JP5505271B2 - 車両用自動変速機に設けられる電子回路ユニット - Google Patents

車両用自動変速機に設けられる電子回路ユニット Download PDF

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Description

本発明は、車両用自動変速機に設けられ、その制御等のための電子回路を内蔵する電子回路ユニットに関するものである。
従来、電子回路を内蔵する回路体として、特許文献1に記載されるものが知られている。その概要を図18及び図19に示す。
これらの図に示される電子回路体10は、電子回路を形成する複数の回路素子11が実装された矩形状の回路基板12と、その電子回路を外部に接続するための雄端子である複数本の第1回路側端子14A及び複数本の第2回路側端子14Bと、当該回路基板12及び両回路側端子14A,14Bを一体化するようにモールドされた樹脂パッケージ16とを含む。前記各回路側端子14A,14Bは例えば小幅のバスバーからなり、このうち前記第1回路側端子14Aは前記回路基板12の一辺に沿って配列され、前記第2回路側端子14Bは同回路基板12において前記第1回路側端子14Aと反対側の辺に沿って配列される。これらの回路側端子14A,14Bは例えばボンディングワイヤ18を介して前記回路基板12に電気的に接続される。
この電子回路体10では、前記回路基板12及び前記樹脂パッケージ16が、電子回路を内蔵する本体を構成し、この本体から特定の第1突出方向に前記各第1回路側端子14Aが突出し、当該第1の突出方向と反対の方向である第2の突出方向に前記各第2回路側端子14Bが突出する。
その一方、特許文献2には、前記のような複数の電子回路体と、その端子を外部回路に接続するためのコネクタとを備えたユニットが開示されている。このユニットは、電子回路体に相当する電子回路封入部材1と、その電子回路に外部回路を接続するためのコネクタとを有する。このコネクタは、複数の電線の端末にそれぞれ固定される雌端子(電線側端子)と、これらを保持するコネクタハウジングとを備え、このコネクタハウジングに保持される各雌端子が前記電子回路体の各雄端子(回路側端子)に嵌合される。前記の電子回路体及びコネクタは共通のベース部材上に保持され、車両の適所に取付けられる。
特開2004−095974号公報 特開2001−244007号公報
前記のような電子回路ユニットを車両用自動変速機の制御に用いる場合、その配線の簡素化のためには、当該電子回路ユニットを当該自動変速機のケース内に収容することが好ましい。しかしながら、当該自動変速機のケース内ではオイルが循環しており、このオイル中には例えば金属摩耗粉といった導体からなる小さな異物が混入しているため、当該異物が例えば電子回路体の雄端子間に入り込むと、当該異物が媒体となって端子間を短絡させる等のトラブルが生じるおそれがある。
このようなトラブルを回避する手段として、前記コネクタに例えば防水コネクタと同等のシール構造を付与することが考えられるが、かかる構造は必然的にユニット全体のコス
トを上昇させる。
本発明は、このような事情に鑑み、車両用自動変速機のケース内に設けられる電子回路ユニットであって、当該ケース内のオイルに混入する異物に起因するトラブルを簡素な構造で有効に抑止できるものを提供することを目的とする。
前記課題を解決するための手段として、本発明は、車両用自動変速機のケース内に設けられる電子回路ユニットを提供する。この電子回路ユニットは、電子回路を内蔵する本体及びこの本体から外向きに突出する複数の第1回路側端子及び第2回路側端子を含み、前記各第1回路側端子が共通の第1突出方向に突出しかつ前記各第2回路側端子が前記第1突出方向と反対の第2突出方向に突出する電子回路体と、複数の電線の端末にそれぞれ固定されて前記各第1回路側端子に嵌合可能な嵌合部を有する複数の第1電線側端子とこれらの第1電線側端子を前記第1回路側端子の配列に対応する配列で保持する第1コネクタハウジングとを有する第1コネクタと、複数の電線の端末にそれぞれ固定されて前記各第2回路側端子に嵌合可能な嵌合部を有する複数の第2電線側端子とこれらの第2電線側端子を前記第2回路側端子の配列に対応する配列で保持する第2コネクタハウジングとを有する第2コネクタと、前記電子回路体、前記第1コネクタ及び前記第2コネクタを載置するための載置面を有し、当該電子回路体と当該第1コネクタ及び当該第2コネクタとが互いに結合される位置で当該第1コネクタの第1コネクタハウジング及び当該第2コネクタの第2コネクタハウジングを前記載置面上に保持するベース部材とを備える。そして、前記第1コネクタハウジング及び前記第2コネクタハウジングは、前記第1コネクタ及び前記第2コネクタがそれぞれ前記電子回路体に結合された状態でこの電子回路体を挟んで前記ベース部材の載置面と反対の側で互いに重なり合って前記電子回路体を覆うカバーを含む。
この電子回路ユニットでは、電子回路体に対して第1コネクタ及び第2コネクタが結合される、すなわち、当該電子回路体の本体から互いに反対の向きに突出する第1回路側端子及び第2回路側端子がそれぞれ第1コネクタ及び第2コネクタの第1電線側端子及び第2電線側端子に嵌合されることにより、当該各回路側端子が当該電線側端子を介して各電線に接続されるとともに、各コネクタのカバーが前記ベース部材の載置面と反対の側で互いに重なり合って電子回路体を覆う。
そして、このように両コネクタが電子回路体に結合された状態でこれらが共通のベース部材の載置面上に載置され、保持されることにより、前記結合状態が維持される。このことは、各端子の嵌合状態を良好に維持するのに加え、前記各カバーが前記ベース部材と協働して当該端子の嵌合領域を両側から保護する状態を形成し、例えば自動変速機のケース内を流れるオイルに含まれる異物が端子間に入り込むことを有効に抑止する。
この電子回路ユニットでは、前記第1回路側端子及び前記第2回路側端子が共通の端子配列方向に沿って配列され、この端子配列方向と前記ベース部材の載置面とが略平行な姿勢で前記電子回路体と前記第1コネクタ及び前記第2コネクタとが前記載置面上に載置されることが、より好ましい。この電子回路ユニットでは、両回路側端子がベース部材の載置面に沿うように当該載置面上に配列された上で、当該載置面と反対の側からカバーにより覆われるので、当該載置面上と直交する方向についてのユニット寸法(厚み寸法)を抑えながら各回路側端子と各電線側端子との嵌合部分の保護を確実にすることができる。
前記第1コネクタハウジング及び前記第2コネクタハウジングのカバーは、一方の端部全体が他方の端部の上に重なるように配置されてもよいが、これらのカバーが互いに突き合わされる端縁を有し、これらの端縁は互いに噛合う段部を有し、これらの段部同士の噛合いにより一方のカバーの端縁が他方のカバーの端縁を外側から覆う状態が形成されるの
が、より好ましい。このような段部同士の噛合いは、前記のように一方のカバーの端部全体が他方のカバーの上に重なる構造のようにその重なり部分で両カバーの合計の厚み寸法が倍加するのを回避しながら、外部からの異物の侵入の抑止をより確実にすることができる。
本発明において、前記電子回路体、前記第1コネクタ及び前記第2コネクタを前記ベース部材に固定するための具体的手段は特に限定されないが、例えば、これら電子回路体、第1コネクタ及び第2コネクタをまとめて前記ベース部材に連結するための連結具を備え、前記電子回路体、前記第1コネクタ及び前記第2コネクタは、それぞれ、前記連結具が挿通可能な連結具挿通孔が形成された取付部を有し、前記電子回路体に前記第1コネクタ及び前記第2コネクタがそれぞれ結合された状態でこれらの取付部同士が前記ベース部材の載置面に対して直交する方向に重なり合い、かつ、各取付部に形成された連結具挿通孔同士が合致するものが、好適である。この取付構造は、前記電子回路体、前記第1コネクタ及び前記第2コネクタがそれぞれ有する取付部の連結具挿通孔に共通の連結具を挿入するという簡素な構造でありながら、これら電子回路体、前記第1コネクタ及び前記第2コネクタをまとめて前記ベース部材の載置面上に固定することを可能にする。
この場合、前記電子回路体、前記第1コネクタ及び前記第2コネクタの取付部は、それぞれ、前記第1回路側端子及び前記第2回路側端子が配列される領域よりも両外側の位置にそれぞれ設けられることが、好ましい。かかる取付部の配置は、バランスのよい安定した電子回路体及び両コネクタの固定を可能にする。
より具体的には、前記第1コネクタ及び前記第2コネクタが、それぞれ、前記取付部として低位取付部とこの低位取付部よりも前記ベース部材の載置面上で高い位置にある高位取付部とを有し、一方のコネクタの低位取付部の上に他方のコネクタの高位取付部が重ねられる状態でこれらの取付部が前記ベース部材に締結されるものが、好適である。このように各コネクタが高位取付部と低位取付部とを併有する構造は、一方のコネクタの両取付部がともに他方のコネクタの両取付部の上に重ねられる構造よりも高い対称性を有するので、よりバランスのとれた安定した固定が可能になる。つまり、一方の側では第1コネクタの低位取付部が第2コネクタの高位取付部の下側に位置するように両取付部が重ねられ、他方の側では第2コネクタの低位取付部が第1コネクタの高位取付部の下側に位置するように重ねられるので、両コネクタが固定される状態が均等化される。
さらに、前記第1コネクタ及び前記第2コネクタの高位取付部及び低位取付部はいずれも前記電子回路体の取付部の上に重ねられる高さ位置に形成され、そのうちの高位取付部に前記各コネクタハウジングのカバーが連続するものでは、一方の側の取付部から他方の側の取付部まで連続する保護構造を構築することができる。また、前記第1コネクタハウジング及び前記第2コネクタハウジングの形状を互いに同一にすることも可能であり、これにより、両コネクタハウジングの量産性が向上する。
本発明に係る電子回路ユニットでは、例えば、前記第1コネクタハウジングが、前記第1電線側端子をそれぞれ収容する複数の第1端子収容室と、各第1端子収容室に収容される第1電線側端子をこの第1電線側端子の嵌合部が第1回路側端子と嵌合する位置でそれぞれ係止する複数の第1端子係止部とを有し、前記各第1端子収容室は、前記第1コネクタハウジングが前記電子回路体とともに前記ベース部材の載置面上に保持された状態で当該第1端子収容室内に前記第1電線側端子が挿入可能となるように当該載置面上に沿いかつ前記電子回路体と反対側に外向きに開口する形状を有するものが、好適である。この電子回路ユニットでは、前記第1コネクタハウジングが前記電子回路体とともにベース部材の載置面上に保持された状態で後から各端子収容室内に複数の第1電線側端子を個別に挿入することができる。従って、予め第1コネクタの第1コネクタハウジングに前記各第1電線側端子が保持された状態で当該第1コネクタが前記電子回路体に結合される場合では第1電線側端子の個数が多いほど結合に要する力(全第1電線側端子とこれに対応する第1回路側端子とを嵌合するために要する力)が増大するのに対し、前記のような形状の第1端子収容室をもつ電子回路ユニットでは、第1電線側端子の本数にかかわらずこれらの第1電線側端子をそれぞれ低い嵌合力で第1回路側端子に嵌合することができる。
同様の理由により、本発明に係る電子回路ユニットでは、前記第2コネクタハウジングが、前記第2電線側端子をそれぞれ収容する複数の第2端子収容室と、各第2端子収容室に収容される第2電線側端子をこの第2電線側端子の嵌合部が第2回路側端子と嵌合する位置でそれぞれ係止する複数の第2端子係止部とを有し、前記各第2端子収容室は、前記第2コネクタハウジングが前記電子回路体とともに前記ベース部材の載置面上に保持された状態で当該第2端子収容室内に前記第2電線側端子が挿入可能となるように当該載置面上に沿いかつ前記電子回路体と反対側に外向きに開口する形状を有するものも、好適である。
また本発明は、車両用自動変速機のケース内に設けられる電子回路ユニットであって、電子回路を内蔵する本体及びこの本体から外向きに突出する複数の回路側端子を含み、前記各回路側端子が共通の方向に突出する電子回路体と、複数の電線の端末にそれぞれ固定されて前記各回路側端子に嵌合可能な嵌合部を有する複数の電線側端子とこれらの電線側端子を前記回路側端子の配列に対応する配列で保持するコネクタハウジングとを有するコネクタと、前記電子回路体及び前記コネクタを載置するための載置面を有し、当該電子回路体と当該コネクタとが互いに結合された状態でこれらを前記載置面上に保持するベース部材とを備え、前記コネクタハウジングは、前記コネクタが前記電子回路体に結合された状態で前記回路側端子を前記載置面と反対の側から覆うカバーを含み、このカバーは、前記載置面から離れる向きに反るように弾性変位可能な端縁を有し、この端縁は前記コネク
タが前記電子回路体に結合された状態でこの電子回路体の本体の表面に乗り上げるように反りかつその弾発力で当該本体の表面に密着するものである。
この電子回路ユニットでは、電子回路体に対して第1コネクタ及び第2コネクタが結合されることにより、当該電子回路体の本体から互いに反対の向きに突出する第1回路側端子及び第2回路側端子がそれぞれ第1コネクタ及び第2コネクタの第1電線側端子及び第2電線側端子に嵌合されて各電線に接続されるとともに、各コネクタのカバーの端縁が電子回路体の本体の表面に乗り上げるように反ってその弾発力で当該本体の表面に密着することで、この電子回路体を密閉することができる。
そして、このように両コネクタが電子回路体に結合された状態でこれらが共通のベース部材の載置面上に載置され、保持されることにより、前記結合状態が維持される。このことは、各端子の嵌合状態を良好に維持するのに加え、前記各カバーが前記ベース部材と協働して当該端子の嵌合領域を両側から保護する状態を形成し、例えば自動変速機のケース内を流れるオイルに含まれる異物が端子間に入り込むことを有効に抑止する。
この電子回路ユニットでは、例えば、前記電子回路体の本体の表面が前記回路側端子からその突出方向と平行な方向に沿って離れるに従って高くなる向きに傾斜する傾斜面を有し、前記カバーの端縁が当該傾斜面上に乗り上げるものが、好適である。この傾斜面の傾斜は、電子回路ユニットと各コネクタとの結合に伴って前記カバーの端縁が前記傾斜面と摺接しながら当該傾斜面上に円滑に乗り上げることを可能にする。
このタイプの電子回路ユニットにおいても、前記電子回路体は、前記回路側端子として、当該電子回路体の本体から共通の第1突出方向に突出する複数の第1回路側端子と、当該第1突出方向と反対の第2突出方向に突出する複数の第2回路側端子とを含み、前記コネクタとして、複数の電線の端末にそれぞれ固定されて前記各第1回路側端子に嵌合可能な嵌合部を有する複数の第1電線側端子とこれらの第1電線側端子を前記第1回路側端子の配列に対応する配列で保持する第1コネクタハウジングとを有する第1コネクタと、複数の電線の端末にそれぞれ固定されて前記各第2回路側端子に嵌合可能な嵌合部を有する複数の第2電線側端子とこれらの第2電線側端子を前記第2回路側端子の配列に対応する配列で保持する第2コネクタハウジングとを有する第2コネクタとを備え、前記第1コネクタハウジングは、前記第1コネクタが前記電子回路体に結合された状態で前記第1回路側端子を前記載置面と反対の側から覆うカバーを含み、前記第2コネクタハウジングは、前記第2コネクタが前記電子回路体に結合された状態で前記第2回路側端子を前記載置面と反対の側から覆うカバーを含むことが、より好ましい。この構造では、電子回路体の本体から互いに反対の向きに第1回路側端子及び第2回路側端子が突出するので、全ての回路側端子が一方向のみを向くものに比べて少ないスペースで多くの回路側端子を配列することが可能であり、しかも、各回路側端子への電線側端子の嵌合、及びその嵌合部位を保護をそれぞれ第1コネクタ及び第2コネクタにより行うことができる。
以上のように、本発明によれば、車両用自動変速機のケース内に設けられる電子回路ユニットであって、各コネクタのコネクタハウジングの形状の工夫により、当該ケース内のオイルに混入する異物に起因するトラブルを簡素な構造で有効に抑止することができるものを提供することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る電子回路ユニットの電子回路体及びこれに結合される前の第1コネクタ及び第2コネクタを示す斜視図である。 前記電子回路ユニットの電子回路体がベース部材の載置面上に載置され、かつ、これに前記第1コネクタ及び前記第2コネクタが結合される前の状態を示す斜視図である。 前記第1コネクタ及び前記第2コネクタにおける電線側端子が電線の端末に圧着された状態を示す正面図である。 図2の状態を別の角度から見た斜視図である。 図2の状態を示す平面図である。 前記電子回路体に前記第1コネクタ及び前記第2コネクタが結合された状態を示す平面図である。 図6の状態を第1突出方向及び第2突出方向と平行な方向から見た側面図である。 図6の状態を第1突出方向及び第2突出方向と直交する方向から見た正面図である。 図7のIX−IX線断面図である。 図1に示される電子回路体及び両コネクタと、取付部を有する特殊形状のベース部材とを備えた電子回路ユニットの斜視図である。 図10に示される電子回路ユニットが自動変速機のバルブユニットの上に固定された状態を示す斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係る電子回路ユニットの斜視図である。 図12に示す電子回路ユニットにおいて電子回路体とともにベース部材の載置面上に保持されたコネクタハウジングの端子収容室内に電線側端子を挿入する工程を示す断面正面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る電子回路ユニットの斜視図である。 図14のXV−XV線断面図である。 図14のXVI−XVI線断面図である。 図16のXVII部の拡大図である。 従来から知られている電子回路体の例を示す平面図である。 図18のXIX−XIX線断面図である。
本発明の第1の実施の形態を図1〜図11を参照しながら説明する。
この実施の形態に係る電子回路ユニットは、電子回路体10と、第1コネクタCAと、第2コネクタCBと、ベース部材50とを備える。
前記電子回路体10は、前記図18及び図19に示される電子回路体10と同等の基本構造を有するものであり、当該構造については以下、その説明を省略する。ただし、本発明に係る電子回路体は当該構造を有するものに限定されない。要は、電子回路を内蔵する本体と、この本体から第1回路側端子および第2回路側端子が互いに逆向きに突出するものであればよく、その内部構造は問わない。
この実施の形態に係る電子回路体10は、前記図18及び図19に示される電子回路体10において、さらに、取付部材19が付加されたものである。この取付部材19は、金属板を加工することにより形成されたもので、左右一対の取付部19a,19bと、前記樹脂パッケージ16を跨いで両取付部19a,19bを連結する連結部19cと、各取付部19a,19bと前記樹脂パッケージ16とをそれぞれ連結する連結部19dとを有する。なお、この取付部材19は必ずしも要さず、例えばこれに代えて電子回路体自体に取付穴が設けられてもよい。
前記両取付部19a,19bは、第1回路側端子14A及び第2回路側端子14Bの配列領域よりも左右両外側の位置にあり、当該回路側端子14A及び第2回路側端子14Bが配列される面と略同等の面上で広がる板状をなし、かつ、これを板厚方向に貫通するボルト挿通孔(連結具挿通孔)17A,17Bを有する。これらのボルト挿通孔17A,17Bは、前記両取付部19a,19bを前記ベース部材50に連結するためのボルト(連
結具)60を挿通することが可能な内径を有する。
前記第1コネクタCAおよび前記第2コネクタCBは、前記電子回路体10と結合して複数本の電線40を当該電子回路体10の第1回路側端子14A及び第2回路側端子14Bにそれぞれ接続するものであり、この実施の形態では互いに同一の形状及び構造を有する。前記第1コネクタCAは、前記各電線40の端末に装着される複数本の第1電線側端子20Aと、これらの第1電線側端子20Aをまとめて保持する第1コネクタハウジング30Aとを備え、同様に、前記第2コネクタCBは、前記各電線40の端末に装着される複数本の第2電線側端子20Bと、これらの第2電線側端子20Bをまとめて保持する第2コネクタハウジング30Bとを備える。
前記第1電線側端子20A及び前記第2電線側端子20Bは、金属板を加工することにより形成されたもので、図3に示されるように、電線圧着部22と、雌型の電気接触部24と、連結部26とを一体に有する。
前記電線圧着部22は、対応する電線40の端末に圧着されるもので、導体バレル22aとインシュレーションバレル22bとを有する。この実施の形態に係る電線40は、導体42とこれを被覆する絶縁被覆44とを有する被覆電線で、その端末では当該絶縁被覆44が除去されて導体42が露出している。前記導体バレル22aは、その露出した導体42を抱き込むようにこれと圧着されることにより当該導体42と電線側端子20A(20B)とを導通させ、前記インシュレーションバレル22bは、前記導体42の露出部分に隣接する絶縁被覆44を抱き込むようにこれに圧着される。
前記電気接触部24は、対応する回路側端子(第1電線側端子20Aについては前記第1回路側端子14A、第2電線側端子20Bについては前記第2回路側端子14B)と嵌合可能な雌型の嵌合部であり、当該嵌合により当該回路側端子14A(14B)と接触して導通する。
前記連結部26は、前記電線圧着部22と前記電気接触部24との間に介在して両者を連結する。この実施の形態に係る連結部26は、その途中部分が直角に屈曲する形状を有し、その屈曲により、前記電線圧着部22が圧着される電線40の軸方向と前記電気接触部24の軸方向(前記嵌合方向)とを直交させる。
前記第1コネクタハウジング30A及び前記第2コネクタハウジング30Bは、この実施の形態では互いに同一の形状を有している。具体的には、ハウジング本体32と、左右一対の低位取付部33A及び高位取付部33Bと、電線支持壁34と、開閉壁36と、カバー38とを一体に有するように、合成樹脂等の絶縁材料で成形されている。
前記ハウジング本体32は、前記回路側端子14A(14B)の配列方向と平行な方向に延び、当該方向に前記電線側端子20A(20B)が並んだ状態でこれらをまとめて保持する。具体的に、このハウジング本体32は、前記配列方向に沿って並ぶ複数の端子収容室(第1コネクタハウジング30Aでは「第1端子収容室」、第2コネクタハウジング30Bでは「第2端子収容室」)32aと、この端子収容室32a内に膨出する(第1コネクタハウジング30Aでは「第1端子係止部」、第2コネクタハウジング30Bでは「第2端子係止部」)ランス32bとを有する。各端子収容室32aは、後方に開口してその開口から前記電線側端子20A(20B)の電気接触部24が挿入可能な形状を有し、前記ランス32bは当該端子収容室32aに挿入された前記電気接触部24をこの電気接触部24が前記回路側端子14A,14Bと嵌合可能となる位置に係止する形状を有する。
前記低位取付部33A及び高位取付部33Bは、前記ハウジング本体32から左右両外側にそれぞれ突出し、前記電線側端子20A(20B)の配列領域の両外側に位置する。このうち低位取付部33Aは、電子回路体10に第1コネクタCA(第2コネクタCB)が結合された状態で当該電子回路体10の取付部19a(19b)のすぐ上に重ねられる
高さ位置に形成され、その状態で当該取付部19a(19b)のボルト挿通孔17A(17B)に合致するボルト挿通孔(連結具挿通孔)33aを有する。一方、高位取付部33Bは、後述のベース部材50の載置面52に対して低位取付部33Aよりも高い位置、具体的には、電子回路体10に両コネクタCA,CBが結合された状態で当該電子回路体10の取付部19a(19b)の上に重なる前記低位取付部33Aのさらにそのすぐ上に重ねられる高さ位置に形成され、その状態で当該取付部19a(19b)のボルト挿通孔17A(17B)さらには前記低位取付部33Aのボルト挿通孔33aに合致するボルト挿通孔(連結具挿通孔)33bを有する。
前記電線支持壁34は、前記端子収容室32a内に前記電線側端子20A(20B)の電気接触部24が挿入された状態で当該電線側端子20A(20B)が装着された電線40をハウジング本体32側から支持する形状を有する。具体的に、この電線支持壁34は、前記ハウジング本体32の上壁後端部から前記電線側端子20A(20B)の配列方向及び軸方向(嵌合方向)の双方に直交する向き(この実施の形態では上向き)に延びる本体壁34aと、この本体壁34aから外向きに突出して前記電線40に当接する電線挟持部34bとを一体に有する。
前記開閉壁36は、前記電線支持壁34の外側の空間を開放する開状態と当該空間を覆う閉状態とに切換えられるように開閉操作されるもので、本体壁36aと電線挟持部36bとを一体に有する。
本体壁36aは、前記空間を覆うことが可能な形状を有し、その下端が幅方向(端子配列方向と平行な方向)に延びるヒンジ部35を介して前記ハウジング本体32の下壁に一体につながっている。ヒンジ部35は、当該ヒンジ部35の長手方向を中心軸として前記本体壁36aが前記ハウジング本体32に対して相対回動するのを許容するように弾性変形し、これにより、当該本体壁36aが図2に示されるように前記電線支持壁32の外側の空間を開放する前記開状態と、図9に示されるような閉状態とに切換えられるのを可能にする。本体壁36aは、この閉状態において、前記電線支持壁34に沿って立上がる電線側端子20A(20B)の電線圧着部22及び連結部26を外側から覆う。
なお、図2では便宜上、カバー38の図示を省略している。また、前記電線支持壁34には、前記開閉壁36が閉じられたときにその閉位置で当該開閉壁36を係止するための図略の係止部が設けられている。
前記電線挟持部36bは、前記本体壁36aからコネクタハウジング30A(30B)の内側に突出し、当該本体壁36aが前記閉状態にあるときに前記電線挟持部36bとの間で電線40を挟持し、これにより、前記電線側端子20A(20B)を略密閉状態にする。
前記両コネクタハウジング20A,20Bのカバー38は、前記両コネクタCA,CBが前記電子回路体10に結合された状態(各電線側端子20A,20Bが各回路側端子14A,14Bに嵌合された状態)で、互いに協働して前記電子回路体10を上側(後述のように電子回路体10及び両コネクタCA,CBがベース部材50に保持された状態で当該ベース部材50と反対になる側)から覆う形状を有する。
具体的に、このカバー38は、前記ハウジング本体32の上壁の内側端(電子回路体10の本体に近い側の端)から内側に向かって斜めに立上がる傾斜壁38aと、この傾斜壁38aの内端からさらに内側に延びる本体壁38bとを一体に有し、本体壁38bの内側端は端縁39を形成する。この端縁39は、上下方向において突出量が異なる段部を有し、この段部が相手方のカバー38の端縁39の段部と噛合う形状を有する。具体的に、当
該端縁39は、図9に示すようにその上半部39aよりも下半部39bが相手方に大きく突出する領域と、逆に上半部が下半部よりも相手方に突出する領域とを有し、いずれの領域においても、上半部39aの突出量が大きい側のカバー38の当該上半部39aが相手方の下半部39bを上側から覆うようにして端縁39の段部同士が噛合うように、当該端縁39の形状が設定されている。
前記ベース部材50は、前記電子回路体10に前記両コネクタCA,CBが結合された状態でこれらを保持するもので、この実施の形態では例えば金属材料からなる平板により構成される。このベース部材50の一方の面(図では上面)は載置面52を構成し、この載置面52は、その上に前記電子回路体10と前記両コネクタCA,CBにおけるコネクタハウジング30A,30Bのハウジング本体32が載置可能な形状を有する。
さらに、このベース部材50は、前記載置面52上に前記電子回路体10及び前記両コネクタCA,CBが前記結合状態で載置されたときにその一方の側のボルト挿通孔17A,33a,33bと合致するボルト挿通孔53Aと、他方の側のボルト挿通孔17B,33a,33bと合致するボルト挿通孔53Bとを有する。そして、このように互いに合致したボルト挿通孔群にそれぞれボルト60が挿通された状態で当該ボルト60の端部にナット62(図9)が装着され、これにより、左右でそれぞれ互いに重ねられた取付部のグループ(電子回路体10の取付部19a、第1コネクタCAの低位取付部33A及び第2コネクタCBの高位取付部33Bからなるグループと、電子回路体10の取付部19b、第2コネクタCBの低位取付部33A及び第1コネクタCAの高位取付部33Bからなるグループ)がそれぞれ積層状態のままベース部材50に締結されることが可能になっている。
なお、前記ベース部材50に設けられるボルト挿通孔53A,53Bは前記ボルト60がねじ込み可能なねじ孔でもよく、その場合には前記ナット62は不要となる。
次に、この電子回路ユニットの組立要領を説明する。この電子回路ユニットは、例えば次の要領にて組み立てられることができる。
1)各コネクタCA,CBへの電線40の接続
まず、第1コネクタCA及び第2コネクタCBにそれぞれ電線40が接続される。具体的に、各コネクタCA,CBの電線側端子20A,20Bは各電線40の端末に予め圧着される一方、第1コネクタハウジング30A及び第2コネクタハウジング30Bでは図2に示すように開閉壁36が開かれ、これにより開放されたハウジング本体32の各端子収容室32a内に前記電線側端子20A,20Bがそれぞれ挿入され、ランス32bにより係止される。その後、前記開閉壁36が閉じられることにより、各電線側端子20A,20Bの直上方の位置で各電線40が立直した姿勢で当該開閉蓋36の電線挟持部36bと前記電線支持壁34の電線挟持部34aとにより両側方から挟持され、これにより各電線側端子20A,20Bが各コネクタハウジング30A,30B内に略密閉された状態となる。
2)電子回路体10への両コネクタCA,CBの結合
前記のように電線40が接続された第1コネクタCA及び第2コネクタCBがそれぞれ電子回路体10に結合される。具体的には、図9に示されるように、第1コネクタCAの第1電線側端子20Aと電子回路体10の第1回路側端子14Aとが嵌合されるとともに、第2コネクタCBの第2電線側端子20Bと電子回路体10の第2回路側端子14Bとが嵌合される。これにより、前記各回路側端子14A,14Bはそれぞれ電線側端子20A,20Bを介して電線40に個別に接続される。
この結合に伴い、第1コネクタハウジング30Aのカバー38が電子回路体10の片半部(第1回路側端子14A側の半部)を覆う一方、第2コネクタハウジング30Bのカバー38がもう片半部(第2回路側端子14Bの側の半部)を覆う状態となる。しかも、両カバー38の端縁39に形成された段部同士が噛合うようにして当該端縁39同士が突き合わされ、これにより両カバー38が互いに協働して前記電子回路体10全体を上側(後述のベース部材50と反対の側)から覆う状態となる。詳しくは、両カバー38の端縁39のうちその上半部39aが下半部39bよりも相手方のカバー38に向かって突出する部分の当該上半部39aが相手方カバー38の下半部39bを上から覆う状態となる。このような段部同士の噛合いが、カバー38による被覆の密閉性を向上させる。
一方、当該コネクタCA,CBの結合に伴い、電子回路体10の一方の取付部19aの上に第1コネクタCAの低位取付部33A及び第2コネクタCBの高位取付部33Bがその順に重ねられると同時に、電子回路体10の他方の取付部19bの上に第2コネクタCBの低位取付部33Aおよび第1コネクタCAの高位取付部33Bが重ねられる。このとき、前記取付部19aのボルト挿通孔17Aに前記第1コネクタCAの低位取付部33Aのボルト挿通孔33a及び第2コネクタCBの高位取付部33Bのボルト挿通孔33bが合致する一方、前記取付部19bのボルト挿通孔17Bに前記第2コネクタCBの低位取付部33Aのボルト挿通孔33a及び第1コネクタCAの高位取付部33Bのボルト挿通孔33bが合致する。
3)ベース部材50への固定
前記のようにして互いに結合された電子回路体10と両コネクタCA,CBとが、その結合状態のままベース部材50の載置面52上に載置され、固定される。
具体的には、まず、前記のように互いに合致したボルト挿通孔17A,33A,33Bのグループがベース部材50の一方のボルト挿通孔53Aに合致し、かつ、もう一方のボルト挿通孔17B,33A,33Bのグループがベース部材50の他方のボルト挿通孔53Bに合致するように、当該電子回路体10及び両コネクタCA,CBが前記載置面52上に載せられる。このとき、互いに共通の方向に配列される第1回路側端子14A及び第2回路側端子14Bの当該配列方向と前記載置面52とが略平行となる姿勢で電子回路体10及び両コネクタCA,CBが載置されるので、これら及びベース部材50も含めて電子回路ユニットの高さ寸法が小さく抑えられる。
次に、この載置状態で両グループのボルト挿通孔にそれぞれボルト60が挿通され、その端部にナット62が装着されることにより、各端子20A,20B,14A,14Bの配列領域の両外側の位置で電子回路体10及び両コネクタCA,CBの取付部が積層状態でベース部材50に一度に締結される。これにより電子回路ユニットの組立が完了する。
この電子回路ユニットでは、電子回路体10に各コネクタCA,CBが結合された状態でこれらが共通のベース部材50に固定されるので、この固定により当該結合状態が確実に保持される。さらに、この固定は、各コネクタCA,CBのコネクタハウジング30A,30Bのカバー38が互いに突き合わされながら電子回路体10をベース部材50と反対の側(上側)から覆う状態、すなわち、電子回路体10が前記ベース部材50と前記カバーとにより両側から覆われる状態を保持する。このことは、当該電子回路ユニットが自動変速機のケース内に収容された使用状態において、当該ケース内を流れるオイル内の異物が隣接する端子同士の間に混入するのを有効に抑止し、当該異物を媒体とする回路間の短絡といったトラブルの防止を可能にする。換言すれば、この実施の形態では、自動変速機のケース内に存在する異物に起因するトラブルを簡素な構造で抑止しつつ(具体的には安価な構造で異物の進入を防止しつつ)、電子回路ユニットと電線(例えば耐熱電線)とを接続することができる。
前記ベース部材50への電子回路体10及び両コネクタCA,CBの固定に関しては、当該電子回路体10および両コネクタCA,CBにそれぞれ設けられた取付部が互いに離れた位置で個別にベース部材50に固定されてもよいが、前記のように電子回路体10の取付部19a,19bと両コネクタCA,CBの低位取付部33Aおよび高位取付部33Bとが互いに重ね合わされた状態でそれらのボルト挿通孔に共通のボルト60が挿通される固定構造は、当該ボルト60の必要本数及び必要工数を大幅に削減しながら、ベース部材50への電子回路体10及び両コネクタCA,CBの確実な固定を可能にする。
特に、この実施の形態のように両コネクタCA,CBがそれぞれ低位取付部33A及び高位取付部33Bを併有するユニットでは、左右での取付部の対称性を高めてよりバランスのとれた安定した固定を可能にし、さらには、当該実施形態のように両コネクタハウジング30A,30Bの形状を統一化してその量産性を高めることも可能にする。また、各カバー38を高位取付部33Bに連続させることで、両カバー38が協働しながら一方の側の取付部(低位取付部33A)から他方の側の取付部(高位取付部33B)まで連続する保護構造を構築することを可能にする。
前記ベース部材50の形状は適宜設定可能である。この形状は、自動変速機のケース内における電子回路ユニットの取付部位に応じて適宜好適なものに変更することができる。
例えば、図10に示すベース部材50の形状は、図11に示すようなバルブユニット70の複雑な形状の上面に電子回路ユニットが取付けられることを考慮して設定されたものである。このベース部材50は、前記電子回路体10および両コネクタCA,CBが載置される本体部分に加え、当該本体部分から互いに異なる方向に膨出する取付部54B,55及び位置決め片56を有する。取付部54Bには、取付用のボルトが挿通されるボルト挿通孔54bが貫設され、取付部55には、同様の複数のボルト挿通孔55aが設けられている。位置決め片56は、バルブユニット70の特定部位に当接することにより、当該バルブユニット70に対する電子回路ユニットの位置を安定させる。
また、ベース部材50の載置面52に対する電線40の配線角度も適宜設定可能である。すなわち、本発明に係る第1電線側端子及び第2電線側端子の形状は、図3に示すようなL字状に屈曲したものに限らず、例えば通常の端子のように直線状をなすものでもよい。このような電線側端子の使用を前提とした電子回路ユニットの例を第2の実施の形態として図12に示す。
この実施の形態に係る電子回路ユニットでは、各コネクタCA,CBのコネクタハウジング30A,30Bが電子回路体10とともにベース部材50の載置面52上に保持された状態で後から各コネクタハウジング30A,30Bの各端子収容室32a内に電線側端子(第1電線側端子及び第2電線側端子)20A,20Bが挿入可能となるように、各端子収容室32aがそれぞれ載置面52に沿いかつ電子回路体10と反対側に外向きに開口する形状を有し、その開口から電線側端子が挿入される。従って、この実施の形態に係る電線側端子20A,20Bは、最終工程で各端子収容室32a内に挿入されることが可能であり、これらの電線側端子20A,20Bがそれぞれ圧着される電線40はベース部材50の載置面52に対して平行な方向に配線される。
前記各端子収容室32aに挿入された電線側端子20A,20Bは、それぞれ、当該電線側端子20A,20Bが回路側端子14A,14Bと嵌合する位置でコネクタハウジング30A,30B内のランス(第1係止部及び第2係止部)32bにより係止される。さらに、各コネクタハウジング30A,30Bに例えば図13に示すような二重係止用のリテーナ31がそれぞれ設けられ、全電線側端子20A,20Bの挿入が完了した後に前記リテーナ31が図示の位置から例えば下方に押し込まれて各電線側端子20A,20Bを二次的に係止するものでは、当該二次係止によりコネクタハウジング30A,30Bからの電線側端子20A,20Bの抜けがより確実に防がれる。
この第2の実施の形態にかかる電子回路ユニットでは、前記第1の実施の形態のようにコネクタハウジング30A,30Bにそれぞれ電線側端子20A,20Bが保持された状態で当該電線側端子20A,20Bと回路側端子14A,14Bとが嵌合される方法だけでなく、前記コネクタハウジング30A,30Bが前記電子回路体10とともにベース部材50の載置面32上に保持された状態で後から各端子収容室32a内に電線側端子20A,20Bが個別に挿入される方法によっても組立てられることが可能である。そして、後者の方法が実施された場合には、前者の方法に比べ、各電線側端子20A,20Bとこれに対応する回路側端子14A,14Bとを嵌合するために要する力が軽減される。例えば前記第1の実施の形態に係る電子回路ユニットでは、予め各コネクタハウジング30A,30Bに各電線側端子20A,20Bが保持された状態で各コネクタCA,CBが電子回路体10に結合される必要があり、その場合には、電線側端子20A,20Bの個数が多いほど結合に要する力(各コネクタCA,CBにおける電線側端子20A,20Bと回路側端子14A,14Bとをそれぞれ一度に嵌合するために要する力)が増大するのに対し、第2の実施の形態に係る電子回路ユニットのように載置面52に沿って延びかつ外向きに開口する形状の端子収容室32aをもつものでは、電線側端子20A,20Bの挿入が後から行われることで、電線側端子20A,20Bの本数にかかわらず低い嵌合力で当該電線側端子20A,20Bと回路側端子14A,14Bとの嵌合を行うことが可能になる。
なお、前記の端子収容室の形状は、第1コネクタハウジング30Aの端子収容室(第1端子収容室)32aと、第2コネクタハウジング30Bの端子収容室(第2端子収容室)32aとのうちのいずれか一方にのみ適用されてもよい。
本発明の第3の実施の形態を図14〜図17を参照しながら説明する。前記第1の実施の形態では、各コネクタハウジング30A,30Bのカバー38が電子回路体10の全体を覆う形状を有するが、この実施の形態に係るコネクタハウジング30A,30Bは、電子回路体10全体ではなく電子回路体10のうち回路側端子14A,14B及びその近傍部位のみを局所的に覆って他の部分は露出させる形状のカバー37を有する。具体的に、第1コネクタCAにおける第1コネクタハウジング30Aのカバー37は、当該第1コネクタCAが電子回路体10に結合された状態で第1回路側端子14A及びその近傍部位を上側(ベース部材50と反対の側)から覆う形状を有し、第2コネクタCBにおける第2コネクタハウジング30Bのカバー37は、当該第2コネクタCBが電子回路体10に結合された状態で第2電線側端子20B及びその近傍部位を上側から覆う形状を有する。
さらに、各カバー37は、図17に示すような薄肉の端縁37aを有し、この端縁37
aは、前記電子回路体10と前記コネクタCA,CBとの結合の際に前記載置面から離れる向きに反るように弾性変位可能な形状を有する。詳しくは、図17に示すように、前記電子回路体10の樹脂パッケージ16の表面が、前記回路側端子14A,14B(図17では第1回路側端子14Aのみ図示)からその突出方向と平行な方向に沿って離れる(図では右に向かう)に従って高くなる向きに傾斜する傾斜面16aを含み、前記カバー37の端縁37aは、前記電子回路体10と前記コネクタCA,CBとの結合に伴って当該傾斜面16a上に乗り上げるように反りかつその弾発力で当該傾斜面16aに密着する。この密着は、前記カバー37が自動変速機のケース内のオイルに含まれる異物から前記回路側端子14A,14Bを保護する機能を高める。
この第3の実施の形態においても、両コネクタハウジング30A,30Bは互いに同一の形状を有するが、本発明はこれに限定されない。また、この第3の実施の形態に係る端子保護構造は、電子回路体10の片側にのみ回路側端子が配列されてこれに結合される単一のコネクタのみを具備する電子回路ユニットにも適用することが可能である。
CA 第1コネクタ
CB 第2コネクタ
10 電子回路体
11 回路素子
12 回路基板
14A 第1回路側端子
14B 第2回路側端子
16 樹脂パッケージ(電子回路体の本体を構成)
16a 傾斜面
17A,17B 電子回路体のボルト挿通孔
19a,19b 電子回路体の取付部
20A 第1電線側端子
20B 第2電線側端子
30A 第1コネクタハウジング
30B 第2コネクタハウジング
32 ハウジング本体
32a 端子収容室(第1端子収容室及び第2端子収容室)
32b ランス(第1端子係止部及び第2端子係止部)
33A 低位取付部
33B 高位取付部
33a 低位取付部のボルト挿通孔
33b 高位取付部のボルト挿通孔
34 電線支持壁
36 開閉壁
37 カバー
37a カバーの端縁
38 カバー
39 カバーの端縁
40 電線
50 ベース部材
52 載置面
60 ボルト(連結具)

Claims (13)

  1. 車両用自動変速機のケース内に設けられる電子回路ユニットであって、
    電子回路を内蔵する本体及びこの本体から外向きに突出する複数の第1回路側端子及び第2回路側端子を含み、前記各第1回路側端子が共通の第1突出方向に突出しかつ前記各第2回路側端子が前記第1突出方向と反対の第2突出方向に突出する電子回路体と、
    複数の電線の端末にそれぞれ固定されて前記各第1回路側端子に嵌合可能な嵌合部を有する複数の第1電線側端子とこれらの第1電線側端子を前記第1回路側端子の配列に対応する配列で保持する第1コネクタハウジングとを有する第1コネクタと、
    複数の電線の端末にそれぞれ固定されて前記各第2回路側端子に嵌合可能な嵌合部を有する複数の第2電線側端子とこれらの第2電線側端子を前記第2回路側端子の配列に対応する配列で保持する第2コネクタハウジングとを有する第2コネクタと、
    前記電子回路体、前記第1コネクタ及び前記第2コネクタを載置するための載置面を有し、当該電子回路体と当該第1コネクタ及び当該第2コネクタとが互いに結合される位置で当該第1コネクタの第1コネクタハウジング及び当該第2コネクタの第2コネクタハウジングを前記載置面上に保持するベース部材とを備え、
    前記第1コネクタハウジング及び前記第2コネクタハウジングは、前記第1コネクタ及び前記第2コネクタがそれぞれ前記電子回路体に結合された状態でこの電子回路体を挟んで前記ベース部材の載置面と反対の側で互いに重なり合って前記電子回路体を覆うカバーを含むことを特徴とする車両用自動変速機に設けられる電子回路ユニット。
  2. 請求項1記載の車両用自動変速機に設けられる電子回路ユニットにおいて、
    前記第1回路側端子及び前記第2回路側端子は共通の端子配列方向に沿って配列され、この端子配列方向と前記ベース部材の載置面とが略平行な姿勢で前記電子回路体と前記第1コネクタ及び前記第2コネクタとが前記載置面上に載置されることを特徴とする車両用自動変速機に設けられる電子回路ユニット。
  3. 請求項1または2記載の車両用自動変速機に設けられる電子回路ユニットにおいて、
    前記第1コネクタハウジング及び前記第2コネクタハウジングのカバーは、互いに突き合わされる端縁を有し、これらの端縁は互いに噛合う段部を有し、これらの段部同士の噛合いにより一方のカバーの端縁が他方のカバーの端縁を外側から覆う状態が形成されることを特徴とする車両用自動変速機に設けられる電子回路ユニット。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の車両用自動変速機に設けられる電子回路ユニットにおいて、
    前記電子回路体、前記第1コネクタ及び前記第2コネクタをまとめて前記ベース部材に連結するための連結具を備え、前記電子回路体、前記第1コネクタ及び前記第2コネクタは、それぞれ、前記連結具が挿通可能な連結具挿通孔が形成された取付部を有し、前記電子回路体に前記第1コネクタ及び前記第2コネクタがそれぞれ結合された状態でこれらの取付部同士が前記ベース部材の載置面に対して直交する方向に重なり合い、かつ、各取付部に形成された連結具挿通孔同士が合致することを特徴とする車両用自動変速機に設けられる電子回路ユニット。
  5. 請求項4記載の車両用自動変速機に設けられる電子回路ユニットにおいて、
    前記電子回路体、前記第1コネクタ及び前記第2コネクタの取付部は、それぞれ、前記第1回路側端子及び前記第2回路側端子が配列される領域よりも両外側の位置にそれぞれ設けられることを特徴とする車両用自動変速機に設けられる電子回路ユニット。
  6. 請求項5記載の車両用自動変速機に設けられる電子回路ユニットにおいて、
    前記第1コネクタ及び前記第2コネクタは、それぞれ、前記取付部として低位取付部とこの低位取付部よりも前記ベース部材の載置面上で高い位置にある高位取付部とを有し、
    一方のコネクタの低位取付部の上に他方のコネクタの高位取付部が重ねられる状態でこれらの取付部が前記ベース部材に締結されることを特徴とする車両用自動変速機に設けられる電子回路ユニット。
  7. 請求項6記載の車両用自動変速機に設けられる電子回路ユニットにおいて、
    前記第1コネクタ及び前記第2コネクタの高位取付部及び低位取付部はいずれも前記電子回路体の取付部の上に重ねられる高さ位置に形成され、そのうちの高位取付部に前記各コネクタハウジングのカバーが連続することを特徴とする車両用自動変速機に設けられる電子回路ユニット。
  8. 請求項6または7記載の車両用自動変速機に設けられる電子回路ユニットにおいて、
    前記第1コネクタハウジング及び前記第2コネクタハウジングが互いに同一の形状を有することを特徴とする車両用自動変速機に設けられる電子回路ユニット。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の車両用自動変速機に設けられる電子回路ユニットにおいて、
    前記第1コネクタハウジングは、前記第1電線側端子をそれぞれ収容する複数の第1端子収容室と、各第1端子収容室に収容される第1電線側端子をこの第1電線側端子の嵌合部が第1回路側端子と嵌合する位置でそれぞれ係止する複数の第1端子係止部とを有し、前記各第1端子収容室は、前記第1コネクタハウジングが前記電子回路体とともに前記ベース部材の載置面上に保持された状態で当該第1端子収容室内に前記第1電線側端子が挿入可能となるように当該載置面上に沿いかつ前記電子回路体と反対側に外向きに開口する形状を有することを特徴とする車両用自動変速機に設けられる電子回路ユニット。
  10. 請求項1〜9のいずれかに記載の車両用自動変速機に設けられる電子回路ユニットにおいて、
    前記第2コネクタハウジングは、前記第2電線側端子をそれぞれ収容する複数の第2端子収容室と、各第2端子収容室に収容される第2電線側端子をこの第2電線側端子の嵌合部が第2回路側端子と嵌合する位置でそれぞれ係止する複数の第2端子係止部とを有し、前記各第2端子収容室は、前記第2コネクタハウジングが前記電子回路体とともに前記ベース部材の載置面上に保持された状態で当該第2端子収容室内に前記第2電線側端子が挿入可能となるように当該載置面上に沿いかつ前記電子回路体と反対側に外向きに開口する形状を有することを特徴とする車両用自動変速機に設けられる電子回路ユニット。
  11. 車両用自動変速機のケース内に設けられる電子回路ユニットであって、
    電子回路を内蔵する本体及びこの本体から外向きに突出する複数の回路側端子を含み、前記各回路側端子が共通の方向に突出する電子回路体と、
    複数の電線の端末にそれぞれ固定されて前記各回路側端子に嵌合可能な嵌合部を有する複数の電線側端子とこれらの電線側端子を前記回路側端子の配列に対応する配列で保持するコネクタハウジングとを有するコネクタと、
    前記電子回路体及び前記コネクタを載置するための載置面を有し、当該電子回路体と当該コネクタとが互いに結合された状態でこれらを前記載置面上に保持するベース部材とを備え、
    前記コネクタハウジングは、前記コネクタが前記電子回路体に結合された状態で前記回路側端子を前記載置面と反対の側から覆うカバーを含み、このカバーは、前記載置面から離れる向きに反るように弾性変位可能な端縁を有し、この端縁は前記コネクタが前記電子回路体に結合された状態でこの電子回路体の本体の表面に乗り上げるように反りかつその弾発力で当該本体の表面に密着することを特徴とする車両用自動変速機に設けられる電子回路ユニット。
  12. 請求項11記載の車両用自動変速機に設けられる電子回路ユニットにおいて、
    前記電子回路体の本体の表面は、前記回路側端子からその突出方向と平行な方向に沿って離れるに従って高くなる向きに傾斜する傾斜面を含み、前記カバーの端縁は当該傾斜面上に乗り上げることを特徴とする車両用自動変速機に設けられる電子回路ユニット。
  13. 請求項11または12記載の車両用自動変速機に設けられる電子回路ユニットにおいて、
    前記電子回路体は、前記回路側端子として、当該電子回路体の本体から共通の第1突出方向に突出する複数の第1回路側端子と、当該第1突出方向と反対の第2突出方向に突出する複数の第2回路側端子とを含み、
    前記コネクタとして、複数の電線の端末にそれぞれ固定されて前記各第1回路側端子に嵌合可能な嵌合部を有する複数の第1電線側端子とこれらの第1電線側端子を前記第1回路側端子の配列に対応する配列で保持する第1コネクタハウジングとを有する第1コネクタと、複数の電線の端末にそれぞれ固定されて前記各第2回路側端子に嵌合可能な嵌合部を有する複数の第2電線側端子とこれらの第2電線側端子を前記第2回路側端子の配列に対応する配列で保持する第2コネクタハウジングとを有する第2コネクタとを備え、
    前記第1コネクタハウジングは、前記第1コネクタが前記電子回路体に結合された状態で前記第1回路側端子を前記載置面と反対の側から覆うカバーを含み、前記第2コネクタハウジングは、前記第2コネクタが前記電子回路体に結合された状態で前記第2回路側端子を前記載置面と反対の側から覆うカバーを含むことを特徴とする車両用自動変速機に設けられる電子回路ユニット。
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