JP2006340929A - 生体組織検出針装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 超音波内視鏡を操作する術者自らが、生体組織を検出する穿刺針の回転操作を可能とする生体組織検出針装置を提供する。
【解決手段】 超音波内視鏡1の処置具挿通管路に連通した処置具挿入口6に装着されるハンドル口金15を有するハンドル12と、ハンドル12に対して軸方向に摺動可能な嵌合されている針管スライダ17と、ハンドル12と針管スライダ17の内周を挿通して超音波内視鏡1の処置具挿通管路に挿入される針管22と、針管22と一体に設けられ、針管スライダ17に対して針管22を長手軸周りに回転操作するための針管ツマミ18と、針管ツマミ18の回転方向を規制するラチェット26と回転部材25からなる生体組織検出針装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、体腔内の目的部位に穿刺して生体を採取する生体組織検出針装置に関する。
従来から超音波内視鏡により体腔内を観察しながら胃や十二指腸の消化管壁から膵臓、肝臓、腎臓等の深部臓器の目的部位に穿刺針を穿刺して生体組織を採取し、採取した生体組織を病理検査することが行われている。
超音波内視鏡による深部臓器の観察下で目的部位に穿刺させる穿刺針装置は、例えば、特許文献1及び特許文献2に提案されている。特許文献1及び特許文献2に提案されている穿刺針装置の操作部について、図6を用いて説明する。穿刺針装置31は、略円筒形状のハンドル32、ハンドル32の先端に設けられたハンドル口金35、ハンドル口金35の内周から延出された中空の案内チューブ36、ハンドル32の外周に嵌合された固定ネジ34を有するストッパ33、ハンドル32の外周に基端側から軸方向に摺動自在に嵌合された略円筒形状の針管スライダ37、針管スライダ37の基端側の内周に回転自在に装着された針管口金38、針管スライダ37の内周に配置され、基端が針管口金38の固定され、先端がハンドル32の基端側の内周に延出している案内管39、案内管39の内周に挿通されて基端が針管口金38に固定されている針管41、針管口金38に着脱自在に挿着されると共に針管41の内周に挿通されるスタイレット42の基端が固定されているスタイレットツマミ43、及びハンドル32の基端側の内周と針管口金38に固定されている案内管39の先端側との間に介装されたOリング40から構成されている。
ストッパ33は、針管スライダ37のハンドル32に対する軸方向のスライド位置を規制するもので、固定ネジ34を弛めるとハンドル32の外周を軸方向に摺動でき、固定ネジ34にてハンドル32の外周に固定される。ハンドル口金35は、図示してない超音波内視鏡の操作部に設けられている処置具挿入口から案内チューブ36を挿入後に処置具挿入口に固定されるようになっている。針管口金38に基端が固定された案内管路39は、針管スライダ37の内周からハンドル32の基端側の内周にOリング40を介して摺動自在に挿通されている。針管口金38に基端が固定された針管41は、案内管39とハンドル32及びハンドル口金35の内周から案内チューブ36の内周に挿通されている。スタイレットツマミ43に基端が固定されたスタイレット42は、針管口金38から針管41の内周に挿通される。ハンドル口金35から延出された案内チューブ36、針管41、及びスタイレット42は長尺で、図示してないが、案内チューブ36の先端から針管41とスタイレット42が針管スライダ37のスライド操作により突出する。
この穿刺針装置31は、超音波内視鏡による超音波断層画像の下で、針管41とスタイレット42が挿通された案内チューブ36を超音波内視鏡の処置具挿通管路に挿入して、深部臓器の目的部位に案内チューブ36の先端を突出させ、かつ、ストッパ33により針管スライダ37のスライド位置、すなわち、針管41の案内チューブ36の先端からの突出量を設定させた後、スタイレット42を針管41から引き抜き、かつ、針管スライダ37をスライドさせて、針管41の針先を目的部位に穿刺させる。針管41の針先を目的部位に穿刺後、針管口金38に取り付けられた吸引装置にて針管41内を吸引して生体組織を採取する。
特開2003−144436号公報 特開2003−190179号公報
図6に示す従来の穿刺針装置31は、体腔内に挿入された超音波内視鏡の超音波画像による観察下にて、超音波内視鏡の処置具挿通管路に挿入されて、処置具挿通管路から深部臓器の目的部位へと針管41が穿刺される。目的部位に穿刺された針管41にて生体組織を採取する際には、針管口金38に取り付けた吸引装置により針管41内を吸引して生体組織を針管41内に収納している。
つまり、目的部位の生体組織に穿刺した針管41内に生体組織を収納した状態から針管41を引き抜いても生体組織は採取できないために、針管41の内部を吸引することで、針管41内の生体組織を生体組織本体から引きちぎるようにして収納して採取する。
この針管41を目的部位に穿刺して針管41内を吸引して目的部位の生体組織を採取する吸引採取方法において、生体組織に穿刺した針管41内を吸引しながら生体組織から引き抜く前に、針管41を回転させることにより針管41内への生体組織が一層確実に収納採取することができると言われている。
すなわち、針管41を回転させることで、針管41内に取り込み吸引している生体組織が針管41と共に回転して、生体組織の本体から引きちぎる作用が効果的に働くものと考えられる。
一方、超音波内視鏡は、体腔内の消化管内に挿入されるために長尺な可撓性を有する挿入部を有している。穿刺針装置31は、超音波内視鏡の操作部に設けられた処置具挿入口から挿入部に設けられた処置具挿通管路内に挿入され、挿入部の先端から目的部位の生体組織へと針管41を突出させて目的部位に穿刺される。このため穿刺針装置31は、長尺で針先以外は比較的可撓性に形成されている。
超音波内視鏡の挿入部は、体腔内の消化管の形状に沿って挿入されるために、挿入部は複雑な形状に湾曲されている。穿刺針装置31は、体腔内に挿入されて複雑に湾曲した挿入部の処置具挿通管路に挿入されて、挿入部先端から目的部位へと突出されて穿刺する。つまり、針管41も超音波内視鏡の挿入部と同じように複雑に湾曲されて目的部位に穿刺される。
長尺な針管41が複雑に湾曲している状態において、目的部位に穿刺されている針管41の針先を回転させるために針管口金38を回転させても容易に回転させることができない。つまり、針管41は、長尺で複雑に湾曲しているために回転に対して反発力が大きく作用してしまい、針管口金38を超音波内視鏡を操作する術者一人で安易に回転させると針管41の針先まで回転が伝達できず、針管口金38が戻ってしまうことがある。そのために、超音波内視鏡を操作する術者以外の術者によって針管口金38が反発力で戻らないように把持して反発力を超える回数回転させて針先を回転させている。
すなわち、生体組織を確実に採取するために生体組織に穿刺した針管41の針先を回転させる際に、超音波内視鏡を操作する術者以外の術者が針管口金38を確実に把持して、針管41の反発力を超える回数回転操作させて生体組織を採取する操作を必要としている。
超音波内視鏡を操作する術者は、一方の手で超音波内視鏡を操作して、他方の手で穿刺針装置31を操作して目的部位への針管41の穿刺と目的部位に穿刺後の目的部位の生体組織採取のための針管41の回転操作が行えることが望まれている。
本発明は、このような事情に鑑みにてなされたもので、超音波内視鏡を操作する術者自らが生体組織採取のために針管の回転操作を可能とする生体組織検出針装置を提供することを目的としている。
本発明の生体組織検出針装置は、内視鏡の処置具挿通管路に連通した処置具挿入口に装着される装着手段と、前記装着手段を挿通して前記内視鏡の処置具挿通管路に挿入される針管手段と、前記針管手段と一体に設けられ、前記装着手段に対して前記針管手段を長手軸周りに回転操作するための操作手段と、前記操作手段の回転方向を規制する回転方向規制手段と、を具備することを特徴としている。
本発明の生体組織検出針装置の前記装着手段は、軸方向に中空部を有する略円筒体で、先端に前記内視鏡の処置具挿入口に装着される口金が設けられたハンドルと、ハンドルの外周に軸方向にスライド自在に嵌合された針管スライダとからなることを特徴としている。
本発明の生体組織検出針装置の前記操作手段は、前記装着手段の針管スライダの基端に回転自在に装着されていることを特徴としている。
本発明の生体組織検出針装置の前記回転方向規制手段は、前記装着手段の針管スライダの内周に設けられたラチェットと、前記操作手段に設けられ、所定方向の回転に対して前記ラチェットを摺動し、所定方向と反対方向の回転に対して前記ラチェットにて係止される爪部を有する回転部材とからなることを特徴としている。
本発明の生体組織検出針装置の前記回転方向規制手段を形成する前記操作手段に設けられた回転部材は、前記操作手段と一体的に形成され、前記装着手段から着脱不能であることを特徴としている。
本発明の生体組織検出針装置は、超音波内視鏡を操作する術者自らが生体組織に穿刺した針管手段の基端に設けた操作手段を安易に回転操作しても、針管手段を確実に回転させることができ、目的部位の生体組織を確実に採取することができ、生体組織の採取効率が向上する効果を有している。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。本発明の実施形態の生体組織検出針装置について、図1乃至図5を用いて説明する。図1は本発明の実施形態の生体組織検出針装置の操作部の構成を示す断面図、図2は本発明の実施形態の生体組織検出針装置の操作部の図1に示すA部分を拡大した断面図、図3は本発明の実施形態の生体組織検出針装置の操作部の図2に示すB−B切断線から切断した断面図、図4は本発明の実施形態の生体組織検出針装置により生体組織の採取操作を説明する説明図、図5は本発明の実施形態の生体組織検出針装置を用いる超音波内視鏡を説明する説明図である。
最初に、図5により本発明の実施形態の生体組織検出針装置を用いる超音波内視鏡について説明する。超音波内視鏡1は、体腔内に挿入される挿入部2、挿入部2の基端に設けられた操作部3、操作部3から延出されたユニバーサルコード4、及びユニバーサルコード4の先端に設けられた内視鏡コネクタ5からなっている。
挿入部2は、長尺で、可撓性を有する可撓部、上下左右に湾曲する湾曲部、及び先端部からなる。先端部は、撮像素子が配置された観察窓、照明光を投射する照明窓、超音波を送受信する超音波振動子、処置具突出口、前方送水口及び洗浄ノズル等を有している。操作部3は、挿入部2に設けられた湾曲部を湾曲操作する湾曲ノブ、前方送水や洗浄水の送水操作を行うボタン、及び処置具挿入口6が設けられている。ユニバーサルコード4は、挿入部2の先端の超音波振動子に接続された信号ケーブル、観察窓に設けられた撮像素子に接続された信号ケーブル、照明窓に照明光を導光するライトガイドケーブル、送水ポンプに接続された送水チューブ等からなる。内視鏡コネクタ5は、超音波振動子に接続されている信号ケーブルを超音波画像装置に接続したり、撮像素子に接続されている信号ケーブルを撮像画像装置に接続したり、ライトガイドケーブルを光源装置に接続したり、及び送水チューブを送水ポンプに接続したりするものである。
操作部3に設けられた処置具挿入口6には、生体組織検出針装置11が挿入される。処置具挿入口6は、挿入部2の内部に設けられた処置具挿通管路から先端部の処置具突出口まで連通していて、挿入された生体組織検出針装置11の針先端11aが突出される。
つまり、超音波内視鏡1は、挿入部2が体腔内に挿入されて、挿入部2の先端に設けられた観察窓に設けられた撮像素子にて撮像された体腔内画像に従い体腔内の深部へと挿入される。挿入部2の先端が目的の臓器の近傍に挿入されると、超音波振動子により深部の臓器内に超音波を送信し、反射超音波により生成された超音波画像により臓器内の患部を観察する。超音波画像による臓器患部の観察下において、処置具挿入口6から生体組織検出針装置11を挿入し、挿入部2の先端から針先11aを臓器患部へと穿刺して患部の生体組織を採取する。
次に、本発明の実施形態の生体組織検出針装置11について図1を用いて説明する。生体組織検出針装置11は、略円筒形状のハンドル12、ハンドル12の先端に設けられたハンドル口金15、ハンドル口金15の内周から延出された中空の案内チューブ16、ハンドル12の外周に摺動自在に嵌合された固定ネジ14を有するストッパ13、ハンドル12の外周に基端側から軸方向に摺動自在に嵌合された略円筒形状の針管スライダ17、針管スライダ17の基端内周に回転自在に装着された針管ツマミ18、針管ツマミ18に基端が固定されて針管スライダ17の内周からハンドル12の基端側の内周までに配置された案内管19、案内管19の先端外周とハンドル12の基端内周との間を気密に回転自在に保持するOリング20、針管スライダ17の基端に回転自在に装着された針管ツマミ18の抜け止め用の抜け止め部材21、針管ツマミ18に基端が固定されて案内管19からハンドル12及び案内チューブ16の内周に挿通された針管22、及び針管ツマミ18の基端から針管41の内周に挿通されるスタイレット24の基端が固定されているスタイレットツマミ23から構成されている。
ストッパ13は、針管スライダ17のハンドル12に対するスライド位置を規制するもので、固定ネジ14を弛めるとハンドル12の外周を軸方向に摺動できる。ストッパー13をハンドル32の外周の軸方向のある位置にて摺動させて固定ネジ14を締め付け固定する。針管スライダ17は、ハンドル12の軸方向にストッパ13が固定ネジ14にて固定された位置までスライド可能となる。ハンドル口金15は、超音波内視鏡1の操作部3に設けられている処置具挿入口6から案内チューブ16を挿入後に処置具挿入口16に固定されるようになっている。針管ツマミ18に基端が固定された案内管路19は、針管スライダ17の内周からハンドル12の基端側の内周にOリング20を介して摺動自在に挿通されている。針管ツマミ18に基端が固定された針管22は、案内管19とハンドル12及びハンドル口金15の内周から案内チューブ16の内周に挿通されている。スタイレットツマミ23に基端が固定されたスタイレット24は、針管ツマミ18から針管22の内周に挿通される。
ハンドル口金15から延出された案内チューブ16には、針管22、及びスタイレット24が挿通されている。図示してないが、案内チューブ16、針管22、及びスタイレット24は長尺に形成されており、案内チューブ16の先端から針管22とスタイレット24が針管スライダ17のスライド操作により突出する。スタイレットツマミ23を針管ツマミ18に装着固定すると、スタイレット24の先端は、針管22の先端から所定量突出する。スタイレット24は、針管22を案内チューブ16に挿入したり、超音波内視鏡1の挿入部2の処置具挿通管路に挿入させた際に、針管22の針先にて案内チューブ16や処置具挿通管路を傷付けないようにするものである。
次に、図1の図中Aで示す針管スライダ17、針管ツマミ18、及び抜け止め部材21との関係について、図2を併用して説明する。針管スライダ17の基端の内周には、針管ツマミ18の先端に取り付けられて固定された略円盤上の抜け止め部材21の外周が嵌合される凹部17aが形成されている。針管スライダ17の凹部17aが形成された基端側内周には、後述するラチェット26が形成されている。針管ツマミ18の先端は、針管スライダ17の基端側の内周に挿入されて、先端面に抜け止め部材21が取付固定されている。針管ツマミ18の先端側の外周には、針管スライダ17の基端側の内周に形成されたラチェット26にて回転方向が規制される回転部材25が設けられている。
針管スライダ17に設けられたラチェット26と針管ツマミ18に設けられた回転部材25について、図3を併用して説明する。針管スライダ17の内周に形成されるラチェット26は、後述する回転部材25をある方向に回転させると回転部材25の爪部25aが変形摺動し、逆方向に回転させると爪部25aが当接して回転を阻止する所定間隔に形成された複数のラチェット溝26aを有している。針管ツマミ18に設けられた回転部材25は、針管ツマミ18と一体的に形成されて中心部に案内管19が挿通固定された略円柱形状で、外周の接線方向に弾性的に形成された爪部25aが延出されている。爪部25aは、針管スライダ17のラチェット26のラチェット溝26aに摺動接触する。
つまり、図3に示す回転部材25を時計方向に回転させると、回転部材25の爪部25aは、ラチェット溝26aに沿って弾性的に変形して摺動する。しかし、回転部材25を反時計方向に回転させると、爪部25aの先端は、ラチェット溝26aに係止されて反時計方向の回転が阻止される。すなわち、針管ツマミ18は、ラチェット26と回転部材25により図示した実施形態では、時計方向である一方向への回転が可能であるが、反時計方向である他方向への回転が不可能となる。よって、術者が針管22を回転操作するべく、針管スライダ17に対して針管ツマミ18を、例えば約1/3回転させると回転部材25の爪部25aがラチェット溝26aに沿って摺動回転してラチェット溝26aにて係止されて停止し、針管ツマミ18を持ち直して更に1/3回転させると回転部材25の爪部25aが更にラチェット溝26aに沿って摺動回転してラチェット溝26aにて係止される。これにより、針管ツマミ18は、針管22の反発力による回転が戻されることなく回転操作することができる。
本発明の実施形態の生体組織検出針装置11を用いた生体組織を採取する検出操作について、図4を用いて説明する。図5を用いて説明した超音波内視鏡1の挿入部2を体腔内に挿入する。体腔内に挿入された挿入部2の処置具挿通管路に生体組織検出装置11を挿入して、超音波画像の基で挿入部2の先端から針管22を図4(a)に示すように、目的部位27の方向に突出させる。針管22を目的部位27の方向に突出させた後、針管スライダ17をスライド操作して、針管22を目的部位27に穿刺する。針管22が目的部位27に穿刺されると、針管22の内周には、生体組織27aが侵入される。針管22が目的部位27に穿刺されて、針管22の内周に生体組織27aが侵入された状態から、生体組織227aを採取するために、針管ツマミ18の基端に図示しない吸引装置を接続して針管22の内周を吸引すると共に図4(b)に示す矢印方向である時計方向に針管22を回転させる。
このとき、術者は、針管ツマミ18を片手にて時計方向に、例えば、1/3回転させると回転部材25の爪部25aがラチェット溝26aに沿って変形摺動して1/3回転して停止された位置で爪部25aがラチェット溝26aで係止される。更に、針管ツマミ18を1/3回転させると爪部25aがラチェット溝26aに沿って変形摺動して更に1/3回転して停止された位置で爪部25aがラチェット溝26aで係止される。この操作を繰り返して行うことで、針管22は基端側から徐々に回転捻られて、長尺で複雑に湾曲している針管22の反発力以上に回転されると針管22の先端が時計方向に回転する。この針管22の先端の回転により、針管22の内周に侵入している生体組織27aは、生体組織本体から引きちぎられて、図4(c)に示すように、針管22の内周に生体組織27aを収納することができる。針管22の内周に生体組織27aが収納された状態で、生体組織検出針装置11を超音波内視鏡1の操作部3の処置具挿入口6から引き抜くことで、生体組織の採取ができる。
以上説明したように、本発明の生体組織検出針装置11は、超音波内視鏡1の処置具挿通管路に連通した処置具挿入口6に装着されるハンドル口金15を有するハンドル12と、ハンドル12に対して軸方向に摺動可能な嵌合されている針管スライダ17からなる装着手段と、装着手段のハンドル12と針管スライダ17の内周に挿通して超音波内視鏡1の処置具挿通管路に挿入される針管22の針管手段と、針管手段の針管22と一体に設けられ、装着手段の針管スライダ17に対して針管22を長手軸周りに回転操作するための針管ツマミ18からなる操作手段と、操作手段の針管ツマミ18の回転方向を規制するラチェット26と回転部材25からなる回転方向規制手段から構成されたことにより、超音波内視鏡を操作する術者自らが生体組織を確実に採取するための針管の回転操作を簡単確実に行うことができ、生体組織の採取操作の効率が向上する。
本発明の実施形態の生体組織検出針装置の操作部の構成を示す断面図。 本発明の実施形態の生体組織検出針装置の操作部の図1に示すA部分を拡大した断面図。 本発明の実施形態の生体組織検出針装置の操作部の図2に示すB−B切断線から切断した断面図。 本発明の実施形態の生体組織検出針装置により生体組織の採取操作を説明する説明図。 本発明の実施形態の生体組織検出針装置を用いる超音波内視鏡の概略構成を示す説明図。 従来の生体組織検出針装置の操作部の構成を示す断面図。
符号の説明
11 生体組織検出針装置
12 ハンドル
13 ストッパ
14 固定ネジ
15 ハンドル口金
16 案内チューブ
17 針管スライダ
18 針管ツマミ
19 案内管
20 Oリング
21 抜け止め部材
22 針管
23 スタイレットツマミ
24 スタイレット
25 係止部
26 ラチェット

Claims (5)

  1. 内視鏡の処置具挿通管路に連通した処置具挿入口に装着される装着手段と、
    前記装着手段を挿通して前記内視鏡の処置具挿通管路に挿入される針管手段と、
    前記針管手段と一体に設けられ、前記装着手段に対して前記針管手段を長手軸周りに回転操作するための操作手段と、
    前記操作手段の回転方向を規制する回転方向規制手段と、
    を具備することを特徴とした生体組織検出針装置。
  2. 前記装着手段は、軸方向に中空部を有する略円筒体で、先端に前記内視鏡の処置具挿入口に装着される口金が設けられたハンドルと、ハンドルの外周に軸方向にスライド自在に嵌合された針管スライダとからなることを特徴とした請求項1に記載の生体組織検出針装置。
  3. 前記操作手段は、前記装着手段の針管スライダの基端に回転自在に装着されていることを特徴とした請求項1に記載の生体組織検出針装置。
  4. 前記回転方向規制手段は、前記装着手段の針管スライダの内周に設けられたラチェットと、前記操作手段に設けられ、所定方向の回転に対して前記ラチェットを摺動し、所定方向と反対方向の回転に対して前記ラチェットにて係止される爪部を有する回転部材とからなることを特徴とした請求項1に記載の生体組織検出針装置。
  5. 前記回転方向規制手段を形成する前記操作手段に設けられた回転部材は、前記操作手段と一体的に形成され、前記装着手段から着脱不能であることを特徴とした請求項4に記載の生体組織検出針装置。
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