JP2006317673A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 クリーニングブレードを像担持体から離間したときに、クリーニングブレードに付着していたトナーが飛散しない画像形成装置を提供する。
【解決手段】 トナーによって画像が形成される像担持体8と、像担持体8に先端部が接離可能なクリーニングブレード18と、クリーニングブレード18が像担持体8に当接しているときに、クリーニングブレード18の像担持体8移動方向上流側に位置し、クリーニングブレード18を像担持体8の上流側の空間から隔離するシール部材22とを有する画像形成装置1において、シール部材22は、クリーニングブレード18が像担持体8から離間したときに、クリーニングブレード18の先端部と像担持体8との間に移動する。
【選択図】図3

Description

本発明は、トナーにより画像を形成する画像形成装置に関する。
記録紙などの記録媒体上にトナーにより画像を形成する複写機やプリンタなどの画像形成装置は、像担持体上に一時的にトナーによる画像を形成して、像担持体から被転写媒体に画像を転写する。像担持体表面には、トナーの一部が被転写媒体に転写できずに残ることがある。このため、先端が移動方向斜め前方から像担持体に圧接するクリーニングブレードで、像担持体に残留するトナーが掻き落とされる。
特許文献1および2に記載されているように、従来の画像形成装置では、クリーニングブレードが掻き落としたトナーの飛散を防止するために像担持体上の移動方向上流側の空間からクリーニングブレードを隔離するシール部材が設けられている。
特開平6−332323号公報 特開平8−63071号公報
さらに、特許文献2には、クリーニングブレードおよびシール部材が像担持体に対して接離し、クリーニングブレードが像担持体から離間する衝撃によってクリーニングブレードのエッジに凝集して付着しているトナーを除去することが記載されている。
しかしながら、図4に示すように、像担持体31に圧接するクリーニングブレード32とシール部材33を保持するクリーナユニット34を駆動してクリーニングブレード32を像担持体31から離間させるとクリーニングブレード32の先端部から払い落とされたトナーTが飛散し、像担持体31とクリーニングブレード32との電位差によって浮遊するトナーTが像担持体31に引き寄せられて像担持体31に付着するという問題があった。
そこで、前記問題点に鑑みて、本発明は、クリーニングブレードを像担持体から離間したときに、クリーニングブレードに付着していたトナーが飛散しない画像形成装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明による画像形成装置は、トナーによって画像が形成される像担持体と、前記像担持体に先端部が接離可能なクリーニングブレードと、前記クリーニングブレードが前記像担持体に当接しているときに、前記クリーニングブレードの前記像担持体移動方向上流側に位置し、前記クリーニングブレードを前記像担持体の上流側の空間から隔離するシール部材とを有し、前記シール部材は、前記クリーニングブレードが前記像担持体から離間したときに、前記クリーニングブレードの先端部と前記像担持体との間に移動するものとする。
この構成によれば、クリーニングブレードを像担持体から離間したときに、クリーニングブレードの先端部をシール部材で覆い、クリーニングブレードの先端部に付着していたトナーが像担持体の方向に移動することを防止でき、トナーが飛散して像担持体を汚すことがない。
また、本発明の画像形成装置において、前記シール部材は、導電性の材料で形成され、接地抵抗が1000Ω以下になるように接地されてもよい。
この構成によれば、シール部材が像担持体との摩擦によって帯電することがなく、静電力によってトナーがシール部材に反発して飛散することを防止できる。
また、本発明の画像形成装置において、前記シール部材は、前記クリーニングブレードと接触しないようにしてもよい。
この構成によれば、クリーニングブレードがシール部材との接触により摩耗したり破損することがない。
また、本発明の画像形成装置において、前記シール部材は、厚みが50μm以上150μm以下のシート状であり、前記クリーニングブレードが前記像担持体に当接しているときに、前記像担持体に表面が当接し、前記クリーニングブレードが前記像担持体から離間したときに、前記クリーニングブレードの先端に裏面が当接してもよい。
この構成によれば、シール部材が薄いシート状であるので、像担持体やクリーニングブレードに当接しても、摩耗や破損の原因にならない。また、クリーニングブレードの離間時は、シール部材がクリーニングブレードとの間に隙間を作らずに当接するので、トナーの飛散を確実に防止できる。
また、本発明の画像形成装置は、前記クリーニングブレードの前記像担持体移動方向下流側に、トナーを受ける受部を有してもよい。
この構成によれば、クリーニングブレードを像担持体から離間するときに、クリーニングブレード先端に付着しているトナーの凝集物が落下しても受部に受け止められるので、画像形成装置の内部に落下してトナーが飛散することがない。
また、本発明によれば、トナーによって画像が形成される像担持体と、前記像担持体に先端部が接離可能なクリーニングブレードと、前記クリーニングブレードが前記像担持体に当接しているときに、前記クリーニングブレードの前記像担持体移動方向上流側に位置し、前記クリーニングブレードを前記像担持体の上流側の空間から隔離するシール部材とを有する画像形成装置において、前記クリーニングブレードをクリーニングする方法は、前記クリーニングブレードを前記像担持体から離間し、前記シール部材を前記クリーニングブレードと前記像担持体との間に移動する方法とする。
この方法によれば、クリーニングブレードを像担持体から離間し、クリーニングブレードの先端部をシール部材で覆うので、クリーニングブレードの先端部に付着するトナーを像担持体の方向に飛散しないように、離間の振動などで払い落とすことができる。
以上のように、本発明の画像形成装置は、クリーニングブレードを像担持体から離間してクリーニングブレード先端に付着しているトナーを払い落としながら、クリーニングブレードの先端部をシール部材で覆うので、払い落としたトナーが飛散しない。
これより、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態である画像形成装置1の概略図である。画像形成装置1は、下部に設けた給紙部2に記録紙Pが供給され、供給ローラ3が記録紙Pを1枚ずつ送り出し、ガイド4に沿って搬送ローラ5によって記録紙Pが搬送される。記録紙Pは、駆動ローラ6と2次転写ローラ7との間で転写ベルト(像担持体)8に圧接され、2次転写ローラ7の静電力によって転写ベルト8上に形成されているトナー画像が転写される。トナー画像が転写された記録紙Pは、定着器9で加熱されてトナー画像が定着されてから、排紙部10に排出される。
転写ベルト8への画像の形成は感光体11に形成したトナー画像を転写することで行われる。感光体11は帯電器12で帯電させられ、レーザー露光装置13で画像情報に応じて露光されて静電潜像が形成される。現像装置14は、感光体11の静電潜像に静電力によってトナーを付着させてトナー画像を現像し、1次転写ローラ15は、感光体11に転写ベルト8を圧接して静電力により感光体11上のトナー画像を転写ベルト8に転写する。
転写ベルト8に転写されたトナー画像は、2次転写ローラによって記録紙Pに転写されるが、一部が転写ベルト8上に残留することがある。転写ベルト8上に残留するトナーは、転写ベルト8が掛け渡されたベルトローラ16上でクリーナユニット17のクリーニングブレード18によって掻き落とされる。クリーナユニット17は、2点鎖線で示すように、クリーニングブレード18を転写ベルト8から離間させるように回動可能である。
図2に、クリーナユニット17の詳細を示す。クリーナユニット17は、クリーナ本体19がクリーナ軸20で枢支されており、クリーナ本体19が回動することで、クリーニングブレード17の先端部を転写ベルト8に接離可能である。クリーニングブレード18は、クリーナ本体19に固定されたブレード支持体21に固定されている。
また、クリーナユニット17は、クリーニングブレード18に対向するように、転写ベルト8の移動方向上流側に転写ベルト8に表面の先端部が当接するシール部材22設けられている。シール部材22は、クリーナ本体19にシール軸23で枢支されたシール支持体24に支持されている。シール部材22は、掻き落とされたトナーが飛散するクリーニングブレード18先端部の空間と、転写ベルト8の上流側の空間とを隔離する役目を果たしている。
また、クリーナ本体19は、クリーニングブレード18の下流側に張り出した受部25を有している。
シール部材22は、例えば、ウレタン、PETおよびPPSなどの樹脂にカーボンなどを分散した導電性材料からなり、厚さ50μmから150μmのシート状をなしている。シール部材22は、1000Ω以下の抵抗を介してGNDラインに接地されている。
図3に、クリーナユニット17を転写ベルト8から離間した様子を示す。クリーナユニット17は、クリーナ本体17全体がクリーナ軸20を中心にして転写ベルト8から遠ざかるように回動して、クリーニングブレード18を転写ベルト8から離間している。また、シール支持体24は、シール軸23を中心に回動し、シール部材22の裏面の先端部がクリーニングブレード18の転写ベルト側の面に当接するように、シール部材22をクリーニングブレード18の先端部と転写ベルト8との間に支持している。シール支持体24の回動は、例えばリンク機構などで、クリーナユニット17の回動に連動しているが、いかなる機構で連動してもよい。
続いて、画像形成装置1のクリーナユニット17の作用を説明する。
図2に示すように、クリーナユニット17は、クリーニングブレード18の先端を矢印方向に回転する転写ベルト8に圧接して、転写ベルト8上に残留するトナーTを掻き落とす。掻き落としたトナーTはクリーナ本体19内に回収される。
画像形成装置1は、図3に示すように、クリーナユニット17を回動させることで、クリーニングブレード18を転写ベルト8から離間させ、その衝撃によって、クリーニングブレード18の先端部に付着したトナーTの凝集物や紙粉などの異物を払い落とす。
この際、シール部材22が、クリーニングブレード18の先端部を覆うので、クリーニングブレード18の先端部から払い落とされたトナーTや異物は、転写ベルト8側に飛散せず、クリーナ本体19内に回収される。
シール部材22は、導電性の材料で形成され、接地されているので、転写ベルト8との摩擦などによって静電気が発生しても、発生した静電気をGNDラインに放電して帯電することがない。このため、帯電したトナーTが静電気力によってシール部材22から離反することがなく、トナーTが転写ベルト8側に飛散する危険が低い。
また、薄い樹脂製のシール部材22は、転写ベルト8やクリーニングブレード18に当接しても、転写ベルト8やクリーニングブレード18を摩耗させたり破損させる心配がない。
また、仮に、クリーニングブレード18を転写ベルト8から離間してからシール部材22がクリーニングブレード22の先端部を覆うまでの僅かな時間に、クリーニングブレード18の先端部からトナーTの凝集物などが下流側に落下しても、落下したトナーTなどは、クリーナユニット17の受部25に受け止められて回収される。
さらに、再びクリーニングブレード18を転写ベルトに圧接するためにクリーナユニット17を回動すると、シール部材22は、クリーナユニット17の動きに連動してクリーニングブレード18の先端を露出させ、クリーニングブレード18の僅かに上流側で転写ベルト8に表面を当接させ、さらに上流の空間をクリーニングブレード18から隔離する。これによって、クリーニングブレード18で掻き落としたトナーTは、下流側にも上流側にも飛散することなく、全てクリーナ本体19内に回収される。
本実施形態では、樹脂製の柔軟なシール部材22を用いているが、金属などの堅い部材で構成することも可能である。その場合、シール部材22は、転写ベルト8およびクリーニングブレード18に当接しないように僅かに隙間をあけて支持される必要がある。シール部材22がクリーニングブレード18の先端部と転写ベルト8との間に移動したとき、シール部材22とクリーニングブレード18との隙間は、0.5mmから2mm程度を確保することが好ましい。
また、クリーニングブレード18を転写ベルト8から離間する手段は、固定したクリーナ本体19内部でブレード支持体21を移動するものであってもよく、その場合、ブレード支持体21の移動にシール支持体24を連動させればよい。
本発明による画像形成装置の概略図。 転写ベルトに圧接したときの図1のクリーナユニットの断面図。 転写ベルトから離間したときの図1のクリーナユニットの断面図。 従来の画像形成装置のクリーナユニットの断面図。
符号の説明
1 画像形成装置
8 転写ベルト(像担持体)
18 クリーニングブレード
22 シール部材

Claims (6)

  1. トナーによって画像が形成される像担持体と、
    前記像担持体に先端部が接離可能なクリーニングブレードと、
    前記クリーニングブレードが前記像担持体に当接しているときに、前記クリーニングブレードの前記像担持体移動方向上流側に位置し、前記クリーニングブレードを前記像担持体の上流側の空間から隔離するシール部材とを有し、
    前記シール部材は、前記クリーニングブレードが前記像担持体から離間したときに、前記クリーニングブレードの先端部と前記像担持体との間に移動することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記シール部材は、導電性の材料で形成され、接地抵抗が1000Ω以下になるように接地されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記シール部材は、前記クリーニングブレードと接触しないことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記シール部材は、厚みが50μm以上150μm以下のシート状であり、
    前記クリーニングブレードが前記像担持体に当接しているときに、前記像担持体に表面が当接し、
    前記クリーニングブレードが前記像担持体から離間したときに、前記クリーニングブレードの先端に裏面が当接することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  5. 前記クリーニングブレードの前記像担持体移動方向下流側に、トナーを受ける受部を有することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. トナーによって画像が形成される像担持体と、
    前記像担持体に先端部が接離可能なクリーニングブレードと、
    前記クリーニングブレードが前記像担持体に当接しているときに、前記クリーニングブレードの前記像担持体移動方向上流側に位置し、前記クリーニングブレードを前記像担持体の上流側の空間から隔離するシール部材とを有する画像形成装置において、前記クリーニングブレードをクリーニングする方法であって、
    前記クリーニングブレードを前記像担持体から離間し、前記シール部材を前記クリーニングブレードと前記像担持体との間に移動することを特徴とするクリーニングブレードのクリーニング方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101639656B (zh) * 2008-07-29 2011-12-14 株式会社理光 清洁装置、处理单元以及图像形成装置

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