JP2006339469A - 半導体装置の製造方法、荷電粒子ビーム露光データ作成方法、荷電粒子ビーム露光データ作成プログラム、及び、ブロックマスク - Google Patents

半導体装置の製造方法、荷電粒子ビーム露光データ作成方法、荷電粒子ビーム露光データ作成プログラム、及び、ブロックマスク Download PDF

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Abstract

【課題】ウエハ上のレジストに信号配線パターンの大部分を1個のブロックマスクを使用して一括露光できるようにし、半導体装置製造のスループット向上を図ることができるようにした半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】縦棒部の長さを同一、横棒部の長さを異にし、縦棒部を同一方向とする複数のL字状パターン及び逆L字状パターン、並びに、これら複数のL字状パターン及び逆L字状パターンを90度、180度、270度回転させた複数のL字状パターン及び逆L字状パターンの各1個が形成された複数のブロックを有するブロックマスクを製造し、このブロックマスクを使用してウエハ上のレジストにパターンを電子ビームで転写する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、半導体装置の製造方法、及び、半導体装置の製造に使用する荷電粒子ビーム露光装置に与える荷電粒子ビーム露光データを作成する荷電粒子ビーム露光データ作成方法及び荷電粒子ビーム露光データ作成プログラム、並びに、荷電粒子ビーム露光装置に搭載して使用するブロックマスクに関する。
半導体装置の製造工程では、ウエハに塗布したレジストに、製造対象の半導体装置の回路パターン(回路図形)を転写するために、紫外光や電子ビームを使用した露光が行われる。電子ビーム露光は、紫外光露光よりも微細なパターンの転写が可能であり、次世代の露光方法として開発が進められている。
電子ビーム露光方法には、電子ビームのサイズを可変させてパターンを1つずつ転写する可変矩形露光方法と、複数のパターンを一括して転写する一括露光(ブロック露光)方法があり、図12(A)は可変矩形露光を行う場合の電子ビーム露光装置の状態、図12(B)は一括露光を行う場合の電子ビーム露光装置の状態を概念的に示している。
図12中、1は電子ビームを放射する電子銃、2は電子銃1から放射された電子ビームを、例えば、5μm四方の矩形に成形する第1アパーチャ、3は第1アパーチャ2で矩形に成形された電子ビームを任意サイズの矩形に成形する第2アパーチャであり、可変矩形露光を行う場合に使用するものである。
4は一括露光を行う場合に使用するブロックマスク、5、6はブロックマスク4中の2個のブロック、7、8、9はブロック5が有するパターン(開口パターン)、10は露光対象であるレジストが塗布されたウエハである。なお、ブロック5、6は、例えば、5μm四方とされる。
可変矩形露光を行う場合には、図12(A)に示すように、第2アパーチャ3が使用され、電子銃1から放射された電子ビームは、第1アパーチャ2で、例えば、5μm四方の矩形に成形され、更に、第2アパーチャ3で任意サイズの矩形に成形され、ウエハ10に塗布されたレジストに照射される。
一括露光を行う場合には、図12(B)に示すように、ブロックマスク4が使用され、電子銃1から放射された電子ビームは、第1アパーチャ2で、例えば、5μm四方の矩形に成形され、更に、ブロックマスク4上のブロックに照射されてブロックが有するパターンの形状に成形され、ウエハ10に塗布されたレジストに照射される。一括露光は、可変矩形露光よりもショット数(露光回数)が少なく、スループットの向上を図ることができる(例えば、特許文献1参照。)。
一括露光を行う場合に電子ビーム露光装置に与えるべき半導体装置製造用露光データ(使用するブロックのブロックマスク上の位置や、電子ビームのウエハ上の照射位置等のデータ)は、製造対象の半導体装置の設計データ(回路パターンデータ)とブロックマスク製造用露光データ(ブロックマスクに搭載するブロックやその位置等のデータ)を使用して作成され、また、製造対象の半導体装置の設計データ及びブロックマスク製造用露光データは、基本的な回路を構築するためのパターン群(以下、論理セルライブラリと称する)を使用して作成される(例えば、特許文献2の図4参照。)。
図13は従来の半導体装置の設計データ作成方法及びブロックマスク製造用露光データ作成方法の一例を示す図である。図13中、12は論理セルライブラリが格納されているパターンデータ、13、14、15はパターンデータ12の中の論理セルライブラリを組み合わせて作成された製造対象の半導体装置A、B、Cの設計データである。
16はパターンデータ12から論理セルライブラリをブロックとして抽出し、ブロックマスク製造用露光データを作成するブロックマスク製造用露光データ作成装置、17はブロックマスク製造用露光データ作成装置16が作成したブロックマスク製造用露光データ、18はブロックマスク製造用露光データ17を使用して製造されたブロックマスクである。
即ち、半導体装置A、B、Cを製造する場合には、一方において、パターンデータ12の中の論理セルライブラリを組み合わせて半導体装置A、B、Cの設計データ13、14、15が作成され、他方において、ブロックマスク製造用露光データ作成装置16により、パターンデータ12から半導体装置A、B、Cの製造に必要な論理セルライブラリがブロックとして抽出されてブロックマスク製造用露光データ17が作成され、これに基づいてブロックマスク18が製造される。
図14は従来の半導体装置製造用露光データ作成方法の一例を示す図である。図14(A)は半導体装置Aを製造する場合、図14(B)は半導体装置Bを製造する場合、図14(C)は半導体装置Cを製造する場合を示しており、19は半導体装置製造用露光データ作成装置、20、21、22は半導体装置製造用露光データ、23は電子ビーム露光装置、24、25、26はウエハである。
即ち、半導体装置Aが製造される場合には、図14(A)に示すように、半導体装置Aの設計データ13とブロックマスク製造用露光データ17とを使用し、半導体装置製造用露光データ作成装置19により半導体装置Aを製造するための半導体装置製造用露光データ20が作成される。そして、半導体装置製造用露光データ20とブロックマスク18とが使用され、電子ビーム露光装置23により半導体装置Aを製造するためのウエハ24に対する露光が行われる。
また、半導体装置Bが製造される場合には、図14(B)に示すように、半導体装置Bの設計データ14とブロックマスク製造用露光データ17とを使用し、半導体装置製造用露光データ作成装置19により半導体装置Bを製造するための半導体装置製造用露光データ21が作成される。そして、半導体装置製造用露光データ21とブロックマスク18とが使用され、電子ビーム露光装置23により半導体装置Bを製造するためのウエハ25に対する露光が行われる。
また、半導体装置Cが製造される場合には、図14(C)に示すように、半導体装置Cの設計データ15とブロックマスク製造用露光データ17とを使用し、半導体装置製造用露光データ作成装置19により半導体装置Cを製造するための半導体装置製造用露光データ22が作成される。そして、半導体装置製造用露光データ22とブロックマスク18とが使用され、電子ビーム露光装置23により半導体装置Cを製造するためのウエハ26に対する露光が行われる。
ところで、パターンデータ12内の論理セルライブラリには、ウエハプロセス工程ごとに、アイソレーション、ゲート、コンタクト、メタル第1層などのパターンが格納されている。図15は論理セルライブラリの第1例のメタル第1層を示す図であり、図15中、28、29は電源配線パターン、30〜32は信号配線パターン、Aは信号配線パターン幅、Bは信号配線パターン間サイズである。信号配線パターン幅Aと信号配線パターン間サイズBは、半導体装置の面積をなるべく小さくするため、製造上、許される最小のサイズに設定され、デザインルール(設計規則)としてテクノロジ(130nmテクノロジ、90nmテクノロジ等)ごとに決まっている。
図16、図17は信号配線パターンの配置規則例を説明するための図であり、メタル第1層を例にしている。図16、図17において、34、35は電源配線パターンであり、通常、電源配線パターン34、35間に、各ウエハプロセス工程ごとの信号配線パターンが配置されるが、半導体装置の面積をなるべく小さくするために、縦方向と横方向にそれぞれ信号配線パターンを配置する領域と配置しない領域を格子状に設定する手法が多く用いられる。
図16は縦方向に延びる信号配線パターンの配置規則例を説明するための図である。図16中、36〜45は縦方向に延びる信号配線パターンの配置が許される領域(幅Aの領域)であり、領域36〜45の隣の領域(幅Bの領域)は縦方向に延びる信号配線パターンの配置が禁止される領域である。したがって、例えば、信号配線パターン47の配置は許されるが、信号配線パターン48の配置は許されない。
図17は横方向に延びる信号配線パターンの配置規則例を説明するための図である。図17中、50〜55は横方向に延びる信号配線パターンの配置が許される領域(幅Aの領域)であり、領域50〜55の隣の領域(幅Bの領域)は横方向に延びる信号配線パターンの配置が禁止される領域である。したがって、例えば、信号配線パターン56の配置は許されるが、信号配線パターン57の配置は許されない。
図18は論理セルライブラリの第2例を示す図であり、図16及び図17に示す信号配線パターン配置規則に従って作成した論理セルライブラリの例である。電源配線パターン34、35間に、信号配線パターン59〜64が配置されている。
図19は論理セルライブラリの第3例を示す図である。図19中、66、67は電源配線パターン、68はn型MOSトランジスタのゲートパターン、69はp型MOSトランジスタのゲートパターン、70、71はコンタクトパターン、72はメタル第1層の信号配線パターンを示している。
半導体装置の主流であるCMOSでは、図19に示すように、n型MOSトランジスタのゲートパターン68とp型MOSトランジスタのゲートパターン69が縦に並んで配置される場合が多い。また、メタル第1層の信号配線パターンは、2種類のトランジスタ間の配線を行うので、鈎状の形状を有するパターンになる場合が殆どである。
なお、図20は鉤状パターンの例を示す図であり、鉤状パターン74について可変矩形露光を行う場合には、鉤状のパターン74は、2個の矩形パターン75、76に分割され、2ショットになるが、一括露光であれば、1ショットになる。
特開2001−160529号公報 特開2002−25900号公報
ここで、例えば、半導体装置Aの場合には、1番から800番の論理セルライブラリを使用し、半導体装置Bの場合には、700番から1000番の論理セルライブラリを使用するというように、同一テクノロジでも、半導体装置の仕様が異なると、使用される論理セルライブラリも異なる場合がある。実際上、1種類のテクノロジで用意すべき論理セルライブラリの種類数は1000以上にもなる。しかしながら、1個のブロックマスクに搭載できるブロックの最大数は100〜400個程度であり、全ての論理セルライブラリをブロックとして抽出し、1個のブロックマスクに搭載するのは不可能であり、これが、半導体装置製造のスループット低下を招いていた。
本発明は、かかる点に鑑み、ウエハ上のレジストに信号配線パターンの大部分を1個のブロックマスクを使用して一括露光できるようにし、半導体装置製造のスループット向上を図ることができるようにした半導体装置の製造方法、荷電粒子ビーム露光データ作成方法、荷電粒子ビーム露光データ作成プログラム、及び、ブロックマスクを提供することを目的とする。
本発明の半導体装置の製造方法は、縦棒部の長さを同一、横棒部の長さを異にし、前記縦棒部を同一方向とする複数のL字状パターン及び逆L字状パターン、並びに、該複数のL字状パターン及び逆L字状パターンを90度、180度、270度回転させた複数のL字状パターン及び逆L字状パターンの各1個が形成された複数のブロックを有するブロックマスクを製造するためのブロックマスク製造用露光データを作成し、該ブロックマスク製造用露光データを使用して前記ブロックマスクを製造する工程と、製造対象の半導体装置の設計データと前記ブロックマスク製造用露光データを使用してウエハに対して荷電粒子ビーム露光を行うための荷電粒子ビーム露光データを作成し、該荷電粒子ビーム露光データと前記ブロックマスクを使用して前記ウエハに対して荷電粒子ビーム露光を行う工程を含むものである。
本発明の荷電粒子ビーム露光データ作成方法は、縦棒部の長さを同一、横棒部の長さを異にし、前記縦棒部を同一方向とする複数のL字状パターン及び逆L字状パターン、並びに、該複数のL字状パターン及び逆L字状パターンを90度、180度、270度回転させた複数のL字状パターン及び逆L字状パターンの各1個が形成された複数のブロックを有するブロックマスクを製造するためのブロックマスク製造用露光データを作成する工程と、製造対象の半導体装置の設計データと前記ブロックマスク製造用露光データを使用してウエハに対して荷電粒子ビーム露光を行うための荷電粒子ビーム露光データを作成する工程を含むものである。
本発明の荷電粒子ビーム露光データ作成プログラムは、コンピュータに、縦棒部の長さを同一、横棒部の長さを異にし、前記縦棒部を同一方向とする複数のL字状パターン及び逆L字状パターン、並びに、該複数のL字状パターン及び逆L字状パターンを90度、180度、270度回転させた複数のL字状パターン及び逆L字状パターンの各1個が形成された複数のブロックを有するブロックマスクを製造するためのブロックマスク製造用露光データを作成する工程と、製造対象の半導体装置の設計データと前記ブロックマスク製造用露光データを使用してウエハに対して荷電粒子ビーム露光を行うための荷電粒子ビーム露光データを作成する工程を実行させるプログラムを含むものである。
本発明のブロックマスクは、縦棒部の長さを同一、横棒部の長さを異にし、前記縦棒部を同一方向とする複数のL字状パターン及び逆L字状パターン、並びに、該複数のL字状パターン及び逆L字状パターンを90度、180度、270度回転させた複数のL字状パターン及び逆L字状パターンの各1個が形成された複数のブロックを有するものである。
本発明の半導体装置の製造方法によれば、使用するブロックマスクは、縦棒部の長さを同一、横棒部の長さを異にし、縦棒部を同一方向とする複数のL字状パターン及び逆L字状パターン、並びに、これら複数のL字状パターン及び逆L字状パターンを90度、180度、270度回転させた複数のL字状パターン及び逆L字状パターンの各1個が形成された複数のブロックを有しているので、ウエハ上のレジストに信号配線パターンの大部分を一括露光でき、半導体装置製造のスループット向上を図ることができる。
本発明の荷電粒子ビーム露光データ作成方法によれば、本発明の半導体装置の製造方法で使用するブロックマスク製造用露光データ及び半導体装置製造用露光データを作成することができ、半導体装置製造のスループット向上を図ることができる。
本発明の荷電粒子ビーム露光データ作成方法プログラムによれば、本発明の半導体装置の製造方法で使用するブロックマスク製造用露光データ及び半導体装置製造用露光データを作成することができ、半導体装置製造のスループット向上を図ることができる。
本発明のブロックマスクによれば、縦棒部の長さを同一、横棒部の長さを異にし、前記縦棒部を同一方向とする複数のL字状パターン及び逆L字状パターン、並びに、これら複数のL字状パターン及び逆L字状パターンを90度、180度、270度回転させた複数のL字状パターン及び逆L字状パターンの各1個が形成された複数のブロックを有するので、ウエハ上のレジストに信号配線パターンの大部分を一括露光でき、半導体装置製造のスループット向上を図ることができる。
以下、図1〜図11を参照して、本発明の半導体装置の製造方法、荷電粒子ビーム露光データ作成方法、荷電粒子ビーム露光データ作成プログラム及びブロックマスクの一実施形態について説明するが、本発明は、これらの実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱することなく、種々の形態を取り得るものである。
図1は本発明の半導体装置の製造方法の一実施形態を示す流れ図である。本発明の半導体装置の製造方法の一実施形態では、まず、デザインルールが記述された制御ファイルから、縦棒部の長さを同一、横棒部の長さを異にし、縦棒部を同一方向とする複数のL字状パターン及び逆L字状パターン、並びに、これら複数のL字状パターン及び逆L字状パターンを90度、180度、270度回転させた複数のL字状パターン及び逆L字状パターンの各1個が形成された複数のブロックを有するブロックマスクを製造するためのブロックマスク製造用露光データを作成し(ステップP1)、このブロックマスク製造用露光データを使用してブロックマスクを製造する(ステップP2)。
次に、製造対象の半導体装置の設計データ(回路パターンデータ)と、ステップP1で作成したブロックマスク製造用露光データを使用し、ウエハ上のレジストにパターンを電子ビームで転写するための半導体装置製造用露光データを作成し(ステップP3)、この半導体装置製造用露光データと、ステップP2で作成したブロックマスクを使用し、ウエハ上のレジストにパターンを電子ビームで転写する(ステップP4)。
なお、ブロックマスク製造用露光データ作成工程(ステップP1)と半導体装置製造用露光データ作成工程(ステップP3)は、本発明の荷電粒子ビーム露光データ作成方法の一実施形態を構成するものであり、これらは、ブロックマスク製造用露光データ作成プログラム及び半導体装置製造用露光データ作成プログラムを使用してコンピュータで実行することができる。
ここで、制御ファイルには、デザインルールとして、信号配線パターン幅、信号配線パターン間サイズ、及び、電子ビームサイズが記述される。電子ビームサイズは、図12に示す電子ビーム露光装置の場合、第1アパーチャで成形された矩形の電子ビームのサイズである。
図2は制御ファイルへのデザインルールの記述例を示す図である。図2の例では、デザインルールは、信号配線パターン幅=0.13μm、信号配線パターン間サイズ=0.26μm、電子ビームサイズ(ブロックサイズ)=5.00μm(縦と横ともに5.00μmを意味する)とされているが、ブロックマスク製造用露光データ作成工程(ステップP1)では、制御ファイルに記述されているデザインルールから、ブロックに形成するL字状パターン及び逆L字状パターンのサイズや、作成するブロックの数を決定することになる。
図3は本発明の半導体装置の製造方法の一実施形態で実行するブロックマスク製造工程(ステップP1、P2)を示す図である。図3中、78は制御ファイル、79はブロックマスク製造用露光データを作成するブロックマスク製造用露光データ作成装置、80はブロックマスク製造用露光データ作成装置79で作成したブロックマスク製造用露光データ、81はブロックマスク製造用露光データ80を使用して作成したブロックマスクである。
図4はブロックマスク製造用露光データ作成装置79の動作を示す流れ図である。ブロックマスク製造用露光データ作成装置79は、制御ファイル78を入力し(ステップQ1)、縦棒部の長さを同一、横棒部の長さを異にし、縦棒部を同一方向とする複数のL字状パターン及び逆L字状パターン、並びに、これら複数のL字状パターン及び逆L字状パターンを90度、180度、270度回転させた複数のL字状パターン及び逆L字状パターンの各1個が形成された複数のブロックを作成し(ステップQ2)、ブロックとそのブロックマスク上の位置等の情報を含むブロックマスク製造用露光データ80を作成して出力する(ステップQ3)。
即ち、本実施形態で実行されるブロックマスク製造工程(ステップP1、P2)は、より具体的には、制御ファイル78をブロックマスク製造用露光データ作成装置79に入力し、ブロックマスク製造用露光データ作成装置79で、縦棒部の長さを同一、横棒部の長さを異にし、縦棒部を同一方向とする複数のL字状パターン及び逆L字状パターン、並びに、これら複数のL字状パターン及び逆L字状パターンを90度、180度、270度回転させた複数のL字状パターン及び逆L字状パターンの各1個が形成された複数のブロックを有するブロックマスクを製造するためのブロックマスク製造用露光データ80を作成し、このブロックマスク製造用露光データ80を使用してブロックマスク81を製造するというものである。
図5はブロックマスク製造用露光データ作成装置79で作成するL字状パターンを有するブロックを示す図である。図5中、83−1、83−2、83−N、84−1、84−2、84−N、85−1、85−2、85−N、86−1、86−2、86−Nはブロックであり、ブロック83−3〜83−(N−1)、84−3〜84−(N−1)、85−3〜85−(N−1)、86−3〜86−(N−1)は、図示を省略している。
ブロック83−1は、縦棒部及び横棒部をブロックの辺に沿わせるように配置したL字状パターン87−1を有するものである。ブロック84−1は、L字状パターン87−1を反時計回りに90度回転させ、縦棒部及び横棒部をブロックの辺に沿わせるように配置したL字状パターン88−1を有するものである。ブロック85−1は、L字状パターン87−1を反時計回りに180度回転させ、縦棒部及び横棒部をブロックの辺に沿わせるように配置したL字状パターン89−1を有するものである。ブロック86−1は、L字状パターン87−1を反時計回りに270度回転させ、縦棒部及び横棒部をブロックの辺に沿わせるように配置したL字状パターン90−1を有するものである。
L字状パターン87−1、88−1、89−1、90−1は、幅を信号配線パターン幅とし、縦棒部の長さ91−1、92−1、93−1、94−1を電子ビームの一辺のサイズとし、横棒部の長さ95−1、96−1、97−1、98−1を{信号配線パターン幅+(信号配線パターン間サイズ+信号配線パターン幅)×1}としている。
ブロック83−2は、縦棒部の方向をL字状パターン87−1と同一とし、縦棒部及び横棒部をブロックの辺に沿わせるように配置したL字状パターン87−2を有するものである。ブロック84−2は、L字状パターン87−2を反時計回りに90度回転させ、縦棒部及び横棒部をブロックの辺に沿わせるように配置したL字状パターン88−2を有するものである。ブロック85−2は、L字状パターン87−2を反時計回りに180度回転させ、縦棒部及び横棒部をブロックの辺に沿わせるように配置したL字状パターン89−2を有するものである。ブロック86−2は、L字状パターン87−2を反時計回りに270度回転させ、縦棒部及び横棒部をブロックの辺に沿わせるように配置したL字状パターン90−2を有するものである。
なお、L字状パターン87−2、88−2、89−2、90−2は、横棒部の長さ95−2、96−2、97−2、98−2を{信号配線パターン幅+(信号配線パターン間サイズ+信号配線パターン幅)×2}としている。
ブロック83−Nは、縦棒部の方向をL字状パターン87−1と同一とし、縦棒部及び横棒部をブロックの辺に沿わせるように配置したL字状パターン87−Nを有するものである。ブロック84−Nは、L字状パターン87−Nを反時計回りに90度回転させ、縦棒部及び横棒部をブロックの辺に沿わせるように配置したL字状パターン88−Nを有するものである。ブロック85−Nは、L字状パターン87−Nを反時計回りに180度回転させ、縦棒部及び横棒部をブロックの辺に沿わせるように配置したL字状パターン89−Nを有するものである。ブロック86−Nは、L字状パターン87−Nを反時計回りに270度回転させ、縦棒部及び横棒部をブロックの辺に沿わせるように配置したL字状パターン90−Nを有するものである。
なお、L字状パターン87−N、88−N、89−N、90−Nは、横棒部の長さ95−N、96−N、97−N、98−Nを{信号配線パターン幅+(信号配線パターン間サイズ+信号配線パターン幅)×N}としている。
即ち、本実施形態では、ブロック83−k(但し、k=1、2、…、N)、84−k、85−k、86−kが有するL字状パターン87−k、88−k、89−k、90−kは、幅を信号配線パターン幅とし、縦棒部の長さ91−k、92−k、93−k、94−kを電子ビームの一辺のサイズとし、横棒部の長さ95−k、96−k、97−k、98−kを{信号配線パターン幅+(信号配線パターン間サイズ+信号配線パターン幅)×k}とする。
図6はブロックマスク製造用露光データ作成装置79で作成する逆L字状パターンを有するブロックを示す図である。図6中、100−1、100−2、100−N、101−1、101−2、101−N、102−1、102−2、102−N、103−1、103−2、103−Nはブロックであり、ブロック100−3〜100−(N−1)、101−3〜101−(N−1)、102−3〜102−(N−1)、103−3〜103−(N−1)は、図示を省略している。
ブロック100−1は、縦棒部及び横棒部をブロックの辺に沿わせるように配置した逆L字状パターン104−1を有するものである。ブロック101−1は、逆L字状パターン104−1を反時計回りに90度回転させ、縦棒部及び横棒部をブロックの辺に沿わせるように配置した逆L字状パターン105−1を有するものである。ブロック102−1は、逆L字状パターン104−1を反時計回りに180度回転させた逆L字状パターン106−1を有するものである。ブロック103−1は、逆L字状パターン104−1を反時計回りに270度回転させ、縦棒部及び横棒部をブロックの辺に沿わせるように配置した逆L字状パターン107−1を有するものである。
なお、逆L字状パターン104−1、105−1、106−1、107−1は、横棒部の長さ112−1、113−1、114−1、115−1を{信号配線パターン幅+(信号配線パターン間サイズ+信号配線パターン幅)×1}としている。
ブロック100−2は、縦棒部の方向を逆L字状パターン104−1と同一とし、縦棒部及び横棒部をブロックの辺に沿わせるように配置した逆L字状パターン104−2を有するものである。ブロック101−2は、逆L字状パターン104−2を反時計回りに90度回転させ、縦棒部及び横棒部をブロックの辺に沿わせるように配置した逆L字状パターン105−2を有するものである。ブロック102−2は、逆L字状パターン104−2を反時計回りに180度回転させた逆L字状パターン106−2を有するものである。ブロック103−2は、逆L字状パターン104−2を反時計回りに270度回転させ、縦棒部及び横棒部をブロックの辺に沿わせるように配置した逆L字状パターン107−2を有するものである。
なお、逆L字状パターン104−2、105−2、106−2、107−2は、横棒部の長さ112−2、113−2、114−2、115−2を{信号配線パターン幅+(信号配線パターン間サイズ+信号配線パターン幅)×2}としている。
ブロック100−Nは、縦棒部の方向を逆L字状パターン104−1と同一とし、縦棒部及び横棒部をブロックの辺に沿わせるように配置した逆L字状パターン104−Nを有するものである。ブロック101−Nは、逆L字状パターン104−Nを反時計回りに90度回転させ、縦棒部及び横棒部をブロックの辺に沿わせるように配置した逆L字状パターン105−Nを有するものである。ブロック102−Nは、逆L字状パターン104−Nを反時計回りに180度回転させた逆L字状パターン106−Nを有するものである。ブロック103−Nは、逆L字状パターン104−Nを反時計回りに270度回転させ、縦棒部及び横棒部をブロックの辺に沿わせるように配置した逆L字状パターン107−Nを有するものである。
なお、逆L字状パターン104−N、105−N、106−N、107−Nは、横棒部の長さ112−N、113−N、114−N、115−Nは{信号配線パターン幅+(信号配線パターン間サイズ+信号配線パターン幅)×N}としている。
即ち、本実施形態では、ブロック100−k、101−k、102−k、103−kが有する逆L字状パターン104−k、105−k、106−k、107−kは、幅を信号配線パターン幅とし、縦棒部の長さ108−k、109−k、110−k、111−kを電子ビームの一辺のサイズとし、横棒部の長さ112−k、113−k、114−k、115−kを{信号配線パターン幅+(信号配線パターン間サイズ+信号配線パターン幅)×k}とする。
なお、本実施形態では、{信号配線パターン幅+(信号配線パターン間サイズ+信号配線パターン幅)×N}=電子ビームの一辺のサイズとされているが、一般的には、Nの値は、L字状パターン及び逆L字状パターンの横棒部の長さが電子ビームのサイズを超えない範囲での最大値が許容値とされる。したがって、縦棒部の長さも、一般的には、{信号配線パターン幅+(信号配線パターン間サイズ+信号配線パターン幅)×N}とされる。
図7は本発明の荷電粒子ビーム露光方法の一実施形態で実行されるウエハに対する露光方法(ステップP3、P4)を示す図である。図7(A)は半導体装置Aを製造する場合、図7(B)は半導体装置Bを製造する場合、図7(C)は半導体装置Cを製造する場合を示している。
図7中、117は制御ファイル78を使用して作成した製造対象の半導体装置Aの設計データ(回路パターンデータ)、118は制御ファイル78を使用して作成した製造対象の半導体装置Bの設計データ(回路パターンデータ)、119は制御ファイル78を使用して作成した製造対象の半導体装置Cの設計データ(回路パターンデータ)、120は半導体装置製造用露光データを作成する半導体装置製造用露光データ作成装置である。
121は半導体装置Aを製造するための半導体装置製造用露光データ、122は半導体装置Bを製造するための半導体装置製造用露光データ、123は半導体装置Cを製造するための半導体装置製造用露光データ、124は電子ビーム露光装置、125は半導体装置Aを製造するためのウエハ、126は半導体装置Bを製造するためのウエハ、127は半導体装置Cを製造するためのウエハである。
図8は半導体装置製造用露光データ作成装置120の動作を示す流れ図である。半導体装置製造用露光データ作成装置120は、製造対象の半導体装置の設計データを入力し(ステップS1)、続いて、ブロックマスク製造用露光データを入力する(ステップS2)。次に、半導体装置を製造するために必要なL字状パターン及び逆L字状パターンを抽出し(ステップS3)、半導体装置製造用露光データを出力する(ステップS4)。
したがって、例えば、半導体装置Aを製造する場合には、図7(A)に示すように、半導体装置Aの設計データ117とブロックマスク製造用露光データ80を使用し、半導体装置製造用露光データ作成装置120により半導体装置Aを製造するための半導体装置製造用露光データ121を作成する。そして、半導体装置製造用露光データ121とブロックマスク81を使用し、電子ビーム露光装置124により半導体装置Aを製造するためのウエハ125に対する露光を行う。
また、半導体装置Bを製造する場合には、図7(B)に示すように、半導体装置Bの設計データ118とブロックマスク製造用露光データ80を使用し、半導体装置製造用露光データ作成装置120により半導体装置Bを製造するための半導体装置製造用露光データ122を作成する。そして、半導体装置製造用露光データ122とブロックマスク81を使用し、電子ビーム露光装置124により半導体装置Bを製造するためのウエハ126に対する露光を行う。
また、半導体装置Cを製造する場合には、図7(C)に示すように、半導体装置Cの設計データ119とブロックマスク製造用露光データ80を使用し、半導体装置製造用露光データ作成装置120により半導体装置Cを製造するための半導体装置製造用露光データ123を作成する。そして、半導体装置製造用露光データ123とブロックマスク81を使用し、電子ビーム露光装置124により半導体装置Cを製造するためのウエハ127に対する露光を行う。
図9はブロックマスク81上のブロックに対する電子ビームの照射例を示す図である。図9中、129はブロック、130はL字状パターン、131はL字状パターン130の縦棒部の長さ、132はL字状パターン130の横棒部の長さ、133は電子ビームであり、図9(A)は電子ビーム133をブロック129に全面照射した場合、図9(B)、図9(C)は電子ビーム133をブロック129に部分照射した場合を示している。
図9(D)は図9(A)に示すように電子ビーム133をブロック129に全面照射した場合に、ウエハ上のレジストに転写されるL字状パターンを示している。図9(E)は図9(B)に示すように電子ビーム133をブロック129に部分照射した場合に、ウエハ上のレジストに転写されるL字状パターンを示しており、134は縦棒部の長さを示している。図9(F)は図9(C)に示すように電子ビーム133をブロック129に部分照射した場合に、ウエハ上のレジストに転写されるL字状パターンを示しており、135は縦棒部の長さを示している。
なお、半導体装置製造用露光データ作成装置120は、設計データからL字状パターン及び逆L字状パターンを抽出する場合(ステップS3)、ブロックマスク製造用露光データ80内のブロックに対する全面照射又は部分照射によりウエハ上のレジストへの転写が可能であるか否かを確認する。その際、ブロックに照射する部分の電子ビームのサイズを求める。
また、半導体装置製造用露光データ作成装置120は、設計データからL字状パターン又は逆L字状パターンを抽出する場合に複数通りの回路パターン分割方法がある場合、複数通りに回路パターン分割した場合に抽出し得る複数のL字状パターン又は逆L字状パターンの面積を比較し、面積が最も小さいL字状パターン又は逆L字状パターンを抽出できるように回路パターンを分割する。なぜなら、パターンの面積が小さいほど、一括露光時に電子ビーム中で発生するクーロン相互作用が小さく、このクーロン相互作用が小さいほど、ウエハに対するパターン露光精度が上がるからである。
図10は設計データからL字状パターン又は逆L字状パターンを抽出する場合に2通りの回路パターン分割方法がある場合の例を示す図である。図10(A)中、137は設計データに含まれている回路パターンの1個を示しており、この回路パターン137を図5又は図6に示すブロックを使用して一括露光する場合には、図10(B)に示すように、L字状パターン138と矩形パターン139に分割するか、図10(C)に示すように、矩形パターン140と逆L字状パターン141に分解する必要がある。
この例の場合、L字状パターン138の面積と逆L字状パターン141の面積を比較すると、逆L字状パターン141の面積の方が小さいので、回路パターン137を矩形パターン140と逆L字状パターン141に分解し、逆L字状パターン141を抽出する。なお、回路パターン137を可変矩形露光する場合には、図10(D)に示すように、矩形パターン142、143、144に分解し、それぞれを露光することになる。
図11はブロックマスク製造用露光データ作成装置79及び半導体装置製造用露光データ作成装置120として使用されるコンピュータ・システムの概念図である。図11中、146はパーソナル・コンピュータやエンジニアリング・ワークステーション等を構成するコンピュータ本体、147は入力装置、148はディスプレイ装置、149は通信装置である。
入力装置147は、コンピュータ本体146を操作するための各種コマンドや、要求された指示に対する応答等を入力する場合に使用するものであり、キーボードやマウス等である。ディスプレイ装置148は、コンピュータ本体146で処理された結果や、コンピュータ本体146を操作する際にユーザとの対話を可能にするための様々な情報を表示するものである。通信装置149は、他の装置との通信を行うものであり、モデムやネットワークインタフェース等である。
コンピュータ本体146において、150はCPU(central processing unit)、151はCPU150が使用するRAM(random access memory)、152はプログラムの格納等に使用されるハードディスク装置(HDD)、153は入力装置147、ディスプレイ装置148及び通信装置149との接続を図るインタフェース、154はバスである。
ハードディスク装置152には、制御ファイル78や、ブロックマスク製造用露光データ80の作成に使用するブロックマスク製造用露光データ作成プログラム155や、半導体装置製造用露光データ121、122、123の作成に使用する半導体装置製造用露光データ作成プログラム156等が格納される。
ブロックマスク製造用露光データ作成プログラム155は、CPU150に、制御ファイル78から、縦棒部の長さを同一、横棒部の長さを異にし、縦棒部を同一方向とする複数のL字状パターン及び逆L字状パターン、並びに、これら複数のL字状パターン及び逆L字状パターンを90度、180度、270度回転させた複数のL字状パターン及び逆L字状パターンの各1個が形成された複数のブロックを有するブロックマスク81を製造するためのブロックマスク製造用露光データ80を作成する工程を実行させるものである。
半導体装置製造用露光データ作成プログラム156は、CPU150に、製造対象の半導体装置の設計データ117、118、119と、ブロックマスク製造用露光データ作成プログラム155により作成したブロックマスク製造用露光データ80を使用し、ウエハ上のレジストにパターンを電子ビームで転写するための半導体装置製造用露光データ121、122、123を作成する工程を実行させるものである。
本例では、ブロックマスク製造用露光データ作成プログラム155及び半導体装置製造用露光データ作成プログラム156は、入力装置147からの実行指示によりハードディスク装置152からRAM151にロードされて実行されるようにしているが、これらブロックマスク製造用露光データ作成プログラム155及び半導体装置製造用露光データ作成プログラム156を、図11に示すコンピュータ・システム外にある記憶装置から通信装置149及びインタフェース153を介してRAM151にロードするようにしても良い。
以上のように、本発明の半導体装置の製造方法の一実施形態によれば、電子ビーム露光装置124で使用するブロックマスク81は、縦棒部の長さを同一、横棒部の長さを異にし、縦棒部を同一方向とするL字状パターン87−1〜87−N及び逆L字状パターン104−1〜104−N、並びに、これらL字状パターン87−1〜87−N及び逆L字状パターン104−1〜104−Nを90度、180度、270度回転させたL字状パターン88−1〜88−N、89−1〜89−N、90−1〜90−N及び逆L字状パターン105−1〜105−N、106−1〜106−N、107−1〜107−Nの各1個が形成されたブロック83−1〜83−N、84−1〜84−N、85−1〜85−N、86−1〜86−N、100−1〜100−N、101−1〜101−N、102−1〜102−N、103−1〜103−Nを有しているので、ウエハ上のレジストに信号配線パターンの大部分を一括露光でき、半導体装置製造のスループット向上を図ることができる。
ここで、本発明を整理すると、本発明には、少なくとも、以下の半導体装置の製造方法、荷電粒子ビーム露光データ作成方法、荷電粒子ビーム露光データ作成プログラム、及び、ブロックマスクが含まれる。
(付記1)縦棒部の長さを同一、横棒部の長さを異にし、前記縦棒部を同一方向とする複数のL字状パターン及び逆L字状パターン、並びに、該複数のL字状パターン及び逆L字状パターンを90度、180度、270度回転させた複数のL字状パターン及び逆L字状パターンの各1個が形成された複数のブロックを有するブロックマスクを製造するためのブロックマスク製造用露光データを作成し、該ブロックマスク製造用露光データを使用して前記ブロックマスクを製造する工程と、製造対象の半導体装置の設計データと前記ブロックマスク製造用露光データを使用してウエハに対して荷電粒子ビーム露光を行うための荷電粒子ビーム露光データを作成し、該荷電粒子ビーム露光データと前記ブロックマスクを使用して前記ウエハに対して荷電粒子ビーム露光を行う工程を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記2)前記横棒部の長さは、{信号配線パターン幅+(信号配線パターン間サイズ+信号配線パターン幅)×k}(但し、kは1以上、許容値以下の整数である。)とすることを特徴とする付記1記載の半導体装置の製造方法。
(付記3)前記荷電粒子ビーム露光データを作成する場合において、前記設計データからブロック露光するL字状パターン又は逆L字状パターンを抽出する場合に複数通りの方法がある場合、抽出し得るL字状パターン又は逆L字状パターンのうち、面積が最も小さいL字状パターン又は逆L字状パターンを抽出することを特徴とする付記1又は2記載の半導体装置の製造方法。
(付記4)縦棒部の長さを同一、横棒部の長さを異にし、前記縦棒部を同一方向とする複数のL字状パターン及び逆L字状パターン、並びに、該複数のL字状パターン及び逆L字状パターンを90度、180度、270度回転させた複数のL字状パターン及び逆L字状パターンの各1個が形成された複数のブロックを有するブロックマスクを製造するためのブロックマスク製造用露光データを作成する工程と、製造対象の半導体装置の設計データと前記ブロックマスク製造用露光データを使用し、ウエハに対して荷電粒子ビーム露光を行うための荷電粒子ビーム露光データを作成する工程を含むことを特徴とする荷電粒子ビーム露光データ作成方法。
(付記5)前記横棒部の長さは、{信号配線パターン幅+(信号配線パターン間サイズ+信号配線パターン幅)×k}(但し、kは1以上、許容値以下の整数である。)とすることを特徴とする付記4記載の荷電粒子ビーム露光データ作成方法。
(付記6)前記荷電粒子ビーム露光データを作成する場合において、前記設計データからブロック露光するL字状パターン又は逆L字状パターンを抽出する場合に複数通りの方法がある場合、抽出し得るL字状パターン又は逆L字状パターンのうち、面積が最も小さいL字状パターン又は逆L字状パターンを抽出することを特徴とする付記4又は5記載の荷電粒子ビーム露光データ作成方法。
(付記7)コンピュータに、縦棒部の長さを同一、横棒部の長さを異にし、前記縦棒部を同一方向とする複数のL字状パターン及び逆L字状パターン、並びに、該複数のL字状パターン及び逆L字状パターンを90度、180度、270度回転させた複数のL字状パターン及び逆L字状パターンの各1個が形成された複数のブロックを有するブロックマスクを製造するためのブロックマスク製造用露光データを作成する工程と、製造対象の半導体装置の設計データと前記ブロックマスク製造用露光データを使用し、ウエハに対して荷電粒子ビーム露光を行うための荷電粒子ビーム露光データを作成する工程を実行させるプログラムを含むことを特徴とする荷電粒子ビーム露光データ作成プログラム。
(付記8)前記横棒部の長さは、{信号配線パターン幅+(信号配線パターン間サイズ+信号配線パターン幅)×k}(但し、kは1以上、許容値以下の整数である。)とすることを特徴とする付記7記載の荷電粒子ビーム露光データ作成プログラム。
(付記9)前記荷電粒子ビーム露光データを作成する場合において、前記設計データからブロック露光するL字状パターン又は逆L字状パターンを抽出する場合に複数通りの方法がある場合、抽出し得るL字状パターン又は逆L字状パターンのうち、面積が最も小さいL字状パターン又は逆L字状パターンを抽出することを特徴とする付記7又は8記載の荷電粒子ビーム露光データ作成プログラム。
(付記10)縦棒部の長さを同一、横棒部の長さを異にし、前記縦棒部を同一方向とする複数のL字状パターン及び逆L字状パターン、並びに、該複数のL字状パターン及び逆L字状パターンを90度、180度、270度回転させた複数のL字状パターン及び逆L字状パターンの各1個が形成された複数のブロックを有することを特徴とするブロックマスク。
(付記11)前記横棒部の長さは、{信号配線パターン幅+(信号配線パターン間サイズ+信号配線パターン幅)×k}(但し、kは1以上、許容値以下の整数である。)とすることを特徴とする付記10記載のブロックマスク。
本発明の半導体装置の製造方法の一実施形態を示す流れ図である。 本発明の半導体装置の製造方法の一実施形態で使用する制御ファイルへのデザインルールの記述例を示す図である。 本発明の半導体装置の製造方法の一実施形態で実行するブロックマスク製造工程を示す図である。 本発明の半導体装置の製造方法の一実施形態で使用するブロックマスク製造用露光データ作成装置の動作を示す流れ図である。 本発明の半導体装置の製造方法の一実施形態で使用するブロックマスク製造用露光データ作成装置で作成するL字状パターンを有するブロックを示す図である。 本発明の半導体装置の製造方法の一実施形態で使用するブロックマスク製造用露光データ作成装置で作成する逆L字状パターンを有するブロックを示す図である。 本発明の半導体装置の製造方法の一実施形態で実行されるウエハに対する露光方法を示す図である 本発明の半導体装置の製造方法の一実施形態で使用する半導体装置製造用露光データ作成装置の動作を示す流れ図である。 本発明の半導体装置の製造方法の一実施形態で実行されるブロックマスク上のブロックに対する電子ビームの照射例を示す図である。 設計データから、L字状パターン又は逆L字状パターンを抽出する場合に、2通りの回路パターン分割方法がある場合の例を示す図である。 本発明の半導体装置の製造方法の一実施形態で使用するブロックマスク製造用露光データ作成装置及び半導体装置製造用露光データ作成装置として使用されるコンピュータ・システムの概念図である。 電子ビーム露光方法を説明するための図である。 従来の半導体装置の設計データ作成方法及びブロックマスク製造用露光データ作成方法の一例を示す図である。 従来の半導体装置製造用露光データ作成方法の一例を示す図である。 論理セルライブラリの第1例のメタル第1層を示す図である。 信号配線パターンの配置規則例を説明するための図である。 信号配線パターンの配置規則例を説明するための図である。 論理セルライブラリの第2例を示す図である。 論理セルライブラリの第3例を示す図である。 鉤状パターンの例を示す図である。
符号の説明
83−1、83−2、83−N…ブロック
84−1、84−2、84−N…ブロック
85−1、85−2、85−N…ブロック
86−1、86−2、86−N…ブロック
87−1、87−2、87−N…L字状パターン
88−1、88−2、88−N…L字状パターン
89−1、89−2、89−N…L字状パターン
90−1、90−2、90−N…L字状パターン
100−1、100−2、100−N…ブロック
101−1、101−2、101−N…ブロック
102−1、102−2、102−N…ブロック
103−1、103−2、103−N…ブロック
104−1、104−2、104−N…逆L字状パターン
105−1、105−2、105−N…逆L字状パターン
106−1、106−2、106−N…逆L字状パターン
107−1、107−2、107−N…逆L字状パターン
130…L字状パターン
133…電子ビーム

Claims (5)

  1. 縦棒部の長さを同一、横棒部の長さを異にし、前記縦棒部を同一方向とする複数のL字状パターン及び逆L字状パターン、並びに、該複数のL字状パターン及び逆L字状パターンを90度、180度、270度回転させた複数のL字状パターン及び逆L字状パターンの各1個が形成された複数のブロックを有するブロックマスクを製造するためのブロックマスク製造用露光データを作成し、該ブロックマスク製造用露光データを使用して前記ブロックマスクを製造する工程と、
    製造対象の半導体装置の設計データと前記ブロックマスク製造用露光データを使用してウエハに対して荷電粒子ビーム露光を行うための荷電粒子ビーム露光データを作成し、該荷電粒子ビーム露光データと前記ブロックマスクを使用して前記ウエハに対して荷電粒子ビーム露光を行う工程を含む
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記荷電粒子ビーム露光データを作成する場合において、
    前記設計データからブロック露光するL字状パターン又は逆L字状パターンを抽出する場合に複数通りの方法がある場合、抽出し得るL字状パターン又は逆L字状パターンのうち、面積が最も小さいL字状パターン又は逆L字状パターンを抽出することを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 縦棒部の長さを同一、横棒部の長さを異にし、前記縦棒部を同一方向とする複数のL字状パターン及び逆L字状パターン、並びに、該複数のL字状パターン及び逆L字状パターンを90度、180度、270度回転させた複数のL字状パターン及び逆L字状パターンの各1個が形成された複数のブロックを有するブロックマスクを製造するためのブロックマスク製造用露光データを作成する工程と、
    製造対象の半導体装置の設計データと前記ブロックマスク製造用露光データを使用してウエハに対して荷電粒子ビーム露光を行うための荷電粒子ビーム露光データを作成する工程を含む
    ことを特徴とする荷電粒子ビーム露光データ作成方法。
  4. コンピュータに、
    縦棒部の長さを同一、横棒部の長さを異にし、前記縦棒部を同一方向とする複数のL字状パターン及び逆L字状パターン、並びに、該複数のL字状パターン及び逆L字状パターンを90度、180度、270度回転させた複数のL字状パターン及び逆L字状パターンの各1個が形成された複数のブロックを有するブロックマスクを製造するためのブロックマスク製造用露光データを作成する工程と、
    製造対象の半導体装置の設計データと前記ブロックマスク製造用露光データを使用してウエハに対して荷電粒子ビーム露光を行うための荷電粒子ビーム露光データを作成する工程を
    実行させるプログラムを含むことを特徴とする荷電粒子ビーム露光データ作成プログラム。
  5. 縦棒部の長さを同一、横棒部の長さを異にし、前記縦棒部を同一方向とする複数のL字状パターン及び逆L字状パターン、並びに、該複数のL字状パターン及び逆L字状パターンを90度、180度、270度回転させた複数のL字状パターン及び逆L字状パターンの各1個が形成された複数のブロックを有する
    ことを特徴とするブロックマスク。

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