JP2006336773A - 固定型等速自在継手 - Google Patents

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Abstract

【課題】
ボールを脱落させることなく外側継手部材の外側に出すことにより、従来以上の高作動角を実現可能な固定型等速自在継手を提供すること。
【解決手段】
本発明の固定型等速自在継手は、球面状の内周面1aに軸方向に延びる複数の案内溝1bを形成した軸付きカップ状の外側継手部材1と、球面状の外周面2aに軸方向に延びる複数の案内溝2bを形成した内側継手部材2と、外側継手部材1の案内溝1bと内側継手部材2の案内溝2bとが協働して形成する複数のボールトラックに1個ずつ配されたトルク伝達用のボール4と、前記ボール4を保持する保持器5とを備えた固定型等速自在継手において、前記ボール4を収容する保持器5の窓6の外周側窓開き寸法を、窓6の内側に張出す張出し部6a2、6b2によって前記ボール4の径より小さくしたことを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明の固定型等速自在継手は、駆動側の回転軸と従動側の回転軸とを連結し、両軸が角度をなした状態でも等角速度でトルク伝達可能にしたもので、プランジングを行わず角度変位のみが可能であり、自動車をはじめ各種産業機械の動力伝達用の固定型等速自在継手として利用される。
自動車のドライブシャフトのアクスル連結部や、ステアリングシャフトのシャフト折曲げ連結部には、固定型等速自在継手が一般に使用される。この固定型等速自在継手として、従来、ゼッパ型等速自在継手やアンダーカットフリー型(以下UJ型という)等速自在継手が知られている。ゼッパ型の特徴は、外側継手部材の案内溝のボール中心軌跡と内側継手部材の案内溝のボール中心軌跡が、それぞれ、継手中心から軸方向に等距離離れた点を中心とする二つの球の子午線となっていることである。(特許文献1参照)。
これに対してUJ型等速自在継手は、ゼッパ型等速自在継手よりも高作動角とするために発明されたもので、外側継手部材の案内溝のボール中心軌跡が、上記ゼッパ型の子午線の円弧のうち、継手中心を通る軸直角断面より外側継手部材の開口側の部分が継手軸と平行な直線となっている。(特許文献2参照)
ゼッパにより発明されたゼッパ型等速自在継手は、最初は、外側継手部材の案内溝のボール中心軌跡と、内側継手部材の案内溝のボール中心軌跡が、ともに継手中心に中心を持つ同一円弧であった。(特許文献3参照)。その自在継手は、作動角0°における保持器の回転位置が一定に定まらないという欠点があり、それを補うために、内側継手部材と外側継手部材の間に保持器の位置を制御するための別部品を追加していた(特許文献4のFig.1、Fig.2のパイロットピンKを参照)。
その後改良されたゼッパ型等速自在継手は、いわゆるダブルオフセット型と呼ばれるもので、外側継手部材と内側継手部材の二つの案内溝のボール中心軌跡を、継手中心から継手軸線方向反対方向にそれぞれ等距離だけ離れた点を中心とする同じ半径の円にしたものである。
このダブルオフセット型等速自在継手においては、継手を高作動角で回転させる場合、ボールが外側継手部材の案内溝から外側にはみ出すと、ボールが保持器の窓から半径方向外方に飛出すのを防止することができない。このため、従来のダブルオフセット型等速自在継手では、ボールは必ず外側継手部材の案内溝の中に収めておく必要があり、これにより継手の最大作動角が抑えられ、せいぜい48°程度が限界であった。
一方、UJ型等速自在継手は、ゼッパ型等速自在継手の作動角をさらに拡大するために発明されたもので、ボールが外側継手部材の案内溝から外れる位置を延長するために、外側継手部材の案内溝のボール中心軌跡を、外側継手部材入りロ部のみ、円弧状から直線状に変更した。しかし、UJ型等速自在継手でも最大作動角は52°程度であった。
継手の作動角をさらに大きく、例えば60°程度にするには、ボールを外側継手部材の案内溝から外側に出さざるを得ない。そのとき、保持器の軸方向に対向する一対のボール案内面が保持器の半径方向に平行な平面であると、ボールが保持器の窓から外側に脱落してしまい、等速自在継手はその機能を失う。
米国特許第2046584号公報 特開昭53−65547号公報 米国特許第1665280号公報 米国特許第2010899号公報
本発明の目的は、ボールを脱落させることなく外側継手部材の外側に出すことにより、従来以上の高作動角を実現可能な固定型等速自在継手を提供することにある。
前記課題を解決するため、請求項1の発明は、球面状の内周面に軸方向に延びる複数の案内溝を形成した軸付きカップ状の外側継手部材と、球面状の外周面に軸方向に延びる複数の案内溝を形成した内側継手部材と、外側継手部材の案内溝と内側継手部材の案内溝とが協働して形成する複数のボールトラックに1個ずつ配されたトルク伝達用のボールと、前記ボールを保持する保持器とを備えた固定型等速自在継手において、前記ボールを収容する保持器の窓の外周側窓開き寸法を、窓の内側に張出す張出し部によって前記ボールの径より小さくしたことを特徴とする。
本発明の固定型等速自在継手では、外側継手部材と内側継手部材を高作動角又は限界作動角に折曲げた状態で、折曲角の外側に位置するボールを外側継手部材の開口端から外側に出した場合でも、窓の外周側窓開き寸法を、窓の内側に張出す張出し部によってボールの径よりも小さくしているので、ボールを内側継手部材の案内溝に保持することができ、保持器の窓から半径方向外方に脱落するのを防止することができる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記保持器の外周面及び内周面を、前記外側継手部材の内周球面及び前記内側継手部材の外周球面に、それぞれ摺接する外周球面及び内周球面とし、かつ、前記内側継手部材の案内溝のボール中心軌跡を、前記ボールの全移動領域において、前記保持器の外周球面と内周球面の中央に位置する仮想球面に包摂させたことを特徴とする。
これにより、保持器の内外でボールの突出量を均等にすることができ、ボールの転動状態を安定なものにすることができる。
請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記保持器の窓の継手軸方向に対向する一対の案内面を、前記仮想球面の内側で互いに平行な平面にするとともに、前記仮想球面の外側で近接させて前記張出し部を形成したことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3の発明において、前記保持器の窓の継手軸方向に対向する一対の案内面を、前記仮想球面の内側で互いに平行な平面にするとともに、前記仮想球面の外側でボールの表面曲率に沿わせた円筒面にして前記張出し部を形成したことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項3の発明において、前記保持器の窓の継手軸方向に対向する一対の案内面のうち、前記外側継手部材の開口側に位置する案内面を前記仮想球面の外側でボールの表面曲率に沿わせた円筒面にして前記張出し部を形成するとともに、残りの案内面を前記仮想球面の内外で互いに平行な平面にしたことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項3の発明において、前記保持器の窓の継手軸方向に対向する一対の案内面のうち、前記外側継手部材の奥側に位置する案内面を前記仮想球面の外側でボールの表面曲率に沿わせた円筒面にして前記張出し部を形成するとともに、残りの案内面を前記仮想球面の内外で互いに平行な平面にしたことを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項4から6のいずれかの発明において、前記保持器の窓の継手軸方向に対向する一対の案内面を、前記仮想球面の内側で互いに平行な平面にするとともに、前記仮想球面の外側で塑性変形にて近接させて前記張出し部を形成したことを特徴とする。
これにより、保持器の外側から保持器の窓にボールを装入することが可能になる。
請求項8の発明は、請求項4から7のいずれかの発明において、前記保持器の窓の継手軸方向に対向する一対の案内面のうち、互いに平行な案内面を保持器本体で形成するとともに、前記張出し部を別部材で形成したことを特徴とする。
これにより、保持器の外側から保持器の窓にボールを装入することが可能になる。
請求項9の発明は、請求項4から7のいずれかの発明において、前記保持器の窓の継手軸方向に対向する一対の案内面のうち、互いに平行な案内面を別部材で形成するとともに、前記張出し部を保持器本体で形成したことを特徴とする。
本発明の固定型等速自在継手は、保持器の窓の外周側窓開き寸法を窓の内側に張出す張出し部によってボールの径よりも小さくしているので、ボールを外側継手部材の開口端から外側に出した場合でも、ボールを内側継手部材の案内溝に保持することができて保持器の窓から半径方向外方に脱落するのを防止することができるから、外側継手部材と内側継手部材の作動角を極限まで増大することができる。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図14に基づいて説明する。図1及び図2は本発明に係る固定型等速自在継手を示したもので、図1(A)が作動角0°の状態、図1(B)が限界作動角(60°)をとった状態である。この固定型等速自在継手は、図2のように、内周球面1aに8本の曲線状の案内溝1bを軸方向に形成した軸付きカップ状の外側継手部材1と、外周球面2aに8本の曲線状の案内溝2bを軸方向に形成し、スプライン(またはセレーション)孔2cを有する内側継手部材2と、スプライン孔2cに一端が嵌合されたシャフト3と、外側継手部材1の案内溝1bと内側継手部材2の案内溝2bとが協働して形成する8本のボールトラックに1個ずつ配されたトルク伝達用ボール4と、ボール4を保持する保持器5とで構成される。図では、案内溝の数が8の場合を示しているが、溝の数は、9、10、11、12、…と増やす場合もある。
固定型等速自在継手はダブルオフセット型と呼ばれるもので、図1(A)のように、外側継手部材1と内側継手部材2の二つの案内溝1b,2bの中心O1、O2は、外側継手部材1の内周球面1aと内側継手部材2の外周球面2aの共通の中心Oに対して、それぞれ、軸方向反対側に等距離だけオフセットされる。これにより、案内溝1bと、これに対応する案内溝2bとが協働して形成するボールトラックは、継手の開口側に向って開いた楔状となる。
図1に示すように、二軸が角度変位しない場合、すなわち二軸の回転軸線が一直線となった状態では、すべてのトルク伝達ボール4の中心が継手中心Oを含み回転軸線に垂直な平面内にある。外側継手部材1と内側継手部材2とが図1(B)のように例えば角度θだけ角度変位すると、保持器5によってトルク伝達ボール4が、角度θを二等分する平面内に配向せしめられ、これにより継手の等速性が確保される。
保持器5は円環状部材で構成され、その外周面は外側継手部材1の内周球面1aと摺接する外周球面5aとされるとともに、内周面は内側継手部材2の外周球面2aと摺接する内周球面5bとされる。保持器5の周壁に、ボール4と同数の窓6が研削やミーリング等で貫通形成される。窓6の形状は例えば矩形であって、保持器5の円周方向に等間隔で形成される。
本発明では、保持器5の窓6の外側窓開き寸法を、図3のように、窓6の内側に張出す張出し部(6a2と6b2)によって、ボール4の径(間隔D1と等しい)よりもやや狭くしている。すなわち、保持器5の窓6の継手軸方向に対向する一対のボール案内面6a、6bを、保持器5の外周球面5aと内周球面5bの中間に位置する仮想球面Sの内側部分6a1、6b1では互いに平行にするが(間隔D1)、仮想球面の外側部分6a2、6b2ではボール4の表面曲率に合わせた円筒面とする(最小間隔D2)。図3ではボール案内面6a、6bの内側部分6a1、6b1を仮想球面Sよりもやや外側寄りまで延在した状態で図示するが、これは保持器5の内外のボール突出量を等しくするためである。保持器5の内外のボール突出量は継手の機能上は必ずしも等しくする必要はないので、仮想球面Sを境として内側部分6a1、6b1と外側部分6a2、6b2を分けてもよい。
ボール中心軌跡は、ボール4の全移動領域において、保持器5の外周球面5aと内周球面5bの中間に位置する仮想球面Sに包摂させる。これにより、仮想球面Sにボール4の中心が位置し、ボール4の外周がボール案内面6a、6bの曲面の始まり部分である内側部分6a1、6b1と外側部分6a2、6b2の境界に当接する。
本発明に係る等速自在継手は以上のように構成され、外側継手部材1と内側継手部材2が図1(A)の作動角0°の状態では、ボール4が、外側継手部材1の案内溝1bと内側継手部材2の案内溝2bの曲率中心O1、O2のオフセットによる効果で、継手中心Oを含み回転軸線に垂直な平面内に保持され、この状態でトルク伝達が行なわれる。
次に、外側継手部材1と内側継手部材2が図1(B)のように限界作動角θまで折曲げられた状態では、シャフト3が外側継手部材1の開口端に当接する。トルク伝達ボール4は保持器5によって角度θを二等分する平面内に配向せしめられ、これによって継手の等速性が確保される。この際、折曲角の外側に位置するボール4は外側継手部材1の開口端から外側に出ても、本発明の等速自在継手では窓6の外周側窓開き寸法D2をボール4の径(D1)よりも小さくしているので、ボール4が保持器5の窓6から半径方向外方に脱落することがない。したがって、ボール4は内側継手部材2の案内溝2bに保持され、継手の回転が進むと再び外側継手部材1の案内溝1bに入っていく。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく種々の変形が可能である。以下、本発明の変形例を図4〜図14に基づき順に説明する。
図4は、保持器5の窓6のボール案内面6a、6bのうち、外側継手部材1の開口側の面6bを図3と同様にするが、外側継手部材1の奥側の面6a(6a1、6a2)は、全面的に向かい側の面6b1と平行にする。これにより、窓6の外側窓開き寸法がD3(D2<D3<D1)となる。
図5は、図4を左右逆にしたものであって、保持器5の窓6のボール案内面6a、6bのうち、外側継手部材1の奥側の面6aを図3と同様にするが、外側継手部材1の開口側の面6b(6b1、6b2)は、全面的に向かい側の面6a1と平行にする。これにより、窓6の外側窓開き寸法がD3(D2<D3<D1)となる。
図6は、形状的に図3と同じであるが、ボール案内面6a、6bの外側部分6a2、6b2の円筒面を研削やミーリング等で加工する代わりに、図4の面6aや図5の面6bのように、フラットに形成したボール案内面を保持器5の外側から先端がR面をした治具Tにより加締め、これによりボール案内面6a、6bの外側部分6a2、6b2を内側に塑性変形させて張出させる。これにより、窓6の外側窓開き寸法がD2(<D1)となる。
図7は、ボール案内面6a、6bのうち、外側継手部材1の奥側の面6aのみ塑性変形させたものである。これにより、窓6の外側窓開き寸法がD3(D2<D3<D1)となる。
図8は、図7を左右逆にしたものであって、外側継手部材1の開口側の面6bのみ塑性変形させたものである。これにより、窓6の外側窓開き寸法がD3(D2<D3<D1)となる。
図9は、保持器5の窓6のボール案内面6a、6bに図3のように直接張り出し部(6a2、6b2)を形成することに代えて、別部材としての幅広薄肉リング7によって張出し部を形成したものである。これにより、窓6の外側窓開き寸法がD2(<D1)となる。すなわち、保持器5の外周面を研削して周方向に連続した段部5cを形成し、この段部5cに薄肉のリング7を片側から圧入にて装入する。リング7には予め窓形状と合う穴部(6a2、6b2で示す部分)を形成しておく。穴部の継手軸方向に対向する内側面は、予め、プレス加工等により図3の面6a2、6b2と同じように曲面としておく。段部5cの開口側に形成した環状溝8に止め輪9を嵌合してリング7の抜止めとする。止め輪9に代えてリング7を加締めることにより固定してもよい。
図10は、窓6の開口側に段部5dを形成し、この段部5dに幅狭薄肉リング10を圧嵌合したものである。これにより、窓6の外側窓開き寸法がD3(D2<D3<D1)となる。リング10の内側面に予めプレス加工等により図3の面6b2と同じような曲面を形成しておく。段部5dの開口側に形成した環状溝8に止め輪9を嵌合してリング10の抜止めとする。止め輪9に代えてリング10を加締めることにより固定してもよい。
図11は、窓6のボール案内面6a、6bのうち、奥側の面6aと開口側の面6b1を図3と同様にし、面6b2は、窓6の開口側の段部12に充填した別部材11により面6b1と連続する平面を形成するものである。これにより、窓6の外側窓開き寸法がD3(D2<D3<D1)となる。
図12は、図11と同様に段部12に充填した別部材13をさらに治具Tで加締めて窓6の両側で張り出し部(6a2、6b2)を形成するものである。これにより、窓6の外側窓開き寸法がD2(<D1)となる。
図13は、保持器5の外周面に、リング状の別部材14、14を一部が窓6に被さるように2列で装着して窓6の内側へ張り出す張り出し部を形成したものである。これにより、窓6の外側窓開き寸法がD2(<D1)となる。窓6は、継手軸方向で対向する一対の平面状ボール案内面と、継手周方向で対向する一対の円筒面からなる。
図14は、保持器5の窓6の外側に、窓6の形状に対応した枠状の別部材15を装着して窓6の内側へ張り出す張り出し部を形成したものである。これにより、窓6の外側窓開き寸法がD2(<D1)となる。窓6の形状は図13と同じである。別部材14、15は、嵌合や加締めにより保持器5に固定する。
(A)(B)は、本発明に係る固定型等速自在継手の縦断面図。 本発明に係る固定型等速自在継手の横断面図。 保持器の部分断面図。 保持器の部分断面図。 保持器の部分断面図。 保持器の部分断面図。 保持器の部分断面図。 保持器の部分断面図。 保持器の部分断面図。 保持器の部分断面図。 保持器の部分断面図。 保持器の部分断面図。 保持器の部分外面図。 保持器の部分外面図。
符号の説明
1 外側継手部材
1a 外側継手部材の内周球面
1b 外側継手部材の案内溝
2 内側継手部材
2a 内側継手部材の外周球面
2b 内側継手部材の案内溝
2c 内側継手部材のスプライン孔
3 シャフト
4 トルク伝達ボール
5 保持器
5a 保持器の外周球面
5b 保持器の内周球面
5c、5d 保持器の段部
6 保持器の窓
6a、6b 窓のボール案内面
6a1、6b1 ボール案内面の内側部分
6a2、6b1 ボール案内面の外側部分
7 幅広薄肉リング
8 環状溝
9 止め輪
10 幅狭薄肉リング
11〜15 別部材
S 仮想球面
T 治具

Claims (9)

  1. 球面状の内周面に軸方向に延びる複数の案内溝を形成した軸付きカップ状の外側継手部材と、球面状の外周面に軸方向に延びる複数の案内溝を形成した内側継手部材と、外側継手部材の案内溝と内側継手部材の案内溝とが協働して形成する複数のボールトラックに1個ずつ配されたトルク伝達用のボールと、前記ボールを保持する保持器とを備えた固定型等速自在継手において、前記ボールを収容する保持器の窓の外周側窓開き寸法を、窓の内側に張出す張出し部によって前記ボールの径より小さくしたことを特徴とする固定型等速自在継手。
  2. 前記保持器の外周面及び内周面を、前記外側継手部材の内周球面及び前記内側継手部材の外周球面に、それぞれ摺接する外周球面及び内周球面とし、かつ、前記内側継手部材の案内溝のボール中心軌跡を、前記ボールの全移動領域において、前記保持器の外周球面と内周球面の中間に位置する仮想球面に包摂させたことを特徴とする請求項1の固定型等速自在継手。
  3. 前記保持器の窓の継手軸方向に対向する一対の案内面を、前記仮想球面の内側で互いに平行な平面にするとともに、前記仮想球面の外側で近接させて前記張出し部を形成したことを特徴とする請求項2の固定型等速自在継手。
  4. 前記保持器の窓の継手軸方向に対向する一対の案内面を、前記仮想球面の内側で互いに平行な平面にするとともに、前記仮想球面の外側でボールの表面曲率に沿わせた円筒面にして前記張出し部を形成したことを特徴とする請求項3の固定型等速自在継手。
  5. 前記保持器の窓の継手軸方向に対向する一対の案内面のうち、前記外側継手部材の開口側に位置する案内面を前記仮想球面の外側でボールの表面曲率に沿わせた円筒面にして前記張出し部を形成するとともに、残りの案内面を前記仮想球面の内外で互いに平行な平面にしたことを特徴とする請求項3の固定型等速自在継手。
  6. 前記保持器の窓の継手軸方向に対向する一対の案内面のうち、前記外側継手部材の奥側に位置する案内面を前記仮想球面の外側でボールの表面曲率に沿わせた円筒面にして前記張出し部を形成するとともに、残りの案内面を前記仮想球面の内外で互いに平行な平面にしたことを特徴とする請求項3の固定型等速自在継手。
  7. 前記保持器の窓の継手軸方向に対向する一対の案内面を、前記仮想球面の内側で互いに平行な平面にするとともに、前記仮想球面の外側で塑性変形にて近接させて前記張出し部を形成したことを特徴とする請求項4から6のいずれかの固定型等速自在継手。
  8. 前記保持器の窓の継手軸方向に対向する一対の案内面のうち、互いに平行な案内面を保持器本体で形成するとともに、前記張出し部を別部材で形成したことを特徴とする請求項4から7のいずれかの固定型等速自在継手。
  9. 前記保持器の窓の継手軸方向に対向する一対の案内面のうち、互いに平行な案内面を別部材で形成するとともに、前記張出し部を保持器本体で形成したことを特徴とする請求項4から7のいずれかの固定型等速自在継手。
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