JP2006322061A - メッキ用バレル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】形成されたメッキ膜の膜厚にばらつきが小さいメッキ用バレル装置を提供する。
【解決手段】メッキ用バレル装置10はバレル12を含む。バレル12は、6枚の側板14、14、・・と2枚の底板16、16とを中空6角柱状に接合して形成される。各側板14の内面には、7個の突起部18、18、・・が、側板14の長手方向に間隔を隔ててすなわちバレル12の中心軸である回転軸に平行する方向に間隔を隔てて設けられる。
【選択図】図2

Description

この発明はメッキ用バレル装置に関し、特にたとえば積層セラミックコンデンサなどの電子部品の表面にメッキ膜を形成する際に用いられるメッキ用バレル装置に関する。
従来、メッキ用バレル装置には、バレルの内部に、バレルの回転軸に沿った長手方向における長さと同程度の長さを有する3枚の板状の攪拌板が、相互に平行に設けられているものがあった(特許文献1参照)。
また、従来、メッキ用バレルには、バレルの各側板の中央部に、バレルの回転軸に沿って、側板の内面側にV字状に屈曲する攪拌手段が設けられているものや、バレルの隣接する側板同士を連結するフランジ部間に、バレルの回転軸に沿って、バレルの内側にV字状に突出する攪拌部を有する攪拌部材が挟持されているものがあった(特許文献2参照)。
特開平5−148695号公報 特開2003−129296号公報
特許文献1のメッキ用バレル装置や特許文献2のメッキ用バレルでは、バレルの内部にバレルの回転軸と平行に攪拌板や攪拌手段などが設けられているため、バレルに投入された表面にメッキ膜を形成すべき電子部品(ワーク)は、バレルの回転方向ないし上下方向においては攪拌されるが、バレルの回転軸に沿った長手方向においてはほとんど攪拌されず、十分な攪拌効果が得られない。そのため、ワークの表面に形成されたメッキ膜の膜厚にばらつきが大きい。
それゆえに、この発明の主たる目的は、形成されたメッキ膜の膜厚にばらつきが小さいメッキ用バレル装置を提供することである。
この発明にかかるメッキ用バレル装置は、中心軸を回転軸として回転するバレルを有するメッキ用バレル装置において、バレルの内周面に複数の突起部がバレルの回転軸に平行する方向において間隔を隔てて設けられていることを特徴とする、メッキ用バレル装置である。
この発明にかかるメッキ用バレル装置では、複数の突起部は、それぞれ、バレルの回転方向における上流側部分より下流側部分がバレルの回転軸に平行する方向において広がるように形成されていることが好ましい。
この発明にかかるメッキ用バレル装置では、複数の突起部がバレルの回転軸に平行する方向において間隔を隔ててバレルの内周面に設けられているので、バレルに投入されたワークは、バレルの回転方向ないし上下方向だけでなく、バレルの回転軸に平行する方向においても攪拌され、攪拌効果がよい。そのため、ワークの表面に形成されたメッキ膜の膜厚にばらつきが小さくなるとともに、ワーク同士がくっついてしまうことを防止することができる。
また、この発明にかかるメッキ用バレル装置において、複数の突起部はバレルの回転方向における上流側部分より下流側部分がバレルの回転軸に平行する方向において広がるように形成されていると、バレルに投入されたワークが、バレルの回転にともなって突起部でバレルの回転軸に平行する方向に誘導されて攪拌されやすくなる。
この発明によれば、形成されたメッキ膜の膜厚にばらつきが小さいメッキ用バレル装置が得られる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明を実施するための最良の形態の説明から一層明らかとなろう。
図1はこの発明にかかるメッキ用バレル装置で形成され得る第1のメッキ膜および第2のメッキ膜を有する積層セラミックコンデンサの一例を示す図解図である。図1に示す積層セラミックコンデンサ1は、直方体状のセラミック素子2を含む。セラミック素子2は、積層される誘電体からなる多数のセラミック層3、3、・・を含み、セラミック層3、3、・・間には、Niを用いた内部電極4aおよび4bが交互に形成される。内部電極4aは一端部がセラミック素子2の一端部に延びて形成され、内部電極4bは一端部がセラミック素子2の他端部に延びて形成される。また、内部電極4aおよび4bは、中間部および他端部がセラミック層3を介して重なり合うように形成される。
セラミック素子2の一端面には、Cuを用いた外部電極5aが内部電極4aに接続されるように形成される。同様に、セラミック素子2の他端面には、Cuを用いた外部電極5bが内部電極4bに接続されるように形成される。
また、外部電極5aおよび5bの表面には、はんだ食われを防止するためにNiを用いた第1のメッキ膜6aおよび6bがそれぞれ形成される。さらに、第1のメッキ膜6aおよび6bの表面には、はんだ付け性をよくするためにSnを用いた第2のメッキ膜7aおよび7bがそれぞれ形成される。
本願発明にかかるメッキ用バレル装置は、たとえば図1に示す積層セラミックコンデンサ1の第1のメッキ膜6aおよび6bや第2のメッキ膜7aおよび7bなどのように電子部品の表面に形成されるメッキ膜を形成する際に用いられる。
図2はこの発明にかかるメッキ用バレル装置の一例を示す図であり、図3はそのメッキ用バレル装置の突起部の配列を示す平面図である。図2に示すメッキ用バレル装置10は、たとえば250mmの長さおよび130mmの直径(最大内径)を有する中空6角柱状のバレル12を含む。このバレル12は、多数の孔を有する長方形状の6枚の側板14、14、・・と、多数の孔を有する6角形状の2枚の底板16、16とを、中空6角柱状に接合することによって形成される。なお、このバレル12には、ワークを投入したり投入したワークを取出したりするための開閉自在な蓋(図示せず)が設けられるとともに、バレル12の中心軸を回転軸としてバレル12を回転するためのモータなどからなる回転手段(図示せず)が接続される。
バレル12の6枚の側板14、14、・・の内面には、それぞれ、7個ずつの突起部18、18、・・が設けられる。なお、図2には、2枚の側板14、14に設けられる突起部14、14、・・のみが図示されているが、他の4枚の側板14、14、・・に設けられる突起部18、18、・・は図示されていない。6枚の各側板14には、図3に示すように、7個の突起部18、18、・・が、側板14の長手方向に直交する方向における中央部分において、側板14の長手方向における長さを8等分した間隔を隔てて設けられる。これらの突起部18、18、・・は、一体成型により各側板14と一体的に形成される。
また、各突起部18は、図4に示すように、バレル12の回転方向における上流側部分より下流側部分がバレル12の回転軸に平行する方向において広がるように形成され、図5および図6に示すように、正面および側面から見てそれぞれ略3角形状に形成されるとともに、突起部18の側壁とバレル12の側板14の内面との角度が鈍角になるようにその側壁が傾斜して形成される。この場合、各突起部18は、バレル12の回転方向における上流側部分がバレル12の回転軸に平行する方向において10mmの寸法に形成されるとともに、バレル12の回転方向における下流側部分がバレル12の回転軸に平行する方向において20mmの寸法に広がるように形成される。また、各突起部18は、バレル12の回転方向において30mmの寸法に形成され、バレル12の回転方向において一番上流側の部分から下流側に10mm隔てた部分がバレル12の回転軸側に向かって10mmの高さで一番突出するように形成される。
このメッキ用バレル装置10では、複数の突起部18、18、・・がバレル12の回転軸に平行する方向において間隔を隔ててバレル12の側板14、14、・・の内面すなわちバレル12の内周面に設けられているので、バレル12に投入されたワークWは、図6の矢印で示すようにバレル12の回転方向ないし上下方向だけでなく、バレル12の回転軸に平行する方向においても攪拌され、攪拌効果がよい。そのため、ワークWの表面に形成されたメッキ膜の膜厚にばらつきが小さくなるとともに、ワークW同士がくっついてしまうことを防止することができる。
また、このメッキ用バレル装置10では、複数の突起部18、18、・・はバレル12の回転方向における上流側部分より下流側部分がバレル12の回転軸に平行する方向において広がるように形成されているので、バレル12に投入されたワークWが、バレル12の回転にともなって、図4の矢印で示すように突起部18の両側部分に沿って左右に振り分けられ、バレル12の回転軸に平行する方向に誘導されて攪拌されやすい。
さらに、このメッキ用バレル装置10では、複数の突起部18、18、・・はそれぞれの側壁とバレル12の内周面との角度が鈍角になるように形成されているので、バレル12に投入されたワークWがバレル12と突起部18との間に引っ掛かりにくくなり、ワークWのメッキ膜を形成すべき部分が他の物に接触したままの状態になることによってワークWのメッキ膜を形成すべき部分全体にメッキ膜を形成することができなくなってしまうことを防止することができる。
図7はこの発明にかかるメッキ用バレル装置の他の例を示す図であり、図8は図7に示すメッキ用バレル装置の突起部の配列を示す平面図である。図7に示すメッキ用バレル装置10は、図2に示すメッキ用バレル装置10と比べて、複数の突起部18、18、・・が、設けられる配列においてのみ異なる。すなわち、図7に示すメッキ用バレル装置10では、バレル12の6枚の各側板14には、図8に示すように、7個の突起部18、18、・・が、側板14の長手方向に直交する方向においてその方向における長さを3等分した間隔を隔て、且つ、側板14の長手方向においてその方向における長さを8等分した間隔を隔てて、千鳥足状に設けられる。
図7に示すメッキ用バレル装置10では、千鳥足状に突起部18が設けられているため、図2に示すメッキ用バレル装置10と比較して、より効果的に攪拌することができる。
(実験例1)
実験例1では、実施例1として図2に示すメッキ用バレル装置を用い、実施例2として図7に示すメッキ用バレル装置を用い、従来例としてバレルの内周面に突起部を形成していない図9に示すメッキ用バレル装置を用いて、各バレルに、外径寸法が1.6mm×0.8mm×0.8mmのチップコンデンサ(ワークW)を30万個と直径1.0mmの鉄球製メディアMを20万個投入し、チップコンデンサの表面にNiメッキおよびSnメッキを施してメッキ膜を形成して、メッキ膜の膜厚について調べた。また、チップコンデンサの投入量のみを30万個に増やした場合についても、同様の方法でメッキ膜を形成してメッキ膜の膜厚について調べた。
これらの結果を表1に示す。
Figure 2006322061
表1から明らかなように、実施例1および2では、従来例と比較して、バレル内のチップコンデンサが突起部により上下方向および左右方向への流動することで、良好な攪拌が得られ、形成されたメッキ膜の膜厚のばらつきを小さくすることができた。
図10はこの発明にかかるメッキ用バレル装置のさらに他の例を示す図であり、図11は図10に示すメッキ用バレル装置の突起部の配列を示す平面図である。図10に示すメッキ用バレル装置10は、図7に示すメッキ用バレル装置10と比べて、突起部18、18、・・の設けられる数および配列において異なる。すなわち、図10に示すメッキ用バレル装置10では、バレル12の6枚の各側板14には、図11に示すように、4個の突起部18、18、・・が、側板14の長手方向に直交する方向においてその方向における長さを3等分した間隔を隔て、且つ、側板14の長手方向においてその方向における長さを5等分した間隔を隔てて、千鳥足状に設けられる。
図12はこの発明にかかるメッキ用バレル装置のさらに他の例を示す図であり、図13は図12に示すメッキ用バレル装置の突起部の配列を示す平面図である。図12に示すメッキ用バレル装置10は、図10に示すメッキ用バレル装置10と比べて、突起部18、18、・・の設けられる数および配列において異なる。すなわち、図12に示すメッキ用バレル装置10では、バレル12の6枚の各側板14には、図13に示すように、13個の突起部18、18、・・が、側板14の長手方向に直交する方向においてその方向における長さを3等分した間隔を隔て、且つ、側板14の長手方向においてその方向における長さを14等分した間隔を隔てて、千鳥足状に設けられる。
図10および図12に示す各メッキ用バレル装置10でも、複数の突起部18、18、・・がバレル12の回転軸に平行する方向に間隔を隔てて設けられているので、図2および図7に示す各メッキ用バレル装置10と同様の効果を奏する。
(実験例2)
実験例2では、バレルの側板1面当りの突起部の数を変えたときのメッキ膜の膜厚のばらつきについて評価した。すなわち、実験例2では、実施例3として側板1枚当りに7個の突起部を有する図7に示すメッキ用バレル装置を用い、実施例4として側板1枚当りに4個の突起部を有する図10に示すメッキ用バレル装置を用い、実施例5として側板1枚当りに13個の突起部を有する図12に示すメッキ用バレル装置を用い、従来例として側板に突起部を有しない図9に示すメッキ用バレル装置を用いて、実験例1と同様にして、他のチップコンデンサの表面にメッキ膜を形成し、メッキ膜の膜厚について調べた。
これらの結果を表2に示す。
Figure 2006322061
表2より、実施例3〜5では、従来例と比較して、メッキ膜の膜厚のばらつきの低減効果が得られ、突起部の数が多いほどメッキ膜の膜厚のばらつきを減少する傾向にあることがわかる。
(実験例3)
実験例3では、バレルの側板1面当りの突起部の数が7個である図7に示すメッキ用バレル装置において突起部の高さX(図14)を0mm〜30mmに変えたときのメッキ膜の膜厚のばらつきについて評価した。すなわち、実験例3では、突起部の高さXを表3に示すように5mm〜30mmに変えた実施例6〜10としての各メッキ用バレル装置および突起部の高さXが0mmである従来例としての図9に示すメッキ用バレル装を用いて、実験例1と同様にして、さらに他のチップコンデンサの表面に形成されたメッキ膜の膜厚のばらつきについて評価した。
突起部の高さXと実施例6〜10との関係を表3に示し、それらの結果を表4に示す。
Figure 2006322061
Figure 2006322061
表3および表4から明らかなように、突起物の高さXが10mm〜20mmの範囲では、メッキ膜の膜厚のばらつきを大きく低減する効果が得られるが、突起物の高さXが5mmと低い場合や30mmと高い場合には、あまり顕著な効果は得られない。
これは、突起物の高さXが低い(5mm)と十分な攪拌効果が得られず、突起部の高さXが高い(30mm)と、図15に示すように、チップコンデンサ(ワークW)と直径1.0mmの鉄球製メディアMが、回転方向に持ち上げられて落下するため、落下時にワークWへの通電が途切れることで、メッキ膜の膜厚が低下するとともにメッキ膜の膜厚のばらつきが増加するためである。
図16はこの発明にかかるメッキ用バレル装置のさらに他の例を示す図であり、図17は図16に示すメッキ用バレル装置の突起部の配列を示す平面図である。図16に示すメッキ用バレル装置10は、バレル12の6枚の各側板14には、図17に示すように、15個の突起部18、18、・・が、側板14の長手方向に直交する方向においてその方向における長さを3等分した間隔を隔て、且つ、側板14の長手方向においてその方向における長さを16等分した間隔を隔てて、千鳥足状に設けられる。
図16に示すメッキ用バレル装置10でも、複数の突起部18、18、・・がバレル12の回転軸に平行する方向に間隔を隔てて設けられているので、図2、図7、図10および図12に示す各メッキ用バレル装置10と同様の効果を奏する。
(実験例4)
実験例4では、バレルの直径、バレルの長さ、バレルの側板1枚当りの突起部の数および突起部の高さXを変えたときのメッキ膜の膜厚のばらつきについて評価した。すなわち、実験例4では、バレルの直径、バレルの長さ、バレルの側板1枚当りの突起部の数および突起部の高さXを表5に示すように変えた実施例11〜15としての各メッキ用バレル装置および突起部の高さXが0mmである従来例としての図9に示すメッキ用バレル装を用いて、実験例3と同様にして、チップコンデンサの表面に形成されたメッキ膜の膜厚のばらつきについて評価した。なお、実施例11および12の各メッキ用バレル装置では、突起部が図7に示すメッキ用バレル装置のように配列され、実施例13〜15の各メッキ用バレル装置では、突起部が図16に示すメッキ用バレル装置のように配列されている。
バレルの直径、バレルの長さ、バレルの側板1枚当りの突起部の数および突起部の高さXと実施例11〜15との関係を表5に示し、それらの結果を表6に示す。
Figure 2006322061
Figure 2006322061
表5および表6から、バレルの長さが長くなっても、突起部の数を増やすことで、メッキ膜の膜厚のばらつきが低減する効果が得られ、また、バレルの直径が大きくなっても、突起部を高くすれば、同様の効果があることを確認できた。
なお、上述の各メッキ用バレル装置では、バレルが中空6角柱状に形成されているが、この発明では、バレルはたとえば中空8角柱状や中空円角柱状など他の形状に形成されてもよい。
また、上述の各メッキ用バレル装置では、突起部がバレルの1枚の側板に1列または2列に配列されて設けられているが、この発明では突起部は1枚の側板に3列以上に配列されて設けられてもよい。
この発明にかかるメッキ用バレル装置は、たとえば積層セラミックコンデンサなどの電子部品の表面にメッキ膜を形成する際に用いられる。
この発明にかかるメッキ用バレル装置で形成され得る第1のメッキ膜および第2のメッキ膜を有する積層セラミックコンデンサの一例を示す図解図である。 この発明にかかるメッキ用バレル装置の一例を示す図である。 図2に示すメッキ用バレル装置の突起部の配列を示す平面図である。 図2に示すメッキ用バレル装置の1つの突起部を示す平面図である。 図4の線V−Vにおける断面図である。 図4の線VI−VIにおける断面図である。 この発明にかかるメッキ用バレル装置の他の例を示す図である。 図7に示すメッキ用バレル装置の突起部の配列を示す平面図である。 実験例における従来例のメッキ用バレル装置を示す図解図である。 この発明にかかるメッキ用バレル装置のさらに他の例を示す図である。 図10に示すメッキ用バレル装置の突起部の配列を示す平面図である。 この発明にかかるメッキ用バレル装置のさらに他の例を示す図である。 図12に示すメッキ用バレル装置の突起部の配列を示す平面図である。 実験例3および4における突起部の高さを示す側面図である。 実験例3において突起部の高さが高いメッキ用バレル装置のバレルが回転している状態を示す図解図である。 この発明にかかるメッキ用バレル装置のさらに他の例を示す図である。 図16に示すメッキ用バレル装置の突起部の配列を示す平面図である。
符号の説明
1 積層セラミックコンデンサ
2 セラミック素子
3 セラミック層
4a、4b 内部電極
5a、5b 外部電極
6a、6b 第1のメッキ膜
7a、7b 第2のメッキ膜
10 メッキ用バレル装置
12 バレル
14 側板
16 底板
18 突起部
W ワーク
M 鉄球製メディア

Claims (2)

  1. 中心軸を回転軸として回転するバレルを有するメッキ用バレル装置において、
    前記バレルの内周面に複数の突起部が前記バレルの回転軸に平行する方向において間隔を隔てて設けられていることを特徴とする、メッキ用バレル装置。
  2. 前記複数の突起部は、それぞれ、前記バレルの回転方向における上流側部分より下流側部分が前記バレルの回転軸に平行する方向において広がるように形成されていることを特徴とする、請求項1に記載のメッキ用バレル装置。
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