JP2006322415A - 減筒運転エンジンシステム及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】減筒運転を行う際のエンジン回転変動を抑制して、エンジン回転数の過度の低下や、エンジンの停止を防止することが出来る様な減筒運転エンジンシステム及びその制御方法の提供。
【解決手段】複数の気筒を有するエンジン(100)と、該エンジン(100)に燃料及び空気を供給する供給系統(Lf14、Lf23)と、該供給系統(Lf14、Lf23)に連通している燃料供給系統(Lf)及び空気供給系統(La,La14,La23)と、該エンジン(100)の出力に接続している負荷(接続負荷)と、制御装置(2及び3)とを含み、該制御装置(2,3)は、所定負荷(第1の所定負荷:減筒ポイント)以下の場合に稼動している気筒数を減少(減筒)せしめると共に、稼動している気筒数を減少(減筒)せしめる直前にエンジン回転数の減少を抑制する制御を行う様に構成されていることを特徴としている。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジンにおいて、稼動する気筒の数を変動させることが出来る減筒運転エンジンシステムと、その制御方法に関する。
部分負荷において、減筒運転を行うエンジンを使ったシステム(例えば、ガスヒートポンプ「GHP」や、コージェネを含む発電装置等)は、部分負荷においてエンジンの熱効率が従来のエンジンよりも向上するため、エネルギー消費が少なくなり、システム効率(空調効率「COP」や発電効率)が向上し、経済性、環境性が向上する。
部分負荷時において、エンジンは出力特性を部分負荷に見合ったものとするため、スロットル弁の開度を絞り、シリンダ入口の圧力を低下させ、且つシリンダ内への混合気の供給量を減少させているが、その際にポンプ損失の増大によって熱効率は大きく低下してしまう。
そのような熱効率の低下を抑制するために、負荷が低い場合に減筒運転を行う方式が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図33〜図35は、減筒運転を行う4気筒エンジンの吸気系の構成図、減筒運転におけるエンジン負荷と熱効率の関係を示した特性図、及び減筒運転時のエンジン回転数の時間変化を示す特性図を示している。
図33において、燃料供給管Lfは、分岐点Bfで、第1の燃料供給系統Lg14と、第2の燃料供給系統Lg23とに分岐している。
第1の燃料供給系統Lg14には、電磁弁Vg14、ミキサM14、スロットル弁Vs14が介装されている。第1の燃料供給系統Lg14はスロットル弁Vs14の下流で分岐して、エンジンEの第1気筒及び第4気筒C1、C4に連通している。
第2の燃料供給系統Lg23には、電磁弁Vg23、ミキサM23、スロットル弁Vs23が介装されている。第2の燃料供給系統Lg23はスロットル弁Vs23の下流で分岐し、エンジンEの第2及び第3気筒C2、C3に連通している。
空気供給管Laは、分岐点Baで、第1の空気供給管La14と第2の空気供給管La23とに分岐し、第1の空気供給管La14は前記第1の燃料供給系統Lg14のミキサM14に接続され、第2の空気供給管La23は前記第2の燃料供給系統Lg23のミキサM23に接続される。
図示の例では、部分負荷の際には、2番及び3番気筒C2、C3を休止気筒として、第2の供給系統Lg23への混合気の供給を行わないようにしている。
即ち、減筒運転時には、電磁弁Vg23及び/又はスロットル弁Vs23を遮断する。このようにして、休止気筒への混合気供給を行わない機構(スロットル弁、電磁弁等)を新たに設けることによって、未燃ガスの排気への吹き抜けを無くし、熱効率低下、排気ガス有害成分増加を防止する構造を採用している。
尚、この機構では、休止気筒への燃料供給を電磁弁Vg23を遮断することによって停止はするが、スロットル弁Vs23を全開とすることにより、空気は供給されるため、吸気損失は減少し、エンジン全体としての吸気損失も下がり、効率は上昇する。
また、休止気筒C2、C3においては、未燃焼ガスの排出はなくなるため、排気中の有効成分を減少できる。
係る技術では、図34に示すように、エンジン負荷が小さくなり、減筒運転を行った場合(減筒ポイントLcより左)の熱効率(実線μA)は減筒を行わない場合の熱効率(破線μB)に比べてアップする。
然るに、係る従来技術は、全気筒運転から減筒運転に切換えた際、エンジン停止や、図35の線Cに示すように、エンジン過小回転(失速)に繋がる危険性を孕んでいる。
すなわち、減筒運転しても負荷は減少せず、その結果、減筒運転により1気筒当たりの負荷が増大してエンジン回転数が急速に低下して、場合によってはエンジン停止の事態も考えられる。
エンジンの回転数が低下し過ぎると、エンジンの安定した運転を保証するため、停止する制御がされる場合がある。エンジンが停止しなくても、エンジンの回転数が低下し過ぎると、ノッキングの発生によって振動が大となり、エンジンにとって好ましくない。
特開昭54−106727号公報
本発明は上述した従来技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、減筒運転を行う際のエンジン回転変動を抑制して、エンジン回転数の過度の低下や、エンジンの停止を防止することが出来る様な減筒運転エンジンシステム及びその制御方法の提供を目的としている。
本発明の減筒運転エンジンシステム(エンジン中で稼動する気筒の数を変動させることが出来るシステム)は、複数の気筒を有するエンジン(100)と、該エンジン(100)に燃料及び空気を供給する供給系統(Lf14、Lf23)と、該供給系統(Lf14、Lf23)に連通している燃料供給系統(Lf)及び空気供給系統(La,La14,La23)と、該エンジン(100)の出力に接続している負荷(接続負荷)と、制御装置(2及び3)とを含み、該制御装置(2,3)は、所定負荷(第1の所定負荷:減筒ポイント)以下の場合に稼動している気筒数を減少(減筒)せしめると共に、稼動している気筒数を減少(減筒)せしめる直前にエンジン回転数の減少を抑制する制御を行う様に構成されていることを特徴としている(請求項1:図1〜図15、図30)。
本発明において、前記制御装置(2及び3)は、稼動している気筒数を減少(減筒)せしめる直前に、エンジン回転を増大するか、空燃比を燃料リッチとするか、該エンジン(100)の出力に接続している負荷(接続負荷)を減少するか、エンジン(100)の点火時期を進角するかの何れかの制御を行う様に構成されているのが好ましい(請求項2:図4〜図15、図30)。
本発明の実施に際して、所定負荷(第2の所定負荷:増筒ポイント)以上の負荷が作用している場合に稼動している気筒数を増加(増筒)せしめると共に、稼動している気筒数を増加(増筒)せしめる直前にエンジン回転数の上昇を抑制する制御を行う様に構成されているのが好ましい(図1〜図3、図28、図29、図16〜図27、図30)。
その場合、係る「稼動している気筒数を増加(増筒)せしめる直前にエンジン回転数の上昇を抑制する制御」としては、エンジン回転を減少するか、空燃比を燃料リーンとするか、該エンジンの出力に接続している負荷(接続負荷)を増加するか、エンジン(100)の点火時期を遅角するかの何れかである様に、前記制御装置(2及び3)が構成されているのが好ましい(図16〜図27、図30)。
また本発明の減筒運転エンジンシステムの制御方法は、エンジン(100)の出力に接続している負荷(接続負荷)を計測する工程(S1、S11、S21、S31、S41、S51、S61、S71、S81、S101、S111、S121、S271)と、計測された負荷が所定負荷(減筒ポイント)以下であるか否かを判定する工程(S2、S12、S22、S32、S42、S52、S62、S72、S82、S102、S112、S122、S272)と、計測された負荷が所定負荷(減筒ポイント)以下である場合に、稼動している気筒数を減少(減筒)せしめる直前にエンジン回転数の減少を抑制する操作(制御)を行う工程(減筒のためにする操作工程S4、S14、S24、S34、S44、S54、S64、S74、S84、S105、S115、S125、S273)と、該工程(減筒のためにする操作工程)の後に稼動している気筒数を減少(減筒)せしめる工程(S7、S17、S27、S37、S47、S57、S67、S77、S87、S108、S118、S130、S276)、とを有していることを特徴としている(請求項3:図4〜図15、図30)。
本発明において、前記エンジン回転数の減少を抑制する操作を行う工程(減筒のためにする操作工程S4、S14、S24、S34、S44、S54、S64、S74、S84、S105、S115、S125、S273)では、エンジン回転を増大する操作か、空燃比を燃料リッチとする操作か、該エンジンの出力に接続している負荷(接続負荷)を減少する操作か、エンジンの点火時期を進角する操作の何れかの操作が実行されるのが好ましい(請求項4:図4〜図15、図30)。
本発明の実施に際して、計測された負荷が所定負荷(第2の所定負荷:増筒ポイント)以上である場合に、稼動している気筒数を増加(増筒)せしめる直前にエンジン回転数の増加を抑制する操作(制御)を行う工程(増筒のためにする操作工程S144、S154、S164、S175、S185、S195、S204、S214、S224、S235、S245、S265、S277)と、該工程(増筒のためにする操作工程)の後に稼動している気筒数を増加(増筒)せしめる工程(S147、S157、S169、S178、S188、S200、S207、S217、S229、S238、S248、S269、S279)、とを有することが好ましい(図16〜図27、図30)。
この場合、エンジン回転数の増加を抑制する操作(制御)を行う工程(増筒のためにする操作工程S144、S154、S164、S175、S185、S195、S204、S214、S224、S235、S245、S265、S277)では、エンジン回転を減少する操作か、空燃比を燃料リーンとする操作か、該エンジンの出力に接続している負荷(接続負荷)を増加する操作か、エンジンの点火時期を遅角する操作かの何れかが実行されるのが好ましい(図16〜図27、図30)。
上述する構成を具備する本発明によれば、稼動している気筒数を減少(減筒)せしめる直前にエンジン回転数の減少を抑制する制御を行う様に構成されており、具体的には、エンジン回転を増大するか、空燃比を燃料リッチとするか、該エンジンの出力に接続している負荷(接続負荷)を減少するか、エンジンの点火時期を進角するかの何れかが減少されるので、稼動している気筒数を減少(減筒)せしめて1気筒あたりの負荷を増大させたとしても、当該直前の制御により、(減筒後も)稼動している気筒の回転数の減少が抑制される。
その結果、エンジン回転数の過度の低下や、エンジンの停止を防止することが可能となる。
従って、部分負荷時におけるエンジンの熱効率が良好であり、エネルギー消費が少なくなり、システム効率も向上し、経済性、環境性が向上するという減筒運転エンジンシステムの利点を享受しつつ、稼動している気筒数を減少(減筒)した際にエンジン回転数が過度に低下し、或いは、エンジンが停止してしまう、という従来技術における問題点を防止することが出来るのである。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
ここで、図示の実施形態において、減筒数は1つ以上が、負荷により変化させる事が出来る。
図1〜図27で示す第1実施形態では、4気筒運転か、減筒しての2気筒運転のみの実施形態である。
但し、稼動する気筒数は、第1実施形態のように、4気筒と2気筒間の1種類の変化のみではない。
電磁弁、ミキサ、スロットル弁の組み合わせを気筒数だけ設けることにより、稼動している気筒数を、4気筒から3気筒に、3気筒から2気筒に、或いは2気筒から3気筒に、3気筒から4気筒と変化させることが出来る。この詳細については、図28〜図30の第2実施形態で後述する
「減筒運転」とは、休止気筒数を増加させる運転全般を言う。本発明では、気筒数を減少させる際に、ある種の制御を行う。
また、「増筒運転」とは、稼動気筒数を増加させる運転全般を言う。図示の実施形態では、この「増筒運転」についても説明している。
図1〜図27を参照して第1実施形態を説明する。
図1において、燃料調節弁Vfを介装した燃料供給管Lfは分岐点Bfで、第1の燃料供給系統Lf14と、第2の燃料供給系統Lf23とに分岐する。
第1の燃料供給系統Lf14は、エンジン100に向って、電磁弁Vf14、ミキサM14、スロットル弁Vs14が介装され、そのスロットル弁Vs14の下流で分岐し、エンジン100の第1気筒C1及び第4気筒C4に連通している。
第2の燃料供給系統Lf23は、エンジン100に向って、電磁弁Vf23、ミキサM23、スロットル弁Vs23が介装され、そのスロットル弁Vs23の下流で分岐し、エンジン100の第2気筒C2及び第3気筒C3に連通している。
ここで、減筒対象の気筒は第2気筒C2及び第3気筒C3か、或いは、第1気筒C1及び第4気筒C4である。
なお、図1〜図27で説明する実施形態において、減筒数(或いは増筒数)は2気筒であり、4気筒で運転する場合と2気筒で運転する場合とが存在することを前提に説明している。しかし、減筒数(或いは増筒数)を1気筒として、4気筒で運転する場合と3気筒で運転する場合とが存在する様に構成しても良い。
空気供給管Laは、分岐点Baで、第1の空気供給系統La14と第2の空気供給系統La23とに分岐し、第1の空気供給系統La14は前記第1の燃料供給系統Lf14のミキサM14に接続され、第2の空気供給系統La23は前記第2の燃料供給系統Lf23のミキサM23に接続される。
図1において、符号Lxmは排気マニフォルド、Lxは排気管を示す。
部分負荷の場合には、例えば、第2の燃料供給系統Lf23の電磁弁Vf23が遮断され、エンジン100の2番気筒C2と3番気筒C3が燃料供給の停止によって稼働(爆発)しない。
図2は第1実施形態に係る減筒運転エンジンにおける減筒運転を行う際における制御の概要を説明する時間−エンジン回転数特性図である。
図2で示す制御においては、具体的には、以下の「制御A」〜「制御D」の操作を行う。
制御A:エンジン回転数の増大
減筒した場合、図2の線分Naの様にエンジン回転数が急激に降下するが、この急激な降下に対応するため、エンジン回転数に余裕代を持たせる制御である。具体的には、減筒を行う手前において、線分Nbのように一旦エンジン回転数を上げ、エンジン回転数の低下量を少なくする(線分Ncが正しく制御された場合のエンジン回転数の変化を示す)。エンジン回転数の増大は、具体的には、スロットル弁の開度増加で行う。
制御B:空燃比のリッチ化
空燃比をリッチにして、エンジンのパワーを上げる。具体的には、燃料供給系統側の電磁弁開度(図示の例では、第2の燃料供給系統Lf23に介装した電磁弁Vf23の開度)を増加させることにより、空燃比をリッチにする。
制御C:接続負荷量の減少
減筒時の接続負荷量を減少させることにより、減筒しても図2の線分Ncの様に、回転数の減少する度合いが小さくなる。
ここで、接続負荷量を減少させる手法の具体例として、
その1:ガスエンジンヒートポンプ(GHP)であれば、ガスエンジンに接続されている(圧縮式冷凍機の)圧縮機を瞬間的に幾つか切り離す。
その2:接続負荷がガスエンジンに接続されている発電機であれば、発電量を減少させてやる。
制御D:点火時期の進角
点火時期を進角すれば、エンジンのパワーが増加する。そこで、爆発を早めて、出力を増加する。
換言すれば、上述した「制御A」〜「制御D」は、減筒時における負荷と出力との相対的な差異を小さくする様にせしめる操作とも言える。
(エンジンの気筒当りの出力が、負荷に比較して小さいから、回転数が減少する。気筒毎の出力と負荷との差が小さくなれば、エンジン回転数の減少を抑制できる。)
「制御A」〜「制御D」の操作は、単独で行っても良いし、組み合わせて行うことも可能である。
「制御A」〜「制御D」の操作は、換言すれば、「出力向上」、「負荷軽減」、「回転数上昇」の何れかに該当する。そして、「出力向上」と「負荷軽減」は、要するに、減筒時における負荷と出力との相対的な差異を小さくすることを意味している。
ここで、気筒毎の出力と負荷との差が小さくして、エンジン回転数の減少を抑制するために、上述した「制御A」〜「制御D」の操作以外にも、以下の操作(操作a〜操作d)も有効である。
操作a:補助燃料の追加
操作b:副室式エンジンの場合、副室側の燃料のみリッチ
操作c:過給エンジンの場合、過給圧増加
操作d:燃料種変更
図3は減筒運転エンジンの制御システムを示すブロック図である。以下、図3を参照して制御システムの構成を説明する。
制御手段は、システム全体のコントロールユニット(システムコントロールユニット)2とエンジンのコントロールユニット(エンジンコントロールユニット)3を装備している。なお、システムコントロールユニット2とエンジンコントロールユニット3とを一体に構成しても良い。
負荷に関する情報、目標負荷はシステムコントロールユニット2が担当する。外部情報及びシステム各部の情報は入力信号ラインLsiによってシステムコントロールユニット2に伝送される。エンジン負荷及びエンジン回転数の情報は入力信号ラインLsiによってシステムコントロールユニット2及びエンジンコントロールユニット3に伝送される。
燃料調節弁Vf、電磁弁Vf14、Vf23、スロットル弁Vs14、Vs23の開度、エンジン100の各種パラメータは、出力信号ラインLsoによってエンジンコントロールユニット3に伝送される。
なお、図3において、減筒エンジン100は図示しない発電機を運転している。
以下、図4〜図15をも参照して、第1実施形態における減筒運転を行う際の制御について説明する。
図4は、第1実施形態における減筒運転を行う際の第1の制御例であって、上述した制御A〜制御D、操作a〜操作dの操作を行う際に、制御A〜制御D、操作a〜操作dで操作するパラメータが目標値に達したか否かを計測して、目標値に達したならば、制御A〜制御D、操作a〜操作dの操作を完了する。
以下、図4に基づいて、第1実施形態における減筒運転を行う際の第1の制御例について説明する。
先ず、エンジン負荷を検出して(ステップS1)、負荷が減筒運転の閾値以下であるか否かを判断して(ステップS2)、閾値以下であれば(ステップS2のYES)、ステップS3に進む。一方閾値を超えていれば(ステップS2のNO)、ステップS1に戻り、再びステップS1以降を繰り返す。
ステップS3では減筒運転が必要と判定して、ステップS4において、上述した制御A〜制御D、すなわち、エンジン回転数を増加させる、空燃比をリッチ側にする、接続負荷量を減少させる、点火時期を進角させる、の何れかの制御を行う。
ここで、ステップS4において、上述した操作a〜操作d、すなわち「補助燃料の追加」、副室式エンジンの場合であれば「副室側の燃料のみリッチ化」、過給エンジンであれば「過給圧増加」、「高カロリー燃料への燃料種変更」等の操作を行うことが可能である。
次のステップS5では、ステップS4のパラメータを計測し、ステップS4のパラメータが目標値に達しているか否かを判断する(ステップS6)。
テップS4のパラメータが目標値に達していれば(ステップS6のYES)、ステップS7で減筒運転を開始して、制御を終了する。
一方、ステップS4のパラメータが目標値に達していない場合(ステップS6のNO)、ステップS5まで戻り、再びステップS5以降を繰り返す。
図5は、第1実施形態における減筒運転を行う際の第2の制御例であって、上述した「制御A」〜「制御D」、(操作a)〜(操作d)の操作を行う際に、「制御A」〜「制御D」、(操作a)〜(操作d)の操作を開始してからの経過時間を計測(計時)して、所定時間が経過したならば、「制御A」〜「制御D」、(操作a)〜(操作d)の操作を完了する。
以下、図5に基づいて、第1実施形態における減筒運転を行う際の第2の制御例について説明する。
ステップS14までは、図4の制御フローチャートのステップS1からステップS4までと同様である。
ステップS15では、減筒の為の上記操作後、タイマーを作動させ、所要時間が経過するまで待機し(ステップS16のループ)、所要時間が経過したなら(ステップS16のYES)、ステップS17で減筒運転を開始して、制御を終了する。
図6は、第1実施形態における減筒運転を行う際の第3の制御例であって、上述した「制御A」〜「制御D」、(操作a)〜(操作d)の操作を行う際に、「制御A」〜「制御D」、(操作a)〜(操作d)で操作するパラメータが目標値に達した(S26のYES)後、所定時間が経過した(S28のYES)ならば、「制御A」〜「制御D」、(操作a)〜(操作d)の操作を完了する。
即ち、図6の制御は、図4の制御と図5の制御を組み合わせた制御である。
減筒運転(或いは増筒運転)を行わない状態では、スロットル弁は、エンジン回転数を目標回転数に維持する様に開閉制御されている。
これに対して、減筒運転に切り変える際に、スロットル弁の制御を一時変更して、例えば、
1.係る制御を中断する、
2.許容回転変動数を増加させる、
3.目標値(エンジン回転数)自体を増加させる、
4.制御ゲイン値を変更する、
という様な操作をすれば、減筒運転時の落ち込みが少なくなる。
図7は、第1実施形態における減筒運転を行う際の第4の制御例であって、図4で示す第1の制御例において、制御A〜制御D、操作a〜操作dの操作を行うのに先立って、上記1〜4の何れかの操作を行うものである。
即ち、図4に対して、(図4の)ステップ3(図7ではステップS33)と(図4の)ステップS4(図7ではステップS35)の間にステップS34を挿入したものである。
ステップS34では、スロットル弁Vs23(及びVs14)の制御を一時変更する。具体的には、上述した4つの操作(制御の中断、許容回転変動量の増加、エンジン回転数の増大、制御ゲイン値の変更)の内の何れかを行う。
ただし、スロットル弁Vs23(及びVs14)の制御における上記1〜3の制御をしなくても、減筒運転切り換え時の回転数減少を抑制し得る。
図8は、第1実施形態における減筒運転を行う際の第5の制御例であって、図5で示す第2の制御例において、「制御A」〜「制御D」、(操作a)〜(操作d)の操作を行うのに先立って、上記1〜3の何れかの操作を行うものである。
即ち、図5に対して、(図5の)ステップ13(図8ではステップS43)と(図5の)ステップS14(図8ではステップS45)の間にステップS44を挿入したものである。
ステップS44では、スロットル弁Vs23(及びVs14)の制御を一時変更する。具体的には、制御の中断、許容回転変動量の増加、エンジン回転数の増大、制御ゲイン値の変更、という4つの操作の内の何れかを行う。
図9は、第1実施形態における減筒運転を行う際の第6の制御例であって、図6で示す第3の制御例において、「制御A」〜「制御D」、(操作a)〜(操作d)の操作を行うのに先立って、上記1〜3の何れかの操作を行うものである。
即ち、図6に対して、(図6の)ステップ23(図9ではステップS53)と(図6の)ステップS24(図8ではステップS55)の間にステップS54を挿入したものである。
ステップS54では、スロットル弁Vs23(及びVs14)の制御を一時変更する。具体的には、制御の中断、許容回転変動量の増加、エンジン回転数の増大、制御ゲイン値の変更、という4つの操作の内の何れかを行う。
上述した「制御A」〜「制御D」、(操作a)〜(操作d)の操作を行っても、操作したパラメータが変動せずに、エンジン回転数の減少が抑制されない場合がある。
その様な場合に、再度、上述した「制御A」〜「制御D」、(操作a)〜(操作d)の操作を行う。
より具体的には、上述した「制御A」〜「制御D」、(操作a)〜(操作d)の操作を行い、操作したパラメータの変動が所定範囲よりも小さい場合、具体的には(イ)エンジン回転数が増加しない、(ロ)空燃比が燃料リッチにならない、(ハ)負荷が減少しない、(ニ)点火時期が進角しない(図10〜図15及び関連する記載においては、「パラメータが設定許容値よりも低下」と表記)に該当するか否かを判定し、該当する場合には、上述した「制御A」〜「制御D」、(操作a)〜(操作d)の操作を再度実行する。
なお、減筒運転を行った後に類似した操作(或いは制御)を行うが、それについては図31を参照して後述する。
図10は、そのような場合の制御例であって、第1実施形態における減筒運転を行う際の第7の制御例である。
図10の第7の制御例では、図4の第1の制御例で、パラメータが目標値となっていない場合(図4のステップS6のNO、図10のS66のNO)に、パラメータが設定許容値よりも低下したか否かを判定し(図10のS68)、低下した場合(S68のYESで上記(イ)〜(ニ)に該当する場合)には、上述した「制御A」〜「制御D」、(操作a)〜(操作d)の操作を再度実行(ステップS69)している。
図11は、第1実施形態における減筒運転を行う際の第8の制御例である。
図11の第8の制御例では、図5の第2の制御例において、所要時間が経過していない場合(図5のステップS16のNO、図11のステップS76のNO)に、パラメータが設定許容値よりも低下したか否かを判定し(図11のS78)、低下した場合(上記(イ)〜(ニ)に該当する場合)には、上述した「制御A」〜「制御D」、(操作a)〜(操作d)の操作を再度実行(ステップS79)している。
図12は、第1実施形態における減筒運転を行う際の第9の制御例である。
図12の第9の制御例では、図6の第3の制御例で、パラメータが目標値となっていない場合(図6のステップS26のNO、図12のS86のNO)に、パラメータが設定許容値よりも低下したか否かを判定する(ステップS90)。
それに加えて、図12の第9の制御例では、図6の第3の制御例で、所要時間が経過していない場合(図6のステップS28のNO、図12のステップS88のNO)で、パラメータが設定許容値よりも低下した場合(上記(イ)〜(ニ)に該当する場合、S92のYES)には、上述した「制御A」〜「制御D」、(操作a)〜(操作d)の操作を再度実行(ステップS93)している。
図13は、第1実施形態における減筒運転を行う際の第10の制御例である。
図13の第10の制御例では、図7の第4の制御例で、パラメータが目標値でなく(図7のS37のNO、図13のS107のNO)、パラメータが設定許容値よりも低下したか否かを判定し(図13のS109)、低下した場合(S109のYESで上記(イ)〜(ニ)に該当する場合)には、上述した「制御A」〜「制御D」、(操作a)〜(操作d)の操作を再度実行(ステップS110)している。
図14は、第1実施形態における減筒運転を行う際の第11の制御例である。
図14の第11の制御例では、図8の第5の制御例で、所定時間が経過していない場合(図8のS47のNO,図14のS117のNO)、パラメータが設定許容値よりも低下したか否かを判定し(図14のS119)、低下した場合(S119のYESで、上記(イ)〜(ニ)に該当する場合)には、上述した「制御A」〜「制御D」、(操作a)〜(操作d)の操作を再度実行(ステップS120)している。
図15は、第1実施形態における減筒運転を行う際の第12の制御例である。
図15の第12の制御例では、図9の第6の制御例で、パラメータが目標値となっていない場合(図9のステップS57のNO、図15のS127のNO)に、パラメータが設定許容値よりも低下したか否かを判定し(図15のS131)、上述した「制御A」〜「制御D」、(操作a)〜(操作d)の操作を実行し(ステップS132)、更に、図9の第6の制御例で、所要時間が経過していない場合(図9のステップS59のNO、図15のステップS129のNO)には、上述した「制御A」〜「制御D」、(操作a)〜(操作d)の操作を再度実行(ステップS133)している。
図4〜図15では、減筒運転の制御方法について説明してきたが、増筒運転(4気筒から2気筒に減筒した場合であれば、全気筒運転に復帰する時の運転:図16〜図27)に際しては、上述した減筒運転(図4〜図15)と逆の制御をすれば良い。
以下、図16〜図27を参照して、第1実施形態における増筒運転を行う際の制御について説明する。
図16は第1実施形態における増筒運転を行う際の第1の制御例であり、図4で示す減筒運転を行う際の第1の制御例に対応する。
図4で示す「制御A」〜「制御D」、(操作a)〜(操作d)は、図16では「制御A´」、「制御B´」、「制御C´」、「制御D´」、(操作a´)、(操作b´)(操作c´)(操作d´)となる。
そして、「制御A´」は「エンジン回転数は、減少」、「制御B´」は「空燃比は、リーン」、「制御C´」は「接続負荷量は、増加」、「制御D´」は「点火時期は、遅角」となり、(操作a´)は「補助燃料供給は、減少或いはカット」、(操作b´)は「副室式エンジンの場合、副室側の燃料は、リーン」、(操作c´)は「過給エンジンの場合、過給圧減少」、(操作d´)は「燃料種は、低カロリー燃料に変更」となる。
図16〜図27に関して、増筒における「制御A´」〜「制御D´」、(操作a´)〜(操作d´)を、「増筒のための操作」と表記する場合がある。
図16は、第1実施形態における増筒運転を行う際の第1の制御例であって、上述した「制御A´」〜「制御D´」、(操作a´)〜(操作d´)の操作を行う際に、「制御A´」〜「制御D´」、(操作a´)〜(操作d´)で操作するパラメータが増筒運転のための目標値に達したか否かを計測して、目標値に達したならば、「制御A´」〜「制御D´」、(操作a´)〜(操作d´)の操作を完了する。
以下、図16に基づいて、第1実施形態における増筒運転を行う際の第1の制御例について説明する。
先ず、エンジン負荷を検出して(ステップS141)、負荷が増筒運転の閾値以上であるか否かを判断して(ステップS142)、閾値以上であれば(ステップS142のYES)、ステップS143に進む。一方閾値未満であれば(ステップS1422のNO)、ステップS141に戻り、再びステップS141以降を繰り返す。
ステップS143では、増筒運転が必要と判定して、エンジン回転数を減少させる、空燃比をリーン側にする、接続負荷量を増大させる、点火時期を遅角させる、の何れかを行う(ステップS144)。
尚、ステップS144では、「補助燃料の減少又はカット」、副室式エンジンの場合、「副室側の燃料のみリーン化」、「過給停止」、「低カロリー燃料への変更」等の操作も含む。
次のステップS145では、ステップS144のパラメータを計測し、ステップS144のパラメータが目標値に達しているか否かを判断する(ステップS146)。
テップS144のパラメータが目標値に達していれば(ステップS146のYES)、ステップS147で増筒運転を開始して、制御を終了する。
一方、ステップS144のパラメータが目標値に達していない場合(ステップS146のNO)、ステップS145まで戻り、再びステップS145以降を繰り返す。
図17は、第1実施形態における増筒運転を行う際の第2の制御例であって、図5で示す減筒運転を行う際の第2の制御例に対応する。
上述した増筒のための操作を行う(ステップS154)際に、増筒のための操作を開始してからの経過時間を計測(計時)して(ステップS155)、所定時間が経過したならば(S156のYES)、増筒運転を開始して(ステップS157)、増筒のための操作を完了する。
図18は、第1実施形態における増筒運転を行う際の第3の制御例であって、
図6で示す減筒運転を行う際の第3の制御例に対応する。
上述した増筒のための操作を行い(ステップS164)、その操作パラメータを計測して(ステップS165)、増筒のための操作のパラメータが目標値に達した後(ステップS166のYES)、タイマーを作動させ(ステップS167)所定時間が経過したならば(ステップS168のYES)、増筒運転を開始して(ステップS169)、増筒のための操作を完了する
図19は、第1実施形態における増筒運転を行う際の第4の制御例であって、
図7で示す減筒運転を行う際の第4の制御例に対応している。
減筒運転(或いは増筒運転)を行わない状態では、スロットル弁は、エンジン回転数を目標回転数に維持する様に開閉制御されている。
これに対して、増筒運転に切り変える際に、
1a.係る制御を中断する、
2a.許容回転変動数を減少する、
3a.目標値自体を減少する、
4a.制御ゲイン値を変更する、
という様な操作をすれば、増筒運転時の急激なエンジン回転数の上昇が少なくなる。
図19の第4の制御例は、図16で示す第1の制御例において、増筒のための操作を行うのに先立って、上記1a〜4aの何れかの操作(ステップS174)を行うものである。
ただし、スロットル弁Vs23(及び/又はスロットル弁Vs14)の制御における上記1a〜4aの制御をしなくても、増筒運転切り換え時の回転数増加を抑制し得る。
図20は、第1実施形態における増筒運転を行う際の第5の制御例であり、図8で示す減筒運転を行う際の第5の制御例に対応している。
図20の第5の制御例は、図17で示す第2の制御例において、増筒のための操作を行うのに先立って、上記1a〜4aの何れかの操作(ステップS184)を行うものである。
図21は、第1実施形態における増筒運転を行う際の第6の制御例であり、図9で示す減筒運転を行う際の第6の制御例に対応している。
図21の第6の制御例は、図18で示す第3の制御例において、増筒のための操作を行うのに先立って、上記1a〜4aの何れかの操作(ステップS194)を行うものである。
図22は、第1実施形態における増筒運転を行う際の第7の制御例であり、図10で示す減筒運転を行う際の第7の制御例に対応している。
上述した増筒のための操作を行っても、操作したパラメータが変動せずに、エンジン回転数の増加が抑制されない場合がある。
その様な場合に、再度、増筒のための操作を行う。
より具体的には、増筒のための操作を行い、操作したパラメータの変動が所定範囲よりも小さい場合、すなわち、(イb)エンジン回転数が減少しない場合、(ロb)空燃比が燃料リーンにならない場合、(ハb)負荷が増加しない場合、(ニb)点火時期が遅角しない場合の何れかであれば(図22〜図27及び関連する記載においては、「パラメータが設定許容値よりも増加」と表記)、増筒のための操作を再度実行する。
図22の第7の制御例では、図16の第1の制御例で、パラメータが目標値となっていなくて(図16のS146のNO、図22のS206のNO)、パラメータが設定許容値よりも増加したか否かを判定し(図22のS208)、増加した場合(上記の(イb)〜(ニb)に該当する場合)には、増筒するための操作を再度実行している(図22のS209)。
図23は、第1実施形態における増筒運転を行う際の第8の制御例であり、図11で示す減筒運転を行う際の第8の制御例に対応している。
図23の第8の制御例では、図17の第2の制御例で、所定時間が経過していない時に(図17のS156のNO、図23のS216のNO)、パラメータが設定許容値よりも増加したか否かを判定し(ステップS218)、増加した場合(上記の(イb)〜(ニb)に該当する場合)には、増筒するため操作を再度実行している(ステップS219)。
図24は、第1実施形態における増筒運転を行う際の第9の制御例であり、図12で示す減筒運転を行う際の第9の制御例に対応している。
図24の第9の制御例では、図18の第3の制御例で、パラメータが目標値でない場合に(図12のS166のNO、図24のS226のNO)、パラメータが設定許容値よりも増加したか否かを判定し(ステップS230)、増加した場合(上記の(イb)〜(ニb)に該当する場合)には、増筒するため操作を再度実行している(S231)。
また、所定時間が経過していない時に(図18のS168のNO、図24のS228のNO)、パラメータが設定許容値よりも増加したか否かを判定し(ステップS232)、増加した場合(上記の(イb)〜(ニb)に該当する場合)には、増筒するため操作を再度実行している(ステップS233)。
図25は、第1実施形態における増筒運転を行う際の第10の制御例であり、図13で示す減筒運転を行う際の第10の制御例に対応している。
図25の第10の制御例では、図19の第4の制御例で、パラメータが目標値となっていない場合に(図19のS177のNO、図25のS237のNO)、パラメータが設定許容値よりも増加したか否かを判定し(ステップS239)、増加した場合(上記(イb)〜(ニb)に該当する場合)には、増筒するため操作を再度実行している(ステップS240)。
図26は、第1実施形態における増筒運転を行う際の第11の制御例であり、図14で示す減筒運転を行う際の第11の制御例に対応している。
図26の第11の制御例では、図20の第5の制御例で、所定時間が経過してない時に(図20のS187のNO、図26のS247のNO)、パラメータが設定許容値よりも増加したか否かを判定し(ステップS249)、増加した場合(上記の(イb)〜(ニb)に該当する場合)には、増筒するため操作を再度実行している(ステップS250)。
図27は、第1実施形態における増筒運転を行う際の第12の制御例であり、図15の減筒運転を行う際の第12の制御例に対応している。
図27の第12の制御例では、図21の第6の制御例で、パラメータが目標値となっていない場合(図21のステップS197のNO、図27のS267のNO)に、パラメータが設定許容値よりも増加したか否かを判定し(ステップS271)、増加した場合(上記の(イb)〜(ニb)に該当する場合)には、増筒するため操作を再度実行している(ステップS272)。
更に、図21の第6の制御例で、所要時間が経過していない場合(図21のステップS199のNO、図27のステップS269のNO)に、パラメータが設定許容値よりも増加したか否かを判定し(ステップS273)、増加した場合(上記の(イb)〜(ニb)に該当する場合)には、増筒するため操作を再度実行している(ステップS274)。
上述した構成及び制御方法の本発明の第1実施形態によれば、稼動している気筒数を4〜2に減少(減筒)させる直前に、エンジン回転を一旦増大させるか、空燃比を燃料リッチとするか、該エンジンの出力に接続している負荷(接続負荷)を減少させるか、エンジンの点火時期を進角する(上述した制御「A」〜制御「D」)かの何れかの方法(上述した(操作a)〜(操作d)の何れかであっても良い)で、エンジン回転数の減少を抑制する制御を行う様に構成されているので、稼動している気筒数を減少(減筒)させて1気筒あたりの負荷を増大させたとしても、当該直前の制御により、(減筒後も)稼動している気筒の回転数の減少が抑制される。
その結果、エンジン回転数の過度の低下や、エンジンの停止を防止することが可能となる。
従って、部分負荷時におけるエンジンの熱効率を向上させ、エネルギー消費を抑制し、システム効率も向上させ、且つ、経済性、環境性が向上するという減筒運転エンジンシステムの利点を享受しつつ、減筒の際にエンジン回転数が過度に低下し、或いは、エンジンが停止してしまう、という従来技術における問題点を防止することが出来る。
なお、エンジンの増筒時には、上述した「制御A´」〜「制御D´」、(操作a´)〜(操作d´)の処理を行うことにより、エンジン回転数の過度の上昇を予防する。
次に、図28〜図30を参照して第2実施形態を説明する。
図1〜図27で示す第1実施形態では、稼動する気筒数は4気筒か2気筒のみである。
それに対して、図28及び図30の第2実施形態では、電磁弁、ミキサ、スロットル弁の組み合わせを気筒数だけ設けることにより、稼動している気筒数を、4気筒から3気筒へ、及びその逆、3気筒から2気筒へ、及びその逆、と変化させることが出来る。
先ず、図28に基づいて、第2実施形態に係る減筒運転エンジンの制御システムを説明する。
第2実施形態では、エンジンの各気筒に対する燃料供給系統毎に、電磁弁、ミキサ、スロットル弁が設けられている。
図28において、燃料調節弁Vfを介装した燃料供給管Lfは4本の燃料供給系統Lf1〜Lf4に分岐する。
燃料供給系統Lf1には、上流からエンジン101に向って、電磁弁Vf1、ミキサM1、スロットル弁Vs1が介装され、そのスロットル弁Vs1の下流で第1気筒C1に連通している。
燃料供給系統Lf2には、上流からエンジン101に向って、電磁弁Vf2、ミキサM2、スロットル弁Vs2が介装され、そのスロットル弁Vs2の下流で第1気筒C2に連通している。
燃料供給系統Lf3には、上流からエンジン101に向って、電磁弁Vf3、ミキサM3、スロットル弁Vs3が介装され、そのスロットル弁Vs3の下流で第1気筒C3に連通している。
燃料供給系統Lf4には、上流からエンジン101に向って、電磁弁Vf4、ミキサM4、スロットル弁Vs4が介装され、そのスロットル弁Vs4の下流で第1気筒C4に連通している。
空気供給管Laは、4本の空気供給管La1〜La4に分岐し、空気供給管La1は燃料供給系統Lf1のミキサM1に接続され、空気供給管La2は燃料供給系統Lf2のミキサM2に接続され、空気供給管La3は燃料供給系統Lf3のミキサM3に接続され、空気供給管La4は燃料供給系統Lf4のミキサM4に接続される。
外部情報及びシステム各部の情報は入力信号ラインLsiによってシステムコントロールユニット2に伝送される。エンジン負荷及びエンジン回転数の情報は入力信号ラインLsiによってシステムコントロールユニット2及びエンジンコントロールユニット3に伝送される。
燃料調節弁Vf、電磁弁Vf1〜Vf4、スロットル弁Vs1〜Vs4及びエンジン100の図示しない吸気弁アクチュエータは出力信号ラインLsoによってエンジンコントロールユニット3に伝送される。
図示の例では、第1気筒C1が常時稼働し、減筒の順序は、1気筒のみ減筒する場合は第4気筒への燃料供給を停止し、2気筒を減筒する場合は、先ず、第4気筒への燃料供給を停止した後、第3気筒への燃料供給を停止するように構成されている。
次に、図29を参照して、第2実施形態の変形例の構成について説明する。
図29の第2実施形態の変形例では、第2気筒C2と第3気筒C3への燃料供給系統が共通に構成されている。
即ち、燃料調節弁Vfを介装した燃料供給管Lfは3本の燃料供給系統Lf1、Lf23、Lf4に分岐しており、その内の燃料供給系統Lf23が第2気筒C2と第3気筒C3とに連通する。
図29の例では、最小限、稼動する(常時稼働する)2気筒を、第2気筒C2及び第3気筒C3としている。そして、燃料供給系統Lf23には第2気筒C2及び第3気筒C3で共通の電磁弁Vf23、ミキサM23、スロットル弁Vs23が介装されている。
上記以外は図28の第2実施形態と同様の構成である。
次に、図30のフローチャートを参照して、第2実施形態の制御について説明する。
ここで、図示の例では、減筒運転に際しては、現在稼動している気筒数が2気筒であれば、それ以上は減筒しない。
また、第1実施形態では、4気筒が稼動している場合は減筒運転をするか否かという選択肢しか有り得ず、2気筒が稼動している場合は増筒運転をするか否かという選択肢しか有り得ない。
これに対して、第2実施形態では、減筒運転をするか否かという選択肢と、増筒運転をするか否かという選択肢とを併せ持つ場合、すなわち3気筒が稼動している場合が存在する。
そのため、図30では、減筒運転の場合と、増筒運転の場合の双方が表現されている。
それ以外は、図4〜図27の制御と概略同一である。
図30において、先ず、エンジン負荷を計測して(ステップS271)、負荷が減筒運転の閾値以下であるか、増筒運転の閾値以上であるか、それとも減筒運転の閾値を超え且つ増筒運転の閾値に満たない範囲(そのまま運転しても支障がない範囲)であるかを判断する(ステップS272)。
負荷が減筒運転の閾値以下である場合にはステップS273に進み、負荷が増筒運転の閾値以上である場合にはステップS277に進み、負荷が減筒運転の閾値を超え且つ増筒運転の閾値に満たない範囲である場合にはステップS281に進む。
ステップS273では、図4〜図15までの何れかの制御で「減筒運転開始」までの制御を行い、ステップS274に進む。
ステップS274では、稼動気筒数が2になっているか否かを判断しており、稼動気筒数が2となっていれば(ステップS274のYES)、稼動気筒数を変化させないで(ステップS275)、制御を終了する。一方、稼動気筒数が2となっていなければ、即ち、稼働気筒数が3であれば(ステップS274のNO)、更に1気筒稼働気筒数を減らし(ステップS276)、その後制御を終了する。
ステップS277では、図16〜図27までの何れかの制御で「増筒運転開始」までの制御を行い、ステップS278に進む。
ステップS278では、稼動気筒数が4になっているか否かを判断しており、稼動気筒数が4となっていれば(ステップS278のYES)、稼動気筒数を変化させないで(ステップS280)、制御を終了する。一方、稼動気筒数が4となっていなければ、即ち、稼働気筒数が3であれば(ステップS278のNO)、更に1気筒稼働気筒数を増やし(ステップS279)、その後制御を終了する。
ステップS281では、気筒数を維持してそのまま制御を終了する。
上述した実施形態において、例えば図31で示す様に、減筒運転を行った直後に、エンジン回転数が閾値を下回ってしまう場合に、上述した「制御A」〜「制御D」、(操作a)〜(操作d)を行い、エンジン回転数を適正にする制御を実行することも可能である。
図31において、図4〜図15で説明した制御、或いは図30で説明した制御により、減筒運転を行った場合に(ステップS300、ステップS301)、エンジン回転数を検出し(ステップS302)、閾値と比較する(ステップS303)。
減筒運転を行った後のエンジン回転数が閾値よりも低ければ(ステップS303がYes)、エンジン回転数を適正回転数まで上昇させるべく、上述した「制御A」〜「制御D」、(操作a)〜(操作d)を行う(ステップS304)。
減筒運転を行った後のエンジン回転数が閾値以上であれば(ステップS303がNo)、減筒運転を続行する(ステップS305)。
或いは図32で示す様に、増筒運転を行った直後に、エンジン回転数が閾値を上回ってしまう場合に、上述した「制御A´」〜「制御D´」、(操作a´)〜(操作d´)を行い、エンジン回転数を適正にする制御を実行することも出来る。
図32では、図16〜図27で説明した制御、或いは図30で説明した制御により、増筒運転を行った場合に(ステップS310、ステップS311)、エンジン回転数を検出し(ステップS312)、閾値と比較する(ステップS313)。
増筒運転を行った後のエンジン回転数が閾値を上回っていれば(ステップS313がYes)、エンジン回転数を適正回転数まで低下させるべく、上述した「制御A´」〜「制御D´」、(操作a´)〜(操作d´)を行う(ステップS314)。
増筒運転を行った後のエンジン回転数が閾値以下であれば(ステップS313がNo)、増筒運転を続行する(ステップS315)。
図示の実施形態はあくまでも例示であり、本発明の技術的範囲を限定する趣旨の記述ではない旨を付記する。
例えば、図1〜図27で説明する実施形態においては、4気筒で運転する場合と2気筒で運転する場合とが存在することを前提に説明しているが、これに限るものではなく、4気筒で運転する場合と3気筒で運転する場合とが存在する様に構成しても良い。
本発明の第1実施形態に係る減筒運転エンジンの模式図。 第1実施形態に係る減筒運転エンジンにおける減筒運転を行う際における制御の概要を説明する時間−エンジン回転数特性図。 本発明の第1実施形態に係る減筒運転エンジンの制御システムの構成ブロック図。 第1実施形態において減筒運転を行う際の第1の制御例を示したフローチャート。 第1実施形態において減筒運転を行う際の第2の制御例を示したフローチャート。 第1実施形態において減筒運転を行う際の第3の制御例を示したフローチャート。 第1実施形態において減筒運転を行う際の第4の制御例を示したフローチャート。 第1実施形態において減筒運転を行う際の第5の制御例を示したフローチャート。 第1実施形態において減筒運転を行う際の第6の制御例を示したフローチャート。 第1実施形態において減筒運転を行う際の第7の制御例を示したフローチャート。 第1実施形態において減筒運転を行う際の第8の制御例を示したフローチャート。 第1実施形態において減筒運転を行う際の第9の制御例を示したフローチャート。 第1実施形態において減筒運転を行う際の第10の制御例を示したフローチャート。 第1実施形態において減筒運転を行う際の第11の制御例を示したフローチャート。 第1実施形態において減筒運転を行う際の第12の制御例を示したフローチャート。 第1実施形態において増筒運転を行う際の第1の制御例を示したフローチャート。 第1実施形態において増筒運転を行う際の第2の制御例を示したフローチャート。 第1実施形態において増筒運転を行う際の第3の制御例を示したフローチャート。 第1実施形態において増筒運転を行う際の第4の制御例を示したフローチャート。 第1実施形態において増筒運転を行う際の第5の制御例を示したフローチャート。 第1実施形態において増筒運転を行う際の第6の制御例を示したフローチャート。 第1実施形態において増筒運転を行う際の第7の制御例を示したフローチャート。 第1実施形態において増筒運転を行う際の第8の制御例を示したフローチャート。 第1実施形態において増筒運転を行う際の第9の制御例を示したフローチャート。 第1実施形態において増筒運転を行う際の第10の制御例を示したフローチャート。 第1実施形態において増筒運転を行う際の第11の制御例を示したフローチャート。 第1実施形態において増筒運転を行う際の第12の制御例を示したフローチャート。 本発明の第2実施形態に係る減筒運転エンジンの模式図。 第2実施形態の変則例である減筒運転エンジンの模式図。 第2実施形態の減筒運転及び増筒運転に係る制御方法を示したフローチャート。 本発明による減筒運転における好ましい制御の例を示すフローチャート。 本発明による増筒運転における好ましい制御の例を示すフローチャート。 従来技術による減筒運転エンジンの構成を示した模式図。 減筒運転におけるエンジン負荷と熱効率との関係を示した特性図。 従来技術における減筒運転開始直後のエンジン失速を表した特性図。
符号の説明
2・・・制御手段/システムコントロールユニット
3・・・制御手段/エンジンコントロールユニット
100・・・エンジン
C1〜C4・・・1番気筒〜4番気筒
La・・・空気供給管
La14・・・第1の空気供給系統
La23・・・第2の空気供給系統
Lf・・・燃料供給管
Lf14・・・第1の燃料供給系統
Lf23・・・第2の空気供給系統
M14、M23・・・ミキサ
Vf14、Vf23・・・電磁弁
Vs14、Vs23・・・スロットル弁
Lx・・・排気管

Claims (4)

  1. 複数の気筒を有するエンジンと、該エンジンに燃料及び空気を供給する供給系統と、該供給系統に連通している燃料供給系統及び空気供給系統と、該エンジンの出力に接続している負荷と、制御装置とを含み、該制御装置は、所定負荷以下の場合に稼動している気筒数を減少せしめると共に、稼動している気筒数を減少せしめる直前にエンジン回転数の減少を抑制する制御を行う様に構成されていることを特徴とする減筒運転エンジンシステム。
  2. 前記制御装置は、稼動している気筒数を減少せしめる直前に、エンジン回転を増大するか、空燃比を燃料リッチとするか、該エンジンの出力に接続している負荷を減少するか、エンジンの点火時期を進角するかの何れかの制御を行う様に構成されている請求項1の減筒運転エンジンシステム。
  3. エンジンの出力に接続している負荷を計測する工程と、計測された負荷が所定負荷以下であるか否かを判定する工程と、計測された負荷が所定負荷以下である場合に、稼動している気筒数を減少せしめる直前にエンジン回転数の減少を抑制する操作を行う工程と、該工程の後に稼動している気筒数を減少せしめる工程、とを有していることを特徴とする減筒運転エンジンシステムの制御方法。
  4. 前記エンジン回転数の減少を抑制する操作を行う工程では、エンジン回転を増大する操作か、空燃比を燃料リッチとする操作か、該エンジンの出力に接続している負荷(接続負荷)を減少する操作か、エンジンの点火時期を進角する操作の何れかの操作が実行される請求項3の減筒運転エンジンシステムの制御方法。
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