JP2006326736A - 切粉回収装置 - Google Patents

切粉回収装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006326736A
JP2006326736A JP2005152158A JP2005152158A JP2006326736A JP 2006326736 A JP2006326736 A JP 2006326736A JP 2005152158 A JP2005152158 A JP 2005152158A JP 2005152158 A JP2005152158 A JP 2005152158A JP 2006326736 A JP2006326736 A JP 2006326736A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tray
cutting fluid
chip
cover
outlet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005152158A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4839018B2 (ja
Inventor
Yoshinori Hamaguchi
美紀 濱口
Mutsumi Yoshida
睦 吉田
Toshiyuki Shibayama
登司幸 柴山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okuma Corp
Original Assignee
Okuma Corp
Okuma Machinery Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Okuma Corp, Okuma Machinery Works Ltd filed Critical Okuma Corp
Priority to JP2005152158A priority Critical patent/JP4839018B2/ja
Publication of JP2006326736A publication Critical patent/JP2006326736A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4839018B2 publication Critical patent/JP4839018B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)

Abstract

【課題】 受け皿から切削液が飛散することを防止する。切削液の搬送経路に切粉が詰まることを防止する。
【解決手段】 切粉回収装置は、工作機械から排出される切粉含有切削液を搬送する一定の搬送経路を有する樋11と、樋11の搬送経路の終端が接続された流入口31を有している受け皿12とを備えている。受け皿12は、頂部カバー13を有している。切削液飛散防止板14は、同搬送経路終端と相対して同終端に対し接近・離隔する方向に揺動しうるようにカバー13から吊下られている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、例えば、工作機械から切削液とともに排出される切粉を回収するための切粉回収装置に関する。
従来、この種の切粉回収装置としては、工作機械から排出される切粉含有切削液を搬送する一定の搬送経路を有する樋と、搬送経路の終端から流下する切削液を受けるように配置されている上方開放受け皿とを備えているものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この従来装置では、少量の切削液であればともかく、最近主流になっている大量に切削液を使用する機械では、流量が多いため流速が速まるので、受け皿から切削液が飛散することになる。
切削液の飛散を防止するためには、受け皿の外側をカバーで囲むようにした例も知られているが、この場合においても、カバーに切削液が直撃し、カバーの外に切削液が飛散することがある。これを防止するために、切削液が飛散しない程度までカバーの高さを高くすればよいが、そうすると、受け皿に溜まった切粉をかき出し難く、使い難い。
また、樋の搬送経路終端に流下抵抗部材を取付けて、樋から流下する切削液の流速を弱めるようにしている例も知られているが、流下抵抗部材に切粉が詰まることになる。さらには、流下抵抗部材の構造が複雑であるため、流下抵抗部材が高価で、コスト面で不利である。
特開平7−124841号公報
この発明の目的は、受け皿から切削液が飛散することを防止し、切削液の搬送経路に切粉が詰まることを防止できる切粉回収装置を提供することにある。
この発明による切粉回収装置は、工作機械から排出される切粉含有切削液を搬送する一定の搬送経路を有する搬送手段と、搬送経路の終端が接続された流入口を有している受け皿とを備えている切粉回収装置において、受け皿が、周壁と、頂部カバーとを有しており、切削液飛散防止板が、搬送経路終端と相対して同終端に対し接近・離隔する方向に揺動しうるように受け皿から吊下られていることを特徴とするものである。
この発明による切粉回収装置では、受け皿が、周壁と、頂部カバーとを有しているから、受け皿からの切削液の飛散を防止できる。また、切削液飛散防止板が、搬送経路終端と相対して同終端に対し接近・離隔する方向に揺動しうるように受け皿から吊下られているから、切削液を切削液飛散防止板に衝突させることにより、簡単な構成でもって、流下する切削液の流速を弱めることができ、効果的に切削液の飛散を防止できる。
さらに、受け皿の底壁に流出口が設けられ、流出口に切粉フィルタが被覆され、流出口に連通させられた回収口が頂壁に設けられた回収タンクを備えていると、切粉は受け皿内に残り、切粉を除去した切削液をタンクに回収できる。
また、受け皿が、周壁を有しており、周壁の上端部に、カバーの外周部が着脱自在であると、カバーを取り外すことにより、受け皿内の切粉を容易に除去することができる。
また、流出口の縁部が、回収口の縁部に対し着脱自在であると、受け皿をタンクから取り外すことができ、切粉の除去が一層容易に行える。
また、流出口が回収口に連通させられた状態で、受け皿の底部が回収口内に進入しうるようになされていると、受け皿とタンクの接続を容易に行うことができる。
また、回収口の縁部を挟んでその両側に、一対の持上ローラが同心状に設けられ、受け皿の底部が回収口内から退去させられた状態で両持上ローラ上にそれぞれ載せられうる一対の引出レールが受け皿に設けられていると、受け皿をタンクから容易に取り外すことができる。
この発明によれば、受け皿から切削液が飛散することを防止し、切削液の搬送経路に切粉が詰まることを防止できる。
この発明の実施の形態を図面を参照しながらつぎに説明する。
以下の説明において、前後とは、図1の右側を前、これと反対側を後といい、左右とは、前方から見て、その左右の側を左右というものとする(図2の左右)。
切粉回収装置は、図示しない工作機械からのびてきている前向きの搬送経路を有している樋11と、樋11の前端から流下する切削液を受け止めうるように配置されている上方開放箱形状受け皿12と、受け皿12の頂部に被覆されているカバー13と、樋11の前端と間隔をおいて相対するようにその前方に配置されている切削液飛散防止板14と、受け皿12を支持しうるように配置されている回収タンク15とを備えている。
受け皿12は、垂直状後側壁21、垂直状左右側壁22、23、前上り傾斜状前側壁24および水平状底壁25よりなる。
後側壁21左右方向中央部には、樋11の前端部を挿通させた上方開放略U字状流入口31が設けられている。後側壁21内面の流入口31左右両側の部分から、左右側壁22、23内面前縁部の下端にかけての部分までレール状カバー受け32がのびている。左右側壁22、23外面の下端寄りの部分には左右一対の水平状引出レール33がそれぞれ左右方向に張出すように設けられている。両引出レール33の下面前端部には前上り傾斜状テーパ部34が設けられている。底壁25の中央部には方形状流出口35が設けられている。流出口35を被覆するように底壁25上面には打抜鋼板製切粉フィルタ36が置かれている。
カバー13は、カバー受け32の後部にのせられている平板状後部カバー41と、カバー受け32の前部にのせられている断面略逆L字状前部カバー42とよりなる。後部カバー41の上面中央には後部取っ手43が設けられている。前部カバー42の前下り傾斜部の上面には前部取っ手44が設けられている。前部カバー42の後縁部中央には一段低い段差部45が設けられ、これに後部カバー41の前縁部が受けられている。前部カバー42の前縁部は下向きになっていて、これの長さ方向2か所にはこれと一体的に逆L字状係合片46がそれぞれ設けられている。これらの係合片46は、受け皿12の前側壁24上縁部に係合させられている。
切削液飛散防止板14は、下部を後方に屈曲させた屈曲板状のもので、前部カバー42の下面中央部からヒンジ47によって前後方向揺動自在に吊下げられている。
タンク15は、受け皿12よりも前後および左右方向に大きくて、上下方向を厚みとする上方開放扁平箱形状タンク本体51と、タンク本体51の上端に取外し自在に載せられている水平状頂板52とよりなる。
頂板52中央には、受け皿12の底部を挿入させて流出口35に連通させられた回収口61が設けられている。回収口61の左右両縁部にはこれにそって前後方向にのびた左右一対の水平状ガイドレール62がそれぞれ設けられている。両ガイドレール2の上面で左右対応する引出レール33がそれぞれ前後方向摺動自在に支持されている。両ガイドレール62の前端部対向面には、左右方向にのびた水平軸線を有する左右一対の持上ローラ63が同心状に取付られている。持上ローラ63の上端部は、ガイドレール62の上面よりも上方に突出させられており、その突出部に引出レール33の前端が当接させられている。
流出口35の真下に位置するようにタンク本体51の底面上に網かご式チップバスケット71が置かれている。
工作機械から排出された切粉の混じった切削液は、樋11によって受け皿12内まで搬送される。樋11の前端から流下させられる切削液は、切削液飛散防止板14に衝突して衝撃力が吸収され、これにより、切削液の飛散が防止される。切削液飛散防止板14に衝突した切削液は、切削液飛散防止板14にそって下向きに流れる。切削液に混じった切粉のうち、比較的大きいものは、フィルタ36に引っ掛かかって受け皿12内に残される。フィルタ36上に切粉が大量に溜まっても、切削液飛散防止板14が揺動して傾斜角度を変化させることにより、フィルタ36が詰まることはない。
フィルタ36を通過させられた比較的小さい切粉は、流出口35および回収口61を通って、切削液とともにタンク15内に流下する。タンク15内に流下した切粉は、チップバスケット71内に残ることとなる。チップバスケット71の外には、切削液だけが流出してタンク15内に溜められる。
受け皿12内の切粉を回収する際は、受け皿12を手前に引く。受け皿12を引くと、まず、引出レール33のテーパ部34が持上ローラ63に乗り上げていき、これにより、受け皿12が持上げられていく。テーパ部34が持上ローラ63を完全に乗り越えると、受け皿12の底部が回収口61から引き出される。さらに引くと、引出レール33が持上ローラ63を回転させながら、受け皿12は、手前側に水平に移動させられる。
受け皿12内の切粉を取り出すには、前部取っ手44をもって前部カバー42を取外し、このようにしておいて、切粉を取出す。切粉を取り出してから、カバー受け32に前部カバー42をのせる。
受け皿12の使用に際し、流出口35と回収口61を連通させて、受け皿12をタンク15に接続するには、引出レール33を持上ローラ63にのせて、受け皿12を後向きに押していけばよい。引出レール33の全てが持上ローラ63を乗り越えると、受け皿12の底部が回収口61に挿入される。
この発明による切粉回収装置の垂直縦断面図である。 同装置の垂直横断面図である。 同装置の分解斜視図である。
符号の説明
11 樋
12 受け皿
13 カバー
14 飛散防止板
31 流入口

Claims (4)

  1. 工作機械から排出される切粉含有切削液を搬送する一定の搬送経路を有する搬送手段と、搬送経路の終端が接続された流入口を有している受け皿とを備えている切粉回収装置において、受け皿が、周壁と、頂部カバーとを有しており、切削液飛散防止板が、搬送経路終端と相対して同終端に対し接近・離隔する方向に揺動しうるように受け皿から吊下られていることを特徴とする切粉回収装置。
  2. 受け皿の底壁に流出口が設けられ、流出口に切粉フィルタが被覆され、流出口に連通させられた回収口が頂壁に設けられた回収タンクを備えている請求項1に記載の切粉回収装置。
  3. 受け皿が、カバー部が周壁に対し着脱自在であるとともに、切削液飛散防止板が頂部カバーに設けられている請求項2に記載の切粉回収装置。
  4. 回収口の縁部を挟んでその両側に、一対の持上ローラが同心状に設けられ、受け皿の底部が回収口内から退去させられた状態で両持上ローラ上にそれぞれ載せられうる一対の引出レールが受け皿に設けられており、受け皿が回収タンクに対し着脱自在となっている請求項2に記載の切粉回収装置。
JP2005152158A 2005-05-25 2005-05-25 切粉回収装置 Active JP4839018B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005152158A JP4839018B2 (ja) 2005-05-25 2005-05-25 切粉回収装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005152158A JP4839018B2 (ja) 2005-05-25 2005-05-25 切粉回収装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006326736A true JP2006326736A (ja) 2006-12-07
JP4839018B2 JP4839018B2 (ja) 2011-12-14

Family

ID=37548984

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005152158A Active JP4839018B2 (ja) 2005-05-25 2005-05-25 切粉回収装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4839018B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4870183A (ja) * 1971-12-25 1973-09-22
JPS5717710A (en) * 1980-06-23 1982-01-29 Tsutomu Kusumi Encasing device for commodity
JPS6235750A (ja) * 1985-08-08 1987-02-16 Toohatsu Kk 火災通報器
JPH02122745A (ja) * 1988-11-01 1990-05-10 Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> 暗号鍵管理方式および装置
JP2002137142A (ja) * 2000-10-30 2002-05-14 Star Micronics Co Ltd 旋盤の切屑回集装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4870183A (ja) * 1971-12-25 1973-09-22
JPS5717710A (en) * 1980-06-23 1982-01-29 Tsutomu Kusumi Encasing device for commodity
JPS6235750A (ja) * 1985-08-08 1987-02-16 Toohatsu Kk 火災通報器
JPH02122745A (ja) * 1988-11-01 1990-05-10 Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> 暗号鍵管理方式および装置
JP2002137142A (ja) * 2000-10-30 2002-05-14 Star Micronics Co Ltd 旋盤の切屑回集装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4839018B2 (ja) 2011-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2014073625A1 (ja) 湿式吸引アタッチメント
JP3952160B2 (ja) 切削液ろ過装置
JP2011020301A (ja) フラッシングユニット
JP2017197301A (ja) エレベータの油回収装置
JP4833742B2 (ja) 工作機械の切粉回収装置
JP3178433U (ja) 気液分離構造、吸引ホース及び掃除機
JP4839018B2 (ja) 切粉回収装置
JP5507976B2 (ja) 粉塵分離処理装置
JP4717842B2 (ja) レンジフード
US9237835B2 (en) Collecting apparatus of sucked materials for vacuum cleaner appliances
CN100584154C (zh) 波动焊槽
US10426314B2 (en) Fluid pump volute diversion system, solids collection system and related methods for a washing machine
CN216723653U (zh) 防止污水洒出的自动清洁餐桌
JP2007253048A (ja) 防泡装置及びサイクロン型濾過装置
JP2008214055A (ja) サイクロン集塵装置
KR20180131853A (ko) 절삭유 흡입청소기의 액체회수 및 배수장치
CN208574291U (zh) 一种倒角废料清理装置
CN220944410U (zh) 一种机床金属废渣清理装置
JP4360245B2 (ja) クーラント濾過装置
JP2011240451A (ja) 処理液浄化装置
JP2017024106A (ja) 工作機械
JP4186057B2 (ja) 工作機械の切削液回収装置
JP2003039269A (ja) 工作機械の切粉回収装置
CN217572025U (zh) 一种车床外置传送下料装置
JP2004041830A (ja) 固液分離装置付ボックス

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110920

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111003

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141007

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4839018

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150