JP2006341290A - ダイキャスト装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 成形品に含まれる非晶質相の比率を高めるとともに、金属材料を加熱するヒータとして高周波コイルを使用することが可能なダイキャスト装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 鉛直方向に延びるスリーブ104と、スリーブ104内を鉛直方向上方に移動するプランジャー(プランジャーチップ105)と、スリーブ104の上側に配置される金型(下金型109及び上金型110)と、少なくともスリーブ104の下端を覆って、スリーブ104内部を含む空間を金型とともに閉空間115aとするケース部材115と、閉空間115aの内側から閉空間115aの外側に連通する連通管114と、プランジャーチップ105上に配置される金属材料200をケース部材115の外側から加熱して、金属材料200を溶解させる高周波コイル113a,bとをダイキャスト装置が備え、ケース部材115が、非導電性の部材によって構成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、非晶質相を有する成形品を成形するダイキャスト装置に関する。
従来、特定の合金群を100℃/s以下の冷却速度で冷却した場合であっても、特定の合金群がガラス遷移して非晶質な金属材料(金属ガラス)となることが知られている(例えば、非特許文献1)。金属ガラスは、高強度、低ヤング率及び高弾性限という非晶質特性を有しており、金属ガラスを構造部材として広く用いることが期待されている。
金属ガラスの製造方法としては、水焼入れ法、アーク溶解法、金型鋳造法、高圧射出成形法、吸引鋳造法、型締め鋳造法や回転ディスク製線法等が挙げられる。また、これらの方法を用いると、大型形状の金属ガラス(バルク金属ガラス)を製造することができることが知られている(非特許文献2)。
上述したように、金属ガラスを構造部材として広く用いることが期待されており、構造部材の形状は、一般的に凹凸を含む複雑な形状であることが多い。上述した各方法では、金属材料が複雑な形状に成形されない場合、又は、金属材料が複雑な形状に成形されても、金属材料が非晶質とならない場合があった。
一方、金属材料を複雑な形状に成形する方法として、軽金属を成形する際に一般的に用いられる高圧ダイキャスト法が知られている。また、高圧ダイキャスト法は、加熱された金属材料(溶湯)の射出方向に応じて、水平式高圧ダイキャスト法と鉛直(垂直)式高圧ダイキャスト法とに分類される。
具体的には、水平式高圧ダイキャスト法は、ダイキャスト装置の高さを低く抑えることができ、ダイキャスト装置の構造が簡易でダイキャスト装置の故障も少ないため、軽金属を成形する高圧ダイキャスト法の主流となっている。なお、水平式高圧ダイキャスト法では、スリーブ内の雰囲気が大気雰囲気である場合には、溶湯(金属材料)を射出する際に空気(大気)が巻き込まれやすいため、エアーベントや真空排気装置によってスリーブ内の空気を排気してから溶湯を射出することが一般的である。また、水平式高圧ダイキャスト法では、プランジャーを低速で移動させることによって、スリーブ内の空気を排気するとともに、スリーブ内を溶湯(金属材料)で満たしてからプランジャーを高速で移動させて、溶湯を射出することも行われている(非特許文献3)。
一方、鉛直式高圧ダイキャスト法では、溶湯(金属材料)とスリーブとの接触面積、溶湯とスリーブ内の空気(大気)との接触面積が小さい。従って、鉛直式高圧ダイキャスト法によれば、薄肉で表面性状がよい成形品を成形しやすい。
この鉛直式ダイキャスト法の代表例として、50MPa〜200MPaの高圧を溶湯に加えた状態で、溶湯を凝固させる溶湯鍛造法(スクイーズ・ダイキャスト法)が挙げられる。溶湯鍛造法によれば、薄肉で表面性状がよい成形品を成形することができるが、溶湯に加える圧力が全体に加わるような形状を有する単純な成形品しか成形することができない。また、溶湯鍛造法では、高圧が加えられるため、金型が損傷しやすかった。従って、溶湯鍛造法は、特殊な成形品を成形する場合にのみ用いられる(例えば、非特許文献4)。
さらに、溶解炉内の金属材料(Zu−Cu−Ni−Be)を加熱するヒータやスリーブ等の周囲をハウジングで覆うとともに、ハウジング内を真空にすることによって、金属材料を加熱する際に、金属材料が酸化することを防ぐ方法(真空ダイキャスト方法)も提案されている(例えば、特許文献1)。
「月刊機能材料」、シーエムシー出版、2002年6月号、Vol.22、No.6、P.5〜P.9 「月刊機能材料」、シーエムシー出版、2002年6月号、Vol.22、No.6、P.26〜P.31 大中逸雄、外1名、「溶融加工学」、コロナ社、1987年9月、P.119〜P.120 大中逸雄、外1名、「溶融加工学」、コロナ社、1987年9月、P.120〜P.122 特開平11−156517号公報(請求項1、段落及び図1)
しかしながら、上述した従来技術(水平式ダイキャスト法、鉛直式ダイキャスト法及び真空ダイキャスト方法)では、溶湯(金属材料)が溶解炉からスリーブ内に流し込まれる際に、溶湯の温度が低下してしまい、不均一な核が生成されてしまう場合があった。すなわち、上述した従来技術では、成形品に結晶が混在してしまい、成形品に含まれる非晶質相の比率を高めることが難しかった。
また、金属材料を溶解させるために金属材料を加熱するヒータとして、加熱効率がよい高周波コイルが一般的に使用されるが、上述した真空ダイキャスト方法では、ハウジング内の真空度を極めて高くしない限り、ハウジング内の金属材料を高周波コイルで加熱すると、コロナ放電が発生してしまうため、加熱効率が高周波コイルよりも悪い電気炉等を用いるしかなかった。
そこで、本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、成形品に含まれる非晶質相の比率を高めるとともに、金属材料を加熱するヒータとして高周波コイルを使用することが可能なダイキャスト装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、鉛直方向に延びるスリーブ(スリーブ104)と、スリーブ内を鉛直方向上方に移動するプランジャー(プランジャーチップ105、補強部材106及び射出用ロッド107)と、スリーブの上側に配置される金型(下金型109及び上金型110)と、少なくともスリーブの下端を覆って、スリーブの下端を閉空間(閉空間115a)とするケース部材(ケース部材115)と、閉空間の内側から閉空間の外側に連通する連通管(連通管114)と、プランジャー上に配置される金属材料をケース部材の外側から加熱して、金属材料を溶解させる高周波コイル(高周波コイル113)とをダイキャスト装置が備え、ケース部材は、非導電性の部材によって構成されることを要旨とする。
かかる特徴によれば、高周波コイルが、プランジャー上に配置される金属材料を加熱して、金属材料を溶解させることにより、溶解炉から金属材料(溶湯)をスリーブ内に流し込む必要がなく、ダイキャスト装置は、溶湯の温度低下を抑制することができる。
また、金型が、鉛直方向に延びるスリーブの上側に配置され、プランジャーが、スリーブ内を鉛直方向上方に移動することにより、ダイキャスト装置は、金属材料(溶湯)がスリーブ内に接地する面積を小さくすることができ、溶湯の温度低下を抑制することができる。
すなわち、ダイキャスト装置は、成形品に含まれる非晶質相の比率を高めることができる。
さらに、ダイキャスト装置は、閉空間の内側から閉空間の外側に連通する連通管を備えることにより、連通管を通じて閉空間内の空気(大気)を排気することや連通管を通じて閉空間内の空気(大気)を不活性ガスと置換することができる。
また、高周波コイルが、スリーブの下端を含む空間を閉空間とするケース部材の外側から金属材料を加熱することにより、ダイキャスト装置は、閉空間が真空である状態で金属材料を加熱しても、ケース部材の外側が大気雰囲気であるため、コロナ放電が発生することを防止することができる。
本発明の第2の特徴は、本発明の第1の特徴において、ケース部材が、石英、ガラス又はセラミックスによって構成されることを要旨とする。
本発明によれば、成形品に含まれる非晶質相の比率を高めるとともに、金属材料を加熱するヒータとして高周波コイルを使用することが可能なダイキャスト装置を提供することができる。
[実施形態]
(本発明の一実施形態に係るダイキャスト装置)
以下において、本発明の一実施形態に係るダイキャスト装置について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るダイキャスト装置100を示す図である。
図1に示すように、ダイキャスト装置100は、台座部101と、支柱102(支柱102a及び支柱102b)と、スリーブ支持部103と、スリーブ104と、プランジャーチップ105と、補強部材106と、射出用ロッド107と、射出用シリンダー108と、下金型109と、上金型110と、型締め用ロッド111と、型締め用シリンダー112と、高周波コイル113(高周波コイル113a及び高周波コイル113b)と、連通管114と、ケース部材115と、金型ヒータ116(金型ヒータ116a及び金型ヒータ116b)とを有する。
また、下金型109と上金型110との間には、上金型110が型締めされることによって、成形品(後述する成形品300)を製造するためのダイキャビティ117が形成される。さらに、プランジャーチップ105上には、成形品300の材料(金属材料200)が配置される。なお、金属材料200(成形品300)は、Zr基又はTi基を含む合金である。
台座部101は、板状の形状を有し、台座部101上には、鉛直方向に延びる複数の支柱102と、スリーブ104等を覆うケース部材115とが設けられる。
支柱102は、鉛直方向に延びる形状を有し、台座部101上に設けられる。また、支柱102は、スリーブ支持部103や金型(下金型109及び上金型110)を支える。
スリーブ支持部103は、支柱102によって支えられ、下金型109に接合される。また、スリーブ支持部103は、スリーブ支持部103と下金型109との間でスリーブ104を支持する。
スリーブ104は、黒鉛によって構成され、鉛直方向に延びる形状を有する。また、スリーブ104は、プランジャーが上下に移動するプランジャー通路を内部に有する。なお、プランジャーは、プランジャーチップ105、補強部材106及び射出用ロッド107によって構成され、スリーブ104内を鉛直方向に移動して、ダイキャビティ117内に金属材料200を射出する部材である。
プランジャーチップ105は、黒鉛によって構成され、プランジャーチップ105上には、金属材料200が配置される。
ここで、スリーブ104及びプランジャーチップ105の材質として黒鉛を選択した理由は、高周波コイル113によって溶解された金属材料200(溶湯)とプランジャーチップ105とが反応することなく、適切な熱伝導率を維持するためである。また、適切な熱伝導率を維持することによって、金属材料200を射出する速度(射出速度)を抑えて、金属材料200の層流を維持するためである。さらに、黒鉛が有する摺動性によって、スリーブ104の内壁(後述する内壁104a)とプランジャーチップ105との距離(クリアランス)を小さくするためである。
補強部材106は、金属材料200に圧力を加える際に、射出用ロッド107が破損しないように、射出用ロッド107を補強する部材である。また、補強部材106上には、プランジャーチップ105が補強部材106に接合せずに静置されている。
射出用ロッド107の上端は、補強部材106に接合され、射出用ロッド107の下端は射出用シリンダー108内に収容される。また、射出用ロッド107は、スリーブ104内(プランジャー通路)を上下方向に移動する。
射出用シリンダー108は、射出用ロッド107を鉛直方向に移動させるシリンダー(例えば、油圧式シリンダー)である。具体的には、射出用シリンダー108は、射出用ロッド107を鉛直方向上方に移動させることによって、プランジャーチップ105上に配置される金属材料200を鉛直方向上方に押出すとともに、ダイキャビティ117内に金属材料200(溶湯)を射出する。
ここで、射出用シリンダー108は、0.1m/秒〜2m/秒の速度で射出用ロッド107を鉛直方向上方に移動させる。すなわち、金属材料200を射出する速度(射出速度)は、0.1m/秒〜2m/秒の範囲内である。
射出速度を0.1m/秒〜2m/秒の範囲内とした理由は、射出速度が遅すぎることに起因して、高周波コイル113によって溶解された金属材料200(溶湯)がスリーブ104内で固化することを防止するとともに、射出速度が大きすぎることに起因して、スリーブ104内で溶湯の乱流が生じることを防ぐためである(溶湯の層流を維持するためである)。
また、射出用シリンダー108は、5MPa〜50MPaの圧力が高周波コイル113によって溶解された金属材料200(溶湯)に加わるように、射出用ロッド107を鉛直方向上方に移動させる。すなわち、金属材料200(溶湯)に加える圧力(プランジャー圧力)は、5MPa〜50MPaの範囲内である。
金属材料200(溶湯)に加える圧力(プランジャー圧力)を5MPa〜50MPaの範囲内とした理由は、ダイキャビティ117内を金属材料200(溶湯)で十分に満たすとともに、金型(下金型109及び上金型110)に加わる圧力を軽減するためである。
下金型109及び上金型110は、金属材料200を成形する金型を構成する。具体的には、下金型109及び上金型110は、上述したように、上金型110が型締めされることによって、ダイキャビティ117を形成する。
ここで、下金型109及び上金型110は、20W/m〜120W/mの熱伝導率を有する金属(合金を含む)によって構成される。
金型の熱伝導率を20W/m〜120W/mとした理由は、金型の熱伝導率を20W/m以上とすることによって、金型の温度調節を容易にするとともに、金型の熱伝導率を120W/m以下とすることによって、金型がすぐに冷えてしまうことに起因して、金属材料200(溶湯)が金型内で固化することを防止するためである。
型締め用ロッド111の上端は、型締め用シリンダー112内に収容され、型締め用ロッド111の下端は、上金型110に接合される。また、型締め用ロッド111は、上下方向に移動する。
型締め用シリンダー112は、型締め用ロッド111を上下に移動させるシリンダー(例えば、油圧式シリンダー)である。具体的には、型締め用シリンダー112は、型締め用ロッド111を下方に移動させることによって、上金型110を下金型109に型締めする。
高周波コイル113は、スリーブ104内に配置される金属材料200(プランジャーチップ105上に配置される金属材料200)を1200℃に加熱して、金属材料200を溶解させる。また、高周波コイル113は、ケース部材115(閉空間115a)の外側に配置される。
連通管114は、台座部101とケース部材115とによって形成される閉空間115aの内側から閉空間115aの外側に連通する。また、連通管114は、真空排気装置(不図示)等によって閉空間115a内の空気(大気)を排気する際に用いられる。
なお、連通管114は、閉空間115a内の空気を排気するためだけではなく、閉空間115a内の空気(大気)を不活性ガスと置換するために用いられてもよい。
ケース部材115は、少なくともスリーブ104の下端を覆って、スリーブ104の下端を含む空間を閉空間115aとする非導電性の部材(例えば、石英、ガラス又はセラミックス)である。具体的には、ケース部材115は、下金型109に上金型110が型締めされた状態の金型及び台座部101とともに、ダイキャビティ117及びスリーブ104内部を含む空間を閉空間115aとする。
なお、本実施形態において、閉空間115aは、下金型109に上金型110が型締めされた状態の金型、台座部101及びケース部材115によって形成されるが、これに限定されるものではなく、下金型109に上金型110が型締めされた状態の金型及びケース部材115のみによって形成されてもよい。
金型ヒータ116は、金型(下金型109及び上金型110)を加熱して、下金型109及び上金型110の温度を150℃〜250℃の範囲内に保つ。なお、金型ヒータ116は、電気炉、高周波コイルやYAGレーザ等によって構成される。また、金型ヒータ116は、必ずしも金型の外部に設けられている必要はなく、金型の内部に挿入されるカートリッジヒータであってもよい。
ここで、金型(下金型109及び上金型110)の温度を150℃〜250℃の範囲内に保つこととした理由は、金型の温度が低すぎることに起因して、金属材料200(溶湯)がダイキャビティ117に満たされる前に固化してしまうことを防止するとともに、金型の温度が高すぎることに起因して、金属材料200(溶湯)の固化が進まないことを防止するためである。
ダイキャビティ117は、上金型110が型締めされることによって、下金型109及び上金型110によって形成される空間である。また、ダイキャビティ117内には、プランジャーによって金属材料200が射出され、ダイキャビティ117の形状に応じて金属材料200が成形される。さらに、ダイキャビティ117は、水平方向に延びる形状を有している。
このように、下金型109と上金型110とによって金型が構成され、下金型109及び上金型110が水平方向に延びるダイキャビティ117を形成することとした理由は、ダイキャビティ117が鉛直方向に延びる形状である場合に比べて、ダイキャビティ117内に射出された溶湯が、重力に逆らうことなく、均一な流れとなるためである。
図2は、本発明の一実施形態に係るプランジャーチップ105の周辺を拡大した図である。図2に示すように、スリーブ104の内壁104aとプランジャーチップ105との間の距離(距離c、距離c)は、0.01mm以下である。すなわち、プランジャーチップ105の外径aとスリーブ104の内径bとの間の片側の寸法公差(クリアランス;すなわち、半径方向の間隙)は、0.01mm以下である。
また、下金型109及び上金型110は、上金型110が下金型109に型締めされることによって、水平方向に延びる形状を有するダイキャビティ117を形成する。また、下金型109及び上金型110は、鉛直方向に延びるスリーブ104の中心線104bに関して、互いに対称な複数のキャビティ(第1キャビティ117a及び第2キャビティ117b)を形成する。
ここで、第1キャビティ117a及び第2キャビティ117bが、鉛直方向に延びるスリーブ104の中心線104bに関して、互いに対称となるようにした理由は、ダイキャビティ117内に射出された溶湯の流れも中心線104bに関して互いに対称となり、非晶質相の比率が高い複数の成形品300を効率よく成形するためである。
(本発明の一実施形態に係る成形品)
以下において、本発明の一実施形態に係る成形品について、図面を参照しながら説明する。図3は、本発明の一実施形態に係る成形品300を示す図である。
図3に示すように、成形品300は、上述したダイキャビティ117の形状に応じて、Zr基又はTi基を含む合金である金属材料200から成形される。具体的には、成形品300は、水平方向に延びる第1キャビティ117aの形状に応じて成形される部分である第1成形部300aと、水平方向に延びる第2キャビティ117bの形状に応じて成形される部分である第2成形部300bとを有する。
(本発明の一実施形態に係るダイキャスト方法)
以下において、本発明の一実施形態に係るダイキャスト方法について、図面を参照しながら説明する。図4は、本発明の一実施形態に係るダイキャスト方法のフロー図である。
図4に示すように、ステップ101において、プランジャーチップ105上に金属材料200が配置される。
ステップ102において、ダイキャスト装置100は、型締め用ロッド111を下方に移動させることによって、上金型110を下金型109に型締めする。なお、上金型110が下金型109に型締めされることによって、上述した閉空間115aが形成される。
ステップ103において、ダイキャスト装置100は、プランジャー(プランジャーチップ105、補強部材106及び射出用ロッド107)とスリーブ104との間に空気(大気)の通路が十分に確保されるようにプランジャーがスリーブ104の下方で待機した状態で、上述した連通管114を通じて、閉空間115a内の空気(大気)を排気して、閉空間115a内を真空状態とする。
ステップ104において、ダイキャスト装置100は、プランジャーチップ105上に配置された金属材料200がスリーブ104内で加熱可能な位置となるまでプランジャーを上昇させた後、高周波コイル113によって金属材料200を1200℃に加熱して、プランジャーチップ105上で金属材料200を溶解させる。
ステップ105において、ダイキャスト装置100は、プランジャーチップ105を鉛直方向上方に移動させることによって、金属材料200(溶湯)を鉛直方向上方に射出する。ここで、ダイキャスト装置100は、0.1m/秒〜2m/秒の速度で金属材料200(溶湯)を射出する。
ステップ106において、ダイキャスト装置100は、ダイキャビティ117内に射出された金属材料200(溶湯)に圧力を加える。ここで、ダイキャスト装置100は、5MPa〜50MPaの圧力を金属材料200(溶湯)に加える。
ステップ107において、ダイキャスト装置100は、ダイキャビティ117内に射出された金属材料200(溶湯)を冷却して、金属材料200(溶湯)を固化させる。ここで、ダイキャスト装置100は、金型(下金型109及び上金型110)の温度を150℃〜250℃の範囲内に保っている。
ステップ108において、ダイキャスト装置100は、連通管114を通じて、閉空間115a内に大気が導入され、閉空間115a内を大気圧に戻す(リーク処理)。
ステップ109において、ダイキャスト装置100は、型締め用ロッド111を上方に移動させることによって、上金型110を下金型109から型開きする。
ステップ110において、ダイキャビティ117内で成形された成形品300が取り出される。
(本発明の一実施形態に係るダイキャスト装置の作用及び効果)
本発明の一実施形態に係るダイキャスト装置100によれば、高周波コイル113が、プランジャー(プランジャーチップ105)上に配置される金属材料200を加熱して、金属材料200を溶解させることにより、溶解炉から金属材料(溶湯)をスリーブ104内に流し込む必要がなく、ダイキャスト装置100は、溶湯の温度低下を抑制することができる。
また、金型(下金型109及び上金型110)が、鉛直方向に延びるスリーブ104の上側に配置され、プランジャー(プランジャーチップ105)が、スリーブ104内を鉛直方向上方に移動することにより、ダイキャスト装置100は、金属材料200(溶湯)がスリーブ104内に接地する面積を小さくすることができ、溶湯の温度低下を抑制することができる。
すなわち、ダイキャスト装置100は、成形品に含まれる非晶質相の比率を高めることができる。
さらに、ダイキャスト装置100は、閉空間115aの内側から閉空間115aの外側に連通する連通管114を備えることにより、連通管114を通じて閉空間115a内の空気(大気)を排気することや連通管114を通じて閉空間115a内の空気(大気)を不活性ガスと置換することができる。
また、高周波コイル113が、スリーブ104内部及びダイキャビティ117を含む空間を閉空間115aとするケース部材115の外側から金属材料200を加熱することにより、ダイキャスト装置100は、閉空間115aが真空である状態で金属材料を加熱しても、ケース部材115の外側が大気雰囲気であるため、コロナ放電が発生することを防止することができる。
さらに、ケース部材115が、少なくともスリーブ104の下端を覆うとともに、金型(下金型109及び上金型110)を覆うことなく、閉空間115aを形成することにより、金型(下金型109及び上金型110)を覆うことによって閉空間を形成する場合に比べて、閉空間115aのサイズを小さくすることができる。
従って、ダイキャスト装置100は、閉空間115a内の空気(大気)を排気する時間を短縮することができ、真空排気装置を小型化することも可能である。また、ダイキャスト装置100は、閉空間115a内の空気(大気)を不活性ガスと置換する場合にも、空気を置換する時間を短縮することができる。
[実施例]
以下において、本発明の一実施例について、図面を参照しながら説明する。最初に、本発明の一実施例に係る非晶質度合いを判定する基準(判定基準)について、図面を参照しながら説明する。図5は、本発明の一実施例に係る非晶質度合いを判定する判定基準を示す図である。
図5に示すように、X線回析法(XRD法;X−Ray Diffractometer法)による測定結果(XRD−Profile)及び成形品の強度(Toughness)を判定基準とした。具体的には、XRD−profileで鋭いピークが生じておらず、Toughnessが130KJ/mよりも大きい成形品については“G5”と判定した。一方、XRD−profileで鋭いピークが生じており、Toughnessが70KJ/m未満である成形品については“G0”と判定した。
次に、XRD−Profileの一例について図面を参照しながら説明する。図6(a)は、“G0”と判定される成形品のXRD−Profileを示す図であり、図6(b)は、“G5”と判定される成形品のXRD−Profileを示す図である。
図6(a)に示すように、XRD−Profileで鋭いピークが生じている成形品については、上述した判定基準に従って、非晶質度合いが最も低い“G0”と判定される。一方、図6(b)に示すように、XRD−Profileで鋭いピークが生じていない成形品については、上述した判定基準に従って、非晶質度合いが最も高い“G5”と判定される。
次に、比較例に係る成形品の品質について、図面を参照しながら説明する。図7は、比較例に係る成形品の品質を示す図である。なお、具体的には、比較例では、Zr(55%)−Cu(30%)−Al(10%)−Ni(5%)の合金を1200℃で溶解した後に、溶解した合金(溶湯)をスリーブ内に流し込み、溶湯をキャビティ内に射出した。
図7に示すように、スリーブ内の雰囲気が大気雰囲気である場合(比較例2)、スリーブとプランジャーチップとの寸法公差(クリアランス)が大きい場合(比較例4)、プランジャーによる溶湯の射出速度が遅い場合(比較例5)には、成形品を成形することができなかった。
また、スリーブ及びブランジャーチップの材質をダイス鋼とした場合(比較例3)、プランジャーによって溶湯に加える圧力(プランジャー圧力)が小さい場合(比較例7)、金型の温度が適切でない場合(比較例9及び比較例10)、金型の熱伝導率が高すぎる場合(比較例11)には、成形品の外観品質が不良となった。
さらに、溶湯を射出する方向が水平方向である場合(比較例1及び比較例12)、プランジャーによって溶湯を射出する速度(射出速度)が速過ぎる場合(比較例6)には、成形品が非晶質とならなかった。
また、比較例8では、成形品の外観品質が良好で、成形品が非晶質となったが、プランジャー圧力が70MPaと大きいため、金型に加わる圧力(負荷)が大きくなり、金型が損傷する可能性が高まってしまった。
このように、比較例1〜比較例12のように、金属材料(合金)を溶解してから、スリーブ内に流し込み、スリーブ内の溶湯を射出すると、金型に加わる圧力を抑えながら、外観品質が良好で非晶質相の比率が高い成形品を成形することができなかった。
最後に、本発明の一実施形例に係る成形品300の品質について、図面を参照しながら説明する。図8は、本発明の一実施例に係る成形品300の品質を示す図である。なお、本発明の一実施例では、Zr(55%)−Cu(30%)−Al(10%)−Ni(5%)の合金をプランジャー上で1200℃に加熱して、合金を溶解した後に、溶解した合金(溶湯)をキャビティ内に射出した。
図8に示すように、実施例1〜実施例14では、金型に加わる圧力(プランジャー圧力)を抑えながら、外観品質が良好で非晶質相の比率が高い成形品を成形することができた。
本発明の一実施形態に係るダイキャスト装置100を示す図である。 本発明の一実施形態に係るプランジャーチップ105の周辺を拡大した図である。 本発明の一実施形態に係る成形品300を示す図である。 本発明の一実施形態に係るダイキャスト方法をフロー図である。 本発明の一実施例に係る非晶質度合いを判定する基準を示す図である。 成形品のXRD−Profileの一例を示す図である。 比較例に係る成形品の品質を示す図である。 本発明の一実施例に係る成形品300の品質を示す図である。
符号の説明
100・・・ダイキャスト装置、101・・・台座部、102・・・支柱、103・・・スリーブ支持部、104・・・スリーブ、105・・・プランジャーチップ、106・・・補強部材、107・・・射出用ロッド、108・・・射出用シリンダー、109・・・下金型、110・・・上金型、111・・・型締め用ロッド、112・・・型締め用シリンダー、113・・・高周波コイル、114・・・連通管、115・・・ケース部材、116・・・金型ヒータ、117・・・ダイキャビティ、200・・・金属材料、300・・・成形品

Claims (2)

  1. 鉛直方向に延びるスリーブと、
    前記スリーブ内を鉛直方向上方に移動するプランジャーと、
    前記スリーブの上側に配置される金型と、
    少なくとも前記スリーブの下端を覆って、前記スリーブの下端を含む空間を閉空間とするケース部材と、
    前記閉空間の内側から前記閉空間の外側に連通する連通管と、
    前記プランジャー上に配置される金属材料を前記ケース部材の外側から加熱して、前記金属材料を溶解させる高周波コイルとを備え、
    前記ケース部材は、非導電性の部材によって構成されることを特徴とするダイキャスト装置。
  2. 前記ケース部材は、石英、ガラス又はセラミックスによって構成されることを特徴とする請求項1に記載のダイキャスト装置。

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