JP2006327493A - バッテリ固定構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】車体に対するバッテリの固定及び取り外しを容易にする。
【解決手段】バッテリユニット10の一端に形成された係止用突起16と、バッテリユニット10の他端に形成された傾斜面15kを有する固定用突起15と、係止用突起16が係止されるトレー20に設けられた係止部材28と、固定用突起15の傾斜面15kに対し、面当接する当接面15gpを有する弾性部材30と、弾性部材30をトレー20に対して固定する定トルクボルト18とを具備していることを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、バッテリユニットを車体に対し固定するバッテリ固定構造に関する。
従来、車載用のバッテリは、自動車等の車両のエンジンルームにおける、バッテリの液量がユーザの目視によって確認しやすい特定の位置に、一端側と他端側とが、例えばロッド、ボルト及びナット等の固定具により締結されて固定される、即ち2点以上で固定されるのが一般的であり、このような固定構造を有するものは、例えば特許文献1に開示されている。尚、同公報には、2点以上の固定により、バッテリをトランクルームに固定した例が開示されている。
特開2004−148849号公報
ところで、近年、車両が歩行者と衝突した際の歩行者の頭部を保護する歩行者保護の観点から、フロントフードの変形によって歩行者頭部の衝撃吸収空間を確保する目的により、バッテリをエンジンルームに固定する構造では、衝撃吸収空間外となる、車体前方からみてエンジンルームの奥側、即ち車体のトーボードの上端側に近接する位置に、上述した固定具を用いてバッテリを配置、固定することが行われている。
しかしながら、バッテリをエンジンルームの奥側に配置すると、特許文献1に開示されたバッテリを2点以上で車体に固定する構造では、バッテリの一端側が、トーボードの上端側に近接する位置に配置されるため、ボルト等の締め付け、脱却を行うレンチ等がアプローチにし難くなり、バッテリの一端側の固定、取り外し作業が難しくなってしまうといった問題がある。
また、バッテリをエンジンルームの奥側に固定した場合、バッテリの液量が確認し難くなってしまうため、ユーザは、車体からバッテリを取り外す等して、目視による液量点検を行わざるを得ないといった事情がある。よって、バッテリの固定、取り外しをユーザが頻繁に行うようになるため、容易にバッテリの固定、取り外しを行うことができる構造が要求されていた。
本発明の目的は、上記事情に鑑みてなされたものであり、車体に対しバッテリを、容易に固定する及び取り外すことができるバッテリ固定構造を提供するにある。
上記目的を達成するために本発明によるバッテリ固定構造は、バッテリユニットを車体に対し固定するバッテリ固定構造において、上記バッテリユニットの一端に形成された係止用突起と、上記バッテリユニットの他端に形成された傾斜面を有する固定用突起と、上記車体に設けられていると共に上記係止用突起が係止される係止部材と、上記固定用突起の上記傾斜面に当接する面を有する弾性部材と、上記弾性部材を上記車体に固定する止め具とを具備していることを特徴とする。
本発明のバッテリ固定構造によれば、車体に対しバッテリを、容易に固定することができると共に、車体からバッテリを容易に取り外すことができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。尚、本実施の形態では、自動車のエンジンルームに車載用バッテリを固定する際の固定構造を例に挙げて説明する。
図1は、本発明の第1実施の形態を示すバッテリ固定構造を示すエンジンルームの斜視図、図2は、図1のバッテリユニットとトレーとの部分拡大斜視図、図3は、図2の定トルクボルトの拡大斜視図、図4は、図1のバッテリユニットとトレーとをIV矢視方向からみた側面図である。
図1に示すように、エンジンルーム1の車体前方からみて奥側、即ち車体のトーボード6の上端側に近接する位置にバッテリユニット10が配設されている。このバッテリユニット10は、バッテリ11と、このバッテリ11を保持固定するバッテリ保持部材であるバッテリパン12とを有し、このバッテリパン12が後述するトレー20に固設される。
バッテリユニット10は、エンジンの吸気系7の、例えば車体の車幅方向左側であって、トーボード6の上端側と、ショックアブソーバ(図示せず)を車体側に固定するストラットタワ5との間に配置されて固定されている。尚、このバッテリユニット10は、エンジン吸気系7の車体の車幅方向右側に配置されて固定されていてもよい。
また、トーボード6の上端側のバッテリユニット10に近接する位置が車室側に窪んでおり、この窪み部によりバッテリユニット10をエンジンルーム1のより奥側に配置させることが可能となる。
バッテリパン12は、例えば硬質樹脂を素材とする成形品であり、バッテリ11を搭載するための凹部が形成されている。また、図4に示すように、バッテリパン12は、その一端12iに、係止用突起16が一体に形成され、他端12tに固定用突起15が一体に形成されている。
尚、係止用突起16、固定用突起15は、バッテリパン12と一体に形成されている必要はなく、別体であっても良く、この場合、係止用突起16、固定用突起15はバッテリパン12の一端12iと他端12tとに対しねじなどの締結具、或いは接着剤などを介して固定される。
係止用突起16は、断面形状が、略三角状に形成されており、その上面が、後述するトレー20に形成された係止部材28の底面に係止される傾斜面16kとなっている。また、係止用突起16は、バッテリパン12の係止用突起16と固定用突起15とを直線で結ぶ方向(以下、バッテリパン12の長手方向と称す)に交差する方向(以下、バッテリパン12の幅方向と称す)に、係止部材28に掛止されて長手方向への移動を規制するに充分な長さを有している。
また、固定用突起15は、断面形状が略台形状に形成されており、その上面に傾斜面15kが形成されている。さらに、この固定用突起15の幅方向は、後述する弾性部材30に押さえつけられて移動が規制されるに充分な長さを有している。また、固定用突起15の傾斜面15kは、低摩擦処理が施されていても良い。低摩擦処理としては、フッ素樹脂の塗布などが挙げられる。
バッテリユニット10が載置固定される、基台としての板状に形成されたトレー20は、車体フレームにボルトなどを介して固定されている。このトレー20は、例えば硬質樹脂を素材とする成形品であり、表面20fがバッテリユニット10の移動を許容するために、バッテリパン12の底面よりもやや大きく形成されている。
図2に示すように、トレー20の表面には、溝状或いはスリット状に形成されたガイドレール20a,20bが形成されている。また、バッテリパン12の底面には、各ガイドレール20a,20bに係入される突起部(図示せず)が形成されている。
バッテリパン12は、底面に突設された突起部をガイドレール20a,20bに指示された状態で表面20f上を、後述する搭載位置A(図8参照)と固定位置B(図8参照)との間で移動自在にされている。
さらに、トレー20の表面20f上には、固定位置Bに移動されたバッテリパン12の係止用突起16の傾斜面16kに摺接して、この係止用突起16を位置決め固定する係止部材28が形成されている。さらに、固定位置に移動されたバッテリパン12の固定用突起15と近接する位置に、後述する止め具18のネジ部22が貫通する図示しない貫通孔が形成されている。
バッテリパン12は、搭載位置Aでバッテリ11が搭載され、所定に固定された後、ガイドレール20a,20bにガイドされてトレー20の表面20f上を固定位置Bまで移動され、一端12iの係止用突起16の傾斜面16kが、係止部材28の斜面に係入されて位置決め固定される。また他端12tに形成されている固定用突起15が、ばね性を有する弾性部材30、楔型スペーサ17、止め具18を介してトレー20に固定される。
弾性部材30は、バネ板を断面ヘの字状に曲げて形成されており、一方の屈曲面が固定用突起15の傾斜面15kに当接する当接部30gとなり、他方の屈曲面がトレー20上に固定される固定部30fとなっている。
当接部30gは、固定位置Bに移動されたバッテリパン12の固定用突起15の傾斜面15kに当接する当接面30gpを有し、また、固定部30fはトレー20の表面20fに対してやや傾斜した姿勢で当接するように形成されている。
従って、図4に示すように、弾性部材30に形成した当接面30gpを、バッテリパン12の固定用突起15に当接した状態では、固定部30f側がトレー20の表面20fからやや浮いた状態となる。
この状態で、固定部30fを止め具18により楔型スペーサ17を介してトレー20側へ締め付けると、この固定部30fが弾性変形し、そのときの応力が力F2となって、固定用突起15の傾斜面15kを押圧し、バッテリパン12を、バッテリ11を挟んで反対側に位置する係止用突起16側へ押し付ける。
尚、この場合、当接部30gの当接面30gpにフッ素樹脂を塗布するなどの低摩擦処理を施すことで、当接面30gpと傾斜面15kとの間に生じる摩擦を低減することができる。また、図示しないが、弾性部材30には、弾性部材30を貫通する貫通孔が形成されている。
この場合、止め具18を定トルクボルトとすることで、弾性部材30に対する締結力を常に一定とすることができる。図3に、止め具18を定トルクボルトした場合の構成を示す。同図に示すように、止め具18は、回動自在なネジ部22と、該ネジ部22の径よりも大径な頭部21とを有している。尚、以下、止め具18を定トルクボルト18と読み換えて説明する。
ネジ部22は、トレー20を貫通し、その裏面20rに固定されているナット29に螺合される。頭部21は、その径が、手の平サイズの円形の板状に形成されており、頭部21の外周に把持溝21hが一定間隔を開けて形成されている。
また、頭部21の外表面にレンチ等の工具が嵌合するボス部21bが形成されている。尚、このボス部21bは、本実施の形態では六角状に形成されているが、これに限定されるものではない。
また、頭部21とネジ部22との間に、締め付けトルクを一定に制御する定トルク設定機構が設けられている。この定トルク設定機構は、特定の締め付けトルクに達するまでは、頭部21とネジ部22とを一体回動させて、ネジ部22を螺入させ、特定の締め付けトルクに達したとき、クリック機構等により、頭部21のみが空転して締め付けトルクが一定値に保持される。
楔型スペーサ17は、弾性部材30の固定部30fと、定トルクボルト18の頭部21との間の傾斜角を吸収するものである。すなわち、定トルクボルト18を締め付けると、弾性部材30の固定部30fの傾斜角が変化するが、定トルクボルト18は楔型スペーサ17を介して固定部30fを押し付けているため、押圧面に偏りが生じ難くなる。
次に、このように構成された本実施の形態のバッテリ固定構造の作用について説明する。
バッテリ11をバッテリパン12に搭載するに際しては、先ず、バッテリパン12をトレー20に沿って搭載位置Aへ移動させる。そして、この状態でバッテリ11をバッテリパン12に搭載した後、所定に固定する。
次いで、バッテリパン12を、トレー20に形成されているガイドレール20a,20bに沿って固定位置B(図1、図2、図8参照)移動する。バッテリパン12が固定位置Bに移動されると、このバッテリパン12のエンジンルーム1の奥側に位置する部位に形成されている係止用突起16の傾斜面16kが、トレー20の表面20fに形成されている係止部材28に係止されて、仮位置が決められる。
この状態で、バッテリパン12の手前側に形成されている固定用突起15の傾斜面15kに対し、弾性部材30の当接部30gを当接させ、又、固定部30f及びトレー20に穿設されている貫通孔(図示せず)を介して、トレー20の裏面に固定されているナット29に螺入する。
そして、この定トルクボルト18を締め付けると、楔型スペーサ17を介して弾性部材30の固定部30fが垂直方向の力F1によって押圧されて弾性変形する。すると、この弾性部材30に、その弾性変形により水平方向の力F2が発生し、この力F2により、バッテリパン12に形成されている固定用突起15の傾斜面15kを押圧し、バッテリパン12をバッテリ11を挟んで反対側に位置する係止用突起16側へ押し付ける。
その後、定トルクボルト18による締め付けトルクが予め設定されるトルクに達すると、頭部21とネジ部22との間に介装されている定トルク設定機構が動作して頭部21が空転され、締め付けが完了する。
定トルクボルト18により弾性部材30を締結することで、弾性部材30を常に一定の止め付けトルクで締め付けることができる。その結果、締め付け不足や過度な締め付けを未然に防止することができる。
尚、上述した締め付け作業と逆の作業を行うことで、バッテリユニット10をトレー20の固定を簡単に解除することができる。
このように、本実施では、バッテリユニット10を固定するに際し、バッテリパン12の一端に形成した係止用突起16の傾斜面16kをトレー20に形成した係止部材28に係合させて、仮位置決めした後、バッテリパン20の他端に形成されている固定用突起15の傾斜面15kを、弾性部材30、楔型スペーサ17、及び定トルクボルト18を用いて、バッテリパン12に固定するようにした。
よって、バッテリユニット10がエンジンルーム1の奥側に配設されていたとしても、奥側をボルトなどを用いて固定する必要がなく、手前側のみを締結することで、バッテリユニット10をトレー20に位置決め固定させることができ、作業性が良い。
また、固定用突起15の傾斜面15kが、弾性部材30の弾性変形により発生する水平方向の力F2によって奥側へ常時、押圧付勢されているので、奥側の係止用突起16とトレー20に形成されている係止部材28との間にガタが発生することがなく、確実に固定することができる。
さらに、定トルクボルト18の締め付けの際、作業者は、定トルクボルト18の頭部21の外周に形成された把持溝21hを把持し、回動させるだけで定トルクボルト18の締め付けを行うことができるため、締結工具を用いることなく容易に、バッテリユニット10をトレー20に固定することができる。
また、頭部21の外表面にボス部21bが形成されているので、レンチを用いて定トルクボルト18を締め付けることも可能で、良好な作業性を得ることができる。さらに、定トルクボルト18を用いることにより、常に一定トルクでの締め付けを行うことができるので、トルク管理が容易になる。
尚、バッテリユニット10は、エンジンルーム1内のフレーム上に、直接固定するようにしても良い。この場合、フレーム側に、係止部材28と、定トルクボルト18が螺合するねじ孔を設ける。また、係止用突起16及び固定用突起15は、バッテリ11に直接形成されていても良い。この場合、バッテリパン12が不要となるため、部品点数の削減を図ることができる。
図5、図6に、本発明の第2実施の形態を示す。図5はバッテリ固定構造を示すバッテリユニットとトレーとの部分拡大斜視図、図6は、図5中のVI−VI線に沿う断面図である。
本形態によるバッテリ固定構造は、上述した第1実施の形態によるバッテリ固定構造に対して、弾性部材をトレーに対して固定する際に、弾性部材をバッテリパンの幅方向の2点で固定する点が異なり、他の構成は第1実施の形態と同様である。従って、第1実施の形態と同様の構成部分については、同一の符号を付し説明を省略する。
図5に示すように、バッテリパン12の一端に形成されている固定用突起15が、トレー20に対して弾性部材60を介して固定されている。この弾性部材60は、バネ板を加工して形成されており、一端60i側に、固定用突起15の傾斜面15kに当接する当接面60gpを有する当接部60gが形成され、他端60t側に、固定部60fが形成されている。
図6に示すように、固定部60fの、バッテリパン12の幅方向の一側60sに嵌入部61が形成されている。この嵌入部61は、トレー20の嵌入孔20cに嵌入させるもので、この嵌入部61が嵌入孔20cに嵌入されると、その先端が、トレー20の裏面20rの表面61sに面当接することで、位置決めされる。
また、弾性部材60の固定部60fの、バッテリパン12の幅方向の他側60vに、止め具である固定ボルト68が配設されている。この固定ボルト68は、他側60vをトレー20に対して固定するものである。
尚、固定ボルト68のネジのピッチは、上述した第1実施の形態に示した定トルクボルト18のネジ部22(いずれも図3参照)よりも大きく切ってあり、例えば180°程度の回動角で締め付けることができる。
さらに、固定ボルト68には、レバー69の一端69iが連結されており、レバー69を把持して固定ボルト68を回転させることで、この固定ボルト68の締結、解離を行うことができる。
また、弾性部材60の固定部60fのバッテリパン12の幅方向の略中央に、レバー係合部63が形成されている。このレバー係合部63に、レバー69の他端69tが係脱自在な係止溝63mが形成されている。尚、レバー係止部63の外表面には、レバー69により押圧される押圧面63pが形成されている。
次に、このように構成された本実施の形態のバッテリ固定構造の作用について説明する。
先ず、バッテリ11が搭載され固定されたバッテリユニット10が、図1、図2に示す固定位置まで移動されると、バッテリユニット10のバッテリパン12の一端12iに形成された係止用突起16の傾斜面16kは、上述した第1実施の形態同様、トレー20の表面20fに形成された係止部材28(いずれも図4参照)に係止される。
次いで、弾性部材60の一端60i側に形成された当接部60gの当接面60gpが、バッテリユニット10のバッテリパン12の他端12tに形成された固定用突起15の傾斜面15kに当接された後、弾性部材60の他端60t側の固定部60fの、バッテリパン12の幅方向の一側60s及び他側60vが固定される。
具体的には、図6に示すように、先ず、固定部60fの一側60sに形成された嵌入部61が、トレー20の嵌入孔20cに嵌入された後、嵌入部61の表面61fがトレー20の裏面20rにより、トレー20の板厚方向に係止される。
次いで、固定部60fの他側60vに配設された固定ボルト68が締め付け方向に回動される。詳しくは、固定ボルト68に一端69iが連結されたレバー69が、図5中時計周りに回動される。即ち、固定部60fの他側60vは、一側60sの嵌入部61が係止された状態で、トレー20に対して、固定ボルト68の回動により締め付けられる。
固定ボルト68の締め付けと同時に、レバー69の他端69tは、レバー係止部63の押圧面63pに押し当てられる。このことにより、固定部60fには、バッテリパン12の幅方向の一側60sから他側60vに渡って、バッテリパン12の長手方向に撓みが生じる。
この固定部60fの撓みにより、バッテリパン12の固定用突起15の傾斜面15kは、弾性部材60の当接部60gの当接面60gpにより、バッテリパン12の長手方向、具体的には、係止用突起16の傾斜面16kがトレー20の係止部材28に係止される方向に、当接面60gpのバッテリパン12の幅方向の一側60sから他側60vに渡って付勢される。
即ち、レバー69は、固定ボルト68を締め付けると同時に、弾性部材60の当接面60gpを固定用突起15の傾斜面15kに対して付勢する。
尚、この際、当接面60gp及び傾斜面15kには、滑りやすくなる加工が施されているため、当接面60gpは、傾斜面15kに対して、面に沿って滑りながら付勢する。また、トレー20の係止部材28も、バッテリパン12の係止用突起16の傾斜面16kに付勢される。
最後に、レバー69の他端69tを、弾性部材60の固定部60fのレバー係止部63の係止溝63mに係止させることにより、弾性部材60の固定部60fは、トレー20に対して、締め付け過ぎることなく、また締め付け不足となることなく、特定のトルクで固定され、その結果、バッテリユニット10は、トレー20に対して固定される。
尚、バッテリユニット10の固定を解除する際は、レバー69を、レバー係止部63の係止溝63mから外し、レバー69を反時計回りに回動させることにより、固定ボルト68は、締め付けが解除される。その後、弾性部材60の固定部60fの一側60sの嵌入部61が、トレー20の嵌入孔20cから脱却され、バッテリユニット10がトレー20から取り外される。
このように、本実施の形態では、バッテリパン12に形成した固定用突起15を、付勢する弾性部材60の固定部60fを、一側60s及び他側60vの2点で固定する構造とすると共に、レバー69を回動させることで他側60vの固定ボルト68を締め付けるようにしたので、バッテリパン12をトレー20に固定する際の作業性が良く、しかも、上述した第1実施の形態よりも、より確実に、固定することができる。
また、バッテリユニット10を、トレー20に固定する場合は、レバー69を回動させるのみで固定できるため、作業性がよい。さらに、固定ボルト68を締め付けは、レバー69を、弾性部材60のレバー係止部63の係止溝63mに係止させることにより、弾性部材60の固定部60fは、トレー20に対して、一定のトルクで締め付けることができるので、トルク管理が容易となる。尚、バッテリユニット10を、トレー20から取り外す場合は、上述と逆の操作を行う。
図7、図8に本実施の形態の変形例を示す。図7は、図5のバッテリ固定構造において、バッテリのマイナス極を接地する変形例を示すエンジンルームの斜視図、図8は、図7のバッテリユニットとトレーとストラットタワとの部分上面図である。
図7、図8に示す変形例では、他側60vを、バッテリ11のマイナス極11mを接地するため、図示しないサスペンションを保持する車体の一部であるサスブラケット5aに固定したものである。
詳しくは、先ず、弾性部材60の他側60vを延長した後、該他側60vを、車体、例えばストラットタワ5の上部に配置されたサスブラケット5aに、固定ボルト88等で固定する。
その後、弾性部材60と、バッテリ11のマイナス極11mに一端が接続された導電性を有するアースケーブル80の他端とを、上述した定トルクボルト18等でトレー20に対して固定することにより、バッテリ11のマイナス極11mは、アースケーブル80、弾性部材60を介して、車体の一部であるサスブラケット5aに接地される。
このことによれば、定トルクボルト18を締め付けて、弾性部材60の当接部60gの当接面60gpがバッテリパン12の固定用突起15の傾斜面15kを付勢することによるバッテリユニット10のトレー20に対する固定が確実に行われていない場合、弾性部材60と、アースケーブル80とは接触しないため、バッテリ11のマイナス極11mは接地されないことから、バッテリユニット10が搭載される自動車は、走行することができない。
尚、バッテリ11のマイナス極11mの接地は、アースケーブル80と、弾性部材60とを固定ボルト88でトレー20に対し固定した後、弾性部材60の他側60vを、サスブラケット5aに対し、定トルクボルト18等で固定してもよい。
この場合、バッテリユニット10がトレー20に対して、具体的には、弾性部材60の他側60vが、サスブラケット5aに対して確実に固定されないと、バッテリ11のマイナス極11mは接地されないことから、バッテリユニット10が搭載される自動車は、走行することができない。よって、バッテリユニット10が確実に固定されないと、バッテリ11は接地されないため、ユーザによるバッテリユニット10の固定忘れを確実に防止することができる。
尚、バッテリユニット10が確実にトレー20に対して固定されているか否かをユーザに認識させるのに、自動車に設けられている警告灯を用いても良い。図9は、図8のトレーの裏面であって、弾性部材の嵌入部が嵌入される嵌入孔の近傍に、コネクタを設けた変形例を示す断面図である。
図9に示すように、弾性部材60の固定部60fの一側60sに形成された嵌入部61が、トレー20の嵌入孔20cに嵌入された後、トレー20と該トレー20に対向する嵌入部61との間に設けられた嵌入部61の嵌入状態を識別する識別手段であるコネクタ91に接触すると、弾性部材60は、他側60vにおいて接地されているため、コネクタ91の電圧レベルは、一定値から低下する。
その後、コネクタ91に接続された、自動車のECU100は、コネクタ91の電圧の低下を受けて、メータワーニング等の警告灯101に、バッテリユニット10が固定されていないときに点灯していた警告ランプを消灯するよう指示する。このことにより、ユーザは、警告灯101が消灯していることから、容易に、バッテリユニット10が確実に固定されていることを認識することができる。
また、コネクタ91に限らず、圧力センサを用いて、バッテリユニット10が確実にトレー20に対して固定されているか否かを識別しても良い。図10は、図8のトレーの裏面であって、弾性部材の嵌入部が嵌入される嵌入孔の近傍に、圧力センサを設けた変形例を示す断面図、図11は、図10の圧力センサに接続された警告灯の回路図である。
図10に示すように、弾性部材60の固定部60fの一側60sに形成された嵌入部61が、トレー20の嵌入孔20cに嵌入された後、嵌入部61がトレー20の裏面20rであって、嵌入孔20cの近傍に設けられた識別手段である圧力センサ105に接触すると、図11に示すように、圧力センサ105は、オンからオフへとスイッチ状態が変化する。
この圧力センサ105のスイッチ状態の変化を受けて、バッテリユニット10が固定されていないときに点灯していた警告灯101は消灯する。このことにより、ユーザは、警告灯101が消灯していることから、容易に、バッテリユニット10が確実に固定されているかを認識することができる。
尚、本実施の形態は、自動車のエンジンルームに車載用バッテリを固定する際の固定構造を例に挙げて説明したが、エンジンルームに限らず、自動車の任意の位置にバッテリを固定する際に本実施の形態を適用してもよいということは勿論である。
また、バッテリを用いる対象であれば、自動車以外にどのようなものであっても本実施の形態が適用できるということは云うまでもない。
さらには、本実施の形態のバッテリ固定構造は、バッテリに限定されず、自動車に搭載する様々な部品に適用することができる。具体的には、部品を固定する際、配置上、該部品の一端が、作業者からアプローチし難く、工具スペースが限られた場所にあることから、部品の一端の固定がし難いものに適用することができる。
図12に、本実施の形態のバッテリ固定構造を、ECUの固定に適用した例を示す。
同図に示すように、フロア200に、ECU212を固定するに際し、ECU212のインストルメントパネル(以下、インパネと称す)201側は、該インパネ201に隠れてしまうため、作業者がアプローチし難く、工具スペースが限られているため、ECU212の固定が難しいといった問題がある。
このような問題を解決するにあたり、先ず、フロア200のインパネ201の近傍に設けられた係止部材28に、ECU212の一端側に形成された係止用突起16を係止させる。
その後、ECU212の他端側に形成された固定用突起15を、上述した本実施の形態同様、弾性部材30と、定トルクボルト18とを用いて固定する。このように、ECU212をフロア200に固定すれば、固定の際の作業性の改善を図ることができる。
図13に、本実施の形態のバッテリ固定構造を、3列シートの固定に適用した例を示す。
一般に、自動車の3列目のシート222に関しては、車種によっては、着脱を頻繁に行うことが想定される。しかしながら、3列目のシート222の図示しない2列目のシートに近接する脚へは、作業スペースが狭いため、作業者がアプローチし難く、工具スペースが限られていることから、3列目のシートの脚の固定がし難いといった問題あった。
このような問題を解決するにあたり、先ず、フロア202の2列目のシートの近傍に、設けられた係止部材28に、3列目のシート222の一端側の脚に形成された係止用突起16を係止させる。
その後、3列目のシート222の他端側の脚に形成された固定用突起15を、上述した本実施の形態同様、弾性部材30と、定トルクボルト18とを用いて、係止用突起16が係止部材28に対して付勢するよう固定する。
このように、3列目のシート222をフロア202に固定すれば、3列目のシート222の他端側の固定を、作業スペースの広い自動車の荷室側から容易に行うことができる。尚、このことは、3列目のシート222をフロア202から脱却する場合も同様である。よって、3列目のシート222の着脱の際の作業性の改善を図ることができる。
図14に、本実施の形態のバッテリ固定構造を、シート下に固定されるオーディオアンプ等の固定に適用した例を示す。
一般に、オーディオアンプ、カーナビユニット等は、自動車の前部座席250の下側のフロア202に配置される場合が多いが、前部座席250の下側は、作業者がアプローチし難く、工具スペースが限られているため、オーディオアンプ232等の固定がし難いといった問題あった。
このような問題を解決するにあたり、先ず、前部座席250の下側のフロア202に設けられた係止部材28に、オーディオアンプ232の一端側に設けられた係止用突起16を係止させる。
その後、オーディオアンプ232の他端側に設けられた固定用突起15を、上述した本実施の形態同様、弾性部材30と、定トルクボルト18とを用いて、係止用突起16が係止部材28に対して付勢するよう固定する。この際、弾性部材30と前部座席250の後脚250aとが、一体的に、定トルクボルト18により、フロア202に固定される。
このように、オーディオアンプ232を前部座席250の下側のフロア202に固定すれば、オーディオアンプ232の他端側の固定を、前部座席250の後脚250aとともに、前部座席250の後側から容易に行うことができる。
図15に、本実施の形態のバッテリ固定構造をリヤトリムに固定される蓋の固定に適用した例を示す。
一般に、リヤトリム203に固定される蓋242は、リヤトリム203の下側は、作業者がアプローチし難く、工具スペースが限られているため、蓋242の固定がし難いといった問題あった。
このような問題を解決するにあたり、先ず、リヤトリム203の下側に設けられた係止部材28に、蓋242の一端側に形成された係止用突起16を係止させる。
その後、蓋242の他端側に形成された固定用突起15を、上述した本実施の形態同様、弾性部材30と、定トルクボルト18とを用いて、係止用突起16が係止部材28に対して付勢するようリヤトリム203に固定する。
このように、蓋242をリヤトリム203に固定すれば、リヤトリム203の下側となる他端側の固定を、リヤトリム203の上側から容易に行うことができる。
図16に、本実施の形態のバッテリ固定構造をインパネに固定されるメータの固定に適用した例を示す。
一般に、インパネ204に固定されるメータ252は、該メータ252の下側は、作業者がアプローチし難く、工具スペースが限られているため、メータの固定がし難いといった問題あった。
このような問題を解決するにあたり、先ず、インパネ204の下側に設けられた係止部材28に、メータ252の一端側に形成された係止用突起16を係止させる。
その後、メータ252の他端側に形成された固定用突起15を、上述した本実施の形態同様、弾性部材30と、定トルクボルト18とを用いて、係止用突起16が係止部材28に対して付勢するようインパネ204に固定する。
このように、メータ252をインパネ204に固定すれば、メータ252の下側となる他端側の固定を、インパネ204の上側から容易に行うことができる。
図17に、本実施の形態のバッテリ固定構造をインパネに固定されるスピーカの固定に適用した例を示す。
一般に、インパネ205に固定されるスピーカ262は、該スピーカ262のフロントガラス206に近接する側は、作業者がアプローチし難く、工具スペースが限られているため、スピーカ262の固定がし難いといった問題あった。
このような問題を解決するにあたり、先ず、インパネ205のフロントガラス206に近接する側に設けられた係止部材28に、スピーカ262の一端側に形成された係止用突起16を係止させる。
その後、スピーカ262の他端側に形成された固定用突起15を、上述した本実施の形態同様、弾性部材30と、定トルクボルト18とを用いて、係止用突起16が係止部材28に対して付勢するようインパネ205に固定する。
このように、スピーカ262をインパネ204に固定すれば、メータ252の他端側の固定を、フロントガラス206に離間するスペースが広い方向から容易に行うことができる。
本発明の第1実施の形態を示すバッテリ固定構造を示すエンジンルームの斜視図。 図1のバッテリユニットとトレーとの部分拡大斜視図。 図2の定トルクボルトの拡大斜視図。 図1のバッテリユニットとトレーとをIV矢視方向からみた側面図。 本発明の第2実施の形態を示すバッテリ固定構造を示すバッテリユニットとトレーとの部分拡大斜視図。 図5中のVI−VI線に沿う断面図。 図5のバッテリ固定構造において、バッテリのマイナス極を接地する変形例を示すエンジンルームの斜視図。 図7のバッテリユニットとトレーとストラットタワとの部分上面図 図8のトレーの裏面であって、弾性部材の嵌入部が嵌入される嵌入孔の近傍に、コネクタを設けた変形例を示す断面図。 図8のトレーの裏面であって、弾性部材の嵌入部が嵌入される嵌入孔の近傍に、圧力センサを設けた変形例を示す断面図。 図10の圧力センサに接続された警告灯の回路図。 本実施の形態のバッテリ固定構造を、ECUの固定に適用した例を示す図。 本実施の形態のバッテリ固定構造を、3列シートの固定に適用した例を示す図。 本実施の形態のバッテリ固定構造を、シート下に固定されるオーディオアンプ等の固定に適用した例を示す図。 本実施の形態のバッテリ固定構造をリヤトリムに固定される蓋の固定に適用した例を示す図。 本実施の形態のバッテリ固定構造をインパネに固定されるメータの固定に適用した例を示す図。 本実施の形態のバッテリ固定構造をインパネに固定されるスピーカの固定に適用した例を示す図。
符号の説明
1…エンジンルーム
10…バッテリユニット
11…バッテリ
12…バッテリパン
12i…バッテリパンの一端
12t…バッテリパンの他端
15…固定用突起
15k…傾斜面
16…係止用突起
18…留め具(定トルクボルト)
20…トレー
20c…嵌入孔
20r…トレー裏面
22…ネジ部
28…係止部材
30,60…弾性部材
30gp…弾性部材の当接面
60gp…弾性部材の当接面
60s…弾性部材の一側
60t…弾性部材の他側
61…嵌入部
63…レバー係止部
68…固定ボルト
69…レバー

Claims (6)

  1. バッテリユニットを車体に対し固定するバッテリ固定構造において、
    上記バッテリユニットの一端に形成された係止用突起と、
    上記バッテリユニットの他端に形成された傾斜面を有する固定用突起と、
    上記車体に設けられていると共に上記係止用突起が係止される係止部材と、
    上記固定用突起の上記傾斜面に当接する面を有する弾性部材と、
    上記弾性部材を上記車体に固定する止め具と、
    を具備していることを特徴とするバッテリ固定構造。
  2. 上記バッテリユニットは、バッテリと該バッテリを保持するバッテリ保持部材とを有しており、上記バッテリ保持部材に、上記係止用突起及び上記固定用突起が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のバッテリ固定構造。
  3. 上記係止部材は、上記車体に固定された基台に設けられており、上記基台に、上記弾性部材が固定されることを特徴とする請求項1または2に記載のバッテリ固定構造。
  4. 上記バッテリユニットは、上記基台に移動自在に配設されることを特徴とする請求項3に記載のバッテリ固定構造。
  5. 上記止め具は、上記弾性部材を上記車体に対して一定のトルクで締め付ける定トルクボルトであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のバッテリ固定構造。
  6. 上記基台に嵌入孔が形成されており、
    上記弾性部材の上記面が上記固定用突起に当接する方向と交差する方向の一側に、さらに上記係止孔に嵌入する嵌入部が形成されていることを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載のバッテリ固定構造。
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