JP2006338718A - 光ディスク媒体および光ディスク装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】バーストカットエリア(BCA)が記録した情報記録層を有する多層の情報記録
層の光ディスク媒体において、BCA信号を安定に再生すること。
【解決手段】多層の情報記録領域の内周側で且つ所定の同一半径範囲を有する領域をバーストカットエリア用の領域とし、バーストカットエリア(BCA)101を1つの情報記録層12に記録し、他の情報記録層11の同じ半径範囲はすべてミラー面5とすることで、他層からの干渉や読み出し光の散乱がなく、バーストカットエリア(BCA)101の再生を安定して実現できるようにした。
【選択図】 図1
層の光ディスク媒体において、BCA信号を安定に再生すること。
【解決手段】多層の情報記録領域の内周側で且つ所定の同一半径範囲を有する領域をバーストカットエリア用の領域とし、バーストカットエリア(BCA)101を1つの情報記録層12に記録し、他の情報記録層11の同じ半径範囲はすべてミラー面5とすることで、他層からの干渉や読み出し光の散乱がなく、バーストカットエリア(BCA)101の再生を安定して実現できるようにした。
【選択図】 図1
Description
本発明は、光ディスク媒体および光ディスク装置に係り、特に光ディスク媒体の識別情報等にかかるバーストカットエリア(BCA)の配置やその検出再生技術等を備えた光ディスク媒体および光ディスク装置に関する。
微小な集光スポットにより情報の記録再生を行う光ディスク分野においては、予めエンボス状のピット列が形成された再生専用のROM(Read Only Memory )媒体に続いて、一度だけデータの記録ができる光ディスクとしてのCD−R(Compact Disc-Recordable )やDVD−R(Digital Versatile Disc-Recordable )が、広く普及している(下記特許文献参照)。
更に、近時にあっては書き換え可能なDVD−RAM(Digital Versatile Disc-Rewritable )のような光ディスクも利用されるようになった。これらの光ディスクは、透明基板を介して情報記録層に集光スポットを形成して情報の記録または再生を行う構成となっている。情報記録層には、スパイラル状の記録トラックに沿ってピット列やグルーブが形成されている。
又、このような光ディスクにおいては、スパイラル状の記録トラック以外に、光ディスク装置の集光スポットによって再生可能な情報として、バーストカットエリア(BCA)と呼ばれる領域が形成される場合がある。バーストカットエリア(BCA)は、円周上に所定間隔を隔てて配置され半径方向に伸びた線分を低反射率の形態にて形成し、記録する情報の内容によってパターンを決めたもので、いわば一般に使われるバーコードを円周状に配設したような構造を有している。
図5(A)は、バーストカットエリア(BCA)101の一部分を拡大したもので、光ディスク100上の定められた半径位置範囲で同一円周上に低反射率の線分101aが複数本並べられ、半径方向に均一長さで同一円周上にて所定のパターンを形成している。このBCA100が付された領域には集光スポットKが追従するべきトラックが無いので、光ディスク装置はフォーカスサーボのみをかけた状態で、ディスク100の回転に沿って矢印Sのように集光スポットeがBCA101上を円周方向に走査する形となる。この時、図5(A)の下段部分に描かれたような反射光量の変動に対応する信号Eが得られ、この信号Eに基づいて、前述したディスク媒体100に記録されたBCA101に係る情報が、再生されるようになっている。
このようなBCA101の例は、ECMA(欧州電子計算機工業界)の標準化資料(ECMA−267;120mm DVD−Read-Only Disc )に、記載されている。
ピットによる情報記録の場合と比較してみると、BCAによる情報記録の利点は、光ディスクの製造後に光ディスク一枚ごとに個別に形成できることである。例えば、著作権管理のための通し番号を光ディスクに付すことができる。この場合、BCAの形成手段としては、例えば再生専用のROMの光ディスクでは、情報記録層に形成された金属反射膜を強力なレーザ照射によって除去し、これによって低反射率部分を作成することができる。 ただし、このような手法(光ディスクの製造後に形成する手法)は、ピットにくらべて形成可能なパターンの間隔はかなり大きなものとなる。例えば、低反射率部分101aの幅は10〔μm 〕程度が現実的な値であり、最も幅のあるパターン間隔は100〔μm 〕以上が利用されている。
ところで、最近の光ディスクでは、1つの入射面から記録再生できる情報記録層を二層,三層・・・と、複数備えたものが広く実用化されている。図5(B)に、2つの情報記録層を持つ光ディスクの断面の例を示す。この図5(B)に示す光ディスク100には、光入射面104からの集光ビームによって再生される二つの情報記録層120、即ち第0情報記録層121と第1情報記録層122とが形成されている。
この各情報記録層121,122の間隔は、光ディスク100の素材である透明基板を透過する集光ビームの収差が大きく変化しない範囲が望ましいので、例えばDVD−ROMにおいては、50〔μm〕前後に設定されている。この時、例えば第1情報記録層122に集光スポットを形成したときの第0情報記録層121における集光ビームの直径は約40〔μm〕となる。これは、先に述べたBCA101のパターンと同一オーダーの大きさとなっている。
従って、両方の情報記録層121,122にBCAを形成すると、一方の情報記録層に集光スポットを形成した時、他方の情報記録層のBCAのパターンによる集光ビームの変動が無視出来ないレベルになってしまう。これを避ける為には、BCAはどちらか一方の層のみに形成する必要がある。
しかしながら、一方の層にのみにBCAを形成する場合には、次のような問題が発生する。例えばDVD−ROMでは、図5(B)に示すように、情報記録層の情報記録領域は、通常はピット記録面106となっており、BCA101の記録に際しては、第1情報記録層122の情報記録領域の最内周端の前後の半径領域に当該BCA101を記録するようになっている。この場合、BCAが位置する半径領域側での第0情報記録層121は、ピット記録面106および何も形成されていないミラー面105の両方が混在する。
このようなピット記録面106とミラー面105とでは、反射光量も透過光量も相互にかなり異なる。このため、例えば、図5(B)の実線で示すように2種類の面(ピット記録面106とミラー面105)の境界線位置に集光ビームBが来た場合、集光ビーム内の不均一性により、再生信号が劣化する可能性がある。
また、図6に示すように、第0情報記録層121と第1情報記録層122の各層の中心点がずれた偏心状態で光ディスク100が製造された場合、第1情報記録層122のBCA101に重なる半径位置にある境界線位置108に対して集光スポット走査位置109が周回において出入りするような位置関係となり、境界線位置108の内周側と外周側の面状況の違いにより、再生信号が劣化する可能性がある。
このような問題点を避けるため、前述した第0情報記録層のピット記録面106をBCA101の形成された内周半径まで拡大して形成することが考えられる。しかしながら、かかる状況下にあっては、前述した図述した5(B)の破線で示すように隣接層からの反射光H(クロストーク)の発生が問題となり、その大きさを抑制する必要性が生じる。
図4に、前述した従来例における隣接層からの反射光H(クロストーク)の発生に関し、これを分析した実験結果を示す。この実験結果は、反射光H(クロストーク)の層間隔依存性をチェックしたもので、集光ビームのNAを「0.65」とし、等価受光面積が100〔μm2〕の場合の隣接層からの反射光(クロストーク)の割合の層間隔依存性を求めたものである。光ディスク装置内では信号を再生する光ヘッドは集光スポットからの反射光を拡大結像して光検出器で受光するが、拡大率をM,光検出器の受光面積をAとしたとき、集光スポットでの受光面積の換算した「A/M2」が等価受光面積である。ここで、等価受光面積が100〔μm2〕の場合は光ヘッドの一般的な値であるが、面積が増えると更にストロークは増える。
今、この図4から明らかなことは、隣接層からのクロストークを信号の発生に対して無視できる5%程度に設定すると、前述した図5(B)中の破線(クロストーク)が5%以内であれば、許容クロストーク量となる。隣接層間隔が30〔μm〕以下となると、許容クロストーク量を上回ることが分かる。例えば、DVD−ROMでは隣接層間隔は40〔μm〕以上に設定されているので、問題はない。しかしながら、光源波長をDVD−ROMの赤色帯域(約650〔nm〕)から更に短い青色帯域(約400〔nm〕)とすると、透明基板を通過するときの集光ビームの許容収差が小さくなるので、層間隔を30〔μm〕以上に設定する必要性が生じる。このような小さな層間隔ではクロストークが無視できないので、隣接層にピットやグループなどの構造が形成されていると、再生時には雑音として乗りやすい。このため、通常のピット記録面では、この雑音量を考慮して記録信号に十分な量のエラー補正コード付加することができないという不都合が生じる。
本発明は、上記従来例の有する不都合を改善し、特に他の層の干渉(特にクロストーク)や読み出し光の散乱等を有効に排除してバーストカットエリア(BCA)の再生を有効に成し得ると共に、これによって光ディスク媒体に基づいた情報管理を効率よく成し得る光ディスク媒体および光ディスク装置を提供することを、その目的とする。
上記目的を達成するため、本発明にかかるディスク媒体では、同一光入射面からアクセスする情報記録層を複数層有し、各層には所定の情報記録領域を備えた光ディスク媒体において、各層の情報記録領域の内周側で且つ所定の同一半径範囲を有する領域をバーストカットエリア用の領域とすると共に、複数の情報記録層の内の何れか一つの情報記録層におけるバーストカットエリア用の領域にバーストカットエリア(BCA)を設け(最内周端近傍に設定してもよい)、残りの情報記録層におけるバーストカットエリア用の領域をミラー面とした(請求項1)。
このようにすると、トラックサーボに依存することなく位置の特定を迅速に且つ高精度に実行することができ、更に、ミラー面の領域ではここを透過し又は一部反射する集光ビームには何らの変動が発生しないため、残りの(他の)情報記録層の干渉を受けることが無くなり、これがため、バーストカットエリア(BCA)の信号を常に安定した状態で再生することができる。
ここで、前述したバーストカットエリア(BCA)は、その外周側にある情報記録領域に対して所定の間隔を隔てて設定してもよい(請求項2)。このようにすると、情報記録層の干渉を受けることが少なくなり、特に、複数層を備えたディスク媒体では各層の偏心があっても、その影響を回避することが可能であり、その分、バーストカットエリア(BCA)の信号を安定した状態で再生することができる。
このバーストカットエリア(BCA)については、前述した複数の情報記録層の内の前述した同一入射面から最も遠い情報記録層に設けてもよい(請求項3)。このようにしても前述した場合と同様に安定した状態でBCA信号の再生が可能となり、更に、各情報記録層の情報再生が円滑になされるという利点がある。
又、前述したバーストカットエリアが付されたバーストカットエリア用の領域では、前記バーストカットエリアが付された箇所以外の箇所を全てミラー面としてもよい(請求項4)。このようにしても前述した場合と同様に安定した状態でBCA信号の再生が可能となる。
ここで、バーストカットエリアの構成要素である複数の低反射率の線分によって刻み込まれる情報は、各低反射率の線分相互間の間隔を変化させることにより設定したものであってもよい(請求項5)。
又、前述したバーストカットエリア(BCA)の構成要素である複数の低反射率の線分の長さは、トラックの偏心量を許容し得る長さに設定してもよい(請求項6)。このようにすると、バーストカットエリア(BCA)が偏心して付されても、トラックサーボに依存することなく安定した状態でBCA信号の再生が可能となり、ひいてはディスク媒体の信頼性も高めることができる。ここで、前述した各本発明にかかる光ディスク媒体の各情報記録層の層間隔については、30〔μm〕以下としてもよい(請求項7)。このようにしても、ミラー面が有効に機能して上述した各発明が有する作用効果を更により確実に実行し得る光ディスク媒体を得ることができる。
更に、本発明にかかる光ディスク装置では、前述した光ディスク媒体を装備して当該光ディスク媒体から所定のデータを読み出す光ヘッドと、この光ヘッドの動作を制御する主制御部とを備え、前記光ヘッドからの情報を再生し出力するように構成された光ディスク装置において、主制御部が、光ディスク媒体のバーストカットエリアの半径領域にフォーカス投入を行った場合に作動しフォーカス投入後の情報記録層がミラー面であることを検出するミラー面検出機能と、その検出結果がミラー面でない場合に作動し他の情報記録層への層間ジャンプ動作を付勢する層間ジャンプ制御機能とを備えた構成とした(請求項8)。
ここで、この光ディスク装置については以下の如く具体化してもよい。即ち、本発明にかかる光ディスク装置は、前述した光ディスク媒体を装備して当該光ディスク媒体から所定のデータを読み出す光ヘッドと、この光ヘッドから出力されるデータを再生し出力するデータ再生回路と、このデータ再生回路を駆動制御する主制御部とを備えている。前述した光ヘッドには、当該光ヘッドの集光スポットを光ディスク媒体のいずれかの情報記録層から他の記録層にジャンプ移動させる層間ジャンプ駆動回路を併設する。又、前述した主制御部は、データ再生回路に入力される反射光データに基づいて作動し光ヘッドがバーストカットエリアを備えた情報記録層を選択しているか否かを判定する記録層判定機能を備え、更に、この記録層判定機能による否判定に基づいて作動し前記層間ジャンプ駆動回路を介して光ヘッドを他の記録層へジャンプさせる層間ジャンプ制御機能を備えた構成とした。ここで、主制御部の記録層判定機能を、前述した光ヘッドが外部指令に応じてバーストカットエリアの半径領域にフォーカル投入を行った場合に作動し当該光ヘッドの検出データがミラー面からの反射データか否かを判定するミラー面検出機能としてもよい(請求項9〜10)。
このようにすると、ミラー面からの反射情報によって判定信号を確実に得ることができ、これを利用してバーストカットエリア(BCA)の再生動作を円滑に且つ確実に実行することが可能となる。
本発明は、上述したように構成され機能するので、これによると、他の記録層の干渉や読み出し光の散乱等を有効に排除してバーストカットエリア(BCA)および記録された情報を安定して効率良く再生し得ると共に、これにより、複数の光ディスク媒体の識別等を含めて当該光ディスク媒体に基づいた情報管理を効率よく成し得るという従来にない優れた光ディスク媒体および光ディスク装置を提供することができる。
以下、本発明の最良の実施形態を、添付図面を参照して説明する。ここで、前述した従来例と同一の構成要素については同一の符号を使用するものとする。
図1乃至図3において、光ディスク媒体1は、同一光入射面1Aからアクセスする情報記録層10を複数層(本実施形態では二層)を有している。具体的には、光入射面1Aの側から順に第0情報記録層11,第1情報記録層12の二層を備えている。各情報記録層11,12には所定の情報記録領域20が設けられている。ここで、前述した各層の情報記録領域20の内周側で且つ所定の同一半径範囲を有する領域をバーストカットエリア用の領域Rとする。そして、前述した複数の情報記録層11,12の内の何れか一つの情報記録層(例えば、第1情報記録層12)におけるバーストカットエリア用の領域R(最内周端近傍に設定され)にバーストカットエリア(BCA)101が設けられ、残りの情報記録層(第0情報記録層11)におけるバーストカットエリア用の領域Rはミラー面5によって構成されている。これを更に詳細に説明する。
まず、光ディスク媒体1に対するバーストカットエリア(BCA)101の配置例を図1に示す。このBCA101は、本実施形態では情報記録領域20の内側に形成されている。符号2は、情報記録領域20に記録される記録トラックを示す。本実施形態におけるBCA101は、記録トラック2の内周側に形成されている。
ここで、光ディスク媒体1にあっては、バーストカットエリア(BCA)にはトラックが無くトラックサーボをかけることが出来ない。このため、記録トラック2の途中の半径位置にバーストカットエリア(BCA)が形成されていると、その前後のトラック間でのアクセス動作が難しくなる。本実施形態では、かかる不都合を予め改善したものとなっている。
このBCA101は、同一円周上のすべてに形成されていても良いし、図1(A)のように円周の一部分にのみ形成されていても良い。また、BCA101が付された半径領域(バーストカットエリア用の領域R)ではトラックサーボがかけられないので、BCA101の半径方向の幅(BCAを構成する低反射率の各線分101aの長さL)は、記録トラック2の偏心量にくらべて十分大きな幅を持つように設定されている。
図1(B)に、形成されるBCAパターンの構成例を示す。このBCAパターンは前述した従来例におけるBCAパターンと同一の手法で形成されている。このBCAパターンでは、ほぼ一定の幅を持つ低反射率の線分101aの相互の間隔を変化させることで、情報信号を記録している。この方法は、レーザ照射によって低反射率の線分101aを形成する場合は、照射の位置を変えて同じ低反射率の線分101aを形成すれば良いことから、製造が容易となる。この場合、低反射率部分と高反射率部分の幅を任意に変えて情報を記録するようにしてもよい。
図2に、上記光ディスク媒体1の断面図の一部を示す。この図2に示すように、光ディスク媒体1は透明部材を素材として形成されており、その光入射面1Aからアクセス可能な、二層の情報記録層(第0情報記録層11と第1情報記録層12)が組み込まれており、それぞれほぼ同じ内周半径までピット記録面6が設けられている。BCA101は、第1情報記録層12の情報記録領域20の最内周端近傍に、配設されている。一方、同じ半径位置の領域は第0情報記録層11ではミラー面5となっている。ここで情報記録領域20は、光ディスク装置が再生するべき情報が存在する範囲を示すものである。
このように1つの情報記録層12にのみBCA101を形成し、他方の情報記録層11をピットも何も無いミラー面とすることで、ミラー面5を透過や反射する集光ビームにはなんら変動が発生しないため、特に、隣接層間隔が30〔μm〕以下であっても、他方の層の干渉を受けることなく、BCA101の信号を安定して再生することが可能となる。また、第0情報記録層11に全面ピット記録面とした場合と比べても、第1情報記録層12への集光ビームが第0情報記録層11のピットによって散乱損失を受けることが無く、これがため、BCA101からはより多くの信号光量を得ることができ、安定したBCA検出ができる。
さらに、BCA101領域にフォーカス投入を行って、BCA101から情報の再生を行う場合、隣接層間隔が狭いために誤ってBCA101の無い他の層のミラー面5にフォーカス引き込みが行われる可能性が高まるが、かかる場合でも、再生信号から容易に誤った情報記録層11への引き込みであることを判別できる利点がある。
光ディスクの製造上、第0情報記録層11と第1情報記録層12を張り合わせで形成する場合、2つの層の偏心量の違いによって、円周方向の位置によってピット記録面とBCA領域に重なりが生じる場合も想定される。この場合は、偏心量に比べて十分に広い半径幅のBCA領域(BCAの低反射率の線分101aの長さを偏心量に比べて十分に長く設定する)としておけば、ピット記録面6の影響を受けることなく、BCA101にかかる信号を効率よく再生することが出来る。
更に、図2に示すように、BCA101の外周側の領域にあるピット記録面6との間の半径領域にも、全ての情報記録層でミラー面5が形成されるように構成したので、製造時の二層間の偏心による第0情報記録層11のピット記録面6の重なりが確実に回避されるので、再生の安定性を更に高めることができる。
尚、図2の例では、第1情報記録層12にBCA101を形成したが、第0情報記録層11に形成し、第1情報記録層12をミラー面としてもよい。しかしながら、第1情報記録層12にBCA101を形成する図2の例にあっては、以下の利点が得られる。即ち、第0情報記録層11は光にとって半透過特性を持つ記録層であるが、第1情報記録層12は反射特性のみを持つ記録層とすることが出来るので、レーザ照射で記録層を変質させてBCA101を形成する場合に、第1情報記録層12の方が光吸収が大きく、必要なレーザ照射パワーが低くてすむことから加工し易いという利点がある。
上述したBCA101の形成は、ROMのようなピット記録媒体ばかりでなく、ピットの代わりにグルーブが形成された記録型や書き換え型の光ディスクにも適用できる。更に、情報記録層を二層以上の三層や四層・・と多層化した場合も、その内の1つの層にのみBCA101を形成し、残りの層はミラー面とすることで、本発明の効果を実現することができる。
このように多層化した場合であっても、入射面から最も遠い情報記録層が透過の無い反射層となることは二層の場合と同じである。従って、この最も遠い情報記録層へBCA101を形成するようにすると、製造上は有効である。
図3に、本発明にかかる光ディスク装置の一例を示す。この図3において、光ディスク装置は、前述した光ディスク媒体1を装備して当該光ディスク媒体1から所定のデータを読み出す光ヘッド51と、この光ヘッド51の動作を制御する主制御部53とを備え、前述した光ヘッド51からの情報を再生し出力するように構成されている。又前述した主制御部53は、光ディスク媒体1のバーストカットエリア101の半径領域Rにフォーカス投入を行った場合に作動しフォーカス投入後の情報記録層がミラー面105であることを検出するミラー面検出機能と、その検出結果がミラー面105でない場合に作動し他の情報記録層への層間ジャンプ動作を付勢する層間ジャンプ制御機能とを備えて構成されている。
ここで、この光ディスク装置については以下の如く具体化してもよい。即ち、本実施形態にかかる光ディスク装置は、前述した光ディスク媒体1を装備して当該光ディスク媒体1から所定のデータを読み出す光ヘッド51と、この光ヘッド51から出力されるデータを再生し出力するデータ再生回路52と、このデータ再生回路52を駆動制御する主制御部53とを備えている。光ヘッド51には、当該光ヘッド51の集光スポットを光ディスク媒体1の各情報記録層11,12のいずれかから他の情報記録層12,11にジャンプ移動させる層間ジャンプ駆動回路55が併設されている。符号56は光ヘッド51を回転駆動するスピドルを示し、符号60は再生されたデータを前述した主制御部53に制御されて出力する情報出力部を示す。
前述した主制御部53は、データ再生回路52に入力される反射光データに基づいて作動し光ヘッド51がバーストカットエリア(BCA)101を備えた情報記録層を選択しているか否かを判定する記録層判定機能を備えている。又この主制御部53は、上述した記録層判定機能による否判定に基づいて作動し層間ジャンプ駆動回路55を介して光ヘッド51を一方の情報記録層11(12)から他の情報記録層12(11)へジャンプさせる層間ジャンプ制御機能を備えている。ここで、主制御部53の記録層判定機能については、具体的には、光ヘッド51が外部指令に応じてバーストカットエリア(BCA)101の半径領域R(図1参照)にフォーカス投入を行った場合に作動し当該光ヘッド51による検出データがミラー面5からの反射データか否かを判定するミラー面検出機能としてもよい。
このような構成において、スピンドル56に多層の情報記録層を持つ光ディスク1がセットされると、光ヘッド51によって情報の記録または再生が行われる。バーストカットエリア(BCA)101の情報を再生する場合は、情報記録層10へのフォーカス投入後、データ再生回路52で反射光の信号を取り込み、主制御部53で正しくBCA101の有る情報記録層12を光ヘッド51の集光スポットeが走査しているか判別する。そして、ミラー面5と判定された場合は、直ちに層間ジャンプ駆動回路55が作動し、光ヘッド51を別の情報記録層へジャンプしてBCA101の再生を試みる。
このようにして、図3に示す上記光ディスク装置にあっては、ミラー面5からの反射情報を使った信号判定により、より容易なBCA101の再生動作を光ディスク装置において実現することが出来る。
以上のように、本実施形態では、同一光入射面1Aからアクセスする情報記録層20を二層以上有する光ディスク媒体1において、光ディスク装置で情報再生する情報記録領域の最内周端近傍に設定された所定の半径範囲を有する領域にバーストカットエリア(BCA)を設けるに際し、1つの情報記録層12にのみバーストカットエリア(BCA)101が有り、残りの情報記録層はミラー面となっていることを特徴とする。又、この光ディスク媒体1では、光入射面から最も遠い情報記録層12にバーストカットエリア(BCA)101を設けたことを特徴とする。更に、本発明にかかる光ディスク媒体1は、バーストカットエリア(BCA)101の外周端の外側の所定の半径範囲において全ての情報記録層11,12でミラー面5を設定したことを特徴としている。
このため、これによると、トラックサーボに依存することなく位置の特定を迅速に且つ高精度に実行することができ、更に、ミラー面5の領域ではここを透過し又は一部反射する集光ビームには何らの変動が発生しないため、残りの(他の)情報記録層11の干渉を受けることが無くなり、これがため、バーストカットエリア(BCA)101の信号を常に安定した状態で再生することができる。
又、前述したバーストカットエリア(BCA)101は、その外周側にある情報記録領域に対して所定の間隔を隔てて設定したので、情報記録領域の干渉を受けることが少なくなり、特に、複数層を備えたディスク媒体では各層の偏心があっても、その影響を回避することが可能であり、その分、バーストカットエリア(BCA)101の信号を安定した状態で再生することができる。このバーストカットエリア(BCA)101については、前述した複数の情報記録層11,12の内の前述した同一光入射面1Aから最も遠い情報記録層12に設けたので、BCAを構成する低反射率の線分の加工設定が容易となり、前述した場合と同様に安定した状態でBCA信号の再生が可能となる。
ここで、前述したバーストカットエリア(BCA)の構成要素である複数の低反射率の線分101aの長さは、トラックの偏心量を許容し得る長さに設定したので、例えばバーストカットエリア(BCA)101が偏心して付されても、トラックサーボに依存することなく安定した状態でBCA信号の再生が可能となり、ひいてはディスク媒体の信頼性も高めることができる。更に、上述した実施形態にあっては、複数の情報記録層における層間距離が30〔μm〕以下であっても、これに有効に対応してバーストカットエリア(BCA)101の有効に検出し得ることを可能とした。
更に、上述した光ディスク装置では、情報記録層を二層以上有する光ディスク媒体を再生する光ディスク装置において、光ディスク媒体のバーストカットエリアの半径領域にフォーカス投入を行った時に、投入後の情報記録層がミラー面であることを検出する機能と、前記検出結果を用いて、所定の情報記録層に層間ジャンプ動作を行う機能を有することを特徴とする。このため、ミラー面5からの反射情報によって判定信号を確実に得ることができ、これを利用してバーストカットエリア(BCA)101の再生動作を円滑に且つ確実に実行することが可能となる。
1 光ディスク媒体
1A 光入射面
2 記録トラック
5 ミラー面
6 ピット記録面
10 情報記録層
11 第0情報記録層
12 第1情報記録層
20 情報記録領域
51 光ヘッド
52 データ再生回路
53 主制御部
55 層間ジャンプ駆動回路
56 スピンドル
101 バーストカットエリア(BCA)
101a 低反射率部分
1A 光入射面
2 記録トラック
5 ミラー面
6 ピット記録面
10 情報記録層
11 第0情報記録層
12 第1情報記録層
20 情報記録領域
51 光ヘッド
52 データ再生回路
53 主制御部
55 層間ジャンプ駆動回路
56 スピンドル
101 バーストカットエリア(BCA)
101a 低反射率部分
Claims (10)
- 同一入射面からアクセスする情報記録層を複数層有し、各層には所定の情報記録領域が設けられてなる光ディスク媒体において、
前記各層の情報記録領域の内周側で且つ所定の同一半径範囲を有する領域をバーストカットエリア用の領域とすると共に、前記複数の情報記録層の内の何れか一つの情報記録層におけるバーストカットエリア用の領域にバーストカットエリアを設け、残りの情報記録層におけるバーストカットエリア用の領域をミラー面としたことを特徴とする光ディスク媒体。 - 前記バーストカットエリアは、その外周側にある情報記録領域とは所定の間隔を隔てて設定されることを特徴とした請求項1記載の光ディスク媒体。
- 前記複数の情報記録層の内の前記同一入射面から最も遠い情報記録層に、前記バーストカットエリアを設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の光ディスク媒体。
- 前記バーストカットエリアが付されたバーストカットエリア用の領域では、前記バーストカットエリアが付された箇所以外の箇所を全てミラー面としたことを特徴とする請求項1,2又は3に記載の光ディスク媒体。
- 前記バーストカットエリアの構成要素である複数の低反射率の線分によって刻み込まれる情報は、各低反射率の線分相互間の間隔を変化させることにより設定したことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一つに記載の光ディスク媒体。
- 前記バーストカットエリアの構成要素である複数の低反射率の線分の長さは、前記各情報記録層のトラックの偏心量を許容し得る長さに設定されていることを特徴とした請求項1乃至5の何れか一つに記載の光ディスク媒体。
- 前記各情報記録層の層間隔を30〔μm〕以下としたことを特徴とする請求項1乃至6の何れか一つに記載の光ディスク媒体。
- 前記請求項1又は7のいずれか一つに記載の光ディスク媒体を装備した場合に当該光ディスク媒体から所定のデータを読み出す光ヘッドと、この光ヘッドの動作を制御する主制御部とを備え、前記光ヘッドからの情報を再生し出力するように構成された光ディスク装置において、
前記主制御部が、前記光ディスク媒体のバーストカットエリアの半径領域にフォーカス投入を行った場合または情報記録層の他の領域にフォーカス投入後にバーストカットエリアに移動した場合に作動しフォーカス投入後の情報記録層がミラー面であることを検出するミラー面検出機能と、その検出結果がミラー面でない場合に作動し他の情報記録層への層間ジャンプ動作を付勢する層間ジャンプ制御機能とを備えていることを特徴とした光ディスク装置。 - 前記請求項1又は7のいずれか一つに記載の光ディスク媒体を装備した場合に当該光ディスク媒体から所定のデータを読み出す光ヘッドと、この光ヘッドから出力されるデータを再生し出力するデータ再生回路と、このデータ再生回路を駆動制御する主制御部とを備えた光ディスク装置において、
前記光ヘッドに、当該光ヘッドの集光スポットを前記光ディスク媒体のいずれか一つの情報記録層から他の情報記録層にジャンプ移動させる層間ジャンプ駆動回路を併設し、
前記主制御部が、前記データ再生回路に入力される反射光データに基づいて作動し前記光ヘッドがバーストカットエリアを備えた情報記録層を選択しているか否かを判定する記録層判定機能を備えると共に、この記録層判定機能による否判定に基づいて作動し前記層間ジャンプ駆動回路を介して前記光ヘッドを他の記録層へジャンプさせる層間ジャンプ制御機能を備えたことを特徴とする光ディスク装置。 - 前記主制御部の記録層判定機能を、前記光ヘッドが外部指令に応じてバーストカットエリアの半径領域にフォーカス投入を行った場合または情報記録層の他の領域にフォーカス投入後にバーストカットエリアに移動した場合に作動し前記光ヘッドの検出データがミラー面からの反射データか否かを判定するミラー面検出機能としたことを特徴とする請求項9に記載の光ディスク装置。
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