JP2006319703A - 携帯電話機 - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯電話の使用時における脳への電磁波の照射量を軽減し、使用者の健康に対する不安を払拭することができる携帯電話機を開発する。
【解決手段】携帯電話機1は、携帯時には二つのケース部2,3が折り畳まれるが、使用時にはケース部2,3を開く。ケース部2,3の内面に操作面が設けられている。携帯電話機1では、使用時に耳に当てる側の面に金属層12が積層されている(網かけ部分が金属層12を有する部位)。携帯電話機1からは公知のそれと同様に電波が送信されるが、頭部に当接する側に金属層12があり、頭部に照射される電磁波が軽減されるので、携帯電話機1,50,51を使用しても健康を害する懸念は無い。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯電話機に関するものである。
通信手段の一つとして携帯電話(特許文献1)が普及している。携帯電話は、携帯電話機によって音声等を電波に変換して基地局に送信し、当該基地局から交換機等を経由して相手先の基地局と繋がり、さらに相手先の基地局から相手先の携帯電話機に電波が送信されて通話を行うものである。従って通話の際には、携帯電話機からは電波が発信されている。
特開2005−27349号公報
携帯電話は、前記した様に電波を発するものであり、且つ直接頭部に押し当てて使用するものであるから、電磁波による脳障害が懸念される。即ち電磁波によって脳が発熱するのではないかという不安や、電磁波の影響によって癌が生じるのではないかという不安がある。
これに対する研究者の報告によると、携帯電話使用時における脳の発熱は無視できる範囲であり、発熱による健康被害は起こらないとされている。
また電磁波による発癌性については、1996年5月にWHOが発足させた電磁波の健康や環境への影響を評価する「国際電磁界プロジェクト」の研究があり、当該研究によると携帯電話による発癌性は否定されている。
このような研究結果から、現在のところ、携帯電話による健康被害は無いとされている。
しかしながら、携帯電話は開発されて間もない商品である。そのため長期使用における障害の有無については、データが無いのが実情であり、長期間の使用による健康被害が無いと断定できる証拠は無い。
そこで本発明は、携帯電話の使用時における脳への電磁波の照射量を軽減し、使用者の健康に対する不安を払拭することができる携帯電話機を開発することを課題とするものである。
そして上記した課題を解決するための請求項1に記載の発明は、音を拾うマイク部と、耳に当てるレシーバ部が一体化された携帯電話機において、少なくとも耳に当てる側の面に金属層が設けられていることを特徴とする携帯電話機である。
本発明の携帯電話機は、耳に当てる側の面に金属層が設けられているので、当該金属層によって電磁波が軽減される。そのため長期間に渡って携帯電話を使用しても電磁波による健康被害の懸念は無い。
金属層は、携帯電話機の筐体表面に金属箔が貼り付けることによって形成することができる(請求項2)。
また金属層は、携帯電話機の筐体表面に金属が溶射されたものであってもよい(請求項3)。
さらに金属層は、携帯電話機の筐体表面に金属が蒸着されたものであってもよい(請求項4)。
金属層は、アルミニウム層であることが望ましい(請求項5)。
金属層の厚さは、8μm以上であることが望ましい(請求項6)。
また金属層は多層に設けられていることが推奨される(請求項7)。
また本発明に採用される携帯電話は、折り畳み構造であり、携帯時はレシーバー部が内側に折り込まれることが望ましい(請求項8)。
携帯電話は、一般的に表示画面を持つが、表示画面を除く筐体表面の全域に金属層が設けられていてもよい(請求項9)。
またアンテナ部が露出した携帯電話機においては、アンテナ部の一部又は前部に金属層が設けられていないことが望ましい(請求項10)。
本発明の携帯電話機は、耳に当てる側の面に金属層が設けられているので、当該金属層によって電磁波が軽減され、長期間に渡って携帯電話を使用しても電磁波による健康被害の懸念は無い。
以下さらに本発明の実施形態について説明する。
図1は、従来技術の携帯電話機(a)と、本発明の携帯電話機(b)の使用状態における斜視図である。図2は、従来技術及び本発明の携帯電話機の携帯時における形状を示す斜視図である。
図1において、(a)示す携帯電話機100は、従来技術の携帯電話機であり、同(b)示す携帯電話機1は、本発明の実施形態の携帯電話機である。
両者の携帯電話としての基本機能および構造は、同一であり、本体が二つ折れの折り畳み構造である。即ち携帯電話機1,100は、いずれも二つのケース部2,3を有し、両者は図示しないヒンジによって結合されている。
携帯電話1,100は、携帯時には図2の様に二つのケース部2,3が折り畳まれているが、使用時には図1の様にケース部2,3を開く。そして公知のそれと同様にケース部2,3の内面に操作面が設けられている。
即ち二つのケースの内、上部側に図示されたケース部2は、内側の中央にディスプレイ(表示画面)5があり、内面の上端部にレシーバ部6がある。レシーバ部6は、小型のスピーカが内蔵された部位であり、音声が発せられる。
一方、下部側に図示されたケース部3の内側には、公知のそれと同様に多数の操作スイッチ10とマイク11が設けられている。操作スイッチ10及びマイク11は公知であるから詳細な説明を省略する。
そして本発明の携帯電話機1では、使用時に耳に当てる側の面に金属層12が積層されている(網かけ部分が金属層12を有する部位)。言い換えれば二つのケース部2,3のそれぞれの内側の表面に、金属層12が設けられている。ただし、ディスプレイ5や操作スイッチ10の部分の様に、技術的に金属層を積層させることが困難である箇所には、金属層は無い。
金属層12は、鉄、ニッケル、アルミニウム等の薄膜層であり、その厚さは、8μm以上である。より望ましい厚さは、18μm以上である。また、金属層12は、2以上の層が積層されていることが望ましい。例えば、中間部に樹脂層を挟んで8μm以上の金属層が2層〜3層、積層されたものであることが推奨される。
金属層は、ケース部2の筐体表面に、図3に示すようなシート20を接着剤で貼り付けることによって設けることができる。
図3は、金属層を積層するために貼り付けられるシートの断面図である。図4は、金属層を積層するために貼り付けられるシートの素材の断面図である。図5は、積層シートの予備加工の手順を示す説明図である。
携帯電話機1の表面に貼着するシート20は、例えば図3(a)の様に中間部にアルミニウム箔等の金属層21を有し、その上面に保護層たる樹脂層22を備え、金属層21の下面側には接着剤層23が積層されたものである。
またより好ましいシート26は、例えば図3(b)の様に中間部に2層のアルミニウム層30,31を備え、上下の最外層に保護層たる樹脂層22と、接着剤層23が積層されたものである。シート26では、2層のアルミニウム層30,31の間に樹脂層32が介在されている。
上記のシート20,26は、表面が無地であっても良いが、柄や絵、写真等がプリントされていてもよい。
次にシートを使用して金属層を積層する場合の好ましい積層方法について説明する。
本実施形態では、シートは図4(a,b)に示すように、前記した図3のシート20,26の接着剤層23に離型紙層33が積層されたシート素材36,37を使用し、これを、図5に示すように予備加工した後に、携帯電話機1のケース部2,3のそれぞれの内側の表面に貼着する。
即ち公知のカッティングマシンに携帯電話機1の形状や、ディスプレイ等の位置や大きさを予め記憶させておき、図5(a)の様な未加工のシート素材35,36をカッティングマシンにかけ、同(b)の様に携帯電話機1の形状やスイッチの配置に応じてシート素材35,36に切り目を入れる。なおカッティングマシンに代わって、シール印刷機を使用し、切り目の形成と模様の印刷を同時に行ってもよい。ここでシール印刷機とは、プリンタ機能と、カッティングマシンの機能を併せ持った装置であり、シート素材35,36に所望の印刷を行うと同時に所望の形状にシートを切り抜くことができる。
そして図5(c)の様に、シート素材35,36から、切り抜かれた部分を取り出す。その後、裏面側の離型紙層33をはぎ取って接着剤層23を露出させ、ケース部2,3の筐体表面に、貼着する。
また他の方策として、図6に示す様に、ケース部2,3の筐体表面に、アルミニウム層を蒸着したり、溶射することによって金属層38を設けてもよい。
即ち図6は、本発明の他の実施形態の携帯電話の表面構造を示す断面図である。
以上説明した実施形態では、折り畳み構造の携帯電話の耳に当てる側(内側)のみに金属層を設けた構成を例示した。この構成は、携帯時に金属層が内側に隠れるので、金属層が目立ちにくく、見栄えが良い点で奨励される構成である。しかしながら本発明は、この構成に限定されるものではなく、例えば図7に示す携帯電話機50の様に、全面に金属層を設けてもよい。図7に示す携帯電話機50では、ディスプレイ(表示画面)5を除く全ての領域に金属層が設けられている。図7に示す携帯電話機50では、レシーバ部6、操作スイッチ10、及びマイク11の部位についても金属層がある。
また図8に示す携帯電話機51の様にアンテナ52が露出した構造のものでは、アンテナ52を除く全ての表面に金属層を形成させてもよい。図8に示す携帯電話機51では、ディスプレイ(表示画面)5とアンテナ52を除く全てのに金属層が設けられている。図8に示す携帯電話機51では、レシーバ部6、操作スイッチ10、及びマイク11の部位についても金属層がある。
即ち図7,図8は、本発明のもう一つの実施形態を示す携帯電話機の斜視図である。
以上説明した各実施形態の携帯電話機1,50,51は、公知の携帯電話と同様の方法によって使用される。携帯電話機1,50,51からは公知のそれと同様に電波が送信されるが、上記した各実施形態の携帯電話機1,50,51では、頭部に当接する側に金属層があり、頭部に照射される電磁波が軽減される。そのため長期間に渡って携帯電話機1,50,51を使用しても健康を害する懸念は無い。
従来技術の携帯電話機(a)と、本発明の携帯電話機(b)の使用状態における斜視図である。 従来技術及び本発明の携帯電話機の携帯時における形状を示す斜視図である。 金属層を積層するために貼り付けられるシートの断面図である。 金属層を積層するために貼り付けられるシートの素材の断面図である。 積層シートの予備加工の手順を示す説明図である。 本発明の他の実施形態の携帯電話の表面構造を示す断面図である。 本発明のもう一つの実施形態を示す携帯電話機の斜視図である。 本発明のさらにもう一つの実施形態を示す携帯電話機の斜視図である。
符号の説明
1,50,51 携帯電話機
2,3 ケース部
5 ディスプレイ(表示画面)
10 操作スイッチ
11 マイク
12 金属層
20,26 シート
21 金属層
22 樹脂層
23 接着剤層
36,37 シート素材
52 アンテナ

Claims (10)

  1. 音を拾うマイク部と、耳に当てるレシーバ部が一体化された携帯電話機において、少なくとも耳に当てる側の面に金属層が設けられていることを特徴とする携帯電話機。
  2. 金属層は、携帯電話機の筐体表面に金属箔が貼り付けられたものであることを特徴とする請求項1に記載の携帯電話機。
  3. 金属層は、携帯電話機の筐体表面に金属が溶射されたものであることを特徴とする請求項1に記載の携帯電話機。
  4. 金属層は、携帯電話機の筐体表面に金属が蒸着されたものであることを特徴とする請求項1に記載の携帯電話機。
  5. 金属層は、アルミニウム層であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の携帯電話機。
  6. 金属層の厚さは、8μm以上であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の携帯電話機。
  7. 金属層は多層に設けられていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の携帯電話機。
  8. 携帯電話機は、折り畳み構造であり、携帯時はレシーバー部が内側に折り込まれることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の携帯電話機。
  9. 携帯電話機は表示画面を有し、表示画面を除く筐体表面の全域に金属層が設けられていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の携帯電話機。
  10. 携帯電話機は筐体表面からアンテナ部が露出し、アンテナ部の一部又は前部には金属層が設けられていることを特徴とする請求項9に記載の携帯電話機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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AT505941B1 (de) * 2007-12-03 2009-05-15 Franz Bergmueller Strahlenschutzeinrichtung für mobiltelefone

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