JP2006324052A - 車体パネルへのアース端子固定構造 - Google Patents

車体パネルへのアース端子固定構造 Download PDF

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Abstract

【課題】アース端子をボルト締め固定する際に、左右一対のアース端子を同時に結合しながら車体パネルに固定できるようにする。
【解決手段】それぞれ別のアース線に接続される右アース端子と左アース端子を備え、左アース端子にはボルト穴の右周縁側より外側上方に傾斜させて突設したバネ片部を備える一方、右アース端子には上記ボルト穴の左周縁側より外側上方に傾斜させて突設したバネ片部を備え、左右アース端子を車体パネルへのボルト締め時に、上下に重ね合わせた左右アース端子のうち、下側に配置するアース端子のバネ片部が上側に配置するアース端子のボルト穴を通して突出され、前記左右アース端子の上記バネ片部を左右対称に傾斜して突出され、締付ボルトでナットに締結される際に、前記左右に傾斜したバネ片部が前記締付ボルトの頭部で下方へと押圧されて、車体パネルに左右アース端子が固定される構成。
【選択図】図1

Description

本発明は、車体パネルへのアース端子固定構造に関し、詳しくは、左右のアース端子を重ね合わせて車体パネルへ固定する際に、左右のアース端子同士の組み付けも同時に行うことができるものである。
従来より、ワイヤハーネスから分岐した複数のアース線を左右方向から重ね合わせるように一体的に組み付け、それを自動車の車体パネルにアース接続する方法およびそのための組合せ端子金具が種々提案されている。
例えば、特開平11−67305号公報(特許公報1)に記載の組合せ端子金具は、図4に示すように、アース線に接続された端子1および端子2は左右方向から重ね合わせて一体的にロック結合される。この端子1と2との組み付け作業が、ワイヤハーネス製造メーカで行われ、組み付け状態で、カーメーカーの自動車組み立てラインにおいて、予め組み付けられた組合せ端子金具3の取付孔にボルトを挿入して車体パネルに固定してアース接続が為されている。
従来提供されている組み合わせアース端子は、いずれも特許文献1と同様に、ワイヤハーネス・メーカにおいてアース端子同士を予め組み合わせてロック結合している場合が多い。これは、1つのワイヤハーネスから近接して分岐する2本のアース線端末のアース端子同時を組み合わせておくことで、車体パネルへの2個のアース端子のボルト締めを1回で行えるようにするためである。
特開平11−67305号公報
前記したように、従来は、ワイヤハーネスの製造工程において、その幹線から分岐する2本のアース線の端末のアース端子同士を組み合わせておき、該ワイヤハーネスを自動車に配索する際に、車体パネルに1本のボルトで1つのアース端子を固定している。
一方、異なるワイヤハーネスのアース端子同士を組みつけて1本のボルトで車体パネルに固定することはなされていなかった。これはワイヤハーネスを自動車に配索する時、異なるワイヤハーネスのアース端子同士を予め組み合せられておくと、ワイヤハーネスの配索作業性が非常に悪くなり、ワイヤハーネスに損傷が発生する恐れもあるためである。
しかしながら、異なるワイヤハーネスでも近接した位置で車体パネルにアース接続する必要がある場合には、これらのアース端子を組み合わせて1本のボルトで車体パネルに締め付け固定することが好ましい。
また、1つのワイヤハーネスから分岐する支線に取り付けたアース端子同士をワイヤハーネスメーカーで組み付ける場合においても、自動車組立工場に納入するまでの過程で何らかの力が加わると端子同士の嵌合が外れてしまう恐れがある。その際には自動車組立工場においてアース端子同士の組み付けを再度行った後、ボルトにより車体パネルに固定する作業を行わねばならず、作業効率が悪くなるといった問題もあった。
本発明は、前記問題に鑑みてなされたもので、自動車の組立ラインにおいて、2個のアース端子を1本のボルトで車体パネルへ締結固定し、該ボルト締め付けによりアース端子の車体パネルへの固定と同時に左右アース端子同士の組み付けも行えるようにすることを課題としている。
前記課題を解決するため、本発明は、それぞれ別のアース線に接続される右アース端子と左アース端子を備え、
前記左右のアース端子は電線接続部から突出する電気接触部の中央にボルト穴を備え、左アース端子には前記ボルト穴の右周縁側より外側上方に傾斜させて突設したバネ片部を備える一方、右アース端子には上記ボルト穴の左周縁側より外側上方に傾斜させて突設したバネ片部を備え、
前記左右アース端子を車体パネルへのボルト締め時に、上下に重ね合わせて左右アース端子のボルト穴および前記車体パネルのボルト穴が連通されると共に、下側に配置するアース端子のバネ片部が上側に配置するアース端子の貫通穴を通して突出され、前記左右アース端子の上記バネ片部を左右対称に傾斜して突出され、
締付ボルトを前記ボルト穴に挿入して前記車体パネルのボルト穴の下面でナットに締結される際に、前記左右に傾斜したバネ片部が前記締付ボルトの頭部で下方へと押圧されて、車体パネルに左右アース端子が固定される構成としていることを特徴とする車体パネルへのアース端子固定構造を提供している。
本発明において、左アース端子とはボルト穴を備えた電気接触部の左側位置から電線接続部が延在し左側位置に電線を接続しているものを指す。右アース端子とはボルト穴を備えた電気接触部の右側位置から電線接続部が延在し右側位置に電線を接続しているものを指す。この左右アース端子を組付けるために上下に重ね合わせたとき、左側に配置される左アース端子は右方向に、右側に配置される右アース端子は左方向にスライドすることにより両アース端子の電気接触部は重ね合わせ状態で組み付けられる。
前記構成とすると、左右アース端子を上下に重ね合わせ、連通した左右アース端子および車体パネルのボルト穴にボルトを挿入して車体パネルに固定する際に、左アース端子のボルト穴の右周縁側より外側上方に傾斜させて突設したバネ片部と、右アース端子のボルト穴の左周縁側より上方に傾斜させて突設したバネ片部とを左右対称に傾斜して突出させ、これを締付ボルトの頭部で下方へ押圧することにより、左アース端子の右側バネ片部は右方向へ、右アース端子の左側バネ片部は左方向へ力を受ける。したがって、左アース端子は右方向に、右アース端子は左方向にスライドし、左アース端子のバネ片部と連結する基部と右アース端子のバネ片部と連結する基部がそれぞれ嵌合する。即ち、左右アース端子の組付けが車体パネルへのアース端子の固定と同時に可能となる。
また、アース端子が車体パネルに固定された後も、バネ片部が締付ボルトの頭部で押圧された状態が継続しているため、長期間経過しても左右アース端子の強固な嵌合を維持させることができるとともに、バネ片部がワッシャの代用として、ナットの緩みを防止することもできる。
さらに、左アース端子のバネ片部と右アース端子のバネ片部を、左右対称にテーパ状に傾斜させて突出させることにより、締付ボルトをボルト穴に挿入する際のボルトのセンタリングが容易となる。
前記バネ片部は、下側に配置するアース端子のバネ片部が上側に配置するアース端子のボルト穴を通して突出できるような形状、サイズを有しており、アース端子のボルト穴周縁より外側上方に傾斜させて突設される。左アース端子のバネ片部と右側基部とのなす角度および右アース端子のバネ片部と左側基部とのなす角度はともに等しく、30度〜50度であることが好ましい。また、バネ片部は、上側に配置するアース端子のボルト穴と同じ曲率を有する円弧状に曲成されることが好ましく、これにより、バネ片部の根元部分全体と締付ボルトの挿入軸とを接触させることができる。
また、前記左右のアース端子には上下に重ね合わせられた際に、上側位置のアース端子の前記バネ片部と連結する基部が下向き段状部とされ、下側位置のアース端子の上向き段状部の下面に重ねられると共に、下側位置のアース端子の前記バネ片と連結する基部が上向き段状部とされ、上側位置のアース端子の下向き段状部の上面に重ねられることが好ましい。
このように、下側位置のアース端子の上向き段状部が、上側位置のアース端子の下向き段状部の上面に重ねられる構造、即ち、互い違いに重ねられる構造にすることにより、左右アース端子を上下に重ね合わせたときの上下方向および前後方向の離脱を防止することができる。
また、上側位置のアース端子の下向き段状部である基部は、板厚略一枚分の厚さだけ低くなるように形成される一方、下側位置のアース端子の上向き段状部である基部は、板厚略一枚分の厚さだけ高くなるように形成されることが好ましい。これにより、左右アース端子を上下に重ね合わせて組付けたときの基部および基部により連結される一対の板状重ね合わせ部の高さをほぼ同一にすることができる。
前記右アース端子と左アース端子は、異なるワイヤハーネスのアース線に接続されたものであっても良いし、同じワイヤハーネスの幹線から分岐したアース線に接続されたものでもよい。同じワイヤハーネスのアース線の端末に前記アース端子が接続されている場合においても、車体パネルへのボルト締め固定時に組み合わせアース端子とされる。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、左右一対のアース端子にそれぞれ外側上方に傾斜させたバネ片部を突設し、車体パネルへの固定時に、左右アース端子を上下に重ね合わせて前記バネ片部を左右対称に突出させることにより、アース端子を車体パネルに固定するための締付ボルトをボルト穴に挿入するだけで、前記ボルトの頭部で前記バネ片部を押圧し、左右のアース端子を右方向・左方向にそれぞれスライドさせることでアース端子同士の組付けも同時に行うことができる。
このように、自動車組立ラインにおいて、左右一対のアース端子の組付けを、これらアース端子の車体パネルへの固定と同時に行うことができ、アース端子の車体パネルへの固定作業性を高めることが出来るとともに、異なったワイヤハーネスから分岐したアース線に接続したアース端子同士を組付けてアース接続することも可能となる。このように異なったワイヤハーネスのアース線端末のアース端子同士を組み合わせ端子とできるため、近接位置のアース端子同士を車体パネルへの固定時に組み合わせ端子とすればよい。したがって、1つのワイヤハーネスから分岐するアース線端末のアース端子同士を予め組み合わせておく必要がなく、冗長なアース線を減少させることができる。
さらに、アース端子を車体パネルに締付ボルトにより固定した後も、締付ボルトの頭部が前記バネ片を押圧しているため、左右アース端子同士の強固な嵌合を維持させることができる。さらに、前記バネ片部はワッシャの役割も果たすため、車体パネルの下面で締付ボルトに締結するナットの緩みを防止することもできる。したがって、長期間に渡り、確実なアース接続を維持することができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1〜図3は実施形態を示す図である。図1は、左アース端子20および右アース端子21を組み付ける前の状態を示したものである。左アース端子20、右アース端子21は、導通性を有する金属板材を曲げ加工して成形され、左アース端子20を下側に、右アース端子21を上側に重ね合わせて組み付けられる。
前記左アース端子20は、電気接触部23と電線接続部24とを備え、電線接続部24は電気接触部23の左側位置から延在し、芯線バレル24Aと絶縁被覆バレル24Bを備え、電線wの芯線をバレル24A、絶縁被覆部をバレル24Bでかしめて電線w1を圧着している。
電気接触部23は、その中央部に締付ボルトを挿入させるために穿設されたボルト穴25と、このボルト穴25を挟むようにして、互いに平行に配置された一対の板状重ね合わせ部26とこの両端を連結するように配置された基部27および28、さらに基部27上のボルト穴25の右周縁部から外側上方に傾斜させて突設したバネ片部29とから構成されている。また、基部27、28の両端には、基部27、28と一対の板状重ね合わせ部26を連結するための一対の連結部30、31を板状重ね合わせ部26の側縁部から鉛直上向きに設けることにより、基部27、28を板状重ね合わせ部26よりも板厚略一枚分高い上向き段状部としている。
また、バネ片部29が突設された基部27と一対の板状重ね合わせ部26との間には、外側に開口する一対のスリット32が設けられている。
一方、右アース端子21は、電気接触部33と電線接続部34とを備え、電線接続部34は電気接触部33の右側位置から延在し、該電線接続部34の芯線バレル34Aと絶縁被覆バレル34Bで電線w2をかしめて圧着している。
電気接触部33は、その中央部にボルトを挿入させるために穿設されたボルト穴35と、このボルト穴35を挟むようにして、互いに平行に配置された一対の板状重ね合わせ部36とこの両端を連結するように配置された基部37および38、さらに基部38上のボルト穴35の左周縁部から外側上方に傾斜させて突設したバネ片部39とから構成されている。また、基部37、38の両端には、基部37、38と一対の板状重ね合わせ部36を連結するための一対の連結部40、41を板状重ね合わせ部36の側縁部から鉛直下向きに設けることにより、基部37、38を板状重ね合わせ部36よりも板厚略一枚分低い下向き段状部としている。
また、基部37と一対の板状重ね合わせ部36との間には、ボルト穴35側に開口する一対のスリット42が設けられるとともに、バネ片部39が突設された基部38と一対の板状重ね合わせ部36との間には、外側に開口する一対のスリット43が設けられている。
さらに、基部37と基部38のボルト穴35側の周縁部は、同心同径の円弧が形成されており、この同心同径の仮想円に対して、一対の板状重ね合わせ部36はその側縁部が接するように配置されている。これら周縁部によって囲まれた空間がボルト穴35とされる。なお、この仮想円の径は使用する締付ボルト挿入軸44Bの径とほぼ等しくしている。
左アース端子20と右アース端子21とを上下に重ねて組付けたときに、基部37の上面に重ねられる左アース端子20の基部27におけるボルト穴25側の周縁部も、基部37のボルト穴側周縁部と同一の曲率を有する円弧を形成するように加工し、上下に重ね合わせたときに基部27と基部37の周縁部が一体化するようにしている。さらに、左アース端子20のバネ片部29および右アース端子21のバネ片部39も同様の曲率を有する円弧状に曲成されている。
一方、左アース端子20の一対の板状重ね合わせ部26における対向する側縁部は互いに平行であり、その側縁部間の距離は、右アース端子21の一対の板状重ね合わせ部36における対向する側縁部間の距離のうち最も長いものと等しくしている。
左アース端子20のバネ片部29と右アース端子30のバネ片部39は、左アース端子20と右アース端子21とを組付けたときに左右対称に傾斜して突出されている。バネ片部29と基部27とのなす角度およびバネ片部39と基部38とのなす角度は45度とし、両バネ片部29、39の幅も等しくしている。
組付けたときの両バネ片部29、39の先端の高さが等しくなるように、上向き段状部である基部27から突出させたバネ片部29の長さを、下向き段状部である基部38から突出させたバネ片部39の長さより短くしている。
前記左アース端子20に接続する電線w1、左アース端子30に接続する電線w2は、本実施形態では異なるワイヤハーネスの支線の電線としている。
なお、同じワイヤハーネスの幹線から分岐する支線としてもよい。
次に、左アース端子20と右アース端子21との組み付けおよび車体パネルへの固定について説明する。
まず、左アース端子20に接続された電線w1のワイヤハーネス、右アース端子30に接続された電線w2のワイヤハーネスをそれぞれ自動車に配索する。
ついで、電線w1の端末の左アース端子20と電線w2の端末の右アース端子30とを、ボルト固定しようとする車体パネル45のボルト穴46の位置に配置する。
左アース端子20を下側に、右アース端子21を上側に重ね合わせ、左アース端子20のバネ片部29を右アース端子21のボルト穴35を通して突出させる。これにより、左アース端子20のバネ片部29と右アース端子21のバネ片部39は、右アース端子のボルト穴35を挟んで左右対称にテーパ状に傾斜して突出した状態となるとともに、左右アース端子のボルト穴25、35および車体パネル45のボルト穴46が連通される。
ここで、図2に示すように、左右アース端子20、21を車体パネル45へ固定するために、締付ボルト44がボルト穴35に挿入され、締付ボルト44は車体パネル45のボルト穴46の下面でナット47に締結される。その際、締付ボルト44の頭部44aが左右対称に傾斜したアース端子20、21のバネ片部29、39を下方へ押圧する。これにより、左アース端子20の右側に傾斜したバネ片部29は右方向へ、右アース端子21の左側に傾斜したバネ片部39は左方向に力を受けるため、左アース端子20は右方向へ、右アース端子は左方向へスライドする。
前記スライドで、左アース端子20の基部27が右アース端子21の基部37の上面に乗り上げると同時に、右アース端子21の基部38が左アース端子20の基部28の下面に潜り込む。このとき、左アース端子20の基部27両端の一対の連結部30が、右アース端子21の一対のスリット42に嵌合して右アース端子21の連結部40と当接するとともに、左アース端子20の基部28両端の一対の連結部31が右アース端子21の一対のスリット43に嵌合して右アース端子21の連結部41と当接する。
前記構成にすることにより、図3に示すように、左右アース端子20、21は、上下、前後、左右方向への離脱が規制されて強固に組み付けられると同時に、車体パネル45への固定も同時に完了させることができる。また、左右アース端子20、21を車体パネル45に締付ボルト44により固定した後も、締付ボルト44の頭部44aがバネ片部29、39を押圧しているため、左右アース端子同士の強固な嵌合を維持させることができるとともに、バネ片部29、39はワッシャの役割も果たすため、車体パネル45の下面で締付ボルト44に締結するナット47の緩みを防止することもできる。したがって、長期間に渡り、確実なアース接続を維持することができる。
本発明のアース端子の固定構造は、自動車組立ラインにおいて、異なるワイヤハーネスあるいは1つのワイヤハーネスから分岐したアース線の端末に接続されるアース端子を組み合わせて、車体パネルへボルト固定する際に好適に用いることができるものである。
(A)は左右アース端子を組み付ける前の斜視図、(B)は組み付ける前の左右アース端子の平面図である。 締付ボルト挿入時の左右アース端子の斜視図である。 (A)は締付ボルト締結後のアース端子固定構造を示す斜視図、(B)は平面図、(C)はA−A断面図である。 (A)は従来例を示す左右アース端子の斜視図、(B)は左右アース端子を組み付けたときの斜視図である。
符号の説明
20 左アース端子
21 右アース端子
23、33 電気接触部
24、34 電線接続部
25、35、46 ボルト穴
26、36 板状重ね合わせ部
27、28、37、38 基板部
30、31、40、41 連結部
32、42、43 スリット
44 締付ボルト
45 車体パネル
47 ナット

Claims (3)

  1. それぞれ別のアース線に接続される右アース端子と左アース端子を備え、
    前記左右のアース端子は電線接続部から突出する電気接触部の中央にボルト穴を備え、左アース端子には前記ボルト穴の右周縁側より外側上方に傾斜させて突設したバネ片部を備える一方、右アース端子には上記ボルト穴の左周縁側より外側上方に傾斜させて突設したバネ片部を備え、
    前記左右アース端子を車体パネルへのボルト締め時に、上下に重ね合わせて左右アース端子のボルト穴および前記車体パネルのボルト穴が連通されると共に、下側に配置するアース端子のバネ片部が上側に配置するアース端子のボルト穴を通して突出され、前記左右アース端子の上記バネ片部を左右対称に傾斜して突出され、
    締付ボルトを前記ボルト穴に挿入して前記車体パネルのボルト穴の下面でナットに締結される際に、前記左右に傾斜したバネ片部が前記締付ボルトの頭部で下方へと押圧されて、車体パネルに左右アース端子が固定される構成としていることを特徴とする車体パネルへのアース端子固定構造。
  2. 前記左右のアース端子には上下に重ね合わせられた際に、上側位置のアース端子の前記バネ片部と連結する基部が下向き段状部とされ、下側位置のアース端子の上向き段状部の下面に重ねると共に、
    下側位置のアース端子の前記バネ片部と連結する基部が上向き段状部とされ、上側位置のアース端子の下向き段状部の上面に重ねられる請求項1に記載の車体パネルへのアース端子固定構造。
  3. 前記右アース端子と左アース端子は異なるワイヤハーネスのアース線に接続されたものである請求項1または請求項2に記載のアース端子固定構造。
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