JP2006332002A - 燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】暖機時における燃料電池の温度管理用の温度センサを用いることなく燃料電池の暖機を可能とし、且つ電力の浪費を抑える。
【解決手段】燃料電池システムは、燃料電池を暖機するためのヒータと、自身の周囲の温度が燃料電池暖機開始時の温度より高い所定温度以上になるとオフとなり、ヒータへの通電を停止させるサーモスイッチと、暖機を行うかの判定,及び暖機時における燃料電池の温度の管理用の温度を検知する第1の温度センサと、第1の温度センサの異常を検出する異常検出手段と、第1の温度センサの異常が検出された場合に、第1の温度センサの代わりに暖機を行うかの判定に使用される温度を検知する第2の温度センサと、第2の温度センサの出力に基づいて暖機を行うかを判定する判定手段と、判定手段が暖機を行うと判定する場合に、ヒータへの電力供給を開始し、その後、サーモスイッチのオフを検知すると、電力供給を停止する制御手段とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ヒータで燃料電池の暖機を行う燃料電池システムに関する。
従来、燃料電池システムの分野では、燃料電池の温度を測定する温度センサを用意し、この温度センサの測定値に基づいて暖機を行う技術がある。例えば、特許文献1には、燃料電池のGDL部を加熱するヒータと、GDL部の温度を測定する温度センサとを有し、温度センサで測定されるGDL温度が設定値より低い場合に、ヒータへの通電を開始し、その後、GDL温度がヒータによる加熱を要しない状態になると、ヒータへの通電を停止する燃料電池装置が開示されている。
特開2003−163020号公報 特開2002−15761号公報 特開2003−249251号公報 特開2002−42846号公報
上述した従来技術では、温度センサに異常が発生すると、暖機(ヒータによる加熱)を行うか否かの判定、及び暖機時における燃料電池の温度管理を実行できない状態となる。このため、燃料電池の暖機が完了して通常の発電制御が可能かどうか、過剰に昇温(加熱)がなされていないかどうか、などを確認することができない。従って、適正な暖機制御を実行することができなくなる。
本発明の目的は、温度管理用の温度センサを用いることなく燃料電池の暖機を可能とし、且つ電力の浪費を抑えることのできる技術を提供することである。
本発明は、上述した目的を達成するために以下の手段を採用する。
即ち、本発明は、燃料電池システムであって、
燃料電池を暖機するためのヒータと、
自身の周囲の温度が燃料電池暖機開始時の温度より高い所定温度以上になるとオフとなり、前記ヒータへの通電を停止させるサーモスイッチと、
前記燃料電池の暖機を行うかの判定,及び暖機時における前記燃料電池の温度の管理用の温度を検知する第1の温度センサと、
前記第1の温度センサの異常を検出する異常検出手段と、
前記第1の温度センサの異常が検出された場合に、前記第1の温度センサの代わりに前記燃料電池の暖機を行うかの判定に使用される温度を検知する第2の温度センサと、
前記第2の温度センサの出力に基づいて前記燃料電池の暖機を行うかを判定する判定手段と、
前記判定手段が前記燃料電池の暖機を行うと判定する場合に、前記ヒータへの電力供給を開始し、その後、前記サーモスイッチのオフを検知すると、前記電力供給を停止する制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、第1の温度センサに異常が生じた場合には、第2の温度センサで検知される温度に基づき暖機を行うかを判定し、暖機を行う場合には、サーモスイッチによりヒータへの通電を制御する。これによって、燃料電池の温度管理用の温度センサを用いる
ことなく燃料電池の暖機を行うことができる。また、本発明によれば、サーモスイッチによるヒータへの通電停止が検出されると、ヒータへの電力供給が停止される。これによって、その後にサーモスイッチがオンになっても、ヒータへの電力供給は行われないので、電力の浪費を抑えることができる。
また、本発明による燃料電池システムは、前記制御手段が、前記ヒータへ供給される電力を発する電源,前記ヒータ,及び前記サーモスイッチを直列に結ぶ回路上に設けられたスイッチを開閉する開閉制御手段と、前記ヒータを流れる電流値を検出する電流値検出手段と、を含み、
前記開閉制御手段は、前記判定手段が前記燃料電池の暖機を行うと判定する場合に、前記スイッチを閉じて前記電源からの電流が前記ヒータを流れるようにし、その後、前記電流値検出手段で検出される電流値が零となった場合に、前記サーモスイッチがオフであると判定して、前記スイッチを開く、ことを特徴とする。
前記電源には、燃料電池を適用しても良く、燃料電池以外の二次電池を適用しても良い。もっとも、燃料電池を電源とする場合には、スイッチを開いて暖機終了後に燃料電池からの電力がヒータに供給されるのを防止することにより、燃料電池により生じた電力が効率的に使用されるようにすることができる。
また、本発明による燃料電池システムは、前記所定温度が、前記燃料電池の暖機が終了したと認められる温度であることを特徴とする。このようにすれば、ヒータによる加熱を要しない状態において、ヒータへの電力供給を停止することができる。
また、本発明による燃料電池システムは、前記制御手段が、前記第1の温度センサの正常時に前記燃料電池の暖機が行われる場合には、前記サーモスイッチが作動しない状態にし、前記第1の温度センサの出力に応じて前記ヒータへの通電を制御することを特徴とする。
本発明において、暖機を行うためのヒータとして、第1の温度センサの正常時に使用されるヒータと、第1の温度センサの異常時に使用されるヒータとを個別に用意することができる。但し、上記構成を採用すれば、ヒータの共通化を図ることができ、燃料電池システムを構成する部品点数の減少を図ることができる。
本発明によれば、暖機時における燃料電池の温度管理用の温度センサを用いることなく燃料電池の暖機を可能とし、且つ電力の浪費を抑えることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。実施形態の構成は例示であり、本発明の構成は実施形態の構成に限定されない。
〈燃料電池システムの構成例〉
図1は、燃料電池システムの実施形態を示す図である。この燃料電池システムは、移動体(例えば車両)に搭載される。図1に示す構成例では、燃料電池1として、固体高分子型燃料電池(PEFC)が適用されている。
燃料電池1は、少なくとも1つのセルからなる。セルは、固体高分子電解質膜と、固体高分子電解質膜を両側から挟む燃料極(アノード)及び空気極(酸化剤極:カソード)と、燃料極及び空気極を挟む燃料極側セパレータ及び空気極側セパレータとからなる。
燃料極は、拡散層と触媒層とを有している。燃料極には、水素ガスや水素リッチガスなどの水素を含む燃料が燃料供給系により供給される。燃料極に供給された燃料は、拡散層で拡散され触媒層に到達する。触媒層では、水素がプロトン(水素イオン)と電子とに分離される。水素イオンは固体高分子電解質膜を通って空気極に移動し、電子は外部回路を通って空気極に移動する。
一方、空気極は、拡散層と触媒層とを有している。空気極には、空気等の酸化剤ガスが酸化剤供給系により供給される。空気極に供給された酸化剤ガスは、拡散層で拡散され触媒層に到達する。触媒層では、酸化剤ガスと、固体高分子電解質膜を通って空気極に到達した水素イオンと、外部回路を通って空気極に到達した電子とによる反応により水が生成される。
このような燃料極及び空気極における反応の際に外部回路を通る電子が、燃料電池1のセルスタックの両端子間に接続される負荷に対する電力として使用される。
図1において、燃料供給系は、次のように構成されている。すなわち、燃料電池1に設けられた燃料入口は、水素源(例えば、高圧水素を貯留したタンク)2及び調圧弁3と配管4を介して接続されている。一方、燃料電池1に設けられた燃料出口には、配管5が接続されている。燃料電池1の内部には、燃料入口と燃料出口とを結び、且つセルの燃料極を経由する燃料通路6が設けられている。
水素源2から送り出される高圧の水素ガス(燃料ガス)は、調圧弁3で調圧された後、配管4を通って燃料入口から燃料電池1に入り、燃料通路6を通過する際に燃料極にて電極反応に消費される。その後、燃料極を通過した水素ガスは、燃料オフガスとして燃料出口から配管5(燃料電池1の外部)へ排出される。
一方、図1において、酸化剤供給系は、次のように構成されている。すなわち、燃料電池1に設けられた酸化剤入口は、配管7を介してエアコンプレッサ8に接続されている。また、燃料電池1に設けられた酸化剤出口には、配管9が接続されている。燃料電池1の内部には、酸化剤入口と酸化剤出口とを結び、且つセルの空気極を経由する酸化剤通路10が設けられている。
このような構成によれば、エアコンプレッサ8のモータによる駆動により、酸化剤ガスとしての空気が配管7を介して燃料電池1に供給される。空気は酸化剤入口から燃料電池1に入り、酸化剤通路10を通過する際に、空気極にて電極反応に消費される。その後、空気極を通過した空気は、酸化剤オフガスとして酸化剤出口から配管9(燃料電池1の外部)に排出される。
さらに、図1には、燃料電池1の冷却系が例示されている。図1において、燃料電池1には、冷却水入口(入口マニホールド)及び冷却水出口(出口マニホールド)が設けられており、冷却水入口と冷却水出口との間は、セルのセパレータに設けられた通水路を経由する冷却水通路11で結ばれている。
冷却水入口は、配管12を介して、冷却水を循環させる循環ポンプ(冷却水ポンプ)13の出口に接続されている。一方、冷却水出口は、配管14を介して冷却水を冷却するラジエータ(冷却器)15の入口に接続されている。ラジエータ15の出口は、配管16を介して三方弁17の第1入口に接続されている。三方弁17の出口は、配管18を介して循環ポンプ13の入口に接続されている。
また、配管14には、その途中から分岐するバイパス管19の一端が接続されている。
バイパス管19の他端は、三方弁17の第2入口に接続されている。三方弁17は、感温アクチュエータを含むサーモスタットを内蔵している。燃料電池1の温度が低い場合には、感温アクチュエータは未作動の状態にあり、三方弁17の第1入口が閉じられ第2入口が開かれる。これによって、冷却水はバイパス管26と燃料電池1との間を循環する。
その後、燃料電池1の発電による発熱によって冷却水の温度が上昇し、所定温度を上回ると、サーモスタットの感温アクチュエータが作動して、三方弁17の第1入口が開かれるとともに第2入口が閉じられる。これによって、冷却水は燃料電池1とラジエータ15との間を循環し、燃料電池1の冷却が図られる。このようにして、冷却水の温度制御を通じて、燃料電池1が運転(発電)に適した温度で維持される。
低温環境下(例えば、氷点下の環境下)で、燃料電池1による発電を行う場合には、燃料電池1の温度が通常の発電動作が可能な温度に昇温するまで、燃料電池1の暖機運転が行われる。
この実施形態では、通電により冷却水を加熱する電熱線ヒータ(図示せず)が配管12に設けられている。燃料電池1の暖機時には、冷却水ポンプ13から送出された冷却水は、電熱線ヒータで加熱された後、燃料電池1に供給される。冷却水が冷却水通路を通過するとき、冷却水の熱が燃料電池1に移動する。これによって、燃料電池1が加熱され、昇温が図られる。
電熱線ヒータに対する通電は、ECU(Electronic Control Unit)20により制御される。ECU20は、CPU(中央演算処理装置)のようなプロセッサ,メモリ(ROM、RAM等)、入出力インタフェース等から構成されている。プロセッサがメモリに記憶されたプログラムを実行することを通じて、電熱線ヒータの通電制御(冷却水の温度調整)等の様々な制御が行われる。
ECU20は、冷却水の温度に基づき、暖機を行うか否かの判定、及び暖機時における冷却水温度の管理(電熱線ヒータへの通電制御)を行う。ここに、配管14の、燃料電池1との接続部分の近傍には、燃料電池1から排出された直後の冷却水の温度を検知する温度センサ21(第1の温度センサに相当)が設けられている。
ECU20は、温度センサ21の出力を受け取って冷却水温度を測定する。このとき、冷却水温度が所定温度(低温判定温度)を下回っていれば、ECU20は、暖機を開始すべきと判定し、電熱線ヒータに対する通電を開始する。その後、ECU20は、温度センサ21を通じて得られる冷却水温度に応じて通電量を調整する。
そして、燃料電池1が通常の発電動作を実行可能な温度で冷却水温度が推移するようになると、ECU20は、暖機を終了させるべきと判定し、電熱線ヒータへの通電を停止する。このように、ECU20は、温度センサ21の出力に依存して冷却水の温度管理(電熱線ヒータへの通電制御)を行い、燃料電池1を暖機する。
しかしながら、温度センサ21の故障や、温度センサ21に係る配線の断線又は短絡によって温度センサ21の出力が異常になるおそれがある。温度センサ21の出力が異常になると、ECU20は、暖機を行うか否かの判断、及び暖機時における冷却水温度の管理を適正に行うことができない。
〈燃料電池システムの温度センサ21の異常時に係る構成〉
この問題に鑑み、本実施形態における燃料電池システムは、次のような構成を備えている。すなわち、ECU20は、温度センサ21の異常を検出する異常検出手段として機能
する。ECU20が異常を検出する原理は次の通りである。
図2は、温度センサ21の周囲の温度と、温度センサ21の出力(センサ値)との関係を示すグラフである。図2に示すように、温度が上昇するにつれて、温度センサ21のセンサ値は直線的に減少する。
ここで、温度センサ21の正常なセンサ値と認められる範囲は予め決まっている。図2に示す例では、温度T1に対応するセンサ値Hと、温度T2に対応するセンサ値Hとの間が、正常なセンサ値の範囲である。センサ値Hより高いセンサ値、及びセンサ値Lより低いセンサ値は、それぞれ異常な値となる。
ECU20に含まれるメモリは、センサ値H及びLを予め格納している。ECU20は、温度センサ21のセンサ値を受け取ると、そのセンサ値がセンサ値LからHまでの範囲に属しているか否かを判断する。センサ値が当該範囲に属していない場合(センサ値が異常である場合)、ECU20は、温度センサ21が異常であると判定する。このようにして、ECU20は、温度センサ21の異常を検出する。
また、燃料電池システムは、温度センサ24〜27を備えている。温度センサ24〜27は、第1の温度センサたる温度センサ21の異常時に、温度センサ21の代わりに、燃料電池1の暖機を行うか否かを判定するための温度を検知する第2の温度センサとして使用される。
温度センサ24は、外気温(例えば車外の気温)を検知する。温度センサ25は、燃料電池1から排出された直後の燃料ガスの温度(配管5内の気温)を検知するように、配管5の燃料出口近傍に取り付けられている。温度センサ26は、燃料電池1から排出された直後の酸化剤ガス(空気)の温度(配管9内の気温)を検知するように、配管9の酸化剤出口近傍に取り付けられている。温度センサ27は、水素源(水素タンク)2の表面温度を検知するように、水素源2に取り付けられている。
各温度センサ24〜27の出力は、ECU20に与えられる。ECU20は、温度センサ24〜27の出力の少なくとも1つを用いて、燃料電池1の暖機を行うか否かを判定する判定手段として機能する。ECU20は、判定に使用する温度センサの出力から得られる温度と、予め設定された低温判定温度(設定値:予めメモリに格納されている)とを比較し、当該温度が低温判定温度よりも低い場合に、暖機を行うと判定する。
さらに、燃料電池システムは、温度センサ20の異常時において、冷却水の加熱により燃料電池1を暖機するためのサーモスイッチ付きヒータ28を備えている。サーモスイッチ付きヒータ28(以下、単に「ヒータ28」と表記)は、配管12に取り付けられ、配管12を流れる冷却水を加熱する。
図3は、ヒータ28を含む回路構成の例を示す図である。図3において、ヒータ28と、移動体(車両)に駆動力を供給する電動機(モータ)29とが、電源たる燃料電池1に対して並列に接続されている。
具体的には、燃料電池1とモータ29とで構成される直列回路(回路C1)における燃料電池1の両端に、リレースイッチ30及びヒータ28を含む直列回路の各端部が接続されている。これにより、燃料電池1,リレースイッチ30及びヒータ28が直列に接続された回路(回路C2)が形成されている。
燃料電池1のプラス端子から流れ出る電流i1は、モータ29側(回路C1)へ流れる電
流i2と、ヒータ28側(回路C2)へ流れる電流i3とに分岐する。このように、燃料電池1で発電された電力の一部(電流i3)が、ヒータ28に供給される。
リレースイッチ30は、燃料電池1のプラス端子とヒータ28との間に設けられている。リレースイッチ30は、ヒータ28に対する電力の供給/供給停止を制御するためのスイッチとして使用される。リレースイッチ30がオフになると、電流i3の値は零になり、電流i1がモータ29へ向かって流れる(i1=i2となる)。
ヒータ28は、電熱線(ヒータコイル)34と、サーモスイッチ35とを有している。ヒータ28は、電熱線34が前段に配置されるようにリレースイッチ30と燃料電池1のマイナス端子との間に挿入されている。
ヒータ28は、配管12(図1)内に設置される。電熱線34は、通電により発熱し、その周囲を流れる冷却水を加熱する。サーモスイッチ35は、例えば、バイメタルを含む接片を有する。接片は、サーモスイッチ25の周囲を流れる冷却水に感温し、冷却水の温度に応じた接点との開閉動作(オン/オフ動作)を行う。
サーモスイッチ35がオフになると、リレースイッチ30がオンであっても、電流i3の値が零となり、電熱線34の通電(発熱)が停止される。サーモスイッチ35は、周囲の温度が、暖機開始時の温度よりも高い、暖機を終了しても良いと認められる所定温度になると、接点を開く(オフとなる)ように構成されている。
リレースイッチ30のオン/オフ動作は、ECU20によって制御される。ECU20は、温度センサ21の異常時における燃料電池1の暖機を制御する制御手段(リレースイッチ30の開閉制御手段)として機能する。ECU20は、温度センサ21の異常が検知され、且つ燃料電池1の暖機を行うと判断した場合に、リレースイッチ30をオンにする。
また、ECU20は、回路C2を流れる(ヒータ28に通電される)電流値I3を検出する電流値検出手段として機能する。図3に示すように、回路C1及びC2には、電流i1,i2及びi3をそれぞれ測定する電流計31,32及び33が設けられている。ECU20は、各電流計31,32及び33で測定される電流値を受け取る。
ECU20は、リレースイッチ30がオンのときに、電流計33で測定された電流値i3、又は電流計31で測定された電流値i1と電流計32で測定された電流値i2との差分の絶対値(i1−i2=i3)との一方を選択的に取得し、その電流値i3が零か否かを判断する。このとき、サーモスイッチ35がオフとなっていれば、回路C2が開いているので、電流値i3は零となる。
ECU20は、リレースイッチ30がオンのときに、電流値i3が零であることを検出すると、リレースイッチ30をオフにする。これによって、ヒータ28側には電流が流れなくなり、燃料電池1の出力電流がモータ29の駆動に消費されるようになる。このようにして、燃料電池1で発電された電力の効率的な利用が図られる。
〈異常検出処理〉
図4は、ECU20による温度センサ21の異常検出処理の例を示すフローチャートである。この異常検出処理のルーチンは、例えば、燃料電池1の発電開始と同時に起動するように構成される。
異常検出処理が開始されると、最初に、ECU20は、温度センサ21からの出力(セ
ンサ値)Xを取得する(ステップS001)。
次に、ECU20は、センサ値Xがセンサ値(下限値)L及びセンサ値(上限値)H(図2)の間に存在するか否かを判定する(ステップS002)。即ち、ECU20は、メモリから値L及びHを読み出して、センサ値Xと比較する。センサ値Xが下限値Lより低い場合、及びセンサ値Xが上限値Hより高い場合(S002;NO)には、処理がステップS003に進み、そうでない場合(S002;YES)には、処理がステップS001に戻る。
ステップS003では、ECU20は、温度センサ21の異常検知処理を行う。即ち、ECU21は、温度センサ21の異常時処理ルーチンを起動させる。その後、ECU20は、当該異常検出処理を終了する。
〈異常時暖機処理〉
図5は、ECU20による温度センサ21の異常時における暖機処理(異常時暖機処理)のルーチンの例を示すフローチャートである。図5には、第2の温度センサとして、外気温を検知する温度センサ24のみが使用される場合が示されている。
なお、異常時処理ルーチンの実行時には、ECU20による制御によって、燃料電池1の発電が行われているものとする。即ち、調圧弁3が開弁されて燃料ガスが燃料電池1に供給されるとともに、エアコンプレッサ8が駆動して酸化剤ガスが燃料電池1に供給されている。
ECU20は、異常時暖機処理ルーチンの処理を開始すると、最初に、温度センサ24からの出力に基づいて、外気温を測定する(ステップS101)。
次に、ECU20は、外気温が暖機を開始すべき低温判定温度より低いか否かを判定する(ステップS102)。外気温が低温判定温度よりも高い場合(S102;NO)には、ECU20は、当該ルーチンを終了させる。
これに対し、外気温が低温判定温度よりも低い場合(S102;YES)には、ECU20は、暖機を行うと判断し、ヒータリレー(リレースイッチ30)をオンにする(ステップS103)。これにより、燃料電池1からの電力がヒータ28に供給される状態となる(電力供給が開始される)。
ステップS103にてリレースイッチ30がオンにされた時点では、冷却水の温度は、サーモスイッチ35をオフにする所定温度に達していない。このため、サーモスイッチ35はオンとなっている。従って、電熱線34に電流が流れ、電熱線34が発熱して冷却水を加熱する。
続いて、ECU20は、冷却水ポンプ13を所定回転数で回転させる(ステップS104)。これにより、配管12内で加熱された冷却水が、燃料電池1に供給される。冷却水は、燃料電池1の冷却水通路を通過する際に燃料電池1に熱を与える。これによって、燃料電池1が暖機される。
続いて、ECU20は、電流計31及び32の組又は電流計33を用いて、回路C2を流れる電流i3(ヒータ電流i3と称する)を測定する(ステップS105)。ECU20は、測定したヒータ電流i3の値が零か否かを判定する(ステップS106)。
このとき、ヒータ電流i3の値が零でなければ(S106;NO)、処理がステップS105に戻される。これに対し、ヒータ電流i3の値が零であれば(S106;YES)、E
CU20は、冷却水の温度が暖機を終了しても良い所定温度以上に上昇し、サーモスイッチ35がオフとなっていると判定する(ステップS107)。
ECU20は、サーモスイッチ35がオフであると判定すると、暖機を終了すると判定する(ステップS108)。そして、ECU20は、ヒータリレー(リレースイッチ30)をオフにする(ステップS109)。これによって、サーモスイッチ35が再びオンになっても、ヒータ28側へ電流は流れない。従って、不要なヒータ28への通電が防止され、電力が浪費されるのを抑えることができる。
ステップS109が終了すると、当該異常時暖機処理のルーチンが終了する。その後、ECU20は、通常の燃料電池1の発電制御に移行することができる。
〈実施形態の作用効果〉
本実施形態による燃料電池システムによれば、温度センサ21に異常が発生した場合でも、暖機を行うか否かの判定を行うことができる。また、暖機時において、冷却水の温度センサによる温度管理を行うことなく、燃料電池1を暖機することができる。
すなわち、温度センサ21の異常時における暖機において、冷却水温度が暖機を終了しても良い所定温度(例えば、燃料電池1の適正な暖機完了温度付近)に達すると、サーモスイッチ35がオフになる。これによって、燃料電池1が過剰に昇温されるのを抑えることができる。また、電力がヒータ28の発熱に浪費されるのを抑えることができる。
また、サーモスイッチ35がオフになると、リレースイッチ30がオフにされる。これによって、サーモスイッチ35が再びオンになっても、ヒータ28によって不要な加熱が行われるのを防止することができる。
〈実施形態の変形例〉
本実施形態では、温度センサ21の異常時に、暖機を行うかを判断するための温度を検知する第2の温度センサとして、温度センサ24〜27が用意された例を示した。このような構成により、ECU20による暖機要否の判断に使用されない温度センサ(図5の例における温度センサ25〜27)は、暖機要否の判断に使用される温度センサ(図5の例における温度センサ24)の出力異常時の予備として使用することができる。
但し、第2の温度センサは、一つあれば良く、例えば、温度センサ24〜27のうちの一つを残し、その他の温度センサは省略することができる。もちろん、複数の温度センサの出力を組み合わせて暖機が必要か否かを判定するように構成しても良い。
また、第2の温度センサは、燃料電池システムが低温環境下にあるかを判定するための温度を検知できれば良い。このため、温度センサ24〜26のように、気温を検知するものであっても良く、水温や油温のような燃料電池システム中の液温を検知するものであっても良い。また、温度センサ27の設置位置は、水素タンクに限られず、燃料電池システムの適宜の位置に設置することが可能である。
また、本実施形態では、ヒータ電流i3を検出する電流検出手段として、電流計31及び32の組と、及び電流計33とが設置され、一方が他方の異常時における予備として使用可能な例を示した。但し、電流計31及び32の組と、電流計33との一方のみを設け、他方を省略することができる。
また、サーモスイッチ35は、バイメタルを用いたサーモスイッチの例を示したが、サーモスタットのような感温アクチュエータを含み、感温アクチュエータによってスイッチ
の接点が開閉されるものを適用しても良い。
また、本実施形態では、温度センサ21を用いた通常の暖機制御用の電熱線ヒータと、温度センサ21の異常時に使用されるサーモスイッチ付きヒータ28とが用意された燃料電池システムについて説明した。このような構成に代えて、温度センサ21の正常/異常に拘わらず、共通なヒータを用いて燃料電池1の暖機が行われるように構成することが可能である。
例えば、図6に示すように、ヒータ34と燃料電池1のマイナス端子との間に、サーモスイッチ35をバイパスする第1の電流路と、サーモスイッチ35を経由する第2の電流路とを設ける。さらに、第1の電流路と第2の電流路との一方を選択する選択スイッチ36を設ける。選択スイッチ36は、接点A及びBの一方と選択的に接触する接片を有するリレースイッチであり、選択スイッチ36の接点の選択動作(第1の電流路と第2の電流路との間の切替動作)は、ECU20によって制御される。
ECU20は、温度センサ21の正常時において、燃料電池1を暖機する場合には、リレースイッチ30をオンにするとともに、選択スイッチ36の接点A(第1の電流路)を選択する(接片を接点A側に倒す)。そして、リレースイッチ30のオン/オフ制御(電熱線34への通電制御)を温度センサ21の出力に応じて行う。その後、温度センサ21の出力が暖機を終了すべき温度で安定すると、ECU20は、リレースイッチ30をオフにする。このようにして、温度センサ21の正常時において、ECU20は、温度センサ21の出力に基づき、暖機の開始及び終了判定、及び暖機時の細やかな温度管理(通電制御)を実行することができる。
一方、ECU20は、温度センサ21の異常時に燃料電池1の暖機を行う場合には、リレースイッチ30をオンにするとともに、選択スイッチ36の接点B(第2の電流路)を選択する(接片を接点B側に倒す)。これによって、図5に示したような暖機時の温度管理(暖機の終了制御)を実行することができる。このような構成により、温度センサ21の正常/異常時の双方において、電熱線34を共通に用いることができる。これによって、部品点数の減少を図ることができる。
なお、上述した実施形態において、リレースイッチの代わりに半導体スイッチを適用することも考えられる。また、本実施形態で説明した燃料電池システムの構成は、移動体(車両)に搭載可能な種別であれば、PEFC以外の燃料電池にも適用が可能である。さらに、上記した実施形態では、ヒータ28の電源として燃料電池1を使用する例を説明したが、電源として燃料電池1以外の二次電池を適用することも考えられる。
図1は、本発明の実施形態に係る燃料電池システムの構成例を示す図である。 図2は、図1に示した冷却水温度を検知する温度センサの温度と出力(センサ値)との関係を示すグラフである。 図3は、図1に示したサーモスイッチ付きヒータに係る回路構成例を示す図である。 図4は、温度センサの異常検出処理の例を示すフローチャートである。 図5は、温度センサの異常時における暖機制御の例を示すフローチャートである。 図6は、実施形態の変形例の説明図である。
符号の説明
1・・・燃料電池
20・・・ECU(制御手段)
21・・・温度センサ(第1の温度センサ)
24,25,26,27・・・温度センサ(第2の温度センサ)
30・・・リレースイッチ
28・・・サーモスイッチ付きヒータ
31,32,33・・・電流計
34・・・電熱線(ヒータ)
35・・・サーモスイッチ
36・・・選択スイッチ

Claims (4)

  1. 燃料電池を暖機するためのヒータと、
    自身の周囲の温度が燃料電池暖機開始時の温度より高い所定温度以上になるとオフとなり、前記ヒータへの通電を停止させるサーモスイッチと、
    前記燃料電池の暖機を行うかの判定,及び暖機時における前記燃料電池の温度の管理用の温度を検知する第1の温度センサと、
    前記第1の温度センサの異常を検出する異常検出手段と、
    前記第1の温度センサの異常が検出された場合に、前記第1の温度センサの代わりに前記燃料電池の暖機を行うかの判定に使用される温度を検知する第2の温度センサと、
    前記第2の温度センサの出力に基づいて前記燃料電池の暖機を行うかを判定する判定手段と、
    前記判定手段が前記燃料電池の暖機を行うと判定する場合に、前記ヒータへの電力供給を開始し、その後、前記サーモスイッチのオフを検知すると、前記電力供給を停止する制御手段と、
    を備えることを特徴とする燃料電池システム。
  2. 前記制御手段は、前記ヒータへ供給される電力を発する電源,前記ヒータ,及び前記サーモスイッチを直列に結ぶ回路上に設けられたスイッチを開閉する開閉制御手段と、前記ヒータを流れる電流値を検出する電流値検出手段と、を含み、
    前記開閉制御手段は、前記判定手段が前記燃料電池の暖機を行うと判定する場合に、前記スイッチを閉じて前記電源からの電流が前記ヒータを流れるようにし、その後、前記電流値検出手段で検出される電流値が零となった場合に、前記サーモスイッチがオフであると判定して、前記スイッチを開く、
    ことを特徴とする請求項1記載の燃料電池システム。
  3. 前記所定温度は、前記燃料電池の暖機が終了したと認められる温度である
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料電池システム。
  4. 前記制御手段は、前記第1の温度センサの正常時に前記燃料電池の暖機が行われる場合には、前記サーモスイッチが作動しない状態にし、前記第1の温度センサの出力に応じて前記ヒータへの通電を制御する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の燃料電池システム。
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