JP2006338914A - 照明装置及び蛍光ランプ取付器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 器具を破損させることなく蛍光ランプの取付を可能とする。
【解決手段】 蛍光ランプ11の電気的接続用の端子が挿入される蛍光ランプ取付部材1と、蛍光ランプ取付部材を回動可能に支持する固定部材6とを備えた蛍光ランプ取付器具であって、蛍光ランプ取付部材1は蛍光ランプ11の端子を挿入する挿入口を有する面を備え、蛍光ランプ取付器具の取付面に対して蛍光ランプ取付部材1が略平行状態にあるときに面の下に生ずる空間を、塞ぐ部材9を設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は照明装置及び蛍光ランプ取付器具に係わり、特に蛍光ランプを支持するとともに電気的接続をする蛍光ランプ取付部材と、該蛍光ランプ取付部材を回動可能に支持する固定部材とを有する照明装置及び蛍光ランプ取付器具に関するものである。
従来の蛍光ランプの取付器具としては、本件出願人らが提案した、特許文献1に開示される構成のものがある。
図12及び図13を用いて特許文献1に開示された蛍光ランプ取付器具の構成とその動作について説明する。
図12に示すように、蛍光ランプ取付器具は、蛍光ランプが挿入される蛍光ランプ取付部材101と、蛍光ランプ取付部材101を回動可能に支持する固定部材102とを備えている。蛍光ランプ取付部材101には蛍光ランプ109の二つの端子108を挿入する開口部103、103を有する面の下部に切り欠き部が設けられており、この切り欠き部により図13(c)に示すように、蛍光ランプ109を支持し、蛍光ランプ109が抜け落ちることを防ぐことができるようになっている。固定部材102の対向する2枚の側板部は「L」字状の溝と「/」状の溝とが設けられており、蛍光ランプ取付部材101の両側面にそれぞれ設けられた2つの凸部が挿入される。
蛍光ランプの取り外しの方法は図13(a)〜(c)に示すように、図13(a)の端子固定状態から、蛍光ランプ取付部材101を図13(a)中の上方向から押圧し、図13(a)の左下方向にその分力で押圧せしめ、図13(b)の状態に移行させ、さらに、図13(c)の状態に移行させ、蛍光ランプ109が取り外し可能な状態とする。図13(c)の状態では、蛍光ランプ109の端子108は蛍光ランプ取付部材1の側壁部101a,101bで仮止めされ、さらに、蛍光ランプ取付部材101の下部に設けられた切り欠き部でも蛍光ランプ109が支持されており、蛍光ランプ109を引き抜かない限り蛍光ランプ109がすぐに抜け落ちることはない。蛍光ランプの取付は図13(a)〜(c)の動作を逆に行えばよい。
特開平9−27208号公報(図2、図3、図14及び図15)
上記蛍光ランプ取付器具を有する照明装置は、通常、蛍光ランプを取り外した状態で梱包されて運搬され、照明装置を所定の位置に取付た後に、蛍光ランプ109を図13(c)、図13(b)、図13(a)の順序で、蛍光ランプ取付器具に取り付ける。
ここで、梱包の作業性や運搬時に蛍光ランプ取付部材に衝撃が掛からないように、図13(c)に示すように蛍光ランプ取付器具の蛍光ランプ取付部材101が跳ね上がった状態ではなく、図13(a)に示すように蛍光ランプ取付部材101が固定部材102に対して平行な状態で梱包されることが望ましい。この場合、蛍光ランプ109は取り外して梱包される。
しかしながら、蛍光ランプ取付器具が取り付けられた照明装置に蛍光ランプを取り付けようとする場合、固定部材101の凸部と蛍光ランプ取付部材102の溝部との係合部が外部から見えにくいために、蛍光ランプを取付けようとする作業者は跳ね上げ機構が分からず、図14に示すように、蛍光ランプ取付部材101の端子挿入口を有する面の下の空間(切り欠き部)に指やドライバーの先端を挿入して、取付状態のまま力を加えて蛍光ランプ取付部材を跳ね上げようとし、蛍光ランプ取付部材の両側面に設けられた凸部を破損させる場合があった。
本発明の照明装置は、両端にそれぞれ電気的接続用の端子を備えた蛍光ランプと、該蛍光ランプの一方の端子が挿入され、該蛍光ランプを長さ方向に押圧する機構を有する第1の蛍光ランプ取付器具と、該蛍光ランプの他方の端子が挿入される蛍光ランプ取付部材及び該蛍光ランプ取付部材を回動可能に支持する固定部材とを備えた第2の蛍光ランプ取付器具と、を備え、
前記蛍光ランプ取付部材は前記蛍光ランプの他方の端子を挿入する挿入口を有する面を備え、
前記第1及び第2の蛍光ランプ取付器具の取付面に対して前記蛍光ランプ取付部材が略平行状態にあるときに前記面の下に生ずる空間を、塞ぐ部材を設けたことを特徴とする。
本発明の蛍光ランプ取付器具は、蛍光ランプの電気的接続用の端子が挿入される蛍光ランプ取付部材と、該蛍光ランプ取付部材を回動可能に支持する固定部材とを備えた蛍光ランプ取付器具であって、
前記蛍光ランプ取付部材は前記蛍光ランプの前記端子を挿入する挿入口を有する面を備え、
前記蛍光ランプ取付器具の取付面に対して前記蛍光ランプ取付部材が略平行状態にあるときに前記面の下に生ずる空間を、塞ぐ部材を設けたことを特徴とする。
なお本願において、「塞ぐ」とは空間に物が入り込まないように遮ることをいい、空間の一部又は全部に蓋をすること、空間の一部に遮蔽物を挿入すること、空間と相似形で空間より小さい充填物を空間に配置すること等を含む。
本発明によれば、蛍光ランプ取付器具の跳ね上げ機構が分からない作業者であっても、器具を破損させることなく蛍光ランプの取付が可能となる。
本発明の実施形態の説明に先立って、凸部の破損が起きる原因について説明する。図14を用いて既に説明したように、凸部の破損が起きる原因は、蛍光ランプ取付器具の取付面に対して蛍光ランプ取付部材が略平行状態にあるときに、蛍光ランプ取付器具の蛍光ランプ取付部材の端子挿入口を有する面の下の空間(切り欠き部)があると、この空間に指やドライバーの先端を挿入して、取付状態のまま力を加えて蛍光ランプ取付部材を跳ね上げようとすることにある。したがって、端子挿入口下の空間をなくせば、凸部の破損を抑制することができる。しかし、切り欠き部をなくしてしまうと、図13(c)に示すような、切り欠き部で蛍光ランプ109を支持する機能が損なわれることになる。
また、蛍光ランプ取付部材の端子挿入口を有する面の下の空間は切り欠き部を設けなくても生ずる。図8に示すような蛍光ランプ取付器具では、蛍光ランプ取付部材21の端子挿入口を有する面が固定部材22より蛍光ランプ側に突き出しているために、蛍光ランプ取付部材21の端子挿入口を有する面の直下に固定部材22がなく空間が生じる。図8に示すようにこの空間に指やドライバーの先端を挿入して、取付状態のまま力を加えて蛍光ランプ取付部材を跳ね上げようとすることになる。
さらに、固定部材の形状によっても、蛍光ランプ取付部材の端子挿入口を有する面の下に空間が生ずる。蛍光ランプ取付器具を照明装置に取り付ける場合、図9に示すように、固定部材32の底部に逆「π」字状のはめ込み部を設け、「コ」字型の筐体33にそれを受ける溝を設けて、筐体33に固定部材32を取り付ける。すると図9に示すように、固定部材32のはめ込み部に空間が生じ、この空間に指やドライバーの先端を挿入して、取付状態のまま力を加えて蛍光ランプ取付部材を跳ね上げようとすることになる。
また、図10に示すように、固定部材の対向する2枚の側板部に「L」字状の溝が設けられない蛍光ランプ取付部材でも蛍光ランプ取付部材の端子挿入口を有する面の下に空間が生ずると、図11に示すように、この空間に指やドライバーの先端を挿入して、取付状態のまま力を加えて蛍光ランプ取付部材を跳ね上げようとすることになる。この場合、蛍光ランプ取付部材が一定角度まで回動可能であるが、さらに力が加わると凸部を破損することになる。
以上の説明では、凸部が破損するとして説明したが、凸部が挿入される溝が破損する場合もある。また、固定部材に凸部が設けられ、蛍光ランプ取付部材にそれを受ける溝(凹部)が設けられる場合もある。
上述したように、蛍光ランプ取付部材の端子挿入口を有する面の下には種々の要因で空間が生ずるが、本発明ではこの空間に、空間を塞ぐ部材を配置する。空間を塞ぐ部材は固定部材上に蛍光ランプ取付部材の回動を阻害しないように設けることができる。また、固定部材とは別な部材として設けられてもよい。別な部材とするのは固定部材より蛍光ランプ取付部材が突き出し、固定部材上に空間を塞ぐ部材を置けない場合に有効である。
空間を塞ぐ部材の形状は、指やドライバーの先端のような押上げ用の部材が挿入されないようにされれば、どのような形状であってもよい。例えば板状、格子状の衝立、柱状体等の遮蔽物を空間を塞ぐように配置することや、空間と相似形で空間より小さい充填物(プラスチック、樹脂等)を空間に配置することができる。空間を塞ぐ部材の材質も特に限定されず、金属、樹脂、プラスチック、テープ等を用いることができる。
以下、本発明の実施の形態について更に実施例に基づいて詳細に説明する。なお、本発明の実施形態は以下の実施例に限定されず、図14、図8、図10に示したような蛍光ランプ取付器具にも適用可能である。
図1は本発明の第1実施例の照明器具の一部及び蛍光ランプ取付器具を示す分解斜視図、図2(a)、(b)は蛍光ランプ取付器具に形成される空間及び空間を塞ぐ部材を示す図、図3は蛍光ランプの取付け方法を示す図、図4は照明装置の全体構成を示す図である。
本実施例の照明装置は、図1及び図4に示すように、蛍光ランプ11と、蛍光ランプ11を図中左方向から押圧するための第1の蛍光ランプ取付器具19と、蛍光ランプ11が挿入され、蛍光ランプ11の端子と電気的接続を行うための蛍光ランプ取付部材1、蛍光ランプ取付部材1の回動を支持する固定部材6、及び端子を挿入する挿入口3a,3bを有する面の下に生ずる空間を塞ぐ部材9からなる第2の蛍光ランプ取付器具19と、を備えている。
第1の蛍光ランプ取付器具19は図4に示すように、端子取付け部17と器具本体18と端子取付け部17を押圧するバネとからなる。また、第2の蛍光ランプ取付器具19は、図1に示すように、蛍光ランプ取付部材1と、蛍光ランプ取付部材1を取付けるための固定部材6と、端子を挿入する挿入口3a,3bを有する面の下に生ずる空間を塞ぐ部材9とからなる。本実施例では蛍光ランプ取付部材1の長さ方向(蛍光ランプの長さ方向)の長さが、固定部材6の長さ方向(蛍光ランプの長さ方向)より長くなっており、挿入口3a,3bを有する面下に生ずる空間は蛍光ランプ取付部材1と筐体10との間の空間となり、これを塞ぐ部材9は固定部材6に隣接して配している。そして、図2(a)に示す、蛍光ランプ取付部材1の端子を挿入する挿入口3a,3bを有する面と筐体10との間に形成される空間は、図2(b)に示すように部材9により塞がれ、指やドライバーの先端が入り込むことを防止することができる。なお図2(b)では固定部材6が省略されて示されている。
蛍光ランプ取付部材1の端子挿入口3a,3b内には、蛍光ランプの端子が挿入される電気接続用金具が設けられている。
固定部材6の2枚の側板部は蛍光ランプ取付部材1を挟むように設けられており、各側板部には「L」字状の溝7と「/」状の溝8とが設けられており、蛍光ランプ取付部材1の両側面にそれぞれ設けられた2つの凸部4,5が挿入される。固定部材6の「π」の字状部が「コ」の字状の筐体10の溝に取付られる。同様に部材9の「T」字状部が「コ」の字状の筐体10の溝に取付られる。固定部材6の側板部に「L」字状の溝7と「/」状の溝8とが設けられ、蛍光ランプ取付部材1の両側面に2つの凸部4,5が設けられているのは、蛍光ランプ取付部材を回動可能とするとともに、第1及び第2の蛍光ランプ取付器具の取付面に対して蛍光ランプ取付部材1が略平行状態(平行及び実質的に平行と考えられる状態を含む意である。)にあるときには、蛍光ランプ取付部材1が回動できないようにするためである。
なお、蛍光ランプ取付部材1の両側面に「L」字状の溝と「/」状の溝を設け、固定部材6にこれらの溝に入り込む凸部を設けてよいことは勿論である。
以下、上記蛍光ランプ取付器具への蛍光ランプ取付け方法について、図3(a)〜(c)を用いて説明する。
まず、図1の第1の蛍光ランプ取付器具19に蛍光ランプ11の一方の端子を挿入した後、図3(a)に示すように、蛍光ランプ11の他方の端子を端子抑え部2a,2b下の端子挿入口3a,3b内に挿入する。端子抑え部2a,2bは振動等があっても蛍光ランプ11の端子が抜け落ちないように端子を支えるとともに蛍光ランプ11を押圧して下降させる役割を担うが、端子挿入口3a,3bで端子を十分支えることができたり、蛍光ランプの押圧の必要がないならば端子抑え部2a,2bを設けなくてもよい。このとき、蛍光ランプ取付部材1の二つの凸部4、5は「L」字状の溝7の上部及び「/」状の溝8の左下部に位置している。端子挿入口は図3(a)〜図3(c)の間の状態移行が可能であるように縦長く(跳ね上げ方向に長く)設けられているが、必ずしも縦長に設けなくてもよい。本実施例では、端子挿入口を縦長にして、蛍光ランプ取付部材1の跳ね上げ角度を大きくして蛍光ランプの着脱を容易化しているが、蛍光ランプ取付部材1の跳ね上げ角度を小さくすれば端子挿入口を縦長としなくてもよい(円形形状としてもよい)。
次に蛍光ランプ11又は蛍光ランプ取付部材1を押す(図3(a)のF方向)と、蛍光ランプ取付部材1は反時計回りに回転下降し、図3(b)に示すような状態となる。蛍光ランプ取付部材1の回転下降と同時に蛍光ランプ11も下降する。蛍光ランプ11は蛍光ランプ取付部材1の端子抑え部2a,2bにより押されて確実に下降するようになっている(つまり、端子抑え部2a,2bは下降時の蛍光ランプ抑え部としても機能している)。このとき、蛍光ランプ取付部材1の二つの凸部4、5は「L」字状の溝7の左下部及び「/」状の溝8の左下部に位置している。
さらに、蛍光ランプ11及び蛍光ランプ取付部材1はスライドし(図3(b)中の右方向)、蛍光ランプ取付部材1の二つの凸部4,5は「L」字状の溝7の右下部及び「/」状の溝8の右上部に移動する。蛍光ランプ取付部材1の二つの凸部4、5をこの位置に移動させると、蛍光ランプ取付部材1は固定される(図3(c))。すなわち、図3(c)の状態に蛍光ランプ取付部材1を配置すると、第1の蛍光ランプ取付器具19により、バネで蛍光ランプ11が押圧され、蛍光ランプ取付部材1は図中右方向の力を受けているので、蛍光ランプ取付部材1を図中左下方向に押圧しない限り、蛍光ランプ取付部材1が図3(c)の左方向に移動することはない。
次に蛍光ランプ取付器具から蛍光ランプを取り外す方法について説明する。基本的には蛍光ランプ取付け方法と逆の操作を行えばよい。
即ち、蛍光ランプ取付部材1を上方向から押圧して(図3(c)のF方向)、図3(c)の左下方向にその分力で押圧せしめ、図3(c)の状態から図3(b)の状態に移動させる。そして、図3(b)から図3(c)の状態に移動させる。第1の蛍光ランプ取付器具19のバネで蛍光ランプ11は押圧されているので、蛍光ランプ取付部材1が傾くことで、蛍光ランプ11より蛍光ランプ取付部材1には跳ね上げる力が働くので小さな力で(又は自動的に)、図3(b)の状態から図3(a)の状態に移行させることが可能となる。固定部材6と蛍光ランプ取付部材1との間にバネを設け蛍光ランプ取付部材1を跳ね上げる力を与えておけば、さらに跳ね上げる力が強くなり自動的に図3(a)の状態に移行させることが可能となる。このように固定部材6と蛍光ランプ取付部材1との間にバネを設けても図3(c)の取付状態では凸部4が「L」字状の溝7の右下部で止まっているので、蛍光ランプ取付部材1が跳ね上がることはない。
蛍光ランプ11の端子の、蛍光ランプ取付部材1内の電気接続用金具への電気的接続は図3(c)の取付状態で電気的接続が保たれていればよく、図3(a)、図3(b)の状態で電気的接続がされていても、されていなくてもよいが、図3(a)の状態では蛍光ランプの着脱を行うので、電気的接続がなされていない方がよい。
図3(a)の状態では、蛍光ランプ11の端子は端子挿入口3a,3bで支えられているので蛍光ランプ11は仮止め状態にある。仮止めとは蛍光ランプ11の一端が跳ね上がって取り出し容易な状態であるとともに、端子が蛍光ランプ取付部材に保持された状態にあることをいう。本実施形態では端子抑え部2a,2bが設けられており、端子抑え部2a,2bは、蛍光ランプ11の端子が端子挿入口に十分挿入されていなくても、あるいは蛍光ランプ11に引き出す方向の力が過誤により掛かっても、或いは蛍光ランプ11に振動が与えられても、蛍光ランプが蛍光ランプ取付部材から抜け落ちないように端子を支える役割を担う。
上述した第1の実施例では、蛍光ランプ取付部材1の長さ方向(蛍光ランプの長さ方向)の長さが、固定部材6の長さ方向(蛍光ランプの長さ方向)より長くなっており、挿入口3a,3bを有する面下に生ずる空間を塞ぐ部材9は、固定部材6に隣接して配している。
図5は本発明の第2実施例の照明器具の一部及び蛍光ランプ取付器具を示す分解斜視図である。照明器具の全体構成は図4に示したものと同じである。図1と同一構成部材は図1と同一符号を付して説明を省略する。
本実施例では、図5に示すように、蛍光ランプ取付部材1の長さ方向(蛍光ランプの長さ方向)の長さが、固定部材12の長さ方向(蛍光ランプの長さ方向)と同じ又は短くし、挿入口3a,3bを有する面下に生ずる空間を塞ぐ部材9を固定部材上に設けた。空間を塞ぐ部材9としては、蛍光ランプ取付部材1の回動を妨げないような高さに設定された柱を設けている。この部材9により、指やドライバーの先端が入り込むことを防止することができる。ここでは、空間の一部を塞いでいるが図6に示すように、空間全体を塞ぐように部材9を設けてもよい。
第1及び第2の実施例では、蛍光ランプ取付部材に二つの凸部を設け、固定部材に「L」字状の溝と「/」状の溝を設けて、蛍光ランプ取付部材の回動と蛍光ランプ取付部材の固定とを可能とした。しかしながら、図7に示すように、蛍光ランプ取付部材14に一つの凸部を設け、固定部材16に「L」字状の溝を設けるようにしてもよい。この場合、蛍光ランプ取付部材14の凸部が固定部材15の「L」字状の溝の右下部に移動しても、蛍光ランプ取付部材14は完全に固定状態とはならず、また蛍光ランプの取り外し時には蛍光ランプ取付部材を蛍光ランプの配置方向に押圧する必要があるが、蛍光ランプ取付部材14の凸部が固定部材15の「L」字状の溝の右下部に移動したときに蛍光ランプ取付部材を保持し、蛍光ランプの取り外し時には蛍光ランプ取付部材を蛍光ランプの配置方向に押圧する機構を別途設ければ、第1及び第2の実施例の構成と同様な機能を実現することができる。このような機構は固定部材15に設けてもよい。なお、図7では固定部材15上に空間を塞ぐ部材として板状の部材を設けた例を示している。
本発明は、従来の構成では蛍光ランプの着脱が難しい照明装置、例えば、管形の小さい蛍光ランプを用いる棚下照明用等の照明装置や蛍光ランプ取付器具に用いることができる。
本発明の第1実施例の照明器具の一部及び蛍光ランプ取付器具を示す分解斜視図である。 蛍光ランプ取付器具に形成される空間及び空間を塞ぐ部材を示す図である。 蛍光ランプの取付け方法を示す図である。 照明装置の全体構成を示す図である。 本発明の第2実施例の照明器具の一部及び蛍光ランプ取付器具を示す分解斜視図である。 本発明の第2実施例の変形例を示す照明器具の一部及び蛍光ランプ取付器具を示す分解斜視図である。 本発明の第3実施例の照明器具の蛍光ランプ取付器具を示す斜視図である。 凸部の破損が起きる原因を説明するための図である。 凸部の破損が起きる原因を説明するための図である。 凸部の破損が起きる原因を説明するための図である。 凸部の破損が起きる原因を説明するための図である。 従来の蛍光ランプ取付器具を説明するための図である。 従来の蛍光ランプ取付器具の蛍光ランプ取り外し方法を説明するための図である。 従来の蛍光ランプ取付器具の課題を説明するための図である。
符号の説明
1 蛍光ランプ取付部材
3a,3b 端子挿入口
4,5 凸部
6 固定部材
7,8 溝
9 空間を塞ぐ部材
10 筐体
11 蛍光ランプ
17 端子取付け部
18 器具本体
19第1の蛍光ランプ取付器具
19第2の蛍光ランプ取付器具

Claims (14)

  1. 両端にそれぞれ電気的接続用の端子を備えた蛍光ランプと、該蛍光ランプの一方の端子が挿入され、該蛍光ランプを長さ方向に押圧する機構を有する第1の蛍光ランプ取付器具と、該蛍光ランプの他方の端子が挿入される蛍光ランプ取付部材及び該蛍光ランプ取付部材を回動可能に支持する固定部材とを備えた第2の蛍光ランプ取付器具と、を備え、
    前記蛍光ランプ取付部材は前記蛍光ランプの他方の端子を挿入する挿入口を有する面を備え、
    前記第1及び第2の蛍光ランプ取付器具の取付面に対して前記蛍光ランプ取付部材が略平行状態にあるときに前記面の下に生ずる空間を、塞ぐ部材を設けたことを特徴とする照明装置。
  2. 請求項1に記載の照明装置において、前記空間は前記蛍光ランプ取付部材と前記固定部材との間に生ずる空間であることを特徴とする照明装置。
  3. 請求項1に記載の照明装置において、前記空間は前記蛍光ランプ取付部材と前記取付面との間に生ずる空間であることを特徴とする照明装置。
  4. 請求項2に記載の照明装置において、前記面の下に生ずる空間を塞ぐ部材は前記固定部材の一部の上に設けられることを特徴とする照明装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の照明装置において、前記第1及び第2の蛍光ランプ取付器具の取付面に対して前記蛍光ランプ取付部材が略平行状態にあるときに、前記蛍光ランプ取付部材は回動できないように前記固定部材に支持されていることを特徴とする照明装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の照明装置において、前記蛍光ランプ取付部材は前記蛍光ランプの前記挿入口を有する面と垂直な二つの対向する第1及び第2の面を有し、前記固定部材は該蛍光ランプ取付部材を挟むように該第1及び第2の面と対向する二つの第3及び第4の面を有し、前記第1と第2の面、及び前記第3と第4の面の一方には前記蛍光ランプ取付部材を回動及び前記蛍光ランプの長さ方向に移動させるための溝が設けられ、他方には該溝に挿入され該溝に沿って前記蛍光ランプ取付部材を回動及び前記蛍光ランプの長さ方向に移動させるための凸部が設けられていることを特徴とする照明装置。
  7. 請求項6に記載の照明装置において、前記溝は「L」字形状をなすことを特徴とする照明装置。
  8. 蛍光ランプの電気的接続用の端子が挿入される蛍光ランプ取付部材と、該蛍光ランプ取付部材を回動可能に支持する固定部材とを備えた蛍光ランプ取付器具であって、
    前記蛍光ランプ取付部材は前記蛍光ランプの前記端子を挿入する挿入口を有する面を備え、
    前記蛍光ランプ取付器具の取付面に対して前記蛍光ランプ取付部材が略平行状態にあるときに前記面の下に生ずる空間を、塞ぐ部材を設けたことを特徴とする蛍光ランプ取付器具。
  9. 請求項8に記載の蛍光ランプ取付器具において、前記空間は前記蛍光ランプ取付部材と前記固定部材との間に生ずる空間であることを特徴とする蛍光ランプ取付器具。
  10. 請求項8に記載の蛍光ランプ取付器具において、前記空間は前記蛍光ランプ取付部材と前記取付面との間に生ずる空間であることを特徴とする蛍光ランプ取付器具。
  11. 請求項9に記載の蛍光ランプ取付器具において、前記面の下に生ずる空間を塞ぐ部材は前記固定部材の一部の上に設けられることを特徴とする蛍光ランプ取付器具。
  12. 請求項8から11のいずれか1項に記載の蛍光ランプ取付器具において、前記蛍光ランプ取付器具の取付面に対して前記蛍光ランプ取付部材が略平行状態にあるときに、前記蛍光ランプ取付部材は回動できないように前記固定部材に支持されていることを特徴とする蛍光ランプ取付器具。
  13. 請求項8から12のいずれか1項に記載の蛍光ランプ取付器具において、前記蛍光ランプ取付部材は前記蛍光ランプの前記挿入口を有する面と垂直な二つの対向する第1及び第2の面を有し、前記固定部材は該蛍光ランプ取付部材を挟むように該第1及び第2の面と対向する二つの第3及び第4の面を有し、前記第1と第2の面、及び前記第3と第4の面の一方には前記蛍光ランプ取付部材を回動及び前記蛍光ランプの長さ方向に移動させるための溝が設けられ、他方には該溝に挿入され該溝に沿って前記蛍光ランプ取付部材を回動及び前記蛍光ランプの長さ方向に移動させるための凸部が設けられていることを特徴とする蛍光ランプ取付器具。
  14. 請求項13に記載の蛍光ランプ取付器具において、前記溝は「L」字形状をなすことを特徴とする蛍光ランプ取付器具。
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