができる。
例えば、積み重ねた用紙の所定箇所をステイプルで綴じるために、同じ寸法の用紙をトレイに積み重なるように供給して揃えたいような場合に、トレイに二枚目以降の用紙が積み重ねられる都度、その用紙に対する押し具の押し出し動作を、記憶部に記憶されている停止位置で停止させることができるので、二枚目以降の用紙毎に対応して検知部の検知動作をリセットすることなく、二枚目以降の各用紙を簡便な制御動作で位置決めすることができる。
本発明の第3特徴構成は、前記検知部による検知結果に基づいて、前記押し具の待機位置を前記押し出し動作の停止位置から一定距離離れた位置に変更設定可能に設けてある点にある。
〔作用及び効果〕
例えば、積み重ねた用紙の所定箇所をステイプルで綴じるために、同じ寸法の用紙をトレイに積み重なるように供給して揃えたいような場合に、押し具の往復移動距離が短くなるように、押し具の待機位置を押し出し動作の停止位置により近い位置に変更設定して、各用紙を短い時間で能率良く位置決めすることができる。
例えば、積み重ねた用紙の所定箇所をステイプルで綴じるために、同じ寸法の用紙をトレイに積み重なるように供給して揃えたいような場合に、押し具の往復移動距離が短くなるように、押し具の待機位置を押し出し動作の停止位置により近い位置に変更設定して、各用紙を短い時間で能率良く位置決めすることができる。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1,図2は本発明による用紙位置決め装置を示し、複写機やファクシミリ,プリンターなどの画像形成装置において、画像形成済みの用紙Pの複数枚をその一端縁が揃うように積み重ねて、所定箇所にパンチ孔を開けたり、所定箇所をステイプルで綴じたりするための後処理装置などに装備してある。
図1,図2は本発明による用紙位置決め装置を示し、複写機やファクシミリ,プリンターなどの画像形成装置において、画像形成済みの用紙Pの複数枚をその一端縁が揃うように積み重ねて、所定箇所にパンチ孔を開けたり、所定箇所をステイプルで綴じたりするための後処理装置などに装備してある。
前記位置決め装置は、画像形成済みの矩形用紙Pを一枚ずつ積み重ねて載置可能な用紙積載トレイ1と、トレイ1に供給された用紙Pの一端縁を略全長に亘って接当させて、その用紙Pを位置決め可能な基準ガイド2と、トレイ1に供給された用紙Pを基準ガイド1に向けて押し出し移動可能な電動式駆動装置3を備えた押し具4と、用紙Pの一端縁が基準ガイド2に接当したことを検知可能な検知部5と、トレイ1に用紙Pが供給される都度、その用紙Pの一端縁を基準ガイド2に接当させるべく、ガイド孔6に沿って押し具4が待機位置Qから基準ガイド2に向けて往復移動するように、押し具4の作動を制御可能な制御部7とを設けてある。
前記検知部5は、一対の発光部8と受光部9とを間隔を隔てて備えている光センサ10と、用紙Pの一端縁が基準ガイド1に接当していないときに発光部8からの光の受光部9による受光を阻止する遮光部11とを設けて、通常は受光部9による受光が阻止され、用紙Pの一端縁が基準ガイド2に接当すると、発光部8からの光を受光部9が受光して、用紙Pの一端縁が基準ガイド2に接当したことを検知できるように構成してある。
前記遮光部11は、押し具4で押し出されてくる用紙Pの一端縁で押圧されることにより横軸芯X周りで揺動する揺動アーム12に、受光部9による受光を阻止可能な遮光部材13を一体に設けて、通常は遮光部材13が発光部8と受光部9との間に入り込んで受光部9による受光を阻止しており、用紙Pの一端縁が基準ガイド2に接当するに伴って、遮光部材13が発光部8と受光部9との間から抜け出すように揺動アーム12を揺動させて、受光部9が受光できるように構成してある。
前記制御部7は、図1に示すように、空のトレイ1に一枚目の用紙P1が供給されたときは、標準待機位置Q1に待機している押し具4を、図3に示すように、その用紙P1の一端縁が基準ガイド2に接当したことを検知部5が検知するまで、基準ガイド2に向けて移動させ、その用紙P1の一端縁が基準ガイド2に接当したことの検知部5による検知結果に基づいて、図4に示すように、押し具4の用紙P1に対する押し出し動作を停止して待機位置Qに移動するように、押し具4の作動を制御可能に設けてある。
尚、制御部7は、一枚目の用紙P1の一端縁が基準ガイド2に接当したことの検知部5による検知結果に基づいて、押し具4の標準待機位置Q1から押し出し動作の停止位置Rまでの移動距離L1(図3参照)を演算し、その移動距離L1が予め記憶させてある一定の設定距離L2を越えているときは、図4に示すように、押し具4の待機位置Qを押し出し動作の停止位置Rからその設定距離L2だけ離れた位置Q2に変更設定して、その変更設定した待機位置Q2で押し具4を待機させるように構成してある。
また、検知部5による検知結果に基づいて、押し具4の押し出し動作の停止位置を記憶可能な記憶部14を設けて、制御部5を、図5,図6に示すように、トレイ1に二枚目以降の用紙P2が積み重ねられる都度、その用紙P2に対する押し具4の押し出し動作が、記憶部14に記憶されている停止位置Rで停止するように、押し具4の作動を制御可能に設けてある。
〔その他の実施形態〕
1.本発明による用紙位置決め装置は、押し具の用紙に対する押し出し動作を停止する都度、未検知状態に初期化できる検知部を設けて、二枚目以降の用紙がトレイに積み重なるように供給される都度、検知部による検知結果に基づいて、押し具の用紙に対する押し出し動作を停止して待機位置に移動するように、押し具の作動を制御可能な制御部を設けてあっても良い。
この場合は、寸法が異なる複数種類の用紙を積み重ねるときでも、押し具による押し出し方向の寸法が小さい用紙から先にトレイに供給することによって、各用紙の一端縁が揃うように整合できる。
2.本発明による用紙位置決め装置は、用紙の一端縁が基準ガイドに接当したことを、その用紙に対して非接触で検知可能な検知部を設けてあっても良い。
3.本発明による用紙位置決め装置は、トレイに供給された用紙を位置決めする毎に、その用紙を後続の処理工程に供給できるように構成してあっても良い。
1.本発明による用紙位置決め装置は、押し具の用紙に対する押し出し動作を停止する都度、未検知状態に初期化できる検知部を設けて、二枚目以降の用紙がトレイに積み重なるように供給される都度、検知部による検知結果に基づいて、押し具の用紙に対する押し出し動作を停止して待機位置に移動するように、押し具の作動を制御可能な制御部を設けてあっても良い。
この場合は、寸法が異なる複数種類の用紙を積み重ねるときでも、押し具による押し出し方向の寸法が小さい用紙から先にトレイに供給することによって、各用紙の一端縁が揃うように整合できる。
2.本発明による用紙位置決め装置は、用紙の一端縁が基準ガイドに接当したことを、その用紙に対して非接触で検知可能な検知部を設けてあっても良い。
3.本発明による用紙位置決め装置は、トレイに供給された用紙を位置決めする毎に、その用紙を後続の処理工程に供給できるように構成してあっても良い。
1 トレイ
2 基準ガイド
4 押し具
5 検知部
7 制御部
14 記憶部
P 用紙
P2 二枚目以降の用紙
Q 待機位置
R 停止位置
2 基準ガイド
4 押し具
5 検知部
7 制御部
14 記憶部
P 用紙
P2 二枚目以降の用紙
Q 待機位置
R 停止位置
Claims (3)
- 用紙を載置可能なトレイと、
前記トレイに供給された用紙の一端縁を接当させて、その用紙を位置決め可能な基準ガイドと、
前記トレイに供給された用紙を前記基準ガイドに向けて押し出し移動可能な押し具と、
前記トレイに供給された用紙の一端縁を前記基準ガイドに接当させるべく、前記押し具が待機位置から前記基準ガイドに向けて往復移動するように、前記押し具の作動を制御可能な制御部とを設けてある用紙位置決め装置であって、
前記用紙の一端縁が前記基準ガイドに接当したことを検知可能な検知部を設け、
前記制御部を、前記検知部による検知結果に基づいて、前記押し具の用紙に対する押し出し動作を停止して前記待機位置に移動するように、前記押し具の作動を制御可能に設けてある用紙位置決め装置。 - 前記検知部による検知結果に基づいて、前記押し具の押し出し動作の停止位置を記憶可能な記憶部を設け、
前記制御部を、前記トレイに二枚目以降の用紙が積み重ねられる都度、その用紙に対する前記押し具の押し出し動作が、前記記憶部に記憶されている停止位置で停止するように、前記押し具の作動を制御可能に設けてある請求項1記載の用紙位置決め装置。 - 前記検知部による検知結果に基づいて、前記押し具の待機位置を前記押し出し動作の停止位置から一定距離離れた位置に変更設定可能に設けてある請求項1又は2記載の用紙位置決め装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005171098A JP2006341981A (ja) | 2005-06-10 | 2005-06-10 | 用紙位置決め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005171098A JP2006341981A (ja) | 2005-06-10 | 2005-06-10 | 用紙位置決め装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006341981A true JP2006341981A (ja) | 2006-12-21 |
Family
ID=37639230
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005171098A Pending JP2006341981A (ja) | 2005-06-10 | 2005-06-10 | 用紙位置決め装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006341981A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102807122A (zh) * | 2011-06-03 | 2012-12-05 | 致伸科技股份有限公司 | 纸张整列装置 |
-
2005
- 2005-06-10 JP JP2005171098A patent/JP2006341981A/ja active Pending
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CN102807122A (zh) * | 2011-06-03 | 2012-12-05 | 致伸科技股份有限公司 | 纸张整列装置 |
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