JP2006331522A - 回折素子および光ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 回折光と、回折されない光ビームとを用いてトラッキングのオフセットをキャンセルできるとともに非点収差の発生を防止できる回折素子、およびこの回折素子を用いた光ディスク装置を提供すること。
【解決手段】 回折素子8は、表面に溝部81および突条部82が交互に複数配列された格子領域86に対し、その溝部81の長さ方向の両側に表面が平坦となる平坦領域86とを有し、この平坦領域86が溝部81の深さ方向における中心位置と同一高さに形成される。故に、光ビームの光束の断面積よりも小さい領域内に溝部81が来るように回折素子8を配設することにより3ビーム生成素子として用いた場合であっても、平坦領域87、88は、溝部81の深さ方向における中心位置と同一高さに形成されているため、回折素子8の非点収差の発生を防止することができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、溝部および突条部が交互に配列された回折素子、およびこの回折素子を備えた光ディスク装置に関するものである。
光記録ディスクに対する信号検出のための構成としては様々な構成が提案されているが、いずれの構成を採用した場合でも、光ディスク装置は、基本的には、レーザ光源と、光検出器と、レーザ光源から出射されたレーザ光を光記録ディスクに導く往路および光記録ディスクで反射した戻り光を光検出器に導く復路を構成する光学系とを有している。また、光ディスク装置では、様々な回折素子が用いられている。
例えば、DPP(Differential Push−Pull)などによりトラキングエラー信号を得るには、回折素子によって、レーザ光源から出射された光から0次光からなるメインビーム、および回折光からなるサブビームを生成しており、このような回折素子として、光ビームの光束の断面積よりも小さい領域内に溝部を形成した回折素子を用い、回折光と、回折されない光ビームとを用いてトラッキングのオフセットをキャンセルする技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−162383号公報
しかしながら、特許文献1に記載の回折素子の場合、メインビームの位相が、溝部を備えた領域と、溝部を形成していない平坦部との間で大きな差異が生じるため、非点収差の発生を防止できないという問題点がある。
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、回折光と、回折されない光ビームとを用いてトラッキングのオフセットをキャンセルできるとともに、非点収差の発生を防止できる回折素子、およびこの回折素子を用いた光ディスク装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明では、表面に溝部および突条部が交互に配列された回折素子であって、前記表面には、前記溝部および前記突条部が交互に複数配列された格子領域と前記表面が平坦に形成された平坦領域とを有し、前記回折素子への入射光の波長をλとすると、前記平坦領域は、前記溝部の深さ方向における中心位置に対しnλ(ただし、nは整数)の高さに形成されるとともに前記格子領域に対し、前記溝部の長さ方向の両側に形成されていることを特徴とする。
本発明を適用した回折素子は、光ディスク装置に用いることができる。このような光ディスク装置は、レーザ光源と、光検出器と、前記レーザ光源から出射されたレーザ光を光記録ディスクに導く往路および前記光記録ディスクで反射した戻り光を光検出器に導く復路を構成する光学系とを有し、前記光学系は、前記回折素子を前記レーザ光源と前記光記録ディスクとの前記往路または前記復路との間に備え、前記レーザ光源から出射された光ビームの断面積が前記格子領域より大きくなっている。
本発明において、前記溝部の深さ方向における中心位置は、当該溝部の長さ方向で同一の高さ位置にあることが好ましい。このように構成すると、回折素子に起因する非点収差の発生を防止できる。
本発明において、前記溝部の深さ方向における中心位置は、溝部同士の間で同一の高さ位置にあることが好ましい。このように構成すると、回折素子に起因する非点収差の発生を防止できる。
本発明では、前記格子領域と該格子領域の両側に形成された前記平坦領域との境界としての2つの段差部が、平行に形成されていることが好ましい。このように構成すると、溝部の長さ方向に直交する方向の格子領域を、光ビームの光束の断面積の外側まで突出するように回折素子を配設することにより、回折素子を光ディスク装置に取り付ける際に、溝部の長さ方向に直交する方向への調整をラフに行え、取り付け作業の作業性を向上させることができる。
本発明の回折素子は、表面に溝部および突条部が交互に複数配列された格子領域に対し、その溝部の長さ方向の両側に表面が平坦となる平坦領域とを有し、回折素子への入射光の波長をλとすると、平坦領域は、溝部の深さ方向における中心位置に対しnλ(ただし、nは整数)の高さに形成されているので、例えば本発明を適用した回折素子を光ディスク装置の光学系に用い、光ビームの光束の断面積よりも小さい領域内に格子領域が来るように回折素子を配設することにより3ビーム生成素子として用いた場合、回折光と、回折されない光ビームとを用いてトラッキングのオフセットをキャンセルできるとともに、回折素子の非点収差の発生を防止することができる。
(全体構成)
図1は、本発明の実施の形態1に係る光ディスク装置の要部の構成を模式的に示す説明図である。
図1において、本形態の光ディスク装置1は、例えば波長650nmのレーザ光束を発する半導体レーザ2と、光検出器3とを有している。また、光ディスク装置1は、半導体レーザ2から光記録ディスク10に向けて、ビームスプリッタ41、コリメートレンズ42、立ち上げミラー43、および対物レンズ44を備えた光学系40を有しており、これらの光学素子によって、半導体レーザ2から出射されたレーザ光を光記録ディスク10に導く往路が構成されている。また、光学系40は、ビームスプリッタ41と光検出器3との間にセンサレンズ45を備えており、対物レンズ44、立ち上げミラー43、コリメートレンズ42、ビームスプリッタ41、およびセンサレンズ45によって、光記録ディスク10で反射した戻り光を光検出器3に導く復路が構成されている。なお、光検出器3からみてビームスプリッタ41の背後には、半導体レーザ2から光記録ディスク10に向かうレーザ光のうち、ビームスプリッタ41で反射された光を検出するフロントモニタ5(モニター用光検出器)が配置されている。
光検出器3は、光記録ディスク10で反射した戻り光を検出して情報を記録する際、あるいは情報の再生を行う際、フォーカシングエラー信号およびトラッキングエラー信号を生成するのに用いられ、これらのフォーカシングエラー信号およびトラッキングエラー信号は、対物レンズ駆動装置7にフィードバックされるようになっている。
光記録ディスク10は、例えば、DVD−RAM(Digital Versatile Disk Random Access Memory)などであり、DVD−RAMでは、図示を省略するが、ウォブル(うねり)が付されたランドとグルーブが同心円状に交互に形成され、ランドおよびグルーブのいずれもが、ピットが形成されるトラックとして用いられる。ここで、ウォブルから得られる信号は、クロックの引き込みに用いられる。
本形態の光ディスク装置1において、半導体レーザ2とビームスプリッタ41との間には、半導体レーザ2から出射されたレーザ光から、−1次回折光からなるサブビーム、0次光からなるメインビーム、および+1次回折光からなるサブビームを生成するためのグレーティングあるいはホログラム素子からなる回折素子8を備えている。このため、対物レンズ44によって0次光からなるメインビームを光記録ディスク10のトラック上に集光させ、その戻り光を光検出器3で検出することにより情報の再生を行うことができる。また、対物レンズ44によって0次光からなるメインビームを光記録ディスク10のトラック上に集光させて情報の記録を行うことができる。さらに、対物レンズ44によって−1次回折光からなるサブビーム、および+1次回折光からなるサブビームを、光記録ディスク10のトラックの接線方向でメインビームのスポットを挟む位置に集光させ、その戻り光を光検出器3で検出することにより、DPP法などによりトラッキングエラー信号を得ることができる。
(回折素子8の構成)
図2(a)、(b)、(c)はそれぞれ、本発明の実施の形態1で用いた回折素子の平面図、溝部の長さ方向に沿って回折素子を切断したときの断面図、および斜視図である。
図2(a)、(b)、(c)に示すように、本形態の光ディスク装置1に用いる回折素子8において、中央には、溝部および突条部が交互に複数配列された格子領域86が形成され、この格子領域86の両側には、表面が平坦に形成された平坦領域87、88が形成されている。
本実施の形態では、溝部81はいずれも、溝部81を挟む両側の突条部82の上面820から溝部81の底部810に到る深さ寸法dが、溝部81の長さ方向(矢印Lで示す)で同一深さに形成されている。また、溝部81の深さは、溝部81同士の間で同一深さに形成されている。故に、溝部81の深さ方向における中心位置(図2(b)に一点鎖線Cで示す)は、溝部81の長さ方向で同一の高さ位置にあり、溝部81同士の間で同一の高さ位置にある。本実施の形態では、平坦領域87、88が、溝部81の深さ方向における中心位置と同一高さに形成されている。
ここで、回折素子8では、いずれの領域でも、溝部81の幅寸法と突条部82の幅寸法が等しく、格子のデューティ比は全て50:50である。また、本実施の形態では、格子領域86と格子領域の両側に形成された平坦領域87、88との境界としての2つの段差部が図2(a)に示すように平行に形成されている。
このように構成した回折素子8において、格子領域86は、長さ方向と直交する方向にストライプ状に形成され、半導体レーザ2から出射されたレーザ光は、格子領域86と、平坦領域87、88に跨るように回折素子8に入射する。ここで、半導体レーザ2から出射されたレーザ光のファーフィールドパターンは楕円であり、その長軸方向が溝部81の長さ方向と直交する方向に対応し、短軸方向が溝部81の長さ方向に対応する。また、半導体レーザ2から出射されたレーザ光は、図2(a)に円LLで示す領域が光記録ディスク10への集光に利用される。
(本形態の主な効果)
図3は、本発明の実施の形態1で用いた回折素子を透過前後における0次光の光強度分布の変化を示す説明図であり、回折素子8の平面図を図3(a)に示すとともに、この回折素子8への入射光の光強度分布を、図3(a)に示す回折素子8の方向に対応させて図3(b)、(c)に示すとともに、回折素子8からの出射光の光強度分布を、図3(a)に示す回折素子8の方向に対応させて図3(d)、(e)に示す。図4(a)、(b)はそれぞれ、本発明を適用した光ディスク装置において光記録ディスク上にスポットを形成した様子を示す説明図、および従来の光ディスク装置において光記録ディスク上にスポットを形成した様子を示す説明図である。
図3(a)、(b)、(d)に示すように、本形態の光ディスク装置1において、レーザ光束を回折素子8の溝部81と直交する方向に回折素子を切断したときの光量分布は、回折素子8の透過前後で大きな変化がないのに対して、図3(a)、(c)、(e)に示すようにレーザ光束を回折素子8の溝部81と平行な方向に回折素子を切断したときの光量分布は、回折素子8の透過前後で大きな変化がある。すなわち、回折素子8においては、溝部81の長さ方向における格子領域86は、±1次回折効率が高いのに対して、平坦領域87、88では、±1次回折効率が0であるため、格子領域86から出射される0次光は光強度が大きく低下するのに対して、平坦領域87、88からから出射される0次光は光強度の低下が一切発生しない。従って、0次光のピーク形状は、格子領域で光量が大きく低下した分、図3(c)に矢印Bで示すように、裾野部分が底上げされた形状になる。従って、対物レンズ44に入射する0次光については、NAを大きくしたのと同様な効果を得ることができる。
それ故、光記録ディスク10にメインビームを集光させると、図4(a)に本発明を適用した場合を示し、図4(b)に従来例を示すように、本形態によれば、光記録ディスク10に集光させたメインスポットについてはそのスポット径を小さくできる。それ故、半導体レーザ2から出射されるレーザ光については、パワーが低くても光記録ディスク10への記録を行うことができるので、パワーの節約や低コスト化を図ることができ、かつ、発熱対策が容易となる。
また、本形態では、回折素子8における格子のデューティ比については全て50:50でよいので、高次の回折光の発生を抑えることができる。このため、光記録ディスク10にサブビームを集光させると、本形態では、従来例と比較して、+1次のサブスポットおよび−1次のサブスポットのいずれについてもスポット径が拡大される。従って、トラックとサブビームとの位置精度の公差が広くなるので、光ディスク装置1を製造する際、作業効率の向上を図ることができる。しかも、トラックピッチが相違する光記録ディスク10であっても、トラッキングエラー信号を適正に得ることができる。
さらに、本形態のように光ビームの光束の断面積よりも小さい領域内に格子領域86および平坦領域87、88が来るように回折素子8を配設させることにより3ビーム生成素子として用いた場合であっても、平坦領域87、88は、溝部81の深さ方向における中心位置と同一高さに形成されているため、回折素子の非点収差の発生を確実に防止することができるとともに回折素子8の薄型化が図れる。
[その他の実施の形態]
図5(a)、(b)はそれぞれ、その他の実施の形態1の回折素子の平面図、溝部の長さ方向に沿って回折素子を切断したときの断面図である。また、図6(a)、(b)はそれぞれ、その他の実施の形態2の回折素子の平面図、溝部の長さ方向に沿って回折素子を切断したときの断面図である。なお、以下に説明する他の実施の形態1、2は、基本的な構成が実施の形態1と共通しているので、共通する部分には同一の符号を付して説明する。
図5(a)、(b)および図6(a)、(b)に示すように、その他の実施の形態1、2の光ディスク装置1においても、上記形態と同様、回折素子8の中央には、溝部および突条部が交互に複数配列された格子領域86が形成され、この格子領域86の両側には、表面が平坦に形成された平坦領域87、88が形成されている。
その他の実施の形態1、2の溝部81は、共に、この溝部81を挟む両側の突条部82の上面820から溝部81の底部810に到る深さ寸法dが、溝部81の長さ方向(矢印Lで示す)で同一深さに形成されている。また、溝部81の深さは、溝部81同士の間で同一深さに形成されている。故に、溝部81の深さ方向における中心位置(図5(b)に一点鎖線Cで示す)は、溝部81の長さ方向で同一の高さ位置にあり、溝部81同士の間で同一の高さ位置にある。なお、その他の実施の形態1、2の平坦領域87、88も上記形態と同様、溝部81の深さ方向における中心位置と同一高さに形成されている。
さらに、格子領域86は、いずれの領域でも、溝部81の幅寸法と突条部82の幅寸法が等しく、格子のデューティ比は全て50:50である。但し、その他の実施の形態1の回折素子8では、格子領域86と平坦領域87、88との境界としての2つの段差部が、図5(a)に示すように楕円形状に形成されており、その他の実施の形態2の回折素子8では、格子領域86と平坦領域87、88との境界としての2つの段差部が、図5(a)に示すように円形状に形成されている。
さらにまた、上記形態およびその他の実施の形態1、2では、平坦領域87、88は、溝部81の深さ方向における中心位置と同一高さに形成されている。すなわち、平坦領域87、88は、溝部81の深さ方向における中心位置に対する高さ(nλ)のn=0に相当する高さに形成されているが、平坦領域87、88は、溝部81の深さ方向における中心位置と異なる高さに形成してもよい。すなわち、平坦領域87、88は、溝部81の深さ方向における中心位置に対し入射光の波長(λ)の0を除く整数倍分低く形成してもよいし、反対に高く形成してもよい。
本発明の実施の形態1に係る光ディスク装置の要部の構成を模式的に示す説明図である。 (a)、(b)、(c)はそれぞれ、本発明の実施の形態1で用いた回折素子の平面図、溝部の長さ方向に沿って回折素子を切断したときの断面図、および斜視図である。 本発明の実施の形態1で用いた回折素子を透過前後における0次光の光強度分布の変化を示す説明図である。 (a)、(b)はそれぞれ、本発明を適用した光ディスク装置において光記録ディスク上にスポットを形成した様子を示す説明図、および従来の光ディスク装置において光記録ディスク上にスポットを形成した様子を示す説明図である。 (a)、(b)はそれぞれ、その他の実施の形態1の回折素子の平面図、溝部の長さ方向に沿って回折素子を切断したときの断面図である。 (a)、(b)はそれぞれ、その他の実施の形態2の回折素子の平面図、溝部の長さ方向に沿って回折素子を切断したときの断面図である。
符号の説明
1 光ディスク装置
2 レーザ光源
3 光検出器
10 光記録ディスク
20 光学系
8 回折素子
81 溝部
82 突条部
810 溝部の底部
82 突条部の上面
86 格子領域
87、88 平坦領域

Claims (6)

  1. 表面に溝部および突条部が交互に配列された回折素子であって、
    前記表面には、前記溝部および前記突条部が交互に複数配列された格子領域と前記表面が平坦に形成された平坦領域とを有し、
    前記回折素子への入射光の波長をλとすると、前記平坦領域は、前記溝部の深さ方向における中心位置に対しnλ(ただし、nは整数)の高さに形成されるとともに前記格子領域に対し、前記溝部の長さ方向の両側に形成されていることを特徴とする回折素子。
  2. 請求項1において、前記溝部の深さ方向における中心位置は、当該溝部の長さ方向で同一の高さ位置にあることを特徴とする回折素子。
  3. 請求項1または2において、前記溝部の深さ方向における中心位置は、溝部同士の間で同一の高さ位置にあることを特徴とする回折素子。
  4. 請求項1ないし3のいずれかにおいて、前記格子領域と該格子領域の両側に形成された前記平坦領域との境界としての2つの段差部が、平行に形成されていることを特徴とする回折素子。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに規定する回折素子を備えた光ディスク装置であって、
    レーザ光源と、光検出器と、前記レーザ光源から出射されたレーザ光を光記録ディスクに導く往路および前記光記録ディスクで反射した戻り光を光検出器に導く復路を構成する光学系とを有し、
    前記光学系は、前記回折素子を前記レーザ光源と前記光記録ディスクとの前記往路または前記復路との間に備え、
    前記レーザ光源から出射された光ビームの断面積が前記格子領域より大きいことを特徴とする光ディスク装置。
  6. 請求項5において、前記光学系は、前記回折素子を前記往路の途中位置で前記レーザ光源から出射されたレーザ光から0次光からなるメインビーム、および回折光からなる2つのサブビームを形成する3ビーム生成用素子として備えていることを特徴とする光ディスク装置。
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