JP2006338030A - 光学装置及び光学装置を備える表示装置 - Google Patents

光学装置及び光学装置を備える表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】画面輝度の低下を起こさずに、画面の色むらを均一にすることで使用者が色むらを気にすることなく明るい画像を見ることができる光学装置及びその光学装置を備える表示装置を提供すること。
【解決手段】赤青緑の各色光路上に配置された、光変調部材45,49,53と、色補正部材45,49,53と、断面三角形状であり、赤青緑の各色光がそれぞれ入射される第1〜第3のプリズム及び赤青緑の各色光を合成した光が出射する第4のプリズム41A〜41Dと、第1〜第4のプリズム同士が張り合わされる面に、各プリズムの面によって異なる光透過特性及び光反射特性を有する複数枚の光学薄膜2a,2b,2c,2dが設けられて、直方体あるいは立方体に形成されたダイクロイックプリズムからなる光合成部材とを有する光学装置を構成する。
【選択図】図5

Description

本発明は、例えば液晶表示パネル等の光変調手段を含む光学装置と、この光学装置を備えるプロジェクタ装置、テレビジョン受像機、コンピュータ用のディスプレイ等の表示装置に関する。
図23は3つの液晶表示パネルを用いた液晶プロジェクタ装置の概略図であるが、メタルハイドランプやハロゲンランプ等の光源501から出射される赤色光(R)、緑色光(G)、青色光(B)は、ダイクロイックミラー502a,502c等の光学素子によってR,G,B各色に分解する。光学薄膜を、平板部材やレンズに積層した色補正用ダイクロイックフィルター507a,507b,507cが、各色の均一性及び純度を高めた後に、各色に対応した液晶表示パネル503a,503b,503cに入射して光変調して3色を合成する。
ところが、上述したように色補正用ダイクロイックフィルター507a,507b,507cは液晶表示パネル503a,503b,503cと平行に配置されて、ダイクロイックミラー507a,507b,507cは光軸OPに対して垂直になっている。この場合スクリーン506上の画面の左右に色むらが発生しており、画面上での色むらの均一性が要求されている。これは光変調素子である液晶表示パネルの各点に対応するクロスプリズム504の角度依存性とクロスプリズム504の光束の広がりの左右の非対称性のために、画面周辺では画面中心の光学膜設計値と色が変わってしまうからである。
液晶表示パネルの各点に対応するクロスプリズム504のような色分離/合成光学素子の角度依存性と色分離/合成光学素子の光束の広がりを考慮し、上述したように色補正用ダイクロイックフィルター507a,507b,507cと呼ばれる(光学薄膜を平板部材やレンズに積層した)ものを、液晶表示パネルの前後にその液晶表示パネルに平行に搭載することにより、ダイクロイックミラーやクロスプリズムの角度依存性を画面状に表示させない方式が一般的である。しかしクロスプリズム504の角度依存性と光束の広がりを、このような色補正用ダイクロイックフィルターだけで波長制限すると有効な波長成分を大きく損ない画面輝度低下となる。
図24(A)は、色分離/合成光学素子、特に合成光学素子であるクロスプリズム504の透過率に対する波長の関係の一例を示している。この透過率は実線で示すように半値波長付近において急激に変わる特性を有している。図24(B)は、クロスプリズム504の一部を示しておりクロスプリズム504のプリズム504a,504bには、一様な光学薄膜(光学多層膜)508が形成されている。一例として、ダイクロイックミラー502bで反射された赤色光(R)は、ダイクロイックフィルター507a、コンデンサレンズ509を通り液晶表示パネル503aを通過してクロスプリズム504の光学薄膜508に入射する。このときに、この赤色光(R)の下辺の光束部分510が、光学薄膜508に対し形成する角度θ10は、上辺の光束部分511が光学薄膜508に対し形成する角度θ11に比べて小さい。すなわち上辺の光束部分511は、下辺の光束部分510に比べて、光学薄膜508に対して大きい角度で入射することになる。
この時に、上辺の光束部分511の場合には、光学薄膜508における図24(A)における波長依存性は、実線のラインL1の状態から破線のラインL2の状態に移動し、下辺の光束部分510の場合には、実線のラインL1の状態から二点鎖線L3の状態に移動する。このようにして、赤色光(R)の反射は、光学薄膜508に対して、角度依存性を有していることから、図9のようにして、スクリーン506に対してカラー像を投影すると、カラー像には画面の左右に対称に色むらが発生してしまう。そこで角度依存性を小さくして色むらを防ぐために、図24(B)の赤色光(R)の光束光を絞らないことで、角度θ10と角度θ11の差を小さくすることが考えられるが、このようにすると、投写レンズの口径と合成プリズム(クロスプリズム)の大きさが共に大きくなり、コスト的に不利になり、また角度依存性を含めて色帯域を制限してしまうと、光変調した光量の低下を起こし、画面輝度が低下してしまう。
そこで本発明は上記課題を解消し、画面輝度の低下を起こさずに、画面の色むらを均一にすることで使用者が色むらを気にすることなく明るい画像を見ることができる光学装置及びその光学装置を備える表示装置を提供することを目的としている。
上記目的は、本発明にあっては、赤青緑の各色光路上に配置された光変調部材及び色補正部材と、光合成部材とを有する光学装置において、光合成部材が、断面三角形状であり、赤色光が入射される光学薄膜を有する第1のプリズムと、断面三角形状であり、緑色光が入射される光学薄膜を有する第2のプリズムと、断面三角形状であり、青色光が入射される光学薄膜を有する第3のプリズムと、断面三角形状であり、赤色光、緑色光、青色光を合成した光が出射する第4のプリズムと、光透過特性及び光反射特性を有する複数枚の光学薄膜とを有するダイクロイックプリズムであり、ダイクロイックプリズムは、第1〜第4のプリズム同士が張り合わされる面に、それぞれ異なる光透過特性及び光反射特性を有する光学薄膜が設けられ、直方体あるいは立方体に形成されることを特徴とする光学装置により、達成される。
本発明の光学装置では、各色光路上に配置された光変調部材及び色補正部材を透過した各色光が、光合成部材の各色光に対応した第1〜第3のプリズムに入射する。そして、それぞれのプリズムに入射した各色光は、第1〜第4のプリズム及び第1〜第4のプリズムの張り合わせ面に設けられた各光学薄膜によって各色光が合成され、第4のプリズムからこの合成光が出射する。この際、第1〜第4のプリズムの張り合わせ面に設けられた各光学薄膜が、それぞれ異なる光透過特性及び光反射特性を有するため、光合成部材により合成された合成光は、光量を損なうことなく、この光合成部材で合成された光を画面に投写した場合に画面左右の色むらを均一にあるいは色むらを画面の左右で対称にすることができる。
上記目的は、本発明にあっては、光源と、赤青緑の各色光路上に配置された光変調部材及び色補正部材と、光合成部材と、投写レンズとを備える表示装置において、光合成部材が、断面三角形状であり、赤色光が入射される光学薄膜を有する第1のプリズムと、断面三角形状であり、緑色光が入射される光学薄膜を有する第2のプリズムと、断面三角形状であり、青色光が入射される光学薄膜を有する第3のプリズムと、断面三角形状であり、赤色光、緑色光、青色光を合成した光が出射する第4のプリズムと、光透過特性及び光反射特性を有する複数枚の光学薄膜とを有するダイクロイックプリズムであり、ダイクロイックプリズムは、第1〜第4のプリズム同士が張り合わされる面に、それぞれ異なる光透過特性及び光反射特性を有する光学薄膜が設けられ、直方体あるいは立方体に形成されることを特徴とする表示装置により、達成される。これにより光合成部材により合成された光は、光量を損なうことなく、この光合成部材で合成された光を画面に投写した場合に画面左右の色むらを均一にすることができる。
以上説明したように、本発明によれば、画面輝度の低下を起こさずに、画面の色むらを均一にすることで、使用者が色むらを気にすることなく明るい画像を見ることができる。
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
図1は、本発明の光学装置の好ましい実施の形態を有する投写型表示装置を備える投写型テレビジョンセット100を示す外観図であり、図2は、図1の投写型表示装置1を備える液晶方式の背面投写型テレビジョンセット100を示しており、液晶プロジェクタ装置ともいう。図2はテレビジョンセット100の内部構造を示している。まずこのテレビジョンセット100の概略の構造について説明すると、図1及び図2において、テレビジョンセット100はキャビネット101、スクリーン102、ミラー103、そして投写型表示装置1を内蔵している。投写型表示装置1が光源3の光を用いて投写しようとする投写光5は、ミラー103で反射して、スクリーン102の背面104から投写するようになっている。スクリーン102に投写された映像は、ユーザUがスクリーン102においてカラー映像あるいは白黒映像として見ることができる。
以下の実施の形態の説明においては、スクリーン102においてカラー映像が表示できるものについて説明する。図3と図4の投写型表示装置1は、光学装置11、光源3及び投写レンズ鏡筒13を有している。光源3と投写レンズ鏡筒13は、光学装置11の本体11aに可能に取り付けられている。
光源3は、例えば放物面状の反射鏡3aとランプ3bを有している。このランプ3bはメタルハライドランプあるいはハロゲンランプ等を用いることができる。一方投写レンズ鏡筒13は、光学装置11から導かれる合成光(カラー画像光)13Aを、図2のスクリーン102の背面104に対してフォーカスできる機構を有している。
次に、光学装置11の中の光学系について説明する。光源3の近くには、フィルター15、フライアイレンズ21,23が配置されている。これらのフィルター15、フライアイレンズ21,23は、光源3から出る光LPの光軸OPに関して互いに平行に配置されている。
フライアイレンズ21,23は、例えば長方形状の多数のレンズが平面的に集合したものであり、フィルター15を通ってきた、例えばP波(P偏光成分)の強度分布を均等化するために用いられている。フィルター15、フライアイレンズ21,23を通った光Lは、赤色光(R)、緑色光(G)、そして青色光(B)を含んでいるが、次に説明する光学系により、光Lは、赤色光(R)、緑色光(G)、青色光(B)に分割された後に、所定の光変調が与えられて、再びこれら三原色が合成されることにより、投写レンズ鏡筒13側にカラー画像光である合成光13Aを合成するようになっている。
光軸OPに沿って、ダイクロイックミラー25,27、リレーレンズ29、ミラー31が配列されている。この光軸OPと直交する方向の別の光軸OP1に沿っては、ダイクロイックミラー25に対応してミラー37が配列されている。光軸OPに平行な光軸OP2に沿ってはミラー37、コンデンサレンズ51と、色補正用ダイクロイックフィルター(色補正部材)120及び光変調部材としての液晶表示パネル53が配置されている。
また光軸OP1と平行な光軸OP3に沿って、ダイクロイックミラー27に対応してコンデンサレンズ47と色補正用ダイクロイックフィルター(色補正部材)130と、光変調部材としての液晶表示パネル49が配置されている。光軸OP1、光軸OP3と平行な光軸OP4に沿って、ミラー31に対応してリレーレンズ33とミラー35が配置されている。そして、ミラー35を通る光軸OP5は、光軸OP2と一致しており、この光軸OP5に沿って、コンデンサレンズ43と色補正用ダイクロイックフィルター(色補正部材)140、そして光変調部材としての液晶表示パネル45が配置されている。
これらの液晶表示パネル53,49,45に対応して、ダイクロイックプリズム(光合成部材、又は色分離/合成光学素子、あるいはクロスプリズムとも呼ぶ)41が配置されている。このダイクロイックプリズム41に対応して投写レンズ鏡筒13が位置している。ダイクロイックミラー25,27は、波長に応じて光を反射する光反射特性及び光を透過する光透過特性を有するミラーである。
図4の光Lの赤色光(R)は、ダイクロイックミラー25で反射されてミラー37側に送られるとともに、光Lの緑色光(G)と青色光(B)はダイクロイックミラー25と透過して、ダイクロイックミラー27側に送られる。緑色光(G)は、このダイクロイックミラー27で反射されて、コンデンサレンズ47、色補正用ダイクロイックフィルター130及び液晶表示パネル49に送られる。青色光(B)は、ダイクロイックミラー27を通過し、リレーレンズ29を通りミラー31で反射されて、そしてリレーレンズ33を通ってミラー35で反射されることにより、コンデンサレンズ43と色補正用ダイクロイックフィルター140、液晶表示パネル45を通る。
一方、赤色光(R)はミラー37で反射されて、コンデンサレンズ51及び、色補正用ダイクロイックフィルター120、液晶表示パネル53を通る。
次に、図4と図5及び図6に示すダイクロイックプリズム41の構成について説明する。このダイクロイックプリズム41は、赤色光(R)、青色光(B)、緑色光(G)を合成して、合成光13Aを作るプリズムである。このダイクロイックプリズム41は、図5と図6に示すように4つの断面三角形状のプリズム41A,41B,41C,41Dを接着剤で貼り合わせて、立方体あるいは直方体状に形成されたプリズムである。各プリズム41A(第4プリズム)、41B(第3プリズム)、41C(第1プリズム)、41D(第2プリズム)のいずれかの面には、光透過特性及び光反射特性を有する光学薄膜部分2a−1かつ2a−2,2b−1かつ2b−2,2c−1かつ2c−2,2d−1かつ2d−2もしくは2a−1又は2a−2,2b−1又は2b−2,2c−1又は2c−2,2d−1又は2d−2が形成されている。このようなあらかじめ定められた光透過特性及び光反射特性を有する光学薄膜部分(光学多層膜)2a−1〜2d−2は、図5と図6に示すようにプリズム41A,41B,41C,41Dの接着しようとする面に対して形成されている。このような4つのプリズム41A〜41Dを接着剤により接着することで、プリズムの界面には図5に示すような光学薄膜2a,2b,2c,2dが形成されている。このような光学薄膜2a,2b,2c,2dの光軸OP2あるいはOP5に対する角度α1,α2,α3,α4は、たとえば45°である。このダイクロイックプリズム41の各プリズム41A〜41Dは、プラスチックあるいはガラスにより断面三角形状に作られている。
次に、図4と図5に示す色補正用ダイクロイックフィルター120,130,140について説明する。色補正用ダイクロイックフィルター120は、光源3からの光を導くコンデンサレンズ51と、光変調部材としての液晶表示パネル53とプリズム41cとの間に配置されている。このダイクロイックフィルター120は液晶表示パネル53に対して平行であり、かつ光軸OP2に対して垂直に設定されている。同様にして、色補正用ダイクロイックフィルター130は、光源3からの光を導くコンデンサレンズ47と光変調部材である液晶表示パネル49の間に配置されている。ダイクロイックフィルター130は液晶表示パネル49と平行であり、かつ光軸OP3に対して垂直に配置されている。
色補正用ダイクロイックフィルター140は、光源3からの光を導くコンデンサレンズ43と、光変調部材である液晶表示パネル45の間に配置されている。ダイクロイックフィルター140は液晶表示パネル45と平行であり、光軸OP5に対して垂直に配置されている。これらの色補正用ダイクロイックフィルター120,130,140は、光透過部材の一方の面もしくは両方の面に、所定の光透過特性と光反射特性を有する光学薄膜を形成した部材である。光透過部材としては、プラスチックあるいはガラスにより平面状あるいはレンズ状に作ったものを採用することができる。
次に、図4において光源3のランプ3bが発生する光LPがスクリーン102に到達するまでの経路を簡単に説明する。ランプ3bが発生する光LPは、フィルター15で可視域に帯域制限されて、その光はフライアイレンズ21,23を通り均一な光Lに検出される。この光Lの赤色光Rは、ダイクロイックミラー25で反射されて、ミラー37で反射後に、コンデンサレンズ51、色補正用ダイクロイックフィルター120及び液晶表示パネル53を通って、ダイクロイックプリズム41の光学薄膜2a,2dに達する。
一方、光Lの緑色光Gと青色光Bの成分は、ダイクロイックフィルター25を通り、そのうちの緑色光Gがダイクロイックミラー27で反射されてコンデンサレンズ47、ダイクロイックフィルター130、液晶表示パネル49を通りダイクロイックプリズム41の光学薄膜2a,2b,2c,2dに達する。ダイクロイックミラー27を通った青色光Bは、リレーレンズ29を通りミラー31で反射されて、リレーレンズ33を通りさらにミラー35で反射する。この青色光Bは、コンデンサレンズ43、色補正用ダイクロイックフィルター140及び液晶表示パネル45を通って、ダイクロイックプリズム41の光学薄膜2b,2cに達する。
このように、ダイクロイックプリズム41に集合した赤色光R、緑色光G、青色光Bは合成されて、合成光13Aとして液晶表示パネル53,49,45が表示している画像の情報を含むようにして、投写レンズ鏡筒13の投写レンズよりスクリーン102の背面に拡大投写される。この場合に、次に説明するダイクロイックプリズム41の構成から、スクリーン102上にて画面において色むらを均一にすることができるので、従来のように画面いっぱいに形成されるランダムな色むらではないことから、画像を鑑賞するユーザが、画面輝度の明るいきれいな画像を楽しむことができる。
次に、図5と図6に示す光学薄膜2a,2b,2c,2dの光学的な特性の特徴的な部分について説明する。光学薄膜2aは、図6に示す光学薄膜部分2a−1,2a−2の両方か片方により構成されている。同様にして光学薄膜2bは、光学薄膜部分2b−1,2b−2により構成されている。光学薄膜2cは、光学薄膜部分2c−1,2c−2により構成されている。光学薄膜2dは、光学薄膜部分2d−1,2d−2の両方か片方により構成されている。いずれにしても光学薄膜は両方の光学薄膜部分、片方のみの光学薄膜部分、両方ともない場合もある。本発明の実施の形態のダイクロイックプリズム41の特徴的なことは、光学薄膜2aと光学薄膜2dの光透過特性及び光反射特性が異なることである。同様にして光学薄膜2bと光学薄膜2cの光透過特性及び光反射特性も異なる。
図7は、図8に示すダイクロイックプリズム41の光学薄膜2a、光学薄膜部分(2a−1,2a−2)に関連する光学的な反射特性を示している。同様にして図9は、図10に示す光学薄膜2dの光学的反射特性を示している。図11は、図12に示す光学薄膜2dの光学的透過特性を示している。図13は図14に示す光学薄膜2aの光学的透過特性を示している。図15は図16に示す光学薄膜2bの光学的透過特性を示している。図17は図18に示す光学薄膜2cの光学的透過特性を示している。図19は図20に示す光学薄膜2cの光学的反射特性を示している。図21は、図22の光学薄膜2bの光学的反射特性を示している。
上述した光学薄膜2a,2dの光学的特性、すなわち光透過特性及び光反射特性が異なるように設定されている。光学薄膜2a,2dは、赤色光(R)の反射の光学的特性を有しており、一方図20及び図22の光学薄膜2b,2cは、青色光(B)の反射の光学的特性を有する。従来これらの光学薄膜2aと2dは同一特性であり、光学薄膜2bと2cも同一特性で、蒸着またはスパッタ等の手法によりプリズムに形成されている。しかし、本発明の実施の形態においては、光学薄膜2aと2dの光学的特性を別々に設定し、さらに光学薄膜2bと2dの光学的特性も別々に設定する。
まず図7と図8を参照する。図7は、光学薄膜2aの赤帯域反射率Rrに対する波長λの関係を示している。図7においては、色補正用ダイクロイックフィルター120の透過特性A、ダイクロイックプリズム41の光学薄膜2aの反射特性A2、及び光学薄膜2aの反射特性A1を示している。この反射特性A1は、図8の液晶表示パネル53の中心CPに対応する光学薄膜2aの反射特性である。反射特性A2は液晶表示パネル53の右端に対応する。同様にして、図9は、光学薄膜2dの赤帯域反射率Rrに対する波長λの関係を示している。図9においては、色補正用ダイクロイックフィルター120の透過特性A、ダイクロイックプリズム41の光学薄膜2aの反射特性A2、及び光学薄膜2aの反射特性A1を示している。この反射特性A1は、図8の液晶表示パネル53の中心CPに対応する光学薄膜2aの反射特性である。反射特性A2は液晶表示パネル53の左端に対応する。
図7と図9において、赤色光Rに関して、λRtは、平行配列されている色補正用ダイクロイックフィルター120の半値波長(0°入射時)を示し、λ2aとλ2dは、ダイクロイックプリズム41の光学薄膜2a,2dの設計半値波長(45°入射時)を示している。そして、Δλ2aとΔλ2dはほぼ同じ値であり、これらのΔλ2a,Δλ2dは、光学薄膜2a,2dの部分の角度依存性(1°に対する半値波長の変化量)を示している。θ2aとθ2dは、液晶表示パネル53の左右の端部を通りダイクロイックプリズムの光学薄膜2a,2dに入射する光線の主光線の角度を示している。Δθ2aとΔθ2dはほぼ同じ値であり、Δθ2a,Δθ2dは、液晶表示パネル53の左右の端部を通り光学薄膜2a,2dに入射する光線の広がり角度である。尚、図8と図9では、赤色光Rの反射光を生じるが、図示の簡略化のために光路を90°曲げずに表示している。このような定義を行った場合に、図7と図9の赤色光Rに関して光学薄膜2a,2dの特性においては、
λRt≧λ2a+Δλ2d×(θ2d+Δθ2d) かつ
λRt≧λ2d
となるようにλRt,λ2a,λ2dの値を選択する。図7と図9はこのような値を選択した場合の例を示しており、図7の光学薄膜2aの反射特性A2と反射特性A1が、透過特性Aより長波長側にずれないようにし、かつ図9の光学薄膜2dの反射特性A1,A2は透過特性Aより長波長側にずれないようにしている。これにより、図8と図10中の色補正用ダイクロイックフィルター120(A)で決定されるλRtのみにより赤色が決定される。図7と図9にて赤色の帯域は各色フィルターの最も長波長側にある要素に図8と図10において決定され、それより高い波長域が画面に表示されることになる。図7と図9ともども最も長波長側にある要素はλRtを決定する。
次に、図11〜図14を参照する。図11と図12は、緑色光(G)の長波長側緑帯域透過率Gltに対する波長λの関係を示している。図11においては図12に示すように、色補正用ダイクロイックフィルター130の透過特性A、光学薄膜2dの透過特性A2及び光学薄膜2dの透過特性A1を示している。透過特性A1は、液晶表示パネル49の中心CLに対応する透過特性であり、透過特性A2はダイクロイックフィルター130の右端に対応する透過特性である。
図13には、図14に示すように、ダイクロイックフィルター130の透過特性A、光学薄膜2aの透過特性A1,透過特性A2を示している。透過特性A1は液晶表示パネル49の中心CLに対応する光学薄膜2aの透過特性を示し、透過特性A2は、液晶表示パネル49の左端に対応する透過特性を示している。
図11の場合においては、透過特性A2,A1が、透過特性Aの中に入らないように設定している。図13の場合には、透過特性A2,A1はすでに透過特性Aの中に入っていない。この場合には、λGltを、平行配列された色補正用ダイクロイックフィルター130の長波長側半値波長(0°入射時)とすると、
λGlt≦λ2a かつ
λGlt≦λ2d−Δλ2a×(θ2a+Δθ2a)
となるようにλGlt等を選択する。
次に、図15〜図18を参照する。図15と図17においては、緑色光(G)の短波長側緑帯域透過率(Gsr)に対する波長λの関係を示している。図15では、図16に示すダイクロイックプリズム41の光学薄膜2bの透過特性A1、平行配列された色補正用ダイクロイックフィルター130の透過特性A、ダイクロイックプリズム41の光学薄膜2bの透過特性A2の関係を示している。図15の場合には、透過特性A1は液晶表示パネル49の中心CLに対応する光学薄膜2bの透過特性を示し、透過特性Aはダイクロイックフィルター130の透過特性を示している。透過特性A2は、液晶表示パネル49の右端に対応する光学薄膜2bの透過特性を示している。
図17においては、透過特性A2は、液晶表示パネル49の左端に対応する光学薄膜2cの透過特性を示し、透過特性A1は、液晶表示パネル49の中心CLに対応する光学薄膜2cの透過特性を示している。透過特性Aは、ダイクロイックフィルター130の透過特性である。この場合には、λGstをダイクロイックフィルター130の短波長側半値波長(0°入射時)とすると、
λGst≧λ2b+Δλ2b×(θ2b+Δθ2b) かつ
λGst≧λ2c
となるようにλGstを選択する。
次に図19〜図22を参照すると、図19と図21は、青色光(B)の青帯域反射率Brに対する波長λの関係を示している。図19の透過特性Aは、図20の色補正用ダイクロイックフィルター140の透過特性を示している。反射特性A1は、液晶表示パネル45の中心CLに対する光学薄膜2cの反射特性を示している。反射特性A2は、液晶表示パネル45の右端に対応する光学薄膜2cの反射特性を示している。
図21では、透過特性Aは、図22のダイクロイックフィルター140の透過特性を示している。反射特性A1は、液晶表示パネル45の中心CLに対応する光学薄膜2bの反射特性を示している。反射特性A2は、液晶表示パネル45の左端に対応する光学薄膜2bの反射特性を示している。
図19と図21において、λBtを色補正用ダイクロイックフィルター140の長波長側半値波長(0°入射時)とすると、
λBt≦λ2c−Δλ2c×(θ2c+Δθ2c) かつ
λBt≦λ2b
となるように、λBtを選択する。
以上説明した実施の形態は、図5と図6に示すダイクロイックプリズム41の光学薄膜2a,2b,2c,2dにおいて、光学薄膜2a,2dの光学特性を変えて、かつ光学薄膜2b,2cの光学特性をも異ならせるようにした一例に過ぎない。このようにダイクロイックプリズム41の4面の光学薄膜2a〜2dの光学的特性を変えることにより、図4に示すスクリーン102に対して合成光13Aを投影する場合に画面光量を損なうことなく画面色むらを均一にして、高画質化を実現することができる。すなわち、光合成用のダイクロイックプリズム(クロスプリズムとも呼ぶ)の左右の光学薄膜の特性を、その角度依存性に合わせて違えることにより画面の光量を損なうことなく面内の色むらを押さえることができる。
このように、光学薄膜2a,2d及び光学薄膜2b,2cの光学特性を変えることにより、液晶表示パネルの各点に対応する色分離/合成光学素子の角度依存性と、色分離/合成光学素子の光束の広がりのために画面周辺において画面中心の光学膜設計値と色が変わってしまうのをあらかじめ防ぐことができる。この色分離/合成光学素子とは、図23のダイクロイックミラー502c,502aと上述したダイクロイックプリズム41である。すなわち、色分離/合成光学素子の光束の広がりによる色分離/合成光学素子の角度依存性を、工夫なく色補正用ダイクロイックフィルター120,130,140だけで波長制限すると、不必要に有効な波長域成分を大きく損ない画面輝度の低下となる。そこで、このような色補正用ダイクロイックフィルター120,130,140を用いた場合に、有効な波長成分を損なうことなく画面輝度の低下を防ぎ、画面色むらが均一な構成にするために、上述したように光学薄膜2a,2cあるいは光学薄膜2b,2dの光学的特性を積極的に異ならせるのである。これにより、色補正用ダイクロイックフィルター120,130,140は不必要に有効な波長域成分を大きく損なうことなく波長制限をしすぎずに、有効に波長帯域を得られ色むらなく画面輝度の低下をさけられる。
ところで本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。上述した実施の形態では、色補正用ダイクロイックフィルター120,130,140は、コンデンサレンズと液晶表示パネルの間に配置されているが、これに限らずコンデンサレンズよりも光軸に沿って手前側に配置することも勿論可能である。また光変調手段として液晶表示パネルを用いているが、これに限らず他の種類の表示手段を用いることができる。光源としては、メタルハライドランプやハロゲンランプ等を用いる他に、水銀及びキセノンランプ等を採用することもできる。図示の表示装置は、スクリーンの背面から画像を表示する形式のものを採用している。しかしこれに限らず本発明の表示装置は、スクリーンの前面に直接投影する方式であっても勿論構わない。表示装置の適用例としては、テレビジョンセットに限らず、コンピュータ等のような電子機器のモニタ等として用いることもできる。
本発明の光学装置を備える表示装置の一例を示す斜視図。 図1の表示装置の内部構造を示す図。 図2の投写型表示装置を示す斜視図。 本発明の光学装置を備える投写型表示装置を示す図。 図4の投写型表示装置における色補正用ダイクロイックフィルターとダイクロイックプリズム等を示す図。 図5のダイクロイックプリズムの各プリズムを示す分解斜視図。 赤色光Rに関して、赤帯域反射率Rrと、波長λの関係を示す図。 図7に対応して示すダイクロイックプリズムの光学薄膜の特性を説明する図。 赤色光Rに関し、赤帯域反射率Rrと、波長λの関係を示す図。 図9に関連して示す光学薄膜の光学特性を説明する図。 緑色光Gに関する長波長側緑帯域透過率Gltに対する波長λの関係を示す図。 図11における光学薄膜の光学的特性を示す図。 緑色光Gに関する長波長側緑帯域透過率Gltに対する波長λの関係を示す図。 図13に関して光学薄膜の光学特性を示す図。 緑色光Gの短波長側緑帯域透過率Gsrに対して波長λの関係を示す図。 図15に関して光学薄膜の光学特性を示す図。 緑色光Gの短波長側緑帯域透過率Gsrに対する波長λの関係を示す図。 図17に関して光学薄膜の光学特性を示す図。 青色光Bの青帯域反射率Brに対する波長λの関係を示す図。 図19に関する光学薄膜の光学特性を示す図。 青色光Bの青帯域反射率Brに対する波長λの関係を示す図。 図21に関して光学薄膜の光学特性を示す図。 従来の投写型表示装置の例を示す図。 従来の投写型表示装置のクロスプリズムの特性を示す図。
符号の説明
1・・・投写型表示装置、3・・・光源、11・・・光学装置、13・・・投写レンズ鏡筒、41・・・ダイクロイックプリズム(光合成部材)、41A・・・第4プリズム、41B・・・第3プリズム、41C・・・第1プリズム、41D・・・第2プリズム、45,49,53・・・液晶表示パネル(光変調部材)、102・・・スクリーン、120,130,140・・・色補正用ダイクロイックフィルター(色補正部材)

Claims (9)

  1. 赤青緑の各色光路上に配置された光変調部材及び色補正部材と、
    光合成部材とを有する光学装置において、
    前記光合成部材が、
    断面三角形状であり、赤色光が入射される光学薄膜を有する第1のプリズムと、
    断面三角形状であり、緑色光が入射される光学薄膜を有する第2のプリズムと、
    断面三角形状であり、青色光が入射される光学薄膜を有する第3のプリズムと、
    断面三角形状であり、赤色光、緑色光、青色光を合成した光が出射する第4のプリズムと、
    光透過特性及び光反射特性を有する複数枚の光学薄膜とを有するダイクロイックプリズムであり、
    前記ダイクロイックプリズムは、前記第1〜第4のプリズム同士が張り合わされる面に、それぞれ異なる光透過特性及び光反射特性を有する前記光学薄膜が設けられ、直方体あるいは立方体に形成される
    ことを特徴とする光学装置。
  2. 前記第4のプリズムと前記第3のプリズムとを張り合わる面に、赤色光路上に配置された前記色補正部材を透過する波長以上の赤色光を反射する第1の前記光学薄膜が設けられ、前記第4のプリズムと前記第1のプリズムとを張り合わる面に、青色光路上に配置された前記色補正部材を透過する波長以下の青色光を反射する第2の前記光学薄膜が設けられ、前記第3のプリズムと前記第2のプリズムとを張り合わる面に青色光路上に配置された前記色補正部材を透過する波長以下の青色光を反射する第3の前記光学薄膜が設けられ、前記第1のプリズムと前記第2のプリズムとを張り合わる面に赤色光路上に配置された前記色補正部材を透過する波長以上の赤色光を反射する第4の前記光学薄膜が設けられたダイクロイックプリズムであることを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
  3. 前記第1の光学薄膜が反射する波長に前記第1の光学薄膜の角度依存による波長を加算した波長よりも長波長側であり、かつ前記第4の光学薄膜が反射する波長よりも長波長側である波長の赤色光を透過する前記色補正部材を、赤色光の光路上に有することを特徴とする請求項2に記載の光学装置。
  4. 前記第3の光学薄膜が反射する波長から前記第3の光学薄膜の角度依存による波長を減算した波長よりも短波長側であり、かつ前記第2の光学薄膜が反射する波長よりも短波長側である波長の青色光を透過する前記色補正部材を、青色光の光路上に有することを特徴とする請求項2に記載の光学装置。
  5. 前記第4の光学薄膜が反射する波長から前記第4の光学薄膜の角度依存による波長を減算した波長よりも短波長側であり、かつ前記第1の光学薄膜が反射する波長よりも短波長側である波長と、前記第2の光学薄膜が反射する波長に前記第2の光学薄膜の角度依存による波長を加算した波長よりも長波長側であり、かつ前記第3の光学薄膜が反射する波長よりも長波長側である波長との間の波長の緑色光を透過する前記色補正部材を、緑色光の光路上に有することを特徴とする請求項2に記載の光学装置。
  6. 前記色補正部材が、ダイクロイックフィルターであることを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
  7. 前記色補正部材は、平板状あるいはレンズ状の基板と、この基板に形成された光透過性を備えている光学薄膜とを有し、前記光変調部材の前側あるいは後側に配置されている請求項1に記載の光学装置。
  8. 前記光変調部材は画像を映し出す液晶表示パネルであることを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
  9. 光源と、赤青緑の各色光路上に配置された光変調部材及び色補正部材と、光合成部材と、投写レンズとを備える表示装置において、
    前記光合成部材が、
    断面三角形状であり、赤色光が入射される光学薄膜を有する第1のプリズムと、
    断面三角形状であり、緑色光が入射される光学薄膜を有する第2のプリズムと、
    断面三角形状であり、青色光が入射される光学薄膜を有する第3のプリズムと、
    断面三角形状であり、赤色光、緑色光、青色光を合成した光が出射する第4のプリズムと、
    光透過特性及び光反射特性を有する複数枚の光学薄膜とを有するダイクロイックプリズムであり、
    前記ダイクロイックプリズムは、前記第1〜第4のプリズム同士が張り合わされる面に、それぞれ異なる光透過特性及び光反射特性を有する前記光学薄膜が設けられ、直方体あるいは立方体に形成される
    ことを特徴とする表示装置。
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