JP2006317990A - プログラマブル・ロジック・コントローラ及び通信システム - Google Patents

プログラマブル・ロジック・コントローラ及び通信システム Download PDF

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Abstract

【課題】専用ドライバへの移行を情報端末装置側から指示することができるPLC及び通信システムを提供することを目的とする。
【解決手段】通信ケーブルを介してパーソナルコンピュータがCPUユニット3に電気的に接続されることに基づいて、汎用通信部14aからパーソナルコンピュータへ汎用通信用IDを送信して接続を確立させることにより、外部メモリ12に対するパーソナルコンピュータからのアクセスを許容する。その後、パーソナルコンピュータによる接続切替スイッチ12hへのアクセスに基づいて接続解除手順を実行した後、専用通信部14bからパーソナルコンピュータへ専用通信用IDを送信して接続を確立させることにより、内部メモリ11及び外部メモリ12に対するパーソナルコンピュータからのアクセスを許容する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、PLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)及び通信システムに係り、更に詳しくは、通信ケーブルを介して情報端末装置をPLCに接続する方法の改良に関する。
工場等に設置される各種制御装置を統括的に制御するためのPLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)が知られている(例えば、特許文献1参照)。PLCは、CPUが内蔵されたCPUユニットを備え、このCPUユニットに対して拡張ユニットが着脱可能に構成されている。ユーザは、各種制御装置の機能ごとに拡張ユニットを用意してCPUユニットに取り付けるとともに、拡張ユニットに対応する制御装置を接続することにより、拡張ユニットを介して各制御装置をCPUユニットに接続する。
拡張ユニットを介してCPUユニットに接続される制御装置には、センサなどの入力装置や、アクチュエータなどの出力装置が含まれる。CPUユニットに内蔵されたCPUは、入力装置から拡張ユニットを介して入力される入力信号に基づいてプログラムを実行することにより、所定の出力装置の動作を拡張ユニットを介して制御する。
CPUユニットの内部メモリには、ラダープログラムが格納されるとともに、仮想デバイスが割り当てられ、仮想デバイスが割り当てられたアドレス位置には、当該仮想デバイスの現在値(デバイス値)が保持されている。例えば、仮想デバイスがリレー回路であれば、当該リレー回路のオン/オフ状態を示す1ビットのデータが、その現在値として保持されている。また、仮想デバイスが入力回路又は出力回路であれば、入力信号又は出力信号の値が仮想デバイスの現在値として保持されている。ラダープログラムは、ユーザが作成したPLCを制御するためのユーザプログラムであり、CPUは、このラダープログラムに基づいて動作し、その動作結果として仮想デバイスの現在値を更新している。
また、CPUユニットは、着脱可能な外部メモリとして、SD(Secure Digital)カード、CF(Compact Flash)カード、MMC(MultiMedia Card)など(いずれも商標又は登録商標)を備えている。この外部メモリには、内部メモリ上の各デバイス値の履歴を表すロギング結果や、PLC内で生じたエラー情報の履歴を表すアラーム履歴、各仮想デバイスに対応付けてユーザが付与するデバイスコメント、各仮想デバイスの機能を表すラベルなどが記憶されている。
CPUユニット内に保持されているデータの閲覧及び編集は、パーソナルコンピュータなどの情報端末装置を用いて行われる。ラダープログラムは、情報端末装置を用いてラダー図として作成され、情報端末装置内でニモニックコードに変換された後、CPUユニットの内部メモリに書き込まれる。また、情報端末装置は、CPUユニット内のラダープログラムを読み出すこともできる。さらに、内部メモリに保持されているデバイス値や、外部メモリに保持されているロギング結果、アラーム履歴などの閲覧編集も情報端末装置を用いて行われる。
例えば、当該外部メモリをCPUユニットから取り出して情報端末装置に接続すれば、CPUユニット内のデータを閲覧編集することができる。また、LAN(Local Area Network)を介してCPUユニット及び情報端末装置を接続し、あるいは、通信ケーブルを介して情報端末装置のシリアルポート又はUSB(Universal Serial Bus)ポートにCPUユニットを接続すれば、CPUユニット内のデータを情報端末装置から閲覧編集することができる。
しかしながら、CPUユニットから外部メモリを取り出し、この外部メモリを情報端末装置に接続して閲覧編集する場合であれば、内部メモリ内のデータを閲覧編集することはできないという問題があった。また、CPUユニット内のデータをLAN経由で閲覧編集するためには、PLCがFTP(File Transfer Protocol)サーバとしての機能を備えるとともに、PLC及び情報端末装置に対し、所定のIP(Internet Protocol)アドレスを予め設定しておかなければならないという問題があった。
また、情報端末装置のシリアルポート又はUSBポートを介して、CPUユニット内のデータを閲覧編集するためには、専用の通信プログラムが必要となる。このため、専用の通信プログラムが予めインストールされていない情報端末装置では、CPUユニット内のデータを閲覧編集することができないという問題があった。
一般に、2つの機器がUSBケーブルで接続された場合、一方の機器が、他方の機器と接続されたことを検出し、当該他方の機器へ識別情報を送信する。このとき、上記一方の機器とUSB通信を行うための通信プログラムが、上記他方の機器内に予めインストールされていれば、受信した識別情報に対応づけられた通信プログラムが他方の機器内で選択されてUSB通信が可能な状態となり、いわゆるプラグ・アンド・プレイが実現される。なお、このような通信プログラムは、一般にドライバと呼ばれ、識別情報を受信した機器のOS(Operating System)が、相手方からの識別情報に基づいてドライバを選択し、起動させる。一方、情報端末装置は、受信した識別情報に対応づけられたUSBドライバがインストールされていない場合、識別情報に基づいて接続された機器の種別を判断し、当該種別の機器のための汎用ドライバがインストールされていれば、当該汎用ドライバを選択する。
例えば、PLCからの識別情報に基づいて、ストレージ装置のための汎用ドライバを情報端末装置に選択させた場合、USBケーブルを介して、PLCの外部メモリ内のデータを閲覧編集することが可能になる。しかしながら、PLCによるラダープログラムの実行中に、このような汎用ドライバを用いて、内部メモリ内のデータを閲覧編集した場合、PLCが予期しない動作を行うおそれがある。このため、汎用ドライバが用いられている場合には、外部メモリ内のデータしか閲覧編集することはできない。従って、内部メモリ及び外部メモリのデータを閲覧編集するためには、PLC用の専用ドライバが情報端末装置内にインストールされている必要があった。
また、USBケーブルを介してPLCを接続することにより、USBドライバが起動されてUSB通信を開始した情報端末装置は、その後に新たなUSBドライバがインストールされたとしても、既存のUSBドライバを用いてPLCとの間で既に確立されているUSB通信を、新たなUSBドライバを用いたUSB通信へ移行させることができない。従って、このような状況下でUSBドライバの変更を行おうとすれば、USBケーブルを用いたPLC及び情報端末装置の接続を一旦切断するか、あるいは、情報端末装置を再起動しなければならないという問題があった。
特開2005−85076号公報
上述した通り、従来のPLCを情報端末装置のシリアルポートやUSBポートに接続する場合、当該情報処理装置に専用ドライバを予めインストールしておかなければ、PLCに接続した情報端末装置から、PLC内のデータを閲覧編集することができないという問題があった。
また、情報処理装置内にPLCとの通信に利用できる汎用ドライバがインストールされている場合であれば、PLCとの間で最小限の通信を行うことがはできるが、この場合には、PLCに特有の機能に関する通信、特に、PLCの内部メモリに記憶されているデータの閲覧編集を行うことはできないという問題があった。
さらに、汎用ドライバを用いてPLCとの通信が一旦確立された情報端末装置は、その後に専用ドライバがインストールされたとしても、情報端末装置の再起動などを行わなければ、専用ドライバを用いた通信に移行することができないという問題があった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、情報端末装置との間で、第1識別情報により選択される通信プログラムを用いた通信を確立させた後、必要に応じて、第2の識別情報により選択される通信プログラムを用いた通信へ移行可能なプログラマブル・ロジック・コントローラ及び通信システムを提供することを目的とする。また、本発明は、情報端末装置を再起動させることなく、異なる通信プログラムへの移行を情報端末装置側から指示することができるプログラマブル・ロジック・コントローラ及び通信システムを提供することを目的とする。
また、本発明は、PLC専用の通信プログラムが記憶されていない情報端末装置を用いてユーザプログラムを変更することができるプログラマブル・ロジック・コントローラ及び通信システムを提供することを目的とする。
本発明によるプログラマブル・ロジック・コントローラは、通信ケーブルを介して情報端末装置が着脱可能に接続されるプログラマブル・ロジック・コントローラにおいて、上記通信ケーブルを介して上記情報端末装置が電気的に接続されたことを検出する接続検出手段と、上記情報端末装置に互いに異なる通信プログラムを選択させる第1識別情報及び第2識別情報を上記情報端末装置へ送信する接続制御手段と、制御データを記憶する第1記憶手段及び第2記憶手段と、上記第1記憶手段及び上記第2記憶手段に対する上記情報端末装置からのアクセスを制御するデータ管理手段とを備え、上記第1記憶手段には、予め定められた所定のアドレスに接続切替スイッチが割り当てられ、上記接続制御手段は、上記接続検出手段による検出結果に基づいて、上記情報端末装置へ上記第1識別情報を送信し、上記情報端末装置による上記接続切替スイッチへのアクセスに基づいて、上記情報端末装置との接続解除手順を実行した後に上記情報端末装置へ上記第2識別情報を送信し、上記データ管理手段は、上記第1識別情報によって上記情報端末装置との接続が確立された場合に、上記第1記憶手段に対する上記情報端末装置からのアクセスを許可し、上記第2識別情報によって上記情報端末装置との接続が確立された場合に、上記第1記憶手段及び上記第2記憶手段に対する上記情報端末装置からのアクセスを許可するように構成される。
この様な構成によれば、通信ケーブルを介して情報端末装置が電気的に接続されることに基づいて、情報端末装置へ第1識別情報が送信され、情報端末装置との接続が確立されると、第1記憶手段に対する情報端末装置からのアクセスが許容される。その後、情報端末装置による接続切替スイッチへのアクセスに基づいて、情報端末装置との接続解除手順が実行された後、情報端末装置へ第2識別情報が送信され、情報端末装置との接続が確立される。
したがって、第1識別情報によって選択される通信プログラムを備えた情報端末装置がPLCに接続された場合には、情報端末装置からPLCの第1記憶手段にアクセスすることができる。更に、この情報端末装置が第2識別情報によって選択される通信プログラムも備えている場合には、情報端末装置から第1記憶手段に割り当てられた接続切替スイッチにアクセスすることにより、PLCが接続解除手順を実行し、第2識別情報を情報端末装置へ送信する。このため、第1識別情報によって選択される通信プログラムとして汎用ドライバを使用し、第2識別情報によって選択される通信プログラムとして専用ドライバを使用した場合には、情報端末装置は、PLCとの接続直後は、汎用ドライバによる最小限の通信を確保しつつ、専用ドライバを利用可能な場合には、その後に専用ドライバによる通信へ移行して、PLCに特有の機能に関する通信を十分に行うことができる。その際、情報端末装置を再起動する必要がなく、また、専用ドライバへの移行を情報端末装置側から指示することができる。
また、本発明によるプログラマブル・ロジック・コントローラにおいて、上記第1記憶手段には、上記第2識別情報を受信した上記情報端末装置によって選択される通信プログラムが記憶されている。
この様な構成によれば、通信ケーブルを介して情報端末装置が電気的に接続されることに基づいて、情報端末装置へ第1識別情報が送信され、情報端末装置との接続が確立されることにより、第1記憶手段に対する情報端末装置からのアクセスが許容された状態で、第1記憶手段に記憶されている通信プログラムを情報端末装置に読み込むことができる。
したがって、情報端末装置との接続解除手順が実行された後、情報端末装置へ送信された第2識別情報により、第1記憶手段から情報端末装置に読み込んだ通信プログラム、すなわち専用ドライバに対応する通信プログラムを選択させることにより、情報端末装置を再起動させることなく、異なる通信プログラムへの移行を情報端末装置側から指示することができる。
また、本発明によるプログラマブル・ロジック・コントローラにおいて、上記第1記憶手段には、予め定められた所定のアドレスにプログラム書換スイッチが割り当てられ、上記第2記憶手段には、実行中のユーザプログラムが記憶され、上記情報端末装置による上記プログラム書換スイッチへのアクセスに基づいて、上記第2記憶手段に記憶されている実行中のユーザプログラムが、上記第1記憶手段に記憶されているユーザプログラムに書き換えられるように構成される。
この様な構成によれば、情報端末装置により編集したユーザプログラムを第1記憶手段に記憶させた後、情報端末装置からプログラム書換スイッチへアクセスすれば、専用の通信プログラムにより情報端末装置との接続を確立することなく、第2記憶手段に記憶されている実行中のユーザプログラムを、第1記憶手段に記憶されている編集したユーザプログラムに書き換えることができる。したがって、PLC専用の通信プログラムが記憶されていない情報端末装置を用いてユーザプログラムを変更することができる。
また、本発明による通信システムは、情報端末装置と、通信ケーブルを介して上記情報端末装置が着脱可能に接続されるプログラマブル・ロジック・コントローラとを備えた通信システムにおいて、上記プログラマブル・ロジック・コントローラが、上記通信ケーブルを介して上記情報端末装置が電気的に接続されたことを検出する接続検出手段と、第1識別情報及び第2識別情報を上記情報端末装置へ送信する接続制御手段と、制御データを記憶する第1記憶手段及び第2記憶手段と、上記第1記憶手段及び上記第2記憶手段に対する上記情報端末装置からのアクセスを制御するデータ管理手段とを備え、上記情報端末装置が、互いに異なる通信プログラムを記憶する通信プログラム記憶手段と、上記接続制御手段により送信された上記第1識別情報又は上記第2識別情報に基づいて、上記通信プログラム記憶手段に記憶されている互いに異なる通信プログラムを選択する通信プログラム選択手段とを備え、上記第1記憶手段には、予め定められた所定のアドレスに接続切替スイッチが割り当てられ、上記接続制御手段は、上記接続検出手段による検出結果に基づいて、上記情報端末装置へ上記第1識別情報を送信し、上記情報端末装置による上記接続切替スイッチへのアクセスに基づいて、上記情報端末装置との接続解除手順を実行した後に上記情報端末装置へ上記第2識別情報を送信し、上記データ管理手段は、上記第1識別情報によって上記情報端末装置との接続が確立された場合に、上記第1記憶手段に対する上記情報端末装置からのアクセスを許可し、上記第2識別情報によって上記情報端末装置との接続が確立された場合に、上記第1記憶手段及び上記第2記憶手段に対する上記情報端末装置からのアクセスを許可するように構成される。
この様な構成によれば、通信ケーブルを介して情報端末装置が電気的に接続されることに基づいて、情報端末装置へ第1識別情報が送信され、情報端末装置との接続が確立されると、第1記憶手段に対する情報端末装置からのアクセスが許容される。その後、情報端末装置による接続切替スイッチへのアクセスに基づいて、情報端末装置との接続解除手順が実行された後、情報端末装置へ第2識別情報が送信され、情報端末装置との接続が確立される。
したがって、第1識別情報によって選択される通信プログラムを備えた情報端末装置がPLCに接続された場合には、情報端末装置からPLCの第1記憶手段にアクセスすることができる。更に、この情報端末装置が第2識別情報によって選択される通信プログラムも備えている場合には、情報端末装置から第1記憶手段に割り当てられた接続切替スイッチにアクセスすることにより、PLCが接続解除手順を実行し、第2識別情報を情報端末装置へ送信する。このため、第1識別情報によって選択される通信プログラムとして汎用ドライバを使用し、第2識別情報によって選択される通信プログラムとして専用ドライバを使用した場合には、情報端末装置は、PLCとの接続直後は、汎用ドライバによる最小限の通信を確保しつつ、専用ドライバを利用可能な場合には、その後に専用ドライバによる通信へ移行して、PLCに特有の機能に関する通信を十分に行うことができる。その際、情報端末装置を再起動する必要がなく、また、専用ドライバへの移行を情報端末装置側から指示することができる。
本発明によれば、情報端末装置との間で、第1識別情報により選択される通信プログラムを用いた通信を確立させた後、必要に応じて、第2の識別情報により選択される通信プログラムを用いた通信へ移行可能であり、その際、異なる通信プログラムへの移行を情報端末装置側から指示することができるプログラマブル・ロジック・コントローラ及び通信システムを提供することができる。
また、本発明によれば、PLC専用の通信プログラムにより情報端末装置との接続を確立することなく、第2記憶手段に記憶されている実行中のユーザプログラムを、第1記憶手段に記憶されている編集したユーザプログラムに書き換えることにより、専用の通信プログラムが記憶されていない情報端末装置を用いてユーザプログラムを変更することができるプログラマブル・ロジック・コントローラ及び通信システムを提供することができる。
図1は、本発明の実施の形態による通信システムの一構成例を示す概念図である。
図1に示すように、この通信システムは、パーソナルコンピュータ1と、工場等に設置される各種制御装置を統括的に制御するためのPLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)2とを備えている。
PLC2は、CPUが内蔵されたCPUユニット3を備え、このCPUユニット3に対して1つないし複数の拡張ユニット4が着脱可能に構成されている。
CPUユニット3には、表示部5及び操作部6が備えられている。表示部5には、CPUユニット3に取り付けられている各拡張ユニット4の動作状況などを表示することができ、表示部5の表示内容は、操作部6を操作することにより切り替えることができる。
拡張ユニット4は、PLC2の機能を拡張するために機能ごとに用意され、CPUユニット3に対して側方から取り付けられる。1つ目の拡張ユニット4は、CPUユニット3に対して側方から直接取り付けられる。2つ目以降の拡張ユニット4は、既に取り付けられている拡張ユニット4に対して、側方から直列的に順次取り付けられる。このようにして、CPUユニット3と複数の拡張ユニット4が直列的に取り付けられると、各拡張ユニット4内に備えられた配線を介して、各拡張ユニット4がCPUユニット3に対して通信可能に接続される。各拡張ユニット4には、その拡張ユニット4の機能に対応する制御装置が接続され、これにより、各制御装置が拡張ユニット4を介してCPUユニット3に接続される。制御装置には、センサなどの入力装置や、アクチュエータなどの出力装置が含まれる。
パーソナルコンピュータ1は、たとえば、携帯可能ないわゆるノートタイプのパーソナルコンピュータであって、表示部7及び操作部8が備えられている。PLC2を制御するためのラダープログラムは、パーソナルコンピュータ1を用いて作成され、その作成されたラダープログラムは、パーソナルコンピュータ1内でニモニックコードに変換される。そして、パーソナルコンピュータ1を、USB(Universal Serial Bus)などの通信ケーブル9を介してPLC2のCPUユニット3に接続し、ニモニックコードに変換されたラダープログラムをパーソナルコンピュータ1からCPUユニット3に送ると、そのラダープログラムがCPUユニット3内でマシンコードに変換され、CPUユニット3に備えられたメモリ内に記憶される。
なお、図1では図示していないが、パーソナルコンピュータ1の操作部8には、パーソナルコンピュータ1に接続されたマウスが含まれていてもよい。
また、パーソナルコンピュータ1は、USB以外の他の通信ケーブル9を介して、PLC2のCPUユニット3に対して着脱可能に接続されるような構成であってもよい。
図2は、ラダープログラムの作成時にパーソナルコンピュータ1の表示部7に表示されるラダー図17の一例を示す図である。
図2に示すように、PLC2を制御するためのラダープログラムは、パーソナルコンピュータ1の表示部7にマトリックス状に表示される複数のセル18内に仮想デバイスのシンボル19を適宜配置して、視覚的なリレー回路を表すラダー図17を構築することにより作成される。
ラダー図17には、たとえば、10列×N行(Nは任意の自然数)のセル18が配置されている。そして、各行のセル18内に、図2に示す左側から右側に向かって、時系列的に仮想デバイスのシンボル19を適宜配置することにより、視覚的なリレー回路を作成することができる。作成されるリレー回路は、1行で表される直列的なリレー回路であってもよいし、複数行に並列的に表されたリレー回路を互いに結合することにより作成された、並列的なリレー回路であってもよい。
図2に示すリレー回路は、入力装置からの入力信号に基づいてオン/オフされる3つの仮想デバイス(以下、「入力デバイス」と呼ぶ。)のシンボル19a,19b,19cと、出力装置の動作を制御するためにオン/オフされる仮想デバイス(以下、「出力デバイス」と呼ぶ。)のシンボル19dとが、適宜結合されることにより構成されている。
各入力デバイスのシンボル19a,19b,19cの上方に表示されている文字(「R0001」、「R0002」及び「R0003」)は、その入力デバイスのデバイス名(アドレス名)21を表している。各入力デバイスのシンボル19a,19b,19cの下方に表示されている文字(「フラグ1」、「フラグ2」及び「フラグ3」)は、その入力デバイスに対応付けられたデバイスコメント22を表している。出力デバイスのシンボル19dの上方に表示されている文字(「原点復帰」)は、その出力デバイスの機能を表す文字列からなるラベル23である。
図2に示す例では、デバイス名「R0001」及び「R0002」にそれぞれ対応する2つの入力デバイスのシンボル19a,19bが直列的に結合されることにより、AND回路が構成されている。また、これらの2つの入力デバイスのシンボル19a,19bからなるAND回路に対して、デバイス名「R0003」に対応する入力デバイスのシンボル19cが並列的に結合されることにより、OR回路が構成されている。すなわち、このリレー回路では、2つのシンボル19a,19bに対応する入力デバイスがいずれもオンした場合、又は、シンボル19cに対応する入力デバイスがオンした場合にのみ、シンボル19dに対応する出力デバイスがオンされるようになっている。
図3は、図1の通信システムの電気的構成について説明するためのブロック図である。また、図4は、図1のCPUユニット3の電気的構成を示すブロック図である。
CPUユニット3には、CPU10、表示部5、操作部6、内部メモリ11、外部メモリ12、データ管理部13及び通信部14が備えられている。表示部5、操作部6及び通信部14は、それぞれCPU10に電気的に直接接続されている。内部メモリ11及び外部メモリ12は、データ管理部13を介してCPU10に電気的に接続されている。
内部メモリ11は、たとえばRAMを含むCPUユニット3に備付けのメモリであり、実行中ラダープログラム記憶部11aと、デバイス値記憶部11bとが割り当てられている。
実行中ラダープログラム記憶部11aには、CPU10がPLC2を制御するために実行中のラダープログラムが記憶されている。デバイス値記憶部11bには、仮想デバイスが割り当てられ、仮想デバイスが割り当てられたアドレス位置には、当該仮想デバイスの現在値(デバイス値)が保持されている。例えば、仮想デバイスがリレー回路であれば、当該リレー回路のオン/オフ状態を示す1ビットのデータが、その現在値として保持されている。また、仮想デバイスが入力回路又は出力回路であれば、入力信号又は出力信号の値が仮想デバイスの現在値として保持されている。CPU10は、実行中ラダープログラム記憶部11aに記憶されているラダープログラムに基づいて動作し、その動作結果として、デバイス値記憶部11bに記憶されている仮想デバイスの現在値を更新している。
外部メモリ12は、たとえば、SD(Secure Digital)カード、CF(Compact Flash)カード、MMC(MultiMedia Card)など(いずれも商標又は登録商標)のCPUユニット3に対して着脱可能なメモリにより構成され、受信ラダープログラム記憶部12aと、ロギング結果記憶部12bと、アラーム履歴記憶部12cと、デバイスコメント記憶部12dと、ラベル記憶部12eと、専用ドライバ記憶部12fと、プログラム書換スイッチ12gと、接続切替スイッチ12hとが割り当てられている。
受信ラダープログラム記憶部12aは、パーソナルコンピュータ1からラダープログラムを受信した場合に、その受信したラダープログラムを記憶する。ロギング結果記憶部12bは、内部メモリ11上の各デバイス値の履歴をロギング結果として記憶する。アラーム履歴記憶部12cは、PLC2内で生じた電源電圧の低下などのエラー情報の履歴をアラーム履歴として記憶する。デバイスコメント記憶部12dは、各仮想デバイスに対応付けられたデバイスコメント22をデバイスコメントテーブルとして記憶する。ラベル記憶部12eは、各仮想デバイスに対応付けられたラベル23をラベルテーブルとして記憶する。専用ドライバ記憶部12fは、パーソナルコンピュータ1がCPUユニット3の内部メモリ11及び外部メモリ12の双方にアクセスするために必要な専用ドライバを記憶する。プログラム書換スイッチ12gは、内部メモリ11の実行中ラダープログラム記憶部11aに記憶されているラダープログラムを、受信ラダープログラム12aに記憶されているラダープログラムに書き換えるために切り替えられる。接続切替スイッチ12hは、パーソナルコンピュータ1とCPUユニット3との接続状態を解除するための接続解除手順を実行するために切り替えられる。
データ管理部13は、内部メモリ11及び外部メモリ12に対するパーソナルコンピュータ1からのアクセスを制御するためのものである。
通信部14は、CPUユニット3をパーソナルコンピュータ1に対して通信可能に接続するためのものであり、汎用通信部14aと、専用通信部14bと、接続検出部14cとを備えている。
汎用通信部14aは、第1識別情報としての汎用通信用IDをパーソナルコンピュータ1に送信することにより、パーソナルコンピュータ1に、汎用ストレージ用ドライバなどの汎用ドライバを選択させ、その汎用ドライバによる接続を確立させる(その汎用ドライバにより通信可能な状態とする)。専用通信部14bは、第2識別情報としての専用通信用IDをパーソナルコンピュータ1に送信することにより、パーソナルコンピュータ1に、PLC2に対応する専用ドライバを選択させ、その専用ドライバによる接続を確立させる(その専用ドライバにより通信可能な状態とする)。汎用通信部14a及び専用通信部14bは、パーソナルコンピュータ1に互いに異なる通信プログラム(ドライバ)を選択させる汎用通信用ID及び専用通信用IDをパーソナルコンピュータ1へ送信する接続制御手段を構成している。接続検出部14cは、着脱可能な通信ケーブル9を介して、パーソナルコンピュータ1がCPUユニット3に電気的に接続されたことを検出している。例えば、接続検出部14cは、通信ケーブル9を介してパーソナルコンピュータ1から供給される電圧レベルを検出している。
CPUユニット3のCPU10は、入力装置16から拡張ユニット4を介して入力される入力信号に基づいて、拡張ユニット4を介して対応する出力装置16の動作を制御する。図3では、各拡張ユニット4に制御装置16が一対一に対応付けられて接続されているが、この様な構成に限らず、1つの拡張ユニット4に対して複数の制御装置16が接続されていてもよい。
図5は、図1のパーソナルコンピュータ1の電気的構成について説明するためのブロック図である。
図5に示すように、パーソナルコンピュータ1には、CPU24、表示部7、操作部8、メモリ25及び通信部26が備えられている。表示部7、操作部8、メモリ25及び通信部26は、それぞれCPU24に対して電気的に接続されている。
メモリ25は、少なくともRAMを含む構成であり、PLC2に対応する専用ドライバを記憶する専用ドライバ記憶部29と、汎用ストレージ用ドライバなどの汎用ドライバを記憶する汎用ドライバ記憶部30と、ラダープログラムを編集するためのソフトウェアを記憶するラダープログラム編集用ソフト記憶部31とが割り当てられている。汎用ドライバ記憶部30には、汎用ドライバが予め記憶されているが、専用ドライバ記憶部29には、専用ドライバが予め記憶されておらず、ユーザによる所定の操作に基づいて、専用ドライバ記憶部29に専用ドライバを記憶させることができる。
通信部26は、パーソナルコンピュータ1をPLC2のCPUユニット3に対して通信可能に接続するためのものであり、ドライバ選択部27を備えている。ドライバ選択部27は、専用ドライバ記憶部29に記憶されている専用ドライバ、又は、汎用ドライバ記憶部30に記憶されている汎用ドライバのいずれかを選択して、PLC2との接続を確立させる。
図6は、パーソナルコンピュータ1が通信ケーブル9を介してCPUユニット3に接続されたときにCPUユニット3のCPU10が行う制御内容を示すフローチャートである。
図6に示すように、接続検出部14cにより、パーソナルコンピュータ1が通信ケーブル9を介してCPUユニット3に電気的に接続されたことが検出されると(ステップS101でYES)、CPU10は、通信部14の汎用通信部14aからパーソナルコンピュータ1に、汎用通信用IDを送信する(ステップS102)。そして、その汎用通信用IDを受信したパーソナルコンピュータ1のドライバ選択部27が、汎用ドライバ記憶部30に記憶されている汎用ドライバを選択することにより、パーソナルコンピュータ1とPLC2との接続が確立されると(ステップS103でYES)、CPU10は、データ管理部13を介したパーソナルコンピュータ1から外部メモリ12へのアクセスを許可する(ステップS104)。
このように、パーソナルコンピュータ1が通信ケーブル9を介してCPUユニット3に電気的に接続されると、図6に示すような一連の制御によって、パーソナルコンピュータ1から外部メモリ12へのアクセスが可能な状態(外部メモリアクセス可能状態)となる。外部メモリアクセス可能状態では、パーソナルコンピュータ1は、CPUユニット3の内部メモリ11にはアクセスできない。
図7は、外部メモリアクセス可能状態においてパーソナルコンピュータ1からラダープログラムを受信した場合にCPUユニット3のCPU10が行う制御内容を示すフローチャートである。
図7に示すように、外部メモリアクセス可能状態においてパーソナルコンピュータ1からラダープログラムを受信すると(ステップS201でYES)、CPU10は、その受信したラダープログラムを、外部メモリ12の受信ラダープログラム記憶部12aに記憶する(ステップS202)。その後、パーソナルコンピュータ1から外部メモリ12のプログラム書換スイッチ12gにアクセスがあれば(ステップS203でYES)、CPU10は、内部メモリ11の実行中ラダープログラム記憶部11aに記憶されている実行中のラダープログラムを、所定のタイミングで、外部メモリ12の受信ラダープログラム記憶部12aに記憶されているラダープログラムに書き換える(ステップS204)。
外部メモリアクセス可能状態において、パーソナルコンピュータ1により編集したラダープログラムを外部メモリ12の受信ラダープログラム記憶部12aに記憶させた後、パーソナルコンピュータ1から外部メモリ12のプログラム書換スイッチ12gへアクセスすれば、専用ドライバによりパーソナルコンピュータ1との接続を確立することなく、内部メモリ1の実行中ラダープログラム記憶部11aに記憶されている実行中のラダープログラムを、外部メモリ12の受信ラダープログラム記憶部12aに記憶されている編集したラダープログラムに書き換えることができる。したがって、専用ドライバが記憶されていないパーソナルコンピュータ1を用いてラダープログラムを変更することができる。
図8は、外部メモリアクセス可能状態においてパーソナルコンピュータ1から外部メモリ12の接続切替スイッチ12hにアクセスがあった場合にCPUユニット3のCPU10が行う制御内容を示すフローチャートである。
外部メモリアクセス可能状態では、パーソナルコンピュータ1は、CPUユニット3の外部メモリ12へのアクセスが可能であるので、外部メモリ12の専用ドライバ記憶部12fに記憶されている専用ドライバを読み出して、パーソナルコンピュータ1の専用ドライバ記憶部29に記憶させることができる。ただし、外部メモリアクセス可能状態においてユーザがパーソナルコンピュータ1を操作することにより、外部メモリ12の専用ドライバ記憶部12fに記憶されている専用ドライバを読み出して、パーソナルコンピュータ1の専用ドライバ記憶部29に記憶させるような構成に限らず、CPUユニット3のCPU10が、外部メモリ12の専用ドライバ記憶部12fに記憶されている専用ドライバをパーソナルコンピュータ1へ自動的に送信することにより、パーソナルコンピュータ1の専用ドライバ記憶部29に専用ドライバが記憶されるような構成であってもよい。
図8に示すように、外部メモリアクセス可能状態においてパーソナルコンピュータ1から外部メモリ12の接続切替スイッチ12hにアクセスがあった場合(ステップS301でYES)、CPU10は、パーソナルコンピュータ1の汎用ドライバ記憶部30に記憶されている汎用ドライバを用いた接続を解除すべき旨の信号をパーソナルコンピュータ1へ送信することにより、接続解除手順を実行する(ステップS302)。この信号を受信したパーソナルコンピュータ1のドライバ選択部27は、汎用ドライバを選択している状態を解除することにより、外部メモリアクセス可能状態を解除する。
その後、CPU10は、通信部14の専用通信部14bからパーソナルコンピュータ1に、専用通信用IDを送信する(ステップS303)。そして、その専用通信用IDを受信したパーソナルコンピュータ1のドライバ選択部27が、専用ドライバ記憶部29に記憶されている専用ドライバを選択することにより、パーソナルコンピュータ1とPLC2との接続が確立されると(ステップS304でYES)、CPU10は、データ管理部13を介したパーソナルコンピュータ1から内部メモリ11へのアクセスを許可する(ステップS305)。
このように、パーソナルコンピュータ1の専用ドライバ記憶部29に専用ドライバが記憶された状態で、外部メモリアクセス可能状態においてパーソナルコンピュータ1から外部メモリ12の接続切替スイッチ12hにアクセスがあった場合には、図8に示すような一連の制御によって、パーソナルコンピュータ1から内部メモリ11及び外部メモリ12の双方へのアクセスが可能な状態となる。
本実施の形態のPLC2では、外部メモリアクセス可能状態において、パーソナルコンピュータ1による接続切替スイッチ12hへのアクセスに基づいて、パーソナルコンピュータ1との接続解除手順が実行された後、パーソナルコンピュータ1へ専用通信用IDが送信され、パーソナルコンピュータ1との接続が確立される。
したがって、汎用ドライバを備えたパーソナルコンピュータ1がPLC2に接続された場合には、パーソナルコンピュータ1からPLC2の外部メモリ12にアクセスすることができる。更に、このパーソナルコンピュータ1が専用ドライバも備えている場合には、パーソナルコンピュータ1から外部メモリ12に割り当てられた接続切替スイッチ12hにアクセスすることにより、PLC2が接続解除手順を実行し、専用通信用IDをパーソナルコンピュータ1へ送信する。このため、パーソナルコンピュータ1は、PLC2との接続直後は、汎用ドライバによる最小限の通信を確保しつつ、専用ドライバを利用可能な場合には、その後に専用ドライバによる通信へ移行して、PLC2に特有の機能に関する通信を十分に行うことができる。その際、パーソナルコンピュータ1を再起動する必要がなく、また、専用ドライバへの移行をパーソナルコンピュータ1側から指示することができる。
すなわち、パーソナルコンピュータ1との間で、汎用ドライバを用いた通信を確立させた後、必要に応じて、専用ドライバを用いた通信へ移行可能であり、その際、パーソナルコンピュータ1を再起動させることなく、異なるドライバへの移行をパーソナルコンピュータ1側から指示することができる。
上記実施の形態では、情報端末装置がノートタイプのパーソナルコンピュータ1により構成される場合について説明したが、情報端末装置は、ノートタイプのパーソナルコンピュータに限らず、たとえば、デスクトップタイプのパーソナルコンピュータであってもよいし、PDA(Personal Digital Assistance)などの他の情報端末装置であってもよい。
CPUユニット3の内部メモリ11及び外部メモリ12に対するパーソナルコンピュータ1からのアクセスの制御は、1つのデータ管理部13により実行されるような構成に限らず、内部メモリ11に対するパーソナルコンピュータ1からのアクセスを制御するデータ管理部と、外部メモリ12に対するパーソナルコンピュータ1からのアクセスを制御するデータ管理部とが別個に設けられていてもよい。
また、第1記憶手段が外部メモリ12により構成され、第2記憶手段が内部メモリ11により構成されるような構成に限らず、第1記憶手段及び第2記憶手段が、いずれも外部メモリにより構成されるような構成であってもよいし、いずれも内部メモリにより構成されるような構成であってもよい。
また、PLC2を制御するためのプログラムは、ユーザにより作成されるユーザプログラムであれば、ラダープログラムに限らず、他のプログラムであってもよい。例えば、PLC2を制御するためのプログラムは、SFC(Sequential Function Chart)、FBD(Function Block Diagram)、LD(Ladder Diagram)、IL(Instruction List)、ST(Struction Text)などのプログラム言語で作成されていてもよい。
本発明は、以上の実施の形態の内容に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。
本発明の実施の形態による通信システムの一構成例を示す概念図である。 ラダープログラムの作成時にパーソナルコンピュータの表示部に表示されるラダー図の一例を示す図である。 図1の通信システムの電気的構成について説明するためのブロック図である。 図1のCPUユニットの電気的構成を示すブロック図である。 図1のパーソナルコンピュータの電気的構成について説明するためのブロック図である。 パーソナルコンピュータが通信ケーブルを介してCPUユニットに接続されたときにCPUユニットのCPUが行う制御内容を示すフローチャートである。 外部メモリアクセス可能状態においてパーソナルコンピュータからラダープログラムを受信した場合にCPUユニットのCPUが行う制御内容を示すフローチャートである。 外部メモリアクセス可能状態においてパーソナルコンピュータから外部メモリの接続切替スイッチにアクセスがあった場合にCPUユニットのCPUが行う制御内容を示すフローチャートである。
符号の説明
1 パーソナルコンピュータ
2 PLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)
9 通信ケーブル
10 CPU
11 内部メモリ
11a 実行中ラダープログラム記憶部
12 外部メモリ
12a 受信ラダープログラム記憶部
12f 専用ドライバ記憶部
12g プログラム書換スイッチ
12h 接続切替スイッチ
13 データ管理部
14a 汎用通信部
14b 専用通信部
14c 接続検出部
27 ドライバ選択部
29 専用ドライバ記憶部
30 汎用ドライバ記憶部

Claims (4)

  1. 通信ケーブルを介して情報端末装置が着脱可能に接続されるプログラマブル・ロジック・コントローラにおいて、
    上記通信ケーブルを介して上記情報端末装置が電気的に接続されたことを検出する接続検出手段と、
    上記情報端末装置に互いに異なる通信プログラムを選択させる第1識別情報及び第2識別情報を上記情報端末装置へ送信する接続制御手段と、
    制御データを記憶する第1記憶手段及び第2記憶手段と、
    上記第1記憶手段及び上記第2記憶手段に対する上記情報端末装置からのアクセスを制御するデータ管理手段とを備え、
    上記第1記憶手段には、予め定められた所定のアドレスに接続切替スイッチが割り当てられ、
    上記接続制御手段は、上記接続検出手段による検出結果に基づいて、上記情報端末装置へ上記第1識別情報を送信し、上記情報端末装置による上記接続切替スイッチへのアクセスに基づいて、上記情報端末装置との接続解除手順を実行した後に上記情報端末装置へ上記第2識別情報を送信し、
    上記データ管理手段は、上記第1識別情報によって上記情報端末装置との接続が確立された場合に、上記第1記憶手段に対する上記情報端末装置からのアクセスを許可し、上記第2識別情報によって上記情報端末装置との接続が確立された場合に、上記第1記憶手段及び上記第2記憶手段に対する上記情報端末装置からのアクセスを許可することを特徴とするプログラマブル・ロジック・コントローラ。
  2. 上記第1記憶手段には、上記第2識別情報を受信した上記情報端末装置によって選択される通信プログラムが記憶されていることを特徴とする請求項1に記載のプログラマブル・ロジック・コントローラ。
  3. 上記第1記憶手段には、予め定められた所定のアドレスにプログラム書換スイッチが割り当てられ、
    上記第2記憶手段には、実行中のユーザプログラムが記憶され、
    上記情報端末装置による上記プログラム書換スイッチへのアクセスに基づいて、上記第2記憶手段に記憶されている実行中のユーザプログラムが、上記第1記憶手段に記憶されているユーザプログラムに書き換えられることを特徴とする請求項1又は2に記載のプログラマブル・ロジック・コントローラ。
  4. 情報端末装置と、通信ケーブルを介して上記情報端末装置が着脱可能に接続されるプログラマブル・ロジック・コントローラとを備えた通信システムにおいて、
    上記プログラマブル・ロジック・コントローラが、
    上記通信ケーブルを介して上記情報端末装置が電気的に接続されたことを検出する接続検出手段と、
    第1識別情報及び第2識別情報を上記情報端末装置へ送信する接続制御手段と、
    制御データを記憶する第1記憶手段及び第2記憶手段と、
    上記第1記憶手段及び上記第2記憶手段に対する上記情報端末装置からのアクセスを制御するデータ管理手段とを備え、
    上記情報端末装置が、
    互いに異なる通信プログラムを記憶する通信プログラム記憶手段と、
    上記接続制御手段により送信された上記第1識別情報又は上記第2識別情報に基づいて、上記通信プログラム記憶手段に記憶されている互いに異なる通信プログラムを選択する通信プログラム選択手段とを備え、
    上記第1記憶手段には、予め定められた所定のアドレスに接続切替スイッチが割り当てられ、
    上記接続制御手段は、上記接続検出手段による検出結果に基づいて、上記情報端末装置へ上記第1識別情報を送信し、上記情報端末装置による上記接続切替スイッチへのアクセスに基づいて、上記情報端末装置との接続解除手順を実行した後に上記情報端末装置へ上記第2識別情報を送信し、
    上記データ管理手段は、上記第1識別情報によって上記情報端末装置との接続が確立された場合に、上記第1記憶手段に対する上記情報端末装置からのアクセスを許可し、上記第2識別情報によって上記情報端末装置との接続が確立された場合に、上記第1記憶手段及び上記第2記憶手段に対する上記情報端末装置からのアクセスを許可することを特徴とする通信システム。
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