JP2006341498A - 印刷装置における画像データ拡大時の色空間拡張と画像補間手法 - Google Patents

印刷装置における画像データ拡大時の色空間拡張と画像補間手法 Download PDF

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Abstract

【課題】 色処理に使用する色処理空間を拡張可能とすることで高画質処理が可能な画像形成装置を提すると共に、色処理空間拡張し画像拡大時に補間されるピクセルの色値を決定し色処理実行時にも拡張された色空間を用いることを可能とする。
【解決手段】 複数のページ記述言語を用いた画像形成装置において、プリントデータ中の色処理空間を拡張する手段と、イメージデータ拡大処理による補間ピクセル数演算手段と、色処理空間拡張手段によるbit拡張手段によって拡張された色値と、色処理空間拡張手段によって得られた拡張色空間の補間ピクセル色値決定手段によるイメージ拡大手段と、拡大されたイメージデータからビットマップイメージとして保持されるラスタイメージを生成する手段と、色処理空間拡張手段によって決定された色処理空間を用いて色処理を行う手段とを設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ホストコンピュータあるいは他のデバイスに接続されたプリンタコントローラにより制御される印刷装置などの画像形成装置に関するものであり、特に高画質処理を可能とする色処理空間の拡張が可能な画像形成装置に関するものである。
従来の画像形成装置において色処理に使用する色処理空間は事前に決定された固定の空間を使用している。あるいは画像拡大処理時に色処理空間を拡張し補間するピクセルの色値を決定し、色処理実行時には事前に決定された固定の空間を使用し色処理を実行する方法を用いている。
又、従来例としては、例えば特許文献1と特許文献2と特許文献3をあげることが出来る。
特開平9-284579号公報 特開2004-243559号公報 特開平11-289467号公報
上記従来例では、画像形成装置において色処理に使用する色処理空間は事前に決定された固定の空間を使用している。あるいは画像拡大処理時に色処理空間を拡張し補間するピクセルの色値を決定し、色処理実行時には事前に決定された固定の空間を使用し色処理を実行する方法を用いているため、画像拡大時に補間したピクセルに対して決定された色値を固定の空間で表現可能な値に戻す必要があり拡大画像が粗くなることがあった。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、色処理に使用する色処理空間を拡張可能とすることで高画質処理が可能な画像形成装置を提供することを目的とするものである。
更には、色処理空間拡張し画像拡大時に補間されるピクセルの色値を決定し色処理実行時にも拡張された色空間を用いることを可能とすることで滑らかな拡大画像を得ることのできる画像形成装置を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成する本発明の印刷装置は以下に示す構成を備える。
本発明にかかる第1の発明は、複数のページ記述言語に基づくページ記述言語(以下PDL)で記述されたプリントデータを処理可能な画像形成装置において、プリントデータ中の色処理空間を拡張する第1の色処理空間拡張手段と、入力されたイメージデータを縦横任意に拡大するイメージデータ拡大処理において、前記縦横任意の拡大率から補間されるピクセル数を求める補間ピクセル数演算手段と、前記入力されたイメージデータの色値を前記第1の色処理空間拡張手段によって拡張された色処理空間に従い拡張するbit拡張手段と、前記bit拡張手段によって拡張された色値と前記第1の色処理空間拡張手段によって得られた拡張色空間に従い補完されるピクセルの色値を演算し段階的に決定する補間ピクセル色値決定手段と、前記補間ピクセル色値決定手段によって得られたピクセルを補間しイメージデータを拡大するイメージ拡大手段と、前記拡大されたイメージデータからビットマップイメージとして保持されるラスタイメージを生成するラスタイメージ生成手段と、前記第1の色処理空間拡張手段によって決定された色処理空間を用いて色処理を行う手段とを設けたことである。
本発明にかかる第2の発明は、複数のページ記述言語に基づくページ記述言語(以下PDL)で記述されたプリントデータを処理可能な画像形成装置における、入力されたイメージデータを縦横任意に拡大するイメージデータ拡大処理において、前記縦横任意の拡大率から補間されるピクセル数を求める補間ピクセル数演算手段と、前記補間ピクセル数演算手段によって得られた補間ピクセル数に従い前記入力されたイメージデータの色処理空間を拡張する第2の色処理空間拡張手段と、前記入力されたイメージデータの色値を前記第2の色処理空間拡張手段によって拡張された色処理空間に従い拡張するbit拡張手段と、前記bit拡張手段によって拡張された色値と前記第2の色処理空間拡張手段によって得られた拡張色空間に従い補完されるピクセルの色値を演算し段階的に決定する補間ピクセル色値決定手段と、前記補間ピクセル色値決定手段によって得られたピクセルを補間しイメージデータを拡大するイメージ拡大手段と、前記拡大されたイメージデータからビットマップイメージとして保持されるラスタイメージを生成するラスタイメージ生成手段と、前記第2の色処理空間拡張手段によって決定された色処理空間を用いて色処理を行う手段とを設けたことである。
(作用)
かかる構成において、色処理に使用する色空間を拡張可能にすることで高画質処理を可能とすると共に、画像拡大時に補間されるピクセルの色値を色処理空間拡張して決定し、さらに色処理においても拡張された色空間を用いることを可能とすることでなめらかな拡大画像を得ることが可能となる。
以上述べてきたように、本発明によれば、かかる構成において、色処理に使用する色空間を拡張可能にすることで高画質処理を可能とすると共に、色処理空間拡張し画像拡大時に補間されるピクセルの色値を決定し、さらに色処理においても拡張された色空間を用いることを可能とすることで滑らかな拡大画像を得ることが可能となる。
まず、本発明の実施の形態を適用可能な出力装置の一例としてレーザビームプリンタの構成例を説明する。なお、本実施の形態は、レーザビームプリンタのみならず、例えばインクジェットプリンタ、MFP(Multi Function Printer)等、他の方式の出力装置にも適用可能である。
図1は本発明の印刷装置における実施の第一形態であるレーザビームプリンタの構成を示すブロック図、図2は第1図のレーザビームプリンタの機構を摸式的に示す図、図3は図1のレーザビームプリンタに搭載されているプリンタコントローラの構成を示すブロック図である。
図1において、データ処理装置101は、例えば、コンピュータであり、画像情報の供給源、あるいはプリンタの制御装置として機能する。この実施の形態においては、画像記録装置102として、レーザビームプリンタ(プリンタ)を用いている。
プリンタコントローラ103は、データ処理装置101から供給される画像情報(例えば、ESCコード、ページ記述言語等)に基づいて、ページ毎にビットマップデータを生成し、プリンタエンジン105に送出する。
プリンタエンジン105は、プリンタコントローラ103から供給されるビットマップデータに基づいて、感光ドラム上に潜像を形成し、その潜像を記録媒体上に転写・定着(電子写真方式)することにより画像を記録する。
パネル部104は、ユーザインタフェースとして使用される。ユーザは、パネル部104を操作することにより、所望の動作を指示することができる。また、パネル部104には、プリンタ102の処理内容や、ユーザへの警告内容が表示される。
次に、本実施例において実施形態の一例として取り上げたレーザビームプリンタの構成について図2を参照しながら説明する。
図2は、タンデム方式のカラープリンタ102の構成を説明する断面図である。
図において、201は、プリンタ筐体である。202は、ユーザが各種指示を与えるためのスイッチ、メッセージやプリンタの設定内容等を表示するためのLED表示器やLCD表示器等が配された操作パネルであり、図1に示すパネル部104の一態様である。203は、ボード収容部であり、ビデオコントローラ103及びプリンタエンジン105の電子回路部分を構成するボードを収容する。
220は、用紙(記録媒体)Sを保持する用紙カセットであり、不図示の仕切り板によって電気的に用紙サイズを検知する機構を有する。221は、カセットクラッチであり、用紙カセット220上に載置された用紙Sの最上位の一枚を取り出して、取り出した用紙Sを不図示の駆動手段から伝達される駆動力によって給紙ローラ222まで搬送するカムを有する。このカムは、給紙の度に間欠的に回転し、1回転に対応して1枚の用紙Sを給紙する。223は用紙検知センサで、それぞれ用紙カセット220に保持されている用紙Sの量を検知する。
給紙ローラ222は、用紙Sの先端部をレジストシャッタ224まで搬送するローラである。224は、レジストシャッタであり、用紙Sを押圧することにより給紙を停止することができる。
230は、手差しトレイであり、231は、手差し給紙クラッチである。手差し給紙クラッチ231は、用紙Sの先端を手差し給紙ローラ232まで搬送するために使用され、手差し給紙ローラ232は、用紙Sの先端をレジストシャッタ224まで搬送するために使用される。画像記録に供する用紙Sは、用紙カセット220及び手差しトレイ230のいずれかの給紙手段を選択して給紙される。
プリンタエンジン105は、ビデオコントローラ103と所定の通信プロトコルにしたがって通信を行い、ビデオコントローラ部103からの指示にしたがって用紙カセット220手差しトレイ230の中からいずれかの給紙手段を選択し、印刷の開始指示に応じて該当する給紙手段よりレジストシャッタ224まで用紙Sを搬送する。なお、プリンタエンジン105は、給紙手段、潜像の形成、転写、定着等の電子写真プロセスに関する機構、排紙手段及びそれらの制御手段を含む。
204a、204b、204c、204dは、感光ドラム205a、205b、205c、205dやトナー保持部等を有する画像記録部であり、電子写真プロセスにより、用紙S上にトナー像を形成する。一方、206a、206b、206c、206dは、レーザスキャナ部であり、画像記録部にレーザビームによる画像情報を供給する。
画像記録部204a、204b、204c、204dには、用紙Sを搬送する用紙搬送ベルト250が複数の回転ローラ251〜254によって用紙搬送方向(図の下から上方向)に扁平に張設され、その最上流部においては、バイアスを印加した吸着ローラ225によって、用紙を用紙搬送ベルト250に静電吸着させる。またこのベルト搬送面に対向して4個の感光ドラム205a、205b、205c、205dが直線状に配設されており、画像形成手段を構成している。画像記録部204a、204b、204c、204dのそれぞれには、感光ドラムの周辺近傍を順次取り囲んで、帯電器、現像器が配置されている。
レーザスキャナ部206a、206b、206c、206dにおいて、207a、207b、207c、207dは、レーザユニットであり、プリンタコントローラ103から送出される画像信号(/VIDEO信号)に応じて、内蔵の半導体レーザを駆動し、レーザビームを発射する。レーザユニット207a、207b、207c、207dから発せられたレーザビームは、ポリゴンミラー(回転多面鏡)208a、208b、208c、208dにより走査され、感光ドラム205a、205b、205c、205d上に潜像を形成する。
260は、定着器で、画像記録部204a、204b、204c、204dにより用紙Sに形成されたトナー画像を記録紙Sに熱定着させる。261は、搬送ローラで、用紙Sを排紙搬送する。262は、排紙センサで、用紙Sの排紙状態を検知する。263は、排紙ローラ兼両面印刷用搬送路切替えローラで、用紙Sを排紙方向へ搬送し、用紙Sの搬送指示が排紙の場合はそのまま排紙トレイ264に排紙し、搬送指示が両面搬送の場合は、用紙Sの後端が排紙センサ262を通過した直後に回転方向を逆向きに変え、スイッチバックすることにより用紙Sを両面印刷用搬送路270へ搬送する。265は排紙積載量検知センサで、排紙トレイ264上に積載された用紙Sの積載量を検知する。
270は、両面印刷用搬送路であり、排紙ローラ兼両面印刷用搬送路切替えローラ263により両面印刷用に搬送された用紙Sは、両面搬送ローラ271〜274によって再びレジストシャッタ224まで搬送されて画像記録部204a、204b、204c、204dへの搬送指示を待つ。
なお、プリンタ102には、さらにオプションカセットや封筒フィーダ等のオプションユニットを装備することができる。
次に、プリンタコントローラ103の構成について図3を参照しながら説明する。
プリンタコントローラ103は、データ処理装置101から送出された印字データや装置の動作を指示する設定を入力する入力バッファ(図示せず)と、データ処理装置101へ送出する信号や機器情報データを含む出力データを一時的に保持する出力バッファ(図示せず)とが設けられているホストI/F部302を有し、ホストI/F部302はデータ処理装置101との間でやりとりされる信号や通信パケットの入出力部を構成するとともに、データ処理装置101との間の通信制御を行う。
ホストI/F部302を介して入力された印字データは、画像データ発生部303に与えられる。画像データ発生部303は予め定められている解析手段に基づき入力された印字データの解析(例えばPDL解析処理)、その解析結果から中間言語である描画オブジェクトを生成し、更にプリンタエンジン105が処理可能なビットマップデータ生成を行う。具体的には、印字データの解析とその解析によるオブジェクト情報の作成を行うとともに、そのオブジェクト情報の作成と並行してラスタライズ処理を行う。このラスタライズ処理では、印字データに含まれる表示色RGB(加法混色)からプリンタエンジンが処理可能なYMCK(減法混色)への変換、印字データに含まれる文字コードから予め格納されているビットパターン、アウトラインフォントなどのフォントデータへの変換などを行い、ページ単位あるいはバンド単位でビットマップデータを作成し、このビットマップデータに対しディザパターンを用いる疑似階調処理を施し、プリンタエンジンにおいて印刷処理が可能なビットマップデータを生成する。
この作成されたビットマップデータは、画像メモリ305に格納される。画像メモリ305に格納されているビットマップデータの読み出しはDMA制御部308で制御され、このDMA制御部308による画像メモリ305からのビットマップデータの読み出しに対する制御はCPU309からの指示に基づき行なわれる。
画像メモリ305から読み出されたビットマップデータは、エンジンI/F部306を介してビデオ信号としてエンジン105に転送される。エンジンI/F部306には、エンジン105へ転送するビデオ信号を一時的に保持する出力バッファ(図示せず)と、エンジン105から送出された信号を一時的に保持する入力バッファ(図示せず)とが設けられ、エンジンI/F部306は、エンジン105との間でやりとりされる信号の入出力部を構成するとともに、エンジン105との間の通信制御を行う。
パネル部104(図1に示す)から操作入力によって出されたモード設定に関する指示などは、パネルI/F部301を介して入力され、パネルI/F部301はパネル部104とCPU309との間のインタフェースを構成する。(操作入力によって出されるモード設定などの印刷装置に対する指示は外部接続機器と双方向の通信を行うホストI/F部302を介しても指示可能である)
CPU309は、パネル部104もしくはデータ処理装置101から指示されたモードに応じて上述の各ブロックに対する制御を行い、この制御はROM304に格納されている制御プログラムに基づき実行される。このROM304に格納されている制御プログラムはシステムクロックによってタスクと称されるロードモジュール単位に時分割制御を行うためのOS(オペレーティングシステム)と、このOSによって機能単位に実行制御される複数のロードモジュールとから構成される。このロードモジュールを含む制御プログラムは必要に応じてEEPROM(不揮発性メモリ)310に格納される。
CPU309による演算処理の作業領域としては、RAM307が使用される。上述のCPU309を含む各ブロックはシステムバス320に接続されている。システムバス320は、アドレスバスとシステムバスとから構成される。
次に図3のプリンタコントローラにおける入力データの処理経路を図4を用いて機能ブロック別に示す。
外部接続装置からホストインタフェース部(302)を通って入力された印字データはPDL解析部(303a)によりコマンド解析され、次に描画オブジェクト生成部(303b)において描画オブジェクト(中間言語)として生成されRAM上の作業メモリ(307)に一時的に記録される。
そしてRAM上の作業メモリから描画メモリを随時読み出しラスタライズ処理を行い(303c)、最終的に記録媒体に記録される画像データをビットマップイメージに展開し画像メモリ(305)に格納、エンジンインタフェース部(306)に対して出力を行い記録媒体への記録が行われる。
このように構成されたプリンタ制御システムにおいて、図5・図6・図7は図3の304で示すプログラムROMに格納されるプログラムを表すフローチャートである。
まず従来例として、図5を基に従来の画像形成装置における円弧描画処理について説明する。
(従来例)
ホストインタフェースを介して入力されPDL解析部により解析されたプリントデータの種類を判定しイメージ拡大コマンドであるか否かを判定し(501)、イメージ拡大処理であった場合には拡大率から補間ピクセル数を演算(502)。
次に、元となるピクセルと同じ色値で補間ピクセルを生成し(503)、補間ピクセル数分のピクセルを503で生成されたピクセルで補間する(504)。
さらに、ラスタイメージ生成処理を行い(505)、メモリ上に保持されているLUTおよびディザマトリックスを使用して画像処理を実施(506)、506で生成された画像データを画像メモリに保存し(507)処理を終了する。
従来例で処理した場合の画像拡大の一例を図8に示す。
従来の印刷装置では上記従来例で示されるように元となるデータと同じ色値で補間ピクセルを生成するため、拡大後の画像データが粗くなるという問題がある。
この点を改良したのが図6・7であり、補間ピクセル生成時に元データの色値を構成する色空間を拡張し、拡張後の色空間で補間ピクセルを生成すると共に、後段の画像処理で使用するLUTも色空間を拡張することで滑らかな拡大画像を得ることを可能とする方法である。
以下、図6・7に従い実施例を説明する。
なおこの場合の印刷装置内部の処理は一例として挙げてあり、必ずしもこれらの動作を行わなければならないという事ではない。
図6は上記の問題点を改良し、補間ピクセル生成時に元データの色値を構成する色空間を拡張し、拡張後の色空間で補間ピクセルを生成すると共に、後段の画像処理で使用するLUTも色空間を拡張することで滑らかな拡大画像を得ることを可能とする方法をフローチャートに示すものである。
ホストインタフェースを介して入力されPDL解析部により解析されたプリントデータの種類を判定しイメージ拡大コマンドであるか否かを判定し(601)、イメージ拡大処理であった場合には色空間を拡張しメモリ上のLUTを再生成する(602)。
次に、イメージ拡張コマンドの拡大率から補間ピクセル数を演算し(603)、元となるピクセルの色値を拡張色空間と同じビット数で拡張する(604)。
次に、色値を拡張した元ピクセルおよび前記603で演算したピクセル数から拡張色空間と同じビット数で補間ピクセルを生成し(605)、補間ピクセルを605で生成されたピクセルで補間(504)。
さらに、ラスタイメージ生成処理を行い(607)、602で拡張しメモリ上に保持されているLUTおよびディザマトリックスを使用して画像処理を実施(608)、608で生成された画像データを画像メモリに保存し(609)処理を終了する。
以上説明した図6に示されるフローチャートに従いイメージ画像を拡大する場合の一例を図9に示す。また、図9は一例として整数部8ビット、小数部2ビットの固定小数点に拡張し演算したものとする。
以上のように、補間ピクセル生成時に元データの色値を構成する色空間を拡張し、拡張後の色空間で補間ピクセルを生成すると共に、後段の画像処理で使用するLUTも色空間を拡張することで滑らかな拡大画像を得ることを可能となる。
上記実施例1においては予め決定されていた拡張色空間で色空間と色値を拡張する方法について述べてきたが、本実施例においてはイメージの拡大率に従って色空間の拡張ビットを決定し、前記決定した色空間に従い補間ピクセル生成時に元データの色値を構成する色空間を拡張し、拡張後の色空間で補間ピクセルを生成すると共に、後段の画像処理で使用するLUTも色空間を拡張することで滑らかな拡大画像を得ることを可能とする方法をフローチャートに示すものである。(図7参照)
ホストインタフェースを介して入力されPDL解析部により解析されたプリントデータの種類を判定しイメージ拡大コマンドであるか否かを判定し(701)、イメージ拡大処理であった場合にはイメージ拡張コマンドの拡大率から補間ピクセル数を演算し(702)、702で演算した拡大率から色空間の拡張ビット数を決定する(703)。
703における拡張ビット数の決定方法の一例を以下に示す。
(例)
補間ピクセル数がPでありP < (2n-1)が成り立つ場合、拡張ビット数を「整数部8bit、小数部Nbit」と導ける。
次に、703で決定したビット数で色空間を拡張しメモリ上のLUTを再生成する(704)。
次に、元となるピクセルの色値を703で決定したビット数で拡張し(705)、色値を拡張した元ピクセルおよび前記702で演算したピクセル数から拡張色空間と同じビット数で補間ピクセルを生成し(706)、補間ピクセルを706で生成されたピクセルで補間(707)。
さらに、ラスタイメージ生成処理を行い(708)、704で拡張しメモリ上に保持されているLUTおよびディザマトリックスを使用して画像処理を実施(709)、709で生成された画像データを画像メモリに保存し(710)処理を終了する。
以上のように、イメージの拡大率に従って色空間の拡張ビットを決定し、前記決定した色空間に従い補間ピクセル生成時に元データの色値を構成する色空間を拡張し、拡張後の色空間で補間ピクセルを生成すると共に、後段の画像処理で使用するLUTも色空間を拡張することで滑らかな拡大画像を得ることを可能となる。
本発明の印刷装置の実施の第1形態であるレーザビームプリンタの構成を示すブロック図である。 図1のレーザビームプリンタの機構を摸式的に示す図である。 図1のレーザビームプリンタに搭載されているプリンタコントローラの構成を示すブロック図である。 図3のプリンタコントローラにおける入力データ処理を機能ブロック別に示す図である。 従来の印刷装置における画像形成処理を示したフローチャート。 本発明の実施例1における描画処理を示すフローチャート。 本発明の実施例2における描画処理を示すフローチャート。 従来例におけるイメージ拡大処理の一例。 本発明の実施例1における、色空間拡張によるイメージ拡大処理の一例。
符号の説明
101 データ処理装置
102 画像記録装置
103 プリンタコントローラ
104 パネル部
105 プリンタエンジン
201 プリンタ筐体
202 操作パネル
203 ボード収納部
204a,204b,204c,204d 画像記録部
205a,205b,205c,205d 感光ドラム
206a,206b,206c,206d レーザスキャナ部
207a,207b,207c,207d レーザユニット
208a,208b,208c,208d ポリゴンミラー(回転多面鏡)
220 用紙カセット
221 カセットクラッチ
222 給紙ローラ
223 用紙検知センサ
224 レジストシャッタ
225 吸着ローラ
230 手差しトレイ
231 手差し給紙クラッチ
322 手差し給紙ローラ
250 用紙搬送ベルト
251〜254 回転ローラ
260 定着器
261 搬送ローラ
262 排紙センサ
263 排紙ローラ兼両面印刷用搬送路切替えローラ
264 排紙トレイ
265 排紙積載量検知センサ
270 両面印刷用搬送路
271〜274 両面搬送ローラ
301 パネルI/F部
302 ホストI/F部
303 画像データ発生部
304 ROM
305 画像メモリ
306 エンジンI/F部
307 RAM
308 DMA制御部
309 CPU
310 EEPROM
311 ハードディスク
320 CPUバス

Claims (2)

  1. 複数のページ記述言語に基づくページ記述言語(以下PDL)で記述されたプリントデータを処理可能な画像形成装置であり、プリントデータ中の色処理空間を拡張する第1の色処理空間拡張手段と、入力されたイメージデータを縦横任意に拡大するイメージデータ拡大処理において、前記縦横任意の拡大率から補間されるピクセル数を求める補間ピクセル数演算手段と、前記入力されたイメージデータの色値を前記第1の色処理空間拡張手段によって拡張された色処理空間に従い拡張するbit拡張手段と、前記bit拡張手段によって拡張された色値と前記第1の色処理空間拡張手段によって得られた拡張色空間に従い補完されるピクセルの色値を演算し段階的に決定する補間ピクセル色値決定手段と、前記補間ピクセル色値決定手段によって得られたピクセルを補間しイメージデータを拡大するイメージ拡大手段と、前記拡大されたイメージデータからビットマップイメージとして保持されるラスタイメージを生成するラスタイメージ生成手段と、前記第1の色処理空間拡張手段によって決定された色処理空間を用いて色処理を行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 複数のページ記述言語に基づくページ記述言語(以下PDL)で記述されたプリントデータを処理可能な画像形成装置であり、入力されたイメージデータを縦横任意に拡大するイメージデータ拡大処理において、前記縦横任意の拡大率から補間されるピクセル数を求める補間ピクセル数演算手段と、前記補間ピクセル数演算手段によって得られた補間ピクセル数に従い前記入力されたイメージデータの色処理空間を拡張する第2の色処理空間拡張手段と、前記入力されたイメージデータの色値を前記第2の色処理空間拡張手段によって拡張された色処理空間に従い拡張するbit拡張手段と、前記bit拡張手段によって拡張された色値と前記第2の色処理空間拡張手段によって得られた拡張色空間に従い補完されるピクセルの色値を演算し段階的に決定する補間ピクセル色値決定手段と、前記補間ピクセル色値決定手段によって得られたピクセルを補間しイメージデータを拡大するイメージ拡大手段と、前記拡大されたイメージデータからビットマップイメージとして保持されるラスタイメージを生成するラスタイメージ生成手段と、前記第2の色処理空間拡張手段によって決定された色処理空間を用いて色処理を行うことを特徴とする画像形成装置。
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