JP2006337003A - 乾燥機および乾燥制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】収穫量に合わせた効率的な乾燥を実現するとともに、乾物状態に合わせた最適な乾燥を実現することのできる乾燥機と乾燥制御方法を提供する。
【解決手段】熱風発生装置11に対し1台または複数台の移動式の乾燥室ユニット12を着脱自在に固定または連結し、熱風発生装置11は、上部に吸気ダンパ23を備える吸気口21および下部に熱風吹出口22を開設し、各乾燥室ユニット12は、ケーシング24上部に排気ダンパ33を備える排気口34を開設し、ケーシング24一側壁の下部に熱風吹出口22に対向する熱風導入口30および上部に熱風循環口35に対向する熱風戻し口36を開設し、ケーシング24他側壁の下部に開閉ダンパ38を備える熱風分岐口37および上部に開閉ダンパ40を備える熱風合流口39を開設する。
【選択図】図1

Description

本発明は、農水産物や加工品の乾燥に用いる乾燥機および乾燥制御方法に関する。
従来の一般的な農水産物(椎茸、柿、野菜、小魚など)の乾燥機は、図11に示す構造となっている。図11に示す乾燥機は、乾燥室1内に多段の棚2を複数列設け、乾物を適宜並べた乾燥用トレイ(一般に「エビラ」と称される)3を乾燥室1まで移動し各列の棚2にそれぞれ吊り込むようになっている。乾燥室1の側方の熱風発生装置4によって乾燥室1の下部に送りこまれた熱風は、下段のトレイ3から上段のトレイ3に吹き上げられ、トレイ3上の乾物を乾燥させながら、排気口5または循環口6を通して外部に排出されまたは熱風発生装置4に戻されるようになっている。給気口7からは送風機8により外部の新鮮な空気を熱風発生装置4内に取り入れるようになっている。
その他の乾燥機として、トレイ3を多段収納できる複数の移動用台車を乾燥室1内に移動し、乾燥するようにした構造の乾燥機が葉たばこ向けに提案されている(特許文献1参照)。
実開平6−50499号公報
上記いずれの乾燥機も、乾燥室の全体に熱風または温風を等しく行き渡らせる仕組みになっているため、収穫量が多いときは乾燥室の効率的な利用が図れ、また乾物状態が等しいときは乾燥管理も楽であるという利点がある。しかしながら、収穫量が少ないときは乾燥室の効率的な利用が難しくなり、また乾物状態が異なるとき(例えば、水分が少なく小柄な椎茸と、水分が多く大柄な椎茸を一緒に乾燥させるとき)は乾物状態に合わせた乾燥管理が難しいという課題がある。
また、乾燥制御に関して、乾燥温度(熱風吹出口の乾球温度)についてはバーナ等の熱源により手動またはタイマで段階的に変温(昇温)させている。一方、排気量については、ユーザーが乾物の乾燥状態を目視等で観察しながらその状況に応じた吸気量や排気量の調整を行っており、最近では、吸気−排気ダンパの開度調整に駆動モータ等を組み合わせたタイマ制御方式タイプ(半自動タイプ)もあるが、いずれにしても、乾物状態に合わせた乾燥調整の操作を必要とし、ユーザーにとっては(特に夜間の操作など)煩雑で心労を伴う作業負担となっていた。
本発明は上記課題に鑑みてなされたもので、収穫量に合わせた効率的な乾燥を実現するとともに、乾物状態に合わせた最適な乾燥を実現することのできる乾燥機を提供することを目的とする。
また、乾物状態に合わせた最適な乾燥制御を実現することのできる乾燥制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る請求項1の乾燥機は、熱風発生装置に対し1台または複数台の移動式の乾燥室ユニットを着脱自在に固定または連結してなり、熱風発生装置は、上部に吸気ダンパを備える吸気口および下部に熱風吹出口をそれぞれ開設し、各乾燥室ユニットは、ケーシング上部に排気ダンパを備える排気口を開設するとともに、ケーシング一側壁の下部に熱風吹出口に対向する熱風導入口および上部に熱風発生装置側の熱風循環口に対向する熱風戻し口をそれぞれ開設し、さらにケーシング他側壁の下部に開閉ダンパを備える熱風分岐口および上部に開閉ダンパを備える熱風合流口をそれぞれ開設してなることを特徴とする。
収穫量が比較的少なく、1台の乾燥室ユニットのみで足りるときは、熱風発生装置に対し1台の移動式の乾燥室ユニットを固定または連結して使用する。熱風分岐口と熱風合流口の各開閉ダンパは閉じる。熱風発生装置の熱風吹出口から熱風導入口を通して乾燥室ユニットの下部に導入された熱風は、乾燥室ユニット内を下から上に吹き上げられ、中の乾物を乾燥させる。収穫量に応じた数のユニットを選択して、効率的な乾燥ができる。本発明における熱風発生装置は、火炉や熱交換器により空気を加熱して熱風を発生させる装置であり、温風を含む広い概念として熱風の言葉を用いている。よって温風発生装置と称しているものも含まれる。
一方、収穫量が多く、複数台の乾燥室ユニットを必要とするときは、熱風発生装置に対し複数台の移動式の乾燥室ユニットを固定または連結して使用する。最後の一台を除き、熱風分岐口および熱風合流口の各開閉ダンパは開けておく。熱風発生装置から先頭の乾燥室ユニットの熱風導入口を通してその下部に導入された熱風は、乾燥室ユニット内を下から上に吹き上げると同時に、その一部は熱風分岐口から後続の2台目の乾燥室ユニットに導入される。さらに3台目の乾燥室ユニットを組合せている場合には、2台目の乾燥室ユニットの熱風分岐口から3台目の乾燥室ユニットに導入される。収穫量の増大に応じた数の乾燥室ユニットを選択して、効率的な乾燥ができる。
乾燥室ユニット毎に熱風戻し口と熱風合流口を設けることで、1台の乾燥室ユニット、複数台の乾燥室ユニットの組合せのいずれの場合であっても、熱風を効率的に循環させることができる。
本発明に係る請求項2の乾燥機は、各乾燥室ユニットの熱風導入口に風量調整ダンパを備えることを特徴とする。
乾燥室ユニットの熱風導入口に風量調整ダンパを備えることで、乾燥室ユニット単位での風量調整ができる。これにより各乾燥室ユニットの乾物状態に合わせたユニット単位での乾燥操作と管理ができる。
本発明に係る請求項3の乾燥機は、熱風発生装置下部の熱風吹出口と乾燥室ユニット下部の熱風導入口の間の周囲、熱風発生装置上部の熱風循環口と乾燥室ユニット上部の熱風戻し口の間の周囲のそれぞれを環状シール材により密閉することを特徴とする。
熱風発生装置と乾燥室ユニット間の、上下の開口部間の周囲をそれぞれ環状シール材で密閉することにより、乾燥効率の低下、循環効率の低下を防ぐことができる。
本発明に係る請求項4の乾燥機は、複数台の乾燥室ユニットの、隣接する一方の熱風分岐口と他方の熱風導入口の間の周囲、隣接する一方の熱風合流口と他方の熱風戻し口の間の周囲のそれぞれを環状シール材により密閉することを特徴とする。
隣接する乾燥室ユニットの、上下の開口部の間の周囲のそれぞれを環状シール材で密閉することにより、乾燥効率の低下、循環効率の低下を防ぐことができる。
本発明に係る請求項5の乾燥機は、熱風発生装置に対し乾燥室ユニットを着脱自在に固定または連結する着脱用金具を備えることを特徴とする。
着脱用金具により、熱風発生装置に対し移動式の乾燥室ユニットを容易に着脱することができ、固定または連結作業が簡単に行える。
本発明に係る請求項6の乾燥機は、先頭の乾燥室ユニットに対し後続の乾燥室ユニットを着脱自在に固定または連結する着脱用金具を備えることを特徴とする。
着脱用金具により、先頭の乾燥室ユニットに対し後続の乾燥室ユニットを容易に着脱することができ、乾燥室ユニットの増設が容易に行える。
本発明に係る請求項7の乾燥制御方法は、乾燥室ユニットの排気口周辺部の相対湿度を検出し、この検出値に基づいて熱風発生装置側の吸気口の吸気ダンパの開き量および各乾燥室ユニット側の排気口の排気ダンパの開き量を決定し、各ダンパを開閉操作することを特徴とする。
乾燥室ユニット内の乾物の乾燥状態は、乾燥室ユニットの排気口から排出される排気の相対湿度を検出することで的確に把握することができる。検出手段としては、乾燥室ユニット側の排気口周辺部に設置する相対湿度センサや乾湿温度計等がある。乾湿温度計の場合は、乾球温度計と湿球温度計から相対湿度を演算して検出値とする。
検出信号は制御盤に送られ、検出信号に基づく吸気ダンパの開き量が決定され、決定された開き量に対応する制御信号が吸気ダンパの駆動装置に送られ、吸気ダンパが所定の開き量となるように駆動操作される。排気ダンパに関しては、風圧式ダンパを採用して、吸気ダンパの開き量に対応する吸気風量・風圧により排気ダンパの開き量を自動的に調整するやり方や、吸気ダンパの開き量に対応する制御信号を制御盤が排気ダンパの駆動装置に送り、排気ダンパが所定の開き量となるように駆動操作するやり方でもよい。
いずれの場合であっても、乾燥室ユニットの排気口周辺部の相対湿度を検出し、検出信号に基づくフィードバック制御により、吸気口および排気口の各ダンパの開き量を自動的に決定し、各ダンパの開閉操作を自動的に行わせることができる。これにより、乾物状態に合わせた最適な乾燥制御を実現することができる。
以上説明したように、本発明に係る乾燥機によると、熱風発生装置に対し1台または複数台の乾燥室ユニットを組合せることにより、収穫量に合わせた数のユニットを選択して効率的な乾燥を実現することができる効果を奏する。また、乾物状態に合わせた最適な乾燥を実現することができる効果を奏する。
また、本発明に係る乾燥制御方法によると、乾物状態に合わせた最適な乾燥制御を実現することができる効果を奏する。
本発明を実施するための最良の形態を図1ないし図10を参照して説明する。これらの図において、10は乾燥機、11は熱風発生装置、12は乾燥室ユニットである。
図1ないし図3に示すように、熱風発生装置11は、ケーシング13の下部ユニットにバーナ14を備える火炉15と、火炉15に連絡する熱交換器16を配置し、上部ユニットに送風機17を配置する。外部には制御盤18と、熱交換器16に連通する煙突19を備える。送風機17によって上部ユニットの外気導入口20から吸気口21を介して熱風発生装置11内に取入れた新鮮な外気を、バーナ14の炎によって加熱された火炉15とこれに続く熱交換器16によって加熱し、乾いた熱風を下部ユニットの熱風吹出口22から側方の乾燥室ユニット12の下部に導入するようになっている。吸気口21には外気導入口20からの吸気量を調整する吸気ダンパ23が取り付けられている。
乾燥室ユニット12は、箱型のケーシング24の内部に1列×多数段(例えば15段)の棚2を備える乾燥室25を形成し、1列×多数段の棚2に多数枚の乾燥用トレイ3を収容できるようになっている。また、箱型のケーシング24の底部に移動用の車輪26を備え、熱風発生装置11に対し乾燥室ユニット12を固定または連結位置までレール27上を移動できるようになっている。なお、乾燥用トレイ3の出し入れ口28には乾燥室25を密閉する扉29が取り付けられている。
ケーシング24の、熱風発生装置11側の側壁下部には、熱風発生装置11の熱風吹出口22に対向する熱風導入口30が開設され、この熱風導入口30には熱風発生装置11から導入される熱風の風量を調整する風量調整ダンパ31が取り付けられている。ケーシング24の下部には、底部内面との間に通風空間を残して、多数の孔32aを形成する整流板32が設けられている。この整流板32はケーシング24の下部に導入した熱風を整流し乾燥室25に均一な流れを作り出す役目をする。
ケーシング24の上部天井には排気ダンパ33を備える排気口34が開設されている。この排気ダンパ33は設定値を越える下からの風量・風圧を受けると排気口34を自動的に開き、設定値以下の風量・風圧では排気口34を全閉する構成とされている。そして、ケーシング24の、熱風発生装置11側の側壁上部には、熱風発生装置11の熱風循環口35に対向する熱風戻し口36が開設されている。
一方、ケーシング24の、熱風発生装置11と反対側の側壁下部には、後続の乾燥室ユニット12の熱風導入口30に対向する熱風分岐口37が開設され、この熱風分岐口37には熱風の分岐供給を遮断し熱風を上向きのみとする遮断ダンパ(開閉ダンパ)38が取り付けられている。同様に、ケーシング24の、熱風発生装置11と反対側の側壁上部には、後続の乾燥室ユニット12の熱風戻し口36に対向する熱風合流口39が開設され、この熱風合流口39にも遮断ダンパ(開閉ダンパ)40が取り付けられている。
熱風発生装置11と先頭の乾燥室ユニット12との間には、熱風発生装置11下部の熱風吹出口22と乾燥室ユニット12下部の熱風導入口30の間の周囲、熱風発生装置11上部の熱風循環口35と乾燥室ユニット12上部の熱風戻し口36の間の周囲、のそれぞれを密閉する環状シール材41,41が取り付けられている。同様に、先頭の乾燥室ユニット12と後続の乾燥室ユニット12との間には、先頭の乾燥室ユニット12下部の熱風分岐口37と後続の乾燥室ユニット12下部の熱風導入口30の間の周囲、先頭の乾燥室ユニット12上部の熱風合流口39と後続の乾燥室ユニット12上部の熱風戻し口36の間の周囲、のそれぞれを密閉する環状シール材41,41が取り付けられている。この環状シール材41…は、例えば、各乾燥室ユニット12の熱風導入口30と熱風戻し口36側だけに取り付けてもよい。
乾燥室ユニット12の熱風発生装置11側の側壁上部および下部には、熱風発生装置11に対し乾燥室ユニット12を容易に固定または連結する着脱用金具42がそれぞれ取り付けられている。この着脱用金具42は、レバー操作により金具本体43を熱風発生装置11側の掛止部44に掛止して固定または連結状態とし、レバー操作により固定または連結状態を解除できるようになっている。また、乾燥室ユニット12の熱風発生装置11と反対側の側壁上部および下部にも、後続の乾燥室ユニット12の着脱金具42の金具本体43に掛止される掛止部44がそれぞれ設けられている。
熱風発生装置11の熱風吹出口22の近くには乾球温度計45が設置され、乾燥温度を測定する。また、乾燥室ユニット12の排気口33の近くには相対湿度検出センサ46が設置され、排気口33から排出される排気の相対湿度を検出する。
上記のように構成された乾燥機の使用方法および乾燥制御方法について、椎茸の乾燥を例にして、図4ないし図10を参照しながら以下に説明する。
収穫量が少量で、1台の乾燥室ユニット12で足りる場合には、熱風発生装置11に対し1台の乾燥室ユニット12を固定または連結する。乾燥室ユニット12は、予め、椎茸を並べた乾燥用トレイ3を乾燥室25に収容する。扉29を閉めた状態で乾燥室ユニット12をレール27上を移動させて、熱風発生装置11に対し着脱用金具42により固定または連結する。乾燥室ユニット12の熱風分岐口37と熱風合流口39はそれぞれの遮断ダンパ38,40により閉じる。
椎茸の乾燥過程は大別すると、初期、中期、後期に分かれる。それぞれのステージで排気量および乾燥温度を調整する。
乾燥初期は、排気量が最大量となるように給排気口をそれぞれ全開する。図4に示すように、吸気ダンパ23の開き量を最大にして、吸気口21を全開し、熱風循環口35を全閉する。乾燥開始温度は40〜45℃である。
送風機17の駆動により外気導入口20から全開の吸気口21を通り熱風発生装置11内に外気が取り入れられる。そして、バーナ14の炎で加熱された火炉15および熱交換器16により乾いた熱風となって、熱風吹出口22、熱風導入口30を通り、乾燥室ユニット12の下部空間から、整流板32の孔32aを通り下から上に吹き上げられる。その間、椎茸に熱を与えて水分を蒸発させる。最大量取入られた吸気は、天井の排気ダンパ33を最大に開いて、全開の排気口34から機外へ全て排気される。その間、排気口34の付近に設置された相対湿度センサ46が排気口34周辺部の相対湿度を検出し、検出信号を制御盤18へ送る。時間経過とともに、図10のグラフに示すように排気口34周辺部の相対湿度は最初の90%台から順調に低下する。
乾燥中期に至り、図10のグラフに示すように排気口34周辺部の相対湿度が30%以下の設定値に達すると、相対湿度センサ46からの検出信号に基づき、制御盤18が図示しない駆動モータに対し制御信号を送り、図5に示すように、吸気ダンパ23の開き量を1/2とし、吸気口21と熱風循環口35がいずれも半分だけ開かれる。排気口33からの排気量は1/2となり、乾燥室25に送られる熱風の全量の1/2が吸気口31から取り入れられ、1/2は熱風循環口35を通り循環する。排気ダンパ33は風圧の減少で1/2開度となり、排気口34を半分閉じる。その結果、吸気口21から取り入れた分の量だけが機外へ排気される。その後、時間経過とともに排気口34からの排気の相対湿度が低下する。15%以下の設定値に達すると、相対湿度センサ46からの検出信号に基づき、制御盤18が吸気ダンパ23を1/3開度とする。
乾燥後期は、給排気口を全閉し、機内の空気を全循環させる。排気口34からの排気の相対湿度が10%以下になったら、相対湿度センサ46からの検出信号に基づき、図6に示すように制御盤18からの制御信号により吸気ダンパ23を最小開度として、吸気口21を全閉し、熱風循環口35を全開する。排気ダンパ33に対する風圧は設定圧以下に戻り、排気口34を全閉する。これにより機内の空気はほぼ全循環する。その後2〜3時間以上湿度変化が見られなかったら、乾燥操作を停止する。
以上の乾燥開始から終了までの一連の制御操作は、制御盤18に組み込まれた選択プログラムにより実行することができる。ユーザーは複数用意された乾燥プラグラムの中から任意に乾物状態にあったプログラムを選択して自動運転を実行することができる。選択プログラムとしては、椎茸乾燥用の日和子(雨に濡れずに水分が少なく小柄な椎茸のこと)用、雨子(雨に濡れて水分が多く大柄な椎茸のこと)用のプログラムや小魚乾燥用のプログラムなどを準備する。
次ぎに、収穫量が多く、1台の乾燥室ユニット12で足りないときは、乾燥室ユニット12を増設する。先頭の乾燥室ユニット12に対し後続の乾燥室ユニット12を着脱用金具42により固定または連結する。先頭の乾燥室ユニット12の熱風分岐口37と熱風合流口39はそれぞれの遮断ダンパ38,40を倒して全開し、乾燥室ユニット12,12どうしを連通させる。一方、後続の乾燥室ユニット12の熱風分岐口37と熱風合流口39はそれぞれの遮断ダンパ38,40を起立させて全閉する。図7は乾燥初期の給排気口全開の状態、図8は乾燥中期の給排気口半開の状態、図9は乾燥後期の給排気口全閉の全循環状態をそれぞれ示している。
各図に示すように、熱風発生装置11から先頭の乾燥室ユニット12の下部に導入された熱風の一部は、熱風分岐口37、後続の乾燥室ユニット12の下部の熱風導入口30を通り、後続の乾燥室ユニット12の下部空間に分岐して供給され、後続の乾燥室ユニット12内を下から上に吹き上げる。その結果、2台の乾燥室ユニット12を組合わせて効率よく乾燥することができる。図7に示す乾燥初期の段階では、各乾燥室ユニット12の排気口34から全量機外へ排出し、図8に示す乾燥中期の段階では、熱風戻し口36、熱風循環口35を通り、熱風発生装置11との間で全量の1/2を循環させる。図9に示す乾燥後期の段階では全循環させる。
また、2台の乾燥室ユニット12を組合せることで、乾物状態に合わせた乾燥を行うことができる。例えば、先頭の乾燥室ユニット12を水分が多く大柄の雨子椎茸向け、後続の乾燥室ユニット12を水分が少なく小柄の日和子椎茸向けに用い、これらを同時期に乾燥させることができる。
例えば、先頭の乾燥室ユニット12の熱風導入口30の風量調整ダンパ31は倒したままで全開とし、後続の乾燥室ユニット12の熱風導入口30の風量調整ダンパ31を起立させて半開とすると、先頭の乾燥室ユニット12の内部を下から上に吹き上げる熱風の風量を多くし、後続の乾燥室ユニット12の内部を下から上に吹き上げる熱風の風量を少なくすることができる。このようにして、乾燥の各期(初期、中期、後期)における風量をユニット単位で調整することで、先頭の乾燥室ユニット12に収容する乾物と後続の乾燥室ユニット12に収容する乾物の各状態に合わせた最適な風量調整に基づく乾燥操作が可能となる。
本発明に係る乾燥機は、農水産品や加工品の乾燥のほか、竹製品やドライフラワー等の工芸品向けの乾燥機としても利用することができる。
本発明に係る乾燥機を示す図で、熱風発生装置に複数台の移動式の乾燥室ユニットを組合わせた状態を示す縦断面図、 図1に示す乾燥機の正面図、 図1に示す乾燥機のA−A線に沿う断面図、 熱風乾燥装置に1台の乾燥室ユニットを組合せて使用する状態を示す図で、乾燥初期の状態を示す図、 熱風乾燥装置に1台の乾燥室ユニットを組合せて使用する状態を示す図で、乾燥中期の状態を示す図、 熱風乾燥装置に1台の乾燥室ユニットを組合せて使用する状態を示す図で、乾燥後期の状態を示す図、 熱風乾燥装置に2台の乾燥室ユニットを組合せて使用する状態を示す図で、乾燥初期の状態を示す図、 熱風乾燥装置に2台の乾燥室ユニットを組合せて使用する状態を示す図で、乾燥中期の状態を示す図、 熱風乾燥装置に2台の乾燥室ユニットを組合せて使用する状態を示す図で、乾燥後期の状態を示す図、 乾燥初期から後期に至るまでの排気口周辺部の相対湿度、熱風吹出口周辺部の相対湿度、吸気口周辺部の相対湿度を示すグラフ図、 従来の汎用タイプの乾燥機を示す縦断面図である。
符号の説明
1,25 乾燥室
2 棚
3 乾燥用トレイ
4 熱風発生装置
5,34 排気口
6 循環口
7,21 吸気口
8,17 送風機
10 乾燥機
11 熱風発生装置
12 乾燥室ユニット
13,24 ケーシング
14 バーナ
15 火炉
16 熱交換器
18 制御盤
19 煙突
20 外気導入口
22 熱風吹出口
23 吸気ダンパ
26 車輪
27 レール
28 乾燥用トレイの出し入れ口
29 扉
30 熱風導入口
31 風量調整ダンパ
32 整流板
32a 孔
33 排気ダンパ
35 熱風循環口
36 熱風戻し口
37 熱風分岐口
38,40 遮断ダンパ(開閉ダンパ)
39 熱風合流口
41 環状シール材
42 着脱用金具
43 金具本体
44 掛止部
45 乾球温度計
46 相対湿度センサ

Claims (7)

  1. 熱風発生装置に対し1台または複数台の移動式の乾燥室ユニットを着脱自在に固定または連結してなり、熱風発生装置は、上部に吸気ダンパを備える吸気口および下部に熱風吹出口をそれぞれ開設し、各乾燥室ユニットは、ケーシング上部に排気ダンパを備える排気口を開設するとともに、ケーシング一側壁の下部に熱風吹出口に対向する熱風導入口および上部に熱風発生装置側の熱風循環口に対向する熱風戻し口をそれぞれ開設し、さらにケーシング他側壁の下部に開閉ダンパを備える熱風分岐口および上部に開閉ダンパを備える熱風合流口をそれぞれ開設してなることを特徴とする乾燥機。
  2. 各乾燥室ユニットの熱風導入口は風量調整ダンパを備えることを特徴とする請求項1記載の乾燥機。
  3. 熱風発生装置下部の熱風吹出口と乾燥室ユニット下部の熱風導入口の間の周囲、熱風発生装置上部の熱風循環口と乾燥室ユニット上部の熱風戻し口の間の周囲のそれぞれを環状シール材により密閉することを特徴とする請求項1または請求項2記載の乾燥機。
  4. 複数台の乾燥室ユニットの、隣接する一方の熱風分岐口と他方の熱風導入口の間の周囲、隣接する一方の熱風合流口と他方の熱風戻し口の間の周囲のそれぞれを環状シール材により密閉することを特徴とする請求項1ないし請求項3記載の乾燥機。
  5. 熱風発生装置に対し移動式の乾燥室ユニットを着脱自在に固定または連結する着脱用金具を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項4記載の乾燥機。
  6. 先頭の乾燥室ユニットに対し後続の乾燥室ユニットを着脱自在に固定または連結する着脱用金具を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項5記載の乾燥機。
  7. 請求項1ないし請求項6記載の乾燥機における乾燥制御方法であって、乾燥室ユニットの排気口周辺部の相対湿度を検出し、この検出値に基づいて熱風発生装置側の吸気口の吸気ダンパの開き量および各乾燥室ユニット側の排気口の排気ダンパの開き量を決定し、各ダンパを開閉操作することを特徴とする乾燥制御方法。
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