JP2006332121A - バリスタ - Google Patents

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實雄 金澤
Shinei Shimojo
信栄 下條
Masaru Matsuoka
大 松岡
Kimio Sudo
公夫 須藤
Makoto Numata
真 沼田
Hiroshi Saito
洋 斎藤
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Abstract

【課題】 フリップチップ実装やワイヤボンディング実装を可能とするバリスタを提供すること。
【解決手段】 バリスタV1は、素体1、第1の外部電極10、第2の外部電極20、及び内部電極30を備える。素体1は、第1の素体部分3と第2の素体部分5とを有する。内部電極30は、第1の素体部分3と第2の素体部分5とのに挟まれるように第1の素体部分3と第2の素体部分5との間に位置する。第1の外部電極10及び第2の外部電極20は、内部電極30に対向するように、第1の素体部分3の一の外表面に形成されている。内部電極30と第1及び第2の外部電極10,20とは、対向する方向から見て互いに重なり合う領域10a,20a,30aを有する。第1の素体部分3における内部電極30と第1及び第2の外部電極10,20とに重なる領域7,9は、バリスタ特性を発現する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、バリスタに関する。
この種のバリスタとして、電圧非直線特性を発現するバリスタ層と、当該バリスタ層を挟むように配置される一対の内部電極とを有する素体と、当該素体の両端部分にそれぞれ位置し且つ複数の内部電極のうち対応する内部電極にそれぞれ接続される一対の端子電極と、を備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−246207号公報
一般に、プリント配線基板等に実装される表面実装型のチップ部品は、フィレット実装される。すなわち、チップ部品は、基板上に形成されたランドパターンに対し、クリーム半田を介してマウントされ、リフロー(または、フロー)工程により基板上に実装される。リフロー工程によって溶融された半田は、端子電極の底面と、側面、及びランド面に広がり、固着し、フィレットが形成される。
ところで、バリスタは、近年、DSC(Digital Still Camera)、DVC(Digital Video Camera)、PDA(Personal DigitalAssistant)、ノートパソコンあるいは携帯電話等の電子機器内の各種電気回路に含まれるIC等をESD(Electrostatic Discharge:静電気放電)から保護するために、ESD対策部品として用いられている。バリスタは、例えば、LCDパネル、ボタン部、バッテリー端子、ビデオI/O端子、オーディオI/O端子、ヘッドホン端子、キーボード端子、マイク部等にて使用される。また、バリスタは、発光装置に含まれる半導体発光素子をESDから保護するESD対策部品として用いられている。
上述したように、バリスタが適用される機器や箇所は多岐にわたっている。このため、バリスタの実装技術として、適用される機器や箇所によっては、フィレット実装以外の実装技術、例えばフリップチップ実装やワイヤボンディング実装等が求められることがある。
本発明の目的は、フリップチップ実装やワイヤボンディング実装を可能とするバリスタを提供することである。
本発明に係るバリスタは、素体と、素体の一の外表面に形成された2つの外部電極と、2つの外部電極に対向するように素体内に配された内部電極と、を備えており、2つの外部電極と内部電極とは、対向する方向から見て互いに重なり合う領域を有し、素体における2つの外部電極と内部電極とに重なる領域は、電圧非直線特性を発現する。
本発明に係るバリスタでは、2つの外部電極が、素体の一の外表面に形成されている。したがって、2つの外部電極が形成された外表面を外部基板等に対向させた状態で実装することが可能となり、フリップチップ実装を実現することができる。また、2つの外部電極が形成された外表面に対向する外表面を外部基板等に対向させた状態で実装することが可能となり、ワイヤボンディング実装を実現することができる。
本発明では、素体における一方の外部電極と内部電極とに重なる領域と、素体における他方の外部電極と内部電極とに重なる領域とは、電圧非直線特性(以下、バリスタ特性と称する。)を発現すると共に、内部電極を通して直列接続される。このため、一方の領域が短絡状態となった場合でも、他方の領域がバリスタ特性を発現する。この結果、バリスタとしての機能が損なわれるのを防ぐことができる。
好ましくは、素体が、ZnOを主成分とすると共にPrを含み、2つの外部電極が、素体と同時焼成されることにより当該素体の外表面に形成され且つPdを含む電極層を有する。
本発明者等は、ZnOを主成分とする素体と外部電極との接着強度を向上させ得るバリスタ及びその製造方法について鋭意研究を行った。その結果、素体(焼成されることにより素体となるグリーン体)と外部電極(焼成されることにより外部電極となる導電性ペースト)とに含まれる材料に応じて素体と外部電極との接着強度が変化するという新たな事実を見出すに至った。
ZnOを主成分とするグリーン体の外表面に導電性ペーストを付与した後に、これらを焼成して、素体と外部電極とを得る。このとき、グリーン体がPr(プラセオジウム)を含み、導電性ペーストがPd(パラジウム)を含んでいる場合、得られた素体と外部電極との接着強度が向上する。
素体と外部電極との接着強度が向上するという効果は、焼成時における次のような事象に起因するものと考えられる。グリーン体と導電性ペーストとを焼成する際に、グリーン体に含まれるPrがグリーン体の表面近傍、すなわちグリーン体と導電性ペーストとの界面近傍に移動する。そして、グリーン体と導電性ペーストとの界面近傍に移動したPrと導電性ペーストに含まれるPdとが相互拡散する。このとき、素体と外部電極との界面近傍に、PrとPdとの酸化物例えばPrPdやPrPdO等)が形成されることがある。このPrとPdとの酸化物によりアンカー効果が生じ、焼成により得られた素体と外部電極との接着強度が向上する。
好ましくは、素体が、ZnOを主成分とすると共にPrを含み、内部電極がPdを含む。この場合、上述したように、素体と内部電極との接着強度が向上する。
好ましくは、素体が、複数のバリスタ層が積層されることにより構成され、内部電極が、複数のバリスタ層のうち一対のバリスタ層に挟まれるように配されている。
また、本発明に係るバリスタは、第1の素体部分及び第2の素体部分と、第1の素体部分と第2の素体部分とのに挟まれるように当該第1の素体部分と当該第2の素体部分との間に位置する内部電極と、内部電極に対向するように、第1の素体部分の一の外表面に形成された2つの外部電極と、を備えており、内部電極と2つの外部電極とは、対向する方向から見て互いに重なり合う領域を有し、第1の素体部分における内部電極と2つの外部電極とに重なる領域は、電圧非直線特性を発現する。
本発明に係るバリスタでは、2つの外部電極が、第1の素体部分の一の外表面に形成されている。したがって、2つの外部電極が形成された外表面を外部基板等に対向させた状態で実装することが可能となり、フリップチップ実装を実現することができる。また、第2の素体部分の外表面を外部基板等に対向させた状態で実装することが可能となり、ワイヤボンディング実装を実現することができる。
本発明では、第1の素体部分における一方の外部電極と内部電極とに重なる領域と、第1の素体部分における他方の外部電極と内部電極とに重なる領域とは、バリスタ特性を発現すると共に、内部電極を通して直列接続される。このため、一方の領域が短絡状態となった場合でも、他方の領域がバリスタ特性を発現する。この結果、バリスタとしての機能が損なわれるのを防ぐことができる。
好ましくは、第1の素体部分が、ZnOを主成分とすると共にPrを含み、2つの外部電極が、第1の素体部分と同時焼成されることにより当該第1の素体部分の外表面に形成され且つPdを含む電極層を有する。この場合、上述したように、第1の素体部分と外部電極との接着強度が向上する。
好ましくは、第1の素体部分が、ZnOを主成分とすると共にPrを含み、内部電極がPdを含む。この場合、上述したように、第1の素体部分と内部電極との接着強度が向上する。
本発明によれば、フリップチップ実装やワイヤボンディング実装を可能とするバリスタを提供することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には、同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
(第1実施形態)
図1〜図3を参照して、第1実施形態に係るバリスタV1の構成を説明する。図1は、第1実施形態に係るバリスタを示す概略斜視図である。図2は、図1のII−II線に沿った断面構成を説明するための図である。図3は、図2のIII−III線に沿った断面構成を説明するための図である。
バリスタV1は、図1〜図3に示されるように、素体1、第1の外部電極10、第2の外部電極20、及び内部電極30を備えている。素体1は、略直方体形状を呈しており、例えば、長さが0.3mm程度に設定され、幅が0.25mm程度に設定され、高さが0.20mm程度に設定されている。
素体1は、第1の素体部分3と第2の素体部分5とを有している。第1の素体部分3及び第2の素体部分5は、複数のバリスタ層が積層された積層体としてそれぞれ構成されている。実際のバリスタV1では、第1の素体部分3及び第2の素体部分5の複数のバリスタ層は、互いの間の境界が視認できない程度に一体化されている。
バリスタ層は、ZnO(酸化亜鉛)を主成分として含むと共に、副成分として希土類金属元素、Co、IIIb族元素(B、Al、Ga、In)、Si、Cr、Mo、アルカリ金属元素(K、Rb、Cs)及びアルカリ土類金属元素(Mg、Ca、Sr、Ba)等の金属単体やこれらの酸化物を含む素体1からなる。本実施形態において、バリスタ層は、副成分としてPr、Co、Cr、Ca、Si、K、Al等を含んでいる。本実施形態では、希土類金属として、Prを用いている。Prは、バリスタ特性を発現させるための材料となる。Prを用いる理由は、電圧非直線性に優れ、また、量産時での特性ばらつきが少ないためである。バリスタ層におけるZnOの含有量は、特に限定されないが、バリスタ層を構成する全体の材料を100質量%とした場合に、通常、99.8〜69.0質量%である。バリスタ層の厚みは、例えば5〜60μm程度である。
第1の外部電極10及び第2の外部電極20は、素体1(第1の素体部分3)の一の外表面1aに形成されている。第1の外部電極10及び第2の外部電極20は、バリスタV1の入出力端子電極として機能する。第1及び第2の外部電極10,20は、バリスタ層の積層方向に平行な素体1の4つの外表面1aに露出しないように、バリスタ層の積層方向(外表面1aに垂直な方向)から見て外表面1aの縁から所定の間隔を有して配されている。第1の外部電極10と第2の外部電極20とは、外表面1a上において、バリスタ層の積層方向に垂直な方向に所定の間隔を有するように、位置している。第1の外部電極10及び第2の外部電極20は、矩形状(本実施形態では、長方形状)を呈している。第1の外部電極10及び第2の外部電極20は、例えば、各長辺の長さが200μm程度に設定され、短辺の長さが100μm程度に設定され、厚みが5μm程度に設定されている。
第1の外部電極10及び第2の外部電極20は、第1の電極層11,21及び第2の電極層13,23をそれぞれ有している。第1の電極層11,21は、素体1(第1の素体部分3)の外表面1aに形成されており、Pdを含んでいる。第1の電極層11,21は、後述するように導電性ペーストが焼成されることにより形成されている。導電性ペーストには、Pd粒子を主成分とする金属粉末に、有機バインダ及び有機溶剤を混合したものが用いられている。金属粉末は、Ag−Pd合金粒子を主成分とするものであってもよい。
第2の電極層13,23は、第1の電極層11,21上に印刷法あるいはめっき法により形成されている。第2の電極層13,23は、AuあるいはPtからなる。印刷法を用いる場合は、Au粒子あるいはPt粒子を主成分とする金属粉末に、有機バインダ及び有機溶剤を混合した導電性ペーストを用意し、当該導電性ペーストを第1の電極層11,21上に印刷し、焼付あるいは焼成することにより第2の電極層13,23を形成する。めっき法を用いる場合は、真空めっき法(真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティング法等)により、AuあるいはPtを蒸着させるにより第2の電極層13,23を形成する。第2の電極層13,23は、Pt/Auの積層体として構成してもよい。
内部電極30は、第1の外部電極10及び第2の外部電極20に対向するように素体1内に配されている。これにより、第1及び第2の外部電極10,20と内部電極30とは、第1及び第2の外部電極10,20と内部電極30とが対向する方向、すなわちバリスタ層の積層方向から見て互いに重なり合う領域10a,20a,30aを有することとなる。内部電極30は、矩形状(本実施形態では、長方形状)を呈している。内部電極30は、例えば、各長辺の長さが300μm程度に設定され、短辺の長さが250μm程度に設定され、厚みが0.5〜5μm程度に設定されている。内部電極30は導電材としてPdを含んでいる。導電材は、Ag−Pd合金であってもよい。
内部電極30は、積層された複数のバリスタ層のうち一対のバリスタ層に挟まれるように配されている。また、内部電極30は、バリスタ層の積層方向に平行な4つの外表面1b〜1eに露出するように、伸びている。したがって、本実施形態において、素体1は、内部電極30を境にして、第1の素体部分3と第2の素体部分5とに分かれるように構成されることとなる。すなわち、内部電極30は、第1の素体部分3と第2の素体部分5とに挟まれるように第1の素体部分3と第2の素体部分5との間に位置している。
内部電極30は、バリスタ層の積層方向から見て第1及び第2の外部電極10,20と重なるように形成されている。したがって、第1の素体部分3のバリスタ層における内部電極30と第1の外部電極10とに重なる領域7、すなわち第1の素体部分3のバリスタ層における内部電極30の領域30aと第1の外部電極10の領域10aとで挟まれる領域7がバリスタ特性を発現する領域として機能する。また、第1の素体部分3バリスタ層における内部電極30と第2の外部電極20とに重なる領域9、すなわち第1の素体部分3のバリスタ層における内部電極30の領域30aと第2の外部電極20の領域20aとで挟まれる領域9がバリスタ特性を発現する領域として機能する。
続いて、図4及び図5を参照して、上述した構成を有するバリスタV1の製造過程について説明する。図4は、第1実施形態に係るバリスタの製造過程を説明するためのフロー図である。図5は、第1実施形態に係るバリスタの製造過程を説明するための図である。
まず、バリスタ層を構成する主成分であるZnOと、Pr、Co、Cr、Ca、Si、K及びAlの金属又は酸化物等の微量添加物とを所定の割合となるように各々秤量した後、各成分を混合してバリスタ材料を調整する(ステップS101)。その後、このバリスタ材料に有機バインダ、有機溶剤、有機可塑剤等を加えて、ボールミル等を用いて20時間程度混合・粉砕を行ってスラリーを得る。
このスラリーを、ドクターブレード法等の公知の方法により、例えばポリエチレンテレフタレートからなるフィルム上に塗布した後、乾燥して厚さ30μm程度の膜を形成する。こうして得られた膜をフィルムから剥離してグリーンシートを得る(ステップS103)。
次に、グリーンシートに、内部電極30に対応する電極部分を形成する(ステップS105)。このとき、内部電極30に対応する電極部分は、グリーンシートにおけるチップ切断領域全体にわたって形成される。内部電極30に対応する電極部分は、Pd粒子を主成分とする金属粉末、有機バインダ及び有機溶剤を混合した導電性ペーストをスクリーン印刷等の印刷法にて印刷し、乾燥させることにより形成する。
次に、電極部分が形成された各グリーンシートと、電極部分が形成されていないグリーンシートとを所定の順序で重ねてシート積層体を形成する(ステップS107)。こうして得られたシート積層体をチップ単位に切断して、分割された複数のグリーン体GL(図5参照)を得る(ステップS109)。得られたグリーン体GLでは、内部電極30に対応する電極部分ELが形成されたグリーンシートGS1と、電極部分ELが形成されていないグリーンシートGS2とが所定の順序にて積層されている。電極部分ELは、グリーン体GLにおけるグリーンシートGS1,GS2の積層方向に平行な外表面1aに露出するとここなる。グリーンシートGS1とグリーンシートGS2とは、複数枚積層してもよく、また、1枚でもよい。
次に、グリーン体GLの外表面に、第1及び第2の外部電極10,20の第1及び第2の電極層11,13,21,23用の導電性ペーストを付与する(ステップS111)。ここでは、グリーン体GLの外表面上に、導電性ペーストをスクリーン印刷工法にて印刷した後、乾燥させることによって、第1の電極層11,21に対応する電極部分を形成する。そして、第1の電極層11,21に対応する電極部分上に、導電性ペーストをスクリーン印刷工法にて印刷した後、乾燥させることによって、第2の電極層13,23に対応する電極部分を形成する。
第1の電極層11,21用の導電性ペーストには、上述したように、Ag−Pd合金粒子あるいはPd粒子を主成分とする金属粉末に、有機バインダ及び有機溶剤を混合したものを用いることができる。第2の電極層13,23用の導電性ペーストには、上述したように、Pt粒子を主成分とする金属粉末に、有機バインダ及び有機溶剤を混合したものを用いることができる。なお、これらの導電性ペーストは、ガラスフリットを含んでいない。
次に、導電性ペーストが付与されたグリーン体GLに、180〜400℃、0.5〜24時間程度の加熱処理を実施して脱バインダを行った後、さらに、1000〜1400℃、0.5〜8時間程度の焼成を行い(ステップS113)、素体1と第1の電極層11,21と第2の電極層13,23とを得る。この焼成によって、グリーン体GLにおけるグリーンシートGS1,GS2はバリスタ層となる。電極部分ELは、内部電極30となる。以上の過程により、バリスタV1が得られることとなる。
以上、本第1実施形態によれば、第1及び第2の外部電極10,20が、素体1(第1の素体部分3)の一の外表面1aに形成されている。したがって、第1及び第2の外部電極10,20が形成された外表面1aを外部基板等に対向させた状態で実装することが可能となり、バリスタV1のフリップチップ実装を実現することができる。また、第1及び第2の外部電極10,20が形成された外表面1aに対向する外表面1f(第2の素体部分5の外表面)を外部基板等に対向させた状態で実装することが可能となり、バリスタV1のワイヤボンディング実装を実現することもできる。
本第1実施形態では、第1の素体部分3(バリスタ層)における第1の外部電極10と内部電極30とに重なる領域7と、第1の素体部分3(バリスタ層)における第2の外部電極20と内部電極30とに重なる領域9とは、バリスタ特性を発現すると共に、内部電極30を通して直列接続される。このため、領域7,9のうちの一方の領域が短絡状態となった場合でも、領域7,9のうちの他方の領域がバリスタ特性を発現する。この結果、バリスタとしての機能が損なわれるのを防ぐことができる。
また、本第1実施形態によれば、グリーン体GLがPrを含み、第1及び第2の外部電極10,20の第1の電極層11,21用の導電性ペーストがPdを含み、当該導電性ペーストが付与されたグリーン体GLを焼成して、素体1と第1の電極層11,21とを得るので、素体1と第1の電極層11,21とが同時焼成されることとなる。これにより、素体1(第1の素体部分3)と外部電極10,20(第1の電極層11,21)との接着強度を向上させることができる。
素体1(第1の素体部分3)と第1及び第2の外部電極10,20との接着強度が向上するという効果は、焼成時における次のような事象に起因するものと考えられる。グリーン体GLと導電性ペーストとを焼成する際に、グリーン体GLに含まれるPrがグリーン体GLの表面近傍、すなわちグリーン体GLと導電性ペーストとの界面近傍に移動する。そして、グリーン体GLと導電性ペーストとの界面近傍に移動したPrと導電性ペーストに含まれるPdとが相互拡散する。PrとPdとが相互拡散するとき、PrとPdとが反応して、素体1(第1の素体部分3)と第1及び第2の外部電極10,20との界面近傍(界面も含む)にPrとPdとの酸化物(例えば、PrPdやPrPdO等)が形成されることがある。このPrとPdとの酸化物によりアンカー効果が生じ、焼成により得られた素体1(第1の素体部分3)と第1及び第2の外部電極10,20との接着強度が向上する。
ところで、第1の電極層11,21を形成するための導電性ペーストがガラスフリットを含んでいる場合、焼成の際に、ガラス成分が第1の電極層11,21の表面に析出することがあり、めっき性やはんだ付与性が悪化する懼れがある。しかしながら、本第1実施形態では、第1の電極層11,21を形成するための導電性ペーストがガラスフリットを含んでいないため、めっき性やはんだ付与性が悪化することはない。
本実施形態では、素体1が内部電極30を境にして分かれるように構成されている、すなわち内部電極30が第1の素体部分3と第2の素体部分5とのに挟まれるように当該第1の素体部分3と当該第2の素体部分5との間に位置する。このため、素体1(第1の素体部分3あるいは第2の素体部分5)が内部電極30との界面にて剥がれてしまう懼れがある。しかしながら、本第1の実施形態においては、素体1が、ZnOを主成分とすると共にPrを含み、内部電極30がPdを含んでいるので、上述したように第1及び第2の素体部分3,5と内部電極30との接着強度が向上する。この結果、素体1が内部電極30との界面にて剥がれてしまうのを防ぐことができる。
AgとPdとの合金化反応が起こる温度は、AgとPdとの配合比(質量比)に応じて変化し、Pdの配合比率が多いほど高くなる。例えば、AgとPdとの配合比が7:3である場合、AgとPdとの合金化反応は650℃付近で起こってしまう。これに対して、上述したPrとPdとの反応は、850℃程度で起こる。AgとPdとの合金化反応がPrとPdとの反応よりも低温で起こると、Pdは、Pdと反応する以前にAgと合金化することとなる。このため、PrとPdとの酸化物が生成され難くなり、接合強度の向上が望めなくなる懼れがある。したがって、第1の電極層11,21及び内部電極30に含まれる導電材は、Ag−Pd合金よりもPdであることが好ましい。また、第1の電極層11,21及び内部電極30に含まれる導電材としてAg−Pd合金を用いる場合、Pdの配合比率が60%以上であることが好ましい。
本第1実施形態において、内部電極30は、バリスタ層の積層方向に平行な4つの外表面1b〜1eに露出している。これに対して、第1及び第2の外部電極10,20は、4つの外表面1b〜1eに露出することはない。このため、第1及び第2の外部電極10,20と内部電極30との電気絶縁性を十分に確保することができる。
バリスタV1においては、所望のバリスタ特性を確保すると共にばらつきを抑制するためには、内部電極30と外部電極10,20とが互いに重なり合う領域の面積を適切に管理することが求められる。このため、内部電極30に対応する電極部分と外部電極10,20(第1の電極層11,21)に対応する電極部分との位置決めを適切に行う必要がある。本第1実施形態では、内部電極30に対応する電極部分がグリーンシートにおけるチップ切断領域全体にわたって形成されているので、グリーン体GLの外表面1a上に外部電極10,20に対応する電極部分を形成する際に、極めて厳密な位置決め精度は不要となる。この結果、バリスタV1を容易に製造することができ、量産性が優れる。
また、本第1実施形態では、第1の素体部分3のバリスタ層、すなわち第1及び第2の外部電極10,20と内部電極30との間に位置するバリスタ層の積層数あるいは厚みを変えることにより、バリスタ電圧や静電容量等の特性を容易且つ簡易に調整することができる。
また、本第1実施形態では、第2の素体部分5を備えているので、内部電極30よりも外表面1a(第1及び第2の外部電極10,20が形成された外表面1aに対向する外表面1a)側にもバリスタ層が存在することとなる。このため、バリスタV1の機械的な強度を確保することができる。
(第2実施形態)
図6〜図8を参照して、第2実施形態に係るバリスタV2の構成を説明する。図6は、第2実施形態に係るバリスタを示す概略斜視図である。図7は、図6のVII−VII線に沿った断面構成を説明するための図である。図8は、図7のVIII−VIII線に沿った断面構成を説明するための図である。第2実施形態に係るバリスタV2は、第1の外部電極10及び第2の外部電極20の形状に関して第1実施形態に係るバリスタV1と相違する。
バリスタV2は、図6〜図8に示されるように、素体1(第1の素体部分3及び第2の素体部分5)、第1の外部電極10、第2の外部電極20、及び内部電極30を備えている。
第1の外部電極10及び第2の外部電極20は、素体1(第1の素体部分3)の一の外表面1aに形成されている。第1の外部電極10及び第2の外部電極20は、バリスタV1の入出力端子電極として機能する。第1の外部電極10と第2の外部電極20とは、外表面1a上において、バリスタ層の積層方向に垂直な方向に所定の間隔を有して配されている。第1の外部電極10及び第2の外部電極20は、矩形状(本実施形態では、長方形状)を呈している。第1の外部電極10及び第2の外部電極20は、例えば、各長辺の長さが200μm程度に設定され、短辺の長さが100μm程度に設定され、厚みが5μm程度に設定されている。
第1の外部電極10は、バリスタ層の積層方向に平行な3つの外表面1b,1d,1eに露出するように、外表面1aの縁まで伸びている。第2の外部電極20は、バリスタ層の積層方向に平行な3つの外表面1c,1d,1eに露出するように、外表面1aの縁まで伸びている。
バリスタV2は、外部電極に対応する電極部分の形成の点を除いて、第1実施形態に係るバリスタV1と同様にして製造される。シート積層体は、第1の方向に伸びる複数の第1の切断線と、第1の方向と交差する第2の方向に伸びる複数の第2の切断線とに沿って切断される。外部電極10,20に対応する電極部分は、シート積層体の切断により分割されることとなる複数の領域のうち隣り合う領域に跨るように、第1の切断線に沿って帯状に複数形成される。そして、外部電極に対応する電極部分は、シート積層体の切断によって、第1の外部電極10に対応する電極部分と第2の外部電極20に対応する電極部分とに分割されることとなる。
以上、本第2実施形態によれば、第1実施形態と同様に、バリスタV2のフリップチップ実装やワイヤボンディング実装を実現することができる。また、本第2実施形態によれば、第1実施形態と同様に、バリスタとしての機能が損なわれるのを防ぐことができる。
また、第2実施形態によれば、第1実施形態と同様に、素体1(第1の素体部分3)と第1及び第2の外部電極10,20とが同時焼成により得られるので、第1の素体部分3と第1及び第2の外部電極10,20との接着強度を向上させることができる。
また、第2実施形態によれば、第1実施形態と同様に、内部電極30に対応する電極部分がグリーンシートにおけるチップ切断領域全体にわたって形成されているので、グリーン体GLの外表面1a上に外部電極10,20に対応する電極部分を形成する際に、極めて厳密な位置決め精度は不要となる。
(第3実施形態)
図9〜図11を参照して、第3実施形態に係るバリスタV3の構成を説明する。図9は、第3実施形態に係るバリスタを示す概略斜視図である。図10は、図9のX−X線に沿った断面構成を説明するための図である。図11は、図10のXI−XI線に沿った断面構成を説明するための図である。第3実施形態に係るバリスタV3は、内部電極30の形状に関して第2実施形態に係るバリスタV2と相違する。
バリスタV3は、図9〜図11に示されるように、素体1(第1の素体部分3及び第2の素体部分5)、第1の外部電極10、第2の外部電極20、及び内部電極30を備えている。
内部電極30は、バリスタ層の積層方向(外表面1aに垂直な方向)から見てバリスタ層の縁から所定の間隔を有するように、配されている。これにより、内部電極30は、バリスタ層の積層方向に平行な4つの外表面1aに露出することはない。実際のバリスタV3では、内部電極30が存在していない領域で、第1の素体部分3と第2の素体部分5とは、互いの間の境界が視認できない程度に一体化されている。
第3実施形態に係るバリスタV3は、内部電極30に対応する電極部分の形成の点を除いて、第2実施形態に係るバリスタV3と同様にして製造される。内部電極30に対応する各電極部分は、分割チップ数に対応する数だけ形成される。
以上、本第3実施形態によれば、第1及び第2実施形態と同様に、バリスタV3のフリップチップ実装やワイヤボンディング実装を実現することができる。また、本第3実施形態によれば、第1及び第2実施形態と同様に、バリスタとしての機能が損なわれるのを防ぐことができる。
また、第3実施形態によれば、第1及び第2実施形態と同様に、素体1(第1の素体部分3)と第1及び第2の外部電極10,20とが同時焼成により得られるので、第1の素体部分3と第1及び第2の外部電極10,20との接着強度を向上させることができる。
本第3実施形態において、内部電極30は、バリスタ層の積層方向に平行な4つの外表面1b〜1eに露出していない。このため、第1及び第2の外部電極10,20と内部電極30との電気絶縁性を十分に確保することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明してきたが、本発明は必ずしも上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
本実施形態において、第1及び第2の素体部分3,5は複数のバリスタ層が積層された積層体として構成されているが、これに限られるものではない。例えば、第2の素体部分5は、バリスタ層の代わりに電気絶縁性を有するセラミック層で構成されていてもよい。また、第1の素体部分3は、全体がバリスタ材料を含んでいる必要はなく、第1及び第2の外部電極10,20と内部電極30とに重なる領域7,9のみがバリスタ材料を含んでいてもよい。第1及び第2の素体部分3,5のバリスタ層の数は、1層でもよい。
本実施形態において、第1及び第2の外部電極10,20は、第1の電極層11,21と第2の電極層13,23を含んでいるが、これに限られるものではない。例えば、第1及び第2の外部電極10,20は、PdあるいはAg−Pd合金を含む1層の電極層であってもよい。また、第1及び第2の外部電極10,20は、Pdの代わりにAuを含む導電材を含む1層の電極層であってもよい。
第1実施形態において、内部電極30は、第3実施形態と同様に、バリスタ層の積層方向に平行な4つの外表面1b〜1eに露出していなくてもよい。
第1実施形態に係るバリスタを示す概略斜視図である。 図1のII−II線に沿った断面構成を説明するための図である。 図2のIII−III線に沿った断面構成を説明するための図である。 第1実施形態に係るバリスタの製造過程を説明するためのフロー図である。 第1実施形態に係るバリスタの製造過程を説明するための図である。 第2実施形態に係るバリスタを示す概略斜視図である。 図6のVII−VII線に沿った断面構成を説明するための図である。 図7のVIII−VIII線に沿った断面構成を説明するための図である。 第3実施形態に係るバリスタを示す概略斜視図である。 図9のX−X線に沿った断面構成を説明するための図である。 図10のXI−XI線に沿った断面構成を説明するための図である。
符号の説明
1…素体、1a〜1f…外表面、3…第1の素体部分、5…第2の素体部分、7…バリスタ層における内部電極と第1の外部電極とに重なる領域、9…バリスタ層における内部電極と第2の外部電極とに重なる領域、10…第1の外部電極、10a…内部電極と重なり合う領域、11…第1の電極層、13…第2の電極層、20…第2の外部電極、20a…内部電極と重なり合う領域、21…第1の電極層、23…第2の電極層、30…内部電極、30a…第1及び第2の外部電極と重なり合う領域、V1〜V3…バリスタ。

Claims (7)

  1. 素体と、
    前記素体の一の外表面に形成された2つの外部電極と、
    前記2つの外部電極に対向するように前記素体内に配された内部電極と、を備えており、
    前記2つの外部電極と前記内部電極とは、対向する方向から見て互いに重なり合う領域を有し、
    前記素体における前記2つの外部電極と前記内部電極とに重なる領域は、電圧非直線特性を発現することを特徴とするバリスタ。
  2. 前記素体が、ZnOを主成分とすると共にPrを含み、
    前記2つの外部電極が、前記素体と同時焼成されることにより当該素体の外表面に形成され且つPdを含む電極層を有することを特徴とする請求項1に記載のバリスタ。
  3. 前記素体が、ZnOを主成分とすると共にPrを含み、
    前記内部電極がPdを含むことを特徴とする請求項1に記載のバリスタ。
  4. 前記素体が、複数のバリスタ層が積層されることにより構成され、
    前記内部電極が、前記複数のバリスタ層のうち一対のバリスタ層に挟まれるように配されていることを特徴とする請求項1に記載のバリスタ。
  5. 第1の素体部分と第2の素体部分とを有する素体と、
    前記第1の素体部分と前記第2の素体部分とのに挟まれるように当該第1の素体部分と当該第2の素体部分との間に位置する内部電極と、
    前記内部電極に対向するように、前記第1の素体部分の一の外表面に形成された2つの外部電極と、を備えており、
    前記内部電極と前記2つの外部電極とは、対向する方向から見て互いに重なり合う領域を有し、
    前記第1の素体部分における前記内部電極と前記2つの外部電極とに重なる領域は、電圧非直線特性を発現することを特徴とするバリスタ。
  6. 前記第1の素体部分が、ZnOを主成分とすると共にPrを含み、
    前記2つの外部電極が、前記第1の素体部分と同時焼成されることにより当該第1の素体部分の外表面に形成され且つPdを含む電極層を有することを特徴とする請求項5に記載のバリスタ。
  7. 前記第1の素体部分が、ZnOを主成分とすると共にPrを含み、
    前記内部電極がPdを含むことを特徴とする請求項5に記載のバリスタ。
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