JP2006334828A - 画像形成装置及びレーザビームの調整方法 - Google Patents

画像形成装置及びレーザビームの調整方法 Download PDF

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Abstract

【課題】走査調整パターンの濃度を検出することによって最適なレーザビーム相対位置を判定する。
【解決手段】レーザビームを出射する複数の光源と、出射された各レーザビームを偏向走査させるレーザ走査部と、各レーザビームで走査される感光体と、感光体上に印字画像あるいは調整パターンの画素配列を形成するように各光源の点灯を制御する光源制御部と、各レーザビームの感光体上の走査位置を切り替える走査位置切替部と、感光体上に形成された調整パターンの濃度を測定する濃度測定部と、各レーザビームの走査位置に対応する調整パターンの濃度の測定結果に基づいて最適な走査位置を判断する最適位置判断部と、最適位置判断部の判断に基づいて、各レーザビームの走査位置を設定する走査位置設定部とを備えることを特徴とする画像形成装置。
【選択図】図1

Description

この発明は、複数の光源から出射される各レーザビームで感光体を走査して露光する画像形成装置及びレーザビームの調整方法に関する。
複数の光源から出射される各レーザビームで感光体を走査するレーザ走査装置を備えた画像形成装置が知られている。特に、2つのレーザを用いるツインビームのレーザ走査装置が広く用いられている。これらのレーザ走査装置では、各レーザビームの主走査および副走査方向の相対的な走査位置が適当でなければ画像に濃度むらができたり線にガタつきができたりするので、互いの相対位置を精度よく調整しなければならない。このために、ツインビームの主走査方向位置がどのくらいずれているかを2つの光量センサでそれぞれ検知して主走査方向の調整をおこなっている。あるいは、1つの光量センサに2つのレーザビームが所定時間差で照射されるように構成しておき、光量センサ出力の時間差と設定した時間差を比較して、実際のずれがどの程度かを判定する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−177145号公報
しかしながら2つのレーザダイオードを数クロックの間隔を開けて点灯させて別々に受光させようとしても、クロックの誤差が入り、正確に位置が識別できない。また2つのセンサを用いて別々に検知しようとしても、2つのレーザビームが近接(10μm程度)しているとそれは困難である。
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、2つのレーザビームが互いに近接していても最適なレーザビームの走査位置を設定することのできる手法を提供する。
この発明は、レーザビームを出射する複数の光源と、出射された各レーザビームを偏向走査させるレーザ走査部と、各レーザビームで走査される感光体と、感光体上に印字画像あるいは調整パターンの画素配列を形成するように各光源の点灯を制御する光源制御部と、各レーザビームの感光体上の走査位置を切り替える走査位置切替部と、感光体上に形成された調整パターンの濃度を測定する濃度測定部と、各レーザビームの走査位置に対応する調整パターンの濃度の測定結果に基づいて最適な走査位置を判断する最適位置判断部と、最適位置判断部の判断に基づいて、各レーザビームの走査位置を設定する走査位置設定部とを備えることを特徴とする画像形成装置を提供する。
換言すれば、本発明は2つのレーザビームにより走査調整パターンを像形成し、2つのレーザビームの相対位置によって感光体上の潜像電位が変わり、従って走査調整パターンの濃度が変わることに着目して、走査調整パターンの濃度を検出することによって最適なレーザビーム相対位置を判定することを特徴とする。
この発明の画像形成装置は、感光体上に形成された調整パターンの濃度を測定する濃度測定部と、各レーザビームの走査位置に対応する調整パターンの濃度の測定結果に基づいて最適な走査位置を判断する最適位置判断部と、最適位置判断部の判断に基づいて、各レーザビームの走査位置を設定する走査位置設定部とを備えるので、感光体上に形成される画像に基づいて各レーザビームの最適な位置を判断することができ、レーザビームが通過する光学系の誤差を含めて精度よく位置調整を行うことができる。また、市場など、特殊なジグを使用しにくい環境であっても、走査調整パターンを印字することにより簡便に調整を行うことができ、経時変化等の要因による画素位置ずれを必要に応じて補正することができる。
ここで、光源は、複数のレーザビームを出射する光源が一体に形成されたものであってもよい。感光体は、レーザビームによって露光されてその表面に静電潜像が形成されるものであればよく、その材料は限定されない。光源制御部は、各画素に対応して光源の点灯を制御する制御部である。光源制御部は、PWM制御によって各画素の発光強度をさらに制御してもよい。あるいは、光源への電流を制御して各画素の発光強度をさらに制御してもよい。調整パターンの濃度は、感光体上に形成された静電潜像を現像し、可視化された感光体上の像の反射の強さを光センサで検知することにより測定することができるが、この手法に限定されない。たとえば、可視化された像が転写紙に転写した状態で転写紙上の濃度を判断してもよい。
前記光源制御部が、副走査方向に隣接する画素配列が等ピッチであるときに互いの濃度差が最小になる2つのパターンからなる副走査調整用の調整パターンを形成するように各光源を点灯制御し、前記走査位置切替部が、各レーザビーム走査位置を副走査方向に切り替え、最適位置判断部が、2つのパターンの濃度差が最小になる走査位置を副走査方向に最適な位置と判断し、走査位置設定部が、最適位置判断部の判断に基づいて各レーザビームの副走査方向の走査位置を設定するようにしてもよい。このようにすれば、2つのパターン間の濃度を比較することにより最適な副走査方向の走査位置を設定することができ、単純な方法で正確に判断ができる。
また、前記光源制御部は、副走査方向に隣接する各画素が副走査方向に沿って整列するときにその濃度が最大もしくは最小になる主走査調整用の調整パターンを形成するように各光源を点灯制御し、前記走査位置切替部が、各レーザビームの走査位置を主走査方向に切り替え、濃度測定部は、主走査調整パターンの濃度を測定し、最適位置判断部が、濃度が最大もしくは最小になる走査位置を主走査方向に最適な位置と判断し、前記走査位置設定部が、最適位置判断部の判断に基づいて各レーザビームの主走査方向の走査位置を設定するようにしてもよい。このようにすれば、主走査調整パターンの濃度が最大もしくは最小になる位置を求めて主走査方向の走査位置を設定することができ、単純な方法で正確に判断ができる。
前記走査位置切替部が、一体に支持された各光源を変位させることにより副走査方向の走査位置を切り替える副走査切替手段を含んでいてもよい。このようにすれば、複数の光源が一体に形成されていても、副走査切替手段により各光源を変位させて副走査方向の走査位置を調整することができる。
さらに、前記走査位置切替部が、各レーザビームの主走査方向の点灯開始時期を変化させることにより主走査方向の走査位置を切り替える主走査切替手段をさらに含んでいてもよい。このようにすれば、主走査切替手段は副走査方向の走査位置に影響を与えずに画像発生位置を調整することができる。
さらにまた、前記走査位置切替部が、各レーザビームの主走査方向の点灯開始時期を変化させることにより主走査方向の走査位置を切り替える主走査切替手段と副走査方向の走査位置を切り替える副走査切替手段とを有し、前記走査位置設定部が、前記副走査切替手段を切り替えて副走査方向の最適位置を設定した後に、前記主走査方向切替手段を切り替えて主走査方向の最適位置を設定するように構成されるようにしてもよい。副走査切替手段の切り替えにつれて主走査の走査位置が変わる場合において、副走査方向を調整すると主走査方向にずれが発生する。このようにすれば、副走査方向の走査位置の調整によって主走査方向の走査位置がずれても、上記手順で調整を行うことにより、一度の調整で主操作と副走査の両方向の調整が完了し、副走査方向の走査位置と主走査方向の走査位置を正しく調整することができる。
前記光源制御部が、調整パターンを形成するときに、印字画像を形成するときとは異なる条件で各光源を点灯制御するようにしてもよい。このようにすれば、例えば、主走査方向の画素の間隔を印字画像よりも小さくして主走査方向の調整精度を高めることができる。また、例えば、各光源の光量を通常より低下させ、隣接する露光ドット間の位置ズレによる濃度の変化を印字画像よりも大きくすることができる。
また、濃度測定部は、主走査方向の走査開始端側に形成された調整パターンの濃度を測定するようにしてもよい。このようにすれば、ジッタ等の要因が少なく精度よく調整パターンを形成することができる。
また、異なる観点から、この発明は、複数の光源から出射される各レーザビームで感光体を走査して画像を形成する画像形成装置において、コンピュータが、副走査方向の画素配列が等ピッチであるときに互いの濃度差が最小になるような2つのハーフトーン・パターンからなる副走査調整用の調整パターンを感光体に形成する工程と、各レーザビーム走査位置を副走査方向に切り替える工程と、2つのハーフトーン・パターンの濃度差が最小になる走査位置を副走査方向に最適な位置と判断する工程と、最適位置判断部の判断に基づいて各レーザビームの副走査方向の走査位置を設定する工程とを備える走査位置の調整方法を提供する。
さらにまた、この発明は、複数の光源から出射される各レーザビームで感光体を走査して画像を形成する画像形成装置において、コンピュータが、画素配列の副走査方向に隣接する各画素が副走査方向に沿って整列するときにその濃度が最大もしくは最小になるような主走査調整用の調整パターンを感光体に形成する工程と、各レーザビームの走査位置を主走査方向に切り替える工程と、主走査調整パターンの濃度を測定する工程と、濃度が最大もしくは最小になる走査位置を主走査方向に最適な位置と判断する工程と、最適位置判断部の判断に基づいて各レーザビームの主走査方向の走査位置を設定する工程とを備える走査位置の調整方法を提供する。
以下、図面に示す実施形態に基づいてこの発明をさらに詳述する。なお、これによってこの発明は限定を受けるものではない。
図1は、この発明に係る画像形成装置の構成を示す説明図である。図1において、感光体31は奇数ライン・レーザ素子11aからの奇数ライン・レーザビーム35aと偶数ライン・レーザ素子11bからの偶数ライン・レーザビーム35bの2本のレーザビームによって露光される。感光体31上に形成する画像パターンは、画像メモリ3に格納されている。
画像コントローラ1は、画像メモリ3に格納された画像パターンをラスタ変換し、変換されたラスタデータのうち、奇数ラインのラスタデータを奇数ラインPWM発生部7aに出力する。奇数ラインPWM発生部7aは、奇数ライン同期制御部5aからの奇数ライン同期信号13aに同期して入力されたラスタデータをPWM信号に変換し、奇数ライン・レーザドライバ9aに出力する。奇数ライン・レーザドライバ9aは、入力されたPWM信号のタイミングに応じて奇数ライン・レーザ素子11aを点灯駆動する。また、画像コントローラ1から出力された偶数ラインのラスタデータは、偶数ラインPWM7b、偶数ライン・レーザドライバ9bを経て偶数ライン・レーザ素子11bに提供され、提供された信号で偶数ライン・レーザ素子11bが駆動される。
奇数ライン・レーザビーム35aと偶数ライン・レーザビーム35bとは、回転するポリゴンミラー25で反射されて偏向走査され、レーザ光学系27を経て感光体31を走査し、その表面に静電潜像を形成する。同期センサ用ミラー28は、走査開始端のレーザビームを反射して同期センサ29に導く。同期センサ29は、検知したビームを走査の同期を取るための奇数ライン同期信号13aを奇数ライン同期制御部5aに、偶数ライン同期信号13bを偶数ライン同期制御部5bに提供する。奇数ライン同期制御部5aは、奇数ライン画素クロック15aを出力し、画像コントローラ1と、奇数ラインPWM発生部7aに提供する。奇数ライン画素クロック15aによって、画像コントローラ1からの奇数ラインのラスタデータは、奇数ライン同期信号13aに同期する。また、偶数ライン同期制御部5bは、偶数ライン画素クロック15bを出力し、画像コントローラ1と、偶数ラインPWM発生部7bに提供する。偶数ライン画素クロック15bによって、画像コントローラ1からの偶数ラインのラスタデータは、偶数ライン同期信号13bに同期する。
主走査点灯開始時期制御回路21は、奇数ライン同期信号13aに対する奇数ラインの点灯開始タイミング、および偶数ライン同期信号13bに対する偶数ラインの点灯開始タイミングをそれぞれ制御するよう、奇数ライン同期制御部および偶数ライン同期制御部に主走査位置調整値を供給する。主走査点灯開始時期制御回路21によって、感光体31上に形成される画像の主走査方向の位置が制御される。主走査点灯開始時期制御回路21は、主走査切替手段として機能する。
また、光源位置調節機構23は、奇数ライン・レーザ素子11aと偶数ライン・レーザ素子11bとが一体に支持されたレーザ・モジュール19の位置を変える機構である。レーザ・モジュール19の位置を変えることにより、感光体31上のレーザビーム35aと35bの走査位置を変える。光源位置調節機構23は、副走査切替手段として機能する。
感光体31上に形成された静電潜像は、図示しない現像装置によって現像される。濃度センサ33は、静電潜像が現像されて可視化された画像の濃度を検知し、制御部43へ検知した画像の濃度信号を提供する。また、制御部43は、走査位置切替部22を切り替え、感光体31上に調整パターンを形成し、最適な走査位置を設定する。制御部43は、信号の入出力回路、入出力信号を処理するマイクロコンピュータとマイクロコンピュータが実行する処理の手順を示す制御プログラムを格納するROM等で実現される。
奇数ラインPWM発生部7a、偶数ラインPWM発生部7b、奇数ライン・レーザドライバ9aおよび偶数ライン・レーザドライバ9bは、点灯制御回路17を構成し、光源制御部として機能する。主走査点灯開始時期制御回路21および光源位置調節機構23は走査位置切替部22を構成する。また、ポリゴンミラー25、レーザ光学系27、同期センサ用ミラー28および同期センサ29は、レーザ走査部24を構成する。濃度センサ33と、制御部43のうち濃度測定を処理する制御プログラムは、濃度測定部を構成する。また、制御部43は、最適位置判断部および走査位置設定部の機能を実現する。
図2は、図1の光源位置調節機構23の詳細な構成を示す説明図である。図2(a)に示すように、光源位置調節機構23は、レーザ・モジュール19と位置センサ用マーカー板39とを一体に支持して回転させる回転盤36、回転盤36の周囲に形成されたギアの歯に係合して回転盤36を回転させるステッピングモータ37、位置センサ用マーカー板39が所定位置にあることを検知する位置センサ41で構成される。ステッピングモータ37は、制御部43からの信号で駆動される。回転盤36の回転に伴い、レーザ・モジュール19からの奇数ライン・レーザビーム35aと偶数ライン・レーザビーム35bとは、その出射位置が変化し、感光体31上での走査位置も変化する。走査位置は、主走査方向、副走査方向共に変化する。なお、同期センサ29は、奇数ライン・レーザビーム35aと偶数ライン・レーザビーム35bがいかなる出射位置にあっても、両者を検出するように配置される。
図3は、図1の奇数ライン同期制御部5aの回路構成の一例を示す回路図である。図3に示すように、奇数ライン同期制御部13aには外部から奇数ライン同期信号13aが入力される。基準クロックは、例えば、点灯制御回路17に発振器を設けてもよいが、画像コントローラ1に発振器をもうけ、画像コントローラ1から供給されてもよい。主走査位置調整値は、制御部43から提供される。
図4は、図3の奇数ライン同期制御部5aの動作波形の一例を示す波形図である。波形の名称は、図3の回路図と対応している。出力される奇数ライン画素クロック15aは、ロードdataが0の場合と1の場合とを示している。奇数ライン同期信号13aの立下りエッジから2基準クロック周期の遅延の後、ロードdataに対応する遅延クロック数の後に、画素クロックが立ち上がる。奇数ライン同期信号13aに対して所定の基準クロック数だけ遅延した位相の画素クロックが出力される。
図3と図4は、奇数ライン同期制御部5aの図であるが、偶数ライン同期制御部5bもこれと同様に構成される。
図5は、奇数ラインPWM発生部7aの回路構成の一例を示す回路図である。図5に示すように、PWM発生部7aは、外部から奇数ライン画素クロック15aと奇数ラインのラスタデータである3ビットのPWM値を受ける。なお、この実施例のPWM値は3ビットであるが、ビット数は目標とする画質に応じて適当な数を選択すればよい。その場合は、カウンタもビット数の対応したものを選択する。
図6は、図5の奇数ラインPWM発生部7aの動作波形の一例を示す波形図である。波形の名称は、図5の回路図と対応している。図6に示すように、画素クロックの立ち上がりエッジから2基準クロック遅延してロード信号がカウンタに入力される。そのときのPWM値がカウンタにセットされ、PWM出力がHi状態になる。その後、1基準クロックごとにカウンタ値が減算され、カウンタが0になるとPWM出力はLo状態になる。従って、PWM出力の周期は画素クロックの周期であり、PWM出力のデューティーはPWM値によって決定される。
図7は、図2の光源位置調節機構23による調整で、感光体31上のレーザビームの走査位置が変化する様子を示すための説明図である。図7(a)に示すケース1で、点線で囲んだ領域Aは、ある時刻における奇数ライン・レーザビーム35aによるビームスポットと偶数ライン・レーザビーム35bによるビームスポットとが含まれる。その下側の点線で囲んだ領域Bは、領域Aのビームスポットを含む走査線の次に走査される走査線に含まれるある時刻の奇数ライン・レーザビーム35aによるビームスポットと偶数ライン・レーザビーム35bによるビームスポットの位置を示している。ビームスポットの副走査方向の間隔、即ち走査線の副走査方向の互いの間隔はいずれもaである。この状態が、副走査方向に関して最適な走査位置である。なお、一つのビームスポットによって走査される走査線間の間隔は2aであり、光源位置調節機構23の調節に係らず一定である。前記の間隔は、感光体31の表面の移動速度とポリゴンミラー25の回転速度とに依存する。
図7(b)のケース2は、図7(a)の最適位置から回転盤36が回転し、奇数ライン・レーザビーム35aによるビームスポットと偶数ライン・レーザビーム35bによるビームスポットの副走査方向の間隔bが図7(a)に示す間隔aより大きい状態を示す。間隔bは、間隔aより大きい。しかし、点線で囲んだ領域Cの奇数ライン・レーザビーム35aによる走査線とその次の走査線、即ち点線で囲んだ領域Dの奇数ライン・レーザビーム35aの走査線との間隔は2aである。従って、領域Cの偶数ライン・レーザビーム35bによる走査線と領域Dの奇数ライン・レーザビーム35aによる走査線との間隔cはaより小さく、互いに隣り合う走査線の間隔は、等間隔にならない。図7(c)のケース3は、回転盤36がさらに異なる位置にあり、奇数ライン・レーザビーム35aによるビームスポットと偶数ライン・レーザビーム35bによるビームスポットの副走査方向の間隔dがaより小さい状態を示す。間隔dは、間隔aより小さい。しかし、点線で囲んだ領域Eの奇数ライン・レーザビーム35aによる走査線とその次の走査線、即ち点線で囲んだ領域Fの奇数ライン・レーザビーム35aの走査線との間隔は2aである。従って、領域Eの偶数ライン・レーザビーム35bによる走査線と領域Fの奇数ライン・レーザビーム35aによる走査線との間隔eはaより大きく、互いに隣り合う走査線の間隔は、等間隔にならない。
光源位置調節機構23によって光源の位置を切り替え、各位置で調整パターンを作成して現像し、濃度センサ33で調整パターンの濃度を測定することにより、走査線の副走査方向の最適な位置を判断することができる。
図8は、副走査方向の走査位置を調整するための調整パターン(副走査調整パターン)の一例を示す波形図である。副走査調整パターンは、パターン1とパターン2の2つのパターンからなる。パターン1を形成した後にパターン2を形成する。図8で、パターン1は、奇数ライン・レーザビーム35aが、主走査方向の全域で走査線1本ごとにオン、オフする。従って、奇数ライン・レーザビーム35aの走査によって形成されるパターンは、副走査方向の1本目が黒、2本目が白(非画像)であり、以降も黒と白を交互に繰り返す。一方、偶数ラインにおいても主走査方向全域で黒と白を交互に繰り返す。黒と白の位相は、奇数ラインと一致している。一方、パターン2は、奇数ライン・レーザビーム35aが、主走査方向の全域で走査線1本ごとにオフ、オンする。従って、奇数ライン・レーザビーム35aの走査によって形成されるパターンは、副走査方向の1本目が白、2本目が黒であり、以降も白と黒を交互に繰り返す。一方、偶数ライン・レーザビーム35bは、主走査方向の全域で走査線1本ごとにオン、オフする。従って、偶数ライン・レーザビーム35bの走査によって形成されるパターンは、副走査方向の1本目が黒、2本目が白(非画像)であり、以降も黒と白を交互に繰り返す。即ち奇数ラインとは黒白の位相が反転させて黒と白を交互に繰り返す。濃度センサ33は、中央の領域に配置されている。
図9は、副走査調整パターンの各走査線を模式的に示す説明図である。パターン1とパターン2との比較を容易にするため、両者を横に並べて示しているが、図8の波形との対応では、副走査調整パターンパターン1を形成した後にパターン2が形成される。図9に示すように、図7(a)のケース1に対応する状態では、パターン1のライン1とライン2の間隔が、パターン2のライン2とライン3の間隔に等しく、共に間隔aである。従って、パターン1とパターン2の濃度は互いに等しくなる。図7(b)のケース2に対応する状態では、パターン1のライン1とライン2の間隔がb、パターン2のライン2とライン3の間隔がcである。従って、パターン1とパターン2の濃度に差が生じる。また、図7(c)のケース3に対応する状態では、パターン1のライン1とライン2の間隔がd、パターン2のライン2とライン3の間隔がeである。従って、パターン1とパターン2の濃度に差が生じる。
図10は、1画素あたりのトナー量が、隣り合う画素の間隔によってどのように変わるかを示す説明図である。図10(a)に示すように、感光体上の電位分布は、画素中央のピークから裾野にいたるまでに傾斜を持って分布する。トナー付着量は表面電位の分布に依存する。斜線を施した面積が、隣接画素に付着するトナーの量を示す。画素が適度に隣接した場合、隣接画素間の谷の電位分布が落ち込まず、従って、1画素あたりのトナー付着量は、孤立した画素に比べて多くなる。図10(a)は、1画素あたりのトナー付着量が最大になるような隣接画素間隔Mの状態である。
これに対して、図10(b)は、ケース2で画素の間隔がbのパターン1の状態を示す。画素間の間隔が広がると、隣接画素間の影響が少なくなり、1画素あたりのトナー付着量は、孤立した画素にほぼ等しくなる。図10(c)は、ケース2で画素の間隔がcのパターン2の状態を示す。画素の間隔が狭くなると、電位分布の幅が狭くなり、1画素あたりのトナー付着量は、画素の間隔がaの場合よりも少なくなる。隣接画素の間隔が近すぎても、遠すぎても1画素あたりのトナー付着量は減少し、その間にピークのトナー付着量を与える画素間隔Mがある。ケース1の間隔aをMに一致させれば、ケース1のパターン1及びパターン2の濃度は最大になるが、aとMが精度よく一致させることが難しい場合がある。しかし、間隔aがMと一致しなくても、ケース1ではパターン1とパターン2の隣接する走査線の間隔がいずれもaであるので、パターン1とパターン2の濃度差が最小になる切替位置を判断すればケース1の状態を与える切替位置を決定することができる。
図11は、副走査調整パターンの異なる例を示す説明図である。図9の例では、調整パターンの濃度調整値が高すぎて、濃度差が現れにくい場合がある。そのときは、図11に示すように奇数ラインもしくは偶数ラインの一方の走査線を鎖線にすればよい。あるいは、両方の走査線パターンを鎖線にしてもよい。なお、主走査方向で、濃度センサ33が濃度を検知する部分だけに調整パターンを作成すれば、トナーの無駄な消費を抑制することができるので、そのようにしてもよい。
図12は、感光体31上に形成する調整パターンの一例を示す説明図である。図12(a)は副走査調整パターン、図12(b)は、後述する主走査調整パターンである。各パッチの右横の数字は、主走査切替位置を示す。図12の例では、8個の主走査切替位置がある。即ち、回転盤36が45度回転した位置が、次の切替位置である。副走査方向の走査位置の調整において、制御部43は、濃度センサ33で、副走査調整パターンの各パッチの濃度を測定し、同一の走査位置のパターン1とパターン2のパッチ濃度の濃度差が最小になる切替位置を求め、その切替位置を副走査方向の最適な走査位置であると決定する。
図13は主走査方向の調整パターン(主走査調整パターン)の一例を示す説明図である。図13に示すように、主走査調整パターンは、主走査方向に1画素幅で、副走査方向に画素が整列するパターンである。図13は主走査方向の画素が調整されて、正規の配列にある状態を示す。このとき、副走査方向に整列する隣接画素の間隔はaである。
図14は、主走査方向が未調整の状態で主走査調整パターンを印字したときの例を示す説明図である。主走査方向が未調整の状態では、画素が副走査方向に整列せず、隣接画素間の間隔fはaよりも大きくなる。この状態で隣接画素間に付着するトナー量は図10(b)の状態である。これに対して、隣接画素の間隔がaの状態は、図10(a)に近く、主走査調整パターンの濃度が最も高い切替位置が主走査方向の最適な走査位置である。
なお、感光体上の露光領域が画像の高濃度領域に対応する場合、いわゆるブラックライターについて説明したが、感光体上の露光領域が画像の低濃度領域に対応する場合、いわゆるホワイトライターは、ブラックライターに対して高濃度域と低濃度域が反転した状態になるので、主走査調整パターンの濃度が最も低い切替位置が主走査方向の最適な走査位置になる。
図15は、制御部43による副走査調整の処理手順の例を示すフローチャートである。制御部43は、ステッピングモータ37を時計回りに1ステップ回転させる(ステップS11)。これによって回転盤が45度回転する。そして、基準位置センサ41が基準位置センサ用マーカー39を検知したかどうかを判定する(ステップS13)。基準位置センサ41が基準位置センサ用マーカー39を検知するまで、ステッピングモータ37を回転させて、回転盤36を基準位置に停止させる。そして、変数の副走査位置調整値に0をセットする(ステップS15)。
続いて、副走査調整パターンの形成条件を設定する(ステップS17)。副走査調整パターンの形成時は、調整精度を高めるために、通常の印字よりもレーザ素子の発光光量をおとす。そして、現在の回転盤36の位置での副走査調整パターンのパッチを感光体31に形成する(ステップS19)。そして、形成した副走査調整パターンを現像して濃度センサ33で各パッチの濃度を測定し(ステップS21)、パターン1とパターン2の濃度を測定して記憶する(ステップS21)。そして、回転盤36が一巡したかどうかを判定し(ステップS27)、まだであれば、ステッピングモータ37をさらに1ステップ進め(ステップS23)、副走査位置調整値を+1する(ステップS25)。この手順により、8箇所の切替位置すべてにおいて副走査調整パターンの濃度を測定して記憶する。
その後、ルーチンはステップ29へ進み、8箇所の切替位置のうちで最もパターン1とパターン2の濃度差が少ない位置を求める(ステップS29)。そして、求めた位置に回転盤36を回転させる(ステップS31)。以上の手順によって、図7および図9のケース1のように、互いに隣りあう走査線の副走査方向の間隔が間隔aで等間隔に並ぶ最適位置に調整される。
図16は、制御部43が、副走査方向の走査位置の調整に続いて行う主走査方向の走査位置の走査位置の調整手順を示すフローチャートである。副走査方向の調整によって主走査方向の画素の配置も変わるため、主走査方向の走査位置の調整は、副走査方向の走査位置を調整した後に行う。主走査方向の走査位置調整は、主走査点灯開始時期制御回路21が主走査方向の点灯開始時期を変えて調整するので、副走査方向に影響が無い。
制御部43は、奇数ライン用および奇数ライン用の2つの要素をもつ配列変数である主走査位置調整値の全てに0をセットする(ステップS51)。この変数を更新すると、奇数ライン同期制御部5aおよび偶数ライン同期制御部5bを構成するカウンタの主走査位置調整値として前記カウンタにセットされる。そして、主走査調整パターンの形成条件を設定する(ステップS53)。副走査調整パターンの形成時は、調整精度を高めるために、通常の印字よりもレーザ素子の発光光量をおとす。また、基準クロックの発振周波数を変えて画像クロックの周波数を上げ、通常の印字よりも調整の分解能を上げる。そして、現在の主走査調整値で主走査調整パターンのパッチを感光体31に形成する(ステップS55)。そして、形成した副走査調整パターンを現像して濃度センサ33で各パッチの濃度を測定し(ステップS57)、記憶する。そして、奇数ライン用の主走査調整値の調整範囲の全てに対して調整パターンの濃度を測定したかどうかを判定し(ステップS61)、まだであれば、奇数ライン用の主走査位置調整値をさらに+1する(ステップS59)。なお、偶数ライン用の主走査位置調整値は更新しない。この例では、調整値の可変範囲は0〜7の8個の値であるとする。この手順を繰り返し、8個の調整値すべてにおいて主走査調整パターンの濃度を測定して記憶する。
その後、ルーチンはステップ63へ進み、8個の調整値のうちで測定濃度が最大になる奇数ライン用の主走査位置調整値を求める(ステップS63)。そして、求めた値を奇数ライン用の主走査位置調整値にセットして更新する(ステップS65)。これによって、奇数ライン同期制御部5aのカウンタが更新され、図13に示すように、偶数ラインに対して奇数ラインの画素が副走査方向に整列した最適位置に調整される。
以上の手順によって、副走査方向と主走査方向の走査位置を最適な位置に調整することができる。
この発明に係る画像形成装置の構成を示す説明図である。 図1の光源位置調節機構23の詳細な構成を示す説明図である。 図1の奇数ライン同期制御部5aの回路構成の一例を示す回路図である。 図3の奇数ライン同期制御部5aの動作波形の一例を示す波形図である。 図1の奇数ラインPWM発生部7aの回路構成の一例を示す回路図である。 図5の奇数ラインPWM発生部7aの動作波形の一例を示す波形図である。 図2の光源位置調節機構23による調整で、感光体31上のレーザビームの走査位置が変化する様子を示すための説明図である。 副走査方向の走査位置を調整するための調整パターン(副走査調整パターン)の一例を示す波形図である。 副走査調整パターンの各走査線を模式的に示す説明図である。 1画素あたりのトナー量が、隣り合う画素の間隔によってどのように変わるかを示す説明図である。 副走査調整パターンの異なる例を示す説明図である。 感光体上に形成する調整パターンの一例を示す説明図である。 主走査方向の調整パターン(主走査調整パターン)の一例を示す説明図である。 主走査方向が未調整の状態で主走査調整パターンを印字したときの例を示す説明図である。 制御部による副走査調整の処理手順の例を示すフローチャートである。 制御部が、副走査方向の走査位置の調整に続いて行う主走査方向の走査位置の走査位置の調整手順を示すフローチャートである。
符号の説明
3 画像メモリ
5a 奇数ライン同期制御部
5b 偶数ライン同期制御部
7a 奇数ラインPWM発生部
7b 偶数ラインPWM発生部
9a 奇数ライン・レーザドライバ
9b 偶数ライン・レーザドライバ
11a 奇数ライン・レーザ素子
11b 偶数ライン・レーザ素子
13a 奇数ライン同期信号
13b 偶数ライン同期信号
15a 奇数ライン画素クロック
15b 偶数ライン画素クロック
17 点灯制御回路
19 レーザ・モジュール
21 主走査点灯開始時期制御回路、主走査切替手段
22 走査位置切替部
23 光源位置調節機構、副走査切替手段
25 ポリゴンミラー
27 レーザ光学系
28 同期センサ用ミラー
29 同期センサ
31 感光体
33 濃度センサ
33a 受光素子
33b 発光素子
35a 奇数ライン・レーザビーム
35b 偶数ライン・レーザビーム
37 ステッピングモータ
39 位置センサ用マーカー板
41 位置センサ

Claims (10)

  1. レーザビームを出射する複数の光源と、
    出射された各レーザビームを偏向走査させるレーザ走査部と、
    各レーザビームで走査される感光体と、
    感光体上に印字画像あるいは調整パターンの画素配列を形成するように各光源の点灯を制御する光源制御部と、
    各レーザビームの感光体上の走査位置を切り替える走査位置切替部と、
    感光体上に形成された調整パターンの濃度を測定する濃度測定部と、
    各レーザビームの走査位置に対応する調整パターンの濃度の測定結果に基づいて最適な走査位置を判断する最適位置判断部と、
    最適位置判断部の判断に基づいて各レーザビームの走査位置を設定する走査位置設定部と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記光源制御部は、副走査方向に隣接する画素配列が等ピッチであるときに互いの濃度差が最小になる2つのパターンからなる副走査調整用の調整パターンを形成するように各光源を点灯制御し、
    前記走査位置切替部は、各レーザビームの副走査方向の走査位置を切り替え、
    前記最適位置判断部は、2つのパターンの濃度差が最小になる走査位置を副走査方向に最適な位置と判断し、
    前記走査位置設定部は、最適位置判断部の判断に基づいて各レーザビームの副走査方向の走査位置を設定する請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記光源制御部は、副走査方向に隣接する各画素が副走査方向に沿って整列するときにその濃度が最大もしくは最小になる主走査調整用の調整パターンを形成するように各光源を点灯制御し、
    前記走査位置切替部は、各レーザビームの主走査方向の走査位置を切り替え、
    前記濃度測定部は、主走査調整パターンの濃度を測定し、
    前記最適位置判断部は、濃度が最大もしくは最小になる走査位置を主走査方向に最適な位置と判断し、
    前記走査位置設定部は、最適位置判断部の判断に基づいて各レーザビームの主走査方向の走査位置を設定する請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記走査位置切替部は、一体に支持された各光源を変位させることにより副走査方向の走査位置を切り替える副走査切替手段を含む請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記走査位置切替部は、各レーザビームの主走査方向の点灯開始時期を変化させることにより主走査方向の走査位置を切り替える主走査切替手段をさらに含む請求項1記載の画像形成装置。
  6. 前記走査位置切替部は、各レーザビームの主走査方向の点灯開始時期を変化させることにより主走査方向の走査位置を切り替える主走査切替手段と副走査方向の走査位置を切り替える副走査切替手段とを有し、
    前記走査位置設定部は、前記副走査切替手段を切り替えて副走査方向の最適位置を設定した後に、前記主走査方向切替手段を切り替えて主走査方向の最適位置を設定するように構成される請求項1記載の画像形成装置。
  7. 前記光源制御部が、調整パターンを形成するときに印字画像を形成するときとは異なる条件で各光源を点灯制御する請求項1記載の画像形成装置。
  8. 前記濃度測定部は、主走査方向の走査開始端側に形成された調整パターンの濃度を測定する請求項1記載の画像形成装置。
  9. 複数の光源から出射される各レーザビームで感光体を走査して画像を形成する画像形成装置において、コンピュータが、
    副走査方向の画素配列が等ピッチであるときに互いの濃度差が最小になるような2つのハーフトーン・パターンからなる副走査調整用の調整パターンを感光体に形成する工程と、
    各レーザビーム走査位置を副走査方向に切り替える工程と、
    2つのハーフトーン・パターンの濃度差が最小になる走査位置を副走査方向に最適な位置と判断する工程と、
    最適位置判断部の判断に基づいて各レーザビームの副走査方向の走査位置を設定する工程と
    を備える走査位置の調整方法。
  10. 複数の光源から出射される各レーザビームで感光体を走査して画像を形成する画像形成装置において、コンピュータが、
    画素配列の副走査方向に隣接する各画素が副走査方向に沿って整列するときにその濃度が最大もしくは最小になるような主走査調整用の調整パターンを感光体に形成する工程と、
    各レーザビームの走査位置を主走査方向に切り替える工程と、
    主走査調整パターンの濃度を測定する工程と、
    濃度が最大もしくは最小になる走査位置を主走査方向に最適な位置と判断する工程と、
    最適位置判断部の判断に基づいて各レーザビームの主走査方向の走査位置を設定する工程と
    を備える走査位置の調整方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015049388A (ja) * 2013-09-02 2015-03-16 ブラザー工業株式会社 光走査装置、画像形成装置、およびセンサ信号判別方法

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