JP2006325253A - 画像処理方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 上記課題を解決するために、本発明はモニタに表示された画像に応じた画像データをプリンタによりプリントするための画像処理方法であって、前記画像中の第一のカラー画像データに対し、第一の調整を実施し、前記画像中の前記第一のカラー画像データとは異なる第二のカラー画像データに対し、前記第一の調整とは異なる第二の調整を実施し、前記第一の調整は、前記モニタの色再現範囲を超えてかつ前記プリンタが再現できる範囲内のデータに前記第一のカラー画像データを変換する。
【選択図】 図7
Description
前記画像中の第一のカラー画像データに対し、第一の調整を実施し、前記画像中の前記第一のカラー画像データとは異なる第二のカラー画像データに対し、前記第一の調整とは異なる第二の調整を実施し、前記第一の調整は、前記モニタの色再現範囲を超えてかつ前記プリンタが再現できる範囲内のデータに前記第一のカラー画像データを変換する。
図1は、本発明の一実施形態にかかる印刷システムの概略構成を示すブロック図である。本システムは、概略、ホストコンピュータ100、プリンタ106およびモニタ105を有して構成されるものである。ホストコンピュータ100には、例えばインクジェット方式のプリンタ106が双方向通信可能に接続されている。
次に色相、彩度、明度の変換方法について具体的に説明する。
H=tan−1(a/b) ・・・(式1)
S=(a2+b2)1/2 ・・・(式2)
この色相H、彩度S、明度Lを、グラフを用いて変換することによって、変換処理を行う。この様子を図5に示す。図5はL軸、a軸、b軸を有する3次元のグラフである。ステップH1において色相Hを変化させることで色味が変化し、ステップS1において+方向に彩度Sを変化させることで鮮やかな色になり、ステップL1において−方向に明度Lを変化させることで色の明るさ(濃さ)が暗く(濃く)変化する。
次に、色相の変換方法について詳細に説明する。
まず、色相角に応じてシフト量ΔHを定める。図6は各色相毎に色相シフト量を関連づけた色相変換曲線である。図6に示すように、全色相角を均等にシフトさせるのではなく、特定色相を目標の色相へ変換するように色相変換グラフを作成し、色相の変換を行う。このように各色相それぞれの目標の色相へ設定するため、他の色に影響を与えずに局所的に色相変換を行うことができる。例えば、色相変換グラフにおいて色相120°のシフト量ΔHを+10°と設定した場合、色相120°の色全ては色相変換グラフによって130°に変換される。ただし色相の変換をする際は、色が反転しないように注意して色相のシフト量ΔHを設定する。例えば色相120°を130°に変換したとき、色相121°〜129°を必ず130°以上にシフトする。図6のH2は、黄緑色の色相を+の方向、つまり緑色の方向にシフトしていることを示す。このように設定することにより、黄緑色の草木は鮮やかな草木の色を再現することができる。H3は、青緑色の色相を−の方向、つまり緑色の方向にシフトしていることを示す。このように設定することにより、青緑色の草木は自然で鮮やかな草木の色を再現することができる。H4は、シアン色の色相を+の方向、つまりやや赤みのある青色の方向にシフトしていることを示す。このように設定することにより、深みのある鮮やかな青空を再現することができる。尚、色相の変換はグラフではなく格子点を作成する方法でもよい。
次に、彩度の変換方法について詳細に説明する。
ここでは、前記色相変換後の色相角に応じて彩度を変換する。図7は所定色相における彩度の変換度合いを示す彩度変換曲線である。図7に示すような彩度変換曲線を複数に分割した色相毎に作成して用いる。この時、色相に応じて彩度の変換の度合いを変える。例えば色相変換後に130°に変換された色は、130°に応じて設定した彩度変換曲線を用いて変換を行う。彩度の変換は、彩度の値に応じて異なる変化量で変換を行う。図7(1)〜(3)に例として3種類の彩度変換曲線を示す。(1)S2では彩度が0に近いところから彩度を大幅に上げ、高彩度の領域では低彩度領域に比べると彩度の上げ幅を抑えている。例えば緑色のようなより鮮やかな色が好まれる色の場合、S2のように設定することにより、無彩色に近いつまり、枯れたよう色をした草木でも鮮やかな草木の色に変換されることができる。(2)S3では中彩度の領域では彩度を大幅に上げ、0に近い低彩度の部分と最大彩度の部分は滑らかに繋いでいる。例えば青空のようなより鮮やかな色が好まれる色の場合、S3のように設定することにより白い雪など0に近い低彩度の部分は彩度の変化を抑えることができ、かつ青空のようにより鮮やかな色が好まれる色は大幅に彩度を上げ、鮮やかな青空を再現することができる。(3)S4では低彩度の領域では彩度の上げ幅を抑え、高彩度の領域では極力彩度を上げている。例えばオレンジ色、黄色のように低彩度領域は人肌を表わし、高彩度部分は夕焼けや果物などより鮮やかにすることが好まれる色の場合、S4のように設定することにより、人肌は自然な色合いを保ち、かつ夕焼けや果物はより鮮やかな好ましい色に変換できる。
次に、明度の変換方法について詳細に説明する。
ここでは、前記色相変換後の色相角に応じて、たとえばγ値(L’=100×(L/100)1/γ)を変換する。図8は各色相毎に明度変換量を関連づけた明度変換曲線であり、この明度変換表線を用いて処理を施す。例えば、色相変換グラフにおいて色相120°のシフト量を+10°と設定した場合、色相120°のポイントは色相変換グラフによって130°に変換され、明度変換曲線の130°におけるγ値を用いて明度変換を行う。但しγ値は上記の式ではなく他の形態の式を用いてもよい。
本実施形態は、図1に示される印刷システムを用いて、第1の実施形態と同様にOS102から入力した印刷要求と描画命令群を図2に示されるプリンタドライバによって処理し、プリンタ105で印刷可能な形態の印刷データを作成してプリンタ105に転送する。
先の実施形態においては、各RGBデータに対して演算処理を施して変換処理を行っていたが、本実施形態においては、あらかじめ元のRGB値と変換後のRGB値の関係を示すルックアップテーブル(画像データ変換テーブル)を作成し、この画像データ変換テーブルを用いて変換処理を行う。
以下別の実施形態を説明する。例えば、青緑色の草木を鮮やかな草木の色に再現する処理は風景画に好ましい処理であり、グラフィック画像上の青緑色を鮮やかにすることは、必ずしもこのましいことではない。そこでプリンタドライバにおける操作者の設定から、プリントされようとする画像がフォト、デジカメで撮像された画像の時とグラフィックの時で、第1、2の実施の形態において用いた色相、彩度、明度の変換とは異なる変換量、変換テーブルを用いる構成を以下説明する。
101 アプリケーション
102 ОS(オペレーティングシステム)
103 プリンタドライバ
104 モニタドライバ
105 モニタ
106 プリンタ
107 HD
108 CPU
109 RAM
110 ROM
120 画像データ変換処理
121 プリンタ用変換処理
Claims (9)
- モニタに表示された画像に応じた画像データをプリンタによりプリントするための画像処理方法であって、
前記画像中の第一のカラー画像データに対し、第一の調整を実施し、
前記画像中の前記第一のカラー画像データとは異なる第二のカラー画像データに対し、前記第一の調整とは異なる第二の調整を実施し、
前記第一の調整は、前記モニタの色再現範囲を超えてかつ前記プリンタが再現できる範囲内のデータに前記第一のカラー画像データを変換することを特徴とする画像処理方法。 - 前記第一の調整とは、彩度成分の調整であり、該彩度成分の調整により前記第一のカラー画像データは、前記モニタの色再現範囲を超えかつ前記プリンタが再現できる範囲内のデータに変換されることを特徴とする請求項1項記載の画像処理方法。
- 前記調整はプリンタドライバにおけるユーザインターフェイスの設定に応じて実行されることを特徴とする請求項1項記載の画像処理方法。
- 前記第一の調整、第二の調整は画像処理テーブルを用いて実施されることを特徴とする請求項1項記載の画像処理方法。
- 前記第二の調整は、前記第一の調整に比べ、彩度成分の調整量を抑えた調整であることを特徴とする請求項1項記載の画像処理方法。
- モニタに表示された画像に応じた画像データをプリンタによりプリントするための画像処理方法であって、
前記画像中の第一のカラー画像データを、前記モニタの色再現範囲を超えてかつ前記プリンタが再現できる範囲内のデータに変換する第一の変換を行い、
前記画像中の前記第一のカラー画像データとは異なる第二のカラー画像データを、前記第一の変換より上げ幅を抑えた変換をする第二の変換を行うことを特徴とする画像処理方法。 - 前記第一の変換とは、彩度成分に対する変換であり、該彩度成分の変換により前記第一のカラー画像データは、前記モニタの色再現範囲を超えかつ前記プリンタが再現できる範囲内のデータに変換されることを特徴とする請求項6項記載の画像処理方法。
- モニタに表示された画像に応じた画像データをプリンタによりプリントするための画像処理方法であって、
前記画像中の第一のカラー画像データの彩度成分に対し、前記モニタの色再現範囲を超えてかつ前記プリンタが再現できる範囲内のデータに変換することを特徴とする画像処理方法。 - 画像処理装置を制御して、前記請求項1、6または請求項8に記載された処理を実施することを特徴とするプログラム。
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JP2010124281A (ja) * | 2008-11-20 | 2010-06-03 | Kyocera Mita Corp | 色調整装置、方法及びプログラム |
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2006
- 2006-07-31 JP JP2006208492A patent/JP2006325253A/ja active Pending
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