JP2006341621A - 孔版印刷装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】煩雑な作業を要することなく、且つ、高い品質で多色印刷を行なうことを可能にする孔版印刷装置を提供する。
【解決手段】単一の原稿読取手段7と、単一の製版手段9と、複数個の版胴ユニット1,3と、単一の原紙搬送・供給手段5と、インク色判別手段と、版胴装着検出手段と、排版手段と、インク色判別手段及び版胴装着検出手段からの信号に基づいて版胴ユニットが印刷装置本体の版胴装着部に装着されていることを確認した後に原稿読取手段7によって読み取らせた色別の原稿データに基づいて製版手段9に色別の原紙を製版させ、原紙搬送・供給手段を駆動制御して該色別の原紙を夫々対応する色のインクカートリッジを保有する版胴ユニット1,3の版胴に装着させて多色同時印刷を行わせ、一個の版胴のみが装着されている場合は一色での印刷を許可する制御手段と、を具備したものである。
【選択図】図1
【解決手段】単一の原稿読取手段7と、単一の製版手段9と、複数個の版胴ユニット1,3と、単一の原紙搬送・供給手段5と、インク色判別手段と、版胴装着検出手段と、排版手段と、インク色判別手段及び版胴装着検出手段からの信号に基づいて版胴ユニットが印刷装置本体の版胴装着部に装着されていることを確認した後に原稿読取手段7によって読み取らせた色別の原稿データに基づいて製版手段9に色別の原紙を製版させ、原紙搬送・供給手段を駆動制御して該色別の原紙を夫々対応する色のインクカートリッジを保有する版胴ユニット1,3の版胴に装着させて多色同時印刷を行わせ、一個の版胴のみが装着されている場合は一色での印刷を許可する制御手段と、を具備したものである。
【選択図】図1
Description
本発明は、孔版印刷装置に係り、特に、煩雑な作業を要することなく、且つ、高い印刷品質で、多色同時印刷を行うことができるように工夫するとともに、一色での印刷もできるように工夫したものに関する。
従来より、製版した孔版原紙を巻回した版胴を用いて、印刷用紙に印刷を施す孔版印刷装置がある。上記孔版印刷装置は、一般事務所で使用できる程操作が簡単であり、いわゆる「複写機」と同じ感覚で使用することができるという利点がある。そこで、従来の孔版印刷装置の構成を図12を参照して説明する。
まず、原稿読取手段301があり、この原稿読取手段301は、ブックタイプのイメージスキャナーユニットとして構成されていて、印刷するための原稿を原稿セット面303の所定位置にセットし、カバー305によってその原稿を固定する。そして、図示しないイメージスキャナーを動作させて原稿に示されているデータを印刷データとして読み取っていく。
まず、原稿読取手段301があり、この原稿読取手段301は、ブックタイプのイメージスキャナーユニットとして構成されていて、印刷するための原稿を原稿セット面303の所定位置にセットし、カバー305によってその原稿を固定する。そして、図示しないイメージスキャナーを動作させて原稿に示されているデータを印刷データとして読み取っていく。
上記原稿読取手段301の下方位置には、製版手段307が配置されている。
すなわち、まず原紙ロール309があり、この原紙ロール309には孔版原紙(以下、原紙と略称する)311が巻回されている。上記原紙ロール309の図12中左側には、ラインサーマルヘッド313とプラテンローラ315が対向・配置されている。さらに、孔版原紙カッタ317、孔版原紙送りローラ319、321が対向・配置されている。又、版胴323が配置されていて、この版胴323を挟んで図12中左側には、排版手段325が設置されている。この排版手段325には、排版ボックス327が設置されていて、この排版ボックス327の入り口には排版送りローラ329、331が対向・配置されている。
すなわち、まず原紙ロール309があり、この原紙ロール309には孔版原紙(以下、原紙と略称する)311が巻回されている。上記原紙ロール309の図12中左側には、ラインサーマルヘッド313とプラテンローラ315が対向・配置されている。さらに、孔版原紙カッタ317、孔版原紙送りローラ319、321が対向・配置されている。又、版胴323が配置されていて、この版胴323を挟んで図12中左側には、排版手段325が設置されている。この排版手段325には、排版ボックス327が設置されていて、この排版ボックス327の入り口には排版送りローラ329、331が対向・配置されている。
上記構成をなす製版手段307においては、既に説明した原稿読取手段301によって読み取られた印刷データに基づいて、ラインサーマルヘッド313に設けられた複数個の点状発熱体が選択的に発熱し、それによって、原紙ロール309より供給される原紙311に穿孔・製版を施す。すなわち、原紙311は、例えば、不織布の一面側にPETフィルムを貼付けた構成になっていて、上記PETフィルムの部分が上記点状発熱体の発熱によって溶融して穿孔され、それによって、製版が施されるものである。
上記穿孔・製版された原紙311は、プラテンローラ315、孔版原紙送りローラ319、321によって、版胴323方向に搬送され、その先端が、版胴323に設けられたクランプ機構333によってクランプされる。そして、版胴323が回転することにより、原紙311は版胴323の外周面に巻回されていく。そして、原紙311は予め設定されている長さの所において、原紙カッタ317によって切断されることになる。
一方、給紙手段335があり、この給紙手段335は給紙台337を備えていて、この給紙台337上には、複数枚の印刷用紙339が積層された状態で載置されている。又、上記印刷用紙339の上方であって、版胴323側には、ピックアップローラ341、サバキローラ343が配置されている。上記サバキローラ343の下方にはサバキ用パット345が配置されている。上記サバキローラ343の版胴323側には、レジストローラ347、349が対向・配置されている。そして、上記給紙台337は、図示しない駆動モータ及びセンサによって昇降可能に構成されていて、常時、最上位の印刷用紙339をピックアップローラ341に接触させるようにしている。そして、印刷用紙339を供給する場合には、まず、ピックアップローラ341とサバキローラ343が図示しない駆動モータによって回転し、最上位の印刷用紙339を送り出す。その際、仮に、2枚以上の印刷用紙339が重送されたような場合には、サバキローラ343、サバキ用パット345によって、重送された印刷用紙339を分離させる。
尚、版胴323内には印刷手段351が設けられているとともに、版胴323の図12中下方には別の胴353(プレスローラ)が対向配置されている。又、印刷用紙339の排出側には排紙手段355と排紙ストッカ357が設置されている。
尚、版胴323内には印刷手段351が設けられているとともに、版胴323の図12中下方には別の胴353(プレスローラ)が対向配置されている。又、印刷用紙339の排出側には排紙手段355と排紙ストッカ357が設置されている。
上記構成によると、原稿読取手段301によって印刷データを読み取り、それを製版手段307に転送する。製版手段307は転送された印刷データに基づいて、原紙311に穿孔・製版を施す。穿孔・製版を施された原紙311は、版胴323に巻回される。一方、給紙手段335より印刷用紙339が、版胴323と胴353の間に供給され、そこを通過する間に、印刷手段351によって印刷が施され、排紙手段355によって排紙ストッカ357内に排紙されることになる。
尚、この種の孔版印刷装置を開示するものとして、例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4等がある。
特開平05−254237号公報
特開平07−257003号公報
特開昭64−18682号公報
特開平03−55276号公報
尚、この種の孔版印刷装置を開示するものとして、例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4等がある。
上記従来の構成によると、一色で印刷を行なう場合は良いが、多色印刷を行おうとすると、煩雑な作業を余儀なくされてしまうという問題があった。すなわち、1個の版胴323しかないために、まず、任意の一色にて原紙311を製版し、その原紙311を版胴323に着版する。その状態でその色の印刷を実行する。次に、別の色にて原紙311を製版し、その原紙311を上記版胴323に着版する(その際、最初の原紙は排版しておく)。一方、最初の色で印刷を施された印刷用紙339を再度セットし、上記二番目の色にて印刷を実行する。つまり、一色毎に製版を順次行うとともに、印刷用紙339をその都度セットするという極めて煩雑な作業を余儀なくされてしまうものである。
又、その際、製版された原紙311、印刷用紙339等の位置が多少ずれてしまうこともあり、それによって、印刷品質も大きく低下してしまうことになる。
このように、従来の孔版印刷装置においては、煩雑な作業を行うことにより、多色印刷を行なうことはできるものの、実際には多くの問題があり、その為、実際には多色印刷を行なっていないものである。
さらに、多色印刷を可能にした孔版印刷装置にあって任意の一色での印刷をも行うことについても強い要求がある。
又、その際、製版された原紙311、印刷用紙339等の位置が多少ずれてしまうこともあり、それによって、印刷品質も大きく低下してしまうことになる。
このように、従来の孔版印刷装置においては、煩雑な作業を行うことにより、多色印刷を行なうことはできるものの、実際には多くの問題があり、その為、実際には多色印刷を行なっていないものである。
さらに、多色印刷を可能にした孔版印刷装置にあって任意の一色での印刷をも行うことについても強い要求がある。
本発明は、このような点に基づいてなされたものでその目的とするところは、煩雑な作業を要することなく、且つ、高い品質で多色印刷を行なうとともに、必要に応じて一色での印刷をも可能にする孔版印刷装置を提供することにある。
上記目的を達成するべく本願発明による孔版印刷装置は、原稿から原稿データを読み取るための単一の原稿読取手段と、上記原稿読取手段によって読み取られた原稿データに基づいて原紙に穿孔・製版を施すための単一の製版手段と、印刷装置本体の版胴装着部に対して着脱可能に設けられ、上記製版手段によって製版された原紙が着版される版胴と、該版胴に着脱可能に装着され該版胴に着版された原紙に所定の色のインクを供給するインクカートリッジとを有する複数個の版胴ユニットと、上記製版手段によって製版された原紙を上記複数個の版胴ユニットの内の選択された版胴ユニットの版胴に向けて搬送・供給する単一の原紙搬送・供給手段と、上記インクカートリッジのインクの色を判別するインク色判別手段と、上記所定の色のインクを有する版胴が上記印刷装置本体の版胴装着部に装着されているか否かを検出する版胴装着検出手段と、上記複数個の版胴ユニットの夫々に設けられ使用済みの原紙を排版して収納する排版手段と、上記インク色判別手段及び版胴装着検出手段からの信号に基づいて、上記版胴ユニットが上記印刷装置本体の版胴装着部に装着されていることを確認した後に、上記原稿読取手段によって読み取らせた色別の原稿データに基づいて上記製版手段に色別の原紙を製版させ、上記原紙搬送・供給手段を駆動制御して該色別の原紙を夫々対応する色のインクカートリッジを保有する版胴ユニットの版胴に装着させ、その状態で多色同時印刷を行わせ、一方一個の版胴のみが装着されている場合は一色での印刷を許可する制御手段と、を具備したことを特徴とするものである。
又、請求項2による孔版印刷装置は、請求項1記載の孔版印刷装置において、上記インク色判別手段は上記版胴ユニット内に保有され、この版胴ユニットが上記印刷装置本体に装着されることにより、上記インク色判別手段からの前記信号が前記制御手段に伝達されることを特徴とするものである。
又、請求項3による孔版印刷装置は、請求項1記載の孔版印刷装置において、 上記印刷装置本体の版胴装着部に装着された版胴のインク色と取付位置を表示する表示手段が設けられていることを特徴とするものである。
又、請求項2による孔版印刷装置は、請求項1記載の孔版印刷装置において、上記インク色判別手段は上記版胴ユニット内に保有され、この版胴ユニットが上記印刷装置本体に装着されることにより、上記インク色判別手段からの前記信号が前記制御手段に伝達されることを特徴とするものである。
又、請求項3による孔版印刷装置は、請求項1記載の孔版印刷装置において、 上記印刷装置本体の版胴装着部に装着された版胴のインク色と取付位置を表示する表示手段が設けられていることを特徴とするものである。
すなわち、本願発明の場合には、複数個の版胴があり、それら複数個の版胴が夫々固有の色のインクを保有している。そして、インク色判別手段によって版胴のインクの色を判別し、且つ、版胴位置検出手段によってその版胴が印刷装置本体の何処に挿入・装着されているかを検出する。つまり、所定の色のインクを有する版胴が印刷装置本体の何処に装着されているかを検知するものである。
一方、原稿データを読み取る場合には、色別に原稿データを読み取り、それに対応した色別の原紙を製版する。そして、その色別の原紙を対応する色のインクを保有する版胴に着版するものである。後は、その状態で印刷を実行することにより、多色同時印刷が可能となる。
又、一個の版胴のみが装着されている場合は一色での印刷を許可する構成になっているので、例えば、印刷したい色の版胴のみを装着することにより、その他の色の版胴によって用紙が不用意に汚れることを防止した状態で所望の一色での印刷が可能になる。そして、印刷コストの上から一色のみで印刷したい場合にも対応可能である。
一方、原稿データを読み取る場合には、色別に原稿データを読み取り、それに対応した色別の原紙を製版する。そして、その色別の原紙を対応する色のインクを保有する版胴に着版するものである。後は、その状態で印刷を実行することにより、多色同時印刷が可能となる。
又、一個の版胴のみが装着されている場合は一色での印刷を許可する構成になっているので、例えば、印刷したい色の版胴のみを装着することにより、その他の色の版胴によって用紙が不用意に汚れることを防止した状態で所望の一色での印刷が可能になる。そして、印刷コストの上から一色のみで印刷したい場合にも対応可能である。
以下、図1乃至図9を参照して、本発明の第1の実施の形態を説明する。本実施の形態による孔版印刷装置の内部構造は図1に示すようになっている。本実施の形態による孔版印刷装置は、基本的に、2個の版胴1、3(第1の版胴1と第2の版胴3)、これら2個の版胴1、3の間に配置された送り胴5(版胴1、版胴3に対してプレスローラとして機能する)を備えていて、これら2個の版胴1、3と送り胴5の回りに、原稿読取手段7、製版手段9、排版手段11、13、給紙手段15、印刷手段17、19、排紙手段21等を配置した構成になっている。
尚、上記版胴1、3と送り胴5は全て同じ外径となっている。
尚、上記版胴1、3と送り胴5は全て同じ外径となっている。
以下、各部の構成を詳細に説明していくと、まず、原稿読取手段7は、ブックタイプのイメージスキャナーユニットとして構成されていて、印刷するための原稿を原稿セット面23の所定位置にセットし、カバー25によってその原稿を固定する。そして、図示しないイメージスキャナーを動作させて原稿に示されているデータを読み取っていく。或いは、シート状の原稿であれば、原稿トレイ24にシート状の原稿を載置し、図示しない搬送手段によって原稿セット面23の所定位置に搬送しセットを行ない、上記と同様にデータを読み取っていく。
上記原稿読取手段1の下方位置には、既に述べた製版手段9が配置されている。すなわち、まず原紙ロール27があり、この原紙ロール27には原紙29が巻回されている。上記原紙ロール27の図1中左側には、ラインサーマルヘッド31とプラテンローラ35が対向・配置されている。さらに、孔版原紙カッタ37、孔版原紙送りローラ39、41が対向・配置されている。又、上記版胴1を挟んで図1中左側には、既に述べた排版手段11が設置されていて、この排版手段11は、排版ボックス43を備えていて、この排版ボックス43の入口には排版送りローラ45、47が対向・配置されている。
上記構成をなす製版手段9においては、既に説明した原稿読取手段7によって読み取られた印刷データに基づいて、ラインサーマルヘッド31に設けられた複数個の点状発熱体が選択的に発熱し、それによって、原紙ロール27側より供給される原紙29に穿孔・製版を施す。すなわち、原紙29は、例えば、不織布の一面側にPETフィルムを貼付けた構成になっていて、上記PETフィルムの部分が上記点状発熱体の発熱によって溶融して穿孔され、それによって、製版が施されるものである。
上記穿孔・製版された原紙29は、プラテンローラ35、孔版原紙送りローラ39、41によって、版胴1方向に搬送され、その先端が、版胴1に設けられたクランプ手段49によってクランプされる。そして、版胴1が回転することにより、原紙29は版胴1の外周面に巻回されていく。そして、予め設定されている長さの所において、原紙カッタ37によって切断されることになり、版胴1への着版が完了する。
尚、排版手段13については、上記排版手段11と同様の構成になっているので、図中同一部分には同一符号を付して示しその説明は省略する。
尚、排版手段13については、上記排版手段11と同様の構成になっているので、図中同一部分には同一符号を付して示しその説明は省略する。
次に、給紙手段15の構成について説明する。まず、給紙台51があり、この給紙台51上には、複数枚の印刷用紙53が積層された状態で載置されている。又、上記印刷用紙53の上方であって、送り胴5側には、ピックアップローラ55、サバキローラ57が配置されている。上記サバキローラ57の下方にはサバキ用パット59が配置されている。上記サバキローラ57の送り胴5側には、レジストローラ61、63が対向・配置されている。そして、上記給紙台51は、図示しない駆動モータ及びセンサによって昇降可能に構成されていて、常時、最上位の印刷用紙53をピックアップローラ55に接触させるようにしている。
そして、印刷用紙53を供給する場合には、まず、ピックアップローラ55とサバキローラ57が図示しない駆動モータによって回転し、最上位の印刷用紙53を送り出す。その際、仮に、2枚以上の印刷用紙53が重送されたような場合には、サバキローラ57とサバキ用パット59によって、重送された印刷用紙53を分離させる。つまり、サバキローラ57とサバキ用パット59との間には1枚の印刷用紙53のみが通過できるように設定されている。よって、レジストローラ61、63側には1枚の印刷用紙53のみが供給されることになる。そして、供給された印刷用紙53の先端が、上記レジストローラ61、63との接点位置まで到ったところで、上記ピックアップローラ55とサバキローラ57の回転駆動を一旦停止させて待機状態にする。そして、版胴1、3、送り胴5側の回転のタイミングに合わせて、給紙のタイミングに到ったところで、上記レジストローラ61、63を図示しない駆動モータによって回転させ、印刷用紙53を版胴3と送り胴5の間に供給する。供給された印刷用紙53は、送り胴5に設けられた印刷用紙保持手段48によってその先端を保持される。
ここで、版胴1、3、送り胴5の回転駆動について説明すると、図2に示すように、まず、駆動モータ65があり、この駆動モータ65の回転軸にはプーリ67が固着されている。一方、送り胴5側にもプーリ69が同軸に固着されていて、このプーリ69と上記プーリ67にはベルト71が巻回されている。よって、駆動モータ65が回転駆動することにより、プーリ67、ベルト71、プーリ69を介して、送り胴5が図3中矢印aで示す方向に回転することになる。又、送り胴5にはギヤ73が同軸に固着されていて、このギヤ73にはギヤ75が噛合していて、このギヤ75にはギヤ77が噛合している。そして、版胴1側には、図4に示すように、ギヤ78、78がシャフト80を介して同軸に配置されている。又、上記ギヤ78、78には、図2、図4に示すギヤ79、79が噛合している。よって、図4に示す状態において、版胴1を印刷装置本体内に挿入・装着して、シャフト80をギヤ77側に連結させることにより、送り胴5が回転すると、ギヤ73、75、77、78、78、79、79を介して、版胴1が図2中矢印bで示す方向に回転することになる。
同様に、上記ギヤ73にはギヤ81が噛合していて、このギヤ81にはギヤ83が噛合している。又、版胴3には、版胴1の場合と同様に、図4に示すように、ギヤ78、78がシャフト80を介して同軸に配置されている。又、上記ギヤ78、78には、図2、図4、に示すギヤ85、85が噛合する関係にある。よって、図4に示す状態において、版胴3を印刷装置本体内に挿入・装着して、シャフト80をギヤ83側に連結させることにより、送り胴5が回転すると、ギヤ73、81、83、78、78、85、85を介して、版胴3が図2中矢印cで示す方向に回転することになる。
尚、上記駆動伝達機構に関しては、あくまで一例を示すものであって、様々な回転伝達の構成が考えられるものである。
尚、上記駆動伝達機構に関しては、あくまで一例を示すものであって、様々な回転伝達の構成が考えられるものである。
次に、印刷手段17、19の構成について説明する。
尚、印刷手段17、19は同じ構成をなしているので、印刷手段17を例にとって説明していく。
図3に示すように、版胴1内には、スキージーローラ87、ドクターローラ89、リフトローラ91、リフトカム93、リフトレバー95、レバー戻しバネ97、レバー検出センサー99が内蔵されている。又、図4に示すように、版胴1内には、フレーム101、103が内蔵されていて、別のフレーム105、107がアングル109に図示しないネジによって固定されている。上記アングル109は、フレーム115、117の間に図示しないネジによって固定されたレール123上を、ローラ125、127を介して、図4中左右方向に移動可能に配置されている。
尚、印刷手段17、19は同じ構成をなしているので、印刷手段17を例にとって説明していく。
図3に示すように、版胴1内には、スキージーローラ87、ドクターローラ89、リフトローラ91、リフトカム93、リフトレバー95、レバー戻しバネ97、レバー検出センサー99が内蔵されている。又、図4に示すように、版胴1内には、フレーム101、103が内蔵されていて、別のフレーム105、107がアングル109に図示しないネジによって固定されている。上記アングル109は、フレーム115、117の間に図示しないネジによって固定されたレール123上を、ローラ125、127を介して、図4中左右方向に移動可能に配置されている。
上記ドクターローラ89は、上記フレーム101、103の間において、軸受部材129、131によって、軸89a、89aを介して、回転可能に支持されている。又、スキージーローラ87は、上記フレーム101、103の間において、軸受部材133、135によって、軸87a、87aを介して、回転可能に支持されている。又、上記ドクターローラ89とスキージーローラ87との接点部には、図示しないインク供給機構部よりインク137が適宜供給されるようになっている。
そして、印刷待機時には、図3に示すような状態になっていて、リフトカム93の凸面がリフトローラ91を押し上げていて、リフトレバー95がセンサー99を遮蔽した状態になっている。
一方、印刷時においては、図5及び図6に示すように、まず、ギヤ139が図示しない駆動モータによって回転され、それによって、噛合しているギヤ141が回転する。リフトカム93は、上記ギヤ141に対して同軸に固着されているので、ギヤ141の回転によってリフトカム93も回転することになる。そして、図3に示す状態から180°だけ、リフトカム93が回転する。このリフトカム93の回転によって、リフトローラ91に対する押上付勢が解除されるので、リフトレバー95がレバー戻しバネ97のバネ力によって回転し、それによって、スキージーローラ87が図5に示すように、図中下方に移動することになる。そして、版胴1を送り胴5に押し付けるように作用する。それと同時に、センサー99の遮蔽も解除される。このような状態で印刷が実施されることになる。
尚、既に述べたように、印刷手段19側についても同様の構成になっており、その説明は省略する。但し、版胴1側における印刷は、版胴1と送り胴5との間に給紙手段15によって供給される印刷用紙53の表面に対して所定の色で行なわれるものであり、これに対して、版胴3側における印刷は、版胴1と送り胴5との間に給紙手段15によって供給される印刷用紙53の表面に対して別の所定の色で行われるものである。
一方、印刷時においては、図5及び図6に示すように、まず、ギヤ139が図示しない駆動モータによって回転され、それによって、噛合しているギヤ141が回転する。リフトカム93は、上記ギヤ141に対して同軸に固着されているので、ギヤ141の回転によってリフトカム93も回転することになる。そして、図3に示す状態から180°だけ、リフトカム93が回転する。このリフトカム93の回転によって、リフトローラ91に対する押上付勢が解除されるので、リフトレバー95がレバー戻しバネ97のバネ力によって回転し、それによって、スキージーローラ87が図5に示すように、図中下方に移動することになる。そして、版胴1を送り胴5に押し付けるように作用する。それと同時に、センサー99の遮蔽も解除される。このような状態で印刷が実施されることになる。
尚、既に述べたように、印刷手段19側についても同様の構成になっており、その説明は省略する。但し、版胴1側における印刷は、版胴1と送り胴5との間に給紙手段15によって供給される印刷用紙53の表面に対して所定の色で行なわれるものであり、これに対して、版胴3側における印刷は、版胴1と送り胴5との間に給紙手段15によって供給される印刷用紙53の表面に対して別の所定の色で行われるものである。
次に、排紙手段21の構成を説明する。排紙手段21は、印刷用紙分離爪143と、排紙ガイド145と、排紙台147と、排紙ストッパ149とから構成されている。印刷された印刷用紙53は、送り胴5に設けられた印刷用紙保持手段48がその先端を開放することにより、上記用紙分離爪143によって、送り胴5より剥がされる。剥がされた印刷用紙53は、排紙ガイド145によってガイドされながら、排紙ストッパ149に衝突するまで飛翔することになり、排紙ストッパ149に衝突した後排紙147上に積層されていく。
次に、版胴1、版胴3に夫々設置されるインクカートリッジ161、色判別用センサー163の構成を、図7を参照して説明する。上記インクカートリッジ161は、容器161aと、この容器161aの上面側に設けられたインク供給口161bと、容器161a内に充填されているインクの色を識別するための任意個数の突起161cとから構成されている。つまり、任意の色については突起161cの個数と配置が決定されていて、別の任意の色についても突起161cの個数と配置の組合せが異なって決定されているものである。一方、色判別用センサー163は、3個のレバー163aを備えていて(図7中1個のみ示す)、上記インクカートリッジ161が装着されたとき、突起161cによってレバー163cが押されることになる。その際、突起161cの個数と位置によって、押されるレバー163aの箇所も決定されることになり、それによって、インク色を判別するものである。
又、上記インクカートリッジ161と色判別用センサー163は、版胴1(又は版胴3)に対し、図4に示すような箇所に配置されている。又、版胴1(又は版胴3)にはコネクタ要素193bが取り付けられていて、一方、印刷装置本体側にはコネクタ要素193aが取り付けられていて、これらコネクタ要素193a、193bによってコネクタ193を構成している。そして、版胴1(又は版胴3)を印刷装置本体内に挿入・装着することにより、上記コネクタ要素193aとコネクタ要素193bが接続され、信号の授受が可能となる。そして、上記色判別用センサー163によって判別された色判別信号は、上記コネクタ193を介して、印刷装置本体に設けられた制御手段175(図1、図2に示す)に入力される。
又、図1、図2に示すように、版胴1、版胴3、送り胴5の有無を検出するためのセンサー181、183、185が夫々設けられている。
上記制御手動175は、色判別用センサー163からの信号によって、版胴1(又は、版胴3)のインク色を検知し、且つ、上記センサー181、183によって、版胴1、版胴3が印刷装置本体の何処に挿入・装着されているかを検知する。制御手段175はそれらの情報に基づいて、原稿読取手段7に色別原稿データを読み取らせ、その色別原稿データに基づいて製版手段9に色別の原紙を製版させ、色別の原紙を対応する色のインク色を保有する版胴1(又は、版胴3)に着版させる。
上記制御手動175は、色判別用センサー163からの信号によって、版胴1(又は、版胴3)のインク色を検知し、且つ、上記センサー181、183によって、版胴1、版胴3が印刷装置本体の何処に挿入・装着されているかを検知する。制御手段175はそれらの情報に基づいて、原稿読取手段7に色別原稿データを読み取らせ、その色別原稿データに基づいて製版手段9に色別の原紙を製版させ、色別の原紙を対応する色のインク色を保有する版胴1(又は、版胴3)に着版させる。
以上の構成を基にその作用を説明する。
まず、図8を参照して、版胴1、版胴3の装着の有無の判別、及び、版胴1、版胴3のインクの色を判別する作用から説明する。まず、ステップS1において、版胴1が挿入・装着されているか否かを判別する。この判別は、図1、図2に示すセンサー181によって行われ、センサー181がオンしていれば、版胴1が所定の位置に挿入・装着されていることになり、センサー181がオフであれば、版胴1が所定の位置に挿入・装着されていないことになる。版胴1が挿入・装着されていると判別された場合には、ステップS2に移行して、版胴1のインクの色の判別が行われる。このインク色の判別は、版胴1に取り付けられている色判別用センサー163によって行われ、その信号が、コネクタ193を介して、制御手段175に入力される。
まず、図8を参照して、版胴1、版胴3の装着の有無の判別、及び、版胴1、版胴3のインクの色を判別する作用から説明する。まず、ステップS1において、版胴1が挿入・装着されているか否かを判別する。この判別は、図1、図2に示すセンサー181によって行われ、センサー181がオンしていれば、版胴1が所定の位置に挿入・装着されていることになり、センサー181がオフであれば、版胴1が所定の位置に挿入・装着されていないことになる。版胴1が挿入・装着されていると判別された場合には、ステップS2に移行して、版胴1のインクの色の判別が行われる。このインク色の判別は、版胴1に取り付けられている色判別用センサー163によって行われ、その信号が、コネクタ193を介して、制御手段175に入力される。
次に、ステップS3に移行して、版胴1のインク色と取付位置を図示しない表示部に表示する。次に、ステップS4に移行して、版胴3が所定位置に挿入・装着されているか否かが判別される。これは、図1、図2に示すセンサー183によって行われる。版胴3が所定位置に挿入・装着されている場合には、ステップS5に移行して、版胴3のインク色の判別がなされる。この判別も、版胴3に取り付けられている色判別用センサー163によって行われ、その信号が、コネクタ193を介して、制御手段175に入力される。そして、ステップS6に移行して、版胴3のインク色と取付位置が図示しない表示部に表示されて、そのまま終了する。
一方、ステップS1において、版胴1が所定の位置に挿入・装着されていないと判別された場合には、ステップS7に移行して、版胴3が所定位置に挿入・装着されているか否かが判別されることになる。そして、版胴3が所定位置に挿入・装着されていると判別された場合には、ステップS5に移行する。これに対して、版胴3も所定位置に挿入・装置されていないと判別された場合には、ステップS8に移行して、警告表示を行う。又、ステップS4において、版胴3が所定位置に挿入・装着されていないと判別された場合には、そのまま終了する。
つまり、少なくとも一方の版胴が所定位置に挿入・装着されていれば、インク色の判別がなされることになる。
但し、この実施の形態においては、二つの版胴1、版胴3を使用しており、よって、両方の版胴1、版胴3が挿入・装着されていれば、二色同時印刷が可能であり、何れか一方のみが挿入・装着されている場合には、一色での印刷になってしまう。
つまり、少なくとも一方の版胴が所定位置に挿入・装着されていれば、インク色の判別がなされることになる。
但し、この実施の形態においては、二つの版胴1、版胴3を使用しており、よって、両方の版胴1、版胴3が挿入・装着されていれば、二色同時印刷が可能であり、何れか一方のみが挿入・装着されている場合には、一色での印刷になってしまう。
次に、図9のタイミングチャートを参照しながら一連の作用を説明する。まず、装置の電源をオンにする。それによって、初期設定期間に入り、既に説明した版胴1、版胴3の装着の有無のチェック、及びインク色の判別が実行される(図8に示した内容)。次に、印刷開始スイッチをオンにする。それによって、カラー原稿が搬送される。すなわち、この場合には、図1、図2に示した原稿トレイ24上に所定の原稿を載置し、その状態で印刷開始スイッチをオンするものである。又、それと同時に、原稿送り・製版が開始される。この場合には、まず、第1色目の原紙の製版が行われる。つまり、カラー原稿の中で、版胴1のインク色に対応する色の部分のみが抽出され、その原稿データに基づいて穿孔・製版が実行される。穿孔・製版が完了した後、その原紙は版胴1に巻回されることになる。
上記原紙の版胴1への巻回動作開始直後に、第2色目の原紙の製版が開始される。つまり、カラー原稿の中で、版胴3のインク色に対応する色の部分のみが抽出され、その原稿データに基づいて穿孔・製版が実行される。穿孔・製版が完了した後、その原紙は版胴3に巻回されることになる。版胴3への巻回に際しては、版胴1から送り胴5に受け渡され、送り胴5から版胴3に受け渡されることになる。以上の動作によって、版胴1、版胴3に夫々のインク色に対応した原紙の製版・着版が完了したことになる。
次に、給紙手段15より、版胴3と送り胴5の間に、印刷用紙53が供給される。それによって、まず、版胴3と送り胴5の間を通過する際に、版胴3側のインクにより印刷が実行される。次いで、印刷用紙53は、版胴1と送り胴5の間に搬送され、その間を通過するときに、版胴1側のインクによって印刷が実行される。これで、一枚の印刷用紙53への二色のインクによる印刷が完了したことになり、後は、排紙手段21によって排紙される。そして、印刷用紙53に対して、同様の印刷が実行される。
以上この実施の形態によると次のような効果を奏することができる。
まず、従来のように、煩雑な作業を要することなく、所望の二色印刷を同時に行うことができる。つまり、版胴1、版胴3のインクの色を判別するとともに、それら版胴1、版胴3が印刷装置本体の何処に挿入・装着されているかを検知する。そして、夫々の色に応じた原紙を別々に製版し、対応する版胴1(又は、版胴3)に着版させるようにしているので、後は、印刷を開始すれば、自動的に二色印刷が同時に施されることになる。
又、従来のように、1個の版胴に別々の原紙29を順次巻回したり、或いは、印刷用紙53を再セットするといったこともなく、原紙29、印刷用紙53の位置ずれに起因した印刷品質の低下もない。
又、一個の版胴(版胴1又は版胴3)のみが装着されている場合は一色での印刷を許可する構成になっているので、例えば、印刷したい色の版胴のみを装着することにより、その他の色の版胴によって用紙が不用意に汚れることを防止した状態で所望の一色での印刷が可能になる。
又、版胴1、3のインク色と取付位置が図示しない表示部によって表示されるようになっているので、装着した版胴のインク色を確認することができる。
まず、従来のように、煩雑な作業を要することなく、所望の二色印刷を同時に行うことができる。つまり、版胴1、版胴3のインクの色を判別するとともに、それら版胴1、版胴3が印刷装置本体の何処に挿入・装着されているかを検知する。そして、夫々の色に応じた原紙を別々に製版し、対応する版胴1(又は、版胴3)に着版させるようにしているので、後は、印刷を開始すれば、自動的に二色印刷が同時に施されることになる。
又、従来のように、1個の版胴に別々の原紙29を順次巻回したり、或いは、印刷用紙53を再セットするといったこともなく、原紙29、印刷用紙53の位置ずれに起因した印刷品質の低下もない。
又、一個の版胴(版胴1又は版胴3)のみが装着されている場合は一色での印刷を許可する構成になっているので、例えば、印刷したい色の版胴のみを装着することにより、その他の色の版胴によって用紙が不用意に汚れることを防止した状態で所望の一色での印刷が可能になる。
又、版胴1、3のインク色と取付位置が図示しない表示部によって表示されるようになっているので、装着した版胴のインク色を確認することができる。
次に、図10を参照して本発明の第2の実施の形態を説明する。図10に示すインクカートリッジ161の容器161aには、インク色を識別するためのバーコード161dが表示されている。そして、このバーコード161dを色判別用センサー163によって読み取り、それによって、インク色を判別するものである。その他の構成は前記第1の実施の形態の場合と同じであり、よって、前記第1の実施の形態の場合と同様の効果を奏することができる。
次に、図11を参照して本発明の第3の実施の形態を説明する。図11に示すインクカートリッジ161の容器161aには、孔161eが形成されている。この孔161eの個数によって、インクの色を特定するものである。そして、色判別用センサー163側には、複数本のレバー163aがあり、上記孔161eに対応するレバー163aのみが孔161e内に挿入される。それによって、インク色を判別するものである。その他の構成は前記第1の実施の形態の場合と同じであり、よって、前記第1の実施の形態の場合と同様の効果を奏することができる。
尚、この場合には、インクはプラスチックバック161f内に収容されている。
尚、この場合には、インクはプラスチックバック161f内に収容されている。
尚、本発明は前記の実施の形態に限定されるものではない。
まず、前記第1乃至第3の実施の形態においては、版胴1、版胴3を設けて、二色印刷を行なう場合を例にとって説明したが、版胴を3個以上設けて三色以上の色で印刷するようにしてもよい。
又、前記実施の形態においては、版胴3と送り胴5側より印刷用紙53を供給するようにしたが、版胴1と送り胴5側より供給する構成でもよい。
又、版胴と対向配置されたプレスローラを一対一組とし、それを複数組設置して多色印刷するようにしてもよい。
尚、単色で印刷できることは勿論である。
まず、前記第1乃至第3の実施の形態においては、版胴1、版胴3を設けて、二色印刷を行なう場合を例にとって説明したが、版胴を3個以上設けて三色以上の色で印刷するようにしてもよい。
又、前記実施の形態においては、版胴3と送り胴5側より印刷用紙53を供給するようにしたが、版胴1と送り胴5側より供給する構成でもよい。
又、版胴と対向配置されたプレスローラを一対一組とし、それを複数組設置して多色印刷するようにしてもよい。
尚、単色で印刷できることは勿論である。
本発明は孔版印刷装置に係り、特に、煩雑な作業を要することなく、且つ、高い印刷品質で、多色同時印刷を行うことができるように工夫したものに関し、例えば、多色同時印刷だけではなく任意の一色での印刷を行うことをも要求される孔版印刷機に好適である。
1 版胴(第1の版胴)
3 版胴(第2の版胴)
5 送り胴
29 原紙
161 インクカートリッジ
163 色判別用センサー
175 制御手段
3 版胴(第2の版胴)
5 送り胴
29 原紙
161 インクカートリッジ
163 色判別用センサー
175 制御手段
Claims (3)
- 原稿から原稿データを読み取るための単一の原稿読取手段と、
上記原稿読取手段によって読み取られた原稿データに基づいて原紙に穿孔・製版を施すための単一の製版手段と、
印刷装置本体の版胴装着部に対して着脱可能に設けられ、上記製版手段によって製版された原紙が着版される版胴と、該版胴に着脱可能に装着され該版胴に着版された原紙に所定の色のインクを供給するインクカートリッジとを有する複数個の版胴ユニットと、
上記製版手段によって製版された原紙を上記複数個の版胴ユニットの内の選択された版胴ユニットの版胴に向けて搬送・供給する単一の原紙搬送・供給手段と、
上記インクカートリッジのインクの色を判別するインク色判別手段と、
上記所定の色のインクを有する版胴が上記印刷装置本体の版胴装着部に装着されているか否かを検出する版胴装着検出手段と、
上記複数個の版胴ユニットの夫々に設けられ使用済みの原紙を排版して収納する排版手段と、
上記インク色判別手段及び版胴装着検出手段からの信号に基づいて、上記版胴ユニットが上記印刷装置本体の版胴装着部に装着されていることを確認した後に、上記原稿読取手段によって読み取らせた色別の原稿データに基づいて上記製版手段に色別の原紙を製版させ、上記原紙搬送・供給手段を駆動制御して該色別の原紙を夫々対応する色のインクカートリッジを保有する版胴ユニットの版胴に装着させ、その状態で多色同時印刷を行わせ、一方一個の版胴のみが装着されている場合は一色での印刷を許可する制御手段と、
を具備したことを特徴とする孔版印刷装置。 - 請求項1記載の孔版印刷装置において、
上記インク色判別手段は上記版胴ユニット内に保有され、この版胴ユニットが上記印刷装置本体に装着されることにより上記インク色判別手段からの信号が上記制御手段に伝達されることを特徴とする孔版印刷装置。 - 請求項1記載の孔版印刷装置において、
上記印刷装置本体の版胴装着部に装着された版胴のインク色と取付位置を表示する表示部が設けられていることを特徴とする孔版印刷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006225013A JP2006341621A (ja) | 2006-08-22 | 2006-08-22 | 孔版印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006225013A JP2006341621A (ja) | 2006-08-22 | 2006-08-22 | 孔版印刷装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP18415396A Division JPH106632A (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | 孔版印刷装置 |
Publications (1)
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JP2006341621A true JP2006341621A (ja) | 2006-12-21 |
Family
ID=37638911
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006225013A Pending JP2006341621A (ja) | 2006-08-22 | 2006-08-22 | 孔版印刷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006341621A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014100819A (ja) * | 2012-11-19 | 2014-06-05 | Komori Corp | 印刷機 |
-
2006
- 2006-08-22 JP JP2006225013A patent/JP2006341621A/ja active Pending
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Effective date: 20090120 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |