JP2006332824A - デジタルカメラ装置およびそのプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 フレーム画像間の圧縮処理を行っても画質が劣化しないとともに、圧縮効率を上げるようにする。
【解決手段】 CPU30は、光学レンズ装置21を通してイメージセンサ22で連写撮影された複数のフレーム画像の中から少なくとも1つの画像をキーフレーム画像として選択して、キーフレーム画像と他のフレーム画像との差分情報を生成し、キーフレーム画像と差分情報とをメモリ23に記憶する。この場合において、複数のフレーム画像の画質を評価して、最良の画質であると評価されたフレーム画像をキーフレーム画像として選択する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、デジタルカメラ装置およびそのプログラムに関し、特に、連写撮影した複数のフレーム画像を処理するデジタルカメラ装置およびそのプログラムに関するものである。
デジタルカメラ装置の特徴で従来のフイルムカメラと大きく異なっている点として、撮影した画像を記憶媒体に保存できるとともに簡単に消去できること、連写撮影ができることと、撮像した画像を圧縮できることが挙げられる。撮影した画像を保存する記憶媒体は、当初のFD(フレキシブルディスク)に代わって半導体メモリ(以下、「メモリ」という)が使用されている。FDに比較するとメモリの記憶容量ははるかに大きく、しかも年々その記憶容量が増大してはいるが、メモリの記憶容量にも限界がある。このため、撮影したフレーム画像の圧縮処理およびフレーム画像間の圧縮処理によって記憶容量を節減するための研究開発が長い間なされてきた。
例えば、ある提案の電子スチルカメラにおいては、連写撮影された画像信号にフレーム間圧縮を行って連続して記録し、フレーム間復号を行って出力するようになっている。(特許文献1参照)
特開2004−15824号公報
通常、基準のフレームの情報量サイズに対して、差分フレームの情報量は少なく割り当てている。基準画像と比較して差分画像データのほうが情報量が少ない場合、従来技術においては、フレーム画間の圧縮をする際に、差分フレーム側の画像情報量が多いので、決められた情報量サイズにするためにデータを切り詰めざるを得ない。その結果として画像の劣化が発生するおそれがあった。また、画像品質を下げないためには、差分フレームに情報量を多く割り当てる必要があるが、差分画像の枚数分全てにおいて情報量を多く割り当てなければならないので、圧縮効率が上がらないという問題も発生する。
本発明は、このような従来の課題を解決するためのものであり、フレーム画像間の圧縮処理を行っても画質が劣化しないとともに、圧縮効率を上げるようなデジタルカメラ装置およびそのプログラムを提供することを目的とする。
請求項1に記載のデジタルカメラ装置は、連写撮影された複数のフレーム画像の中から少なくとも1つの画像をキーフレーム画像として選択する画像選択手段(実施形態においては、図1のCPU30に相当する)と、キーフレーム画像と他のフレーム画像との差分情報を生成する差分生成手段(実施形態においては、図1のCPU30に相当する)と、キーフレーム画像と差分情報とを所定の記憶手段(実施形態においては、図1のメモリ23に相当する)に記憶する記憶制御手段(実施形態においては、図1のCPU30に相当する)と、を備えた構成になっている。
請求項1のデジタルカメラ装置において、請求項2に記載したように、画像選択手段は、複数のフレーム画像の画質を評価する画質評価手段をさらに有し、その画質評価手段によって最良の画質であると評価されたフレーム画像をキーフレーム画像として選択するような構成にしてもよい。
請求項2のデジタルカメラ装置において、請求項3に記載したように、画質評価手段は、画像信号における高周波成分のエネルギーが最も大きいフレーム画像を最良の画質であると評価するような構成にしてもよい。
請求項2のデジタルカメラ装置において、請求項4に記載したように、画質評価手段は、MPEGの量子化テーブルを用いて圧縮された画像サイズを算出し、その画像サイズが最も大きいフレーム画像を最良の画質であると評価するような構成にしてもよい。
請求項1のデジタルカメラ装置において、請求項5に記載したように、差分生成手段は、動きベクトルと差分画像とを差分情報として生成するような構成にしてもよい。
請求項1のデジタルカメラ装置において、請求項6に記載したように、差分生成手段は、動きベクトルと投射変換情報とを差分情報として生成するような構成にしてもよい。
請求項1のデジタルカメラ装置において、請求項7に記載したように、画像選択手段は、差分生成手段によって生成された差分情報が所定値以上の差分を示すフレーム画像をキーフレーム画像として選択するような構成にしてもよい。
請求項1のデジタルカメラ装置において、請求項8に記載したように、記憶されたキーフレーム画像を削除する指令が入力された場合には、差分生成手段は、そのキーフレームに関連する他のフレーム画像の差分情報およびそのキーフレーム画像に基づいて他のフレーム画像を再生し、再生したフレーム画像の少なくとも1つの画像が画像選択手段によって新たなキーフレーム画像として選択されたときは、新たなキーフレーム画像と他のフレーム画像との差分情報を生成し、記憶制御手段は、新たなキーフレーム画像と差分情報とを記憶手段に記憶するような構成にしてもよい。
請求項1のデジタルカメラ装置において、請求項9に記載したように、連写撮影された1つ以上のフレーム画像と連写撮影された他のフレーム画像との時間間隔が所定時間以内である場合には、1つ以上のフレーム画像と他のフレーム画像とを連写撮影された一連のフレーム画像と見なすような構成にしてもよい。
請求項10に記載のデジタルカメラ装置のプログラムは、連写撮影された複数のフレーム画像の中から少なくとも1つの画像をキーフレーム画像として選択するステップAと、キーフレーム画像と他のフレーム画像との差分情報を生成するステップBと、キーフレーム画像と差分情報とを所定の記憶手段に記憶するステップCと、をコンピュータに実行させる。
請求項10のデジタルカメラ装置のプログラムにおいて、請求項11に記載したように、ステップAは、複数のフレーム画像の画質を評価するステップDをさらに有し、そのステップDによって最良の画質であると評価されたフレーム画像をキーフレーム画像として選択するような構成にしてもよい。
請求項11のデジタルカメラ装置のプログラムにおいて、請求項12に記載したように、ステップDは、画像信号における高周波成分のエネルギーが最も大きいフレーム画像を最良の画質であると評価するような構成にしてもよい。
請求項11のデジタルカメラ装置のプログラムにおいて、請求項13に記載したように、ステップDは、MPEGの量子化テーブルを用いて圧縮された画像サイズを算出し、その画像サイズが最も大きいフレーム画像を最良の画質であると評価するような構成にしてもよい。
請求項10のデジタルカメラ装置のプログラムにおいて、請求項14に記載したように、ステップBは、動きベクトルと差分画像とを差分情報として生成するような構成にしてもよい。
請求項10のデジタルカメラ装置のプログラムにおいて、請求項15に記載したように、ステップBは、動きベクトルと投射変換情報とを差分情報として生成するような構成にしてもよい。
請求項10のデジタルカメラ装置のプログラムにおいて、請求項16に記載したように、ステップAは、連写撮影された複数のフレーム画像を1つのグループ画像として、ステップBによって生成されたフレーム画像の差分情報が所定値以上の差分を示す場合には、そのフレーム画像以後のフレーム画像を1つのグループとは別のグループに分離するような構成にしてもよい。
請求項10ないし16のいずれかのデジタルカメラ装置のプログラムにおいて、請求項17に記載したように、記憶されたキーフレーム画像を削除する指令が入力された場合には、ステップBは、そのキーフレームに関連する他のフレーム画像の差分情報およびそのキーフレーム画像に基づいて他のフレーム画像を再生し、再生したフレーム画像の少なくとも1つの画像がステップAによって新たなキーフレーム画像として選択されたときは、新たなキーフレーム画像と他のフレーム画像との差分情報を生成し、ステップCは、新たなキーフレーム画像と差分情報とを記憶手段に記憶するような構成にしてもよい。
請求項10のデジタルカメラ装置のプログラムにおいて、請求項18に記載したように、連写撮影された1つ以上のフレーム画像と連写撮影された他のフレーム画像との時間間隔が所定時間以内である場合には、1つ以上のフレーム画像と他のフレーム画像とを連写撮影された一連のフレーム画像と見なすような構成にしてもよい。
本発明のデジタルカメラ装置およびそのプログラムによれば、フレーム画像間の圧縮処理を行っても画質が劣化しないという効果が得られる。
以下、本発明によるデジタルカメラ装置の実施形態について、図1ないし図10を参照して説明する。
図1は、実施形態におけるデジタルカメラ装置のブロック図である。図1において、デジタルカメラ装置1は、光学レンズ装置21、イメージセンサ22、メモリ23、表示装置24、画像処理装置25、操作部26、コンピュータインタフェース27、プログラムコード記憶装置28、外部記憶IO装置29、CPU30を備えている。なお、外部記憶IO装置29には外部記憶装置31が着脱自在に接続されている。以下、これらの機能について説明する。
光学レンズ装置21は、撮像レンズおよびその駆動部を備え、撮像対象からの光を集光させて、イメージセンサ22に撮像対象の画像を結像させる。イメージセンサ22は、光学レンズ装置21によって結像された画像をデジタル化した画像データとして取り込むためのものであり、例えば、CCD(Charge Coupled Device:電荷結合素子)によって構成されている。イメージセンサ22は、CPU30によって制御され、操作部26のシャッタスイッチが押下されなければ、プレビュー用の解像度の低いデジタルの画像データを生成し、この画像データを1秒間に30枚程度の間隔で定期的にメモリ23に記憶する。他方、イメージセンサ22は、シャッタスイッチが押下されたときは、解像度の高い画像データを生成し、この画像データをメモリ23に記憶する。CPU30は、イメージセンサ22の撮像感度(ISO感度)を制御することが可能であり、被写体の明るさに応じて撮像感度を調整する。
メモリ23は、イメージセンサ22からの低解像度のプレビュー画像データ、高解像度の画像データ、又は、画像処理装置25によって画像処理される前の画像データ、画像処理後の画像データを一時的に記憶するとともに、一時記憶した画像データを表示装置24または画像処理装置25に出力する。表示装置24は、メモリ23から入力される低解像度のプレビュー画像データまたは高解像度の画像データの画像を液晶モニタに表示する。画像処理装置25は、メモリ23から入力される画像データに対して、CPU30の制御に応じて、データ圧縮処理などを行う。操作部26は、電源スイッチ、モードスイッチ、撮影スイッチ、シャッタスイッチ、保存スイッチ、再生スイッチ、消去スイッチなどを備え、ユーザの操作に応じて操作情報をCPU30に入力する。
コンピュータインタフェース部27は、このデジタルカメラ装置1がコンピュータ(図示せず)に接続されたときに、USBのストアレジクラスドライバとして動作する。これにより、コンピュータは、デジタルカメラ装置1に接続された際には、外部記憶装置31を自己のメモリ空間として使用することができる。プログラムコード記憶装置28は、フラッシュROMなどで構成され、CPU30によって実行されるプログラムが格納されている。外部記憶IO(入出力)装置29は、外部記憶装置31との間で画像データの入出力を行う。外部記憶装置31は、外部記憶IO装置29を介して入力される画像データを記憶して電源オフ後も保存を維持する。
CPU30は、プログラムコード記憶装置28に格納されているプログラムに従って、このデジタルカメラ装置1全体を制御する。このとき、メモリ23を作業メモリとして用いる。すなわち、CPU30は、操作部26のスイッチが操作されたときは、メモリ23にストアしたその操作情報に基づいて、以下の制御を実行する。
操作部26から撮影スイッチが押下された旨の操作情報が入力されると、各部を撮影モードに設定する。撮影モードに設定した場合において、シャッタスイッチが押下されない状態では、イメージセンサ22をプレビューモードに設定し、シャッタスイッチが押下されたときは、解像度の高い撮影対象の画像を読み込む高解像度モードに設定する。操作部26の保存スイッチが押下されたときは、外部記憶IO装置29を介して、メモリ23に一時的に記憶している画像データを外部記憶装置31に保存する。この場合には、画像処理装置25によってJPEGフォーマットで圧縮された画像データを画像ファイルとして外部記憶装置31に保存する。操作部26の再生スイッチが押下されたときは、各部を再生モードに設定する。再生モードにおいては、外部記憶装置31に保存されている画像ファイルの画像データを画像処理装置25に出力してJPEGフォーマットで圧縮された画像データを伸長処理して表示装置24によって表示する。
次に、図1のデジタルカメラ装置1において、シャッタスイッチを押下し続ける連写撮影の動作および連写撮影した画像データの処理について説明する。
本発明の連写撮影の特徴は、撮影した複数のフレーム画像の中から代表となるキーフレーム画像を少なくとも1枚選択して、キーフレーム画像に基づいて他のフレーム画像との差分情報を生成することである。図2は、従来のMPEGによる画像圧縮処理の様子を示す図である。図3は、本実施形態におけるキーフレーム画像が1枚の場合の画像圧縮処理の様子を示す図である。図4は、本実施形態におけるキーフレーム画像が2枚の場合の画像圧縮処理の様子を示す図である。これらの画像圧縮処理の詳細については後述する。
図1のデジタルカメラ装置1において、操作部26のモードスイッチによって連写撮影モードが設定されたときは、シャッタスイッチが押下されると連写撮影の動作を行って、例えば、イメージセンサ22から1秒間に複数のフレーム画像が出力される。各フレーム画像は順次メモリ23に記憶されて、画像処理装置25に送られて圧縮処理が行われ、外部記憶装置31に保存される。圧縮処理および保存処理が行われている間も、イメージセンサ22からは順にフレーム画像が出力されているので、撮影処理、圧縮処理、および保存処理は並列処理されることが好ましいが、ここでは説明を簡単にするために、連写撮影された後に保存処理を行うこととする。
次に、図1のデジタルカメラ装置1における画像処理のアルゴリズムについて、CPU30によって実行される図5ないし図9に示すフローチャート、および、図10に示す画像データ形式に基づいて説明する。
まず、連写撮影の動作を説明する。図5は、連写撮影と保存処理の動作を示すフローチャートである。まず、メモリ23における連写グループ番号CGをインクリメントする(ステップS100)。この連写グループ番号は連写撮影ごとに固有に指定される識別番号である。次に、メモリ23における連写画像番号iを0に初期化する(ステップS101)。この連写画像番号iは、連写撮影状態であるかどうかを示すフラグとしても用いられ、iが0以外の場合が連写撮影状態であることを表す。
次に、シャッタスイッチが押下されたか否かを判別し(ステップS102)、シャッタスイッチが押下されない場合には、連写撮影番号iが0であるか又は0以外であるか否か、すなわち、連写撮影状態であるか否かを判別する(ステップS103)。連写撮影番号iが0以外で連写撮影状態でない場合には、ステップS102に移行してシャッタスイッチが押下されたか否かを判別する。したがって、シャッタスイッチが押下されない場合には、ステップS102およびステップS103のループ処理を繰り返すことになる。
シャッタスイッチが押下されたときは、連写撮影番号を1だけインクリメントして連写撮影状態に設定する(ステップS104)。したがって、連写撮影状態でない場合から連写撮影状態に設定されたときは、iは0から1にインクリメントされる。iが0でない場合には、i+1がiの値として更新される。iの値をインクリメントした後は、光学レンズ装置21によってイメージセンサ22に結像された光画像を撮像する(ステップS105)。次に、撮像したフレーム画像をメモリ23における連写画像番号iで指定される領域Piに書き込み(ステップS106)、撮影日時と連写グループ番号をメモリ23の領域Hiに書き込み(ステップS107)、ステップS102に移行して、シャッタスイッチが押下されているか否かを判別する。シャッタスイッチが押下されている場合には、ステップS104ないしステップS107のループ処理を実行して、連写したフレーム画像をメモリ23の領域Hi(i=1,2,3…)に順次書き込んで保存する。
ステップS102において、シャッタスイッチが押下されていない場合、すなわちシャッタスイッチがリリースされたときは、ステップS102からステップS103に移行するが、このときはiが0でなく連写撮影状態であるので、最後の撮影時間からT秒が経過したか否かを判別する(ステップS108)。Tはあらかじめ決められた値であって、この時間よりも短い間に再度シャッタスイッチが押下されたときは、連写撮影状態において、なんらかの振動でシャッタスイッチから指が離れた場合や、同じ被写体撮影であって間合いを開けるために一旦指が離れる場合があるので、同じ連写グループの撮影であると判断する。したがって、最後の撮影時間からT秒が経過していない場合には、ステップS102に移行してシャッタスイッチの押下を判別する。
他方、最後の撮影時間からT秒が経過したときは、連写グループの撮影が終了したと判断して、メモリ23に保存されている連写画像の複数のフレーム画像に対する圧縮処理を実行する(ステップS109)。次に、圧縮処理した連写画像を外部記憶装置31に書き込む保存処理を行う(ステップS110)。そして、メインルーチンに戻る。
次に、連続画像の圧縮処理の概要について説明する。メモリ23に順次保存されていた連写画像に対して圧縮処理を行う際に、撮影された各画像Piから各画像の情報量を求める。本実施形態においては高周波成分のエネルギーを情報量とする。例えば、各画像に対してLaplacian (2次元微分)フィルタ処理を行った場合の高周波成分のエネルギーは、下記の演算式によって表される。
Figure 2006332824
ここで、EHは高周波成分のエネルギーであり、Hlは2次元Laplacianフィルタの特性である。連写撮影終了後に、これら連写撮影画像の各情報量を上記の演算式で求め、これらの中で最も高い情報量を持つフレーム画像、すなわち、最もピントが合ったフレーム画像を探し出す。このフレーム画像をキーフレームと称する。キーフレーム以外のフレーム画像をデルタフレームと称する。
デルタフレームについては、キーフレームとの差分を用いて圧縮処理を行う。この差分圧縮処理は、動画圧縮処理に用いられる動き補償と予測との差分を含んだ圧縮を行うものであり、例えば、MPEGなどのアルゴリズムを用いるとよい。通常のMPEGは、シーンチェンジなどが行われた場合にその画像がキーフレーム(MPEGでいう「Iピクチャー」)となって、その画像以降のフレーム画像(MPEGでいう「Pピクチャー」)が1フレーム前のフレーム画像とのオプティカルフローを用いて差分圧縮されるが、本実施形態においては、撮影順番には依存せずに、たとえキーフレームが後のフレームであっても、動き予測と予測差分が求められる。
通常のMPEGの圧縮処理と本実施形態における圧縮処理との相違を図2および図3によって説明する。図2および図3において、四角形で表されているフレーム画像は左から右への時間軸に沿って撮影されたものである。
図2に示した通常のMPEGのフレーム差分圧縮処理においては、2つの撮影グループのそれぞれにおいて、最も左に位置するフレーム画像がキーフレーム(Iピクチャー)になっており、そのキーフレームを始端に右隣との動き予測が求められ、その動き予測のデータとその予測画像との差分が、このフレーム画像(Pピクチャー)の圧縮データとして記録される。さらにその右隣は現在予測された画像を用いて、同様に動き予測とその差分とを求めて順番に圧縮される。
これに対して、図3に示した本実施形態の連写撮影のフレーム差分圧縮方法においては、連写撮影された複数のフレーム画像の中で最も高周波成分を多く含んでいるフレーム画像をキーフレームとして選択する。図3の場合には、7枚のフレーム画像の中で4番目のフレーム画像がキーフレームとして選択されている。キーフレーム以外のデルタフレームは、キーフレームを基準画像として、動き予測と差分(予測誤差)に圧縮処理される。
なお、連写撮影された複数のフレーム画像の中からキーフレームを複数選択してもよい。例えば、連写撮影中において被写体に明らかに動きがあったときは、動きの前のフレーム画像をキーフレームとして差分画像を作成すると、キーフレームと次のフレームとの差分が大きくなって圧縮処理を行っても圧縮率が低い上に画像の歪みが発生する場合がある。また、ある枚数以上の連写撮影の場合には、ユーザが複数のグループを連続して撮影していることが考えられる。このため、一度の連写撮影であっても、複数のキーフレームを選択するほうがよい場合がある。図4は、一度の連写撮影において複数のキーフレームを選択した例を示す図である。この例では、7枚の連写画像の中から2つのフレーム画像をキーフレームが選択されている。すなわち、3枚目のフレーム画像と4枚目のフレーム画像との差分が大きかったために、1枚目から3枚目までをパックフレームとし、4枚目から7枚目までを別のパックフレームとして分離し、各パックフレームの中で最も高周波成分を多く含んでいるフレーム画像をキーフレームとして選択する。したがって、通常、1つのパックフレームには1つのキーフレームと複数のデルタフレームが含まれる。
次に、図5のフローチャートにおけるステップS109の連写画像の詳細な圧縮処理について、連写撮影の画像枚数がN枚の場合を例にとって説明する。図6は、連写画像の圧縮処理のフローチャートである。まず、上記した演算式によって全てのフレーム画像Pi(i=1,2,3,…,N)の高周波成分のエネルギーEHiを測定して記憶する(ステップS201)。連写画像は複数のパックフレームに分類されることになる。このため、最終的に各フレーム画像がどのパックフレームに分類されたかを示すパック番号PFiを記録するための領域を確保する。さらに、これらの領域に対して未確定を示す0に初期化する(ステップS202)。最初は1つのパックフレームの画像範囲は不明であるので、未確定領域である1〜Nの領域をパック処理要求範囲とする。このとき、処理パック番号は1に初期化する(ステップS203)。
次に、パック圧縮処理を実行する(ステップS204)。パック圧縮処理では、パック圧縮要求範囲の複数の画像フレームの圧縮を行い、実際に圧縮処理を行ったフレーム範囲が処理実績パック範囲として戻り値にされる。この処理実績パック範囲は、処理前に指定したパック処理範囲と一致するとは限らない。パック内の全てがこの圧縮処理の対象にならない場合があるからである。すなわち、上記したように、キーフレームに対して差分が大きいフレーム画像はパックフレームから分離されるので、そのパックフレームの圧縮対象とならず、処理実績パック範囲から除かれる。なお、パック圧縮処理の詳細については後述する。
パック圧縮処理の後は、処理実績パック範囲に従って、圧縮処理された全てのフレーム画像に対応するパック番号PFiを処理パック番号PKNoに記録する(ステップS205)。次に、パック番号PFiをPF(1)からPF(N)まで順番にスキャンして未処理の連続領域の開始フレーム番号Psおよび終了フレーム番号Peを探索する(ステップS206)。探索できない場合には、Ps=Pe=0とする。PF(N)までスキャンした後は、Ps=Pe=0である未処理の連続領域があるか否かを判別する(ステップS207)。未処理の連続領域がある場合には、処理パック番号をインクリメントして、その連続領域(Ps,Pe)を次のパック圧縮処理の対象のパック要求範囲として指定する(ステップS208)。そして、ステップS204に移行して、ステップS207までのループ処理を繰り返す。ステップS207において、未処理の連続領域がない場合には、図5のフローチャートに戻る。
次に、パック圧縮処理の詳細な内容について、図7のフローチャートに基づいて説明する。まず、パック処理要求範囲内で最も大きい高周波成分のエネルギーを探して(ステップS301)、そのフレーム画像をキーフレームKとして登録する(ステップS302)。また、最初は、キーフレームから後退方向に処理をおこなうために、処理フレーム番号Fをキーフレームの1つ前の画像K−1に初期化を行う。さらに、現在の処理方向を後退処理に初期化する(ステップS303)。
そして、処理フレームFは処理範囲内であるか否かを判別し(ステップS304)、処理範囲内である場合には、F番目のフレーム画像をキーフレームとして動き補償ベクトルと差分データを作成する(ステップS305)。動き補償ベクトルは、上下左右および斜め方向の動きを含む平行移動の動きである。この後、動き補償ベクトルが評価できるか否かを判別する(ステップS306)。MPEGの場合には、1つのフレーム画像をサブブロックに分割して、ブロックごとにマッチングを行ってブロックごとの動き補償を行っている。著しく画像が異なっている場合であっても、ブロックマッチングで最小となるところを探し出し、なんらかの動きベクトルが得られる。ただし、このような場合は、ブロックごとの動き補償ベクトルの方向に不揃いが発生する。したがって、各ブロックの動き補償ベクトルが同じ方向であるかどうかを調べて、画像全体として動き補償が適切であるかどうかを判断することによって、動き補償ベクトルが評価できるか否かを判別する。
動き補償ベクトルが評価できる場合には、差分画像のエネルギーの総和を求める(ステップS307)。そして、求めた差分画像のエネルギーの総和は閾値内であるか否かを判別する(ステップS308)。閾値内である場合には、現在の処理が後退方向であるか否かを判別し(ステップS309)、後退処理である場合にはFの値をデクリメントし(ステップS310)、前進処理である場合にはFの値をインクリメントする(ステップS311)。
ステップS304において、処理フレームが処理範囲内でない場合、ステップS306において、動き補償ベクトルが評価できない場合、又は、ステップS308において差分画像のエネルギーの総和が閾値を超える場合には、現在の処理が後退方向であるか否かを判別する(ステップS312)。後退処理である場合には、(F+1)を処理実績パックの開始範囲とし(ステップS313)、Fに(K−1)の値をセットし(ステップS314)、前進処理に切り換える(ステップS315)。先進処理に切り換えた後、又は、ステップS310若しくはステップS311においてFの値をデクリメント若しくはインクリメントした後は、ステップS304に移行して、ステップS308までの処理を繰り返す。他方、ステップS312において、前進処理である場合には、(F−1)を処理実績パックの終了範囲とする(ステップS316)。そして、処理実績パック範囲を戻り値にセットする(ステップS317)。そして、図6のフローチャートに戻る。
次に、連写画像の保存処理について説明する。連写画像はマルチデータとして1つのファイルに保存するが、保存する際に、どのファイルがいつ撮影したものであるかを管理する必要がある。本実施形態においては、連写画像も含めて1枚の画像を撮影する毎に、メモリ23に画像データ記憶領域と撮影した日時とその画像情報を記憶する領域を設ける構成にした。
図8は連写画像保存処理のフローチャートである。まず、画像情報のヘッダをメモリ23に書き込む(ステップS401)。次に、パックフレームを指定する変数であるPackを1にセットして(ステップS402)、Packの値をインクリメントしながら、ステップS403からステップS406までのループ処理を行う。すなわち、Packの値に該当するキーフレームを記録し(ステップS403)、Packに該当するデルタフレームを記録する(ステップS404)。そして、Packの値をインクリメントする(ステップS405)。このとき、インクリメントしたPackのデータは存在するか否かを判別し(ステップS406)、データが存在する場合には、ステップS403に移行してループ処理を繰り返す。Packのデータが存在しない場合には、このフローチャートを終了する。
保存された画像データのファイル構造は、図10に示すような形式になっている。ファイル構造は、総合パック情報とM個のパックデータとに大きく分かれる。Mはファイルに含まれているパック数を示している。この数Mは総合パック情報に含まれる。総合パック情報には図10の2〜7行目に記載したような項目が書かれている。これにより総パック数Mと各パックデータへのオフセットアドレスがわかる。オフセットアドレスはこの総合パック情報の最後のアドレスから実際のデータが書き込まれているアドレスまでのオフセット量(差分)を表している。したがって、通常、i番目のパックデータへのオフセット量は(i−1)番目までのパックデータ量を総合パック情報の最後のアドレスに加算した量になる。
M個のパックデータの各々は、パック情報とN枚の画像データからなる。パック情報は、図10の9行目から24行目にあるように、まず、パック内の撮影枚数Nが先頭に書かれ、その後、この枚数分の画像情報(画像名、撮影日時、フレーム属性、圧縮形式、データ先頭へのオフセットアドレス、サムネール画像)などが書かれる。
フレーム属性は、該当する画像データがキーフレームであるか、または、デルタフレームであるかを示す。この値が0である場合はその画像データはキーフレームであることを示す。他方、この値が非0である場合はその画像データはデルタフレームを示し、その値はキーフレームのデータ番号を示す。例えば、パック内に8枚の画像データが含まれていて、キーフレームとして5番目の画像データが選ばれた場合には、キーフレームに選ばれた5番目の画像データのフレーム属性の値は0になり、それ以外の7枚の画像データのフレーム属性の値は全て5が書かれることになる。対象画像のデルタフレームの再生時においては、そのデルタフレームのフレーム属性の値からキーフレームの画像データのデータ番号がわかるので、対象画像のキーフレーム番号の画像データを再生しておいて、つづいて対象画像のデルタフレームの差分データを用いて、再生したキーフレームの画像データから対象画像のデルタフレームの画像データを作成することになる。
上記したように、データ先頭へのオフセットアドレスは、パック情報の最後のアドレスから該当する画像データまでのオフセット量(差分)を示している。これにより画像データのある場所がわかる。
圧縮形式は、画像データの圧縮形式を示したもので、本実施形態ではキーフレームの圧縮形式にはJPEG、またはRAWが選ばれる。他方、デルタフレームの圧縮形式にはMPEGデルタ方式、または、射影行列デルタ方式などが選ばれる。
サムネール画像は、画像の見出しなどに用いる小さな画像データである。
このように、データ領域にはパックフレーム単位で記録される。パックフレーム内では、まずキーフレームが記録され、その後、デルタフレームが記録される。デルタフレームの並びは順不同であるが、それぞれのデータの先頭アドレスの情報は、上記したようにヘッダ内におけるそのデータのオフセットアドレス領域に記録される。データの並びはキーフレームが先頭に記録される。
なお、本実施形態においては、キーフレームのデータはJPEG圧縮で保存する構成にしたが、RAWのデータフォーマットで保存する構成でもよい。
次に、連写画像の再生処理について説明する。画像データのヘッダ情報を読み出し、フレーム属性を確認する。再生対象の画像データがキーフレームである場合には、フレーム属性が0であるので、画像情報からオフセットアドレスを参照することによって、キーフレームの画像データの記録アドレスを認識できる。したがって、その記録アドレスの画像データを外部記憶装置31から読み出してメモリ23に記憶し、画像処理装置25によってMPEG圧縮されている画像データに対して伸長処理を行って再びメモリ23に記憶する。そして、メモリ23に記憶したキーフレームの画像データを表示装置24に送出して表示させる。
他方、デルタフレームの再生の場合には、キーフレームの画像データがないと再生できないので、画像データのヘッダ情報を読み出し、画像情報からキーフレームの画像番号を読み出す。そして、上記したキーフレームの再生手順に従って、MPEG圧縮されている画像データに対して伸長処理を行ってメモリ23に記憶する。次に、画像情報からオフセットアドレスを参照することによって、デルタフレームの画像データの記録アドレスを認識する。その記録アドレスの画像データを外部記憶装置31から読み出して、MPEG圧縮されている画像データに対して伸長処理を行ってメモリ23に記憶する。次に、キーフレームとデルタフレームの動きベクトル情報および予測誤差データに基づいて、デルタフレームを再生して表示装置24に表示させる。
次に、連写画像の消去処理について説明する。ユーザが、記録した画像データが不要となり幾つかの画像データの消去を指示した場合であって、その消去フレームがデルタフレームである場合は、そのフレームを含むパックデータからそのデルタフレームのデータを取り除き、かつ、該当するフレームのヘッダ情報も取り除くことで消去動作が達成できる。他方、消去ファイルがキーフレームである場合は、該当するフレームデータを取り除くと、そのキーフレームを参照しているデルタフレームの再生ができなくなる。従って、一旦、消去フレームを含むパックデータ内のデルタフレームを再生し、再度、パックデータを作成しなおす必要がある。
図9は、画像消去処理のフローチャートである。ファイル構造は、図10に示したように、総合ヘッダ情報と複数のパックデータからなる。まず、総合情報ヘッダを読み込む(ステップS501)。この総合ヘッダ情報をもとに全パックデータをメモリ23上に読み出す(ステップS502)。1つのパックデータは1つのキーフレームと複数のデルタフレームの構造をしている。いま、ユーザが指定して消去を行おうとしている画像フレームが含まれるパック番号をiとする。総合ヘッダ情報からi番目のパックデータのヘッダ情報を参照する。ヘッダ情報内のフレーム属性を調べて、消去対象フレームがキーフレームであるかをチェックする(ステップS503)。
対象フレームがキーフレームでない場合(S503のNOの分岐)は、パックデータから対象フレームを除去する(ステップS504)。実際にはメモリ23からこのデータを消去する必要はなく、次のステップへのヘッダ情報を適切に処理するだけで済む。今、消去対象フレームがiパック内でj番目のデルタフレームであったとする。パックのヘッダにおいてはj番目のヘッダ情報の項目を削除する(ステップS505)。さらに、(j+1)番目以降の画像データのヘッダ情報内のデータオフセットアドレスを今の該当データサイズを引いたものに書き直す(ステップS506)。さらに、ファイルを除去することでキーフレームの画像番号が変わることがあるので修正を行う。
すなわち、この消去対象画像jがキーフレーム番号より小さい場合は、キーフレームの画像番号が1だけ減るのでヘッダ内のフレーム属性で0でない場所を探してその値を−1する(ステップS507)。つぎに、パック情報内の撮影枚数を−1にし、パックデータサイズを削除した画像データサイズ分のバイト数を減らし、データ修正を行う(ステップS508)。おなじく、総合ヘッダ情報内の情報をそれにあわせて、撮影枚数、データ数、およびパックデータへのオフセットアドレスの値を修正する(ステップS509)。修正した画像データおよびヘッダ情報を用いて、図8にしたがって連写画像を保存する(ステップS510)。
他方、その消去フレームがキーフレームの画像データである場合は(S503のYESの分岐)、該当するパックの全ての画像データの再生画像を作成する(ステップS511)。次に、キーフレームの画像データを消去する(ステップS512)。残った画像を用いてパックのヘッダ情報を修正し(ステップS513)、このパックデータを前述した連写画像圧縮処理(図8)を実行する(ステップS514)。パックデータは再分割されることはないので、1つのパックデータが作成されることになる。この新しいパックデータと、他のパックデータをもとに連写画像保存処理(図8)を行う。
次に、パーソナルコンピュータ(以下、「PC」という)において圧縮処理を行う場合について説明する。デジタルカメラ1ではフレーム圧縮を行わず、コンピュータインタフェース部27を介してPC(図示せず)にダウンロードする。このようにデジタルカメラ1の中でフレーム圧縮しない場合には、外部記憶装置31を有効に利用することはできないが、記憶容量の大きいPCの記憶装置を有効に利用できるメリットと、ぼけた画像の品質をPCの画像処理によって改善できるメリットがある。
PCにダウンロードしてフレーム圧縮を行う場合には、撮影画像に対してJPEG圧縮を行った後、又は、RAWデータとしてメモリ23に保存し、PCにダウンロードした際又はダウンロードした後に、PCで実行可能なユーティリティソフトウェアを実行させてフレーム圧縮を行う。この場合において、撮影画像のデータの中でどれが連写画像であるかは、撮影画像のファイルに記録された編集日時を参照すれば容易に判断できる。また、連写ごとにファイルのヘッダ領域に、連写画像の単位ごとに固有のインデックスなどを記録して連写画像であるか否かを判別することもできる。あるいは、ダウンロードした画像の全てを連写画像として、図5に示したフレーム圧縮のアルゴリズムをPCで実行させ、自動的に複数のキーフレームを生成させてもよい。この場合には、全ての連写画像を1つのファイルで管理するにはファイルサイズが大きくなり過ぎるので、キーフレーム単位で分離したファイルを生成し、各ファイルにそのキーフレームを参照するデルタフレームを記録して管理するほうがよい。
以上のように、上記第1実施形態によれば、連写撮影された複数のフレーム画像の中から少なくとも1つの画像をキーフレーム画像として選択して、キーフレーム画像と他のフレーム画像との差分情報を生成し、キーフレーム画像と差分情報とをメモリ23に記憶する。この場合において、複数のフレーム画像の画質を評価して、最良の画質であると評価されたフレーム画像をキーフレーム画像として選択する。
連続撮影された画像の中には、フォーカスが合っていない画像、手振れした画像、被写体振れした画像、不適切な露光の画像などの画質の悪い画像が含まれる場合がある。このため、このような画質の悪い画像をキーフレームの候補から外す。画質の悪い画像に共通することは、高周波成分のエネルギーが著しく低下することである。逆に言えば、高周波成分のエネルギーが高いフレーム画像がキーフレームの候補となる。すなわち、画像信号における高周波成分のエネルギーが最も大きいフレーム画像を最良の画質であると評価して、そのフレーム画像をキーフレームとして選択する。あるいは、MPEGの量子化テーブルを用いて圧縮された画像サイズを算出し、その画像サイズが最も大きいフレーム画像を最良の画質であると評価して、そのフレーム画像をキーフレームとして選択する。このようなキーフレームに基づいて、他のフレーム画像の動きベクトルと差分画像とを差分情報として生成するので、フレーム画像間の圧縮処理を行っても画質が劣化しないとともに、圧縮効率を上げるという効果がある。
一般に、ユーザは連写撮影された画像の全てを保存することは希であり、通常は連写撮影された画像の中から最も適正な画像が1枚ないし数枚選択されて保存される。すなわち、フォーカスが合っていない画像、手振れした画像、被写体振れした画像、不適切な露光の画像などの画質の悪い画像が除外されて、キーフレームの画像が選択される確率が極めて高い。言い換えれば、画質の悪い画像はデータ量の少ない差分情報として保存されるので、メモリ23や外部記憶装置31の記憶エリアのほとんどは画質が良好なキーフレームの画像のために利用されることになる。仮に、キーフレームが削除される場合でも、上記したように、残りのデルタフレームの中から新たにキーフレームが選択されるので、記憶エリアのほとんどが常に画質が良好なキーフレームの画像のために利用されることになる。したがって、上記第1実施形態によれば、1枚当たりのメモリ利用率が高くなるという効果がある。
さらに、上記第1実施形態によれば、本発明によるデータ圧縮方法は動画圧縮との親和性が高いという効果がある。最近の電子カメラのほとんどは、静止画だけでなく動画を撮影する機能を持っている。これらの動画撮影の圧縮記録では通常フレーム差分方式を用いることが多い。この場合の圧縮は30fps(フレーム/秒)のVGA画像サイズでリアルタイムに行われ、その画像処理のアルゴリズムがハードウェア化されている。静止画の場合には画像サイズを変更するだけでフレーム圧縮処理を行うことが可能であり、大幅な回路変更を要することなく従来のハードウェア資源を有効に利用して本発明を実現できる。
連写撮影された複数のフレーム画像を1つのグループ画像として、そのグループ内において生成されたフレーム画像の差分情報が所定値以上の差分を示す場合には、そのフレーム画像以後のフレーム画像を前記1つのグループとは別のグループに分離する。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。第1実施形態においては、キーフレームとデルタフレームとの平行移動の動きに基づくMPEGなどの動き補償ベクトルと、その差分画像とを差分情報として生成したが、第2実施形態においては、キーフレームとデルタフレームとの動き補償ベクトルは単なる平行移動だけでなく、特徴点追跡の画像合成方法によって、射影変換を含む座標変換Hとして表現される。このような動き補償を用いて圧縮を行うと、より高い効率的な圧縮が可能になる。この場合における差分画像Δは、下記の演算式で表される。
Δ画像=キーフレーム画像−対象画像*H
ここで、Hは射影変換である。
以上のように、この第2実施形態によれば、MPEGに特化した差分圧縮だけでなく、射影変換を含む座標変換Hとして表現することにより、より高い効率的な圧縮が可能になる。
なお、上記各実施形態においては、プログラムコード記憶装置28にあらかじめ記憶されているプログラムをCPU30が実行するデジタルカメラ装置の発明、すなわち物の発明について説明したが、外部記憶IO装置29を介して外部記憶装置31からプログラムコード記憶装置28に読み込んだプログラム、又は、コンピュータインタフェース部27を介して外部のPCからプログラムコード記憶装置28にインストールされたプログラムをCPU30が実行する構成も可能である。この場合には、プログラムの発明およびプログラムを記憶した記憶媒体の発明を構成することができる。
すなわち、本発明のプログラムは、
連写撮影された複数のフレーム画像の中から少なくとも1つの画像をキーフレーム画像として選択するステップAと、前記キーフレーム画像と他のフレーム画像との差分情報を生成するステップBと、前記キーフレーム画像と前記差分情報とを所定の記憶手段に記憶するステップCと、をコンピュータに実行させる。
前記ステップAは、前記複数のフレーム画像の画質を評価するステップDをさらに有し、そのステップDによって最良の画質であると評価されたフレーム画像を前記キーフレーム画像として選択することを特徴とする。
前記ステップDは、画像信号における高周波成分のエネルギーが最も大きいフレーム画像を最良の画質であると評価することを特徴とする。
前記ステップDは、MPEGの量子化テーブルを用いて圧縮された画像サイズを算出し、その画像サイズが最も大きいフレーム画像を最良の画質であると評価することを特徴とする。
前記ステップBは、動きベクトルと差分画像とを差分情報として生成することを特徴とする。
前記ステップBは、動きベクトルと投射変換情報とを差分情報として生成することを特徴とする。
前記ステップAは、連写撮影された複数のフレーム画像を1つのグループ画像として、前記ステップBによって生成されたフレーム画像の差分情報が所定値以上の差分を示す場合には、そのフレーム画像以後のフレーム画像を前記1つのグループとは別のグループに分離することを特徴とする。
記憶されたキーフレーム画像を削除する指令が入力された場合には、前記ステップBは、そのキーフレームに関連する他のフレーム画像の差分情報およびそのキーフレーム画像に基づいて他のフレーム画像を再生し、再生したフレーム画像の少なくとも1つの画像が前記ステップAによって新たなキーフレーム画像として選択されたときは、新たなキーフレーム画像と他のフレーム画像との差分情報を生成し、前記ステップCは、新たなキーフレーム画像と前記差分情報とを前記記憶手段に記憶することを特徴とする。
連写撮影された1つ以上のフレーム画像と連写撮影された他のフレーム画像との時間間隔が所定時間以内である場合には、1つ以上のフレーム画像と他のフレーム画像とを連写撮影された一連のフレーム画像と見なすことを特徴とする。
本発明の実施形態におけるデジタルカメラ装置のブロック図。 従来のMPEGによる画像圧縮処理の様子を示す図 本実施形態におけるキーフレーム画像が1枚の場合の画像圧縮処理の様子を示す図 本実施形態におけるキーフレーム画像が2枚の場合の画像圧縮処理の様子を示す図 本実施形態における連写撮影と保存処理の動作を示すフローチャート。 図5における連写画像の圧縮処理のフローチャート。 図6におけるパック圧縮処理のフローチャート。 本実施形態における連写画像保存処理のフローチャート。 本実施形態における消去処理のフローチャート。 本実施形態における画像データのファイル構造の形式を示す図。
符号の説明
1 デジタルカメラ
21 光学レンズ装置
22 イメージセンサ
23 メモリ
24 表示装置
25 画像処理装置
26 操作部
27 コンピュータインタフェース
28 プリグラムコード記憶装置
29 外部記憶IO装置
30 CPU
31 外部記憶装置

Claims (18)

  1. 連写撮影された複数のフレーム画像の中から少なくとも1つの画像をキーフレーム画像として選択する画像選択手段と、
    前記キーフレーム画像と他のフレーム画像との差分情報を生成する差分生成手段と、
    前記キーフレーム画像と前記差分情報とを所定の記憶手段に記憶する記憶制御手段と、
    を備えたデジタルカメラ装置。
  2. 前記画像選択手段は、前記複数のフレーム画像の画質を評価する画質評価手段をさらに有し、その画質評価手段によって最良の画質であると評価されたフレーム画像を前記キーフレーム画像として選択することを特徴とする請求項1に記載のデジタルカメラ装置。
  3. 前記画質評価手段は、画像信号における高周波成分のエネルギーが最も大きいフレーム画像を最良の画質であると評価することを特徴とする請求項2に記載のデジタルカメラ装置。
  4. 画質評価手段は、MPEGの量子化テーブルを用いて圧縮された画像サイズを算出し、その画像サイズが最も大きいフレーム画像を最良の画質であると評価することを特徴とする請求項2に記載のデジタルカメラ装置。
  5. 前記差分生成手段は、動きベクトルと差分画像とを差分情報として生成することを特徴とする請求項1に記載のデジタルカメラ装置。
  6. 前記差分生成手段は、動きベクトルと投射変換情報とを差分情報として生成することを特徴とする請求項1に記載のデジタルカメラ装置。
  7. 前記画像選択手段は、連写撮影された複数のフレーム画像を1つのグループ画像として、前記差分生成手段によって生成されたフレーム画像の差分情報が所定値以上の差分を示す場合には、そのフレーム画像以後のフレーム画像を前記1つのグループとは別のグループに分離することを特徴とする請求項1に記載のデジタルカメラ装置。
  8. 記憶されたキーフレーム画像を削除する指令が入力された場合には、前記差分生成手段は、そのキーフレームに関連する他のフレーム画像の差分情報およびそのキーフレーム画像に基づいて他のフレーム画像を再生し、再生したフレーム画像の少なくとも1つの画像が前記画像選択手段によって新たなキーフレーム画像として選択されたときは、新たなキーフレーム画像と他のフレーム画像との差分情報を生成し、前記記憶制御手段は、新たなキーフレーム画像と前記差分情報とを前記記憶手段に記憶することを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載のデジタルカメラ装置。
  9. 連写撮影された1つ以上のフレーム画像と連写撮影された他のフレーム画像との時間間隔が所定時間以内である場合には、1つ以上のフレーム画像と他のフレーム画像とを連写撮影された一連のフレーム画像と見なすことを特徴とする請求項1に記載のデジタルカメラ装置。
  10. 連写撮影された複数のフレーム画像の中から少なくとも1つの画像をキーフレーム画像として選択するステップAと、
    前記キーフレーム画像と他のフレーム画像との差分情報を生成するステップBと、
    前記キーフレーム画像と前記差分情報とを所定の記憶手段に記憶するステップCと、
    をコンピュータに実行させるデジタルカメラ装置のプログラム。
  11. 前記ステップAは、前記複数のフレーム画像の画質を評価するステップDをさらに有し、そのステップDによって最良の画質であると評価されたフレーム画像を前記キーフレーム画像として選択することを特徴とする請求項10に記載のデジタルカメラ装置のプログラム。
  12. 前記ステップDは、画像信号における高周波成分のエネルギーが最も大きいフレーム画像を最良の画質であると評価することを特徴とする請求項11に記載のデジタルカメラ装置のプログラム。
  13. 前記ステップDは、MPEGの量子化テーブルを用いて圧縮された画像サイズを算出し、その画像サイズが最も大きいフレーム画像を最良の画質であると評価することを特徴とする請求項11に記載のデジタルカメラ装置のプログラム。
  14. 前記ステップBは、動きベクトルと差分画像とを差分情報として生成することを特徴とする請求項10に記載のデジタルカメラ装置のプログラム。
  15. 前記ステップBは、動きベクトルと投射変換情報とを差分情報として生成することを特徴とする請求項10に記載のデジタルカメラ装置のプログラム。
  16. 前記ステップAは、連写撮影された複数のフレーム画像を1つのグループ画像として、前記ステップBによって生成されたフレーム画像の差分情報が所定値以上の差分を示す場合には、そのフレーム画像以後のフレーム画像を前記1つのグループとは別のグループに分離することを特徴とする請求項10に記載のデジタルカメラ装置のプログラム。
  17. 記憶されたキーフレーム画像を削除する指令が入力された場合には、前記ステップBは、そのキーフレームに関連する他のフレーム画像の差分情報およびそのキーフレーム画像に基づいて他のフレーム画像を再生し、再生したフレーム画像の少なくとも1つの画像が前記ステップAによって新たなキーフレーム画像として選択されたときは、新たなキーフレーム画像と他のフレーム画像との差分情報を生成し、前記ステップCは、新たなキーフレーム画像と前記差分情報とを前記記憶手段に記憶することを特徴とする請求項10ないし16のいずれか1項に記載のデジタルカメラ装置のプログラム。
  18. 連写撮影された1つ以上のフレーム画像と連写撮影された他のフレーム画像との時間間隔が所定時間以内である場合には、1つ以上のフレーム画像と他のフレーム画像とを連写撮影された一連のフレーム画像と見なすことを特徴とする請求項10に記載のデジタルカメラ装置のプログラム。
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