JP2006327501A - 乗り物用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】 ばね手段による付勢力が双方のスライドレールに加わっても、摩擦力の増大とならない乗り物用シートを提供すること。
【解決手段】 アウタ側スライドレール3の固定レール11には、該スライドレール3の可動レール12側に第1オーバーハング部材31を張り出し形成し、前記アウタ側スライドレール3の可動レール12には、第1オーバーハング部材31と可動レール12との間に第2オーバーハング部材32を張り出し形成し、該第1オーバーハング部材31及び第2オーバーハング部材32の一方に回転自在に軸支したローラ35が、前記第1オーバーハング部材31及び第2オーバーハング部材32の他方に常時接触してなる。
【選択図】 図4

Description

この発明は、スライド機構を備え、かつ左右側に回動できる折畳み式の乗り物用シートに関する。
この種の乗り物用シートは、例えば多目的乗用車に適用されている。すなわち、多目的乗用車では、後部側のシートを車体の側壁側に折り畳み、後部スペースを有効に確保したものがある。
つまり、かかる乗り物用シートは、シートクッションがその下面側にインナ側支持脚部を折り畳んだ状態でアウタ側支持脚部のピボットを介して車室内の壁部側に跳ね上げて収納可能であると共にアウタ側スライドレール及びインナ側スライドレールを介して前後方向にスライド可能に構成されている。前記アウタ側支持脚部には、シートクッションの跳ね上げの際に跳ね上げ方向にばね付勢するばね手段が取り付けられている。シートクッションを、使用状態から車室内の壁部側に跳ね上げて収納する際は、ばね付勢力を加味することができるので、折り畳み収納時の跳ね上げをばね付勢を伴って行うことができ、収納操作の容易化を達成できるし、跳ね上げ力を軽減することができる(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−96633号公報
しかしながら、かかる乗り物用シートにおいては、ばね手段による付勢力が常時双方のスライドレールに加わっているので、スライドレールの固定レールと可動レールとの間の摩擦力が増し、摺動抵抗となるおそれがあり、摩擦力が増大する側のレール間の隙間の管理などに多大な工数を必要とするおそれがある。
そこで、本発明は、かかるばね手段による付勢力が双方のスライドレールに加わっても、摩擦力の増大とならない乗り物用シートを提供することを目的としている。
前記した目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、シートクッションがその下面側にインナ側支持脚部を折り畳んだ状態でアウタ側支持脚部のピボットを介して車室内の壁部側に跳ね上げて収納可能であると共にアウタ側スライドレール及びインナ側スライドレールを介して車体の前後方向に適宜スライド可能であり、前記アウタ側支持脚部には、前記シートクッションの跳ね上げの際に跳ね上げ方向にばね付勢するばね手段が取り付けられている乗り物用シートにおいて、前記アウタ側スライドレールの固定レールには、該スライドレールの可動レール側に第1オーバーハング部材を張り出し形成し、前記アウタ側スライドレールの可動レールには、前記第1オーバーハング部材と前記可動レールとの間に第2オーバーハング部材を張り出し形成し、該第1オーバーハング部材及び第2オーバーハング部材の一方に回転自在に軸支したローラが、前記第1オーバーハング部材及び第2オーバーハング部材の他方に常時接触してなることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、シートクッションがその下面側にインナ側支持脚部を折り畳んだ状態でアウタ側支持脚部のピボットを介して車室内の壁部側に跳ね上げて収納可能であると共にアウタ側スライドレール及びインナ側スライドレールを介して車体の前後方向に適宜スライド可能であり、前記アウタ側支持脚部には、前記シートクッションの跳ね上げの際に跳ね上げ方向にばね付勢するばね手段が取り付けられている乗り物用シートにおいて、前記インナ側スライドレールの固定レールには、該スライドレールの可動レール側に第3オーバーハング部材を張り出し形成し、前記インナ側スライドレールの可動レールには、第3オーバーハング部材側に第4オーバーハング部材を張り出し形成し、該第3オーバーハング部材及び第4オーバーハング部材の一方に回転自在に軸支したローラが、前記第3オーバーハング部材及び第4オーバーハング部材の他方に常時接触してなることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の乗り物用シートであって、前記ローラは、真円の外周面を有し、その中心軸が前記第2オーバーハング部材の下端部に軸支された状態で、前記外周面が前記第1オーバーハング部材の自由端部の内面に当接してなることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の乗り物用シートであって、前記ローラは、真円の外周面を有し、その中心軸が前記第3オーバーハング部材の上端部に軸支された状態で、前記外周面が前記第4オーバーハング部材の自由端部の下面に当接してなることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、前記アウタ側スライドレールの固定レールには、該スライドレールの可動レール側に第1オーバーハング部材を張り出し形成し、前記アウタ側スライドレールの可動レールには、前記第1オーバーハング部材と前記可動レールとの間に第2オーバーハング部材を張り出し形成し、該第1オーバーハング部材及び第2オーバーハング部材の一方に回転自在に軸支したローラが、前記第1オーバーハング部材及び第2オーバーハング部材の他方に常時接触してなるため、ばね手段による付勢力が、第1オーバーハング部材及び第2オーバーハング部材の一方に回転自在に軸支したローラが、前記第1オーバーハング部材及び第2オーバーハング部材の他方に常時接触することで、双方のスライドレールに加わらないようになり、摩擦力の増大とならない。
請求項2に記載の発明によれば、前記インナ側スライドレールの固定レールには、該スライドレールの可動レール側に第3オーバーハング部材を張り出し形成し、前記インナ側スライドレールの可動レールには、第3オーバーハング部材側に第4オーバーハング部材を張り出し形成し、該第3オーバーハング部材及び第4オーバーハング部材の一方に回転自在に軸支したローラが、前記第3オーバーハング部材及び第4オーバーハング部材の他方に常時接触してなるため、ばね手段による付勢力が、第3オーバーハング部材及び第4オーバーハング部材の一方に回転自在に軸支したローラが、前記第3オーバーハング部材及び第4オーバーハング部材の他方に常時接触することで、双方のスライドレールに加わらないようになり、摩擦力の増大とならない。
請求項3に記載の発明によれば、前記ローラは、真円の外周面を有し、その中心軸が前記第2オーバーハング部材の下端部に軸支された状態で、前記外周面が前記第1オーバーハング部材の自由端部の内面に当接してなるため、ばね手段の付勢力が可動レールに加わらず、摩擦が増大しない。しかも、ローラにより回転自在に接触しているため、スライドレールの前後動に何ら支障が生じないことになる。
請求項4に記載の発明によれば、前記ローラは、真円の外周面を有し、その中心軸が前記第3オーバーハング部材の上端部に軸支された状態で、前記外周面が前記第4オーバーハング部材の自由端部の下面に当接してなるため、ばね手段の付勢力が可動レールに加わらず、摩擦が増大しない。しかも、ローラにより回転自在に接触しているため、スライドレールの前後動に何ら支障が生じないことになる。
ばね手段による付勢力が双方のスライドレールに加わっても、摩擦力の増大とならない乗り物用シートを提供する、という目的を、アウタ側スライドレールの固定レールには、該スライドレールの可動レール側に第1オーバーハング部材を張り出し形成し、前記アウタ側スライドレールの可動レールには、前記第1オーバーハング部材と前記可動レールとの間に第2オーバーハング部材を張り出し形成し、該第1オーバーハング部材及び第2オーバーハング部材の一方に回転自在に軸支したローラが、前記第1オーバーハング部材及び第2オーバーハング部材の他方に常時接触してなることで、実現した。
図1乃至図6は、本発明の一実施例としての乗り物用シートとして自動車に搭載される自動車用シート1を示す。この自動車用シート1は、説明の便宜上、クッション部分やヘッドレストなどを割愛して示したものであって、図1乃至図6に示す状態で車両に搭載されている訳ではないことは勿論である。なお、図中、FRは車体の前側、RRは車体の後ろ側、UPは車体の上側、LWRは車体の下側、OIは車体の外側、ISは車体の内側として説明する。
自動車用シート1は、運転席の横(車体の内側IS)に配される所謂助手席をイメージしていて、シートクッション2と、シートバック13とより構成されている。矢印aは後述するインナ側支持脚部8の折り畳み方向であり、矢印bはシートバック13の折り畳み方向であり、矢印cはシートクッション2及びシートバック13を折り畳たんだ状態での跳ね上げ方向であることを示す。
前記シートクッション2は、上面視閉ループ状のフレーム9と、該フレーム9の前後FR,RR間に懸架することでクッション機能を奏するSばね19と、前記フレーム9の車体の内側ISに配され且つフロア面7に着脱自在としたインナ側支持脚部8と、前記フレーム9の車体の外側OIに配され且つ車室内の壁部6に回転係止自在としたアウタ側支持脚部5とより構成されている。
前記アウタ側支持脚部5は、車室内の壁部6にアウタ側レッグ10を介して支持された固定レール11及び該固定レール11に対して前後に摺動自在なる可動レール12よりなるアウタ側スライドレール3の該可動レール12の上面に溶接支持されてなる固定片27と、前記シートクッション2のフレーム9の車体の外側OIに配されてなる可動片28とが、ピボット5aにより回転係止自在に軸支され且つ該ピボット5aに巻装されてなるコイル状のばね手段26により前記シートクッション2が車室内の壁部6に収納する方向に付勢されている。符号12aは、前記可動レール12に形成したラッチ孔であり、図示しないロック爪が係合離脱自在なるように形成されている。
前記インナ側支持脚部8は、前記シートクッション2のフレーム9の下面側にブラケット14を介して支持された可動レール15及び該可動レール15に対して前後に摺動自在なる固定レール16よりなるインナ側スライドレール4の該固定レール16の下面に溶接支持されてなる前ブラケット21及び後ブラケット22と、該前ブラケット21及び後ブラケット22とに第2ピボット20により回転係止自在に軸支されているインナ側レッグ23とより構成されてなる。
従って、前記アウタ側スライドレール3及び前記インナ側スライドレール4により、両スライドレール3,4間を架橋したシートクッション2のフレーム9が、双方のスライドレール3,4を介して車体の前後FR,RR方向に適宜スライド可能に構成されている。
前記したように、前記インナ側支持脚部8は、図3に示すような立設位置と、第2ピボット20を中心に矢印aで示す方向に折り畳み自在であるから、該インナ側支持脚部8を折り畳んだ状態でアウタ側支持脚部5のピボット5aを介して、矢印cで示す方向である車室内の壁部6側に、シートクッション2をインナ側支持脚部8と共に跳ね上げて収納可能である。
前記インナ側レッグ23には、図示しない操作手段によりフロア面7に支持されたストライカ18に係合離脱可能なるラッチ24により、フロア面7に固定することが可能であると共に該ストライカ18から離脱できるようになっている。
前記シートバック13は、正面視閉ループ状のフレーム29と、該フレーム29の上下UP,LWR、左右OI,IS間に懸架することでクッション機能を奏するIばね30と、前記フレーム29の車体の内側ISに配され且つフレーム29を前後FR,RRに回転自在に軸支した回転支持部25と、前記フレーム29の車体の外側OIに配され且つフレーム29の傾斜角度を適宜調節自在としたリクライニング機構17とより構成されている。
すなわち、自動車用シート1は、アウタ側スライドレール3が車室内の壁部6に固着されており、インナ側スライドレール4がシートクッション2のインナ側の下面に固着されているので、図1に示す使用状態(着座可能状態)では、シートクッション2のアウタ側側部2aと前記アウタ側スライドレール3との間に連結されるアウタ側支持脚部5、およびインナ側スライドレール4とフロア面7との間に連結されるインナ側支持脚部8により支持されており、ストライカ18に係合したラッチ24を解除してインナ側支持脚部8を矢印a方向に折り畳むと共にシートバック13を前倒(矢印b方向)させてシートクッション2上に折り畳み、かつこれら折り畳み状態のシートクッション2及びシートバック13を矢印c方向に跳ね上げることにより車室内の壁部6側に収納することができる。
前記アウタ側スライドレール3の固定レール11には、図4に示すように、該スライドレール3の可動レール12側に第1オーバーハング部材31を張り出し形成し、前記アウタ側スライドレール3の可動レール12に支持された固定片27には、前記第1オーバーハング部材31と前記可動レール12との間に第2オーバーハング部材32を張り出し形成し、該第2オーバーハング部材32に軸部材36により回転自在に軸支したローラ35が、前記第1オーバーハング部材31の下面31aに常時接触してなる。符号37は、前記軸部材36に螺合してなるナットである。符号38は、前記第1オーバーハング部材31に複数形成した軽量化孔である。
前記ローラ35は、真円の外周面を有し、前記軸部材36が挿通されるその中心軸の位置が、前記第2オーバーハング部材32の下端部32aに軸支された状態で、前記外周面が前記第1オーバーハング部材31の自由端部の内面である前記下面31aに当接してなる。
前記インナ側スライドレール4の固定レール16には、該スライドレール4の可動レール15側に第3オーバーハング部材33を張り出し形成し、前記インナ側スライドレール4の可動レール15のブラケット14には、第3オーバーハング部材33側に第4オーバーハング部材34を張り出し形成し、前記第3オーバーハング部材33に回転自在に軸支したローラ35が、前記第4オーバーハング部材34の下面34aに常時接触してなる。
前記ローラ35の中心軸に挿通される軸部材36が前記第3オーバーハング部材33の上端部33aに軸支された状態で、前記外周面が前記第4オーバーハング部材34の自由端部の下面34aに当接してなる。
この実施例によれば、ばね手段26による付勢力が、第1オーバーハング部材31及び第2オーバーハング部材32の一方に回転自在に軸支したローラ35が、前記第1オーバーハング部材31及び第2オーバーハング部材32の他方に常時接触することで、双方のスライドレール3,4に加わらないようになり、摩擦力の増大とならない。
また、ばね手段26による付勢力が、第3オーバーハング部材33及び第4オーバーハング部材34の一方に回転自在に軸支したローラ35が、前記第3オーバーハング部材33及び第4オーバーハング部材34の他方に常時接触することで、双方のスライドレール15,16に加わらないようになり、摩擦力の増大とならない。
前記ローラ35は、真円の外周面を有し、その中心軸が前記第2オーバーハング部材32の下端部32a或いは前記第3オーバーハング部材33の上端部33aに軸支された状態で、前記外周面が前記第1オーバーハング部材31の自由端部の内面である下面31a或いは前記第4オーバーハング部材34の自由端部の下面34aに当接してなるため、ばね手段26の付勢力がスライドレール3,4に加わらず、摩擦が増大しない。しかも、ローラ35により回転自在に接触しているため、スライドレール3,4の前後動に何ら支障が生じないことになる。
アウタ側支持脚部5は、アウタ側スライドレール3に連結して設けられる固定片27と、シートクッション2に連結して設けられると共にピボット5aを介して固定片27に対して可動可能に取り付けられる可動片28とを有して構成されている。前記固定片27は、アウタ側スライドレール3の可動レール3aに取り付けられており、折り畳み状態のシートクッション2の跳ね上げは、可動片28の矢印c方向の回動を伴って行われる。
また、ばね手段26は、固定片27に係合する係合端と、可動片28に当接する作用端とを有して構成される。シートクッション2を跳ね上げ終了位置とした時に、ばね手段26の係合端が無負荷状態であると共に固定片27に係合可能としている。また、シートクッション2を跳ね上げ終了位置では、ばね手段26の作用端をシートクッション2の跳ね上げ位置から使用位置への復帰過程でシートクッション2および可動片28の少なくとも一方に当接して跳ね上げエネルギーを蓄積するように位置付けしてセッティングされている。
具体的には、アウタ側支持脚部5の固定片27には、ばね手段26の係合端が係合するように形成されており、ばね手段26は、アウタ側支持脚部5のピボット5aに軸方向移動自在に挿入されたねじりコイルばねで構成されている。
自動車用シート1を車載する前に、シートクッション2を使用位置となる状態までばね手段26を圧縮し、図示しない係合手段によりアウタ側支持脚部5の固定片27とシートクッション2の可動片28とを固着する。
自動車用シート1を車載する時には、アウタ側レッグ10を車室内の壁部6に固着した後、前記図示しない係合手段を取り外すことにより、跳ね上げ位置に移動可能とする。
シートクッション2の使用状態(図1参照)では、ばね手段26と固定片27との間隔が狭くなっており、ばね手段26には、跳ね上げエネルギーが蓄積されている。
このように、ばね手段26は、シートクッション2の使用位置では、跳ね上げエネルギーを蓄積した状態となっている。その使用位置でシートクッション2を跳ね上げ方向に付勢して、跳ね上げ操作力を軽減することができる。
また、跳ね上げ位置から使用位置に戻す場合には、ばね手段26の付勢力に抗して移動するので、シートクッション2の重量が見かけ上軽減されたような状態となり、ばね手段26の付勢力が無い状態よりシートクッション2がゆっくり且つ楽に移動させることが可能である。
以上の実施例では、乗り物用シートとして自動車に搭載されるシートを例にして説明したが、これに限定されず、航空機、鉄道車両、車両、船舶などに搭載されているシートでも良い。
この発明の一実施形態としての自動車用シートのクッション部分を省略した概略斜視図である。 図1の矢視DAにかかる斜視図である。 図1の矢視DBにかかる正面図である。 図3のC部の拡大正面図である。 図4の斜視図。 図3のD部の拡大正面図である。
符号の説明
1 乗り物用シートとしての自動車用シート
2 シートクッション
3 アウタ側スライドレール
4 インナ側スライドレール
5 アウタ側支持脚部
5a ピボット(アウタ側支持脚部の)
8 インナ側支持脚部
11,16 固定レール
12,15 可動レール
20 第2ピボット
26 ばね手段
27 固定片
28 可動片
31 第1オーバーハング部材
31a 第1オーバーハング部材の下面(内面)
32 第2オーバーハング部材
32a 第2オーバーハング部材の下端部
33 第3オーバーハング部材
33a 第3オーバーハング部材の上端部
34 第4オーバーハング部材
34a 第4オーバーハング部材の下面
35 ローラ
36 軸部材

Claims (4)

  1. シートクッションがその下面側にインナ側支持脚部を折り畳んだ状態でアウタ側支持脚部のピボットを介して車室内の壁部側に跳ね上げて収納可能であると共にアウタ側スライドレール及びインナ側スライドレールを介して車体の前後方向に適宜スライド可能であり、前記アウタ側支持脚部には、前記シートクッションの跳ね上げの際に跳ね上げ方向にばね付勢するばね手段が取り付けられている乗り物用シートにおいて、
    前記アウタ側スライドレールの固定レールには、該スライドレールの可動レール側に第1オーバーハング部材を張り出し形成し、
    前記アウタ側スライドレールの可動レールには、前記第1オーバーハング部材と前記可動レールとの間に第2オーバーハング部材を張り出し形成し、
    該第1オーバーハング部材及び第2オーバーハング部材の一方に回転自在に軸支したローラが、前記第1オーバーハング部材及び第2オーバーハング部材の他方に常時接触してなることを特徴とする乗り物用シート。
  2. シートクッションがその下面側にインナ側支持脚部を折り畳んだ状態でアウタ側支持脚部のピボットを介して車室内の壁部側に跳ね上げて収納可能であると共にアウタ側スライドレール及びインナ側スライドレールを介して車体の前後方向に適宜スライド可能であり、前記アウタ側支持脚部には、前記シートクッションの跳ね上げの際に跳ね上げ方向にばね付勢するばね手段が取り付けられている乗り物用シートにおいて、
    前記インナ側スライドレールの固定レールには、該スライドレールの可動レール側に第3オーバーハング部材を張り出し形成し、
    前記インナ側スライドレールの可動レールには、第3オーバーハング部材側に第4オーバーハング部材を張り出し形成し、
    該第3オーバーハング部材及び第4オーバーハング部材の一方に回転自在に軸支したローラが、前記第3オーバーハング部材及び第4オーバーハング部材の他方に常時接触してなることを特徴とする乗り物用シート。
  3. 請求項1に記載の乗り物用シートであって、
    前記ローラは、真円の外周面を有し、その中心軸が前記第2オーバーハング部材の下端部に軸支された状態で、前記外周面が前記第1オーバーハング部材の自由端部の内面に当接してなることを特徴とする乗り物用シート。
  4. 請求項2に記載の乗り物用シートであって、
    前記ローラは、真円の外周面を有し、その中心軸が前記第3オーバーハング部材の上端部に軸支された状態で、前記外周面が前記第4オーバーハング部材の自由端部の下面に当接してなることを特徴とする乗り物用シート。
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