JP2006329622A - 蒸気発生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】湯水を循環させつつ蒸気を発生させる蒸気発生装置において、循環路内を清潔に維持し得ると共に排水の安全性の確保等を同時に行い得たり、装置の作動開始直後の湯水の速温化が図れると共に吹き出し等を防止して快適なミスト暖房入浴が可能な蒸気発生装置を提供する。
【解決手段】制御手段により、加熱手段の作動停止後に湯循環手段とファンの作動を所定時間継続させてその循環路内の湯を熱交換促進部材に放散しつつ循環させることにより湯を所定温度まで下げ、その後前記湯循環手段と送風ファンとを停止させ、所定温度以下となった湯を外部に排水する停止処理を行ったり、あるいは、加熱手段の作動開始後にファンを作動させず湯循環手段のみを所定時間作動させ、その循環路内の水を循環させて熱交換促進部材に放散させることにより水を所定温度まで速温化し、その後ファンを作動させて蒸気発生手段で発生した蒸気を蒸気吹出口から吹き出すことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば一般家庭の浴室等に設置されて浴室内に蒸気を発生させ得る蒸気発生装置に係わり、特に蒸気を発生させるための湯を清潔に維持すること等が可能な蒸気発生装置に関する。
従来、浴室内に設置される蒸気発生装置としては、例えば特許文献1あるいは特許文献2に開示されている。特許文献1に開示の蒸気発生装置は、蒸気吹出口と空気吸込口を有する外装体の内部に、複数の湯噴出口を有する湯噴出管と熱交換促進部材及びファンをそれぞれ配置し、湯噴出管の湯噴出口から熱交換促進部材に湯を放散することにより蒸気を発生させ、この蒸気をファンの回転で蒸気吹出口から吹き出すようにしたものである。
そして、この蒸気発生装置101は、一般的に図9に示すように、温水循環回路を有さない給湯機102の給湯口102aに湯噴出管103を配管104を介して接続する。これにより、湯噴出管103から放散される湯が、ファン106の作動で熱交換促進部材107の平行な各薄板107a間を通過する空気を加温加湿して温度上昇させ、この空気の温度上昇に伴い蒸気圧差を生じさせて、湯の一部を蒸発させて蒸気とするようになっており、この蒸気によって浴室内が加温加湿される。
また、特許文献2に開示の蒸気発生装置は、蒸気吹出口と空気吸込口が開口する外装体の内部に、複数の湯噴出口を有する湯噴出管と熱交換促進部材及びファンをそれぞれ配置し、湯噴出管の湯噴出口から熱交換促進部材に湯を放散すると共に、熱交換促進部材の薄板を連結するパイプ状の連結部材の内部に高温水を供給することにより蒸気を発生させ、この蒸気をファンの回転で蒸気吹出口から吹き出すようにしたものである。
そして、この蒸気発生装置101は、一般的に図10に示すように、温水循環回路102bを有する給湯暖房機102の給湯口102aに湯噴出管103を配管104を介して接続すると共に、給湯暖房機102の温水循環回路102bの出口と入口に熱交換促進部材107の連結部材107bの両端を配管108を介して接続することによって設置される。これにより、湯噴出管103から熱交換促進部材107に放散される湯と連結部材107bを流れる湯との熱によって、前者の蒸気発生装置101と同様に蒸気を発生させて浴室内の加温加湿が行えると共に、湯噴出管103から湯を放散させずに連結部材107b内に高温水を循環供給してファン106を作動させることで、浴室内を加湿させずに加温して暖房するようになっている。
特許第2871340号公報 特許第2773014号公報
しかしながら、これらの蒸気発生装置101においては、湯噴出管103から熱交換促進部材107の薄板107a間に放散されて下方に流下する温度が下がった湯を、熱交換促進部材107の下部に配置したドレンパン109で受け、このドレンパン109に設けた排湯口から排水管110を介して、例えば浴室の排水路に排水しているため、湯噴出管103に供給される湯(水)の有効活用を図ることが困難であり、経済的にも省エネルギーの面においても好ましくないという問題点を有している。
また、蒸気の発生に給湯機や給湯暖房機(給湯機102等という)の温水を直接使用しているため、次のような問題点も有している。すなわち、これらの蒸気発生装置101においては、例えば60℃以上の高温水を湯噴出管103に供給する必要があるが、給湯機102等の湯度を高温水に設定すると、一般家庭等において浴室以外の台所や洗面所で使用される給湯機102等の湯温としては不適切となる場合がある。そして、このことは、特に冬季のように浴室内温度が低い場合等において、浴室内を所定温度まで加温加湿しようとすると、給湯機102等から供給される高温水の温度を一層上げる必要があり顕著になり易い。
また、給湯機102等を蒸気発生装置101に応じて個別に操作することが難しいことから、給湯機102等の給湯温度設定や浴室内温度によって蒸気の発生度合いにバラツキが発生し易く、季節に係わらず安定した蒸気の発生状態を得ることが困難になる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その第1の目的は、湯水を循環させつつ蒸気を発生させる蒸気発生装置において、循環路内を清潔に維持し得ると共に排水の安全性の確保等を同時に行い得る蒸気発生装置を提供することにある。また、第2の目的は、湯水を循環させつつ蒸気を発生させる蒸気発生装置において、装置の作動開始直後の湯水の速温化が図れると共に冷風の吹き出し等を防止して快適なミスト暖房入浴が可能な蒸気発生装置を提供することにある。
かかる目的を達成すべく、本発明のうち請求項1に記載の発明は、加熱手段を有する熱交換促進部材に、湯噴出管の湯噴出口から所定温度の湯を放散することにより蒸気を発生させ、該蒸気をファンの作動によって蒸気吹出口から吹き出す蒸気発生手段と、該蒸気発生手段の湯噴出管から放散された湯を回収して前記湯噴出管に戻す湯循環手段と、前記蒸気発生手段及び湯循環手段の作動を制御する制御手段と、を備えた蒸気発生装置であって、前記制御手段は、前記加熱手段の作動停止後に前記湯循環手段と前記ファンの作動を所定時間継続させてその循環路内の湯を前記熱交換促進部材に放散しつつ循環させることにより前記湯を所定温度まで下げ、その後前記湯循環手段と前記送風ファンとを停止させて、前記所定温度以下となった湯を外部に排水する停止処理を行うことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、加熱手段を有する熱交換促進部材に、湯噴出管の湯噴出口から所定温度の湯を放散することにより蒸気を発生させ、該蒸気をファンの作動によって蒸気吹出口から吹き出す蒸気発生手段と、該蒸気発生手段の湯噴出管から放散された湯を回収して前記湯噴出管に戻す湯循環手段と、前記蒸気発生手段及び湯循環手段の作動を制御する制御手段と、を備えた蒸気発生装置であって、前記制御手段は、前記加熱手段の作動開始後に前記ファンを作動させず前記湯循環手段のみを所定時間作動させ、その循環路内の水を循環させて前記熱交換促進部材に放散させることにより前記水を所定温度まで速温化し、その後前記ファンを作動させて前記蒸気発生手段で発生した蒸気を蒸気吹出口から吹き出すことを特徴とする。
本発明の請求項1に記載の発明によれば、制御手段により、加熱手段の作動停止後に湯循環手段とファンの作動を所定時間継続させてその循環路内の湯を熱交換促進部材に放散しつつ循環させることにより所定温度まで下げ、その後湯循環手段と送風ファンとを停止させて所定温度以下となった湯を外部に排水する停止処理を行うため、湯循環手段内のゴミ等を除去しつつこのゴミ等を湯水と共に外部に排水できて、循環路内を清潔に維持することができると共に、蒸気発生に使用した湯水の効率的な温度低下を図りつつ所定温度以下の湯水の排水により排水の安全性を十分に確保すること等ができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、制御手段により、加熱手段の作動開始後にファンを作動させず湯循環手段のみを所定時間作動させ、その循環路内の水を循環させて熱交換促進部材に放散させることにより水を所定温度まで速温化し、その後ファンを作動させて蒸気発生手段で発生した蒸気を蒸気吹出口から吹き出すため、装置の作動開始直後の熱交換促進部材のみへの放散で湯水の速温化を図ることができると共に、ファンの停止により冷風の吹き出しを防止することができる等、快適なミスト暖房入浴が可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図9は、本発明に係わる蒸気発生装置の一実施例を示し、図1がその基本的構成を示す概念図、図2がその概略縦断面図、図3が熱交換促進部材の斜視図、図4が蒸気発生装置の浴室への設置状態を示す概略斜視図、図5が制御系のブロック図、図6〜図9がその動作の一例を示すフローチャートである。
図1において、蒸気発生装置1は、蒸気発生手段2と、この蒸気発生手段2で使用する湯(温水HW1という)を循環させる湯循環手段3と、この湯循環手段3に水や湯(水等Wという)を供給(補給)する水等供給手段4と、前記湯循環手段3内の温水HW1を外部に排水する排水手段5と、これらを制御する制御手段6等で構成されている。
前記蒸気発生手段2は、熱交換促進部材7と、この熱交換促進部材7に温水を放散する湯噴出管8と、発生した蒸気等を所定方向に送風するファン9等を有し、後述する如く湯噴出管8から熱交換促進部材7に放散された温水HW1により蒸気を発生させ、この蒸気を制御手段6の制御信号で回転するファン9により、所定方向に送風(吹き出す)ようになっている。
そして、蒸気発生装置1は、図2に示すように、例えば樹脂で箱型に形成された外装体10を有し、この外装体10の傾斜した前面上部には空気吸込口11が形成されると共に、その下部には蒸気吹出口12が形成されている。また、外装体10の内部には、空気吸込口11に対向して熱交換促進部材7が外装体10の前面と略平行に傾斜して配置されると共に、この熱交換促進部材7の前面上端部に湯噴出管8が配置され、さらに熱交換促進部材7の後方側の下部にはファン9が配置されている。なお、熱交換促進部材7の下部には、後述する湯回収手段としてのドレンパン13が設けられ、ファン9の下部には蒸気吹出口12方向に向けて吹出流路14が形成されている。
また、蒸気発生手段2の前記熱交換促進部材7は、図3に示すように、横方向に所定間隔を有して略平行に配置された多数枚の薄板15と、この薄板15を横方向に連結する円形金属パイプからなる連結部材16と、この連結部材16を支える左右一対の支持部材17等で構成されている。なお、薄板15、連結部材16及び支持部材17は、例えばステレンススチール、アルミニウム、銅等の熱伝導率の高い金属材で形成され、連結部材16は、1本のパイプを上部から下部に向け連続させて蛇行状に折り曲げ形成され、その両端開口部が例えば図3の右側に指向している。
そして、この連結部材16の例えば上部側の開口部には、図1及び図3に示すように、給湯暖房機19の出口20bに配管21で接続され、下部側の開口部は給湯暖房機19の入口20aに配管22で直接接続されている。なお、給湯暖房機19は、高温水循環回路20、ポンプ23、バーナ24及びリモコン44が接続された制御回路25、図示しない給湯口等を有し、制御回路25によってバーナ24やポンプ23を制御することにより、制御回路25で設定された所定温度の温水(高温水HW2という)を熱交換促進部材7の連結部材16内に循環供給することにより、熱交換促進部材7を加熱するようになっている。
また、蒸気発生手段2の前記湯噴出管8は、ステンレススチール等の金属パイプによって形成され、その軸方向に沿って所定間隔で複数の湯噴出口8a(図2参照)が下方に指向するように穿設されており、その湯噴出口8aから噴出される温水HW1が熱交換促進部材7の前面上端部の薄板15上に放散され得るように配置されている。前記ファン9は、例えばシロッコファン等で構成され、図示しないファンモータが回転することにより、図2の矢印イ方向に回転して、熱交換促進部材7から発生する蒸気を矢印ハの如く吹出流路14を介して送風するようになっている。
前記湯循環手段3は、図1に示すように、熱交換促進部材7の下部に配置されて該促進部材7に放散された温水HW1を回収する前記ドレンパン13と、このドレンパン13の排出口13aと湯噴出管8の湯供給口8bとの間の配管27の途中に連結された循環ポンプ28等を有し、制御手段6の制御信号で循環ポンプ28が作動することにより、ドレンパン13に回収した温水HW1を再び湯噴出管8に戻すようになっている。
また、前記水等供給手段4は、水等供給源29と、この水等供給源29と前記ドレンパン13との間の配管30に配置された給水電磁弁31等で構成され、制御手段6の制御信号で給水電磁弁31が開くことにより、水等供給源29から所定量の水等Wをドレンパン13内に供給(補給)するようになっている。なお、水等供給源29としては、水道の蛇口を使用し水等Wとして水をそのまま利用することもできるし、給湯暖房機19や各種給湯機の給湯口を使用し水等Wとして湯を利用することもできる。
さらに、前記排水手段5は、湯循環手段3のドレンパン13の排出口13aと外部排水口32との間の配管33に配置された排水電磁弁34等を有し、制御手段6の制御信号で排水電磁弁34が開くことにより、ドレンパン13内の温水HW1を外部に排水するようになっている。
前記制御手段6は、図1及び図5に示すように、マイコン等を有する制御回路35と電源回路36及びリモコン37等を備え、制御回路35の入力側には、前記ドレンパン13に設けられて該ドレンパン13内の温水HW1の温度を検知する水温センサ38、ドレンパン13内の温水HW1の水位を検知する水位センサ39、及び蒸気発生装置1が設置される例えばユニットバスルーム41内の室温を検知する室温センサ40等のセンサ群が接続されると共に、有線もしくは無線で操作可能なリモコン37が接続され、制御回路35の出力側には前記循環ポンプ28や各種電磁弁31、34等が接続されている。
また、蒸気発生装置1の制御回路35は、給湯暖房機19の制御回路25と、例えば双方向通信回線42によって電気的に接続されると共に、蒸気発生装置1の電源回路36が給湯暖房機19の電源回路43から電力を供給され得るよう接続されている。これにより、蒸気発生装置1のリモコン37で給湯暖房機19の電源のオン・オフ操作や各種の運転操作等が可能になると共に、給湯暖房機19のリモコン44でも蒸気発生装置1の電源のオン・オフや各種の運転操作が可能になるように構成されている。
なお、蒸気発生装置1と給湯暖房機19の各制御回路35、25の接続構造はこの例に限らず、それぞれ個別に配置して個別に操作することもできるし、図5の二点鎖線で示すように、電源回路36、43のみを蒸気発生装置1と給湯暖房機19で共用する接続構造を採用することもできる。
そして、この蒸気発生装置1は、例えば図4に示すように、浴室を形成するユニットバスルーム41の洗い場46のカウンタ47内部に設置される。この場合のユニットバスルーム41は、壁パネル48と天井パネル49等によって略箱状に形成され、内部の防水パン上にはバスタブ50が設置されると共に洗い場46が設けられ、この洗い場46の壁パネル48側に前記カウンタ47が設けられ、また天井パネル49には浴室換気扇51が設けられている。
また、図2に示すように、上面壁47aと前面壁47bからなるカウンタ47の前面壁47bは、その上部に空気導入口52が形成された状態で取付金具53等によって上面壁47aに取り付けられると共に、その下部には蒸気発生装置1の前記蒸気吹出口12に対応した吹出口54が設けられている。この空気導入口52から矢印ニの如くカウンタ47内部に導入された空気が、蒸気発生装置1の空気吸込口11から該装置1内に矢印ロの如く吸い込まれ、またファン9によって送風された蒸気が蒸気吹出口12及び吹出口54から矢印ハの如く洗い場46内に吹き出されるようになっている。
なお、蒸気発生装置1のカウンタ47への配置構造はこの例に限定されず、前記取付金具53等を使用することなく、例えば上面壁47aと前面壁47bが一体成形されたカウンタ47の、前面壁47bの所定位置に空気導入口52を形成し、この空気導入口52後方のカウンタ47の内部に蒸気発生装置1を配置したり、蒸気発生装置1を浴槽エプロン57の内部に配置する等、他の適宜の配置構造を採用することができる。そして、この時、蒸気発生装置1をカウンタ47や浴槽エプロン57内部に設置することで、該装置1がユニットバスルーム41内に露出することがなくなり、ユニットバスルーム41内部の意匠的価値(デザイン性)の低下が防止されている。
次に、この蒸気発生装置1の動作の一例を図6〜図8のフローチャートに基づいて説明する。なお、これらのフローチャートは前記制御回路35のマイコン等に予め記憶されたプログラムによって自動的に実行される。図6は、基本的な動作の流れを示すもので、先ずこれについて説明する。
図6において、プログラムが開始(S101)されると、前記リモコン37に設けられた例えばミストスイッチ等の蒸気発生装置1を作動させ得る電源SWがオンしたか否かが判断(S102)され、この判断S102は「YES」になるまで繰り返される。そして、入浴者が蒸気発生装置1を作動させユニットバスルーム41に加温加湿状態で入浴しようとして電源SWをオンすると、判断S102で「YES」となって、湯循環手段3の循環路内(以下、湯循環手段3内という)に水等Wを供給する水等供給処理(S103)を行う。
そして、この水等供給処理S103の後に、給湯暖房機19の高温水HW2を熱交換促進部材7の連結部材16内に循環させる高温水循環処理(S104)を行うと共に、湯循環手段3内に所定温度の温水HW1を循環させて蒸気(ミストも含む)発生させると共に発生する蒸気の温度等を制御する蒸気温度制御(S105)を行う。この蒸気温度制御S105は、前記電源SWがオフされるまでの間繰り返して行われ(S106)、入浴者がユニットバスルーム41から出ようとして電源SWをオフすると、判断S106「YES」となって、停止処理(S107)を行った後に一連のプログラムを終了(S108)する。
前記水等供給処理S103は、図7に示すように、先ず制御回路35の制御信号により給水電磁弁31を開いて(S201)、水等供給源29から水等Wをドレンパン13内に供給し、その後制御回路35の制御信号により循環ポンプ28をオン(S202)させてドレンパン13内に供給された水等Wを湯循環手段3内で循環させる。水等Wが湯循環手段3内を循環し始めたらドレンパン13内の水位が前記水位センサ39で検知(S203)されて、その値が所定値か否かが判断(S204)される。この判断S204は「YES」になるまで繰り返され、水位が所定値に達した時点で「YES」となって制御回路35の制御信号により給水電磁弁31を閉じる(S205)。
これにより水等供給処理S103が実行され、この水等供給処理S103が実行されている間は、循環ポンプ28はオンするもののファン9は停止状態とされており、ファン9の回転による冷風が、ユニットバスルーム41の吹出口54から洗い場46内に吹き出されることはなく、例えば入浴者が電源SWをオンした際、すなわち蒸気発生装置1の作動開始直後に入浴者が冷風を浴びること等が確実に防止される。
そして、水等供給処理S103が終了した時点か所定の水位まで水が供給された時点で、前記高温水循環処理S104が実行される。この高温水循環処理S104は、給湯暖房機19を作動(S301)させ、その制御回路25により高温水循環回路20の湯を高温水HW2に設定すると共にポンプ23を作動させ、熱交換促進部材7の連結部材16内に高温水HW2を循環させることによって行う。
これにより、給湯暖房機19で加熱された例えば80℃以上の高温水HW2が、熱交換促進部材7の連結部材16内に供給されて、該連結部材16の温度が所定温度まで上昇させられる。この時、蒸気発生装置1の制御回路35と給湯暖房機19の制御回路25とが双方向通信回線42で接続されていることから、蒸気発生装置1のリモコン37で給湯暖房機19を制御できて、操作性の向上が図れることになる。
熱交換促進部材7の連結部材16内に高温水HW2を循環させる高温水循環処理S104が実行されると、湯循環手段3内を循環している水等Wが次のように所定温度まで上昇して温水HW1となる。すなわち、連結部材16に高温水HW2が循環されると連結部材16及び薄板15が温度上昇されて、この温度によって薄板15上に放散される水等Wが温度上昇され、これが湯循環手段3内を循環することで、水等Wの温度が除々に上昇して高温水HW2の温度に応じた所定温度の温水HW1となる。
この水等供給処理S103から高温水循環処理S104において、電源SWをオンしてから所定時間循環ポンプ28がオンして温水HW1が湯循環手段3内を循環すると共にファン9が停止状態とされていることから、湯循環手段3内の水が素早く(例えば後述する1分以内に)所定温度の温水HW1となる速温化が図れて、この所定温度(例えば60℃)以上の温水HW1によって、水等Wに含まれていた雑菌が殺菌され清潔な温水HW1が得られることになる。
そして、水等Wが温水HW1となった時点で前記蒸気温度制御S105が行われる。この蒸気温度制御S105は、先ず例えば前記ステップS202の循環ポンプ28のオン開始からの時間が所定時間t1経過したか否かが判断(S401)される。この判断S401における所定時間t1とは、水等供給手段4から湯循環手段3内に供給された水等Wが蒸気を発生させかつ殺菌作用が得られる温度の温水HW1となるのに必要な時間であり、例えば水等供給源29が通常の水道水の場合には1分以内の所定時間となる。
そして、所定時間t1が経過すると判断S401で「YES」となって、制御回路35の制御信号でファン9を回転(S402)させる。このファン9の回転により、例えばカウンタ47の前面壁47bの空気導入口52からカウンタ47内部に導入されたユニットバスルーム41内の空気が、蒸気発生装置1の外装体10の空気吸込口11から吸い込まれ、これが熱交換促進部材7の薄板15間を通過することにより、次のようにして蒸気が発生する。
すなわち、熱交換促進部材7の連結部材16に循環供給されている高温水HW2で連結部材16自体が所定温度まで上昇させられると共に、この連結部材16に固定されている薄板15もその表面が所定温度まで上昇させられる。また、この温度上昇された薄板15上に湯噴出管8から放散され下方に流下する温水HW1が、各薄板15間を通過する前記空気を加温加湿して温度上昇させる状態となり、この空気の温度上昇に伴い蒸気圧差が生じ、放散された温水HW1の一部が蒸発して蒸気を発生することになる。この発生した蒸気が回転しているファン9による送風で、吹出流路14から蒸気吹出口12と吹出口54を介してユニットバスルーム41の洗い場46内に吹き出される。
そして、この発生した蒸気がユニットバスルーム41内に吹き出されると、ユニットバスルーム41内の空気が加湿加温されてその温度が上昇し、この温度Tiが室温センサ40で検知(S403)され、この検知された室温Tiが予めマイコンに記憶してある下限基準温度Td以下か否かが判断(S404)される。この判断S404で「NO」の場合、すなわち室温Tiが下限基準温度Tdを超えてる場合は、検知した温度Tiがマイコンに記憶してある上限基準温度Tu未満か否かが判断(S405)される。
判断S404で「YES」の場合、すなわち室温Tiが下限基準温度Tdに達していない場合は、循環ポンプ28と給湯暖房機19のポンプ23を共にオン(S407)状態に維持して、蒸気発生装置1からの蒸気の発生(吹き出し)を続行させる。また、判断S405で「YES」の場合、すなわち室温Tiが下限基準温度Tdを超えかつ上限基準温度Tu未満の場合には、室温Tiが所定温度範囲内にあると判定して循環ポンプ28とポンプ23の作動を共に停止させてオフ(S406)状態とさせる。この両ポンプ28、23のオフより、蒸気発生装置1からの蒸気の発生(吹き出し)が停止される。
そして、ステップS406、S407で両ポンプ28、23のオン・オフ状態が制御されると、前記判断S106に移り電源SWがオフしたか否かが判断され、この判断S106で「NO」の場合はステップS403に戻り、再び室温Tiを検知し、この検知温度Tiに基づいて、前述したと同様に、循環ポンプ28とポンプ23の作動が制御される。つまり、検知した室温Tiに応じて両ポンプ28、23がオン・オフ制御されて、ユニットバスルーム41内の温度が所定温度に維持されることになる。
このようにして蒸気温度制御S105が実行され、入浴者がユニットバスルーム41から出ようとして電源SWをオフすると、判断S106で「YES」となり前記停止処理S107が実行される。この停止処理S107は、図8に示すように、先ず、給湯暖房機19のポンプ23等をオフすることにより停止(S501)状態とし、湯循環手段3内の温水HW1の温度をドレンパン13に配置した水温センサ38で検知(S502)し、この検知温度T2と制御回路35のマイコンに予め記憶してある排水基準温度Tsとを比較して、検知温度T2が排水基準温度Ts以下か否かが判断(S503)される。
この判断S503は「YES」になるまで繰り返され、所定時間経過することで温水HW1の温度T2が排水基準温度Ts以下に下がると、判断S503で「YES」となり、循環ポンプ28を停止(S504)させ、この循環ポンプ28の停止と略同時にファン9を停止(S505)させる。
そして、循環ポンプ28とファン9の停止後に、排水電磁弁34を作動させて開き(S506)、所定時間t2が経過したか否かが判断(S507)される。この所定時間t2とは、湯循環手段3内の温水HW1を略全て排水し得るように予め設定した時間であり、この判断S507で「YES」となった時点で、湯循環手段3内の温水HW1が、排水手段5の外部排水口32から蒸気発生装置1の外部である例えばユニットバスルーム41の排水孔等に排水される。
つまり、停止処理S107により、蒸気発生に使用した温水がHW1が、湯循環手段3内を循環して熱交換促進部材7に放散されつつ、その温度が排水基準温度Ts以下まで積極的に低下させられることになる。この循環時に、熱交換促進部材7に温水が循環供給されていないことから、該熱交換促進部材7の薄板15の温度が短時間に低くなり、この薄板15への放散あるいは循環ポンプ28の作動により、湯循環手段3内の温水HW1が流動(攪拌)状態で効率的に冷却されて、該温水Hw1の温度が所定温度まで比較的短時間に低下することになる。
そして、この排水時に、排水される温水HW1の温度が排水基準温度Ts以下になっていることから、排水時の安全性が確保されると共に、排水管の熱による疲労をも防止することができる。また、停止処理S107において、所定時間循環ポンプ28が作動して温水HW1を循環しつつ外部に排出することから、ゴミ等を除去しつつ排出でき、蒸気発生装置1の運転完了後の湯循環手段3内に蒸気発生に使用した温水HW1が残留することがなくなって、湯循環手段3内を常に清潔な状態として、次に運転する場合の清潔さが容易に確保される。
なお、以上のフローチャートは一例であって、ミスト量やスチーム量等の蒸気の量を制御するフローを追加したり、蒸気発生装置1の使用中で、循環する温水HW1が蒸気に蒸発することでその湯量が所定量まで減少した場合等に、水等供給手段4により水等Wを適宜に補給するフローを追加することができる。また、高温水循環処理S104を行った後に水等供給処理S103を行ったり、水等供給処理S103と高温水循環処理S105を併行して行うフローとすることもできる。
このように、上記実施例の蒸気発生装置1にあっては、蒸気発生手段2の熱交換促進部材7の上部に配置される湯噴出管8から放散され下部に流下する温水HW1を、熱交換促進部材7の下部に配置したドレンパン13で回収すると共に、このドレンパン13と湯噴出管8との間に設けた配管27や循環ポンプ28で湯噴出管8に再び戻すことができるため、蒸気発生に使用される温水HW1を従来のように外部にそのまま排水することがなくなり、温水HW1の再利用が図れて水資源の有効活用が可能になる。この水の有効活用によって、一般家庭等において、水道料金の低減化や給湯暖房機19の燃料代の低減化を図ることができる。
また、水等供給手段4から供給(補給)された水等Wを湯循環手段3によって湯噴出管8に再び戻すことで、温水HW1の流路と熱交換促進部材7の連結部材16内に循環供給される高温水HW2の流路とが完全な別流路に形成されるため、温水HW1と高温水HW2をそれぞれ個別に制御でき、各温水HW1、HW2の温度を高精度に維持して、例えば冬季のユニットバスルーム41内の温度が低い場合等であっても、その温度に応じた温水HW1等が容易に得られて、季節等に係わらず蒸気の安定した発生状態を得ることができる。その結果、例えば蒸気による暖まり方の程度の認識違いに基づくユーザーの誤解等の発生を防止することが可能になる。
さらに、制御手段6によって、電源SW(ミストスイッチ等)がオンした際、すなわち蒸気発生装置1の作動開始直後に、所定時間ファン9を作動させずに湯循環手段3のみを作動させることができるため、ミストスイッチオン時の冷風の吹出しを防止することができると共に、湯循環手段3内を循環する温水HW1を冷風で冷やすことがなくなり温水HW1の速温化が可能になり、かつ所定時間温水HW1を循環させることで、水等Wに含まれる雑菌を殺菌した状態で放散できて、清潔な蒸気をユニットバスルーム41内に吹き出すことが可能になる。
また、電源SWがオフした際に、制御手段6によって所定温度の温水HW1が所定時間湯循環手段3内を循環して、温水HW1が所定温度以下になった場合に排水手段5により外部に排水する停止処理S107を行うため、ゴミ等を除去しつつ外部に排出できたり、温水HW1の残留による雑菌の増殖が確実に防止される等、蒸気発生装置1を次に使用する場合の循環路内の清潔さを維持でき、結果として前記電源SWのオン時の殺菌作用と合わせ、常に清潔な温水HW1による清潔な蒸気を発生させることが可能になる。また、排水温度が所定温度未満に設定されることから、排水時の安全性も十分な確保することができる。
また、上記実施例によれば、次のような付随的な作用効果を得ることができる。すなわち、湯循環手段3がドレンパン13等の湯回収部材、循環ポンプ28、水等供給手段4及び排水手段5等によって形成され、例えば従来の湯噴出管や連結部材に対する配管構造を変更すること等で対応できるため、湯循環手段3自体の構成の簡素化を図ることができると共に、従来製品に大きな設計変更を行うことなく対応できる等、安価な蒸気発生装置1を得ることが可能になる。
また、湯噴出管8による温水HW1の放散を制御回路35で制御できると共に、高温水HW2の循環が制御回路25によって制御できるため、連結部材16に高温水HW2を循環供給して湯噴出管8からは温水HW1を噴射させない状態に設定することでドライな加温運転が行え、また連結部材16に高温水HW2を循環供給して湯噴出管8から温水HW1を放散することで加温加湿運転を行うことができると共に、これらの切り換えを容易に行うことができて、蒸気発生装置1の使い勝手の向上を図ることができる。
特に、この蒸気発生装置1をユニットバスルーム41内に設置し、この蒸気発生装置1や給湯暖房機19と例えばユニットバスルーム41の天井パネル49に配置される浴室換気扇51とを、制御回路35、25等により関連付けて作動させれば、ユニットバスルーム41内にミスト、スチーム、ドライの暖房状態、サウナ状態、あるいは衣類等の乾燥状態等を容易に創出することができて、ユニットバスルーム41の使用に係わる付加価値を大幅に高めることが可能になる。
また、蒸気発生手段2及び湯循環手段3を制御する制御回路35と、蒸気発生手段2の連結部材16に高温水HW2を供給する給湯暖房機19の制御回路25が双方向通信回線42によって接続されているため、例えば制御回路35で給湯暖房機19を制御することができて、制御自体の重複を省いてその構成の簡略化を図り、蒸気発生装置1を一層コスト安価に形成することができると共に、例えば蒸気発生装置1の電源を給湯暖房機19から配線すること等により、配線構造の簡素化が図れたり蒸気発生装置1の使い勝手の一層の向上を図ることが可能になる。
またさらに、制御手段6が水位センサ39等の検知値に基づいて水等供給手段4による水等Wの供給量を制御し得るため、湯循環手段3内における温水HW1の循環量を所定に維持することができて、常に所定量で所定温度の温水HW1を湯噴出管8から熱交換促進部材7上に放散することができて、蒸気の発生状態を一層安定させることができる。これらのことから、所望形態の蒸気を容易に発生させかつ使い勝手に優れた蒸気発生装置1を得ることが可能になり、特に多様化が要求されるユニットバスルーム41に適用することで、入浴の快適性と使い勝手の向上を同時に図ること等ができる。
なお、上記実施例においては水等供給手段4として、水等供給源29に接続された給水電磁弁31を有する配管33を使用したが、本発明はこれに限定されず、例えば給湯暖房機19の出口20bに給湯電磁弁を配置した配管を接続し、この配管の開口部をドレンパン13上に位置させて、給湯暖房機19の高温水HW2や温水を前記温水HW1として使用することもできる。この場合は、電源SWのオンと略同時に所定温度の温水HW1を湯循環手段3内に循環させることができて、蒸気をより素早く発生させることが可能になる。
また、上記実施例においては、湯循環手段3の配管27をドレンパン13と湯噴出管8との間に設けることで、熱交換促進部材7から流下する温水HW1を該配管27で直接湯噴出管8に戻す構成としたが、例えば配管27の途中に給湯暖房機19や他の給湯機等を介在させて、熱交換促進部材7から流下する温水HW1を間接的に湯噴出管8に戻す構成とすることもできる。
さらに、上記実施例におけるユニットバスルーム41の形態や、蒸気発生装置1の外装体10の形状、熱交換促進部材7自体の形状や湯噴出管8の配置関係等は一例であって、例えば湯噴出管8を複数のノズル形式で構成し、これをその前面が略垂直に配置された熱交換促進部材7の上部に所定距離隔てて配置したり、熱交換促進部材7の形状を比較的幅の狭い横長や縦長に形成する等、本発明に係わる各発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜に変更することができる。
本発明は、浴室のカウター内部に設置される蒸気発生装置に限らず、浴室の天井や天井と壁パネル上部のコーナ部に設置される蒸気発生装置、あるいはサウナルーム等に設置される蒸気発生装置にも適用できる。
本発明に係わる蒸気発生装置の一実施例の基本的構成を示す概念図 同その概略縦断面図 同その熱交換促進部材の斜視図 同その浴室への設置状態を示す斜視図 同その制御系のブロック図 同その基本的動作の一例を示すフローチャート 同その具体的動作を示すフローチャート 同その具体的動作を示す他のフローチャート 従来の蒸気発生装置の使用形態を示す概念図 従来の蒸気発生装置の他の使用形態を示す概念図
符号の説明
1・・・蒸気発生装置、2・・・蒸気発生手段、3・・・湯循環手段、4・・・水等供給手段、5・・・排水手段、6・・・制御手段、7・・・熱交換促進部材、8・・・湯噴出管、8a・・・湯噴出口、9・・・ファン、11・・・空気吸込口、12・・・蒸気吹出口、13・・・ドレンパン、13a・・・排出口、15・・・薄板、16・・・連結部材、19・・・給湯暖房機、20・・・高温水循環回路、23・・・ポンプ、25・・・制御回路、27・・・配管、28・・・循環ポンプ、29・・・水等供給源、35・・・制御回路、36・・・電源回路、 37・・・リモコン、41・・・ユニットバスルーム、42・・・双方向通信回線、46・・・洗い場、47・・・カウンタ

Claims (2)

  1. 加熱手段を有する熱交換促進部材に、湯噴出管の湯噴出口から所定温度の湯を放散することにより蒸気を発生させ、該蒸気をファンの作動によって蒸気吹出口から吹き出す蒸気発生手段と、該蒸気発生手段の湯噴出管から放散された湯を回収して前記湯噴出管に戻す湯循環手段と、前記蒸気発生手段及び湯循環手段の作動を制御する制御手段と、を備えた蒸気発生装置であって、
    前記制御手段は、前記加熱手段の作動停止後に前記湯循環手段と前記ファンの作動を所定時間継続させてその循環路内の湯を前記熱交換促進部材に放散しつつ循環させることにより前記湯を所定温度まで下げ、その後前記湯循環手段と前記送風ファンとを停止させて、前記所定温度以下となった湯を外部に排水する停止処理を行うことを特徴とする蒸気発生装置。
  2. 加熱手段を有する熱交換促進部材に、湯噴出管の湯噴出口から所定温度の湯を放散することにより蒸気を発生させ、該蒸気をファンの作動によって蒸気吹出口から吹き出す蒸気発生手段と、該蒸気発生手段の湯噴出管から放散された湯を回収して前記湯噴出管に戻す湯循環手段と、前記蒸気発生手段及び湯循環手段の作動を制御する制御手段と、を備えた蒸気発生装置であって、
    前記制御手段は、前記加熱手段の作動開始後に前記ファンを作動させず前記湯循環手段のみを所定時間作動させ、その循環路内の水を循環させて前記熱交換促進部材に放散させることにより前記水を所定温度まで速温化し、その後前記ファンを作動させて前記蒸気発生手段で発生した蒸気を蒸気吹出口から吹き出すことを特徴とする蒸気発生装置。
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WO2023228478A1 (ja) * 2022-05-27 2023-11-30 Cbc株式会社 加熱装置

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