JP2006323387A - インプリント・リソグラフィ - Google Patents

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Abstract

【課題】インプリント・リソグラフィにおける経済的なテンプレートの製造技術の提供。
【解決手段】針33と、インプリントされる基板35を保持するように構成された基板テーブルTとを有するインプリント・リソグラフィ装置.針33は第1位置と第2位置の間で動かすことができ、第1位置は、使用中の針が基板に設けたインプリント可能材料層36に入り込む位置であり、第2位置は、使用中の針が基板に設けたインプリント可能材料から離脱した位置である。基板テーブルと針は、一方が他方に対して走査され得るようになっている。
【選択図】図4

Description

本発明は、インプリント・リソグラフィに関するものである。
リソグラフィ装置は、所望パターンを基板の目標部分に付与する機械である。従来、リソグラフィ装置は、例えば集積回路(IC)、フラットパネル・ディスプレイ、および、微細構造を含むその他のデバイスの製造で使用されている。
リソグラフィ・パターンのフィーチャー・サイズを縮小することが望ましい。これによって、所定の基板面積により大きな密度のフィーチャーが可能になるからである。フォトリソグラフィでは、分解能の向上は、より短い波長の放射線を使用して達成できる。しかし、そのような縮小に伴う問題がある。現在システムは、193nm領域の波長を有する光源を採用し始めているが、このレベルでも、回折制限が障壁になる。もっと短い波長では、材料の透明性が非常に劣る。高い分解能が可能な光リソグラフィ機械は、複雑な光学系および希少な材料を必要とするので、非常に高価である。
インプリント・リソグラフィとして知られている、100nm以下のフィーチャーをプリントする代替方法は、物理的なモ−ルドまたはテンプレート(型板)を用いてインプリント可能媒体にパターンをインプリントすることによって、基板に対してパターンを転写することを含む。インプリント可能媒体は、基板であってもよく、または、基板表面に被覆された材料であってもよい。インプリント可能媒体は、下にある表面にパターンを転写する機能を有し、あるいはまた、該転写のためのマスクとして使用可能である。インプリント可能媒体は、例えば、半導体材料等の基板に被着されたレジストとして設けることができ、テンプレートで規定されたパターンがレジストに転写される。このように、インプリント・リソグラフィは、基本的に、マイクロメートルまたはナノメートル規模の成形プロセスであり、テンプレートのトポグラフィが基板に作られるパターンを規定する。パターンは、光リソグラフィ・プロセスのように層に積み重ねることができるので、原理的に、インプリント・リソグラフィは、IC製造等の用途に使用可能であろう。
インプリント・リソグラフィの分解能は、テンプレート製造プロセスの分解能によってのみ制限される。例えば、インプリント・リソグラフィを利用して、従来の光リソグラフィ・プロセスで実現可能なものに比べて著しく改善された分解能およびライン・エッジ粗さで50nm以下の範囲のフィーチャーを作ることができる。その上、インプリント・プロセスは、光リソグラフィ・プロセスで通常必要とされる高価な光学系、高度な照明光源または専用のレジスト材料を必要としない。
テンプレートの製造は、高価で時間がかかるだろう。テンプレートを用いて多くの基板が処理される場合、各基板が売られる価格に僅かな金額を追加することによって、テンプレートの製造コストが回収される。しかし、少数の基板が処理される場合には、または、僅かに1つの基板が処理される場合には、テンプレートの製造コストを回収することは容易でないだろう。このことは、テンプレートの製造が経済的に成立しないことを意味する。
第1の観点によれば、針と、インプリントされる基板を保持するように構成された基板テーブルとを含む、以下のインプリント・リソグラフィ装置が提供される。
前記針は、第1位置と第2位置の間で動かすことができ、
前記第1位置は、使用中の針が、基板に付されたインプリント可能材料の層に入り込む位置であり、
前記第2位置は、使用中の針が、基板に付されたインプリント可能材料から離脱した位置であり、
基板テーブルおよび針は、一方が他方に対して動くことができるように構成されている。
第2の観点によれば、第1位置と第2位置の間で動かすことができる針を含む、以下のインプリント・リソグラフィ・テンプレートが提供される。
前記第1位置は、使用中の針が、インプリント可能材料の層に入り込む位置であり、
前記第2位置は、使用中の針が、インプリント可能材料から離脱した位置である。
第3の観点によれば、以下のインプリント・リソグラフィ方法が提供される。
インプリント・パターンをインプリント可能材料に形成すべく、
基板または個々に制御可能な針の配列(アレイ)を他方に対して動かすこと、
第1組の針が、前記基板に付されたインプリント可能材料に入り込むように、前記第1組の針を動かすこと、および
異なる第2組の針が、基板に付されたインプリント可能材料に入り込むように、前記第2組の針を動かすことを含むインプリント・リソグラフィ方法。
本発明の実施形態は、パターン付与されたテンプレートが流動可能状態のインプリント可能媒体にインプリントされる、あらゆるインプリント・リソグラフィ方法に適用可能であり、例えば、前記のような熱インプリント・リソグラフィおよびUVインプリント・リソグラフィに適用できる。
以下、添付の模式図を見ながら、単なる具体例としての本発明例について説明する。図中、対応する参照符号は対応する部分を示す。
インプリント・リソグラフィには、通常、熱インプリント・リソグラフィおよびUVインプリント・リソグラフィと呼ばれる2つの基本的な方法がある。また、ソフト・リソグラフィとして知られている第3種のプリント・リソグラフィがある。これらの例を図1a〜図1cに示す。
図1aは、分子層11(一般にチオールのようなインク)を可撓性テンプレート10(一般に、ポリジメチルシロキサン(PDMS)で作られる)からレジスト層13に転写することを含むソフト・リソグラフィ法を模式的に示す。ここで、レジスト層13は、基板12および平坦化転写層12’に支持されている。テンプレート10は、その表面にフィーチャー・パターンを有し、分子層がフィーチャーの上に配置されている。テンプレートがレジスト層に押しつけられたとき、分子層11はレジストに貼り付く。レジストからテンプレートを取り去ったとき、分子層11はレジストに貼り付いており、転写された分子層で覆われていないレジストの部分が基板までエッチングされるような具合に、残りのレジスト層がエッチングされる。
ソフト・リソグラフィで使用されるテンプレートは容易に変形することがあり、したがって、例えばナノメートル規模の高分解能用途に適していないことがある。というのは、テンプレートの変形は、インプリントされたパターンに悪影響を及ぼすことがあるからである。さらに、同じ領域が複数回重ね合わせられる多層構造を製造するとき、ソフト・インプリント・リソグラフィは、ナノメートル規模の重ね合せ精度を実現することができない。
熱インプリンント・リソグラフィ(または、熱エンボス)は、ナノメートル規模で使用されるときナノインプリント・リソグラフィ(NIL)としても知られている。この方法では、磨耗および変形に対する耐性がより大きな例えばシリコンまたはニッケルで作られたより硬いテンプレートが使用される。これは、例えば米国特許第6482742号に記載されており、図1bに示す。一般的な熱インプリント法では、固いテンプレート14が、基板の表面に流し込まれた熱硬化性ポリマー樹脂または熱可塑性ポリマー樹脂15にインプリントされる。樹脂は、例えば、基板表面またはより一般的に(図示の実施例のように)平坦化転写層12’にスピン・コーティングし、さらにベーキングすることができる。理解すべきことであるが、インプリント・テンプレートを説明するとき「固い」という用語は、「固い」材料と「柔らかい」材料の間、例えば「固い」ゴムのようなものと一般に考えることができる材料を含んでいる。インプリント・テンプレートとしての使用に対する特定の材料の適正は、用途の要求条件によって決定される。
熱硬化性ポリマー樹脂が使用される場合、樹脂が、テンプレートと接触したとき、テンプレートに形成されたパターンのフィーチャーに流れ込むほど十分に流動可能になるような温度まで、樹脂は加熱される。それから、樹脂を熱的に硬化(例えば、架橋結合)させるように樹脂の温度が高められ、その結果、樹脂は凝固し不可逆的に所望のパターンを採るようになる。それから、テンプレートを取り除き、パターン形成された樹脂を冷却することができる。
熱インプリント・リソグラフィ法で使用される熱可塑性ポリマー樹脂の例は、ポリ(メチルメタクリレート)、ポリスチレン、ポリ(ベンジルメタクリレート)またはポリ(シクロヘキシルメタクリレート)である。熱可塑性樹脂は、テンプレートをインプリントする直前に、自由に流動可能な状態であるように加熱される。一般に、熱可塑性樹脂のガラス遷移温度より相当高い温度まで熱可塑性樹脂を加熱することが必要である。テンプレートが流動可能樹脂に押し込まれ、そして、テンプレートに形成されたパターンのフィーチャー全てに樹脂が流れ込むことを保証するために、十分な圧力が加えられる。それから、樹脂は、テンプレートが所定位置にある状態でガラス遷移温度より下まで冷却され、そのとき、樹脂は不可逆的に所望のパターンを採る。パターンは、樹脂の残留層から浮き出したフィーチャーで構成され、そして、この樹脂の残留層を適切なエッチング・プロセスで除去してフィーチャー・パターンのみを残すことができる。
凝固した樹脂からテンプレートを取り去るとき、一般に、図2a〜図2cに示すように2ステップ・エッチング処理が行なわれる。基板20は、図2aに示すように、その直ぐ上に平坦化転写層21を有している。平坦化転写層の目的は、2通りに分けられる。平坦化転写層は、テンプレートの表面に対して実質的に平行な表面を与えるように作用し、このことは、テンプレートと樹脂の間の接触が平行であることを保証するのに役立つ。また、平坦化転写層は、本明細書で説明するように、プリントされたフィーチャーのアスペクト比を改善するように作用する。
テンプレートが取り除かれた後で、凝固した樹脂の残留層22が、平坦化転写層21の上に所望のパターンに整形されて残っている。第1のエッチングは等方性であり、残留層22の部分が除去され、結果として、図2bに示すように、不十分なアスペクト比のフィーチャーが生じる。ここで、L1はフィーチャー23の高さである。第2のエッチングは、非等方性(または、選択的)であり、アスペクト比を改善する。非等方性エッチングで、凝固した樹脂で覆われていない平坦化転写層21の部分が除去され、図2cに示すように、フィーチャー23のアスペクト比は(L2/D)に大きくなる。エッチング後に基板に残された、結果としてのポリマー厚さの差異は、インプリントされたポリマーが十分に耐性のある場合、例えばリフトオフ工程における処理である例えばドライ・エッチング用のマスクとして利用できる。
熱インプリント・リソグラフィには、パターン転写をより高い温度で行なわなければならないだけでなく、テンプレートが除去される前に樹脂が適切に凝固することを保証するために、比較的大きな温度差が必要であろうという欠点がある。35℃〜100℃の温度差が必要となることがある。そして、例えば基板とテンプレートの間の異なる熱膨張は、転写されたパターンの歪みにつながることがある。インプリント可能材料の粘性のためにインプリント・ステップに必要とされる比較的高い圧力によって、この歪みは悪化されることがあり、これによって、基板に機械的な変形が生じ、さらにまたパターンを歪ませることがある。
他方で、UVインプリント・リソグラフィは、そのような高温および温度変化を含まないし、さらにそのような粘性のあるインプリント可能材料も必要としない。むしろ、UVインプリント・リソグラフィは、部分的または完全に透明なテンプレートおよびUV硬化可能液体、一般にアクリレートまたはメタクリレートのようなモノマー、を使用することを必要とする。一般に、モノマーと開始剤の混合物のような任意の光重合化可能材料が使用されるかもしれない。また、硬化可能液体には、例えば、ジメチルシロキサン誘導体がある。そのような材料は、熱インプリント・リソグラフィで使用される熱硬化および熱可塑性樹脂よりも粘性が低く、その結果、テンプレートのパターン・フィーチャーを充填するように遥かに速く動く。また、低温低圧作業は、より高い処理能力に好都合である。
UVインプリント・プロセスの実施例を図1cに示す。図1bのプロセスと同様にして、石英テンプレート16をUV硬化樹脂17に当てる。熱硬化樹脂を使用する熱エンボスにおけるような温度上昇、または熱可塑性樹脂を使用するときの温度サイクルの代わりに、樹脂を重合化したがって硬化するために、UV放射が石英テンプレートを通して樹脂に当てられる。テンプレートを取り去ると直ぐその後で、レジストの残留層をエッチングするという残りのステップは、本明細書で説明した熱エンボス・プロセスと同じか、または同様である。一般に使用されるUV硬化可能樹脂は、一般的な熱可塑性樹脂よりも遥かに粘性が低く、その結果、より低いインプリント圧力を使用することができるようになる。高温および温度変化による変形の減少と共に、より低い圧力による物理的な変形の減少のために、UVインプリント・リソグラフィは、高い重ね合せ精度を要求する用途に適しているようになる。さらに、UVインプリント・テンプレートの透明性のために、光学的な位置合わせ技術がインプリントに同時に適応するようになる。
この型のインプリント・リソグラフィは、主にUV硬化材料が使用されるのでUVインプリント・リソグラフィと一般に呼ばれるが、他の波長の放射を使用して選ばれた材料を適切に硬化させることができる(例えば、重合化反応または架橋結合反応を活性化する)。一般に、適切なインプリント可能材料が使用可能であれば、そのような化学反応を引き起こすことができるどんな放射でも使用することができる。他の「活性化放射」には、例えば、可視光、赤外放射、x線放射および電子ビーム放射があることがある。本明細書での一般的な説明において、UVインプリント・リソグラフィ、およびUV放射の使用についての言及は、これらおよび他の活性化放射の可能性を排除する意図ではない。
基板表面に対して実質的に平行に保たれた平面テンプレートを使用するインプリント・システムの代替として、ローラ・インプリント・システムが開発された。熱ローラ・インプリント・システムとUVローラ・インプリント・システムの両方が提案され、これらのシステムでは、テンプレートはローラに形成されるが、他の点では、インプリント・プロセスは、平面テンプレートを使用するインプリントに非常によく似ている。背景が特に必要としなければ、インプリント・テンプレートについての言及はローラテンプレートについての言及を含む。
ステップ・アンド・フラッシュ式インプリント・リソグラフィ(SFIL)として知られているUVインプリント技術が特に開発されている。このインプリント・リソグラフィ(SFIL)は、例えばICの製造で従来使用されている光ステッパと同様のやり方で、小さなステップで基板にパターン形成するために使用することができる。このインプリント・リソグラフィ(SFIL)は、UV硬化可能樹脂にテンプレートをインプリントし、テンプレートの下の樹脂を硬化させるようにテンプレートを通してUV放射を「フラッシング」し、テンプレートを取り除き、基板の隣の領域にステップし、そしてこの動作を繰り返すことによって、一度に基板の小さな面積にプリントすることを含む。そのようなステップ・アンド・リピート式プロセスの小さなフィールド・サイズは、パターン歪みおよびCDばらつきを減少するのに役立つことができるので、SFILは、高い重ね合せ精度を要求するICおよび他のデバイスの製造に特に適していることがある。
基本的には、UV硬化可能樹脂は、例えばスピン・コーティングで基板表面全体に塗布することができるが、UV硬化可能樹脂の揮発性のために、このコーティングは問題があることがある。
この問題に対処する1つの方法は、いわゆる「ドロップ・オン・デマンド」・プロセスであり、このプロセスでは、テンプレートをインプリントする直前に樹脂の小滴が基板の目標部分に一定量供給される。液体供給は、予め決められた量の液体が基板の特定の目標部分に被着されるように制御される。液体は様々なパターンで供給することができ、注意深い液体量の制御とパターンの配置の組合せを使用してパターン形成を目標部分に限定することができる。
言及したようにオン・デマンドで樹脂を供給することは、些細なことではない。隣接する滴が接触するや否や樹脂はどこにも流れなくなるので、テンプレートのフィーチャーを充填する十分な樹脂があることを保証するとともに、望ましくないほどに厚いか、または、不均一な残留層に圧延される可能性のある過剰な樹脂を極小化しながら、小滴の大きさと、間隔が注意深く制御される。
本明細書では、UV硬化性液体を基板に被着させることに言及したが、液体は、テンプレートに被着させてもよく、概ね同一の技術と同一の考察が当てはまる。
図3は、テンプレート、インプリント可能材料(硬化可能モノマー、熱硬化樹脂、熱可塑性、その他)、および基板の相対的な寸法を示す。基板の幅Dと硬化可能樹脂層の厚さtの比は、10程度である。理解されることであろうが、テンプレートから突き出るフィーチャーが基板を損傷することがないようにするために、寸法tは、テンプレートの突き出るフィーチャーの深さよりも大きくなければならない。
スタンピング後に残っている残留層は、下の基板を保護する点で有用であるが、本明細書で言及するように、特に高い分解能および/または重ね合せ精度が要求されるとき、この残留層が問題の原因になることもある。第1の「貫通孔」エッチングは、等方性(非選択性)であるので、残留層だけでなくインプリントされたフィーチャーもある程度侵食される。残留層が過度に厚くおよび/または不均一である場合、このことは悪化することがある。この問題は、例えば、下の基板に最終的に形成された線の太さのばらつき(すなわち、クリティカルな寸法のばらつき)につながることがある。第2の非等方性エッチングで転写層にエッチングされた線の太さの不均一は、樹脂に残されたフィーチャーの形のアスペクト比および完全性に依存している。この残留樹脂層が不均一である場合、非選択性の第1のエッチングで、これらのフィーチャーのいくつかは頂上が「丸く」なることがあり、その結果、それらのフィーチャーは、第2のエッチング・プロセスおよびその後のどのエッチング・プロセスにおいても線の太さの優れた一様性を保証できるだけ十分適切に形成されないことになる。基本的には、残留層ができるだけ薄いことを保証することによって、上述の問題は軽減することができるが、このためには、望ましくないほど大きな圧力(ことによると基板の変形を大きくする)および比較的長いインプリント時間(おそらく処理量を減少させる)の使用が必要となることがある。
テンプレートはインプリント・リソグラフィ・システムの重要な部品である。本明細書で指摘するように、テンプレート表面のフィーチャーの分解能は、基板にプリントされたフィーチャーの達成可能な分解能を制限する要素である。熱およびUVリソグラフィに使用されるテンプレートは、一般に、2段階プロセスで形成される。最初に、レジストに高分解能パターンを描くために例えば電子ビーム描画を使用して、所望のパターンが描画される。それから、レジスト・パターンはクロムの薄い層に転写され、このクロム層が、パターンをテンプレートのベース材料に転写する最後の非等方性エッチング・ステップのためのマスクを形成する。例えばイオン・ビーム・リソグラフィ、X線リソグラフィ、極端UVリソグラフィ、エピタキシャル成長、薄膜被着、化学エッチング、プラズマ・エッチング、イオン・エッチングまたはイオン・ミリングのような他の技術が使用されるかもしれない。一般に、テンプレートは実質的に1倍のマスクであり、転写されるパターンの分解能はテンプレートのパターンの分解能で制限されるので、非常に高い分解能の可能な技術が使用される。
また、テンプレートの剥離特性が考慮すべき事項であることがある。例えば、テンプレートを表面処理材料で処理して、低い表面エネルギーを有する薄い剥離層をテンプレートに形成することができる(薄い剥離層は、また、基板に被着させることもできる)。
インプリント・リソグラフィの開発において他の考慮すべき事項は、テンプレートの機械的な耐久性である。テンプレートは、レジストのスタンピング中に大きな力を受けることがあり、そして、熱リソグラフィの場合には、極端な圧力および温度にさらされることもある。これは、テンプレートの磨耗を引き起こすことがあり、さらに、基板にインプリントされたパターンの形に悪影響を及ぼすことがある。
熱インプリント・リソグラフィでは、基板とテンプレートの間の熱膨張の差を減少させるために、パターン形成すべき基板と同じまたは同様な材料のテンプレートを使用することが、ことによると有利である。UVインプリント・リソグラフィでは、テンプレートは、活性化放射に対して少なくとも部分的に透明であり、したがって、石英テンプレートが使用される。
本明細書ではICの製造におけるインプリント・リソグラフィの使用に特に言及することがあるが、説明するインプリント装置および方法には、集積光システム、磁気ドメイン・メモリ用の誘導および検出パターン、ハード・ディスク磁気媒体、フラット・パネル・ディスプレイ、薄膜磁気ヘッド、その他の製造のような他の用途がある可能性があることを、理解すべきである。
本明細書の説明では、レジストとして有効に作用するインプリント可能樹脂を介して基板にテンプレートパターンを転写するためのインプリント・リソグラフィの使用に特に言及したが、いくつかの環境では、インプリント可能材料自体が、例えば導電性、光学的線形または非線形応答などのような機能性を有する機能材料であってもよい。例えば、機能材料は、導電層、半導体層、誘電体層または、他の望ましい機械的、電気的または光学的特性を有する層を形成することができる。いくつかの有機物質は、また、適切な機能材料であることがある。そのような用途は、本発明の範囲内であることがある。
図4は、本発明の実施例に従ったインプリント・テンプレートの一部を模式的に示す。インプリント・テンプレートは、いくつかの針33が取り付けられている板32を含む。針33は圧電アクチュエータ34を介して板32に固定されており、各針33は別個の圧電アクチュエータ34に取り付けられている。基板35は、針33の下の基板テーブルTに保持されている。直角座標が図4に表示されている。そして、「下」という用語は、z方向でより低い位置を有することを意味するように理解すべきである。
固くて耐久性があり、かつ使用可能な形に製造できる任意の適切な材料で、針を作ることができる。適切な材料の例には、シリコンか、またはタングステンのような金属がある。耐摩耗性の被膜を針に付けることができる。フラット・パネル・ディスプレイの製造に適した構成では、各針は1ミクロンの先端直径を有することができ、針は200ミクロンの間隔を開けて配列することができる。集積回路(IC)の製造に適した他の構成では、各針は50ナノメートルの先端直径を有することができ、針は1ミクロンの間隔を開けて配列することができる。一般に、先端直径は、10ナノメートルから2ミクロンであってもよく、針の間の間隔は、200ナノメートルから500ミクロンであってよい。
圧電アクチュエータ34は、伸長形状と短縮形状の間で動かすことができる。例えば圧電アクチュエータ34aで示すように、圧電アクチュエータが伸長形状であるとき、対応する針33aは、基板35に設けられたインプリント可能材料36の層に入り込む。この第1位置を針のインプリント位置と呼ぶ。圧電アクチュエータが短縮形状であるとき、対応する針はインプリント可能材料36に接触していない。これを、圧電アクチュエータ34bおよび対応する針33bで示す。この第2位置は、針の離脱位置と呼ぶ。
圧電アクチュエータ34aの一般的な限度一杯の可能な動き範囲は、1ミクロンから100ミクロンであることがある。しかし、伸長形状と短縮形状の間の必要な動き範囲、すなわちインプリント位置と離脱位置の間で針33aを動かすために必要とされる動き範囲は、たぶんおおよそ1ミクロン以下であろう。
「針」という用語は、インプリント可能材料に入り込むように使用することができる任意の適切な形状の要素を意味する意図である。針は中空でなければならないことを意味するつもりではないが、いくつかの実施例は中空である。同様に、針は尖っていなければならないことを意味するつもりではないが、1つまたは複数の実施例では針は尖っていることがある。
圧電アクチュエータ34は、圧電アクチュエータ34に電圧を加える制御装置37(例えば、制御電子機器回路)によって制御可能である(一般に、電圧は1〜1000Vの範囲である)。電圧は、各圧電アクチュエータ34を単独で制御することができるように、圧電アクチュエータ34に互いに別々に供給される。特定の圧電アクチュエータに供給される電圧を調整することによって、そのアクチュエータを短縮形状から伸長形状に動かし、そして再び元に戻すことができる。理解されることであろうが、圧電アクチュエータ34の代わりに、他の適切なアクチュエータを使用することができる。例えば、MEMアクチュエータを使用することができ、例えば、静電的に、磁気的に、または磁歪を使用してMEMアクチュエータを作動させることができる。熱的に作動されるMEMアクチュエータが使用されるかもしれないが、これの応答周波数が低いことがある。
説明を容易にするために、ほんの少数の圧電アクチュエータ34および針33を図4に示す。しかし、理解されることであろうが、数千の圧電アクチュエータおよび針が、例えば2次元配列に配列されて、板32に設けられることがあるが、それは以下でさらに説明する。
使用中に、基板35は、基板テーブルTを使用して板32の下でy方向に走査される。所望のパターンが基板35のインプリント材料6にインプリントされるように、針33は、制御装置37によって離脱位置とインプリント位置の間で動かされる。
インプリント可能材料36は、針33を使用して硬化させることができる。これは、針の周りの少しのインプリント可能材料を硬化させる化学反応をインプリント可能材料36に引き起こすことによって行なうことができる。そのような化学反応が活性化されるかもしれない多くの方法があり、いくつかの例を以下で説明する。
その化学反応は、針33がインプリント可能材料36と接触したとき針33が硬化化学反応を活性化するように針33を加熱することによって、熱的に活性化することができる。必須ではないが、針を一定の高温に維持する代わりに、針33を高温と低温の間で変化させることができる。というのは、針33がインプリント位置にある(すなわち、インプリント材料36と接触している)ときだけ化学反応の活性化が行なわれるからである。図5aに模式的に示すように、針33用のヒータは、加熱電流を針33に通電するように構成された線40を含むことができる。圧電アクチュエータ34は、一般に、ただ1つの連続したセラミック片を含むので、線40は圧電アクチュエータ34の外側のまわりに通る。使用することができる適切なインプリント可能材料には、熱可塑性ポリマー樹脂、例えばポリ(メチルメタクリレート)、ポリスチレン、ポリ(ベンジルメタクリレート)またはポリ(シクロヘキシルメタクリレート)がある。
化学反応を熱的に引き起こす他のまたは追加の方法を、図5bに模式的に示す。図5bを参照して、針33および圧電アクチュエータ34は、振動する取付け台42に取り付けられている。針33がインプリント位置にあるとき、振動がインプリント可能材料36の運動を引き起こし、それによって、摩擦によるエネルギーを発生させ、このエネルギーがインプリント可能材料36の硬化化学反応を活性化するような具合に、振動取付け台42は、小さいが力強い振動を例えばy方向に加えるように構成されている。他のまたは追加の実施例(図示しない)では、針ごとに別個の振動取付け台42を設ける代わりに、板32が振動されるか、または基板テーブルTおよび基板35が振動される。必須ではないが、針33は、インプリント位置にあるときだけ振動される。というのは、離脱位置にあるときの針の振動はインプリント可能材料36の硬化を引き起こさないからである。再び、使用することができる適切なインプリント可能材料には、熱可塑性ポリマー樹脂、例えばポリ(メチルメタクリレート)、ポリスチレン、ポリ(ベンジルメタクリレート)またはポリ(シクロヘキシルメタクリレート)がある。超音波周波数で針を振動させることができる。これが行なわれる場合、熱可塑性のインプリント可能材料と針が接触するとき、摩擦によってインプリント可能材料が溶け、それによって、針の圧痕ができるようになる。後退後に、材料は直ぐに凝固して、針の圧痕を残す。
図5cは、インプリント可能材料を硬化させる追加のまたは他の方法を模式的に示す。図5cを参照して、放射を針33に送るために光ファイバ44が使用される。放射は、例えば365ナノメートルの波長を有することができる。針は、少なくとも下の部分45で透明である。針がインプリント位置にあるとき、針33の透明な下の部分45に放射が供給される。それによって、放射は、針33の透明な下の部分45からインプリント可能材料36の中に注入され、そして針33の周りの局部で硬化化学反応を活性化する。光ファイバ44は、板32を上に通り抜けて放射源46に通じている。放射源は、針33がインプリント位置にあるときだけオンになり、針33が離脱位置にあるときオフになる。これは、迷放射が針33の透明部分から放射されて、広範囲にわたった不要な硬化化学反応の活性化を引き起こすのを防止するためである。従来の光リソグラフィと比較した図5cに示す構成の有利点は、レンズ系がないので、色収差が問題でなくなり、したがって広帯域の照明を使用することができることである。例えば、365ナノメートルの放射(先に言及した)を使用する代わりに、350から400ナノメートルに広がる帯域幅を有する放射の照明を使用することができる。使用することができる適切なインプリント可能材料には、アクリレートまたはメタクリレートのようなモノマーがある。一般に、モノマーと開始剤の混合物のようなどんな光重合可能材料でも使用されるかもしれない。また、硬化可能液体は、例えば、ジメチルシロキサン誘導体を含むことができる。
図5dは、硬化化学反応をインプリント可能材料中で活性化することができる追加または他の方法を模式的に示す。図5dを参照して、化学薬品を針33の先端49に運ぶためにチューブ48が使用される。針33がインプリント可能材料36に入り込んでいるとき、ポンプ50が化学薬品をチューブ48の中に押し出し、その結果、針33を囲繞するインプリント可能材料の局部にその化学薬品が注入されるようになる。化学薬品は、硬化化学反応を活性化するように選ばれる。使用することができる適切な化学薬品には、光開始剤(例えば、Irgacure系の1つ)またはベンゾイル過酸化水素またはAIBN(2、2’‐アゾ‐ジイソブチロニトリル)の様な熱開始剤がある。
化学反応を活性化する代替方法または追加の方法は、触媒である材料で針を作ることを含む。針がインプリント可能材料と接触したとき、インプリント可能材料36に反応を引き起こすように、触媒が選ばれる。追加または代替方法は、異なる材料から成る2つまたは3つの層としてインプリント可能材料を供給することを含み、その場合、針33がインプリント位置にある時、針33が前記層および前記層に含まれる化学薬品を混合して硬化を引き起こす。これを実現することができる1つのやり方は、原子移動ラジカル重合によっている。これは、例えば、インプリント可能材料にハロゲン化アルキルを、また針にCu(I)錯体を与えることによって、行なうことができる。
インプリント可能材料36は、保護層および反応層として供給することができる。これを図6aに模式的に示し、図6では、基板35は、例えばテフロン(登録商標)であってもよい保護層52で覆われた反応層51を含むインプリント可能層36を含む。図6bに模式的に示すように、装置の針(図示しない)を使用して、保護層52を破って、穴53を形成することができる。保護層は十分に堅いので、形成されている穴53に戻るように流れ込まない。この後で、反応層51で硬化反応を活性化させるように化学処理が使用される。図6cに模式的に示すように、穴53の直ぐ下にある領域54だけで硬化が起こり、保護層は硬化化学薬品が反応層51の他の部分に達しないようにする。このようにして、針で保護層52に形成されたパターンは反応層51に転写され、硬化される。関連した構成では、化学処理は、穴の直ぐ下にある領域が溶け、保護層の下にある領域がそのまま残るようなものであってもよい。
前に言及したように、針および圧電アクチュエータは、板32に2次元配列で設けることができる。そのような配列の例を図7に模式的に示す。図7は、圧電アクチュエータ34および針33の配列(3×3)と共に、下から見た板32を示している。理解されることであろうが、実際には、圧電アクチュエータと針のもっと大きな配列を用いてもよい。
図8は、パターンを基板Wにどのようにして生成することができるかを模式的に図示する。塗りつぶされた円は、基板に点を形成する針Sの配列を表す(図は、全ての針はインプリント位置にあると仮定している)。白抜きの円SEは、前に針でインプリントされた点を表す。図示のように、各針は点の列Rを基板Wにインプリントする。基板の完成したパターンは、各々の針でインプリントされた全ての列Rの点SEの総和で生成される。実際には、基板Wの任意の所望位置にインプリントできるように、点SEの列Rの間に重なりがある。この重なりは、説明のために簡略化された図8に示されていない。また、x方向で点SEの重なりがあってもよい。再び、これは、説明を簡単にするために、図8に示されていない。
理解できることであるが、針Sの配列は、y方向に対して角度θで配列されている(標準的な直角座標が図8に示されている)。基板Wがy方向(走査方向)に動かされるとき、各針Sは基板の異なる領域を通り、それによって、針Sの配列で全基板がカバーされるようになることでこの配列となる。具体例では、角度θは、例えば最大20°、最大10°、最大5°、最大3°、最大1°、最大0.5°、最大0.25°、最大0.10°、最大0.05°、または、最大0.01°である。具体例では、角度θは最小0.0001°、例えば最小0.001°である。
図9は、針の複数の配列を使用して、どのようにして単一走査で全基板Wにインプリントすることができるかを模式的に示す。針の1つの配列の端が針の隣接する針の配列の端と僅かに(x方向で)重なり合うようなやり方で、針の8個の配列61は、「チェス盤」構成で2つの列62、63に配列されている。実施例では、針の配列は、例えば、少なくとも3列、少なくとも4列、または少なくとも5列で配列することができる。このようにして、針の一団が、基板Wの幅全体にわたって広がり、単一走査で全基板にパターンをインプリントすることができるようになる。理解されることであろうが、任意の適切な数の針の配列を使用することができる。実施例では、針の配列は実際上はMEMデバイスなので、効率的に製造することができる配列の大きさに制限があることがある。この理由のために、フラット・パネル・ディスプレイ基板全体を単一走査で露光することが望ましい場合には、100個の配列、1000個の配列、またはもっと多くのものさえも使用することができる。
図10を見ると、基板35の走査中に(y方向)、板32の下を通過する前に基板の高さを高さセンサ70で検出するように、高さセンサ70(例えば、光センサ)が板32の一端に設けられている。第2組の圧電アクチュエータ71を使用して、高さセンサ70からの入力に基づいて基板35の凹凸を考慮に入れて針33を動かすことができる。第2組の圧電アクチュエータ71は、第1組の圧電アクチュエータ34と板32の間にある。図10は、個々の針33ごとに設けられた圧電アクチュエータ71を示しているが、理解されることであろうが、基板35の凹凸の空間周波数は比較的低いので、基板の凹凸を同じように有効に補償することができる単一のもっと大きな圧電アクチュエータにいくつかの針を取りつけることができる。
センサ70に接続された別個の制御装置(図示しない)が、第2組の圧電アクチュエータ71を作動させるために使用される。他の実施例では、第1および第2組の圧電アクチュエータを作動させるために、単一の制御装置を使用することができる。いくつかの例では、第2組の圧電アクチュエータを持たず、代わりに単一組の圧電アクチュエータを使用して、基板の凹凸を考慮に入れ、かつ針33をインプリント位置に向かって、またインプリント位置から動かすことが好ましいことがある。これを行なうためには、圧電アクチュエータがz方向に動くことができる距離が、針33を離脱位置からインプリント位置に動かすことができることに加えて、基板35の凹凸を補償するように十分に大きくなければならない。
実施例では、板の直ぐそばにセンサを設ける代わりに、または板の直ぐそばにセンサを設けることに加えて、MEMデバイスで形成された個々のセンサを針ごとに設けることができる。これを図11に模式的に示す。図11では、センサ80(例えば、光センサ)が取りつけられている圧電アクチュエータ81に針33も取りつけられている(圧電アクチュエータ34を介して)。センサ80は針33の前方(y方向で)にあるので、その結果、基板35が針33の下で走査されるとき、基板の高さは、針に達する前に測定されるようになる。センサ80は、帰還ループで圧電アクチュエータ81と接続され、そして基板35とセンサ80の間に一定高さを保つように設定されている。例えば、その一定高さは30ミクロンであってもよい。高さが所望の高さからずれると、正しい高さが回復されるまで圧電アクチュエータ81が調整される。センサ80が針33に非常に近接して位置づけされているので、このことは、針33を基板35に対して最適高さに保つことができることを意味する。例えば、針33は、離脱位置にあるとき、基板35より10ミクロン上にあってもよい。理解されることであろうが、参照する間隔は例であり、他の適切な間隔を使用することができる。例えば、針33と基板35の間の最適間隔は、針が離脱位置にあるとき、1ミクロンであるように選ぶことができる。
実施例では、例えば、トンネル電子顕微鏡または原子力電子顕微鏡で使用されるのと同じ原理を使用して針に電荷を与えて、針33自体を高さセンサとして使用することができる。
前記本発明例では、針は独立して動くことができたが、必ずしもそうである必要はない。例えば、小グループの針全てが一緒に動き、単独で動かすことができないように(例えば、5本の針の集合体が一緒に動くことができる)、その小グループの針を固定することができる。一般に、各針は単独で動かすことができることが望ましい(必須ではない)。
理解されることであろうが、インプリント可能材料の流体特性は、本発明の実施例にとって重要であることがある。実施例では、インプリント可能材料が余りにも流動的である場合、針によってインプリント可能材料に作られる圧痕は、表面張力のために閉じることがある。そうである場合、インプリント可能材料は、ガラス遷移温度より下で適切なゲルまたは熱可塑性材料を含むべきである。ゲルまたは熱可塑性材料の硬さは、インプリントされるフィーチャーの大きさに基づいて選ぶことができる(より小さなフィーチャー寸法はより硬いゲルまたは熱可塑性材料を必要とする)。適切な材料は、当業者には明らかであろう。ゲルは、モノマーと2つの開始剤を含むことができ、第1の開始剤は、ゲルが十分に硬くなるようにインプリント前にゲルを「予備硬化」するために使用されることがある放射の波長に対して敏感であり、第2の開始剤は、異なる波長の放射に対して敏感であり、インプリント後にゲルを硬化させるために使用される。
前記実施例では、基板は基板テーブルに固定され、その基板テーブルが針の配列の下で走査された。常にそうである必要はない。例えば、基板テーブルおよび基板が固定され、針の配列が、基板の上を走査するように構成されることがある。若しくは、基板テーブルは、基板が基板テーブルの表面を走査運動で通過するように構成されることがある。
2次元配列の針の観点で1つまたは複数の実施例を説明したが、1次元配列の針を用いて、例えばx方向に延びる線に配列された針を用いて、本発明を実施することができることは理解されるであろう。
本発明の具体例を上で説明したが、本発明は、説明したのと違ったやり方で実施できることは理解されるであろう。説明は本発明を制限する意図ではない。
従来のソフト・リソグラフィ・プロセスの例を示す図。 従来の熱リソグラフィ・プロセスの例を示す図。 従来のUVリソグラフィ・プロセスの例を示す図。 熱およびUVインプリント・リソグラフィがレジスト層にパターンを形成するように使用されるとき使用される2ステップ・エッチング・プロセスを示す図。 テンプレートと、基板に被着された一般的なインプリント可能レジスト層とを模式的に示す図。 本発明の実施例に従ったインプリント・テンプレートの一部を示す模式図。 図4のインプリント・テンプレートでインプリント可能レジスト層を硬化することのできる各種方法を、図5b〜図5dと共に示す模式図。 図4のインプリント・テンプレートでインプリント可能レジスト層を硬化することのできる各種方法を、図5a、図5c、図5dと共に示す模式図。 図4のインプリント・テンプレートでインプリント可能レジスト層を硬化することのできる各種方法を、図5a、図5b、図5dと共に示す模式図。 図4のインプリント・テンプレートでインプリント可能レジスト層を硬化することのできる各種方法を、図5a〜図5cと共に示す模式図。 本発明の実施例に従って使用することができるインプリントおよび硬化方法を、図6b、図6cと共に示す模式図。 本発明の実施例に従って使用することができるインプリントおよび硬化方法を、図6a、図6cと共に示す模式図。 本発明の実施例に従って使用することができるインプリントおよび硬化方法を、図6a、図6bと共に示す模式図。 図4のインプリント・テンプレートを下から見た模式図。 本発明の実施例を使用してインプリントされた基板を示す模式図。 図4のインプリント・テンプレートのいくつかの構成を示す模式図。 本発明の実施例に従ったインプリント・テンプレートを示す模式図。 本発明の実施例に従ったインプリント・テンプレートの針を示す模式図。

Claims (28)

  1. 針と、インプリントされる基板を保持するように構成された基板テーブルとを含むインプリント・リソグラフィ装置において、
    前記針は、第1位置と第2位置の間で動かすことができ、
    前記第1位置は、使用中の前記針が、前記基板に付されたインプリント可能材料の層に入り込む位置であり、
    前記第2位置は、使用中の前記針が、前記基板に付されたインプリント可能材料から離脱した位置であり、
    前記基板テーブルおよび前記針は、一方が他方に対して動くことができるように構成されているインプリント・リソグラフィ装置。
  2. 前記針が、共同でインプリント・テンプレートを構成する複数の針のうちの1つであり、各針が、前記第1位置と前記第2位置の間で動かすことができるようになっている請求項1に記載されたインプリント・リソグラフィ装置。
  3. 各針が、独立して動くことができる請求項2に記載されたインプリント・リソグラフィ装置。
  4. 前記針が、制御装置によって個別に制御される圧電アクチュエータに設けられており、前記制御装置は、前記第1位置と前記第2位置の間で前記針の動きを制御するように構成されている請求項1に記載されたインプリント・リソグラフィ装置。
  5. 前記針が、2次元配列状態で位置づけられている請求項2に記載されたインプリント・リソグラフィ装置。
  6. 前記2次元配列が長方形の格子を含む請求項5に記載されたインプリント・リソグラフィ装置。
  7. 前記長方形の格子が、前記動きの方向に対して角度をなして配置されている請求項6に記載されたインプリント・リソグラフィ装置。
  8. 前記テンプレートが高さセンサを有し、前記高さセンサが制御装置に接続されており、
    前記制御装置は、基板のトポグラフィを示す前記高さセンサから入力を受けるように構成され、かつ、前記基板の前記トポグラフィを補償するために前記針の高さを調整するように構成されている請求項2に記載されたインプリント・リソグラフィ装置。
  9. 前記高さセンサが、前記針に近接して位置づけされたセンサ、または、配列されたセンサを含む請求項8に記載されたインプリント・リソグラフィ装置。
  10. 前記針が、第1および第2の圧電アクチュエータに取りつけられ、前記第1の圧電アクチュエータが、前記制御装置に応答して、前記基板の前記トポグラフィを補償するために前記針の高さを調整し、かつ、前記第2の圧電アクチュエータが、前記第1位置と前記第2位置の間で前記針を動かすように構成されている請求項8に記載されたインプリント・リソグラフィ装置。
  11. 前記高さセンサが、MEM高さセンサのアレイを含み、各MEM高さセンサが、複数の針のうちの対応する針に近接して位置づけされている請求項8に記載されたインプリント・リソグラフィ装置。
  12. 各MEM高さセンサおよび対応する針が、高さ補償圧電アクチュエータに共に装架され、前記高さ補償圧電アクチュエータは、使用中に、前記MEM高さセンサおよび前記針が、それぞれの予め決められた、基板からの距離に実質的に留まるように、前記MEM高さセンサからの出力信号で制御されるように構成されている請求項11に記載されたインプリント・リソグラフィ装置。
  13. インプリント可能材料に局部化学反応を引き起こすように十分に高い温度まで前記針を加熱するように構成されたヒータを更に含む請求項1に記載されたインプリント・リソグラフィ装置。
  14. 振動するように構成された取付け台に前記針が保持されている請求項1に記載されたインプリント・リソグラフィ装置。
  15. 振動するように構成された単一の取付け台に、配列された針が保持されている請求項1に記載されたインプリント・リソグラフィ装置。
  16. 前記針が第1位置にある時に、放射線を出力するように構成された放射線放出領域を、前記針が含む請求項1に記載されたインプリント・リソグラフィ装置。
  17. 放射源から出る放射線を前記針の前記放射線放出領域に伝播するように構成された光ファイバを、前記針が含む請求項16に記載されたインプリント・リソグラフィ装置。
  18. 前記針が第1位置にあるとき硬化化学薬剤を注入するように構成された開口を、前記針が含む請求項1に記載されたインプリント・リソグラフィ装置。
  19. 互いに固定された構成体になされた一組のテンプレートを更に含む請求項2に記載されたインプリント・リソグラフィ装置。
  20. 前記固定された構成体が、間隔を置いて配列された2列以上のテンプレートを含むチェス盤構成体である請求項19に記載されたインプリント・リソグラフィ装置。
  21. 前記基板テーブルが、前記針に対して走査するように構成されている請求項1に記載されたインプリント・リソグラフィ装置。
  22. 第1位置と第2位置の間で動かすことができる針を含むインプリント・リソグラフィ装置において、
    前記第1位置は、使用中の前記針が、インプリント可能材料の層に入り込む位置であり、
    前記第2位置は、使用中の前記針が、前記インプリント可能材料から離脱した位置であるインプリント・リソグラフィ装置。
  23. 前記針が、共同でインプリント・テンプレートを構成する複数の針のうちの1つであり、各針は前記第1位置と前記第2位置の間で可動である請求項22に記載されたインプリント・リソグラフィ装置。
  24. 各針が、独立して動くことができる請求項23に記載されたインプリント・リソグラフィ装置。
  25. インプリント・パターンをインプリント可能材料に形成すべく、
    基板または個々に制御可能な針の配列を他方に対して動かすこと、
    第1組の針が、前記基板に付されたインプリント可能材料に入り込むように、前記第1組の針を動かすこと、および
    異なる第2組の針が、前記基板に付されたインプリント可能材料に入り込むように、前記第2組の針を動かすことを含むインプリント・リソグラフィ方法。
  26. 前記インプリント可能材料に入り込むように前記第1組の針を動かす操作が、所望のインプリント・パターンが前記インプリント可能材料に形成されるまで複数回繰り返される請求項25に記載されたインプリント・リソグラフィ方法。
  27. 前記インプリント可能材料が、反応層および保護層を含み、前記方法が、前記動かされた針を用いて前記保護層を破り、その後、前記保護層が破られた1つ以上の場所で、前記反応層を硬化させることを含む請求項25に記載されたインプリント・リソグラフィ方法。
  28. 前記インプリント可能材料が、互いに反応しないように構成された3つ以上の層を含み、前記方法が、前記動かされた針を用いて前記3つの層を混合し、もって、前記3つの層のうちの少なくとも2つが互いに反応して硬化過程が始まる請求項25に記載されたインプリント・リソグラフィ方法。
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