JP2006321100A - 印刷装置及び印刷方法 - Google Patents

印刷装置及び印刷方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006321100A
JP2006321100A JP2005145777A JP2005145777A JP2006321100A JP 2006321100 A JP2006321100 A JP 2006321100A JP 2005145777 A JP2005145777 A JP 2005145777A JP 2005145777 A JP2005145777 A JP 2005145777A JP 2006321100 A JP2006321100 A JP 2006321100A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
rotary screen
screen plate
scraper
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005145777A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Ono
善宏 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Electronics Corp
Original Assignee
NEC Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Electronics Corp filed Critical NEC Electronics Corp
Priority to JP2005145777A priority Critical patent/JP2006321100A/ja
Publication of JP2006321100A publication Critical patent/JP2006321100A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Screen Printers (AREA)
  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)

Abstract

【課題】 ロータリスクリーン版を用いて印刷の生産性を確保しつつ、インキの経時劣化を抑制するとともに版孔の目詰まりを防止する。
【解決手段】 版孔が設けられた周面部112と両端に形成された閉塞部114とを有する円筒状のロータリスクリーン版110と、ロータリスクリーン版110の内部に設けられインキをロータリスクリーン版110の内面に塗布するスクレッパ120と、ロータリスクリーン版110の内部に設けられスクレッパ120により塗布されたインキを、版孔から押し出して被印刷物へ付着させるスキージ130と、を備え、スクレッパ120により塗布されたインキにより版孔がほぼ塞がれるようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、円筒状のロータリスクリーン版を用いて印刷する印刷装置及び印刷方法に関する。
従来から、金属、布、紙等にインキをスクリーン版の開口部から押し出して印刷するスクリーン印刷方式の印刷装置が用いられている。この種の印刷装置として、スクリーン版として円筒状に形成されたロータリスクリーン版を用い、このロータリスクリーン版の内部にスキージを配したものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。この印刷装置及び方法では、ロータリスクリーン版を回転させることにより連続的に印刷を行うことができ、平面状のスクリーン版を用いるものよりも生産性が向上する。
ところで、特許文献1に記載の印刷装置では、平面状のスクリーン版を用いた印刷装置のようにスクリーン版にインキをコートすることができず、インキを安定的に供給することができないという問題点がある。この問題点が解決されるものとして、インキを供給するドクターをロータリスクリーン版の内部に設置したものが提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
特許文献2に記載の印刷装置では、スキージの回転方向前側にドクターが配されている。これにより、ドクターによりロータリスクリーン版の内面にインキを塗布した直後に、スキージによりインキが被印刷物側へ押し出されるようになっている。
特開平6−297682号公報 特開2003−191434号公報
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に記載の印刷装置では、ロータリスクリーン版の内外が連通しているので、ロータリスクリーン版の内部へ外部から新鮮な空気が流入しやすく、溶剤の揮発等によりインキの粘度等が変化するなどして、インキが経時劣化して所期の印刷品質が得られないという課題がある。
また、特許文献2に記載の印刷装置では、スキージにより版孔からインキが押し出されてから、ロータリスクリーン版が約1回転した後に、ドクターによりインキが周面部に供給されることとなる。この間に、版孔に残存していたインキが乾燥して版孔に目詰まりが生じて、被印刷物に印刷を的確に行うことができないという課題もある。
本発明では、版孔が設けられた周面部と、両端に形成された閉塞部とを有する円筒状のロータリスクリーン版と、前記ロータリスクリーン版の内部に設けられ、インキを該ロータリスクリーン版の内面に塗布するスクレッパと、前記ロータリスクリーン版の内部に設けられ、前記スクレッパにより塗布されたインキを、前記版孔から押し出して被印刷物へ付着させるスキージと、を備え、前記スクレッパにより塗布された前記インキにより、前記版孔がほぼ塞がれるように構成されたことを特徴とする印刷装置が提供される。
また、本発明では、版孔が設けられた周面部と、両端に形成された閉塞部と、を有する円筒状のロータリスクリーン版を用いた印刷方法であって、インキを前記ロータリスクリーン版の内面に塗布して、前記ロータリスクリーン版の前記版孔をほぼ塞ぐ塗布工程と、前記塗布工程により前記ロータリスクリーン版に塗布されたインキを、前記版孔から押し出して被印刷物へ付着させる付着工程と、を有することを特徴とする印刷方法が提供される。
本発明によれば、スクレッパにより塗布されたインキにより版孔がほぼ塞がれるため、ロータリスクリーン版の内部がほぼ密閉され、内部の気密が保たれる。これにより、インキの空気との接触機会を減じて、インキの経時劣化を抑制することができる。
また、スキージにより版孔からインキが押し出された直後に、版孔を塞ぐべくスクレッパによりインキが塗布されるので、版孔にはインキが乾燥する間もなく新しいインキが供給されることとなる。これにより、インキが版孔内で乾燥することはなく、乾燥したインキにより版孔の目詰まりが生じることはない。
本発明によれば、インキにより版孔をほぼ塞ぐようにしたので、ロータリスクリーン版内のインキの経時劣化を抑制して、所期の印刷品質を維持することができる。
また、乾燥したインキによる版孔の目詰まりを防止することができ、被印刷物に印刷を的確に行うことができるし、ロータリスクリーン版の清掃等が容易となるなどメンテナンス面についても有利である。
図面を参照しつつ、本発明による印刷装置及び印刷方法の好適な実施形態について詳細に説明する。尚、図面の説明においては、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は本発明の一実施形態を示す印刷装置の正面図であり、図2は図1のA−A断面図である。尚、図2においては、ロータリスクリーン版の内面へ塗布されたインキを省略して図示している。ロータリスクリーン版におけるインキの塗布状態については、図4及び図5の動作説明図を参照されたい。
図1に示すように、この印刷装置100は、版孔(図示せず)が設けられた周面部112と、両端に形成された閉塞部114とを有する円筒状のロータリスクリーン版110を備えている。また、印刷装置100は、ロータリスクリーン版110の内部に設けられたスクレッパ120及びスキージ130を備えている。スクレッパ120はインキ200をロータリスクリーン版110の内面116に塗布し、スキージ130はスクレッパ120により塗布されたインキ200を版孔から押し出して被印刷物300へ付着させる(図2参照)。
本実施形態においては、被印刷物300は半導体基板または回路基板であり、インキ200として導電性ペーストが用いられバンプ電極または回路パターンが形成される。なお、導電性ペーストの主成分として、例えば、Ag、Cu、Au、Ni、半田等を使うことができる。図2に示すように、被印刷物300は、平坦な印刷テーブル400に載置されており、印刷テーブル400とロータリスクリーン版110により挟圧された状態で印刷される。印刷テーブル400は、図示しない駆動機構により略水平方向へ移動する。
ロータリスクリーン版110は、周面部112と各閉塞部114とが互いに回動自在に構成される。本実施形態においては、図1に示すように、ロータリスクリーン版110は、周面部112と閉塞部114の間に介在する軸受118を有する。閉塞部114は装置外部の固定部(図示せず)に取り付けられ、周面部112は図示しない駆動機構の駆動により閉塞部114に対して印刷テーブル400と同期して回転する(図2参照)。
スクレッパ120は、金属製の板状に形成され、図2に示すようにロータリスクリーン版110の周面部112と略直角となるよう配置される。スクレッパ120は、ロータリスクリーン版110の外周面と被印刷物300の当接部分よりも回転方向側に位置する。スクレッパ120にはインキ供給管140からインキ200が供給され、スクレッパ120の周面部112側の先端でインキ200が周面部112の内面116に塗布される。すなわち、図2に示すように、スクレッパ120における周面部112の回転方向と反対側の面にインキ200を供給することにより、スクレッパ120の回転方向と反対側の面にインキ200が溜まり、周面部112が回転すると周面部112に均一に引き延ばすようにインキ200が塗布される。このときに、版孔がインキ200によりほぼ塞がれる
ここで、インキ供給管140は、ロータリスクリーン版110の内部を軸方向に延びる。本実施形態においては、図1に示すように、インキ供給管140は軸中心に配されており、スクレッパ120を支持するブラケット122が固定される。このブラケット122を伝って、インキ200がスクレッパ120に供給される。
また、スキージ130は、樹脂製で板状に形成され、ロータリスクリーン版110の周面部112に対して斜めに配置される。なお、スキージ130は、金属製であってもよい。スキージ130はロータリスクリーン版110に対して接離するよう構成されており、スキージ130を周面部112側へ移動させると印刷可能となり、周面部112と反対側へ移動させると待機状態となる。
本実施形態においては、スキージ130とスクレッパ120は、互いにほぼ平行となっており、スクレッパ120がスキージ130のロータリスクリーン版110の回転方向側に隣接している。スキージ130はロータリスクリーン版110の外周面と被印刷物300の当接部分に位置し、スキージ130の周面部112側の先端でインキ200を版孔を通じて被印刷物300へ押しつける。また、スキージ130は、ブラケット132によりインキ供給管140に支持される。なお、スキージ130とスクレッパ120は互いに平行でなくともよく、必要に応じてスキージ130の被印刷物300に対する角度を自由に変更することができる。
図1に示すように、一方の閉塞部114には、外部からインキ供給管140及びガス導入管150が接続される。インキ供給管140は、一方(図1中左方)の閉塞部114を貫通し、前述のようにロータリスクリーン版110の内部を軸方向へ延びる。また、他方(図1中右側)の閉塞部114には、ロータリスクリーン版110の内部が気体を排出する排出口152が形成される。
図3は印刷装置の概略構成ブロック図である。
図3に示すように、インキ供給管140はインキ供給装置142に接続され、インキ供給装置142の駆動によりロータリスクリーン版110の内部へインキ200が供給される。インキ供給装置142は、制御装置160に接続されており、制御装置160の指令に基づいて動作する。
図3に示すように、ガス導入管150は、ガス供給装置154に接続されており、ガス供給装置154から供給された不活性ガスをロータリスクリーン版110の内部へ導入する。不活性ガスとしては、例えば、アルゴン、窒素等のガスが用いられる。ガス供給装置154は、制御装置160に接続されており、制御装置160の指令に基づいて動作する。
制御装置160はCPU162、ROM164、RAM166等を有し、スクレッパ120に貯留しているインキ200を検出するセンサ170に接続される。CPU162は、ROM164に記憶されたソフトウェアを実行して、インキ供給装置142、ガス供給装置154、駆動装置(図示せず)等を総括的に制御する。
制御装置160は、センサ170により検出されたインキ200の量に基づいてインキ供給装置142を制御する。本実施形態においては、センサ170は、スクレッパ120における所定箇所のインキ200を検出する。インキ200の検出箇所は、印刷に支障をきたさず、版孔を塞ぐのに十分な量が保証された箇所が好ましい。
制御装置160は、センサ170でインキ200が検出されなくなると、インキ供給装置142を駆動してインキ200をロータリスクリーン版110の内部へ供給する。尚、本実施形態においては、制御装置160は、センサ170でインキ200が検出されている間はインキ供給装置142を停止状態のまま維持する。
また、制御装置160は、被印刷物300の印刷を行っている間は、ガス供給装置154をガス流量を一定として定常的に駆動する。
以上のように構成された印刷装置100を用いた印刷方法について図4及び図5を参照して説明する。
この印刷方法は、版孔が設けられた周面部112と両端に形成された閉塞部114とを有する円筒状のロータリスクリーン版110を用いた印刷方法であって、インキ200をロータリスクリーン版110の内面に塗布して、ロータリスクリーン版110の版孔をインキ200によってほぼ塞ぐ塗布工程と、この塗布工程によりロータリスクリーン版110に塗布されたインキ200を、版孔から押し出して被印刷物300へ付着させる付着工程と、を有する。
図4及び図5はロータリスクリーン版の内面へのインキの塗布状態を示す動作説明図である。
印刷を開始してロータリスクリーン版110を回転させつつインキ200をスクレッパ120に供給すると、図4に示すようにスクレッパ120を起点としてロータリスクリーン版110の内面にインキ200が塗布されていく。そして、ロータリスクリーン版110がほぼ1回転すると、図5に示すようにスクレッパ120により塗布されたインキ200により版孔がほぼ塞がれるため、ロータリスクリーン版110の内部がほぼ密閉され、内部の気密が保たれる。
ここで、スクレッパ120とスキージ130が所定の間隔で離隔していることから、インキ200によりロータリスクリーン版110の周面部112の全領域において完全に版孔を塞ぐことは困難であるが、周面部112の80%以上95%以下の領域において版孔をインキ200によって塞ぐことが好ましい。発明者の検討結果によれば、周面部112の80%以上95%以下の領域において版孔をインキ200によって塞ぐことによりほぼ気密を保つことができることがわかっている。従って、この構成により、インキ200の空気との接触機会を減じて、インキ200の経時劣化を抑制することができ、所期の印刷品質を維持することができる。
また、スキージ130により版孔からインキ200が押し出された直後に、版孔を塞ぐべくスクレッパ120によりインキ200が塗布されるので、版孔にはインキ200が乾燥する間もなく新しいインキ200が供給されることとなる。これにより、インキ200が版孔内で乾燥することはなく、乾燥したインキ200により版孔の目詰まりが生じることはない。従って、被印刷物300に印刷を的確に行うことができるし、ロータリスクリーン版110の清掃等が容易となるなどメンテナンス面についても有利である。
さらに、本実施形態の印刷方法は、ロータリスクリーン版110の内部に不活性ガスを導入するガス導入工程を有する。制御装置160が被印刷物300の印刷時にロータリスクリーン版110の内部に不活性ガスを導入するようにしたので、ロータリスクリーン版110の内部におけるインキ200の空気との接触機会をさらに減じることができ、インキ200の劣化のさらなる抑制を図ることができる。
特に、本実施形態においては、制御装置160がロータリスクリーン版110の内部に不活性ガスを定常的に導入し、ロータリスクリーン版110の内部の気体をロータリスクリーン版110の閉塞部114に設けられた排出口152を通じて定常的に排出する。すなわち、周面部112におけるスクレッパ120とスキージ130の間の版孔から空気が内部へ流入することはないし、内部の気体を排出口152から安定的に排出することで、内部の気圧が過度に上昇することもなく、実用に際して極めて有利である。また、本実施形態において、揮発性の比較的高い溶剤を用いたペーストをインクとして使用する場合には、流入流量及び排出流量を比較的小さくしてロータリスクリーン版110の内部の揮発ガス濃度を外気より高く保つことにより、ペースト中の溶剤の揮発すなわちペーストの劣化を抑えることができる。
さらに、本実施形態の印刷方法は、スクレッパ120のインキ200の量を検出するインキ量検出工程と、インキ量検出工程により検出されたインキ200の量に基づいて、インキ200をロータリスクリーン版110の内部に供給するインキ供給工程と、を有する。本実施形態においては、印刷に支障をきたさず、版孔を塞ぐのに十分な量のインキ200が存在するか否かがセンサ170により検出され、この量のインキ200の有無に基づいてインキ200の供給量が調整される。
これにより、スクレッパ120に貯留するインキ200の量が少なくなって、版孔の閉塞状態が不十分になってロータリスクリーン版110の気密が保たれなくなったり、被印刷物300の印刷状態が悪化することはない。また、過度にインキ200がスクレッパ120側へ供給されることはなく、必要最小限のインキ200をスクレッパ120に貯留することで、さらなるインキ200の劣化防止を図ることができる。また、各部の故障、破損等によりインキ200がスクレッパ120側に供給されない場合は、不具合を速やかに検知することができる。
また、半導体基板の回路パターンの形成にこの印刷装置100を用いることにより、複雑なリソグラフィ工程が不要となって回路パターンの形成を比較的簡単に行うことができ、製造コストの低減を図ることができる。また、ロータリスクリーン印刷は基板にインキの厚さを一定に付着させる点で有利であるから、膜圧の均一さが要求される半導体基板の各種膜の形成に好適である。
尚、前記実施形態においては、半導体基板または回路基板に導電性ペーストを用いて回路パターンを印刷するものを示したが、例えば、半導体基板または回路基板にソルダーレジスト層を所定のパターンで印刷するものであってもよいし、金属板に点字パターンを印刷するものであってもよい。さらに、被印刷物として布、紙等を用い、これらの表面にインキとして塗料を塗布するものであってもよく、要はロータリスクリーン版を用いた印刷装置及び印刷方法であれば本発明を適用可能である。
また、前記実施形態においては、スクレッパ120として板状のものを示したが、例えば棒状に形成されたものを用いて塗布するようにしてもよい。
また、前記実施形態においては、スクレッパ120の所定箇所のインキ200の有無を検出するものを示したが、例えば、インキ200の量を段階的に検出したりするものであったり、インキ200の量そのものを検出するものであってもよい。
さらに、前記実施形態においては、不活性ガスをロータリスクリーン版110の内部へ定常的に導入するものを示したが、所定時間おきに導入するようにしてもよいし、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
本発明の一実施形態を示す印刷装置の正面図である。 図1のA−A断面図である。 本発明の印刷装置の概略構成ブロック図である。 ロータリスクリーン版の内面へのインキの塗布状態を示す動作説明図である。 ロータリスクリーン版の内面へのインキの塗布状態を示す動作説明図である。
符号の説明
100 印刷装置
110 ロータリスクリーン版
112 周面部
114 閉塞部
116 内面
118 軸受
120 スクレッパ
122 ブラケット
130 スキージ
132 ブラケット
140 インキ供給管
142 インキ供給装置
150 ガス導入管
152 排出口
154 ガス供給装置
160 制御装置
170 センサ
200 インキ
300 被印刷物
400 印刷テーブル

Claims (13)

  1. 版孔が設けられた周面部と、両端に形成された閉塞部とを有する円筒状のロータリスクリーン版と、
    前記ロータリスクリーン版の内部に設けられ、インキを該ロータリスクリーン版の内面に塗布するスクレッパと、
    前記ロータリスクリーン版の内部に設けられ、前記スクレッパにより塗布されたインキを、前記版孔から押し出して被印刷物へ付着させるスキージと、
    を備え、
    前記スクレッパにより塗布された前記インキにより、前記版孔がほぼ塞がれるように構成されたことを特徴とする印刷装置。
  2. 前記スクレッパにより塗布された前記インキにより、前記ロータリスクリーン版の前記周面の80%以上95%以下の領域において、前記版孔が塞がれることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記スクレッパは、前記スキージの前記ロータリスクリーン版の回転方向側に隣接して設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の印刷装置。
  4. 前記ロータリスクリーン版に接続され、該ロータリスクリーン版の内部へ不活性ガスを導入するガス導入管をさらに有することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の印刷装置。
  5. 前記ロータリスクリーン版の前記閉塞部に、内部の気体を排出する排出口が設けられていることを特徴とする請求項4に記載の印刷装置。
  6. 前記スクレッパに前記インキを供給する供給部と、
    前記スクレッパ近傍における前記インキの量を検出するセンサと、
    をさらに備え、
    前記供給部は、前記センサにより検出された前記インキの量に基づいて前記インキを供給することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の印刷装置。
  7. 前記インキが導電性ペーストであり、前記被印刷物が半導体基板または回路基板であることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の印刷装置。
  8. 版孔が設けられた周面部と、両端に形成された閉塞部と、を有する円筒状のロータリスクリーン版を用いた印刷方法であって、
    インキを前記ロータリスクリーン版の内面に塗布して、前記ロータリスクリーン版の前記版孔を前記インキによってほぼ塞ぐ塗布工程と、
    前記塗布工程により前記ロータリスクリーン版に塗布された前記インキを、前記版孔から押し出して被印刷物へ付着させる付着工程と、
    を有することを特徴とする印刷方法。
  9. 前記塗布工程は、前記ロータリスクリーン版の前記周面部の80%以上95%以下の領域において前記版孔を前記インキによって塞ぐ工程であることを特徴とする請求項8に記載の印刷方法。
  10. 前記ロータリスクリーン版の内部に不活性ガスを導入するガス導入工程をさらに有することを特徴とする請求項8または9に記載の印刷方法。
  11. 前記ガス導入工程は、前記ロータリスクリーン版の内部に不活性ガスを定常的に導入して前記ロータリスクリーン版の内部の気体を前記ロータリスクリーン版の前記閉塞部に設けられた排出口を通じて定常的に排出する工程であることを特徴とする請求項10に記載の印刷方法。
  12. 前記塗布工程にて、スクレッパにより前記インキを前記ロータリスクリーン版の内面に塗布することを特徴とする請求項8から11のいずれか一項に記載の印刷方法。
  13. 前記スクレッパ近傍の前記インキの量を検出するインキ量検出工程と、
    前記インキ量検出工程により検出された前記インキの量に基づいて、前記インキを前記ロータリスクリーン版の内部に供給するインキ供給工程と、
    をさらに有することを特徴とする請求項12に記載の印刷方法。
JP2005145777A 2005-05-18 2005-05-18 印刷装置及び印刷方法 Pending JP2006321100A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005145777A JP2006321100A (ja) 2005-05-18 2005-05-18 印刷装置及び印刷方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005145777A JP2006321100A (ja) 2005-05-18 2005-05-18 印刷装置及び印刷方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006321100A true JP2006321100A (ja) 2006-11-30

Family

ID=37541122

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005145777A Pending JP2006321100A (ja) 2005-05-18 2005-05-18 印刷装置及び印刷方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006321100A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108556463A (zh) * 2018-05-13 2018-09-21 吴长海 一种丝网印刷机

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108556463A (zh) * 2018-05-13 2018-09-21 吴长海 一种丝网印刷机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009242064A (ja) 搬送体及び画像形成装置
JP2007001201A (ja) 非粘着構造、被覆シート、印刷装置用部材、非粘着構造の形成方法及び再生方法
JP2006321100A (ja) 印刷装置及び印刷方法
KR101688925B1 (ko) 로터리 스크린프린터 및 이를 이용한 스크린프린팅
WO2019119540A1 (zh) 一种喷墨涂胶设备的吐墨收集装置及其控制方法
JP2009000875A (ja) 印刷装置および印刷方法
JP2007069382A (ja) 印刷装置
JP2007069125A (ja) 塗布装置及び塗布方法
JP2000280454A (ja) スクリーン印刷装置
JP6114486B1 (ja) 印刷装置とその印刷方法
JPH0929929A (ja) グラビア版面乾燥防止方法及び乾燥防止装置
JP4198972B2 (ja) 紗貼り版を用いたスクリーン印刷方法
JP3351421B2 (ja) 塗布装置及び印刷装置並びに塗布方法及び印刷方法
JP2001029864A (ja) 塗布装置及び方法並びに印刷装置及び方法
JP2001038270A (ja) 塗布装置及び方法並びに印刷装置及び方法
JP2001062987A (ja) 液体侵入防止リング付き中空シリンダ回転支持装置
JP2012201087A (ja) 凸版印刷装置および印刷物の製造方法
JP2008155073A (ja) 塗工装置
JP2012171334A (ja) ロール上の塗膜の乾燥装置および乾燥方法
JP2007196098A (ja) 多層塗布方法
JPH05318697A (ja) 印刷装置
JP2005169912A (ja) グラビア印刷方法およびグラビア印刷機
JP2012035228A (ja) カーテン塗工装置
JPH03240540A (ja) スクリーン印刷機
JP2009214302A (ja) 凸版印刷装置