JP2006334006A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 聴覚による抽選結果の認識を的確に行わせることが出来る、新規な構造のパチンコ機を提供することを、目的とする。
【解決手段】 該声質相違認識手段によって前記第一キャラクタ262の台詞音声と前記第二キャラクタ264の台詞音声との声質の違いを遊技者に認識させた後で、前記第一キャラクタ台詞音声出力手段および前記第二キャラクタ台詞音声出力手段の何れか一方に、該利益付与抽選手段による抽選の結果に関する台詞を音声出力させるようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、遊技者に利益を付与するか否かを抽選する利益付与抽選手段の抽選結果を音声によって遊技者に報知する遊技機に関するものである。
従来から、遊技機では、遊技者を楽しませるために、様々な演出が行われている。例えば、所定条件下で行われる抽選結果に応じて遊技者に有利な遊技状態が発生するタイプの遊技機では、その多くのものが、単に抽選結果を報知するだけでなく、図柄変動を利用した抽選結果の報知演出を行うようになっている(特許文献1参照)。
ところで、遊技機において従来から行われてきた、抽選結果の報知演出というのは、その殆どが専ら視覚によるものであった。そのため、バリエーションが限られることが否めない。
そこで、視覚だけでなく聴覚によっても抽選結果が認識され得るような抽選結果の報知演出をすることが考えられる。
しかし、聴覚を採用する場合には、視覚上の演出との対応付けを遊技者に認識させることが難しいという問題があった。具体的には、例えば味方(遊技者)側のキャラクタと敵側のキャラクタを競わせたり闘わせたりして、何れのキャラクタが勝利したかによって抽選結果を報知することが多く行われているが、両者の闘い等を音で表現した場合、遊技者が各キャラクタの声を知らないと、何れの声が味方側のキャラクタなのかの認識を誤るおそれがある。
そのために、音を利用して抽選結果の報知演出を行う場合には、遊技者に対して正確な結果報知が難しい場合があり、図柄変動による視覚との組み合わせによる演出も、未だ十分に実用化されていないのが実情であった。
特開平6−63230号公報
ここにおいて、本発明は、上述の如き事情を背景として為されたものであり、その解決課題とするところは、聴覚による抽選結果の認識を的確に行わせることが出来る、新規な構造のパチンコ機を提供することにある。
以下、このような課題を解決するために為された本発明の態様を記載する。なお、以下に記載の各態様において採用される構成要素は、可能な限り任意の組み合わせで採用可能である。また、本発明の態様乃至は技術的特徴は、以下に記載のものに限定されることなく、明細書全体に記載されたもの、或いは、それらの記載から当業者が把握することが出来る発明思想に基づいて認識されるものであることが理解されるべきである。
遊技機に関する本発明は、(a)予め定められた抽選条件が満たされた場合において、遊技者に利益を付与するか否かを抽選する利益付与抽選手段と、(b)該利益付与抽選手段による抽選結果が表示される表示画面を備えた抽選結果表示装置と、(c)該抽選結果表示装置の表示画面において前記利益付与抽選手段による抽選結果の表示が開始されてから確定するまでの演出内容を規定する演出表示パターンが複数種類記憶された演出表示パターン記憶手段と、(d)予め定められた選択条件が満たされた場合において、前記演出表示パターン記憶手段によって記憶されている複数種類の前記演出表示パターンから一つの該演出表示パターンを選択して決定する演出表示パターン選択決定手段と、(e)該演出表示パターン選択決定手段によって選択決定された前記演出表示パターンに基づいて、前記抽選結果表示装置の表示画面において前記利益付与抽選手段による抽選結果を表示する抽選結果表示制御手段と、(f)前記演出表示パターン選択決定手段によって選択決定された前記演出表示パターンが予め定められた特定の条件を満たす特定演出表示パターンであり、該特定演出表示パターンに基づいて前記利益付与抽選手段による抽選結果を前記抽選結果表示手段が表示する場合に、該抽選結果表示装置の表示画面において、該利益付与抽選手段による抽選結果が遊技者に利益を付与するものであることを報知するための第一キャラクタを表示する第一キャラクタ表示手段と、(g)前記特定演出表示パターンに基づいて前記利益付与抽選手段による抽選結果を前記抽選結果表示手段が表示する場合に、前記抽選結果表示装置の表示画面において、該利益付与抽選手段による抽選結果が遊技者に利益を付与しないものであることを報知するための第二キャラクタを表示する第二キャラクタ表示手段と、(h)前記第一キャラクタ表示手段によって表示される前記第一キャラクタの台詞を選択して決定する第一キャラクタ台詞選択決定手段と、(i)前記第二キャラクタ表示手段によって表示される前記第二キャラクタの台詞を選択して決定する第二キャラクタ台詞選択決定手段と、(j)前記第一キャラクタ台詞選択決定手段によって選択決定された台詞を音声として出力する第一キャラクタ台詞音声出力手段と、(k)該第一キャラクタ台詞音声出力手段によって出力された台詞音声とは異なる音質で、前記第二キャラクタ台詞選択決定手段によって選択決定された台詞を音声として出力する第二キャラクタ台詞音声出力手段と、(l)前記抽選結果表示装置の表示画面において、前記第一キャラクタ台詞選択決定手段によって選択決定された前記第一キャラクタの台詞を表示画像として表示する第一キャラクタ台詞表示手段と、(m)前記抽選結果表示装置の表示画面において、前記第二キャラクタ台詞選択決定手段によって選択決定された前記第二キャラクタの台詞を表示画像として表示する第二キャラクタ台詞表示手段と、(n)前記第一キャラクタ台詞表示手段による台詞表示と前記第一キャラクタ台詞音声出力手段による台詞音声出力とを同期させる第一キャラクタ台詞同期手段と、(o)前記第二キャラクタ台詞表示手段による台詞表示と前記第二キャラクタ台詞音声出力手段による台詞音声出力とを同期させる第二キャラクタ台詞同期手段と、(p)前記第一キャラクタ台詞音声出力手段および前記第二キャラクタ台詞音声出力手段の何れか一方に、前記利益付与抽選手段による抽選結果に関する台詞を音声出力させる抽選結果台詞音声出力手段と、(q)前記利益付与抽選手段による抽選結果に関する台詞音声が前記抽選結果台詞音声出力手段によって前記第一キャラクタ台詞音声出力手段および前記第二キャラクタ台詞音声出力手段の何れか一方により出力される前に、該第一キャラクタ台詞音声出力手段によって出力される前記第一キャラクタの台詞音声と該第二キャラクタ台詞音声出力手段によって出力される前記第二キャラクタの台詞音声との音質の違いを遊技者に認識させる音質相違認識手段とを、備えていることを、特徴とする。
このような本発明に従う構造とされた遊技機においては、演出表示パターン記憶手段によって記憶されている複数種類の演出表示パターンから演出表示パターン選択決定手段によって選択決定された一つの演出表示パターンに基づいて、抽選結果表示制御手段によって抽選結果表示装置の表示画面において利益付与抽選手段による抽選結果が表示されるようになっている。
そこにおいて、本発明では、演出表示パターン選択決定手段によって選択決定された演出表示パターンが予め定められた特定の条件を満たす特定演出表示パターンであり、かかる特定演出表示パターンに基づいて利益付与抽選手段による抽選結果を抽選結果表示制御手段が表示する場合に、抽選結果表示装置の表示画面において、第一のキャラクタ表示手段によって第一のキャラクタが表示されると共に、第二のキャラクタ表示手段によって第二のキャラクタが表示されるようになっている。
そして、第一キャラクタ台詞選択決定手段によって選択決定された台詞が、第一キャラクタ台詞音声出力手段によって音声として出力されると共に、第一キャラクタ台詞表示手段によって抽選結果表示装置の表示画面に表示されるようになっており、これら第一キャラクタ台詞音声出力手段による台詞音声出力と第一キャラクタ台詞表示手段による台詞表示が第一キャラクタ台詞同期手段によって同期されるようになっている。
また、第二キャラクタ台詞選択決定手段によって選択決定された台詞が、第二キャラクタ台詞音声出力手段によって音声として出力されると共に、第二キャラクタ台詞表示手段によって抽選結果表示装置の表示画面に表示されるようになっており、これら第二のキャラクタ台詞音声出力手段による台詞音声出力と第二キャラクタ台詞表示手段による台詞表示が第二キャラクタ台詞同期手段によって同期されるようになっている。
そこにおいて、本発明では、第一キャラクタの台詞音声と第二キャラクタの台詞音声の音質の違いを音質相違認識手段によって認識させた後で、抽選結果台詞音声出力手段によって、利益付与抽選手段による抽選結果に関する台詞を、第一キャラクタ台詞音声出力手段および第二キャラクタ台詞音声出力手段の何れか一方に音声出力させるようになっていることから、利益付与抽選手段による抽選結果に関する台詞が、第一キャラクタ台詞音声出力手段および第二キャラクタ台詞音声出力手段の何れか一方によって音声出力される前において、第一キャラクタ台詞音声出力手段による台詞音声と第二キャラクタ台詞音声出力手段による台詞音声との音質の違いを予め遊技者に認識させることが可能となる。
従って、本発明においては、聴覚による抽選結果の報知を的確に行わせることが可能とある。
また、本発明においては、台詞音声に同期して、抽選結果表示装置の表示画面に台詞表示が為されるようになっていることから、例えば、遊技者が台詞音声を聞き逃してしまった場合であっても、抽選結果表示装置の表示画面を見ていれば、利益付与抽選手段による抽選結果が遊技者に認識されることとなり、利益付与抽選手段による抽選結果の報知をより的確に行うことが可能となる。
なお、本発明において、抽選条件とは、遊技者が遊技をすることによって満たすことが出来るものであれば、特に限定されるものではなく、例えば、遊技者によって発射された遊技球が特定の領域を通過すること等によって、有利に構成される。また、本発明において、遊技者に付与される利益とは、例えば、遊技者に有利な特別遊技状態を発生させること等によって、有利に構成される。更にまた、本発明において、選択条件とは、遊技者が遊技をすることに起因して満たされるものであれば、特に限定されるものではなく、例えば、遊技者によって発射された遊技球が特定の領域を通過することによって制御処理が開始されること等によって、有利に構成される。また、本発明において、特定の条件とは、遊技者が遊技をすることによって満たすことが出来る条件であれば、特に限定されるものではなく、例えば、遊技者によって発射された遊技球が特定の領域を通過することによって制御処理が開始されるようになっており、その制御処理において、利益付与抽選手段による抽選結果の表示が開始されてから確定するまでの時間が決定されるようになっており、かかる時間に応じて数種類設定された演出表示パターンから適当なカウンタ値に基づいて一つの演出表示パターンが選択されるようになっている場合には、決定された時間が予め定められた特定の時間であると共に、選択に用いられるカウンタ値が予め定められた数値であること等によって、有利に構成される。
上述の説明から明らかなように、本発明に従う構造とされた遊技機においては、抽選結果台詞音声出力手段によって、利益付与抽選手段による抽選の結果に関する台詞を、第一キャラクタ台詞音声出力手段および第二キャラクタ台詞音声出力出力手段の何れか一方に音声出力させる前に、第一キャラクタ台詞音声出力手段による台詞音声と第二キャラクタ台詞音声出力手段による台詞音声との音質の違いを、音質相違認識手段によって遊技者に認識させるようになっていることから、予め音声の質の違いを遊技者に認識させることが可能となり、それによって、聴覚による抽選結果の報知を的確に行わせることが可能となる。
以下、本発明を更に具体的に明らかにするために、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ、詳細に説明する。
図1には、本発明の一実施形態の遊技機としてのパチンコ機10が示されている。パチンコ機10において機体の外郭をなす外枠12の開口前面側には、縦長方形の中枠14が開閉および着脱自在に組み付けられている。また、中枠14の前面側には、中枠14に対して着脱自在に組み付けられた遊技盤16を透視保護するためのガラス板が保持されたガラス枠18と、上皿20を備えた皿板22が、それぞれ、開閉可能な状態で組み付けられている。更に、皿板22の後側には、スピーカ21が設けられており、上皿20に形成されたスリット23を通じて、スピーカ21から出力される音が遊技者に認識されるようになっている。更にまた、中枠14には、上皿20の下方において、下皿24が設けられており、かかる下皿24の右方には、操作ハンドル26が設けられている。
そして、遊技者が操作ハンドル26に対して回動操作可能に装着された操作レバー28を回動操作することにより、上皿20に貯留された遊技球は、図示しない球送り機構を介して発射装置(図示せず)に送られた後、遊技盤16に形成された遊技領域30に向けて発射されるようになっている。
続いて、パチンコ機10の遊技盤16の構造について説明する。遊技盤16には、レールセット32で囲まれた略円形の遊技領域30が形成されている。なお、図面上では明示されていないが、遊技領域30には、従来から良く知られているように、遊技釘や風車等が設けられている。
また、遊技領域30の略中央には、抽選結果表示装置としての液晶表示器34が設けられている。この液晶表示器34の表示画面36には、三つの特別図柄38,40,42が横三列に表示されるようになっており、各特別図柄38,40,42毎に変動表示および停止表示されるようになっている。
そこにおいて、本実施形態では、各特別図柄38,40,42は、「0」〜「9」までの数字図柄によって構成されている。そして、各特別図柄38,40,42は、液晶表示器34の表示画面36の上側から下側にスクロール表示されることで変動表示されるようになっており、「9」の次に「0」が表示されるようになっている。また、本実施形態では、三つの特別図柄38,40,42は、一斉に変動表示が開始されるようになっている一方、左側に表示される特別図柄(以下、左特別図柄と称する)38,右側に表示される特別図柄(以下、右特別図柄と称する)42,真中に表示される特別図柄(以下、中特別図柄と称する)40の順番で停止表示されるようになっている。
そして、液晶表示器34の表示画面36において、特別図柄38,40,42の変動表示が一斉に開始されて、左特別図柄38,右特別図柄42,中特別図柄40の順番で停止表示された場合、全ての特別図柄38,40,42の停止図柄が同じ種類とされている等、三つの特別図柄38,40,42が予め定められた特定の組み合わせで停止表示されることにより、後述する特別遊技状態としての大当たり遊技状態が発生することが遊技者に報知されるようになっている。
特に、本実施形態では、全ての特別図柄38,40,42が同じ種類の停止図柄で停止表示される場合が大当たり遊技状態が発生することを遊技者に報知する大当たり図柄組み合わせとされている一方、そうでない場合が大当たり遊技状態が発生しないことを遊技者に報知するハズレ図柄組み合わせとされている。
そこにおいて、本実施形態では、ハズレ図柄組み合わせのうち左特別図柄38と右特別図柄42の停止図柄が同じ種類とされているものがリーチハズレ図柄組み合わせとされており、左特別図柄38と右特別図柄42の停止図柄の種類が異なっているものが完全ハズレ図柄組み合わせとされている。
なお、以下の説明において、「大当たりの場合」とは、三つの特別図柄38,40,42が大当たり図柄組み合わせで停止表示される場合をいい、「リーチハズレの場合」とは、三つの特別図柄38,40,42がリーチハズレ図柄組み合わせで停止表示される場合といい、「完全ハズレの場合」とは、三つの特別図柄38,40,42が完全ハズレ図柄組み合わせで停止表示される場合をいうものとする。
また、液晶表示器34の下方には、始動入賞装置44が設けられており、かかる始動入賞装置44内には、入球した遊技球を遊技盤16の裏側に排出するための球通路上において近接スイッチによって構成された始動スイッチ46(図2参照)が配設されている。そして、始動入賞装置44に遊技球が入球すると、始動スイッチ46が遊技球の通過を検出して電気信号(検出信号)を出力するようになっている。
さらに、三つの特別図柄38,40,42が変動表示されている最中等において、遊技球が始動入賞装置44に入球した場合には、三つの特別図柄38,40,42の変動表示が最高4回まで保留されるようになっており、この保留された変動表示の回数が液晶表示器34の上方に設けられた保留LED48の発光を通して遊技者に報知されるようになっている。
更にまた、遊技領域30には、始動入賞装置44の下方において、特別可動入賞装置50が設けられている。この特別可動入賞装置50は、入口52を覆い隠すように配された扉54がソレノイド56(図2参照)への通電に基づいて開作動される構造となっている。
そして、本実施形態では、液晶表示器34の表示画面36において、三つの特別図柄38,40,42が大当たり図柄組み合わせで停止表示された場合に、ソレノイド56への通電が行われて、扉54が開作動されるようになっており、その結果、入口52が開放されて、特別可動入賞装置50への遊技球の入球が可能となる大当たり遊技状態が発生するようになっている。
また、特別可動入賞装置50内には、入球した遊技球を遊技盤16の裏側に排出するための球通路が一つ形成されており、かかる球通路上において、従来から公知の近接スイッチによって構成されたカウントスイッチ58(図2参照)が配設されている。そして、カウントスイッチ58は、遊技球の通過を検出すると、電気信号(検出信号)を出力するようになっており、かかるカウントスイッチ58からの検出信号に基づいて賞球の払い出しが行われるようになっている。そこにおいて、大当たり遊技状態では、通常の遊技状態よりも多くの賞球が払い出されるようになっている。
更にまた、遊技領域30には、その下端部分において、何れの入賞装置44,50にも入球しなかった遊技球を遊技盤16の裏側へ排出するためのアウト口60が形成されている。
次に、パチンコ機10の遊技動作を制御する主制御回路62の構成について、図2に基づいて説明する。図2に示すように、主制御回路62には、主制御回路62の全体を制御する主制御CPU64と、制御プログラムや各種制御処理に必要なデータ等が記憶された主制御ROM66と、各種処理データ等を記憶する主制御RAM68と、入力回路70と、出力回路72が設けられており、これらはバス線74によって相互に接続されている。また、主制御CPU64には、主制御CPU64に後述する主制御側の遊技処理を実行させるための契機となるクロック信号を所定周期(例えば、4ms)毎に出力するクロック回路76が接続されている。
なお、主制御回路62は、一つの基板上に形成されるようになっており、かかる主制御回路62が形成された基板は、基板収容ケースに収容せしめられて、パチンコ機10の裏側の適当な位置に固定されるようになっている。
そこにおいて、入力回路70は、外部から入力されたアナログ信号等をデジタル信号に変換して出力する回路であり、かかる入力回路には、始動スイッチ46,カウントスイッチ58等が接続されている。
また、出力回路72は、主制御CPU64によって生成された各種制御信号を外部に出力するための回路であって、かかる出力回路72には、サブ統合制御回路78,ソレノイド56等が接続されている。
そして、主制御CPU64は、クロック回路76からクロック信号が入力された場合に、主制御ROM66に記憶されているパラメータや制御プログラムに従って、後述する主制御側の遊技処理を実行するようになっており、それによって、入力回路70を通って入力される入力信号等に基づいて各種制御信号を生成し、それら各種制御信号を出力回路72を通してサブ統合制御回路78やソレノイド56等に出力するようになっている。
そこにおいて、主制御RAM68には、クロック回路76から主制御CPU64にクロック信号が入力される毎に「0」〜「299」まで繰り返し1ずつ加算した数値(最大値「299」の次は、「0」に戻る)が格納される大当たり判定カウンタ80,クロック回路76から主制御CPU64にクロック信号が入力される毎に「0」〜「9」まで繰り返し1ずつ加算した数値(最大値「9」の次は、「0」に戻る)が格納されるリーチハズレ判定カウンタ82,クロック回路76から主制御CPU64にクロック信号が入力される毎に「0」〜「9」まで繰り返し1ずつ加算した数値(最大値「9」の次は、「0」に戻る)が格納される大当たり図柄カウンタ84,クロック回路76から主制御CPU64にクロック信号が入力される毎に「0」〜「9」まで繰り返し1ずつ加算した数値(最大値「9」の次は、「0」に戻る)が格納される左図柄カウンタ86,左図柄カウンタ86が一周する毎に「0」〜「9」まで繰り返し1ずつ加算した数値(最大値「9」の次は、「0」に戻る)が格納される中図柄カウンタ88,中図柄カウンタ88が一周する毎に「0」〜「9」まで繰り返し1ずつ加算した数値(最大値「9」の次は、「0」に戻る)が格納される右図柄カウンタ90,クロック回路76から主制御CPU64にクロック信号が入力される毎に「0」〜「9」まで繰り返し1ずつ加算した数値(最大値「9」の次は、「0」に戻る)が格納される変動パターンカウンタ92が設けられている。
また、主制御RAM68には、後述するカウンタ値記憶エリア106a〜eのうち、一組のカウンタ値(本実施形態では、大当たり判定カウンタ80のカウンタ値,リーチハズレ判定カウンタ82のカウンタ値および大当たり図柄カウンタ84のカウンタ値によって構成される)が記憶されているカウンタ値記憶エリア106の数に対応した数値が格納される記憶カウンタ94が設けられている。
さらに、主制御RAM68には、大当たり遊技状態において、特別可動入賞装置50の入口52が一回開放される毎に1ずつ加算されていく一方、大当たり遊技状態が終了する場合には、初期値(本実施形態では、「0」)に戻される数値が格納される開放回数カウンタ96が設けられている。
更にまた、主制御RAM68には、特別可動入賞装置50の入口52が一回開放された際に入球した遊技球の数に対応した数値が格納される入球数カウンタ98が設けられている。
また、主制御RAM68には、選択された変動パターンに応じた変動表示時間の計測や特別可動入賞装置50の入口52が開放されている時間の計測等に用いられる数値が格納されるタイマカウンタ100が設けられている。
さらに、主制御RAM68には、第一の処理フラグ102が設けられている。そして、本実施形態では、第一の処理フラグ102に「0」が格納されている場合、液晶表示器34の表示画面36において特別図柄38,40,42の変動表示や確定停止表示が行われておらず、また、大当たり遊技状態が発生していないことを示すようになっており、第一の処理フラグ102に「1」が格納されている場合、液晶表示器34の表示画面36において特別図柄38,40,42の変動表示が行われている状態を示すようになっており、第一の処理フラグ102に「2」が格納されている場合、液晶表示器34の表示画面36において特別図柄38,40,42の確定停止表示が行われている状態を示すようになっており、第一の処理フラグ102に「3」が格納されている場合、大当たり遊技状態の開始を報知する画像が液晶表示器34の表示画面36において表示されていることを示すようになっており、第一の処理フラグ102に「4」が格納されている場合、特別可動入賞装置50の入口52が開放されていることを示すようになっており、第一の処理フラグ102に「5」が格納されている場合、特別可動入賞装置50の入口52が閉鎖されている状態(インターバル状態)を報知する画像が液晶表示器34の表示画面36に表示されていることを示すようになっており、第一の処理フラグ102に「6」が格納されている場合、大当たり遊技状態の終了を報知する画像が液晶表示器34の表示画面36において表示されていることを示すようになっている。
また、主制御RAM68には、第二の処理フラグ104が設けられている。そして、本実施形態では、第二の処理フラグ104に「0」が格納されている場合、大当たり遊技状態が発生していないことを示すようになっており、第二の処理フラグ104に「1」が格納されている場合、大当たり遊技状態が発生していることを示すようになっている。
なお、主制御RAM68に設けられている各種カウンタや各種フラグに格納されている数値は、何れも、起動時に「0」にセットされるようになっている。
また、主制御RAM68には、始動スイッチ46によって遊技球の通過が検出された際の大当たり判定カウンタ80,リーチハズレ判定カウンタ82,大当たり図柄カウンタ84の各カウンタ値が記憶される第一乃至第五のカウンタ値記憶エリア106a〜e,選択された変動パターンのデータが記憶される変動パターン記憶エリア108,選択された特別図柄38,40,42の各停止図柄のデータが記憶される停止図柄記憶エリア110が設けられている。
更にまた、主制御ROM66には、大当たり判定の際に用いられる大当たり判定テーブルが記憶された大当たり判定テーブル記憶エリア112,リーチハズレ判定の際に用いられるリーチハズレ判定テーブルが記憶されたリーチハズレ判定テーブル記憶エリア116が設けられている。
さらに、主制御ROM66には、三つの特別図柄38,40,42の大当たり図柄組み合わせの選択に用いられる大当たり図柄選択テーブルが記憶された大当たり図柄選択テーブル記憶エリア118,左特別図柄38の停止図柄の選択に用いられる左図柄選択テーブルが記憶された左図柄選択テーブル記憶エリア120,中特別図柄40の停止図柄の選択に用いられる中図柄選択テーブルが記憶された中図柄選択テーブル記憶エリア122,右特別図柄42の停止図柄の選択に用いられる右図柄選択テーブルが記憶された右図柄選択テーブル記憶エリア124が設けられている。
更にまた、主制御ROM66には、変動パターン指定コマンドを選択する際に用いられる変動パターン選択テーブルが記憶された変動パターン選択テーブル記憶エリア126,発光パターン指定コマンドを選択する際に用いられる発光パターン選択テーブルが記憶された発光パターン選択テーブル記憶エリア128が設けられている。
また、主制御ROM66には、大当たり遊技状態の開始を報知する際に用いられる演出パターン(以下、開始演出パターンと称する)のデータが記憶された開始演出パターン記憶エリア130,特別可動入賞装置50の入口52が開放されている際の演出パターン(以下、開放演出パターンと称する)のデータが記憶された開放演出パターン記憶エリア132,インターバル状態であることを報知する際に用いられる演出パターン(以下、中間演出パターンと称する)のデータが記憶された中間演出パターン記憶エリア134,大当たり遊技状態の終了を報知する際に用いられる演出パターン(以下、終了演出パターンと称する)のデータが記憶された終了演出パターン記憶エリア136が設けられている。
さらに、主制御ROM66には、全ての特別図柄38,40,42を停止表示させるための停止コマンドのデータが記憶された停止コマンド記憶エリア138,大当たり遊技状態の画面から通常の遊技状態の画面に切り替えるための通常画面指定コマンドのデータが記憶された通常画面指定コマンド記憶エリア140等が設けられている。
続いて、主制御ROM66に設けられた各種のテーブル記憶エリアに記憶されているテーブルについて説明する。
Figure 2006334006
表1には、大当たり判定テーブルが示されている。この大当たり判定テーブルは、大当たり判定カウンタ80のカウンタ値を示す「カウンタ値」と、この「カウンタ値」に対応する「大当たり判定」から構成されており、大当たり判定テーブルと大当たり判定カウンタ80のカウンタ値に基づいて大当たりであるか否かを判定するようになっている。そして、本実施形態では、大当たり判定カウンタ80のカウンタ値が「7」の場合に「大当たり」と判定される一方、それ以外の場合には「ハズレ」と判定されるようになっている。なお、このことから明らかなように、本実施形態では、大当たりと判定される確率は、1/300とされている。
Figure 2006334006
表2には、リーチハズレ判定テーブルが示されている。このリーチハズレ判定テーブルは、リーチハズレ判定カウンタ82のカウンタ値を示す「カウンタ値」と、この「カウンタ値」に対応する「リーチハズレ判定」から構成されており、リーチハズレ判定テーブルとリーチハズレ判定カウンタ82のカウンタ値に基づいてリーチハズレであるか否かを判定するようになっている。そして、本実施形態では、リーチハズレ判定カウンタ82のカウンタ値が「3」の場合に「リーチハズレ」と判定される一方、それ以外の場合には「完全ハズレ」と判定されるようになっている。
Figure 2006334006
表3には、大当たり図柄選択テーブルが示されている。この大当たり図柄選択テーブルは、大当たり図柄カウンタ84のカウンタ値を示す「カウンタ値」と、この「カウンタ値」に対応する「大当たり図柄組み合わせ」から構成されており、大当たり図柄選択テーブルと大当たり図柄カウンタ84のカウンタ値に基づいて特別図柄38,40,42の大当たり図柄組み合わせを選択するようになっている。そして、本実施形態では、大当たり図柄カウンタ84のカウンタ値が「0」の場合に「000」が、「1」の場合に「111」が、「2」の場合に「222」が、「3」の場合に「333」が、「4」の場合に「444」が、「5」の場合に「555」が、「6」の場合に「666」が、「7」の場合に「777」が、「8」の場合に「888」が、「9」の場合に「999」が、それぞれ、特別図柄38,40,42の大当たり図柄組み合わせとして選択されるようになっている。なお、本実施形態では、このようにして選択された三つの特別図柄38,40,42の大当たり図柄組み合わせは、各特別図柄38,40,42の停止図柄のデータとして、停止図柄記憶エリア110に記憶されるようになっている。
Figure 2006334006
表4には、左図柄選択テーブルが示されている。この左図柄選択テーブルは、左図柄カウンタ86のカウンタ値を示す「カウンタ値」と、この「カウンタ値」に対応する「左特別図柄」から構成されており、左図柄選択テーブルと左図柄カウンタ86のカウンタ値に基づいて左特別図柄38の停止図柄を選択するようになっている。そして、本実施形態では、左図柄カウンタ86のカウンタ値が「0」の場合に「0」が、「1」の場合に「1」が、「2」の場合に「2」が、「3」の場合に「3」が、「4」の場合に「4」が、「5」の場合に「5」が、「6」の場合に「6」が、「7」の場合に「7」が、「8」の場合に「8」が、「9」の場合に「9」が、それぞれ、左特別図柄38の停止図柄として選択されるようになっている。
Figure 2006334006
表5には、中図柄選択テーブルが示されている。この中図柄選択テーブルは、中図柄カウンタ88のカウンタ値を示す「カウンタ値」と、この「カウンタ値」に対応する「中特別図柄」から構成されており、中図柄選択テーブルと中図柄カウンタ88のカウンタ値に基づいて中特別図柄40の停止図柄を選択するようになっている。そして、本実施形態では、中図柄カウンタ88のカウンタ値が「0」の場合に「0」が、「1」の場合に「1」が、「2」の場合に「2」が、「3」の場合に「3」が、「4」の場合に「4」が、「5」の場合に「5」が、「6」の場合に「6」が、「7」の場合に「7」が、「8」の場合に「8」が、「9」の場合に「9」が、それぞれ、中特別図柄40の停止図柄として選択されるようになっている。
Figure 2006334006
表6には、右図柄選択テーブルが示されている。この右図柄選択テーブルは、右図柄カウンタ90のカウンタ値を示す「カウンタ値」と、この「カウンタ値」に対応する「右特別図柄」から構成されており、右図柄選択テーブルと右図柄カウンタ90のカウンタ値に基づいて右特別図柄42の停止図柄を選択するようになっている。そして、本実施形態では、右図柄カウンタ90のカウンタ値が「0」の場合に「0」が、「1」の場合に「1」が、「2」の場合に「2」が、「3」の場合に「3」が、「4」の場合に「4」が、「5」の場合に「5」が、「6」の場合に「6」が、「7」の場合に「7」が、「8」の場合に「8」が、「9」の場合に「9」が、それぞれ、右特別図柄42の停止図柄として選択されるようになっている。
Figure 2006334006
表7には、変動パターン選択テーブルが示されている。この変動パターン選択テーブルは、大当たり判定又はリーチハズレ判定の結果と、変動パターンカウンタ92のカウンタ値に基づいて、一つの変動パターン指定コマンドを選択できるように構成されたデータテーブルである。そして、本実施形態では、大当たりの場合、変動パターンカウンタ92のカウンタ値に関係なく、「変動パターン指定コマンドA」が選択されるようになっており、リーチハズレの場合、変動パターンカウンタ92のカウンタ値が「0」〜「4」の何れかであるならば、「変動パターン指定コマンドB」が、変動パターンカウンタ92のカウンタ値が「5」〜「9」の何れかであるならば、「変動パターン指定コマンドC」が選択されるようになっており、完全ハズレの場合、変動パターンカウンタ92のカウンタ値に関係なく、「変動パターン指定コマンドD」が選択されるようになっている。
そこにおいて、本実施形態では、各変動パターン指定コマンドは、何れも、三つの特別図柄38,40,42が変動表示されている時間、即ち、三つの特別図柄38,40,42の変動表示が一斉に開始されてから、それら三つの特別図柄38,40,42の全てが停止表示されるまでの時間(変動表示時間)を規定するものである。
Figure 2006334006
表8には、発光パターン選択テーブルが示されている。この発光パターン選択テーブルは、記憶カウンタのカウンタ値を示す「カウンタ値」と、この「カウンタ値」に対応する「発光パターン指定コマンド」から構成されており、発光パターン選択テーブルと記憶カウンタのカウンタ値に基づいて発光パターン指定コマンドを選択するようになっている。そして、本実施形態では、記憶カウンタのカウンタ値が「0」又は「1」の場合に「発光パターン指定コマンドA」が、「2」の場合に「発光パターン指定コマンドB」が、「3」の場合に「発光パターン指定コマンドC」が、「4」の場合に「発光パターン指定コマンドD」が、「5」の場合に「発光パターン指定コマンドE」が、それぞれ、発光パターン指定コマンドとして選択されるようになっている。
続いて、サブ統合制御回路78の構成について、図3に基づいて説明する。図3に示されているように、サブ統合制御回路78には、サブ統合制御回路78の全体を制御するサブ統合制御CPU142と、制御プログラムや各種制御処理に必要なデータ等が記憶されたサブ統合制御ROM144と、各種処理データ等を記憶するサブ統合制御RAM146と、入力回路148と、出力回路150が設けられており、これらはバス線152によって相互に接続されている。また、サブ統合制御CPU142には、サブ統合制御CPU142に後述するサブ統合側の遊技処理を実行させるためのきっかけとなるクロック信号を所定周期(例えば、4ms)毎に出力するクロック回路154が接続されている。
なお、サブ統合制御回路78は、一つの基板上に形成されるようになっており、かかるサブ統合制御回路78が形成された基板は、基板収容ケースに収容されて、パチンコ機10の裏側の適当な位置に固定されるようになっている。
そこにおいて、入力回路148は、外部から入力された信号をサブ統合制御CPU142に向けて出力する回路であり、かかる入力回路148には、主制御回路62が接続されている。
また、出力回路150は、主制御CPU64から送信されてきた各種コマンドやサブ統合制御CPU142によって生成された各種コマンドを外部に出力するための回路であって、かかる出力回路150には、液晶表示器34の表示画面36において三つの特別図柄38,40,42の変動表示等を行う表示制御回路156,スピーカ21から音を出力するための音制御回路158,保留LED48等が接続されている。
そこにおいて、サブ統合制御RAM146には、クロック回路154からクロック信号が入力される毎に「0」〜「9」まで繰り返し1ずつ加算した数値(最大値「9」の次は、「0」に戻る)が格納される演出パターンカウンタ160が設けられている。
また、サブ統合制御RAM146には、制御フラグ162が設けられており、制御フラグ162に格納される数値によって、後述する演出パターン指定コマンドの何れか選択されたかを示すようになっている。そして、本実施形態では、制御フラグ162に「0」が格納されている場合、「演出パターン指定コマンドA−1」および「演出パターン指定コマンドA−2」の何れもが選択されていないことを示すようになっており、制御フラグ162に「1」が格納されている場合、演出パターン指定コマンドとして「演出パターン指定コマンドA−1」が選択されていることを示すようになっており、制御フラグ162に「2」が格納されている場合、演出パターン指定コマンドとして「演出パターン指定コマンドA−2」が選択されていることを示すようになっている。
さらに、サブ統合制御RAM146には、時間を計測する際に用いられる数値が格納されるタイマカウンタ164が設けられている。更にまた、サブ統合制御RAM146には、受信した各種コマンドのデータが記憶される受信コマンド記憶エリア166,受信した特別図柄38,40,42のデータが記憶される特別図柄記憶エリア168,選択した指定コマンドのデータが記憶される選択コマンド記憶エリア170等が設けられている。
また、サブ統合制御ROM144には、演出パターン指定コマンドを選択する際に用いられる演出パターン選択テーブルが記憶された演出パターン選択テーブル記憶エリア172が設けられている。
さらに、サブ統合制御ROM144には、「台詞パターン指定コマンドA」が記憶された第一の台詞パターン記憶エリア174,「台詞パターン指定コマンドB」が記憶された第二の台詞パターン記憶エリア176,「台詞パターン指定コマンドC」が記憶された第三の台詞パターン記憶エリア178,「台詞パターン指定コマンドD」が記憶された第四の台詞パターン記憶エリア180,「台詞パターン指定コマンドE」が記憶された第五の台詞パターン記憶エリア182,「台詞パターン指定コマンドF」が記憶された第六の台詞パターン記憶エリア184等が設けられている。
続いて、演出パターン選択テーブル記憶エリアに記憶されている演出パターン選択テーブルについて説明する。
Figure 2006334006
表9には、演出パターン選択テーブルが示されている。この演出パターン選択テーブルは、受信した変動パターン指定コマンドの種類と、演出パターンカウンタ160のカウンタ値に基づいて、一つの演出パターン指定コマンドを選択できるように構成されたデータテーブルである。そして、本実施形態では、「変動パターン指定コマンドA」を受信した場合、演出パターンカウンタ160のカウンタ値が「0」〜「4」の何れかであるならば、「演出パターン指定コマンドA−1」が、演出パターンカウンタ160のカウンタ値が「5」〜「9」の何れかであるならば、「演出パターン指定コマンドB−1」が選択されるようになっており、「変動パターン指定コマンドB」を受信した場合、演出パターンカウンタ160のカウンタ値が「0」〜「4」の何れかであるならば、「演出パターン指定コマンドA−2」が、演出パターンカウンタ160のカウンタ値が「5」〜「9」の何れかであるならば、「演出パターン指定コマンドB−2」が選択されるようになっており、「変動パターン指定コマンドC」を受信した場合、演出パターンカウンタ160のカウンタ値に関係なく、「演出パターン指定コマンドC」が選択されるようになっており、「変動パターン指定コマンドD」を受信した場合、演出パターンカウンタ160のカウンタ値に関係なく、「演出パターン指定コマンドD」が選択されるようになっている。
そこにおいて、本実施形態では、各演出パターン指定コマンドは、何れも、三つの特別図柄38,40,42が変動表示されている間の演出内容を規定するものである。
続いて、表示制御回路156の構成について、図4に基づいて説明する。図4に示されているように、表示制御回路156は、主制御CPU64からの制御信号に基づいて表示制御回路156の全体を制御する表示制御CPU186を備えている。
また、この表示制御CPU186には、サブ統合制御回路62に接続される入力回路188,制御プログラムや各種制御処理に必要なデータ等が記憶されたプログラムROM190,受信したコマンド等が記憶される表示制御RAM192,表示制御CPU186からの制御信号に基づいて液晶表示器34の表示画面36に三つの特別図柄38,40,42等を表示するVDP194,所定周期(例えば、4ms)毎にクロック信号を出力するクロック回路196が接続されている。
また、VDP194には、三つの特別図柄38,40,42の画像データやリーチ演出用画像データ等が記憶されたキャラクタROM198,キャラクタROM198から読み出した画像データ等を編集処理する際の作業エリアとなる作業RAM200,VDP194からの制御信号を液晶表示器34に出力する出力回路202が接続されている。
なお、このような表示制御回路156は、一つの基板上に形成されており、かかる表示制御回路156が形成された基板は、基板ケースに収容されて、パチンコ機10の裏側の適当な位置に固定されるようになっている。
そして、表示制御CPU186は、クロック回路152からクロック信号が入力された場合には、プログラムROM190に記憶されている制御プログラム等に従って、後述する表示側の遊技処理を実行するようになっており、それによって、サブ統合制御回路78からの制御信号に基づいて画像の編集内容を示す制御信号を生成し、VDP194との間で制御信号のやり取りを行うようになっている。
また、VDP194は、表示制御CPU186からの制御信号に基づいて、キャラクタROM198から特別図柄38,40,42の画像データ等を読み出して、作業RAM200を作業エリアとして編集し、編集した画像データを出力回路202を通して液晶表示器34に出力するようになっている。これにより、液晶表示器34の表示画面36において編集した画像データに基づく画像が表示されるようになっている。
そこにおいて、表示制御RAM192には、第一の処理フラグ204が設けられている。そして、本実施形態では、第一の処理フラグ204に「0」が格納されている場合、液晶表示器34の表示画面36において特別図柄38,40,42の変動表示や確定停止表示が行われておらず、また、大当たり遊技状態が発生していないことを示すようになっており、第一の処理フラグ204に「1」が格納されている場合、液晶表示器34の表示画面36において特別図柄38,40,42の変動表示や確定停止表示が行われている状態を示すようになっており、第一の処理フラグ204に「2」が格納されている場合、大当たり遊技状態の開始を報知する画像が液晶表示器34の表示画面36において表示されていることを示すようになっており、第一の処理フラグ204に「3」が格納されている場合、特別可動入賞装置50の入口52が開放されていることを報知する画像が液晶表示器34の表示画面36に表示されていることを示すようになっており、第一の処理フラグ204に「4」が格納されている場合、特別可動入賞装置50の入口52が閉鎖されている状態(インターバル状態)を報知する画像が液晶表示器34の表示画面36に表示されていることを示すようになっており、第一の処理フラグ204に「5」が格納されている場合、大当たり遊技状態の終了を報知する画像が液晶表示器34の表示画面36において表示されていることを示すようになっている。
また、表示制御RAM192には、第二の処理フラグ206が設けられている。そして、本実施形態では、第二の処理フラグ206に「0」が格納されている場合、大当たり遊技状態が発生していないことを示すようになっており、第二の処理フラグ206に「1」が格納されている場合、大当たり遊技状態が発生していることを示すようになっている。
なお、本実施形態では、表示制御RAM192に設けられている各種フラグに格納されている数値は、何れも、起動時に「0」にセットされるようになっている。
また、表示制御RAM192には、受信した各種コマンドのデータが記憶される受信コマンド記憶エリア208,受信した特別図柄38,40,42のデータが記憶される特別図柄記憶エリア210が設けられている。そこにおいて、受信コマンド記憶エリア208には、受信した台詞パターン指定コマンドが記憶される領域とそれ以外の受信したコマンドが記憶される領域が設けられている。
更にまた、プログラムROM190には、VDP194に制御処理をやめさせる際に送信される停止コマンドのデータが記憶された停止コマンド記憶エリア212が設けられている。
続いて、音制御回路158の構成について、図5に基づいて説明する。図5に示されているように、音制御回路158には、音制御回路158の全体を制御する音制御CPU214と、制御プログラムや各種制御処理に必要なデータ等が記憶された音制御ROM216と、各種処理データ等を記憶する音制御RAM218と、入力回路220と、出力回路222が設けられており、これらはバス線224によって相互に接続されている。また、音制御CPU214には、音制御CPU214に後述する音制御側の遊技処理を実行させるためのきっかけとなるクロック信号を所定周期(例えば、4ms)毎に出力するクロック回路226が接続されている。
なお、音制御回路158は、一つの基板上に形成されるようになっており、かかる音制御回路158が形成された基板は、基板収容ケースに収容されて、パチンコ機10の裏側の適当な位置に固定されるようになっている。
そこにおいて、入力回路220は、外部から入力された信号を音制御CPU214に向けて出力する回路であり、かかる入力回路220には、サブ統合制御回路78が接続されている。
また、出力回路222は、音制御CPU214によって生成された音声データを外部に出力するための回路であって、かかる出力回路222には、スピーカ21が接続されている。
そして、音制御CPU214は、サブ統合制御CPU142から送信されてきた台詞パターン指定コマンドに基づいて生成した音声データを出力回路222を通してスピーカ21に出力するようになっている。これにより、スピーカ21から音声が出力されるようになっている。
そこにおいて、音制御RAM218には、第一の処理フラグ225が設けられている。そして、本実施形態では、第一の処理フラグ225に「0」が格納されている場合、液晶表示器34の表示画面36において特別図柄38,40,42の変動表示が行われておらず、また、大当たり遊技状態が発生していないことを示すようになっており、第一の処理フラグ225に「1」が格納されている場合、液晶表示器34の表示画面36において特別図柄38,40,42の変動表示が行われている状態を示すようになっており、第一の処理フラグ225に「2」が格納されている場合、大当たり遊技状態の開始を報知する画像が液晶表示器34の表示画面36において表示されていることを示すようになっており、第一の処理フラグ225に「3」が格納されている場合、特別可動入賞装置50の入口52が開放されていることを報知する画像が液晶表示器34の表示画面36に表示されていることを示すようになっており、第一の処理フラグ225に「4」が格納されている場合、特別可動入賞装置50の入口52が閉鎖されている状態(インターバル状態)を報知する画像が液晶表示器34の表示画面36に表示されていることを示すようになっており、第一の処理フラグ225に「5」が格納されている場合、大当たり遊技状態の終了を報知する画像が液晶表示器34の表示画面36において表示されていることを示すようになっている。
また、音制御RAM218には、第二の処理フラグ227が設けられている。そして、本実施形態では、第二の処理フラグ227に「0」が格納されている場合、大当たり遊技状態が発生していないことを示すようになっており、第二の処理フラグ227に「1」が格納されている場合、大当たり遊技状態が発生していることを示すようになっている。
更にまた、音制御RAM218には、受信した演出パターン指定コマンドや台詞パターン指定コマンドが記憶されるコマンド記憶エリア228が設けられている。
また、音制御ROM216には、「効果音データA−1」が記憶された第一の効果音データ記憶エリア230,「効果音データA−2」が記憶された第二の効果音データ記憶エリア232,「効果音データB−1」が記憶された第三の効果音データ記憶エリア234,「効果音データB−2」が記憶された第四の効果音データ記憶エリア236,「効果音データC」が記憶された第五の効果音データ記憶エリア238,「効果音データD」が記憶された第六の効果音データ記憶エリア240が設けられている。
そこにおいて、「効果音データA−1」は「演出パターン指定コマンドA−1」に基づく三つの特別図柄38,40,42の変動表示が行われている場合の効果音に関するデータであり、「効果音データA−2」は「演出パターン指定コマンドA−2」に基づく三つの特別図柄38,40,42の変動表示が行われている場合の効果音に関するデータであり、「効果音データB−1」は「演出パターン指定コマンドB−1」に基づく三つの特別図柄38,40,42の変動表示が行われている場合の効果音に関するデータであり、「効果音データB−2」は「演出パターン指定コマンドB−2」に基づく三つの特別図柄38,40,42の変動表示が行われている場合の効果音に関するデータであり、「効果音データC」は「演出パターン指定コマンドC」に基づく三つの特別図柄38,40,42の変動表示が行われている場合の効果音に関するデータであり、「効果音データD」は「演出パターン指定コマンドD」に基づく三つの特別図柄38,40,42の変動表示が行われている場合の効果音に関するデータである。
また、音制御ROM216には、「開始報知効果音データ」が記憶された第七の効果音データ記憶エリア242,「開放報知効果音データ」が記憶された第八の効果音データ記憶エリア244,「中間報知効果音データ」が記憶された第九の効果音データ記憶エリア246,「終了報知効果音データ」が記憶された第十の効果音データ記憶エリア248が設けられている。
そこにおいて、「開始報知効果音データ」は大当たり遊技状態の開始報知の際に用いられる効果音に関するデータであり、「開放報知効果音データ」はラウンド遊技中に用いられる効果音に関するデータであり、「中間報知効果音データ」はインターバル中に用いられる効果音に関するデータであり、「終了報知効果音データ」は大当たり遊技状態の終了報知の際に用いられる効果音に関するデータである。
また、音制御ROM216には、「音声データA」が記憶された第一の音声データ記憶エリア250,「音声データB」が記憶された第二の音声データ記憶エリア252,「音声データC」が記憶された第三の音声データ記憶エリア254,「音声データD」が記憶された第四の音声データ記憶エリア256,「音声データE」が記憶された第五の音声データ記憶エリア258,「音声データF」が記憶された第六の音声データ記憶エリア260等が設けられている。
そこにおいて、本実施形態では、第一の音声データ記憶エリア250に記憶されている「音声データA」は、「いくぞ!!」という音声を出力する際に用いられる音声データであり、第二の音声データ記憶エリア252に記憶されている「音声データB」は、「ちょっと待て」という音声を出力する際に用いられる音声データであり、第三の音声データ記憶エリア254に記憶されている「音声データC」は、「開けゴミ!」という音声を出力する際に用いられる音声データであり、第四の音声データ記憶エリア256に記憶されている「音声データD」は、「開けゴメ!」という音声を出力する際に用いられる音声データであり、第五の音声データ記憶エリア258に記憶されている「音声データE」は、「開けゴマ!」という音声を出力する際に用いられる音声データであり、第六の音声データ記憶エリア260に記憶されている「音声データF」は、「開けゴマ!」という音声を出力する際に用いられる音声データである。
そして、本実施形態では、「音声データA」,「音声データC」及び「音声データE」の何れかに基づいてスピーカ21から音声が出力される場合と、「音声データB」,「音声データD」及び「音声データF」の何れかに基づいてスピーカ21から音声が出力される場合とでは、その音質が異なるように認識されるようになっている。
次に、主制御CPU64が実行する主制御側の遊技処理について、図6に基づいて説明する。先ず、主制御CPU64は、ステップ(以下、Sとする)1において、カウンタ値更新処理を実行する。このカウンタ値更新処理は、大当たり判定カウンタ80,リーチハズレ判定カウンタ82,大当たり図柄カウンタ84,左図柄カウンタ86,変動パターンカウンタ92の各カウンタ値を、それぞれ、1ずつ加算して記憶することによって行われる。そこにおいて、本実施形態では、左図柄カウンタ86のカウンタ値が一周した場合には、中図柄カウンタ88のカウンタ値を1加算して記憶する。また、中図柄カウンタ88のカウンタ値が一周した場合には、右図柄カウンタ90のカウンタ値を1加算して記憶する。
続いて、主制御CPU64は、S2において、始動処理を実行する。この始動処理について、図7に基づいて説明する。先ず、主制御CPU64は、S21において、始動スイッチ46が遊技球を検出したか否かを判定し、始動スイッチ46が遊技球を検出していない場合(S21:NO)には、始動処理を終了する一方、始動スイッチ46が遊技球を検出している場合(S21:YES)には,S22において、記憶カウンタ94のカウンタ値が「5」であるか否か、即ち、記憶が上限であるか否かを判定する。
記憶が上限である場合(S22:YES)には、主制御CPU64は、始動処理を終了する。一方、記憶が上限でない場合(S22:NO)には、主制御CPU64は、S23において、現在の大当たり判定カウンタ80,リーチハズレ判定カウンタ82,大当たり図柄カウンタ84の各カウンタ値を取得して、第一乃至第五のカウンタ値記憶エリア106a〜eのうち第一のカウンタ値記憶エリア106a側の空いている記憶エリアに記憶する。
具体的には、第一のカウンタ値記憶エリア106aが空いている場合には第一のカウンタ値記憶エリア106aに、第一のカウンタ値記憶エリア106aが空いておらず、且つ、第二のカウンタ値記憶エリア106bが空いている場合には第二のカウンタ値記憶エリア106bに、第一および第二のカウンタ値記憶エリア106a,bが空いておらず、且つ、第三のカウンタ値記憶エリア106cが空いている場合には第三のカウンタ値記憶エリア106cに、第一乃至第三のカウンタ値記憶エリア106a〜cが空いておらず、且つ、第四のカウンタ値記憶エリア106dが空いている場合には第四のカウンタ値記憶エリア106dに、第一乃至第四のカウンタ値記憶エリア106a〜dが空いておらず、且つ、第五のカウンタ値記憶エリア106eが空いている場合には第五のカウンタ値記憶エリア106eに、取得した各カウンタ値が記憶されるようになっている。
次に、主制御CPU64は、S24において、記憶カウンタ94のカウンタ値を1加算して記憶した後、始動処理を終了する。
このような始動処理を終了した主制御CPU64は、次に、図6における特図変動開始処理(S3)を実行する。この特図変動開始処理について、図8に基づいて説明する。先ず、主制御CPU64は、S31において、第二の制御フラグ104に「1」が格納されているか否かを判定し、第二の制御フラグ104に「1」が格納されている場合(S31:YES)には、特図変動開始処理を終了する。
第二の制御フラグ104に「1」が格納されていない場合(S31:NO)には、主制御CPU64は、S32において、記憶カウンタ94のカウンタ値が「1」以上であるか否かを判定し、記憶カウンタ94のカウンタ値が「0」である場合(S32:NO)には、特図変動開始処理を終了する一方、記憶カウンタ94のカウンタ値が「1」以上である場合(S32:YES)には、S33において、第一の処理フラグ102に「1」が格納されているか否かを判定し、第一の処理フラグ102に「1」が格納されている場合(S33:YES)には、特図変動開始処理を終了する。
第一の処理フラグ102に「1」が格納されていない場合(S33:NO)には、主制御CPU64は、S34において、第一の処理フラグ102に「2」が格納されているか否かを判定し、第一の処理フラグ102に「2」が格納されている場合(S34:YES)には、特図変動開始処理を終了する。
第一の処理フラグ102に「2」が格納されていない場合(S34:NO)には、主制御CPU64は、S35において、第一の処理フラグ102に「1」を格納した後、S36において、第一のカウンタ値記憶エリア106aに記憶された大当たり判定カウンタ80のカウンタ値と大当たり判定テーブルに基づいて大当たり判定カウンタ80のカウンタ値が大当たり数値(本実施形態では、「7」)であるか否かを判定する。
大当たり数値である場合(S36:YES)には、主制御CPU64は、S37において、第一のカウンタ値記憶エリア106aに記憶されている大当たり図柄カウンタ84のカウンタ値と大当たり図柄選択テーブルに基づいて特別図柄38,40,42の大当たり図柄組み合わせを選択し、選択した特別図柄38,40,42の大当たり図柄組み合わせのデータ(各特別図柄38,40,42の停止図柄のデータ)を停止図柄記憶エリア110に記憶する。
次に、主制御CPU64は、S38において、現在の変動パターンカウンタ92のカウンタ値と変動パターン選択テーブルに基づいて変動パターン指定コマンドを選択し、選択した変動パターン指定コマンドのデータを変動パターン記憶エリア116に記憶した後、S39において、タイマカウンタ100のカウンタ値を変動パターン記憶エリア108に記憶されている変動パターン指定コマンドに対応した初期値にセットする。
続いて、主制御CPU64は、S40において、変動パターン記憶エリア108に記憶されている変動パターン指定コマンドのデータをサブ統合制御回路78に送信した後、S41において、停止図柄記憶エリア110に記憶されている特別図柄38,40,42のデータをサブ統合制御回路78に送信してから、特図変動開始処理を終了する。
大当たり数値でない場合(S36:NO)には、主制御CPU64は、S42において、第一のカウンタ値記憶エリア106aに記憶されているリーチハズレ判定カウンタ82のカウンタ値とリーチハズレ判定テーブルに基づいてリーチハズレであるか否かを判定する。
リーチハズレである場合(S42:YES)には、主制御CPU64は、S43において、現在の左図柄カウンタ86のカウンタ値と左図柄選択テーブルに基づいて左特別図柄38の停止図柄を選択し、現在の中図柄カウンタ88のカウンタ値と中図柄選択テーブルに基づいて中特別図柄40の停止図柄を選択し、更に、右特別図柄42の停止図柄として左特別図柄38の停止図柄と同じものを選択した後、このように選択した特別図柄38,40,42の図柄組み合わせのデータ(各特別図柄38,40,42の停止図柄のデータ)を停止図柄記憶エリア110に記憶する。
そこにおいて、左特別図柄38の停止図柄と中特別図柄40の停止図柄が同じものになってしまった場合には、中特別図柄40の停止図柄を左特別図柄38の停止図柄と異なるものに変更する。具体的には、例えば、中特別図柄40の停止図柄を左特別図柄38のそれよりも1大きなものに変更したりする。
次に、主制御CPU64は、S44において、現在の変動パターンカウンタ92のカウンタ値と変動パターン選択テーブルに基づいて変動パターンを選択し、選択した変動パターンのデータを変動パターン記憶エリア108に記憶した後、S40以降の処理を実行する。
リーチハズレでない場合(S42:NO)には、主制御CPU64は、S45において、現在の左図柄カウンタ86のカウンタ値と左図柄選択テーブルに基づいて左特別図柄38の停止図柄を選択し、現在の中図柄カウンタ88のカウンタ値と中図柄選択テーブルに基づいて中特別図柄40の停止図柄を選択し、更に、現在の右図柄カウンタ90のカウンタ値と右図柄選択テーブルに基づいて右特別図柄42の停止図柄を選択した後、このように選択した特別図柄38,40,42の図柄組み合わせのデータ(各特別図柄38,40,42の停止図柄のデータ)を停止図柄記憶エリア110に記憶する。
そこにおいて、左特別図柄38の停止図柄と右特別図柄42の停止図柄が同じものになってしまった場合には、右特別図柄42の停止図柄を左特別図柄38の停止図柄と異なるものに変更する。具体的には、例えば、右特別図柄42の停止図柄を左特別図柄38のそれよりも1大きなものに変更したりする。
次に、主制御CPU64は、S46において、現在の変動パターンカウンタ92のカウンタ値と変動パターン選択テーブルに基づいて変動パターンを選択し、選択した変動パターンのデータを変動パターン記憶エリア108に記憶した後、S40以降の処理を実行する。
このような特図変動開始処理を実行した主制御CPU64は、続いて、図6における特図変動監視処理(S4)を実行する。この特図変動監視処理について、図9に基づいて説明する。先ず、主制御CPU64は、S61において、第一の処理フラグ102に「2」が格納されているか否かを判定し、第一の処理フラグ102に「2」が格納されていない場合(S61:NO)には、S62において、第一の処理フラグ102に「1」が格納されているか否かを判定する。
第一の処理フラグ102に「1」が格納されていない場合(S62:NO)には、主制御CPU64は、特図変動監視処理を終了する一方、第一の処理フラグ102に「1」が格納されている場合(S62:YES)には、主制御CPU64は、S63において、タイマカウンタ100のカウンタ値が「0」であるか否か、即ち、変動表示時間が終了したか否かを判定する。
変動表示時間が終了していない場合(S63:NO)には、主制御CPU64は、S64おいて、タイマカウンタ100のカウンタ値を1減算して記憶した後、特図変動監視処理を終了する一方、変動表示時間が終了している場合(S63:YES)には、S65において、停止コマンド記憶エリア138に記憶されている停止コマンドのデータを読み出して、サブ統合制御回路78に送信する。
続いて、主制御CPU64は、S66において、第一の処理フラグ102に「2」を格納した後、S67において、タイマカウンタ100のカウンタ値を特別図柄38,40,42の確定停止表示時間に対応した数値にセットしてから、特図変動監視処理を終了する。
第一の処理フラグ102に「2」が格納されている場合(S61:YES)には、主制御CPU64は、S68において、タイマカウンタ100のカウンタ値が「0」になっているか否か、即ち、特別図柄38,40,42の確定停止表示時間が経過したか否かを判定し、特別図柄38,40,42の確定停止表示時間が終了していない場合(S68:NO)には、S69において、タイマカウンタ100のカウンタ値を1減算して記憶した後、特図変動監視処理を終了する。
一方、確定停止表示時間が終了している場合(S68:YES)には、主制御CPU64は、S70において、変動パターン記憶エリア108に記憶されている変動パターン指定コマンドのデータが大当たりの場合における変動パターン指定コマンドのデータであるか否かを判定する。
大当たりの場合における変動パターン指定コマンドのデータでない場合(S70:NO)には、主制御CPU64は、後述するS74以降の制御処理を実行する一方、大当たりの場合における変動パターン指定コマンドのデータである場合(S70:YES)には、主制御CPU64は、S71において、第二の処理フラグ104に「1」を格納した後、S72において、開始演出パターン記憶エリア130に記憶されている開始演出パターン指定コマンドのデータを読み出して、サブ統合制御回路78に送信する。
続いて、主制御CPU64は、S73において、タイマカウンタ100のカウンタ値を初期値(本実施形態では、10秒に相当する値)にセットした後、S74において、第一の処理フラグ102に「3」を格納する。
次に、主制御CPU64は、S75において、第一のカウンタ値記憶エリア106aに記憶されている各種カウンタ値を消去する。
続いて、主制御CPU64は、S76において、記憶カウンタ94のカウンタ値が「2」以上であるか否かを判定し、記憶カウンタ94のカウンタ値が「2」以上でない場合(S76:NO)には、S78以降の処理を実行する。
記憶カウンタ94のカウンタ値が「2」以上である場合(S76:YES)には、主制御CPU64は、S77において、第二乃至第五のカウンタ値記憶エリア106b〜eに記憶されている各種カウンタ値を第一のカウンタ値記憶エリア106aの側のカウンタ値記憶エリア106に一つシフトして記憶する。
具体的には、第二のカウンタ値記憶エリア106bに記憶されている各種カウンタ値は第一のカウンタ値記憶エリア106aに、第三のカウンタ値記憶エリア106cに記憶されている各種カウンタ値は第二のカウンタ値記憶エリア106bに、第四のカウンタ値記憶エリア106dに記憶されている各種カウンタ値は第三のカウンタ値記憶エリア106cに、第五のカウンタ値記憶エリア106eに記憶されている各種カウンタ値は第四のカウンタ値記憶エリア106dに記憶されるようになっている。
そして、主制御CPU64は、S78において、記憶カウンタ94のカウンタ値を1減算して記憶した後、特図変動監視処理を終了する。
特図変動監視処理を終了した主制御CPU64は、次に、図6における開始報知監視処理(S5)を実行する。この開始報知監視処理について、図10に基づいて説明する。先ず、主制御CPU64は、S81において、第一の処理フラグ102に「3」が格納されているか否かを判定し、第一の処理フラグ102に「3」が格納されていない場合(S81:NO)には、開始報知監視処理を終了する一方、第一の処理フラグ102に「3」が格納されている場合(S81:YES)には、S82において、報知時間が終了しているか否かを判定する。具体的には、タイマカウンタ100のカウンタ値が「0」になっているか否かを判定する。
報知時間が終了していない場合(S82:NO)には、主制御CPU64は、S83において、タイマカウンタ100のカウンタ値を1減算して記憶した後、開始報知監視処理を終了する一方、報知時間が終了している場合(S82:YES)には、主制御CPU64は、S84において、第一の処理フラグ102に「4」を格納した後、S85において、開放演出パターン記憶エリア140に記憶されている開放演出パターン指定コマンドのデータを読み出して、サブ統合制御回路78に送信する。
続いて、主制御CPU64は、S86において、ソレノイド56への通電を開始して扉54を開作動せしめることにより、特別可動入賞装置50の入口52を開放する。
次に、主制御CPU64は、S87において、タイマカウンタ100のカウンタ値を予め定められた初期値(本実施形態では、30秒に相当する値)にセットした後、S88において、開放回数カウンタ96のカウンタ値を1加算して記憶してから、開始報知監視処理を終了する。
このような開始報知監視処理を実行した主制御CPU64は、次に、図6における開放中処理(S6)を実行する。この開放中処理について、図11に基づいて説明する。先ず、主制御CPU64は、S91において、第一の処理フラグ102に「4」が格納されているか否かを判定し、第一の処理フラグ102に「4」が格納されていない場合(S91:NO)には、開放中処理を終了する一方、第一の処理フラグ102に「4」が格納されている場合(S91:YES)には、S92において、カウントスイッチ58が遊技球を検出したか否かを判定する。
カウントスイッチ58が遊技球を検出した場合(S92:YES)には、主制御CPU64は、S93において、入球数カウンタ98のカウンタ値を1加算して記憶した後、S94において、タイマカウンタ100のカウンタ値を1減算して記憶する。なお、カウントスイッチ58が遊技球を検出していない場合(S92:NO)には、主制御CPU64は、S94以降の処理を実行する。
続いて、主制御CPU64は、S95において、入球数カウンタ98のカウンタ値が「10」以上であるか否かを判定し、入球数カウンタ98のカウンタ値が「10」以上である場合(S95:YES)には、S96において、入球数カウンタ98のカウンタ値を「0」にした後、S97において、ソレノイド56への通電を終了して扉54を閉作動せしめることにより、特別可動入賞装置50の入口52を閉鎖する。
次に、主制御CPU64は、S98において、開放回数カウンタ96のカウンタ値が「15」であるか否かを判定し、開放回数カウンタ96のカウンタ値が「15」でない場合(S99:NO)には、S99において、中間演出パターン記憶エリア134に記憶されている中間演出パターン指定コマンドのデータを読み出して、サブ統合制御回路78に送信する。
続いて、主制御CPU64は、S100において、タイマカウンタ100のカウンタ値を予め定められた初期値(本実施形態では、2秒に相当する値)にセットした後、S101において、第一の処理フラグ102に「5」を格納してから、開放中処理を終了する。
一方、開放回数カウンタ96のカウンタ値が「15」である場合(S98:YES)には、主制御CPU64は、S102において、終了演出パターン記憶エリア136に記憶されている終了演出パターン指定コマンドのデータを読み出して、サブ統合制御回路78に送信した後、S103において、タイマカウンタ100のカウンタ値を予め定められた初期値(本実施形態では、10秒に相当する値)にセットする。
そして、主制御CPU64は、S104において、第一の処理フラグ102に「6」を格納した後、開放中処理を終了する。
また、入球数カウンタ98のカウンタ値が「10」以上でない場合(S95:NO)には、主制御CPU64は、S105において、タイマカウンタ100のカウンタ値が「0」になっているか否か、即ち、開放時間が経過したか否かを判定し、開放時間が経過していない場合(S105:NO)には、開放中処理を終了する一方、開放時間が経過している場合(S105:YES)には、S96以降の処理を実行する。
このような開放中処理を終了した主制御CPU64は、次に、図6における中間報知監視処理(S7)を実行する。この中間報知監視処理について、図12に基づいて説明する。先ず、主制御CPU64は、S111において、第一の処理フラグ102に「5」が格納されているか否かを判定し、第一の処理フラグ102に「5」が格納されていない場合(S111:NO)には、中間報知監視処理を終了する一方、第一の処理フラグ102に「5」が格納されている場合(S111:YES)には、S112において、タイマカウンタ100のカウンタ値が「0」であるか否かを判定する。
タイマカウンタ100のカウンタ値が「0」でない場合(S112:NO)には、主制御CPU64は、S113において、タイマカウンタ100のカウンタ値を1減算して記憶した後、中間報知監視処理を終了する一方、タイマカウンタ100のカウンタ値が「0」である場合(S112:YES)には、主制御CPU64は、S114において、開放演出パターン記憶エリア132に記憶されている開放演出パターン指定コマンドのデータを読み出して、サブ統合制御回路78に送信する。
次に、主制御CPU64は、S115において、開放回数カウンタ96のカウンタ値を1加算して記憶した後、S116において、ソレノイド56への通電を開始して扉54を開作動せしめることにより、特別可動入賞装置50の入口52を開放する。
続いて、主制御CPU64は、S117において、第一の処理フラグ112に「4」を格納した後、S118において、タイマカウンタ100のカウンタ値を予め定められた初期値(本実施形態では、30秒に相当する値)にセットしてから、中間報知監視処理を終了する。
このような中間報知監視処理を終了した主制御CPU64は、次に、図6における終了報知監視処理(S8)を実行する。この終了報知監視処理について、図13に基づいて説明する。先ず、主制御CPU64は、S121において、第一の処理フラグ112に「6」が格納されているか否かを判定し、第一の処理フラグ112に「6」が格納されていない場合(S121:NO)には、主制御CPU64は、終了報知監視処理を終了する一方、第一の処理フラグ112に「6」が格納されている場合(S121:YES)には、主制御CPU64は、S122において、タイマカウンタ100のカウンタ値が「0」になっているか否か、即ち、報知時間が終了しているか否かを判定する。
報知時間が終了していない場合(S122:NO)には、主制御CPU64は、S123において、タイマカウンタ100のカウンタ値を1減算した後、終了報知監視処理を終了する一方、報知時間が終了している場合(S122:YES)には、主制御CPU64は、S124において、通常画面指定コマンド記憶エリア140に記憶されている通常画面指定コマンドのデータを読み出して、サブ統合制御回路78に送信する。
そして、主制御CPU64は、S125において、第一の処理フラグ112に「0」を格納した後、終了報知監視処理を終了する。
このような終了報知監視処理を終了した主制御CPU64は、次に、図6における保留表示処理(S9)を実行する。この保留表示処理について、図14に基づいて説明する。先ず、主制御CPU64は、S131において、記憶カウンタ94のカウンタ値が変更されたか否かを判定し、記憶カウンタ94のカウンタ値が変更されていない場合(S131:NO)には、保留表示処理を終了する一方、記憶カウンタ94のカウンタ値が変更されている場合(S131:YES)には、S132において、現在の記憶カウンタ94のカウンタ値と発光パターン選択テーブルに基づいて発光パターン指定コマンドを選択した後、選択した発光パターン指定コマンドのデータを読み出して、サブ統合制御回路78に送信する。その後、主制御CPU64は、保留表示処理を終了する。
続いて、サブ統合制御CPU142が実行するサブ統合側の制御処理について、図15に基づいて説明する。先ず、サブ統合制御CPU142は、S141において、カウンタ値更新処理を実行する。このカウンタ値更新処理は、演出パターンカウンタ160のカウンタ値を1加算して記憶するものである。
このようなカウンタ値更新処理を終了したサブ統合制御CPU142は、次に、データ確認処理(S142)を実行する。このデータ確認処理について、図16に基づいて説明する。
先ず、サブ統合制御CPU142は、S151において、表示制御回路156と音制御回路158宛のコマンドのデータを受信したか否かを判定する。表示制御回路156と音制御回路158宛のコマンドのデータを受信している場合(S151:YES)には、サブ統合制御CPU142は、S152において、受信したコマンドが変動パターン指定コマンドであるか否かを判定する。
受信したコマンドが変動パターン指定コマンドである場合(S152:YES)には、サブ統合制御CPU142は、S153において、受信した変動パターン指定コマンドの種類と現在の演出パターンカウンタ160のカウンタ値と演出パターン選択テーブルに基づいて演出パターン指定コマンドを選択し、その選択した演出パターン指定コマンドを選択コマンド記憶エリア170に記憶する演出パターン指定コマンド選択処理を実行する。
続いて、サブ統合制御CPU142は、S154において、選択コマンド記憶エリア170に記憶されている演出パターン指定コマンドが「演出パターン指定コマンドA−1」であるか否かを判定し、「演出パターン指定コマンドA−1」である場合(S154:YES)には、S155において、制御フラグ162に「1」を格納する。
次に、サブ統合制御CPU142は、S156において、タイマカウンタ164のカウンタ値を「0」にした後、S157において、タイマカウンタ164のカウンタ値を1加算して記憶する。
次に、サブ統合制御CPU142は、S158において、選択コマンド記憶エリア170に記憶されている演出パターン指定コマンドを表示制御回路156と音制御回路158に送信した後、S159において、選択コマンド記憶エリア170に記憶されている演出パターン指定コマンドのデータを消去する。
その後、サブ統合制御CPU142は、S160において、受信コマンド記憶エリア166に記憶されているコマンドのデータを消去してから、データ確認処理を終了する。
選択コマンド記憶エリア170に記憶されている演出パターン指定コマンドが「演出パターン指定コマンドA−1」でない場合(S154:NO)には、サブ統合制御CPU142は、S161において、選択コマンド記憶エリア170に記憶されている演出パターン指定コマンドのデータが「演出パターン指定コマンドA−2」であるか否かを判定する。
「演出パターン指定コマンドA−2」が記憶されていない場合(S161:NO)には、サブ統合制御CPU142は、S158以降の制御処理を実行する。一方、「演出パターン指定コマンドA−2」が記憶されている場合(S161:YES)には、サブ統合制御CPU142は、S162において、制御フラグ162に「2」を格納した後、S156以降の処理を実行する。
受信したコマンドが変動パターン指定コマンドでない場合(S152:NO)には、サブ統合制御CPU142は、S163において、受信コマンド記憶エリア166に記憶されているコマンドを表示制御回路156と音制御回路158に送信した後、S160以降の処理を実行する。
表示制御回路156と音制御回路158宛のコマンドのデータを受信していない場合(S151:NO)には、サブ統合制御CPU142は、S164において、発光パターン指定コマンドのデータを受信しているか否かを判定し、発光パターン指定コマンドのデータを受信していない場合(S164:NO)には、データ確認処理を終了する。一方、発光パターン指定コマンドのデータを受信している場合(S164:YES)には、サブ統合制御CPU142は、S165において、受信した発光パターン指定コマンドのデータに基づいて保留LED48の発光状態を変更する発光状態変更処理を実行する。
具体的には、発光パターン指定コマンドAのデータを受信した場合には全ての保留LED48が消灯している状態にし、発光パターン指定コマンドBのデータを受信した場合には一つの保留LED48が点灯している状態にし、発光パターン指定コマンドCのデータを受信した場合には二つの保留LED48が点灯している状態にし、発光パターン指定コマンドDのデータを受信した場合には三つの保留LED48が点灯している状態にし、発光パターン指定コマンドEのデータを受信した場合には四つの保留LED48が点灯している状態にする。
このような発光状態変更処理を実行したサブ統合制御CPU142は、その後、S160以降の処理を実行する。
上述の如きデータ確認処理を実行したサブ統合制御CPU142は、次に、図15における同期処理(S143)を実行する。この同期処理について、図17に基づいて説明する。
先ず、サブ統合制御CPUは、S171において、制御フラグ162に「0」が格納されているか否かを判定し、制御フラグ162に「0」が格納されている場合(S171:YES)には、同期処理を終了する一方、制御フラグ162に「0」が格納されていない場合(S171:NO)には、S172において、第一の監視時間になったか否かをタイマカウンタ164のカウンタ値から判定する。
第一の監視時間になっている場合(S172:YES)には、サブ統合制御CPU142は、S173において、第一の台詞パターン記憶エリア174に記憶されている台詞パターン指定コマンドAを表示制御回路156と音制御回路158に送信した後、S174において、タイマカウンタ164のカウンタ値を1加算して記憶してから、同期処理を終了する。
第一の監視時間になっていない場合(S172:NO)には、サブ統合制御CPU142は、S175において、第二の監視時間になっているか否かをタイマカウンタ164のカウンタ値から判定し、第二の監視時間になっている場合(S175:YES)には、S176において、第二の台詞パターン記憶エリア176に記憶されている台詞パターン指定コマンドBを表示制御回路156と音制御回路158に送信した後、S174以降の処理を実行する。
第二の監視時間になっていない場合(S175:NO)には、サブ統合制御CPU142は、S177において、第三の監視時間になっているか否かをタイマカウンタ164のカウンタ値から判定し、第三の監視時間になっている場合(S177:YES)には、S178において、第三の台詞パターン記憶エリア178に記憶されている台詞パターン指定コマンドCを表示制御回路156と音制御回路158に送信した後、S174以降の処理を実行する。
第三の監視時間になっていない場合(S177:NO)には、サブ統合制御CPU142は、S179において、第四の監視時間になっているか否かをタイマカウンタ164のカウンタ値から判定し、第四の監視時間になっている場合(S179:YES)には、S180において、制御フラグ162に「1」が格納されているか否かを判定する。
制御フラグ162に「1」が格納されている場合(S180:YES)には、サブ統合制御CPU142は、S181において、第四の台詞パターン記憶エリア180に記憶されている台詞パターン指定コマンドDを表示制御回路156と音制御回路158に送信した後、S174以降の処理を実行する。
制御フラグ162に「1」が格納されていない、即ち、制御フラグ162に「2」が格納されている場合(S180:NO)には、サブ統合制御CPU142は、S182において、第六の台詞パターン記憶エリア184に記憶されている台詞パターン指定コマンドFを表示制御回路156と音制御回路158に送信した後、S174以降の処理を実行する。
第四の監視時間になっていない場合(S179:NO)には、サブ統合制御CPU142は、S183において、第五の監視時間になっているか否かをタイマカウンタ164のカウンタ値から判定し、第五の監視時間になっていない場合(S183:NO)には、S174以降の処理を実行する。
一方、第五の監視時間になっている場合(S183:YES)には、S184において、制御フラグ162に「1」が格納されているか否かを判定する。制御フラグ162に「1」が格納されている場合(S184:YES)には、サブ統合制御CPU142は、S185において、第五の台詞パターン記憶エリア182に記憶されている台詞パターン指定コマンドEを表示制御回路156と音制御回路158に送信した後、S174以降の処理を実行する。
制御フラグ162に「1」が格納されていない、即ち、制御フラグ162に「2」が格納されている場合(S184:NO)には、サブ統合制御CPU142は、S174以降の処理を実行する。
続いて、表示制御CPU186が実行する表示側の遊技処理について、図18に基づいて説明する。先ず、表示制御CPU186は、S191において、特図変動開始処理を実行する。この特図変動開始処理について、図19に基づいて説明する。
先ず、表示制御CPU186は、S201において、第二の処理フラグ206に「1」が格納されているか否かを判定し、第二の処理フラグ206に「1」が格納されている場合(S201:YES)には、特図変動開始処理を終了する一方、第二の処理フラグ206に「1」が格納されていない場合(S201:NO)には、S202において、第一の処理フラグ204に「1」が格納されているか否かを判定する。
第一の処理フラグ204に「1」が格納されている場合(S202:YES)には、表示制御CPU186は、特図変動開始処理を終了する一方、第一の処理フラグ204に「1」が格納されていない場合(S202:NO)には、表示制御CPU186は、S203において、演出パターン指定コマンドのデータを受信しているか否かを判定し、演出パターン指定コマンドのデータを受信していない場合(S203:NO)には、特図変動開始処理を終了する。
演出パターン指定コマンドのデータを受信している場合(S203:YES)には、表示制御CPU186は、S204において、第一の処理フラグ204に「1」を格納した後、S205においてコマンド記憶エリア228に記憶されている演出パターン指定コマンドのデータをVDP194に送信して、かかる演出パターン指定コマンドのデータに基づく三つの特別図柄38,40,42の変動表示をVDP194に開始させる。
次に、表示制御CPU186は、S206において、受信した三つの特別図柄38,40,42のデータをVDP194に送信して、送信した三つの特別図柄38,40,42のデータに基づく三つの特別図柄38,40,42の停止表示の準備をVDP194にさせる。その後、表示制御CPU186は特図変動開始処理を終了する。
このような特図変動開始処理を実行した表示制御CPU186は、次に、図18における特図変動監視処理(S192)を実行する。この特図変動監視処理について、図20に基づいて説明する。先ず、表示制御CPU186は、S211において、第一の処理フラグ204に「1」が格納されているか否かを判定し、第一の処理フラグ204に「1」が格納されていない場合(S211:NO)には、特図変動監視処理を終了する一方、第一の処理フラグ204に「1」が格納されている場合(S211:YES)には、表示制御CPU186は、S212において、台詞パターン指定コマンドを受信したか否かを判定する。
台詞パターン指定コマンドを受信している場合(S212:YES)には、表示制御CPU186は、S213において、受信した台詞パターン指定コマンドをVDP194に送信した後、S214において、コマンド記憶エリア228に記憶されている台詞パターン指定コマンドを消去する。なお、台詞パターン指定コマンドを受信していない場合(S212:NO)には、表示制御CPUは、後述するS215以降の処理を実行する。
次に、表示制御CPU186は、S215において、停止コマンドを受信しているか否かを判定する。停止コマンドを受信していない場合(S215:NO)には、表示制御CPU186は、特図変動監視処理を終了する一方、停止コマンドを受信している場合(S215:YES)には、表示制御CPU186は、S216において、送信した演出パターン指定コマンドのデータに基づく三つの特別図柄38,40,42の変動表示を終了して、送信した三つの特別図柄38,40,42のデータに基づく特別図柄38,40,42の確定停止表示をVDP194に行わせるために、停止コマンド記憶エリア212に記憶されている停止コマンドのデータを読み出して、VDP194に送信する。
続いて、表示制御CPU186は、S217において、受信した変動パターン指定コマンドのデータが大当たりの場合に選択されるものであるか否かを判定し、大当たりの場合に選択される変動パターン指定コマンドである場合(S217:YES)には、S218において、第二の処理フラグ206に「1」を格納した後、特図変動監視処理を終了する。
大当たりの場合に採用される変動パターン指定コマンドでない場合(S217:NO)には、表示制御CPU186は、S219において、指定コマンド記憶エリア164に記憶されている受信した変動パターン指定コマンドのデータと、特別図柄記憶エリア166に記憶されている受信した三つの特別図柄38,40,42のデータを消去するデータ消去処理を実行した後、S220において、第一の処理フラグ204に「0」を格納した後、特図変動監視処理を終了する。
このような特図変動監視処理を実行した表示制御CPU186は、次に、図18における開始報知処理(S193)を実行する。この開始報知処理について、図21に基づいて説明する。先ず、表示制御CPU186は、S231において、第一の処理フラグ204に「2」が格納されているか否かを判定し、第一の処理フラグ204に「2」が格納されている場合(S231:YES)には、表示制御CPU186は、開始報知処理を終了する一方、第一の処理フラグ204に「2」が格納されていない場合(S231:NO)には、表示制御CPU186は、S232において、開始演出パターン指定コマンドのデータを受信しているか否かを判定する。
開始演出パターン指定コマンドのデータを受信していない場合(S232:NO)には、表示制御CPU186は、開始報知処理を終了する一方、開始演出パターン指定コマンドのデータを受信している場合(S232:YES)には、表示制御CPU186は、S233において、第一の処理フラグ204に「2」を格納した後、S234において、受信した開始演出パターン指定コマンドのデータをVDP194に送信して、開始演出パターン指定コマンドのデータに基づく報知(大当たり遊技状態が開始される旨の報知)をVDP194にさせる。その後、表示制御CPU186は開始報知処理を終了する。
このような開始報知処理を終了した表示制御CPU186は、次に、図18における開始報知監視処理(S194)を実行する。この開始報知監視処理について、図22に基づいて説明する。先ず、表示制御CPU186は、S241において、第一の処理フラグ204に「3」が格納されているか否かを判定し、第一の処理フラグ204に「3」が格納されている場合(S241:YES)には、表示制御CPU186は、開始報知監視処理を終了する一方、第一の処理フラグ204に「3」が格納されていない場合(S241:NO)には、表示制御CPU186は、S242において、開放演出パターン指定コマンドのデータを受信しているか否かを判定する。
開放演出パターン指定コマンドのデータを受信していない場合(S242:NO)には、表示制御CPU186は、開始報知監視処理を終了する一方、開放演出パターン指定コマンドのデータを受信している場合(S242:YES)には、表示制御CPU186は、S243において、停止コマンド記憶エリア212に記憶されている停止コマンドのデータを読み出してVDP194に送信し、VDP194に大当たり遊技状態の開始の報知を終了させる。
続いて、表示制御CPU186は、S244において、第一の処理フラグ204に「3」を格納した後、S245において、受信した開放演出パターン指定コマンドのデータをVDP194に送信して、かかる開放演出パターン指定コマンドのデータに基づくラウンド遊技状態である旨の報知をVDP194に行わせた後、開始報知監視処理を終了する。
このような開始報知監視処理を終了した表示制御CPU186は、続いて、図18における開放報知監視処理(S195)を実行する。この開放報知監視処理について、図23に基づいて説明する。先ず、表示制御CPU186は、S251において、第一の処理フラグ204に「3」が格納されているか否かを判定し、第一の処理フラグ204に「3」が格納されていない場合(S251:NO)には、開放報知監視処理を終了する。
第一の処理フラグ204に「3」が格納されている場合(S251:YES)には、表示制御CPU186は、S252において、中間演出パターン指定コマンドのデータを受信しているか否かを判定する。中間演出パターン指定コマンドのデータを受信した場合(S252:YES)には、表示制御CPU186は、S253において、停止コマンド記憶エリア212に記憶されている停止コマンドのデータを読み出してVDP194に送信し、VDP194によって行われている開放報知パターン指定コマンドのデータに基づくラウンド遊技状態である旨の報知を終了させる。
次に、表示制御CPU186は、S254において、第一の処理フラグ204に「4」を格納した後、S255において、受信した中間報知パターン指定コマンドのデータをVDP194に送信して、かかる中間報知パターン指定コマンドのデータに基づいてインターバル状態であることを遊技者に報知するための画像を液晶表示器34の表示画面36に表示させる処理をVDP194に行わせる。その後、表示制御CPU186は、開放報知監視処理を終了する。
中間演出パターン指定コマンドのデータを受信していない場合(S252:NO)には、表示制御CPU186は、S256において、終了演出パターン指定コマンドのデータを受信しているか否かを判定する。終了演出パターン指定コマンドのデータを受信していない場合(S256:NO)には、表示制御CPU186は、開放報知監視処理を終了する一方、終了演出パターン指定コマンドのデータを受信した場合(S256:YES)には、表示制御CPU186は、S257において、停止コマンド記憶エリア212に記憶されている停止コマンドのデータを読み出してVDP194に送信し、VDP194によって行われている開放報知パターン指定コマンドのデータに基づくラウンド遊技状態である旨の報知を終了させる。
次に、表示制御CPU186は、S258において、第一の処理フラグ204に「5」を格納した後、S259において、受信した終了演出パターン指定コマンドのデータをVDP194に送信して、かかる終了演出パターン指定コマンドのデータに基づいて大当たり遊技状態が終了することを遊技者に報知するための画像を液晶表示器34の表示画面36に表示させる処理をVDP194に行わせる。その後、表示制御CPU186は開放報知監視処理を終了する。
このような開放報知監視処理を終了した表示制御CPU186は、続いて、図18における中間報知監視処理(S196)を実行する。この中間報知監視処理について、図24に基づいて説明する。先ず、表示制御CPU186は、S271において、第一の処理フラグ204に「4」が格納されているか否かを判定し、第一の処理フラグ204に「4」が格納されていない場合(S271:NO)には、表示制御CPU186は、中間報知監視処理を終了する一方、第一の処理フラグ204に「4」が格納されている場合(S271:YES)には、表示制御CPU186は、S272において、開放演出パターン指定コマンドのデータを受信しているか否かを判定する。
開放演出パターン指定コマンドのデータを受信していない場合(S272:NO)には、表示制御CPU186は、中間報知監視処理を終了する一方、開放演出パターン指定コマンドのデータを受信している場合(S272:YES)には、表示制御CPU186は、S273において、停止コマンド記憶エリア212に記憶されている停止コマンドのデータを読み出してVDP194に送信し、VDP194にインターバル状態である旨の報知を終了させる。
次に、表示制御CPU186は、S274において、受信した開放演出パターン指定コマンドのデータをVDP194に送信し、かかる開放演出パターン指定コマンドのデータに基づくラウンド遊技状態である旨の報知をVDP194に行わせる。
続いて、表示制御CPU186は、S275において、第一の処理フラグ204に「3」を格納してから、中間報知監視処理を終了する。
このような中間報知監視処理を終了した表示制御CPU186は、続いて、図18における終了報知監視処理(S197)を実行する。この終了報知監視処理について、図25に基づいて説明する。先ず、表示制御CPU186は、S281において、第一の処理フラグ204に「5」が格納されているか否かを判定し、第一の処理フラグ204に「5」が格納されていない場合(S281:NO)には、表示制御CPU186は、終了報知監視処理を終了する一方、第一の処理フラグ204に「5」が格納されている場合(S281:YES)には、表示制御CPU186は、S282において、通常画面指定コマンドを受信しているか否かを判定する。
通常画面指定コマンドを受信していない場合(S282:NO)には、表示制御CPU186は、終了報知監視処理を終了する一方、通常画面指定コマンドを受信している場合(S282:YES)には、表示制御CPU186は、S283において、特別図柄記憶エリア210に記憶されている三つの特別図柄38,40,42のデータをVDP194に送信し、かかる三つの特別図柄38,40,42のデータに基づく三つの特別図柄38,40,42の停止表示をVDP194に行わせる。
次に、表示制御CPU186は、S284において、第二の処理フラグ206に「0」を格納した後、S285において、第一の処理フラグ204に「0」を格納する。
その後、表示制御CPU186は、S286において、コマンド記憶エリア228に記憶されている指定コマンドのデータ,特別図柄記憶エリア210に記憶されている特別図柄38,40,42のデータを消去するデータ消去処理を実行した後、終了報知監視処理を終了する。
続いて、音制御CPU214が実行する音制御側の遊技処理について、図26に基づいて説明する。先ず、音制御CPU214は、S301において、変動効果音開始処理を実行する。この変動効果音開始処理について、図27に基づいて説明する。
先ず、音制御CPU214は、S311において、第二の処理フラグ227に「1」が格納されているか否かを判定し、第二の処理フラグ227に「1」が格納されている場合(S311:YES)には、変動効果音開始処理を終了する一方、第二の処理フラグ227に「1」が格納されていない場合(S311:NO)には、S312において、第一の処理フラグ225に「1」が格納されているか否かを判定する。
第一の処理フラグ225に「1」が格納されている場合(S312:YES)には、音制御CPU214は、変動効果音開始処理を終了する一方、第一の処理フラグ225に1」が格納されていない場合(S312:NO)には、音制御CPU214は、S313において、演出パターン指定コマンドのデータを受信しているか否かを判定し、演出パターン指定コマンドのデータを受信していない場合(S313:NO)には、変動効果音開始処理を終了する。
演出パターン指定コマンドのデータを受信している場合(S313:YES)には、音制御CPU214は、S314において、第一の処理フラグ225に「1」を格納した後、S315においてコマンド記憶エリア228に記憶されている演出パターン指定コマンドの種類に応じた効果音データを選択し、その効果音データに基づいて効果音を出力する効果音出力処理を実行する。その後、音制御CPU214は変動効果音開始処理を終了する。
このような変動効果音開始処理を実行した音制御CPU214は、次に、図28における変動効果音監視処理(S302)を実行する。この変動効果音監視処理について、図29に基づいて説明する。先ず、音制御CPU214は、S321において、第一の処理フラグ225に「1」が格納されているか否かを判定し、第一の処理フラグ225に「1」が格納されていない場合(S321:NO)には、変動効果音監視処理を終了する一方、第一の処理フラグ225に「1」が格納されている場合(S321:YES)には、音制御CPU214は、S322において、台詞パターン指定コマンドを受信したか否かを判定する。
台詞パターン指定コマンドを受信している場合(S322:YES)には、音制御CPU214は、S323において、受信した台詞パターン指定コマンドの種類に応じた台詞音声データを選択し、その台詞音声データに基づいて台詞音声を出力する台詞音声出力処理を実行した後、S324において、コマンド記憶エリア228に記憶されている台詞パターン指定コマンドを消去する。なお、台詞パターン指定コマンドを受信していない場合(S322:NO)には、音制御CPUは、S325以降の処理を実行する。
次に、音制御CPU214は、S325において、停止コマンドを受信しているか否かを判定する。停止コマンドを受信していない場合(S325:NO)には、音制御CPU214は、変動効果音監視処理を終了する一方、停止コマンドを受信している場合(S325:YES)には、音制御CPU214は、S326において、三つの特別図柄38,40,42が変動表示されている際の効果音の出力を停止する。
続いて、音制御CPU214は、S327において、受信した演出パターン指定コマンドのデータが大当たりの場合に選択されるものであるか否かを判定し、大当たりの場合に選択される演出パターン指定コマンドである場合(S327:YES)には、S328において、第二の処理フラグ227に「1」を格納した後、変動効果音監視処理を終了する。
大当たりの場合に採用される演出パターン指定コマンドでない場合(S327:NO)には、音制御CPU214は、S329において、コマンド記憶エリア228に記憶されている受信した演出パターン指定コマンドのデータを消去するデータ消去処理を実行した後、S330において、第一の処理フラグ225に「0」を格納した後、変動効果音監視処理を終了する。
このような変動効果音監視処理を実行した音制御CPU214は、次に、図26における開始報知効果音処理(S303)を実行する。この開始報知効果音処理について、図29に基づいて説明する。先ず、音制御CPU214は、S341において、第一の処理フラグ225に「2」が格納されているか否かを判定し、第一の処理フラグ225に「2」が格納されている場合(S341:YES)には、音制御CPU214は、開始報知効果音処理を終了する一方、第一の処理フラグ225に「2」が格納されていない場合(S341:NO)には、音制御CPU214は、S342において、開始演出パターン指定コマンドのデータを受信しているか否かを判定する。
開始演出パターン指定コマンドのデータを受信していない場合(S342:NO)には、音制御CPU214は、開始報知効果音処理を終了する一方、開始演出パターン指定コマンドのデータを受信している場合(S342:YES)には、音制御CPU214は、S343において、第一の処理フラグ225に「2」を格納した後、S344において、開始報知効果音データに基づく効果音を出力する。その後、音制御CPU214は開始報知処理を終了する。
このような開始報知処理を終了した音制御CPU214は、次に、図26における開始報知効果音監視処理(S194)を実行する。この開始報知効果音監視処理について、図30に基づいて説明する。先ず、音制御CPU214は、S351において、第一の処理フラグ225に「3」が格納されているか否かを判定し、第一の処理フラグ225に「3」が格納されている場合(S351:YES)には、音制御CPU214は、開始報知効果音監視処理を終了する一方、第一の処理フラグ225に「3」が格納されていない場合(S351:NO)には、音制御CPU214は、S352において、開放演出パターン指定コマンドのデータを受信しているか否かを判定する。
開放演出パターン指定コマンドのデータを受信していない場合(S352:NO)には、音制御CPU214は、開始報知効果音監視処理を終了する一方、開放演出パターン指定コマンドのデータを受信している場合(S352:YES)には、音制御CPU214は、S353において、開始報知効果音データに基づく開始報知効果音の出力を終了する。
続いて、音制御CPU214は、S354において、第一の処理フラグ225に「3」を格納した後、S355において、開放効果音データに基づく開放効果音を出力する。その後、音制御CPU214は、開始報知効果音監視処理を終了する。
このような開始報知効果音監視処理を終了した音制御CPU214は、続いて、図26における開放報知効果音監視処理(S305)を実行する。この開放報知効果音監視処理について、図31に基づいて説明する。先ず、音制御CPU214は、S361において、第一の処理フラグ225に「3」が格納されているか否かを判定し、第一の処理フラグ225に「3」が格納されていない場合(S361:NO)には、開放報知効果音監視処理を終了する。
第一の処理フラグ225に「3」が格納されている場合(S361:YES)には、音制御CPU214は、S362において、中間演出パターン指定コマンドのデータを受信しているか否かを判定する。中間演出パターン指定コマンドのデータを受信した場合(S362:YES)には、音制御CPU214は、S363において、開放効果音データに基づく開放効果音の出力を停止する。
次に、音制御CPU214は、S364において、第一の処理フラグ225に「4」を格納した後、S365において、中間報知効果音データに基づく中間報知効果音の出力を開始する。その後、音制御CPU214は、開放報知効果音監視処理を終了する。
中間演出パターン指定コマンドのデータを受信していない場合(S362:NO)には、音制御CPU214は、S366において、終了演出パターン指定コマンドのデータを受信しているか否かを判定する。終了演出パターン指定コマンドのデータを受信していない場合(S366:NO)には、音制御CPU214は、開放報知効果音監視処理を終了する一方、終了演出パターン指定コマンドのデータを受信した場合(S366:YES)には、音制御CPU214は、S367において、開放報知効果音データに基づく開放報知効果音の出力を停止する。
次に、音制御CPU214は、S368において、第一の処理フラグ225に「5」を格納した後、S369において、終了報知効果音データに基づく終了報知効果音の出力を開始する。その後、音制御CPU214は開放報知効果音監視処理を終了する。
このような開放報知効果音監視処理を終了した音制御CPU214は、続いて、図26における中間報知効果音監視処理(S306)を実行する。この中間報知効果音監視処理について、図32に基づいて説明する。先ず、音制御CPU214は、S381において、第一の処理フラグ225に「4」が格納されているか否かを判定し、第一の処理フラグ225に「4」が格納されていない場合(S381:NO)には、音制御CPU214は、中間報知効果音監視処理を終了する一方、第一の処理フラグ225に「4」が格納されている場合(S381:YES)には、音制御CPU214は、S382において、開放演出パターン指定コマンドのデータを受信しているか否かを判定する。
開放演出パターン指定コマンドのデータを受信していない場合(S382:NO)には、音制御CPU214は、中間報知効果音監視処理を終了する一方、開放演出パターン指定コマンドのデータを受信している場合(S382:YES)には、音制御CPU214は、S383において、中間報知効果音データに基づく中間報知効果音の出力を終了する。
次に、音制御CPU214は、S384において、開放報知効果音データに基づく開放報知効果音の出力を開始した後、S385において、第一の処理フラグ225に「3」を格納してから、中間報知効果音監視処理を終了する。
このような中間報知効果音監視処理を終了した音制御CPU214は、続いて、図26における終了報知効果音監視処理(S197)を実行する。この終了報知効果音監視処理について、図33に基づいて説明する。先ず、音制御CPU214は、S391において、第一の処理フラグ225に「5」が格納されているか否かを判定し、第一の処理フラグ225に「5」が格納されていない場合(S391:NO)には、音制御CPU214は、終了報知効果音監視処理を終了する一方、第一の処理フラグ225に「5」が格納されている場合(S391:YES)には、音制御CPU214は、S392において、通常画面指定コマンドを受信しているか否かを判定する。
通常画面指定コマンドを受信していない場合(S392:NO)には、音制御CPU214は、終了報知効果音監視処理を終了する一方、通常画面指定コマンドを受信している場合(S392:YES)には、音制御CPU214は、S393において、終了報知効果音データに基づく終了報知効果音の出力を終了する。
次に、音制御CPU214は、S394において、第二の処理フラグ227に「0」を格納した後、S395において、第一の処理フラグ225に「0」を格納する。
その後、音制御CPU214は、S396において、コマンド記憶エリア164に記憶されている指定コマンドのデータを消去するデータ消去処理を実行した後、終了報知効果音監視処理を終了する。
このようなパチンコ機10においては、遊技者が操作レバー28を回動操作することによって発射された遊技球が遊技領域30に設けられた始動入賞装置44に入球すると、液晶表示器34の表示画面36において、三つの特別図柄38,40,42の変動表示が開始されるようになっている。
そこにおいて、三つの特別図柄38,40,42の変動表示が「演出パターン指定コマンドA−1」に基づいて行われる場合、VDP194は、図34に示されているような制御処理(演出パターンA−1に基づく制御処理)を実行する。以下、演出パターンA−1に基づく制御処理について説明する。
先ず、VDP194は、S401において、変動表示開始処理を実行する。この変動表示開始処理は、キャラクタROM198から必要な画像データを適宜読み出してきて、液晶表示器34の表示画面36の上側から下側に向けて各特別図柄38,40,42を遊技者がその種類を認識し難い程度のスピードでスクロール表示するための画像編集処理を作業RAM200において行い、かかる画像編集処理に基づく画像データを液晶表示器34に送信するものである。
これにより、液晶表示器34の表示画面36において、図35に示されているように、三つの特別図柄38,40,42の変動表示が一斉に開始されるようになっている。
続いて、VDP194は、S402において、左特別図柄停止表示処理を実行する。この左特別図柄停止表示処理は、キャラクタROM198から必要な画像データを適宜読み出してきて、スクロール表示されている左特別図柄38のスピードを徐々に遅くしていって、受信した左特別図柄38のデータに基づいて左特別図柄38を停止表示するための画像編集処理を作業RAM200において行い、かかる画像編集処理に基づく画像データを液晶表示器34に送信するものである。
これにより、液晶表示器34の表示画面36において、左特別図柄38のスクロールスピードが徐々に遅くなっていった後、図36に示されているように、左特別図柄38のみが停止表示されて、中特別図柄40と右特別図柄42の変動表示は継続されているような状態となる。
次に、VDP194は、S403において、右特別図柄停止表示処理を実行する。この右特別図柄停止表示処理は、キャラクタROM198から必要な画像データを適宜読み出してきて、スクロール表示されている右特別図柄42のスピードを徐々に遅くしていって、受信した右特別図柄42のデータに基づいて右特別図柄42を停止表示するための画像編集処理を作業RAM200において行い、かかる画像編集処理に基づく画像データを液晶表示器34に送信するものである。
これにより、液晶表示器34の表示画面36において、右特別図柄42のスクロールスピードが徐々に遅くなっていった後、図37に示されているように、左特別図柄38と右特別図柄42が停止表示されて、中特別図柄40の変動表示のみが継続されているような状態となる。
次に、VDP194は、S403において、画面切換処理を実行する。この画面切換処理は、キャラクタROM198から必要な画像データを適宜読み出してきて、第一のキャラクタとしての味方キャラクタ262と第二のキャラクタとしての敵キャラクタ264とを扉266を挟んで表示するための画像編集処理を作業RAM200において行い、かかる画像編集処理に基づく画像データを液晶表示器34に送信するものである。
これにより、液晶表示器34の表示画面36において、図38に示されているように、味方キャラクタ262と敵キャラクタ264が扉266を挟む位置に表示されるようになっている。
続いて、VDP194は、S404において、第一の台詞表示処理を実行する。この第一の台詞表示処理は、キャラクタROM198から必要な画像データを適宜読み出してきて、味方キャラクタ262の吹き出し268内に「いくぞ!!」という台詞表示272を表示させるための画像編集処理を作業RAM200において行い、かかる画像編集処理に基づく画像データを液晶表示器34に送信するものである。
これにより、液晶表示器34の表示画面36において、図39に示されているように、味方キャラクタ262の吹き出し268内に「いくぞ!!」という台詞表示272が表示されるようになっている。
そして、本実施形態では、この味方キャラクタ262の台詞表示272が表示されるタイミングに合わせて、スピーカ21から「いくぞ!!」という音声が出力されるようになっている。
次に、VDP194は、S405において、第二の台詞表示処理を実行する。この第二の台詞表示処理は、キャラクタROM198から必要な画像データを適宜読み出してきて、敵キャラクタ264の吹き出し270内に「ちょっと待て」という台詞表示274を表示させるための画像編集処理を作業RAM200において行い、かかる画像編集処理に基づく画像データを液晶表示器34に送信するものである。
これにより、液晶表示器34の表示画面36において、図40に示されているように、敵キャラクタ264の吹き出し270内に「ちょっと待て」という台詞表示274が表示されるようになっている。
そして、本実施形態では、この敵キャラクタ264の台詞表示274が表示されるタイミングに合わせて、スピーカ21から「ちょっと待て」という音声が出力されるようになっている。
続いて、VDP194は、S406において、第一の台詞考え中表示処理を実行する。この第一の台詞考え中表示処理は、キャラクタROM198から必要な画像データを適宜読み出してきて、味方キャラクタ262の吹き出し268において、複数種類の台詞を遊技者に認識できない程度のスピードで上から下にスクロール表示させるための画像編集処理を作業RAM200において行い、かかる画像編集処理に基づく画像データを液晶表示器34に送信するものである。
これにより、液晶表示器34の表示画面36において、図41に示されているように、味方キャラクタ262の吹き出し268において、複数種類の台詞が遊技者に認識できない程度のスピードで上から下にスクロール表示されるようになっている。
続いて、VDP194は、S407において、第三の台詞表示処理を実行する。この第三の台詞表示処理は、キャラクタROM198から必要な画像データを適宜読み出してきて、味方キャラクタ262の吹き出し268内に「開けゴミ!」という台詞表示272を表示させるための画像編集処理を作業RAM200において行い、かかる画像編集処理に基づく画像データを液晶表示器34に送信するものである。
これにより、液晶表示器34の表示画面36において、図42に示されているように、味方キャラクタ262の吹き出し268内に「開けゴミ!」という台詞表示272が表示されるようになっている。
そして、本実施形態では、この味方キャラクタ262の台詞表示272が表示されるタイミングに合わせて、スピーカ21から「開けゴミ!」という音声が出力されるようになっている。
続いて、VDP194は、S408において、第二の台詞考え中表示処理を実行する。この第二の台詞考え中表示処理は、キャラクタROM198から必要な画像データを適宜読み出してきて、敵キャラクタ264の吹き出し270において、複数種類の台詞を遊技者に認識できない程度のスピードで上から下にスクロール表示させるための画像編集処理を作業RAM200において行い、かかる画像編集処理に基づく画像データを液晶表示器34に送信するものである。
これにより、液晶表示器34の表示画面36において、図43に示されているように、敵キャラクタ264の吹き出し270において、複数種類の台詞が遊技者に認識できない程度のスピードで上から下にスクロール表示されるようになっている。
続いて、VDP194は、S409において、第四の台詞表示処理を実行する。この第四の台詞表示処理は、キャラクタROM198から必要な画像データを適宜読み出してきて、敵キャラクタ264の吹き出し268内に「開けゴメ!」という台詞表示274を表示させるための画像編集処理を作業RAM200において行い、かかる画像編集処理に基づく画像データを液晶表示器34に送信するものである。
これにより、液晶表示器34の表示画面36において、図44に示されているように、敵キャラクタ264の吹き出し270内に「開けゴメ!」という台詞表示274が表示されるようになっている。
そして、本実施形態では、この敵キャラクタ264の台詞表示274が表示されるタイミングに合わせて、スピーカ21から「開けゴメ!」という音声が出力されるようになっている。
続いて、VDP194は、S410において、第三の台詞考え中表示処理を実行する。この第三の台詞考え中表示処理は、キャラクタROM198から必要な画像データを適宜読み出してきて、味方キャラクタ262の吹き出し268において、複数種類の台詞を遊技者に認識できない程度のスピードで上から下にスクロール表示させるための画像編集処理を作業RAM200において行い、かかる画像編集処理に基づく画像データを液晶表示器34に送信するものである。
これにより、液晶表示器34の表示画面36において、図45に示されているように、味方キャラクタ262の吹き出し268において、複数種類の台詞が遊技者に認識できない程度のスピードで上から下にスクロール表示されるようになっている。
続いて、VDP194は、S411において、第五の台詞表示処理を実行する。この第五の台詞表示処理は、キャラクタROM198から必要な画像データを適宜読み出してきて、味方キャラクタ262の吹き出し268内に「開けゴマ!」という台詞表示272を表示させるための画像編集処理を作業RAM200において行い、かかる画像編集処理に基づく画像データを液晶表示器34に送信するものである。
これにより、液晶表示器34の表示画面36において、図46に示されているように、味方キャラクタ262の吹き出し268内に「開けゴマ!」という台詞表示272が表示されるようになっている。
そして、本実施形態では、この味方キャラクタ262の台詞表示272が表示されるタイミングに合わせて、スピーカ21から「開けゴマ!」という音声が出力されるようになっている。
続いて、VDP194は、S412において、扉開放表示処理を実行する。この扉開放表示処理は、キャラクタROM198から必要な画像データを適宜読み出してきて、扉266を開かせるための画像編集処理を作業RAM200において行い、かかる画像編集処理に基づく画像データを液晶表示器34に送信するものである。
これにより、液晶表示器34の表示画面36において、徐々に扉266が開いてゆき、終には、図47に示されているように、扉266が完全に開いた状態となる。
続いて、VDP194は、S413において、画面復帰処理を実行する。この画面復帰処理は、キャラクタROM198から必要な画像データを適宜読み出してきて、元の背景において大当たり図柄組み合わせで三つの特別図柄38,40,42を上下方向に揺動表示させるための画像編集処理を作業RAM200において行い、かかる画像編集処理に基づく画像データを液晶表示器34に送信するものである。
これにより、液晶表示器34の表示画面36において、図48に示されているように、元の背景において三つの特別図柄38,40,42が大当たり図柄組み合わせで上下方向に揺動表示されるようになっている。
そこにおいて、画面復帰処理は、表示制御CPU186から停止コマンドが送信されてくるまで、三つの特別図柄38,40,42の揺動表示の状態で継続されるようになっている。
そして、表示制御CPU186から停止コマンドが送信されてくると、VDP194は、三つの特別図柄38,40,42の動きを止めて確定停止表示した後、変動パターンA−1に基づく制御処理を終了する。
また、三つの特別図柄38,40,42の変動表示が「演出パターン指定コマンドA−2」に基づいて行われる場合、VDP194は、図49に示されているような制御処理(演出パターンA−2に基づく制御処理)を実行する。この演出パターンA−2に基づく制御処理は、変動パターンA−1に基づく制御処理に比して、第三の台詞考え中表示処理と第五の台詞表示処理が設けられておらず、また、第四の台詞表示処理と画面復帰表示処理が異なっている。そこで、第四の台詞表示処理と画面復帰処理についてのみ説明することにし、他の処理についての説明は省略することにする。
VDP194が実行する第四の台詞表示処理(S429)は、キャラクタROM198から必要な画像データを適宜読み出してきて、敵キャラクタ264の吹き出し270内に「開けゴマ!」という台詞表示274を表示させるための画像編集処理を作業RAM200において行い、かかる画像編集処理に基づく画像データを液晶表示器34に送信するものである。
これにより、液晶表示器34の表示画面36において、図50に示されているように、敵キャラクタ264の吹き出し270内に「開けゴマ!」という台詞表示274がされるようになっている。
そして、本実施形態では、この敵キャラクタ264の台詞表示274が表示されるタイミングに合わせて、スピーカ21から「開けゴマ!!」という音声が出力されるようになっている。
また、VDP194が実行する画面復帰処理(S430)は、キャラクタROM198から必要な画像データを適宜読み出してきて、元の背景においてリーチハズレ図柄組み合わせで三つの特別図柄38,40,42を上下方向に揺動表示させるための画像編集処理を作業RAM200において行い、かかる画像編集処理に基づく画像データを液晶表示器34に送信するものである。
これにより、液晶表示器34の表示画面36において、図51に示されているように、元の背景において三つの特別図柄38,40,42がリーチハズレ図柄組み合わせで上下方向に揺動表示されるようになっている。
そこにおいて、画面復帰処理は、表示制御CPU186から停止コマンドが送信されてくるまで、三つの特別図柄38,40,42の揺動表示の状態で継続されるようになっている。
そして、表示制御CPU186から停止コマンドが送信されてくると、VDP194は、三つの特別図柄38,40,42の動きを止めて確定停止表示した後、変動パターンA−2に基づく制御処理を終了する。
上述の説明から明らかなように、本実施形態では、記憶が上限でない場合に始動スイッチ46が遊技球を検出することによって抽選条件が構成されている。また、本実施形態では、大当たり遊技状態が発生することによって、遊技者に付与される利益が構成されている。更に、本実施形態では、主制御CPU64がS36の処理を実行することによって、利益付与抽選手段が構成されている。
また、本実施形態では、演出パターン選択テーブル記憶エリア172に記憶されている演出パターン選択テーブルを用いて選択され得る演出パターン指定コマンドのそれぞれによって演出表示パターンが構成されている。そして、演出パターン選択テーブル記憶エリア172によって演出表示パターン記憶手段が構成されている。
更にまた、本実施形態では、サブ統合制御CPU142がS152において変動パターン指定コマンドを受信したと判定することによって、選択条件が構成されている。そして、本実施形態では、サブ統合制御CPU142がS153の制御処理を実行することによって、演出表示パターン選択決定手段が構成されている。
更に、本実施形態では、表示制御回路156によって抽選結果表示制御手段が構成されている。また、本実施形態では、変動パターン指定コマンドAが選択されると共に、演出パターンカウンタ160のカウンタ値が「0」〜「4」の何れかであることによって、或いは、変動パターン指定コマンドBが選択されると共に、演出パターンカウンタ160のカウンタ値が「0」〜「4」の何れかであることによって、予め定められた特別の条件が構成されている。そして、本実施形態では、演出パターン指定コマンドA−1および演出パターン指定コマンドA−2のそれぞれによって特定演出パターンが構成されている。
また、本実施形態では、演出パターンA−1に基づく制御処理において、VDP149が、S404,S405,S406,S407,S408,S409,S410,S411,S412,S413の制御処理を実行することによって第一のキャラクタ表示手段が構成されている。
さらに、本実施形態では、演出パターンA−1に基づく制御処理において、VDP149が、S404,S405,S406,S407,S408,S409,S410,S411,S412,S413の制御処理を実行することによって第二のキャラクタ表示手段が構成されている。
また、本実施形態では、演出パターンA−2に基づく制御処理において、VDP149が、S424,S425,S426,S427,S428,S429,S430,S431の制御処理を実行することによって第一のキャラクタ表示手段が構成されている。
さらに、本実施形態では、演出パターンA−2に基づく制御処理において、VDP149が、S424,S425,S426,S427,S428,S429,S430,S431の制御処理を実行することによって第二のキャラクタ表示手段が構成されている。
また、本実施形態では、サブ統合制御CPU142がS173,S178,S185の何れかの処理を実行することによって、第一キャラクタ台詞選択決定手段が構成されている。
さらに、本実施形態では、サブ統合制御CPU142がS176,S181,S182の何れかの処理を実行することによって、第二キャラクタ台詞選択決定手段が構成されている。
また、本実施形態では、音制御CPUがS323の制御処理を実行することによって、第一キャラクタ音声出力手段と第二キャラクタ音声出力手段のそれぞれが構成されている。
更にまた、本実施形態では、演出パターンA−1に基づく制御処理において、VDP149が、S405,S408,S412の制御処理を実行することによって第一のキャラクタ台詞表示手段が構成されている。
また、本実施形態では、演出パターンA−1に基づく制御処理において、VDP149が、S406,S410の制御処理を実行することによって第二のキャラクタ台詞表示手段が構成されている。
更にまた、本実施形態では、演出パターンA−2に基づく制御処理において、VDP149が、S425,S428の制御処理を実行することによって第一のキャラクタ台詞表示手段が構成されている。
また、本実施形態では、演出パターンA−2に基づく制御処理において、VDP149が、S426,S430の制御処理を実行することによって第二のキャラクタ台詞表示手段が構成されている。
また、本実施形態では、サブ統合制御CPU142がS173,S178,S185の何れかの処理を実行することによって、第一キャラクタ台詞同期手段が構成されている。
さらに、本実施形態では、サブ統合制御CPU142がS176,S181,S182の何れかの処理を実行することによって、第二キャラクタ台詞同期手段が構成されている。
更にまた、本実施形態では、演出パターンA−1に基づく制御処理において、VDP149が、S405,S406の制御処理を実行することによって音質相違認識手段が構成されている。
また、本実施形態では、演出パターンA−2に基づく制御処理において、VDP149が、S425,S426の制御処理を実行することによって音質相違認識手段が構成されている。
更にまた、本実施形態では、音制御CPUが、S323において、音声データE又は音声データFに基づく音声出力をすることによって、抽選結果台詞音声出力手段が構成されている。そして、本実施形態では、「開けゴマ!」によって、利益付与抽選手段による抽選結果に関する台詞が構成されている。
従って、本実施形態のパチンコ機10においては、味方キャラクタ262と敵キャラクタ264が抽選結果の報知とは関係のない台詞を予め言い合うことによって、味方キャラクタ262と敵キャラクタ264の音声の質の違いが遊技者に認識されるようになっていることから、音声による抽選結果の報知を的確に行うことが可能となる。
特に、本実施形態では、各キャラクタ262,264の台詞表示272,274と、かかる台詞表示272,274が表示されるタイミングに合わせてスピーカ21から聞こえてくる音声の内容とが同じとされていることから、遊技者が音声による報知を聞き逃した場合であっても、液晶表示器34の表示画面36を見れば、その内容がわかるようになっていることから、的確な報知を実現することが可能となる。
以上、本発明の一実施形態について詳述してきたが、これはあくまでも例示であって、本発明は、かかる実施形態における具体的な記載によって、何等、限定的に解釈されるものではない。
例えば、前記実施形態では、VDP194が実行する処理において、第一乃至第三の台詞考え中表示処理が行われるようになっていたが、かかる処理は必ずしも必要なものではない。
また、前記実施形態において採用されていた各種カウンタに格納されるカウンタ値がとり得る最大値は、前記実施形態の値に限定されるものではない。
更にまた、前記実施形態では、演出パターン指定コマンドA−1又は演出パターン指定コマンドA−2の何れかに基づく三つの特別図柄38,40,42の変動表示が開始されて、左特別図柄38と右特別図柄42が同じ種類の図柄で仮停止表示された後に、味方キャラクタ262と敵キャラクタ264が抽選結果とは関係のない台詞を喋ることにより、味方キャラクタ262と敵キャラクタ264の音声の違いが遊技者に認識されるようになっていたが、例えば、演出パターン指定コマンドA−1又は演出パターン指定コマンドA−2の何れかに基づく三つの特別図柄38,40,42の変動表示が開始されてから左特別図柄38と右特別図柄42が同じ種類の図柄で仮停止表示されるまでの間において、味方キャラクタ262と敵キャラクタ264の音声の違いが遊技者に認識されるようになっていても良いし、或いは、他の演出パターン指定コマンドに基づいて三つの特別図柄38,40,42の変動表示が行われている場合やデモ画面が表示されている場合等において、味方キャラクタ262と敵キャラクタ264の音声の違いが遊技者に認識されるようになっていても良い。即ち、本発明における音質相違認識手段とは、遊技者により遊技が開始されてから利益付与抽選手段による抽選結果に関する台詞音声が抽選結果台詞音声出力手段によって第一キャラクタ台詞音声出力手段および第二キャラクタ台詞音声出力手段の何れか一方により出力される前に実行され得るものをも含んでおり、例えば、特定演出表示パターン以外の演出表示パターンにおいて第一キャラクタと第二キャラクタの台詞音声が出力される特別な演出表示パターンが設けられていると共に、かかる特別な演出表示パターンが演出表示パターン選択決定手段によって選択決定され得る確率が特定演出表示パターンが演出表示パターン選択決定手段によって選択決定され得る確率よりも高く設定されており、利益付与抽選手段による抽選結果が特定演出表示パターンに基づいて抽選結果表示手段によって表示される以前において、利益付与抽選手段による抽選結果が上述の特別な演出表示パターンに基づいて抽選結果表示手段によって表示される場合があることにより、第一キャラクタと第二キャラクタの台詞音声の違いが、利益付与抽選手段による抽選結果に関する台詞が抽選結果音声出力手段によって第一キャラクタ台詞音声出力手段および第二キャラクタ台詞音声出力手段の何れか一方により出力される前に、遊技者に認識され得るものをも含む。
その他、一々列挙はしないが、本発明は、当業者の知識に基づいて種々なる変更,修正,改良等を加えた態様において実施され得るものであり、また、そのような実施態様が本発明の趣旨を逸脱しない限り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであることは、言うまでもない。
本発明の一実施形態としてのパチンコ機の正面図である。 図1に示されたパチンコ機に採用されている主制御回路のブロック図である。 図1に示されたパチンコ機に採用されているサブ統合制御回路のブロック図である。 図1に示されたパチンコ機に採用されている表示制御回路のブロック図である。 図1に示されたパチンコ機に採用されている音制御回路のブロック図である。 本実施形態の主制御CPUが実行する主制御側の遊技処理を示すフローチャートである。 本実施形態の主制御CPUが実行する始動処理を示すフローチャートである。 本実施形態の主制御CPUが実行する特図変動開始処理を示すフローチャートである。 本実施形態の主制御CPUが実行する特図変動監視処理を示すフローチャートである。 本実施形態の主制御CPUが実行する開始報知監視処理を示すフローチャートである。 本実施形態の主制御CPUが実行する開放中処理を示すフローチャートである。 本実施形態の主制御CPUが実行する中間報知監視処理を示すフローチャートである。 本実施形態の主制御CPUが実行する終了報知監視処理を示すフローチャートである。 本実施形態の主制御CPUが実行する保留表示処理を示すフローチャートである。 本実施形態のサブ統合制御CPUが実行するサブ統合側の遊技処理を示すフローチャートである。 本実施形態のサブ統合制御CPUが実行するデータ確認処理を示すフローチャートである。 本実施形態のサブ統合制御CPUが実行する同期処理を示すフローチャートである。 本実施形態の表示制御CPUが実行する表示制御側の遊技処理を示すフローチャートである。 本実施形態の表示制御CPUが実行する特図変動開始処理を示すフローチャートである。 本実施形態の表示制御CPUが実行する特図変動監視処理を示すフローチャートである。 本実施形態の表示制御CPUが実行する開始報知処理を示すフローチャートである。 本実施形態の表示制御CPUが実行する開始報知監視処理を示すフローチャートである。 本実施形態の表示制御CPUが実行する開放報知監視処理を示すフローチャートである。 本実施形態の表示制御CPUが実行する中間報知監視処理を示すフローチャートである。 本実施形態の表示制御CPUが実行する終了報知監視処理を示すフローチャートである。 本実施形態の音制御CPUが実行する音制御側の遊技処理を示すフローチャートである。 本実施形態の音制御CPUが実行する変動効果音開始処理を示すフローチャートである。 本実施形態の音制御CPUが実行する変動効果音監視処理を示すフローチャートである。 本実施形態の音制御CPUが実行する開始報知効果音処理を示すフローチャートである。 本実施形態の音制御CPUが実行する開始報知効果音監視処理を示すフローチャートである。 本実施形態の音制御CPUが実行する開放報知効果音監視処理を示すフローチャートである。 本実施形態の音制御CPUが実行する中間報知効果音監視処理を示すフローチャートである。 本実施形態の音制御CPUが実行する終了報知効果音監視処理を示すフローチャートである。 本実施形態のVDPが実行する演出パターンA−1に基づく制御処理を示すフローチャートである。 液晶表示器の表示画面を示す図面であって、三つの特別図柄の変動表示が一斉に開始された状態を示す図面である。 液晶表示器の表示画面を示す図面であって、左特別図柄が停止表示された状態を示す図面である。 液晶表示器の表示画面を示す図面であって、左特別図柄と右特別図柄が停止表示された状態を示す図面である。 液晶表示器の表示画面を示す図面であって、切り換えられた後の画面を示す図面である。 液晶表示器の表示画面を示す図面であって、味方キャラクタの吹き出し内に「いくぞ!!」との台詞表示が表示された状態を示す図面である。 液晶表示器の表示画面を示す図面であって、敵キャラクタの吹き出し内に「ちょっと待て」との台詞表示が表示された状態を示す図面である。 液晶表示器の表示画面を示す図面であって、味方キャラクタの吹き出し内において複数種類の台詞表示がスクロール表示されている状態を示す図面である。 液晶表示器の表示画面を示す図面であって、味方キャラクタの吹き出し内に「開けゴミ!」との台詞表示が表示された状態を示す図面である。 液晶表示器の表示画面を示す図面であって、敵キャラクタの吹き出し内において複数種類の台詞表示がスクロール表示されている状態を示す図面である。 液晶表示器の表示画面を示す図面であって、敵キャラクタの吹き出し内に「開けゴメ!」との台詞表示が表示された状態を示す図面である。 液晶表示器の表示画面を示す図面であって、味方キャラクタの吹き出し内において複数種類の台詞表示がスクロール表示されている状態を示す図面である。 液晶表示器の表示画面を示す図面であって、味方キャラクタの吹き出し内に「開けゴマ!」との台詞表示が表示された状態を示す図面である。 液晶表示器の表示画面を示す図面であって、扉が開いた状態を示す図面である。 液晶表示器の表示画面を示す図面であって、三つの特別図柄が大当たり図柄組み合わせで表示されている状態を示す図面である。 本実施形態のVDPが実行する演出パターンA−2に基づく制御処理を示すフローチャートである。 液晶表示器の表示画面を示す図面であって、敵キャラクタの吹き出し内に「開けゴマ!」との台詞表示が表示された状態を示す図面である。 液晶表示器の表示画面を示す図面であって、三つの特別図柄がリーチハズレ図柄組み合わせで表示されている状態を示す図面である。
符号の説明
10 パチンコ機
21 スピーカ
34 液晶表示器
36 表示画面
38 左特別図柄
40 中特別図柄
42 右特別図柄
62 主制御回路
78 サブ統合制御回路
156 表示制御回路
158 音制御回路
262 味方キャラクタ
264 敵キャラクタ
272 台詞表示
274 台詞表示

Claims (1)

  1. 予め定められた抽選条件が満たされた場合において、遊技者に利益を付与するか否かを抽選する利益付与抽選手段と、
    該利益付与抽選手段による抽選結果が表示される表示画面を備えた抽選結果表示装置と、
    該抽選結果表示装置の表示画面において前記利益付与抽選手段による抽選結果の表示が開始されてから確定するまでの演出内容を規定する演出表示パターンが複数種類記憶された演出表示パターン記憶手段と、
    予め定められた選択条件が満たされた場合において、前記演出表示パターン記憶手段によって記憶されている複数種類の前記演出表示パターンから一つの該演出表示パターンを選択して決定する演出表示パターン選択決定手段と、
    該演出表示パターン選択決定手段によって選択決定された前記演出表示パターンに基づいて、前記抽選結果表示装置の表示画面において前記利益付与抽選手段による抽選結果を表示する抽選結果表示制御手段と、
    前記演出表示パターン選択決定手段によって選択決定された前記演出表示パターンが予め定められた特定の条件を満たす特定演出表示パターンであり、該特定演出表示パターンに基づいて前記利益付与抽選手段による抽選結果を前記抽選結果表示手段が表示する場合に、該抽選結果表示装置の表示画面において、該利益付与抽選手段による抽選結果が遊技者に利益を付与するものであることを報知するための第一キャラクタを表示する第一キャラクタ表示手段と、
    前記特定演出表示パターンに基づいて前記利益付与抽選手段による抽選結果を前記抽選結果表示手段が表示する場合に、前記抽選結果表示装置の表示画面において、該利益付与抽選手段による抽選結果が遊技者に利益を付与しないものであることを報知するための第二キャラクタを表示する第二キャラクタ表示手段と、
    前記第一キャラクタ表示手段によって表示される前記第一キャラクタの台詞を選択して決定する第一キャラクタ台詞選択決定手段と、
    前記第二キャラクタ表示手段によって表示される前記第二キャラクタの台詞を選択して決定する第二キャラクタ台詞選択決定手段と、
    前記第一キャラクタ台詞選択決定手段によって選択決定された台詞を音声として出力する第一キャラクタ台詞音声出力手段と、
    該第一キャラクタ台詞音声出力手段によって出力された台詞音声とは異なる音質で、前記第二キャラクタ台詞選択決定手段によって選択決定された台詞を音声として出力する第二キャラクタ台詞音声出力手段と、
    前記抽選結果表示装置の表示画面において、前記第一キャラクタ台詞選択決定手段によって選択決定された前記第一キャラクタの台詞を表示画像として表示する第一キャラクタ台詞表示手段と、
    前記抽選結果表示装置の表示画面において、前記第二キャラクタ台詞選択決定手段によって選択決定された前記第二キャラクタの台詞を表示画像として表示する第二キャラクタ台詞表示手段と、
    前記第一キャラクタ台詞表示手段による台詞表示と前記第一キャラクタ台詞音声出力手段による台詞音声出力とを同期させる第一キャラクタ台詞同期手段と、
    前記第二キャラクタ台詞表示手段による台詞表示と前記第二キャラクタ台詞音声出力手段による台詞音声出力とを同期させる第二キャラクタ台詞同期手段と、
    前記第一キャラクタ台詞音声出力手段および前記第二キャラクタ台詞音声出力手段の何れか一方に、前記利益付与抽選手段による抽選結果に関する台詞を音声出力させる抽選結果台詞音声出力手段と、
    前記利益付与抽選手段による抽選結果に関する台詞音声が前記抽選結果台詞音声出力手段によって前記第一キャラクタ台詞音声出力手段および前記第二キャラクタ台詞音声出力手段の何れか一方により出力される前に、該第一キャラクタ台詞音声出力手段によって出力される前記第一キャラクタの台詞音声と該第二キャラクタ台詞音声出力手段によって出力される前記第二キャラクタの台詞音声との音質の違いを遊技者に認識させる音質相違認識手段と
    を、備えていることを特徴とする遊技機。
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