JP2006322262A - 注入材の注入工法及び注入材の注入用パッカー、並びに注入用パッカーの移動防止装置 - Google Patents

注入材の注入工法及び注入材の注入用パッカー、並びに注入用パッカーの移動防止装置 Download PDF

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Abstract

【課題】注入材を圧入した後に有孔管内から回収可能なパッカーを用い、地山の補強に有効な部分のみに注入材を注入する注入工法及び注入材の圧入によるパッカーの移動を容易に防止する移動防止装置を提供する。
【解決手段】 注入用パッカー14は、パッカー本体部18とシールブッシュ20とから構成される。パッカー本体部18は、複数の注入管22と、膨張体24が外周面に周着される筒状体26と、圧力支持管28と、筒状体の他端を閉塞する蓋30とを備える。シールブッシュ20の外形はテーパー状で、内部に注入管22が挿通されるとともに、蓋30のブッシュ取り付け孔30aに緩挿される。シールブッシュ20はゴムからなり、テーパー状の狭閉側がブッシュ取り付け孔30aに緩挿されるために、容易にシールブッシュ20を蓋30から離脱させることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、軟弱な地質の地山に打設した有孔管の内部から注入材を圧入し、地山を補強する注入工法に関し、特にトンネル掘削中の切羽に有孔管を打設して地山を補強するための注入材の注入工法及び注入材の注入用パッカー、並びに注入用パッカーの移動防止装置に関するものである。
従来より、軟弱な地質のトンネル掘削工事においては、切羽外周に形成された掘削孔内に所定の深さまで挿入した有孔管の口元にパッカーを設置し、このパッカーよりも孔底側の有孔管内に注入材を圧入し、有孔管の孔を介して地山内に注入材を注入し、地山を補強する方法、例えば、AGF工法が採用されている。この方法では、圧入された注入材の圧力を維持するためにパッカーを長時間有孔管内に設置しなければならず、注入材が硬化すると注入材とパッカーとが強固に接着する。この場合、パッカーを回収することができないために、パッカーは使い捨てとなり、1本の有孔管に対して1本のパッカーが必要となる。また、注入材を注入して切羽外周部一帯を補強した後に、補強した内側の切羽は掘削され、この掘削にともない注入材及びパッカーを内包する有孔管の端部が露出する。露出した部分は掘削と同時に切断して除去される。
また、例えば、特許文献1には、軟弱な地質のトンネル掘削工事において、地山内に形成された掘削孔内に有孔管を挿入し、有孔管の断面積を減少させるための棒状のスペ−サを有孔管内に挿入して注入材の注入量を減少させ、効率的に注入材を注入する方法が開示されている。この方法は、棒状のスペ−サの外周部に、膨張可能で径方向に薬液が浸出可能な仕切り用袋を巻き付け、この仕切り用袋内に薬液を注入して膨張させて有孔管内を仕切るとともに、この仕切り用袋内に注入された薬液を浸出させて有孔管の孔から外部の地山に圧入し、注入材注入用チュ−ブを通して仕切り用袋で仕切られた各区間内に注入材を注入するものである。
特開平7−300850号公報
従来のAGF工法では、掘削により切断された有孔管内には注入材が充填されているために、有孔管を長手方向に溶断して分解し、有孔管と注入材とに分離し、それぞれを分別して産業廃棄物として処分している。しかしこの方法では、有孔管の溶断、分別に手間がかかるうえに、有孔管及び注入材の産業廃棄物処理代がかかるという問題点があった。
また、パッカーが使い捨てとなるために、コストがかかるという問題点があった。
さらに、従来のAGF工法及び特許文献1に記載されている方法では、注入材を圧入する際に、有孔管内の圧力が上昇してパッカー及びスペーサが有孔管内から押し出されて所定の位置に固定しておくことができない場合があるという問題点があった。
そこで、本発明は、上記の問題点を鑑みてなされたものであり、その目的は、注入材を圧入した後に有孔管内から回収可能なパッカーを用い、地山の補強に有効な部分のみに注入材を注入する注入工法及び注入材の圧入によるパッカーの移動を容易に防止する移動防止装置を提供することである。
前記目的を達成するため、本発明の注入材の注入工法は、地山に形成した掘削孔内に挿入する有孔管の内部にパッカーを設置し、該パッカーよりも孔底側の前記有孔管内に地山補強用の注入材を圧入することにより前記有孔管の孔を介して前記注入材を地山内に注入する注入材の注入工法であって、前記掘削孔内に前記有孔管を挿入する工程と、パッカーを前記有孔管内に挿入して所定の位置に設置する工程と、該パッカーよりも孔底側の有孔管内に注入材を圧入して前記有孔管の孔を介して地山に注入する工程と、前記注入材が所定の強度に達した後に前記パッカーを回収する工程とを有することを特徴とする(第1の発明)。
第2の発明は、第1の発明において、前記パッカーは、パッカー本体部と、該パッカー本体部に脱着可能な残置部とから構成され、前記パッカー本体部は、注入材を送給するための注入管と、該注入管の外周側に配設され、作動流体圧により膨縮可能な円筒形状の膨張体が外周面に周着される筒状体と、該筒状体の一端に接続され、前記筒状体の前記掘削孔の孔軸方向への移動を防止するための圧力支持管とを備え、前記残置部は、前記筒状体の他端側に脱着可能に取り付けられ、該パッカー本体部を回収する際に前記筒状体から脱離されて前記掘削孔内に残置されることを特徴とする。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、前記パッカー本体部は、さらに前記筒状体の他端を閉塞する円板状の蓋を備え、前記残置部は前記蓋に緩挿され、前記注入材が硬化する際に前記残置部が注入材に固着されることを利用して、前記圧力支持管を孔口側に移動させることにより前記残置部を前記蓋から脱離させて、前記パッカー本体を回収することを特徴とする。
第4の発明は、第1又は第2の発明において、前記残置部は、前記筒状体の他端面を閉塞するように緩結合され、前記注入材が硬化する際に、前記残置部が注入材に固着されることを利用して、前記圧力支持管を孔口側に移動させることにより前記残置部を前記筒状体から脱離させて、前記パッカー本体を回収することを特徴とする。
第5の発明は、第1〜4のいずれかの発明において、前記有孔管の孔口側の端部と前記圧力支持管の孔口側の端部とを係合具にて係合し、前記注入材を圧入する際に、前記パッカーの前記掘削孔の孔軸方向への移動を防止することを特徴とする。
第6の発明は、第5の発明において、前記係合具は、円筒形状を有し、前記圧力支持管のねじ部に螺合して接続され、外周に突起部を備える雄部材と、円筒形状を有し、一端は前記有孔管のねじ部に螺合して接続され、他端は前記突起部を係合するための切り欠き部を備える雌部材とから構成されることを特徴とする。
第7の発明は、第5の発明において、前記係合具は、円筒形状を有し、一端は前記有孔管のねじ部に螺合して接続され、他端の外周に突起部を備える反力材と、前記圧力支持管の孔口側端面及び前記反力材の他端側面に当接するように配設されるキャップ材と、前記突起部と前記キャップ材とを挟持する挟持具とから構成されることを特徴とする。
第8の発明の注入材の注入用パッカーは、地山に形成された掘削孔内に挿入される有孔管の外周部に設けられた孔を介して地山補強用の注入材を圧入するためのパッカーであって、注入材を送給する注入管と、該注入管の外周側に配設され、作動流体圧により膨縮可能な円筒形状の膨張体が外周面に周着される筒状体と、該筒状体の一端に接続され、前記筒状体の前記掘削孔の孔軸方向への移動を防止するための圧力支持管と、前記筒状体の他端を閉塞する円板状の蓋とを備えるパッカー本体部と、前記蓋に脱着可能に緩挿される残置部とから構成されることを特徴とする。
第9の発明の注入材の注入用パッカーは、地山に形成された掘削孔内に挿入される有孔管の外周部に設けられた孔を介して地山補強用の注入材を圧入するためのパッカーであって、注入材を送給する注入管と、該注入管の外周側に配設され、作動流体圧により膨縮可能な円筒形状の膨張体が外周面に周着される筒状体と、該筒状体の一端に接続され、前記筒状体の前記掘削孔の孔軸方向への移動を防止するための圧力支持管とを備えるパッカー本体部と、前記筒状体の他端面を閉塞するように、脱着可能に緩結合される残置部とから構成されることを特徴とする。
第10の発明の移動防止装置は、第8又は第9の発明のにおいて、地山に形成された掘削孔内に挿入される有孔管の外周部に設けられた孔を介して地山補強用の注入材を圧入する際に使用されるパッカーの孔軸方向の移動を防止するための装置であって、円筒形状で、前記圧力支持管のねじ部に螺合して接続され、外周に突起部を備える雄部材と、円筒形状で、一端は前記有孔管のねじ部に螺合して接続され、他端は前記突起部を係合するための切り欠き部を備える雌部材とから構成されることを特徴とする。
第11の発明の移動防止装置は、第8又は第9の発明のにおいて、地山に形成された掘削孔内に挿入される有孔管の外周部に設けられた孔を介して地山補強用の注入材を圧入する際に使用されるパッカーの孔軸方向の移動を防止するための装置であって、円筒形状で、一端は前記有孔管のねじ部に螺合して接続され、他端の外周に突起部を備える反力材と、板状で前記有孔管の径より長く、前記圧力支持管の孔口側端面及び前記雄部材の他端側端面に当接するように配設されるキャップ材と、前記突起部と前記キャップ材とを挟持する挟持具とから構成されることを特徴とする。
本発明による注入材の注入工法によれば、注入材が所定の強度に達した後に、残置部を有孔管内に残置してパッカー本体部を回収するために、パッカー本体部を再利用することが可能となる。そして、回収したパッカー本体部を再利用するために、コストを削減することが可能となる。
また、回収可能なパッカー本体部を利用することにより、切羽外周部一帯を補強した後の掘削にともない露出する有孔管の端部には注入材を注入しない施工が可能となる。そして、この施工を行うことにより、注入材の注入量を減少でき、かつ、産業廃棄物量が減少するために、注入材代及び産業廃棄物処理代等のコストを削減することが可能となる。
また、注入用パッカーの移動防止装置を用いることにより、注入材を圧入する際に注入用パッカーの孔口方向への移動が阻止されるために、注入材の注入圧力が低下することなく圧入を確実に行うことが可能となる。また、注入用パッカーの飛び出しも防止されるために、圧入作業を安全に行うことが可能となる。
また、注入用パッカーの移動防止装置は、軽量で、かつ、容易に脱着することができるために、ドリルジャンボ等のマンケージ内での脱着作業も短時間で、かつ、安全に行うことが可能である。
注入材の注入工法は、軟弱な地質の地山等におけるトンネル掘削に際し、自立しない切羽や天盤等の地山を補強して地盤の緩みを防止するものであり、以下、本発明に係る注入材の注入工法及び注入材の注入用パッカー、並びに注入用パッカーの移動防止装置の好ましい実施形態について図面を用いて詳細に説明する。
なお、発明の理解の便宜上、すべての実施形態において、トンネル掘削時の切羽から切羽前方までの地山を補強する方法について説明するが、本発明の適用対象はトンネル掘削工事に限定されるものではなく、地山を補強する工事一般に広く適用が可能である。
図1は、本発明の第一実施形態に係る注入材の注入状況を示す概念図である。図1に示すように、トンネル2の切羽面4の外周に沿って注入材を注入するための掘削孔6を地山8に向かって斜め上向きにドリルジャンボ10により掘削するとともに掘削孔6内に有孔管12を挿入する。そして、注入用パッカー14を有孔管12内の所定の位置に設置し、この注入用パッカー14と掘削孔6の孔底6aとの間に注入材を圧入し、有孔管12の孔を介して注入材を地山8に圧入することにより地山8を補強する。
次に、注入用パッカー14を用いた注入材の注入方法について施工手順にしたがって説明する。
図2は、本実施形態における注入用パッカー14及び注入用パッカーの移動防止装置16を有孔管12内に設置した状態を示す図である。図2に示すように、トンネル2の切羽面4の外周に沿って有孔管12を挿入し、地山8と有孔管12の口元との隙間をコーキング17を設けてシールする。そして、有孔管12内の所定の位置に注入用パッカー14を設置し、注入材を圧入する際に注入用パッカー14の飛び出しを防止するための移動防止装置16を有孔管12の口元に設置する。
注入用パッカー14は、パッカー本体部18と残置部としてのシールブッシュ20とから構成される。パッカー本体部18は、注入材を送給する複数の注入管22と、これらの注入管22の外周側に配設され、作動流体圧により膨縮可能な円筒形状のゴムからなる膨張体24が外周面に周着される筒状体26と、該筒状体26の一端に接続され、筒状体26の孔軸方向への移動を防止するとともに、筒状体26を有孔管12内に挿入するための圧力支持管28と、筒状体の他端を閉塞する蓋30とを備える。シールブッシュ20の外形はテーパー状で、内部に注入管22が挿通されるとともに、蓋30のブッシュ取り付け孔30aに緩挿される。シールブッシュ20はゴムからなり、テーパー状の狭閉側がブッシュ取り付け孔30aに緩挿されるために、容易にシールブッシュ20を蓋30から離脱させることができる。
例えば、AGF工法においては、注入材を圧入した後に切羽を掘削すると有孔管12の端部が露出する。有孔管12のうち、この露出部分は掘削と同時に切断されて廃棄され、地山内に残置している部分のみが地山の崩落を防ぐ機能を有する。したがって、注入用パッカー14は、切羽掘削の際に切断される露出部分には注入材が注入されず、かつ、地山8内に残置される残置部分には注入材が注入されるような有孔管12内の位置に設置されることが望ましい。つまり、有孔管12の露出部分と残置部分との境界位置に、注入用パッカー14の膨張体24の孔底側端面が配設されるように注入用パッカー14を設置する。本実施形態においては、例えば、径76mmの有孔管12を複数本連結して全長12mとし、注入用パッカー14は、膨張体24の孔底側端面が有孔管12の口元から3mの位置となるように複数の圧力支持管28を連結して有孔管12内に挿入し、膨張体24内に水を圧入して膨張させ、設置する。
注入材を圧入する際の注入用パッカー14の孔軸方向への移動を防止するための移動防止装置16は、反力材34と、リング付きキャップ材36と、反力材34とリング付きキャップ材36とを挟持する挟持具としてのクランプ38とから構成される。
図3は、本実施形態における反力材34の概略図である。図3に示すように、反力材34は、略円筒形状で、一端は有孔管12のねじ部に螺合して接続するためにねじ切りされ、他端の外周にはリング状の突起部34aを有する。
図4は、本実施形態におけるリング付き圧力支持36具の概略図である。図4に示すように、リング付きキャップ材36は、略円筒形状で、一端の外周に反力材34のリング状の突起部34aと同じ外径のリング状の突起部36aを有し、内周には、圧力支持管28の孔口側端面に当接して圧力支持管28の移動を防止するための押さえ板36bが嵌め込まれ、他端の外周には、内包される防護ゴム40の位置決め用ストッパー42を貫通させるための孔36cを有する。また、押さえ板36bは、膨張体24に水を供給する水用チューブ43が挿通するための挿通孔36dを備える。そして、リング付きキャップ材36の一端側の面は、押さえ板36bが嵌め込まれている部分以外は、開放されており注入管22をリング付きキャップ材36に挿通することができる。
図5は、本実施形態における防護ゴム40の概略図である。図5に示すように、防護ゴム40は、円盤形状で、注入管22及び水用チューブ43を挿通するための複数の貫通孔41を有する。防護ゴム40は、リング付きキャップ材36内に配設され、注入材等の突発的な漏れがあった場合において、注入材が有孔管12外に直接漏れることを防止する。
リング付きキャップ材36の突起部36aを有する一端側の面と反力材34の突起部34aを有する他端側の面とを当接し、かつ、押さえ板36bが圧力支持管28の孔口側端面に当接するように設置する。そして、リング付きキャップ材36の突起部36aと反力材34の突起部34aとをクランプにて挟持する。
注入管22は、有孔管12内における注入材の注入深度位置から、蓋30のブッシュ取り付け孔30aを貫通し、有孔管12内及びリング付きキャップ材36内を挿通して、さらに防護ゴム40を貫通し、ストップバルブ44を介して注入装置(図示しない)に接続される。注入管22は、注入材を効果的に注入するために注入深度位置の異なる複数の所定の長さのものが配設される。
水用チューブ43は、膨張体24からパッカー本体部18内及び圧力支持管28内を挿通し、押さえ板36bを貫通して、さらにリング付きキャップ材36内を挿通して防護ゴム40を貫通し、ストップバルブ46を介して水ポンプ(図示しない)に接続される。
図6は、本実施形態に係る有孔管12内に注入材を圧入した状態を示す図である。図6に示すように、注入材は、所望の強度及び硬化時間に応じて、主材と硬化材とが配合され、注入用パッカー14よりも孔底側の有孔管12内に圧入され、有孔管12の孔を介して地山8に注入される。
注入材の注入圧により注入用パッカー14が掘削孔6外に押し出され、注入用パッカー14に接続されている反力支持管28が掘削孔6外へ移動しようとしても、有孔管12の外周面と地山8との間で生じる摩擦力を反力とする押さえ板36bにより圧力支持管28の移動が阻止され、注入用パッカー14の移動が阻止される。
図7は、本実施形態に係る有孔管12内からパッカー本体部18を引き抜く状態を示す図である。図7に示すように、注入材を圧入後、所定の時間が経過して注入材が略硬化して注入材の流動性が無くなると、水用チューブ43に接続されているストップバルブ46を開放し、膨張体24を縮径させる。また、注入管22をストップバルブ46から取り外し、注入管22及び水用チューブ43をリング付きキャップ材36内、反力材34内を挿通させるとともに、リング付きキャップ材36及び反力材34を有孔管12から取り外す。
注入材が略硬化すると、注入材と注入管22と、注入材と蓋30とがそれぞれ接着しているために、注入用パッカー14は有孔管12内に固定された状態となる。ここで、シールブッシュ20と蓋30との挿着力及び注入材と蓋30との接着力は、注入材と注入管22との接着力よりも小さいために、圧力支持管28を孔口側に移動させることにより、シールブッシュ20が蓋30から脱離して注入管22がブッシュ取り付け孔30aに対して遊挿状態になるとともに、蓋30も注入材から剥離して、パッカー本体部18が有孔管12内にて遊挿状態となる。この状態で圧力支持管28の連結を徐々に短くし、パッカー本体部18を回収する。ここで、シールブッシュ20及び注入管22は有孔管12内に残置される。
本実施形態における注入用パッカー14を用いることにより、注入材が所定の強度に達した後に、シールブッシュ20及び注入管22を有孔管12内に残置してパッカー本体部18を回収するために、パッカー本体部18を再利用することが可能となる。さらに、回収したパッカー本体部18を再利用することにより、コストを削減することが可能となる。
また、回収可能な注入用パッカー14を用いることにより、切羽外周部一帯を補強した後の掘削により露出し、切断されて廃棄される有孔管12の端部には注入材を注入しない施工が可能となる。そして、この施工を行うことにより、注入材の注入量を減少でき、かつ、産業廃棄物量が減少するために、注入材代及び産業廃棄物処理代等のコストを削減することが可能となる。
また、注入材を圧入する際に、注入用パッカーの移動防止装置16にて注入用パッカー14の孔口方向への移動を防止するために、注入材の圧力が低下せず、注入材の注入を確実に行うことが可能となる。また、注入用パッカー14の飛び出しも防止できるために、注入作業を安全に行うことが可能となる。
また、注入用パッカーの移動防止装置16は、軽量で、かつ容易に脱着することができるために、マンケージ内においても脱着作業を容易に、かつ安全に行うことが可能である。
次に、本発明における注入用パッカー及び注入用パッカー移動防止装置の異なる実施形態について説明する。下記に示す説明において、第一実施形態と同様の技術を用いたものと対応する部分には同一の符号を付して、説明を省略する。
図8は、本発明の第二実施形態に係る注入用パッカー及び注入用パッカーの移動防止装置を有孔管内に設置した状態を示す図である。
第一実施形態と同様に、トンネル2の切羽面4の外周に沿って有孔管12を挿入し、地山8と有孔管12の口元との隙間をコーキング17を設けてシールする。そして、有孔管12内の所定の位置に注入用パッカー50を設置し、注入材を圧入する際に注入用パッカー50の飛び出しを防止するための移動防止装置52を有孔管12の口元に設置する。
注入用パッカー50は、パッカー本体部54と残置部としての耐圧板56とから構成される。パッカー本体部54は、複数の注入管22と、膨張体24が外周面に周着される筒状体26と、圧力支持管28とを備える。
図9は、本実施形態に係る耐圧板56を示す図である。図9に示すように、耐圧板56は、略円板状で、注入管22を連結する接続具57を螺合するための注入管用孔58と、筒状体の他端面を閉塞するようにピン59を介して緩結合するためのピン用孔60とを有している。耐圧板56は筒状体26に緩結合されているために、容易に耐圧板56を筒状体26から離脱させることができる。
本実施形態においても、第一実施形態と同様に、径76mmの有孔管12を複数本連結して全長12mとし、注入用パッカー50は、膨張体24の孔底側端面が有孔管12の口元から3mの位置となるように複数の圧力支持管28を連結して有孔管12内に挿入し、膨張体24内に水を圧入して膨張させ、設置する。
図10は、本実施形態に係るパッカーの移動防止装置の雄部材を示し、図11は、本実施形態に係るパッカーの移動防止装置の雌部材を示す図である。
図10、11に示すように、注入材を圧入する際の注入用パッカー50の孔軸方向への移動を防止するための移動防止装置52は、円筒形状で、一端は圧力支持管28のねじ部に螺合して接続され、外周にピン状の突起部62aを備える雄部材62と、円筒形状で、一端は有孔管12のねじ部に螺合して接続され、他端は雄部材62の突起部62aを係合するためのL字状の切り欠き部64aを備える雌部材64とから構成される。ピン状の突起部62aを切り欠き部64a内の長手方向に挿入し、切り欠き部64aの形状に沿って反時計方向に回転させることにより雄部材62と雌部材64とを係合して接続する。
注入管22は、有孔管12内における注入材の注入深度位置から、耐圧板56の接続具57を介して連通し、有孔管12内及び雌部材64内を挿通して、さらに防護ゴム40を貫通し、ストップバルブ44を介して注入装置(図示しない)に接続される。
水用チューブ43は、膨張体24からパッカー本体部54内及び雄部材62内を挿通して防護ゴム40を貫通し、ストップバルブ46を介して水ポンプ(図示しない)に接続される。
図12は、本実施形態に係る有孔管12内に注入材を圧入した状態を示す図である。
図12に示すように、注入材の注入圧により注入用パッカー50が掘削孔6外に押し出され、注入用パッカー50に接続されている反力支持管28が掘削孔6外へ移動しようとしても、有孔管12の外周面と地山8との間で生じる摩擦力を反力とする雄部材62により圧力支持管28の移動が阻止され、注入用パッカー50の移動が阻止される。
図13は、本実施形態に係る有孔管12内からパッカー本体部54を引き抜く状態を示す図である。図13に示すように、注入材を圧入後、所定の時間が経過して注入材が略硬化して注入材の流動性が無くなると、水用チューブ43に接続されているストップバルブ46を開放し、注入用パッカー50の膨張体24を縮径させる。また、注入管22をストップバルブ44から取り外し、水用チューブ43を雄部材62内に挿通させるとともに、雄部材62を圧力支持管28から取り外し、次に、注入管22を雌部材64内に挿通させるとともに、雌部材64を有孔管12から取り外す。
注入材が略硬化すると、注入材と注入管22と、注入材と耐圧板56とがそれぞれ接着しているために、注入用パッカー50は有孔管12内に固定された状態となる。ここで、耐圧板56と筒状体26との挿着力は、注入材と耐圧板56の接着力及び注入材と注入管22との接着力よりも小さいために、圧力支持管28を孔口側に移動させることにより、耐圧板56が筒状体26から脱離して、パッカー本体部54が有孔管12内にて遊挿状態となる。この状態で圧力支持管28の連結を徐々に短くし、パッカー本体部54を回収する。ここで、耐圧板56及び注入管22は有孔管12内に残置される。
本実施形態においても、第一実施形態と同様に、注入材が所定の強度に達した後に、耐圧板56及び注入管22を有孔管12内に残置してパッカー本体部54を回収するために、パッカー本体部54を再利用することが可能となる。そして、回収したパッカー本体部54を再利用することにより、コストを削減することが可能となる。
さらに、回収可能な注入用パッカー50を用いることにより、切羽外周部一帯を補強した後の掘削により露出し、切断されて廃棄される有孔管12の端部には注入材を注入しない施工が可能となる。そして、この施工を行うことにより、注入材の注入量を減少でき、かつ、産業廃棄物量が減少するために、注入材代及び産業廃棄物処理代等のコストを削減することが可能となる。
また、注入材を圧入する際に、注入用パッカーの移動防止装置52にて注入用パッカー50の孔口方向への移動を防止するために、注入材の圧力が低下せず、注入材の注入を確実に行うことが可能となる。また、注入用パッカー50の飛び出しも防止できるために、注入作業を安全に行うことが可能となる。
また、注入用パッカーの移動防止装置52は、軽量で、かつ容易に脱着することができるために、マンケージ内においても脱着作業を容易に、かつ安全に行うことが可能である。
なお、第一及び第二実施形態においてそれぞれ説明した注入用パッカー14、50は、いずれも他の実施形態においても使用することが可能である。
また、第一及び第二実施形態においてそれぞれ説明した注入用パッカーの移動防止装置16、52は、いずれも他の実施形態においても使用することが可能である。
さらに、上述した実施形態において、水用チューブ43を圧力支持管28内に挿通させる方法について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、図14に示すように、圧力支持管28の外周面を螺旋状に巻回させて、圧力支持管28と有孔管12との間を挿通させる方法でもよい。
本発明の第一実施形態に係る注入材の注入状況を示す概念図である。 本実施形態における注入用パッカー及び注入用パッカーの移動防止装置を有孔管内に設置した状態を示す図である。 本実施形態における反力材の概略図である。 本実施形態におけるリング付きキャップ材の概略図である。 本実施形態における防護ゴムの概略図である。 本実施形態に係る有孔管内に注入材を圧入した状態を示す図である。 本実施形態に係る有孔管内からパッカー本体部を引き抜く状態を示す図である。 本発明の第二実施形態に係る注入用パッカー及び注入用パッカーの移動防止装置を有孔管内に設置した状態を示す図である。 本実施形態に係る耐圧板を示す図である。 本実施形態に係るパッカーの移動防止装置の雄部材を示す図である。 本実施形態に係るパッカーの移動防止装置の雌部材を示す図である。 本実施形態に係る有孔管内に注入材を圧入した状態を示す図である。 本実施形態に係る有孔管内からパッカー本体部を引き抜く状態を示す図である。 水用チューブの他の配設方法を示す図である。
符号の説明
2 トンネル 4 切羽面
6 掘削孔 8 地山
10 ドリルジャンボ
12 有孔管 14 注入用パッカー
16 注入用パッカーの移動防止装置 17 コーキング
18 パッカー本体部 20 シールブッシュ(=残置部)
22 注入管 24 膨張体
26 筒状体 28 圧力支持管
30 蓋 30a ブッシュ取り付け孔
32 注入管
34 反力材 34a 突起部
36 リング付きキャップ材
36a 突起部 36b 押さえ板
36c 孔 36d 挿通孔
38 クランプ
40 防護ゴム 41 貫通孔
42 位置決め用ストッパー 43 水用チューブ
44 ストップバルブ 46 ストップバルブ
50 注入用パッカー 52 注入用パッカーの移動防止装置
54 パッカー本体部 56 耐圧板
57 接続具 58 注入管用孔
59 ピン 60 ピン用孔
62 雄部材 62a 突起部
64 雌部材 64a 切り欠き部

Claims (11)

  1. 地山に形成した掘削孔内に挿入する有孔管の内部にパッカーを設置し、該パッカーよりも孔底側の前記有孔管内に地山補強用の注入材を圧入することにより前記有孔管の孔を介して前記注入材を地山内に注入する注入材の注入工法であって、
    前記掘削孔内に前記有孔管を挿入する工程と、
    パッカーを前記有孔管内に挿入して所定の位置に設置する工程と、
    該パッカーよりも孔底側の有孔管内に注入材を圧入して前記有孔管の孔を介して地山に注入する工程と、
    前記注入材が所定の強度に達した後に前記パッカーを回収する工程とを有することを特徴とする注入材の注入工法。
  2. 前記パッカーは、パッカー本体部と、該パッカー本体部に脱着可能な残置部とから構成され、
    前記パッカー本体部は、注入材を送給するための注入管と、該注入管の外周側に配設され、作動流体圧により膨縮可能な円筒形状の膨張体が外周面に周着される筒状体と、該筒状体の一端に接続され、前記筒状体の前記掘削孔の孔軸方向への移動を防止するための圧力支持管とを備え、
    前記残置部は、前記筒状体の他端側に脱着可能に取り付けられ、該パッカー本体部を回収する際に前記筒状体から脱離されて前記掘削孔内に残置されることを特徴とする請求項1に記載の注入材の注入工法。
  3. 前記パッカー本体部は、さらに前記筒状体の他端を閉塞する円板状の蓋を備え、
    前記残置部は前記蓋に緩挿され、
    前記注入材が硬化する際に前記残置部が注入材に固着されることを利用して、前記圧力支持管を孔口側に移動させることにより前記残置部を前記蓋から脱離させて、前記パッカー本体を回収することを特徴とする請求項1又は2に記載の注入材の注入工法。
  4. 前記残置部は、前記筒状体の他端面を閉塞するように緩結合され、
    前記注入材が硬化する際に、前記残置部が注入材に固着されることを利用して、前記圧力支持管を孔口側に移動させることにより前記残置部を前記筒状体から脱離させて、前記パッカー本体を回収することを特徴とする請求項1又は2に記載の注入材の注入工法。
  5. 前記有孔管の孔口側の端部と前記圧力支持管の孔口側の端部とを係合具にて係合し、前記注入材を圧入する際に、前記パッカーの前記掘削孔の孔軸方向への移動を防止することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の注入材の注入工法。
  6. 前記係合具は、
    円筒形状を有し、前記圧力支持管のねじ部に螺合して接続され、外周に突起部を備える雄部材と、
    円筒形状を有し、一端は前記有孔管のねじ部に螺合して接続され、他端は前記突起部を係合するための切り欠き部を備える雌部材とから構成されることを特徴とする請求項5に記載の注入材の注入工法。
  7. 前記係合具は、
    円筒形状を有し、一端は前記有孔管のねじ部に螺合して接続され、他端の外周に突起部を備える反力材と、
    前記圧力支持管の孔口側端面及び前記反力材の他端側面に当接するように配設されるキャップ材と、
    前記突起部と前記キャップ材とを挟持する挟持具とから構成されることを特徴とする請求項5に記載の注入材の注入工法。
  8. 地山に形成された掘削孔内に挿入される有孔管の外周部に設けられた孔を介して地山補強用の注入材を圧入するためのパッカーであって、
    注入材を送給する注入管と、該注入管の外周側に配設され、作動流体圧により膨縮可能な円筒形状の膨張体が外周面に周着される筒状体と、該筒状体の一端に接続され、前記筒状体の前記掘削孔の孔軸方向への移動を防止するための圧力支持管と、前記筒状体の他端を閉塞する円板状の蓋とを備えるパッカー本体部と、
    前記蓋に脱着可能に緩挿される残置部とから構成されることを特徴とする注入材の注入用パッカー。
  9. 地山に形成された掘削孔内に挿入される有孔管の外周部に設けられた孔を介して地山補強用の注入材を圧入するためのパッカーであって、
    注入材を送給する注入管と、該注入管の外周側に配設され、作動流体圧により膨縮可能な円筒形状の膨張体が外周面に周着される筒状体と、該筒状体の一端に接続され、前記筒状体の前記掘削孔の孔軸方向への移動を防止するための圧力支持管とを備えるパッカー本体部と、
    前記筒状体の他端面を閉塞するように、脱着可能に緩結合される残置部とから構成されることを特徴とする注入材の注入用パッカー。
  10. 地山に形成された掘削孔内に挿入される有孔管の外周部に設けられた孔を介して地山補強用の注入材を圧入する際に使用されるパッカーの孔軸方向の移動を防止するための装置であって、
    円筒形状で、前記圧力支持管のねじ部に螺合して接続され、外周に突起部を備える雄部材と、
    円筒形状で、一端は前記有孔管のねじ部に螺合して接続され、他端は前記突起部を係合するための切り欠き部を備える雌部材とから構成されることを特徴とする請求項8又は9に記載の注入用パッカーの移動防止装置
  11. 地山に形成された掘削孔内に挿入される有孔管の外周部に設けられた孔を介して地山補強用の注入材を圧入する際に使用されるパッカーの孔軸方向の移動を防止するための装置であって、
    円筒形状で、一端は前記有孔管のねじ部に螺合して接続され、他端の外周に突起部を備える反力材と、
    板状で前記有孔管の径より長く、前記圧力支持管の孔口側端面及び前記雄部材の他端側端面に当接するように配設されるキャップ材と、
    前記突起部と前記キャップ材とを挟持する挟持具とから構成されることを特徴とする請求項8又は9に記載の注入用パッカーの移動防止装置。
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