JP2006340864A - 交叉型リング状カーテンランナー - Google Patents

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Abstract

【課題】交叉型リング状カーテンランナーにおいて、装飾効果を低下させることなく、交叉アームの先方側突端部が下向きに傾くことがないようにし、もって移動時の摩擦障害を防止できるようにする。
【解決手段】交叉アーム10がその先方側突端部を下げる方向へ傾こうとするとき、これをカーテンレール2を支えとして防止する姿勢保持手段20をリング状スライダー部3に対して設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、交叉型リング状カーテンランナーに関するものである。
カーテンレールにカーテンを横開き自在な状態に吊す場合に用いるカーテンランナーには、正面方向及び閉鎖動作の先方へ鉤型に折曲しつつ突出された交叉アームを有し、この交叉アームの先方側突端部でカーテンの一端部を吊り下げるようにした先導タイプのもの(先導ランナー)がある。この先導タイプのカーテンランナーでは、カーテンの閉鎖時に隣のカーテンとの間で重合部を生じさせ、遮光性を高めることができる(例えば、特許文献1等参照)。
この種の交叉型のカーテンランナーでは、交叉アームの先方側突端部で吊り下げるカーテンの荷重が偏って作用することから、カーテンランナーが全体として交叉アームの先方側突端部を下げる方向に傾くようになって、移動時に摩擦障害を起こすおそれがあった。
そこで、凹型を上下逆転させた断面形状のカーテンレールに対してその下面の少なくとも一方側縁に下から当接する補助車を、交叉アームが突出するのとは反対側(後方側)へずらした配置となるようにして設けたり、カーテンレールにおける太さ方向の両外側を挟持するかたちでローラ状ガイドを設けたりすることが提案されている(上記特許文献1参照)。
ところでカーテンランナーには、凹型を上下逆転させた断面形状のものとは別に、杆状に形成されたカーテンレールがあり、この杆状カーテンレールに対応するカーテンランナーは、リング状スライダー部を有したものとなっている(例えば特許文献2等参照)。この種のリング状カーテンランナーでも、交叉アームを設けて先導タイプとすることが考えられている。
特開平11−290202号公報 特開2004−230153号公報
リング状カーテンランナーにおいて交叉アームを設け、先導タイプにした場合も、交叉アームの先方側突端部で吊り下げるカーテンの偏荷重で交叉アームの先方側突端部が下向きに傾くことが当然に予想されるため、移動時の摩擦障害を防止する措置が必要になる。
しかしながら、杆状のカーテンレールとリング状カーテンランナーとを組み合わせて使用することの本来の意義は、カーテン上部における見栄えの向上や豪華さの演出といった装飾効果に重点をおいたものであるところ、上記のような補助車やローラ状ガイドを外部へ露出させて取り付けることは好ましくないことになる。
そのため、リング状カーテンランナーを先導タイプにしたもの(以下、「交叉型リング状カーテンランナー」と言う)では、どのようにして移動時の摩擦障害を防止する措置を採るかが大きな開発テーマになっていた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、装飾効果を低下させることなく、交叉アームの先方側突端部が下向きに傾くことがないようにし、もって移動時の摩擦障害を防止できるようにした交叉型リング状カーテンランナーを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は次の手段を講じた。
即ち、本発明に係る交叉型リング状カーテンランナー1は、杆状のカーテンレール2に遊嵌状に外嵌されるリング状スライダー部3と、このリング状スライダー部からカーテンレール2より下方へ向けて下部突出状に設けられたカーテン吊り下げ用のハンガー部4とを有している。
ハンガー部4には、カーテンの閉鎖時に隣のカーテンとの間で重合部を生じさせるために正面方向及び閉鎖動作の先方へ突出してその先方側突端部でカーテンの一端部を吊り下げる交叉アーム10が設けられており、リング状スライダー部3には、交叉アーム10がその先方側突端部を下げる方向へ傾くのをカーテンレール2を支えとして防止する姿勢保持手段20が設けられている。
この姿勢保持手段20を具備させることにより、交叉型リング状カーテンランナー1としても交叉アーム10の先方側突端部が下向きに傾くことがないようにでき、移動時の摩擦障害を防止できることになる。
この場合、カーテンレール2が中空杆状とされ且つ上面に長手方向に沿って中空内部へ連通する溝部5を有したものであるとすれば、姿勢保持手段20は、リング状スライダー部3からカーテンレール2の溝部5を介して中空内部へ嵌る下垂支持部21と、この下垂支持部21に連結されていてカーテンレール2の内面に当接可能に設けられた摺動子22とを有したものとするのが好適である。
このようにすることで、姿勢保持手段20をカーテンレール2の中空内部に隠すことができ、外からは見えないので、見栄えの向上や豪華さの演出といった装飾効果を何ら阻害することはない。
なお、姿勢保持手段20をカーテンレール2の中空内部へ嵌め込むようにすることで、カーテンレール2を軸としたリング状スライダー部3の回り止めができる。そのため本発明に係る交叉型リング状カーテンランナー1は、カーテンレール2に沿った移動を一層円滑にできる利点に繋がる。
摺動子22は、交叉アーム10の先方側突端部の下向き傾斜作用に対して先方側突端部の直上位置でカーテンレール2における中空内部の底面側に当接可能に設けられたものとしてもよい。
また摺動子22は、交叉アーム10の先方側突端部の下向き傾斜作用に対して下垂支持部21よりも後方位置でカーテンレール2における中空内部の天井面側に当接可能に設けられたものとしてもよい。
摺動子22として、下垂支持部21よりも後方位置でカーテンレール2の中空内部の天井面側に当接するものを採用する場合、更に、下垂支持部21よりも前方位置でカーテンレール2の中空内部の天井面側に当接するものをも用いることもできる。
このようにすると、これら前後の摺動子22(前部摺動子22A及び後部摺動子22B)と、リング状スライダー部3がそのリング内周面でカーテンレール2の上面に載る部位とを合わせた前・中・後の3ポジションにより、カーテンレール2の天井面部をその上下から挟持するかたちとなるので、交叉アーム10の先方側突端部が下向きに傾くことを一層確実に防止できることになる。
摺動子22は、下垂支持部21の下部に連結されてカーテンレール2の長手方向に突出する台車部25と、カーテンレール2に沿った移動動作を受けてカーテンレール2の中空内部の内面に当接しつつ回転自在となる状態で上記台車部25に保持された車輪26,27とを有したものとするのが好適である。
このようにすることで、摺動子22によるカーテンレール2の中空内部との摺動抵抗を最小限に抑えることができ、移動性の向上と共に静音化も図れる利点がある。
この場合、台車部25は、リング状スライダー部3に対する下垂支持部21の連結位置を中心として首振り自在に保持するのが好適である。
これにより、摺動子22によるカーテンレール2の中空内部との摺動抵抗を更に減少させることができると共に、走行安定性を増加させることができる。
本発明に係る交叉型リング状カーテンランナーは、装飾効果を低下させることなく、交叉アームの先方側突端部が下向きに傾くことがないようにできるものであり、これにより移動時の摩擦障害を防止できる。
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき説明する。
図1乃至図5は、本発明に係る交叉型リング状カーテンランナー1の第1実施形態を示している。このカーテンランナー1は、杆状のカーテンレール2に遊嵌状に外嵌されるリング状スライダー部3と、このリング状スライダー部3のリング外周部からカーテンレール2より下方へ向けて下部突出状に設けられたハンガー部4とを有している。
リング状スライダー部3はカーテンレール2に沿って摺動自在となっており、ハンガー部4にはカーテンを吊り下げることができるため、リング状スライダー部3の摺動に伴ってハンガー部4に吊り下げたカーテンを横開き自在にできる。
なお、カーテンレール2は中空杆構造とされ、その上面には長手方向に沿って中空内部へ連通する溝部5が形成され、パイプの外周の一部に溝部5を形成した断面C形状となっている。また、このカーテンレール2の両側面には溝部5と平行な凹条6が形成され、この凹条6を利用して、カーテンレール2の両端部や中間部等を建物側の壁面へ取り付けるための取付具(図示略)が係合される。この係合により、壁面に対するカーテンレール2の取付角度(断面形状の姿勢決め)及び回り止めがなされる。
ハンガー部4はカーテン2の一端部を吊り下げるための先導側用とされたものであって、カーテンの閉鎖時には隣のカーテンとの間で重合部を生じさせることができるように、交叉アーム10が設けられている。
この交叉アーム10は、リング状スライダー部3と共にハンガー部4がカーテンレール2に沿って移動する方向を基準においたとき、それの正面方向へ突出すると共に、この突出後に、カーテンを閉鎖するときの先方(図1、図3の各左方)へも突出したものとなっており、平面的に見れば鉤型に折曲した形状を呈している。
図5に示すように、本第1実施形態において交叉アーム10は、細い金属製帯板素材を折り曲げることで形成してあり、根本部分には、この交叉アーム10を含めたハンガー部4の全体としてリング状スライダー部3との連結に用いるブラケット部11も一体的に折曲形成されている。
このブラケット部11は、リング状スライダー部3のリング下部から下突出状に設けられた連結片12を両側から挟持できるように、平面視した状態でUターンするような折曲構造とされて一対の挟持片11a,11bが形成されたものとなっており(図4参照)、これら両挟持片11a,11bには、連結片12を串刺し状にする連結ピン13用の嵌着孔14a,14bが形成されている。
なお、交叉アーム10は樹脂製とすることも可能であり、この交叉アーム10を含めたハンガー部4の全体として、或いはこのハンガー部4に更にリング状スライダー部3をも含めた全体として、樹脂等で一体形成することもできる。前記交叉アーム10を樹脂で形成する場合は、隣のカーテンのカーテンランナーのマグネットと磁着するための磁着板又はマグネットを設けておく。
交叉アーム10の先端部には吊孔17が設けられ、この吊孔17を介してカーテンフックを引っ掛けられるようになっている。また、交叉アーム10の根本寄りで鉤折れした部分にも第2吊孔18が設けられており、この第2吊孔18でも必要に応じてカーテンフックを引っ掛けることができるようになっている。
そのため、吊孔17と第2吊孔18との間で、カーテンに対して適度なヒダを生じさせることができ、交叉アーム10に対向するカーテン部分もその他のカーテン部分同様に自然で統一感のあるヒダが得られるので、ヒダ大きさの不揃いや局部的な突っ張りを要因とした違和感を払拭できる。これら吊孔17、第2吊孔18はその周りがリング形とされたものや、突出するフック形とされたもの、或いはカーテンを直接挟持できるクリップとされたもの等に置換してもよい。
リング状スライダー部3には姿勢保持手段20が設けられている。この姿勢保持手段20は下垂支持部21と摺動子22とを有している。
下垂支持部21は、リング状スライダー部3がそのリング内周面でカーテンレール2の上面に載る部位に対し、そこから下方へ向けて突出状に設けられたもので、リング状スライダー部3をカーテンレール2へ嵌めたときには、この下垂支持部21が溝部5を介してカーテンレール2の中空内部へ嵌るようになっている。
本第1実施形態の下垂支持部21は、細い金属帯材をU字状に曲げると共にその両端部に外向きのフランジ部24を折曲形成させたもので、U字状に曲げた部分を上下逆向きにしてリング状スライダー部3の上部に被せ、このとき両フランジ部24がカーテンレール2の溝部5内まで届くようにしてある。
摺動子22は下垂支持部21の下部に連結されており、カーテンレール2の長手方向に突出した位置でカーテンレール2の内面に当接可能に設けられている。
本第1実施形態においてこの摺動子22は、下垂支持部21の下部からその前方及び後方の双方へ突出した台車部25と、この台車部25の前方端寄りで回転自在に保持された前部車輪26と、台車部25の後方端寄りで回転自在に保持された後部車輪27とを有している。すなわち、下垂支持部21を基準位置とするとき、台車部25の前方突出側と前部車輪26とにより前部摺動子22Aが構成され、台車部25の後方突出側と後部車輪27とにより後部摺動子22Bが構成されている。
前部摺動子22Aの前部車輪26及び後部摺動子22Bの後部車輪27は、いずれもカーテンレール2における中空内部の天井面側に当接する状態に設けられており、リング状スライダー部3がカーテンレール2に沿って移動するとき、これら各車輪26,27はカーテンレール2における中空内部の内面に当接しつつ回転する。前記中空内部の天井側の内面は溝部5の両側が平坦に形成されている。
すなわち、これら前後の摺動子22A,22Bと、リング状スライダー部3がそのリング内周面でカーテンレール2の上面に載る部位とを合わせた前・中・後の3ポジションにより、カーテンレール2の天井面部を挟持する構造となる。なお、各車輪26,27には弾性材製のタイヤを装着して静音化や静振化を図るのが好適である。
このような姿勢保持手段20は、ハンガー部4の交叉アーム10に対して吊孔17を介してカーテンが吊り下げられたときも、この交叉アーム10がその先方側突端部を下げる方向へ傾くようになるのをカーテンレール2を支えとして防止することになる。
従って、前記交叉型リング状カーテンランナー1では、交叉アーム10の先方側突端部が下向きに傾くような姿勢悪化は生じないことになり、カーテンレール2に沿った移動時の摩擦障害も当然に防止されることになる。なお、姿勢保持手段20はカーテンレール2を軸としたリング状スライダー部3の回り止め作用をも奏するので、交叉型リング状カーテンランナー1としてカーテンレール2に沿った移動は一層円滑になる。
また、姿勢保持手段20はカーテンレール2の中空内部に隠されるため、外からは見えず、見栄えの向上や豪華さの演出といった装飾効果は何ら阻害されるものではない。
図6乃至図9は、本発明に係る交叉型リング状カーテンランナー1の第2実施形態を示している。この第2実施形態の交叉型リング状カーテンランナー1が上記した第1実施形態と最も異なるところは、前部摺動子22Aがカーテンレール2における中空内部の底面側に当接する状態に設けられている点と、この前部摺動子22Aが具備する前部車輪26が1輪である点、そして台車部25がリング状スライダー部3に対して下垂支持部21による連結位置を中心として首振り自在に保持されている点とにある。
前部摺動子22Aの前部車輪26は、交叉アーム10の先方側突端部に対する直上位置に位置付けられている。前部摺動子22Aの前部車輪26や後部摺動子22Bの後部車輪27は、交叉アーム10の先方側突端部に対して下向きの傾き作用が生じた際に、カーテンレール2における中空内部の底面や天井面側にそれぞれ当接する状態となっていればよく、常に当接状態としておく必要はない。
台車部25を首振り自在にするための構造は、下垂支持部21が円筒形スペーサ状に形成されて、リング状スライダー部3の上部リング内面と台車部25の上面との上下間に介設され、これらが首振り軸30によって串刺し状に連結されることによって実現されている。下垂支持部21自体も、首振り軸30に対してそのまわりで相対回転自在にしておくのが、溝部5の開口縁に接触したときの摩擦抵抗を緩和させる意味で好適となる。また、この下垂支持部21は、摺動性、耐摩耗性に優れた樹脂材などによって形成するのが好適である。
なお、図7及び図9においてカーテンレール2は、外筒2Aと内筒2Bとの二重筒構造になったものを示しており、設置する場所のスパンに応じたレール長さの調節が自在に行えるようになっている。
ところで、本発明は、上記各実施形態に限定されるものではなく、実施の形態に応じて適宜変更可能である。
摺動子22は車輪26,27を採用しなければならないものではなく、摺動性に優れた樹脂等により形成したシュー等としてもよい。
また摺動子22は、前部摺動子22Aだけ、或いは後部摺動子22Bだけ設けるようにしてもよい。
カーテンレール2の断面形状は円形、楕円、多角形等、適宜選択可能であり、またリング状スライダー部3のリング形状についても、カーテンレール2の断面形状に適する範囲で適宜選択可能である。また、カーテンレール2の太さとリング状スライダー部3のリング内径との関係(リング内にどれほどの遊びを持たせるか)についても特に限定されるものではない。この関係に応じて、摺動子22の形態(前部摺動子22A、後部摺動子22Bの選択や組み合わせ態様)も適宜選択すればよい。
交叉型リング状カーテンランナー1におけるハンガー部4の先頭部に対し、隣のカーテンにおける対向側の端部を吊り下げるカーテンランナーの先頭部との間で吸着作用を生じる磁石又は磁性体を設けるのが好適である。
本発明の第1実施形態を示した側面図である。 図1のA−A線矢視図である。 図1のB−B線矢視図である。 図1のC−C線矢視図である。 交叉アームの斜視図である。 第2実施形態を示した側面図である。 図6のD−D線矢視図である。 図6のE−E線矢視図である。 図6のF−F線矢視図である。
符号の説明
1 交叉型リング状カーテンランナー
2 カーテンレール
3 リング状スライダー部
4 ハンガー部
5 溝部
10 交叉アーム
20 姿勢保持手段
21 下垂支持部
22 摺動子
22A 前部摺動子
22B 後部摺動子
25 台車部
26 前部車輪
27 後部車輪

Claims (7)

  1. 杆状のカーテンレール(2)に遊嵌状に外嵌されるリング状スライダー部(3)と、このリング状スライダー部(3)からカーテンレール(2)より下方へ向けて下部突出状に設けられたカーテン吊り下げ用のハンガー部(4)とを有し、このハンガー部(4)には、カーテンの閉鎖時に隣のカーテンとの間で重合部を生じさせるために正面方向及び閉鎖動作の先方へ突出してその先方側突出部でカーテンの一端部を吊り下げる交叉アーム(10)が設けられており、上記リング状スライダー部(3)には、交叉アーム(10)がその先方側突出部を下げる方向へ傾くのをカーテンレール(2)を支えとして防止する姿勢保持手段(20)が設けられていることを特徴とする交叉型リング状カーテンランナー。
  2. 前記カーテンレール(2)が中空杆状とされ且つ上面に長手方向に沿って中空内部へ連通する溝部(5)を有したものとして、前記姿勢保持手段(20)は、リング状スライダー部(3)からカーテンレール(2)の溝部(5)を介して中空内部へ嵌る下垂支持部(21)と、この下垂支持部(21)に連結されていてカーテンレール(2)の内面に当接可能に設けられた摺動子(22)とを有していることを特徴とする請求項1記載の交叉型リング状カーテンランナー。
  3. 前記摺動子(22)は、交叉アーム(10)の先方側突端部の下向き傾斜作用に対してこの先方側突端部の直上位置でカーテンレール(2)における中空内部の底面側に当接可能に設けられていることを特徴とする請求項2記載の交叉型リング状カーテンランナー。
  4. 前記摺動子(22)は、交叉アーム(10)の先方側突端部の下向き傾斜作用に対して下垂支持部(21)よりも後方位置でカーテンレール(2)における中空内部の天井面側に当接可能に設けられていることを特徴とする請求項2記載の交叉型リング状カーテンランナー。
  5. 前記摺動子(22)は、下垂支持部(21)よりも前方位置でカーテンレール(2)の中空内部の天井面側に当接するものをも含んでおり、下垂支持部(21)よりも後方位置でカーテンレール(2)の中空内部の天井面側に当接するものと協同して、リング状スライダー部(3)がそのリング内周面でカーテンレール(2)の上面に載る部位を合わせた前・中・後の3ポジションでカーテンレール(2)の天井面部をその上下から挟持可能になっていることを特徴とする請求項4記載の交叉型リング状カーテンランナー。
  6. 前記摺動子(22)は、下垂支持部(21)の下部に連結されてカーテンレール(2)の長手方向に突出する台車部(25)と、カーテンレール(2)に沿った移動動作を受けてカーテンレール(2)の中空内部の内面に当接しつつ回転自在となる状態で上記台車部(25)に保持された車輪(26)(27)とを有していることを特徴とする請求項2乃至請求項5のいずれかに記載の交叉型リング状カーテンランナー。
  7. 前記台車部(25)は、リング状スライダー部(3)に対する下垂支持部(21)の連結位置を中心として首振り自在に保持されていることを特徴とする請求項2乃至請求項6のいずれかに記載の交叉型リング状カーテンランナー。
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