JP2006323133A - 印刷装置、部品管理方法、コンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム - Google Patents

印刷装置、部品管理方法、コンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 部品を適用可能な印刷装置本体の機種が増えた場合や、印刷装置本体に適用可能な部品の種類が増えた場合でも、印刷装置に適用可能な部品の管理が容易となることである。
【解決手段】 本体メモリ203に印刷装置101の本体を認識する本体情報と適用可能な部品を示す部品情報を記憶させる。また、トナーカートリッジ103のメモリ103A、感光ドラム104のメモリ104Aにそれぞれの部品を認識する部品情報と適用あるいは不適用となる印刷装置本体を示す本体情報とを記憶させる。そして、CPU204が本体メモリ203と各メモリ103A、104Aとに記憶される情報を照合して部品の適用性を判断する構成を特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、交換可能な所定の部品を備える印刷装置、部品管理方法、コンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラムに関するものである。
従来、印刷装置を構成する消耗部品は、印刷装置本体に固有のものとして製造されており、特定の、いわゆる同一機種の印刷装置に適用する消耗部品が製造され、異なる機種の印刷装置には、その機種にのみ適用する消耗部品が製造されている。また、模造品等の品質を保証できない消耗部品を適用できないようにするために消耗品に特定の部品を認識する認識記号を記録し、印刷装置本体において部品の認識記号を参照することで、消耗部品が適用可能か否かを判断していた。
そして、下記特許文献1には、印刷装置の識別情報と印刷装置に用いられるカートリッジ等の消耗品の識別番号であって、該カートリッジ内に設けられるメモリに該識別情報を記憶させ、該カートリッジが印刷装置本体に装着された際に、該メモリから読み出される識別情報を比較して、組合せが適当であるかどうかを判断可能な印刷装置が開示されています。
そして、該識別情報の比較で不適切な消耗品であると判断された場合に、印刷装置における機能範囲を制限することが記載されています。
特開2003−15482号公報
しかしながら、上述した従来の技術では、印刷装置本体において予め記録された適用可能な固有の消耗部品の認識番号と消耗部品自体に記録されている認識番号が一致する場合に消耗部品が適用可能であると判断をしているため、消耗部品の改良や部品の共通化が進み異なる機種の消耗部品が適用可能になり適用可能部品の増えた場合に実際には正当に適用可能である場合でも、消耗部品の認識番号が一致しないため適用不可と判断(不正な組合わせと判断)してしまい使用することができない場合があった。
また、使用状況や消費、劣化によって交換された消耗部品を再度利用可能になるように再生処理した再生部品は、認識記号が一致する固有の印刷装置には適用できるが、再生処理によって適用可能な機種が増えた場合でも、印刷装置本体との認識番号が一致しないために適用不可となってしまったり、逆に、再生処理によって再生前は適用可能であった印刷装置が適用できなくなってしまう場合でも認識番号が一致して適用可能と判断してしまい不具合が生じてしまうという問題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、印刷装置において、印刷装置本体を認識する本体情報と適用可能な部品を示す部品情報と所定の部品を認識する部品情報と適用あるいは不適用となる印刷装置本体を示す本体情報とを照合して所定の部品の適用性を判断することにより、部品を適用可能な印刷装置本体の機種が増えた場合や、印刷装置本体に適用可能な部品の種類が増えた場合でも、印刷装置に適用可能な部品の管理が容易となり、再生部品が印刷装置に適用可能か判断することが可能になり、再生部品が再生前と比べ適用可能な印刷装置本体の種類が変更した場合でも、再生部品の管理が容易となる印刷装置、部品管理方法、コンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラムを提供することである。
上記目的を達成する本発明の印刷装置は以下に示す構成を備える。
印刷処理実行に伴い消耗される所定の部品を備える印刷装置であって、部品本体が備えるメモリに記録されている、所定の部品を認識する部品情報と適用あるいは不適用となる印刷装置本体を示す本体情報の内容を前記印刷装置で利用可能な部品の仕様変更状態を判別して更新する更新手段を有することを特徴とする。
また、印刷処理実行に伴い消耗される所定の部品を備える印刷装置であって、印刷装置本体を認識する本体情報と適用可能な部品を示す部品情報とを第1の記憶手段に更新可能に記録する第1の記録手段と、前記所定の部品を認識する部品情報と適用あるいは不適用となる印刷装置本体を示す本体情報とを前記所定の部品が備える第2の記憶手段に更新可能に記録する第2の記録手段と、前記第2の記憶手段と前記第1の記憶手段とに記録される部品情報と本体情報とを照合して前記所定の部品の適用性を判断する判断手段とを備えることを特徴とする。
上記目的を達成する本発明の部品管理方法は以下に示す構成を備える。
印刷処理実行に伴い消耗される所定の部品を備える印刷装置における部品管理方法であって、部品本体が備えるメモリに記録されている、所定の部品を認識する部品情報と適用あるいは不適用となる印刷装置本体を示す本体情報の内容を前記印刷装置で利用可能な部品の仕様変更状態を判別して更新する更新ステップを有することを特徴とする。
また、印刷処理実行に伴い消耗される所定の部品を備える印刷装置における部品管理方法であって、印刷装置本体を認識する本体情報と適用可能な部品を示す部品情報とを第1の記憶手段に更新可能に記録する第1の記録ステップと、前記所定の部品を認識する部品情報と適用あるいは不適用となる印刷装置本体を示す本体情報とを前記所定の部品が備える第2の記憶手段に更新可能に記録する第2の記録ステップと、前記第2の記憶手段と前記第1の記憶手段とに記録される部品情報と本体情報とを照合して前記所定の部品の適用性を判断する判断ステップとを備えることを特徴とする。
本発明によれば、部品が印刷装置に適用可能か判断することが可能になり、部品を適用可能な印刷装置本体の機種が増えた場合や、印刷装置本体に適用可能な部品の種類が増えた場合でも、印刷装置に適用可能な部品の管理が容易になる。
さらに、再生部品が印刷装置に適用可能か判断することが可能になり、再生部品が再生前と比べ適用可能な印刷装置本体の種類が変更した場合でも、再生部品の管理が容易になる。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の第1実施形態を示す印刷装置の構成を説明する概略断面図である。なお、本例は、単色の現像剤を終了するトナーカートリッジを装着可能な電子写真プロセスを実行するレーザビームプリンタに対応する。また、本実施形態では、上記単色の印刷装置を例とするが、カラーレーザビームプリンタ等に装着するカートリッジや、他の印刷方式のインクカートリッジが消耗剤となる場合にも本発明を適用可能である。
図1において、101は印刷装置本体で、印刷装置を制御するためのコントローラ部102、画像形成のためにレーザ105、中間転写ベルト106、使用状況や消費、劣化によって交換する必要があるトナーカートリッジ103、感光ドラム104、定着器108の等の消耗部品とで構成される。
なお、トナーカートリッジ103には、不揮発性メモリ媒体で構成されるメモリ103Aを備え、部品を認識する情報と適用可能な印刷装置本体の情報との関係を定義されるテーブルがその情報を印刷装置本体101のコントローラ部102により所定のインタフェースを介して更新、あるいは追加可能に構成されている。
本印刷装置における画像の形成は、まず、コントローラ部102で形成されたビットイメージに基づいて、レーザ105を感光ドラム104に照射し、照射した部分にトナーカートリッジ103内のトナーを付着させることにより、感光ドラム104上にトナー画像を形成する。
次に、感光ドラム104上に形成されたトナー画像を中間転写ベルト106に転写し、中間転写ベルト106上にトナー画像を形成する。次に、中間転写ベルト106上に形成されたトナー画像をプリント用紙107に転写し、プリント用紙107上にトナー画像を形成する。
次に、プリント用紙107上に形成されたトナー画像を定着器108において熱と圧力をかけることにより、トナーを用紙上に定着させ、印刷画像として出力される。
また、消耗部品のトナーカートリッジ103、感光ドラム104、定着器108は、それぞれ後述する情報を記録するためのメモリを持ち、画像形成のたびに、トナーカートリッジ103は図示しない現像スリーブが所定回転連続的に駆動されることで収容されるトナーが消費される。また、感光ドラム104は印刷処理により、レーザ105が照射されることで、表面が劣化し、定着器108は定着フィルムが劣化していくため、使用、消費、劣化状況によって交換する必要がある。
図2は、図1に示したコントローラ部102の一例を示すブロック図であり、図1と同一のものには同一の符号を付してある。
図2において、204は中央演算処理装置(CPU)で、ROM201に格納されたプログラムにしたがって各種処理の判断、制御を行う。201はROM(リードオンリメモリ)であり、画像形成を行うビットイメージ形成プログラムや図5、図6のフローチャートに示すプログラムを含む各種制御プログラムを格納している。
202はRAM(ランダムアクセスメモリ)で、CPU204がROM201に格納されたプログラムに従って各処理の判断制御を行うためのデータやステータス情報を格納し、作業領域212aとして使用される。
203は本体メモリで、後述する印刷装置本体を認識する情報と適用可能な部品の情報を所定のデータ形式で格納する。205は画像形成に必要な消耗部品のメモリに接続するインタフェース(I/F)であり、該インタフェース(I/F)205を介して、トナーカートリッジ103、感光ドラム104、定着器108等の消耗部品のメモリ103A,104A,108Aに記憶された部品を認識する情報と適用可能な印刷装置本体の情報を記憶するテーブルから獲得したり、該テーブルに記憶される各情報の更新を行う。
次に、図3、図4を参照して、本実施形態の印刷装置本体、および部品のメモリに記録されている情報について説明する。
図3は、図2に示したコントローラ部に備える本体メモリ203の情報の一例を示す図である。
図3において、印刷装置本体の本体メモリ203は、コントローラ部102上にあり、印刷装置本体101を認識する情報を記録する領域301と、1つもしくは複数の適用可能な部品(消耗品)の情報を記録する適用部品情報領域302を持っている。
そして、印刷装置本体102を認識する情報を記録する領域には、本体の機体認識記号である、例えばP1(LBP−XXXX)が記憶される。
また、適用部品情報302には、適用することが可能な消耗部品の部品記号が記録されており、感光ドラムでは、感光ドラムD1と、感光ドラムD1とは別の種類で適用可能である感光ドラムD2が記憶され、トナーカートリッジでは、トナーカートリッジT1,T2が記憶され、定着器では、定着器F1が記録されている。なお、領域301と、適用部品情報領域302とを、対比するテーブル形式として1つの領域でリスト管理することも可能である。
これにより、印刷装置本体102は、異なる部品、感光ドラムD1、感光ドラムD2、トナーカートリッジT1,T2とを適用可能となっている。ただし、定着器については、定着器F1のみ適用可能である。
図4は、図2に示した消耗部品のメモリ103A、104Aの第1の情報記憶形式の一例を示す図である。また、図4の(a)は感光ドラム104のメモリ104Aの情報記憶例に対応し、図4の(b)はトナーカートリッジ103Aの情報記憶例に対応する。
図4の(a)において、消耗部品としての感光ドラム104にはメモリ104Aが取り付けられており、部品としての感光ドラムを認識する情報を記録する領域401aと、1つもしくは複数の適用可能な印刷装置本体の情報を記録する適用機種情報領域402aと、適用不可になった印刷装置本体の情報を記録する不適用機種情報領域403aを備えている。
そして、部品を認識する情報を記録する領域401aには、感光ドラム自体の認識記号である部品認識記号D1が記録される。また、適用機種情報402aには、本感光ドラムを適用可能な印刷装置本体の機体記号P1と、機体記号P1とは別の機種で本感光ドラムを適用可能な機種P2の機体記号P2が記録されている。不適用機種情報領域403aには、本感光ドラムが不適用となった機種がない場合は、何も記録されない。
図4の(b)において、消耗部品としてのトナーカートリッジ103にはメモリ103Aが取り付けられており、部品としてのトナーカートリッジを認識する情報を記録する領域401bと、1つもしくは複数の適用可能な印刷装置本体の情報を記録する適用機種情報領域402bと、適用不可になった印刷装置本体の情報を記録する不適用機種情報領域403bを備えている。
そして、部品を認識する情報を記録する領域401bには、トナーカートリッジ自体の認識記号である部品認識記号T1が記録され、適用機種情報402bには、本トナーカートリッジを適用可能な印刷装置本体の機体記号P1が記録され、不適用機種情報領域403bには、本部品が不適用となった機種がない場合は、何も記録されない。
次に、図5のフローチャートを参照して、印刷装置に取り付けられた消耗部品が適用可能か否かを判断する適用部品判断処理について説明する。
図5は、本発明に係る印刷装置における第1の適用部品処理手順の一例を示すフローチャートであり、図2に示すCPU204がROM201から読み出す制御プログラムを実行することで、適用部品判断処理が実現される。なお、S501〜S510は各ステップを示す。
まず、図2に示した印刷装置本体102の本体メモリ203の印刷装置本体を認識する情報を記録する領域から本体の機体認識記号を獲得し(S501)、図4に示した部品のメモリ103A、104Aの不適用機種情報領域403に記録されているすべての不適用機種の機体記号を獲得し(S502)、不適用機種情報領域から獲得した機体記号と本体の機体認識記号を比較することで、本体の機体認識記号が不適用機種の中に含まれているか否かを判別し(S503)、本体の機体認識記号が不適用機種の中に含まれていないと判断された場合は、部品のメモリの適用機種領域に記録されているすべての機体記号を獲得する(S504)。
次に、適用機種情報領域から獲得した機体記号と本体の機体認識記号を比較することで、本体の機体認識記号が適用機種の中に含まれているか否かを判断し(S505)、本体の機体認識記号が適用機種の中に含まれていないと判断された場合は、印刷装置本体のメモリの適用部品情報領域に記録されているすべての部品記号を獲得する(S506)。
そして、部品のメモリから部品認識記号を獲得し(S507)、本体のメモリの適用部品情報領域から獲得した部品記号と部品のメモリの部品認識記号を比較することで、部品の部品認識記号が本体の適用部品の中に含まれているか否かを判断し(S508)、部品の部品認識記号が本体の適用部品情報の中に含まれていると判断された場合は、印刷装置に取り付けられた消耗部品が印刷装置に適用可能であると判定し(S509)、処理を終了する。
一方、ステップS508において、部品の部品認識記号が本体の適用部品情報の中に含まれていないと判断された場合は、印刷装置に取り付けられた消耗部品が印刷装置に適用不可であると判定し(S510)、処理を終了する。
一方、ステップS505において、本体の機体認識記号が適用機種の中に含まれていると判断された場合は、印刷装置に取り付けられた消耗部品が印刷装置に適用可能であると判定し(S509)、処理を終了する。
一方、ステップS503において、本体の機体認識記号が不適用機種の中に含まれていると判断された場合は、印刷装置に取り付けられた消耗部品が印刷装置に適用不可であると判定し(S510)、処理を終了する。
次に、図6、図7、図8を参照して、図5に示した適用部品判断処理の判定に基づいて、印刷装置本体のメモリの適用部品情報、および部品のメモリの適用機種情報を更新する情報更新処理について説明する。本実施形態は感光ドラムについて説明するが、他の消耗部品についても、同様である。
図6は、本発明に係る印刷装置における第2の適用部品処理手順の一例を示すフローチャートであり、図2に示すCPU204がROM201から読み出す制御プログラムを実行することで、情報更新処理が実現される。なお、S601〜S609は各ステップを示す。
まず、図5に示した適用部品判断処理の判定が消耗部品の適用が可能か不可かを判断し(S601)、消耗部品の適用が可能であると判断した場合は、印刷装置本体の本体メモリ203の適用部品情報領域に記録されているすべての部品記号を獲得し(S602)、部品のメモリから部品認識記号を獲得する(S603)。
次に、部品認識記号が印刷装置本体のメモリの適用部品情報領域にすでに記録されているか否かを判断し(S604)、記録されていないと判断した場合は、印刷装置本体のメモリの適用部品情報に部品の部品認識記号を追加記録し(S609)、本処理を終了する。
一方、ステップS604において、部品認識記号がすでに適用部品情報領域に記録されている場合は、印刷装置本体のメモリから機体認識記号を獲得し(S605)、部品のメモリの適用機種領域に記録されているすべての機体記号を獲得する(S606)。
次に、本体の機体認識記号が、部品の適用機種情報にすでに記録されているか否かを判断し(S607)、記録されていないと判断した場合は、部品のメモリの適用機種情報に本体の機体認識記号を追加記録し(S608)、処理を終了する。
一方、ステップS607において、機体認識記号がすでに部品の適用機種情報に記録されていると判断した場合は、本処理を終了する。
一方、ステップS601において、適用部品判断処理の判定が消耗部品の適用が不可である場合は、本処理を終了する。
図7、図8は、図2に示した本体メモリ203と感光ドラム104のメモリ104Aに記憶される情報の更新状態を説明する図であり、図7が更新前のメモリ状態に対応し、図8が更新後のメモリ状態に対応する。
本例は、図7の(a)に示すように、感光ドラムのメモリ102Aには、印刷装置本体を認識する情報を記録する領域701aには、本体の機体認識記号であるP2が記録され、適用部品情報702aには、適用可能な部品として、感光ドラムD2、トナーカートリッジT2、定着器F1が記録されている。
一方、図7の(b)に示すように、感光ドラム104のメモリ104Aであり、部品を認識する情報を記録する領域401aには、部品認識記号D1が記録され、適用機種情報402aには、印刷装置本体の機体記号P1と機体記号P2の2種類の機体が本感光ドラムを適用可能な機体として記録されている。403aは不適用機種情報である。
印刷装置本体に、消耗部品である感光ドラムD1を組み込まれた場合、感光ドラムD1のメモリの適用機種情報に、機体認識記号P2が記憶されているため、図5に示した適用部品判別処理により、部品認識記号がD1の感光ドラムは、印刷装置P2に適用可能な部品であると判断される。
そして、図6に示した情報更新処理により、本体メモリ203に機体認識記号がP2の印刷装置本体の適用部品情報に適用可能な部品として感光ドラムD1が追加記録される(図8の(a)の適用部品情報802a)。
そして、部品認識記号がD1の感光ドラムのメモリ104Aには、すでに適用機種情報として機体P2は記録されているため、更新は行われない。
このように構成された印刷処理実行に伴い消耗される所定の部品を備える印刷装置において、感光ドラム104が備えるメモリ104Aには、図4に示すように記録されている、所定の部品を認識する部品情報(部品認識記号D1)と適用あるいは不適用となる印刷装置本体を示す本体情報として機体P1(適用機種情報)等を記憶し、前記印刷装置で利用可能な部品の仕様変更状態をCPU204が判別して更新する。なお、部品として、感光ドラム104を例とするが、他の部品についても同様である。
これにより、部品側の仕様変更や本体側の仕様変更で、部品の利用範囲が変更になっても、自在にその情報に適応した情報を追記するような処理行うことが可能となる。
より具体的には、印刷処理実行に伴い消耗される所定の部品を備える印刷装置であって、CPU204は、印刷装置本体を認識する本体情報と適用可能な部品を示す部品情報とを第1の記憶手段(メモリ104A)に更新可能に記録する第1の記録機能と、前記所定の部品を認識する部品情報と適用あるいは不適用となる印刷装置本体を示す本体情報とを前記所定の部品が備える第2の記憶手段に更新可能に記録する第2の記録機能と、前記第2の記憶手段と前記第1の記憶手段とに記録される部品情報と本体情報とを照合して前記所定の部品の適用性を判断する判断機能とを備える。
そして、CPU204による第1の記録機能は、前記判断機能による判断結果に基づいて、前記部品情報を更新記録する。
また、CPU204による第2の記録機能は、前記判断機能による判断結果に基づいて、前記本体情報を更新記録する。
さらに、所定の部品は、印刷実行に伴い交換が必要となる感光ドラム、トナーカートリッジ、定着器等を含む。
また、CPU204による判断機能は、前記第1の記憶手段に記録される印刷装置本体を認識する本体情報が、前記第2の記憶手段に記録される不適用な印刷装置本体の本体情報に含まれると判断した場合、前記所定の部品を前記印刷装置本体で使用不可と判断する。
さらに、CPU204による判断機能は、前記第1の記憶手段に記録される印刷装置本体を認識する本体情報が、前記第2の記憶手段に記録される適用可能な印刷装置本体の本体情報に含まれると判断した場合、前記所定の部品を前記印刷装置本体で使用可能と判断する。
また、CPU204による判断機能は、前記第2の記憶手段に記録された部品情報が前記第1の記憶手段に記録されている部品情報に含まれると判断した場合、目的の印刷装置本体のメモリに記録された適用可能な部品の情報に含まれる場合は、前記所定の部品を前記印刷装置本体で使用可能と判断する。
さらに、CPU204による第1の記録機能は、前記判断手段により前記所定の部品が適用可能で、部品情報が前記第1の記憶手段に記憶されていないと判断した場合、前記第1の記憶手段に適用可能と判断した部品情報を追加記録する。
また、CPU204による第2の記録機能は、前記判断機能により前記所定の部品が適用可能で、前記本体情報が前記第2の記憶手段に記憶されていないと判断した場合、前記第2の記憶手段に適用可能と判断した本体情報を追加記録する。
これにより、本体側で有効に利用可能な部品と登録されている場合で、備品側の本体情報が整合しない場合には、その部品を適用可能な本体情報が追記されることで、以後正常な部品として認識されて、その備品利用する印刷処理を実行可能となる。また、部品のメモリに記憶されている本体情報に合致して、部品情報を記録されていない本体もまた、その部品情報を追記することで、以後正常な本体として部品側の本体情報が整合する。
したがって、様々な流通経路を介して流通する部品が仕様変更等に自在に適応可能となり、従来、利用可能であっても利用できないという状態を回避して、部品の利用価値を向上させることができる。
〔再生処理〕
次に、図9を参照して、消耗部品を再生処理した時の消耗部品のメモリの情報について説明する。本実施形態はトナーカートリッジについて説明するが、他の消耗部品についても、同様である。
図9は、図2に示したトナーカートリッジ103のメモリ103Aに記憶される情報の更新状態を説明する図である。
図9の(a)は、図4の(b)と同じ、部品認識記号がT1のトナーカートリッジ103のメモリ103Aの情報であり、部品を認識する情報を記録する領域401bには、部品認識記号T1が記録され、適用機種情報402bには、印刷装置本体の機体記号P1が本トナーカートリッジT1を適用可能な機体として記憶されている。
なお、トナーカートリッジは、印刷を行うたびに、画像形成のためトナーが消費され、トナーの残量が少量もしくはなくなると正常な画像形成ができなくなり、交換する必要がある。
このトナーがなくなったトナーカートリッジに対して、トナーを詰める等の再生処理を行うことで、再生品として再度使用することができるようになる。
再生処理の際に、トナーの成分の改良等(例えば重合法によるトナー)により、現在の適用可能機種P1の他に、機種P2も適用可能になる場合は、図9の(a)に示した現在のメモリ103Aの情報を、図9の(b)に示すように、部品を認識する情報を記録する領域には、部品認識記号T1とは異なる新しい部品認識記号T1−1を記憶させ(901b)、適用機種情報902bに新しく適用可能になった機体記号P2を追加する。
このように、適用機種情報902bに機体記号P2を追加記録することで、機体記号P2に部品T1−1を組み込んだ場合でも、前述した適用部品判別処理により部品T1−1が適用可能な部品と判定され、使用することが可能となる。
これにより、従来であれば、不適合と判定されて使用できなくなることはなくなり、再生品を適用機種に再装着して正常に印刷処理を行うことができる。
また、再生処理の際に、新しい機種情報として適用機種情報P2に適用可能な再生処理が施され、それに伴い現在の適用可能機種P1への適用が不可になった場合は、図9の(a)に示した現在のメモリ103Aの情報を、図9の(c)に示すように、部品を認識する情報を記録する領域901cには、部品認識記号T1とは異なる新しい部品認識記号T1−2を記憶させ、不適応機種情報903cに不適用機種情報に適用不可になった機体記号P1を記憶させる。
これにより、不適用機種情報903cに機体P1を記憶させることで、領域901cに部品認識記号にT1−2を組み込んだ場合でも、前述した適用部品判別処理により部品認識記号T1−2にとって、機体P1は適用不可の部品と判定され、誤使用を防ぐことが可能になる。
〔第2実施形態〕
次に、図10を参照してメモリに記録された情報の表示および編集処理について説明する。
図10は、本発明に係る印刷装置の消耗品が備えるメモリ内の情報を編集する編集装置の一例を示す図である。
図10において、1001は表示/編集装置で、図示しないCPU,RAM,ROM等を備えるコントローラを備え、入力デバイスからの情報を処理して、メモリ103A等にデータの書き込みあるいは読み出しを行うリード/ライト装置1002を図示しないインタフェースを介して制御する。
例えばトナーカートリッジ103のメモリ103Aの情報を、リード/ライト装置103Aにより読み取り、読み取った情報は、表示/編集装置1001の表示部に表示される。
これにより、消耗部品が備えるメモリ内の情報を視覚的に確認することが可能となる。
また、表示/編集装置1001の表示部に表示された情報を図示しない入力デバイスの操作に基づいて、編集(変更/追加/削除)処理することで、表示部に表示された内容をリード/ライト装置1002でメモリ103Aに書き込むことにより、再生処理によりメモリ103Aの情報に変更があった場合に、メモリ103Aの情報を自在に更新することが可能となる。
このように構成された印刷装置において、所定の部品は、後述するように前記第2の記憶手段を備える新規部品と、再生される再生部品(リサイクル可能な部品)とを含む。
そして、CPU204による第2の記録機能で、前記再生部品が適用可能であると判断した場合、前記第2の記憶手段に適用可能な本体情報を追加記録する。
また、CPU204による第2の記録機能で、前記再生部品が適用不可であると判断した場合、前記第2の記憶手段に適用可能な本体情報を適用不可な本体情報として記録する。
これにより、再生部品についても、その利用範囲が拡張されるように場合に、本体情報等を追記可能とすることで、リサイクルされる部品の適合性を投入される印刷装置本体で正常に動作可能な備品と判断可能となり、リサイクルされる部品を有効に活用できる。
〔第3実施形態〕
なお、上記実施形態では、印刷装置において、交換可能な部品内のメモリに記録させる認識情報等を追記する場合について説明したが、電子機器であって、同様に交換可能な、あるいは着脱可能なデバイス、例えばインタフェースカード、ネットワークカード等であっても、仕様変更等に応じてデバイスカード側のメモリ情報と、電子機器本体側のメモリ情報とを上述したように追記可能とすることも本発明の適用範囲である。
〔第4実施形態〕
以下、図11に示すメモリマップを参照して本発明に係る印刷装置で読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
図11は、本発明に係る印刷装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態における図2,図8,図10に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
従って、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバやftpサーバ等も本発明の請求項に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるのではなく、以下の実施態様も含まれることはいうまでもない。以下、その実施態様1〜8について説明する。
〔実施態様1〕
印刷装置において、印刷装置の本体と、印刷装置を構成する部品であって、使用状況や消費、劣化によって交換する必要がある感光ドラム(図1に示す感光ドラム104)、トナーカートリッジ(図1に示すトナーかとリッジ103)、定着器(図1に示す定着期108)等の部品自体に情報を記録するためのメモリを持ち、前記印刷装置本体のメモリ(図2に示す本体メモリ203)に、印刷装置本体を認識する情報と適用可能な部品の情報を記録する第1の記録手段(図2に示すCPU204による)と、前記印刷装置を構成する部品のメモリに、部品を認識する情報と適用可能な印刷装置本体の情報を記録する第2の記録手段と、前記第1の記録手段(図2に示すCPU204による)は、1つもしくは複数の適用可能な部品の情報を記録し、また、適用可能な部品の情報を追加記録する記録手段であり、前記第2の記録手段は、1つもしくは複数の適用可能な印刷装置本体の情報を記録し、また、適用可能な印刷装置本体の情報を追加記録し、また、適用が不可能になった印刷装置本体の情報を追加記録する記録手段であり、前記第1の記録手段により印刷装置本体のメモリに記録された情報と、前記第2の記録手段により部品のメモリに記録された情報を獲得する情報獲得手段と、前記情報獲得手段により獲得した印刷装置本体のメモリに記録された情報と部品のメモリに記録された情報に基づいて部品が印刷装置で使用可能か否かを判断する適用部品判断手段(図2に示すCPU204による)と、前記適用部品判断手段の判断結果に基づいて、前記第1の記録手段により印刷装置本体のメモリに記録された情報、および第2の記録手段により部品のメモリに記録された情報を更新する情報更新手段(図2に示すCPU204による)とを有することを特徴とする印刷装置。
〔実施態様2〕
前記適用部品判断手段は、前記情報獲得手段により獲得した目的の印刷装置本体のメモリに記録された印刷装置本体を認識する情報が、目的の部品のメモリに記録された不適用な印刷装置本体の情報に含まれる場合は、目的の部品が目的の印刷装置本体での使用を不可と判断する第1の判断手段(図2に示すCPU204が実行する図5に示すステップS503、S508)を有することを特徴とする請求項1の印刷装置。
〔実施態様3〕
前記適用部品判断手段は、前記情報獲得手段により獲得した目的の印刷装置本体のメモリに記録された印刷装置本体を認識する情報が、目的の部品のメモリに記録された適用可能な印刷装置本体の情報に含まれる場合は、目的の部品が目的の印刷装置本体での使用を可と判断する第2の判断手段(図2に示すCPU204が実行する図5に示すステップS503、S508)を有することを特徴とする時得た1の印刷装置。
〔実施態様4〕
前記適用部品判断手段は、前記情報獲得手段により獲得した目的の部品のメモリに記録された部品を認識する情報が、目的の印刷装置本体のメモリに記録された適用可能な部品の情報に含まれる場合は、目的の部品が目的の印刷装置本体での使用を可と判断する第3の判断手段(図2に示すCPU204が実行する図5に示すステップS503、S508)を有することを特徴とする実施態様1の印刷装置。
〔実施態様5〕
前記情報更新手段は、前記適用部品判断手段の第2の判断手段により、目的の部品の使用が可と判断された時に、目的の部品の情報が印刷装置本体のメモリに記録された適用可能な部品の情報に含まれない場合は、第1の記録手段により印刷装置本体のメモリに目的の部品の情報を適用可能な部品の情報として追加記録する手段(図2に示すCPU204が実行する図6に示すステップS609)を有することを特徴とする実施態様3の印刷装置。
〔実施態様6〕
前記情報更新手段は、前記適用部品判断手段の第3の判断手段により、目的の部品の使用が可と判断された時に、目的の印刷装置本体の情報が部品のメモリに記録された適用可能な印刷装置本体の情報に含まれない場合は、第2の記録手段により部品のメモリに目的の印刷装置本体の情報を適用可能な印刷装置本体の情報として追加記録する手段(図2に示すCPU204が実行する図6に示すステップS608)を有することを特徴とする実施態様4の印刷装置。
〔実施態様7〕
前記第2の記録手段は、使用状況や消費、劣化によって交換された印刷装置を構成する前記部品を再度利用可能になるように再生された再生部品に対して、再生によって適用可能な印刷装置が増えた場合は、再生部品のメモリに適用可能な印刷装置本体の情報を追加記録する(図2に示すCPU204が実行する図6に示すステップS608、S609)ことを特徴とする時得た1の印刷装置。
〔実施態様8〕
前記第2の記録手段は、使用状況や消費、劣化によって交換された印刷装置を構成する前記部品を再度利用可能になるように再生処理された再生部品に対して、再生処理によって再生前は適用可能であった印刷装置が適用できなくなった場合は、再生部品のメモリに不適用な印刷装置本体の情報として記録する(図2に示すCPU204が実行する図6に示すステップS608、S609)ことを特徴とする実施態様1の印刷装置。
これにより、印刷装置本体のメモリに、印刷装置本体を認識する情報と適用可能な部品の情報を記録し、印刷装置を構成する部品のメモリに、部品を認識する情報と適用可能な印刷装置本体の情報を記録し、印刷装置本体のメモリに記録された情報と、部品のメモリに記録された情報を獲得し、獲得した印刷装置本体のメモリに記録された情報と部品のメモリに記録された情報に基づいて部品が印刷装置で使用可能か否かを判断し、判断結果に基づいて、印刷装置本体のメモリに記録された情報、および部品のメモリに記録された情報を更新することにより、部品が印刷装置に適用可能か判断することが可能になり、部品を適用可能な印刷装置本体の機種が増えた場合や、印刷装置本体に適用可能な部品の種類が増えた場合でも、印刷装置に適用可能な部品の管理が容易になる。
さらに、使用状況や消費、劣化によって交換された印刷装置を構成する前記部品を再度利用可能になるように再生された再生部品に対して、再生によって適用可能な印刷装置が増えた場合は、再生部品のメモリに適用可能な印刷装置本体の情報を追加記録し、再生処理によって再生前は適用可能であった印刷装置が適用できなくなった場合は、再生部品のメモリに不適用な印刷装置本体の情報として記録することにより、再生部品が印刷装置に適用可能か判断することが可能になり、再生部品が再生前と比べ適用可能な印刷装置本体の種類が変更した場合でも、再生部品の管理が容易になる。
本発明の第1実施形態を示す印刷装置の構成を説明する概略断面図である。 図1に示したコントローラ部の一例を示すブロック図である。 図2に示したコントローラ部に備えるメモリの情報の一例を示す図である。 図2に示した消耗部品のメモリの第1の情報記憶形式の一例を示す図である。 本発明に係る印刷装置における第1の適用部品処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明に係る印刷装置における第2の適用部品処理手順の一例を示すフローチャートである。 図2に示した本体メモリと感光ドラムのメモリに記憶される情報の更新状態を説明する図である。 図2に示した本体メモリと感光ドラムのメモリに記憶される情報の更新状態を説明する図である。 図2に示したトナーカートリッジのメモリに記憶される情報の更新状態を説明する図である。 本発明に係る印刷装置の消耗品が備えるメモリ内の情報を編集する編集装置の一例を示す図である。 本発明に係る画像処理装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
符号の説明
101 印刷装置本体
102 コントローラ部
103 トナーカートリッジ
104 感光ドラム
105 レーザ
106 中間転写ベルト
107 用紙
108 定着器
201 ROM
202 RAM
203 メモリ
204 CPU
205 インタフェース
301 機体認識記号
302 適用部品情報
401a 部品認識記号
402a 適用機種情報
403a 不適用機種情報
1001 表示/編集装置

Claims (17)

  1. 印刷処理実行に伴い消耗される所定の部品を備える印刷装置であって、
    部品本体が備えるメモリに記録されている、所定の部品を認識する部品情報と適用あるいは不適用となる印刷装置本体を示す本体情報の内容を前記印刷装置で利用可能な部品の仕様変更状態を判別して更新する更新手段を有する印刷装置。
  2. 印刷処理実行に伴い消耗される所定の部品を備える印刷装置であって、
    印刷装置本体を認識する本体情報と適用可能な部品を示す部品情報とを第1の記憶手段に更新可能に記録する第1の記録手段と、
    前記所定の部品を認識する部品情報と適用あるいは不適用となる印刷装置本体を示す本体情報とを前記所定の部品が備える第2の記憶手段に更新可能に記録する第2の記録手段と、
    前記第2の記憶手段と前記第1の記憶手段とに記録される部品情報と本体情報とを照合して前記所定の部品の適用性を判断する判断手段とを備えることを特徴とする印刷装置。
  3. 前記第1の記録手段は、前記判断手段による判断結果に基づいて、前記部品情報を更新記録することを特徴とする請求項2記載の印刷装置。
  4. 前記第2の記録手段は、前記判断手段による判断結果に基づいて、前記本体情報を更新記録することを特徴とする請求項2記載の印刷装置。
  5. 前記所定の部品は、印刷実行に伴い交換が必要となる感光ドラム、トナーカートリッジ、定着器等を含むことを特徴とする請求項1又2記載の印刷装置。
  6. 前記判断手段は、前記第1の記憶手段に記録される印刷装置本体を認識する本体情報が、前記第2の記憶手段に記録される不適用な印刷装置本体の本体情報に含まれると判断した場合、前記所定の部品を前記印刷装置本体で使用不可と判断することを特徴とする請求項2記載の印刷装置。
  7. 前記判断手段は、前記第1の記憶手段に記録される印刷装置本体を認識する本体情報が、前記第2の記憶手段に記録される適用可能な印刷装置本体の本体情報に含まれると判断した場合、前記所定の部品を前記印刷装置本体で使用可能と判断することを特徴とする請求項2記載の印刷装置。
  8. 前記判断手段は、前記第2の記憶手段に記録された部品情報が前記第1の記憶手段に記録されている部品情報に含まれると判断した場合、目的の印刷装置本体のメモリに記録された適用可能な部品の情報に含まれる場合は、前記所定の部品を前記印刷装置本体で使用可能と判断することを特徴とする請求項2記載の印刷装置。
  9. 前記第1の記録手段は、前記判断手段により前記所定の部品が適用可能で、前記部品情報が前記第1の記憶手段に記憶されていないと判断した場合、前記第1の記憶手段に適用可能と判断した部品情報を追加記録することを特徴とする請求項2または3記載の印刷装置。
  10. 前記第2の記録手段は、前記判断手段により前記所定の部品が適用可能で、前記本体情報が前記第2の記憶手段に記憶されていないと判断した場合、前記第2の記憶手段に適用可能と判断した本体情報を追加記録することを特徴とする請求項2または4記載の印刷装置。
  11. 前記所定の部品は、前記第2の記憶手段を備える新規部品と、再生される再生部品とを含むことを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の印刷装置。
  12. 前記第2の記録手段は、前記判断手段により前記再生部品が適用可能であると判断した場合、前記第2の記憶手段に適用可能な本体情報を追加記録することを特徴とする請求項2または4記載の印刷装置。
  13. 前記第2の記録手段は、前記判断手段により前記再生部品が適用不可であると判断した場合、前記第2の記憶手段に適用可能な本体情報を適用不可な本体情報として記録することを特徴とする請求項2または4記載の印刷装置。
  14. 印刷処理実行に伴い消耗される所定の部品を備える印刷装置における部品管理方法であって、
    部品本体が備えるメモリに記録されている、所定の部品を認識する部品情報と適用あるいは不適用となる印刷装置本体を示す本体情報の内容を前記印刷装置で利用可能な部品の仕様変更状態を判別して更新する更新ステップを有することを特徴とする部品管理方法。
  15. 印刷処理実行に伴い消耗される所定の部品を備える印刷装置における部品管理方法であって、
    印刷装置本体を認識する本体情報と適用可能な部品を示す部品情報とを第1の記憶手段に更新可能に記録する第1の記録ステップと、
    前記所定の部品を認識する部品情報と適用あるいは不適用となる印刷装置本体を示す本体情報とを前記所定の部品が備える第2の記憶手段に更新可能に記録する第2の記録ステップと、
    前記第2の記憶手段と前記第1の記憶手段とに記録される部品情報と本体情報とを照合して前記所定の部品の適用性を判断する判断ステップとを備えることを特徴とする部品管理方法。
  16. 請求項14または15に記載の部品管理方法をコンピュータ実行させるためのプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
  17. 請求項14または15に記載の部品管理方法をコンピュータに実行させることを特徴とする特徴とするプログラム。
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