JP2006317506A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 定着ベルト方式の定着装置において、転写材を連続して通過させても、光沢段差が発生せず、高画質の画像を形成する定着装置を備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】 回転する定着ベルト31と加圧ローラ35とにより形成された定着ニップ部Nに未定着トナー像を担持した転写材Pを通過させて加熱定着する定着装置30を有する画像形成装置において、定着ニップ部Nより定着ベルト31の回転方向上流側で転写材Pとの接触面側を加熱する位置に配設された非接触式局部加熱手段40と、定着ニップ部Nより転写材搬送方向下流側に配設され転写材Pの温度を検知する転写材温度検知手段14と、非接触式局部加熱手段40を制御する制御手段12とを有し、制御手段12は、転写材温度検知手段14の検知結果と転写材情報に応じて非接触式局部加熱手段40への熱供給量を変更するように制御する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、転写材上に形成された未定着トナー像を、定着ベルト又は定着ローラと加圧手段とにより加圧、加熱して画像を定着する定着装置に関し、特に、光沢を有する画像を形成する塗工紙の定着に好適な定着装置を有する画像形成装置に関するものである。
従来、複写機、プリンタ、ファクシミリ及びこれらの機能を有する複合機等の電子写真式画像形成装置に用いられている定着装置は、所定の温度に維持された定着ローラと、弾性層を有してその定着ローラに圧接する加圧ローラとによって形成された定着ニップ部により、未定着のトナー像を形成された転写材を挟持搬送しつつ加圧、加熱する熱ローラ定着方式が、低速機から高速機まで、モノクロ機からカラー機に至るまで、幅広く採用されている。
従来の熱ローラ定着方式の定着装置では、転写材上のトナーを加熱する際に、熱容量の大きな定着ローラを加熱する必要があるため、省電力面で不利であり、また、プリント時に定着ローラを暖めるのに時間がかかり、プリントを開始するまでの時間(ウォーミングアップタイム)が長くなってしまうという問題がある。
近年、定着装置に定着ベルトを用い、定着ベルトにより低熱容量化し、温度制御されたヒータを定着ベルトに直接加圧接触させることで熱伝導効率を大幅に向上させ、省電力とウォーミングアップタイムを殆ど必要としないクイックスタートを図ったベルト定着方式の定着装置や画像形成装置が提案され、最近用いられてきている。
高速でカラープリントを作製する場合、画像形成部において転写材上に画像形成された複数色のトナー像層を定着装置により加熱定着する際に、以下の問題点がある。
定着ベルト式定着装置において、転写材を連続して通過させた場合、定着ベルトは定着ニップ部通過時に転写材によって熱量を奪われて温度低下して回動し、定着ベルトの定着ニップ部より転写材搬送方向下流側で転写材と接触して温度低下した領域(転写材接触位置と称す)と、定着ニップ部通過時に、転写材と未接触で温度低下が小さい領域(転写材非接触位置と称す)と、で定着温度差が発生する。
その結果、この温度差が発生している状態で、定着ベルトが回動し、この温度差のある部分が次の転写材と接触すると、その温度差が原因となって、転写材上に帯状の画像光沢ムラ(以下、光沢段差とも称す)が発生することがある。即ち、転写材接触位置の温度が、転写材非接触位置の温度より低いために、光沢が低くなる。定着ローラ式定着装置においても同様なメカニズムにより光沢段差が発生する事がある。
特許文献1に記載の定着装置は、転写材に奪われた熱量を補うため、定着ローラが1周目の回転を終えたタイミングで補助的なヒータを用いて、転写材に奪われた熱量を定着ローラ表面に直接与え、定着ローラの1周目と2周目との定着温度の変化を抑制して光沢段差の発生を防止するものである。
特開平9−190112号公報
特許文献1の定着装置では、転写材接触位置と非転写材接触位置との両方を補助ヒータで加熱するため、転写材接触位置と非転写材接触位置との温度差発生は解消されず、その温度差に起因する光沢段差の発生を防止する事はできない。
本発明は、加熱定着回転体と加圧回転体とにより転写材上に形成されたトナー像を加熱定着する定着装置、特に、無端状の定着ベルトを用いた定着装置において、転写材を連続して通過させても、光沢段差が発生せず、高画質の画像を形成する定着装置を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の目的は、以下の解決手段により達成される。
請求項1に記載の画像形成装置は、回転する加熱定着回転体と該加熱定着回転体に圧接して回転する加圧回転体とにより形成された定着ニップ部に未定着トナー像を担持した転写材を通過させて加熱定着する定着装置を有する画像形成装置において、前記定着ニップ部より前記加熱定着回転体の回転方向上流側で前記転写材との接触面側を加熱する位置に配設された局部加熱手段と、前記定着ニップ部より転写材搬送方向下流側に配設され転写材の温度を検知する転写材温度検知手段と、前記局部加熱手段を制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、前記転写材温度検知手段の検知結果と転写材情報に応じて前記局部加熱手段への熱供給量を変更するように制御することを特徴とするものである。
請求項2に記載の画像形成装置は、請求項1において、前記局部加熱手段は電磁誘導加熱手段であり、前記加熱定着回転体は金属を含有した発熱層を有することを特徴とするものである。
請求項3に記載の画像形成装置は、請求項1または2において、前記加熱定着回転体は、無端状の定着ベルトであることを特徴とするものである。
本発明の画像形成装置は、以上説明した構成により以下の効果が得られる。
請求項1に示す本発明の画像形成装置によれば、転写材が定着ニップ部を通過すると、転写材の転写材接触位置と転写材非接触位置とで加熱定着回転体上に温度差が発生するが、定着ニップ部より転写材搬送方向下流側に配設され転写材の温度を検知する転写材温度検知手段による温度検知結果と、転写材情報(坪量など)とに応じて、局部加熱手段への熱供給量を変更するように制御することにより、転写材接触部分と転写材非接触部分との温度差を小さくする事が可能となり、その結果、転写材上の光沢段差の発生を抑制する事が出来、高画質の画像を形成する事が出来る。
特に、高画質の画像が要求されるカラー画像形成装置の定着装置において、4色のトナー像を加熱定着して写真等を形成するとき、カラー画像に光沢を付与させるときに有効である。
請求項2に示す本発明の画像形成装置によれば、局部加熱手段は電磁誘導加熱手段であり、加熱定着回転体は金属を含有した発熱層を有することにより、加熱定着回転体の転写材接触部分への加熱量を定着後の転写材温度検知信号に応じて、加熱電力を速やかに変更する事が出来る。
請求項3に示す本発明の画像形成装置によれば、加熱定着回転体が、加熱ローラの外周面と定着ローラの外周面とを巻回して回動して加圧回転体に圧接する無端状の定着ベルトである場合、転写材接触領域が定着ローラに比して長くなり、温度低下が大きいから、本発明の局部加熱手段を制御する制御手段が有効である。この制御手段を備えた定着ベルト方式の定着装置は、高画質、高光沢の画像が要求されるカラー画像形成装置に特に有効である。これにより、熱効率向上による省電力、ウォーミングアップ時間の短縮、高速定着及び高画質の定着に優れた定着装置を備えた画像形成装置が提供される。
以下、本発明の実施の形態を説明する。なお、本欄の記載は請求項の技術的範囲や用語の意義を限定するものではない。
[画像形成装置]
図1は、本発明に係る画像形成装置の構成図である。
画像形成装置Aは、タンデム型カラー画像形成装置と称せられるもので、複数組の画像形成手段10Y,10M,10C,10K、転写材給紙搬送手段20及び定着装置30から構成されている。
画像形成装置Aの上部には、画像読取装置SCが設置されている。原稿台上に載置された原稿は画像読取装置SCの原稿画像走査露光装置の光学系により画像が走査露光され、ラインイメージセンサに読み込まれる。ラインイメージセンサにより光電変換されたアナログ信号は、画像処理部において、アナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理等を行った後、光書込手段3Y,3M,3C,3Kに入力される。
イエロー(Y)色の画像を形成する画像形成手段10Yは、像担持体1Yの周囲に配置された帯電手段2Y、光書込手段3Y、現像装置4Y及びクリーニング手段5Yを有する。マゼンタ(M)色の画像を形成する画像形成手段10Mは、像担持体1M、帯電手段2M、光書込手段3M、現像装置4M及びクリーニング手段5Mを有する。シアン(C)色の画像を形成する画像形成手段10Cは、像担持体1C、帯電手段2C、光書込手段3C、現像装置4C及びクリーニング手段5Cを有する。黒(K)色の画像を形成する画像形成手段10Kは、像担持体1K、帯電手段2K、光書込手段3K、現像装置4K及びクリーニング手段5Kを有する。
帯電手段2Yと光書込手段3Y、帯電手段2Mと光書込手段3M、帯電手段2Cと光書込手段3C及び帯電手段2Kと光書込手段3Kとは、潜像形成手段を構成する。
4Y,4M,4C,4Kは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及び黒(K)の小粒径トナーとキャリアからなる二成分現像剤を収容する現像装置である。
中間転写体6は、複数のローラにより巻回され、回動可能に支持されている。
画像形成手段10Y,10M,10C,10Kより形成された各色の画像は、回動する中間転写体6上に一次転写手段7Y,7M,7C,7Kにより逐次転写されて、合成されたカラー画像が形成される。
転写材給紙搬送手段20の給紙カセット21内に収容された転写材Pは、給紙手段(第1給紙部)22により給紙され、給紙ローラ23,24,25、レジストローラ(第2給紙部)26、搬送ローラ27等を経て、二次転写手段7Aに搬送され、転写材P上にカラー画像が転写される。カラー画像が転写された転写材Pは、定着装置30において転写材Pが挟持され、熱と圧力とを加えることにより転写材P上のトナー像が定着されて転写材P上に固定され、排紙ローラ28に挟持されて機外の排紙トレイ29上に載置される。
一方、二次転写手段7Aにより転写材Pにカラー画像を転写した後、転写材Pを曲率分離した中間転写体6は、クリーニング手段8により残留トナーが除去される。
画像形成装置Aの本体上部に設置された操作表示部11は、転写材選択設定手段を有し、普通紙、塗工紙等の各種の転写材Pを設定する。また、転写材Pの厚さ(坪量)、転写材Pのサイズ、枚数等を設定する。
転写材通過検知手段13は、転写材Pの先端部がレジストローラ26の近傍に到達した事を検知する。制御手段12は、転写材通過検知手段13により転写材Pの先端部到達を検知したのち、転写材Pを画像形成タイミングに同期させて搬送を開始させる。
なお、画像形成装置Aの説明においては、カラー画像形成にて説明したが、モノクロ画像を形成する場合も本発明に含まれるものである。
[定着装置]
図2は、本発明に係る定着装置30の断面図である。
本発明に係る定着装置30は、加熱定着部材(以下、定着ベルトと称す)31の内側に配置された定着ローラ32、加熱定着回転体(以下、加熱ローラと称す)33、加熱源34、定着ベルト31の外側に配置された加圧回転体(以下、加圧ローラと称す)35等から構成されている。
定着ベルト31は、無端状のベルト部材から成り、定着ローラ32と加熱ローラ33の各外周を巻回して張設する。
定着ローラ32は、加圧ローラ35に対向し、定着ベルト31の内周面の一方において定着ベルト31を支持する。加熱ローラ33は、加熱源34を内蔵し、定着ベルト31の内周面の他方において定着ベルト31を支持する。
加圧ローラ35は加熱源36を内蔵し、定着ベルト31とトナー像を担持した転写材Pとを挟持して定着ローラ32に圧接する。
加熱源34,36はハロゲンランプやカーボンヒータやキセノンランプなど輻射による
加熱源が適用可能であるが、ローラ芯金に適当なものを選択すれば、電磁誘導等による加熱も可能である。また、必要に応じて複数のヒータを各々のローラに内蔵させる事も可能である。
加熱ローラ33によって加熱される定着ベルト31を挟んで定着ローラ32と加圧ローラ35との間に定着ニップ部Nを形成する。
定着装置30は、定着ニップ部Nを通して、加熱と加圧とにより転写材P上の単色トナー像、或いは多色トナー像を定着する。また、定着ベルト31の内側に、定着ベルト31を張架するための図示しない案内部材を設けた。
定着ベルト31は、基体としてポリイミド等の耐熱性樹脂ベルトを基体として用い、該基体の外側(外周面)にゴム層として、厚さ200μmのシリコーンゴムを被覆したものに、離型層としてシリコーンゴム層の表面に厚さ30μmのPFA(パーフルオロアルコキシ)をコーティング加工したもの、或いはPFAチューブを被覆したものを用いる。
定着ローラ32は、STKM(機械構造用炭素鋼管)等から成る肉厚2〜5mmの円筒状の金属パイプ32aと、金属パイプ32aの外周面に設けた厚さ4.5mmのシリコーンゴム層32bと、該シリコーンゴム層32bの外側に設けた厚さ2.5μmの被覆層32cから成るソフトローラとして構成される。
加熱ローラ33は、基体としてアルミニウム合金材料等の熱伝導性材料から成る肉厚2mmの金属パイプ33aと、金属パイプ33aの外周面に厚さ10〜30μmのPFAから成るコーティング層33bとを形成したローラ部材として構成される。
加熱ローラ33の内部には、加熱ローラ33を加熱する発熱体としての加熱源34が設けてある。加熱ローラ33の表面温度は非接触温度センサTS1により検知され、図示しない制御手段により所定温度に維持される。
加圧ローラ35は、金属パイプ35a、シリコーンゴム層35b、被覆層35cとからなる外径50mmのソフトローラとして構成される。金属パイプ35aは、例えばSTKM等のスチール材又はアルミニウム合金材等の熱伝導性材料から成る肉厚2〜5mmの円筒状をなす。シリコーンゴム層35bは、金属パイプ35aの外周面に設けた厚さ約3〜8mmのシリコーンゴム層である。被覆層35cは、シリーコンゴム層35bの外側に設けた厚さ20〜50μmのPFAチューブである。
また、加圧ローラ35の内部に加圧ローラ35を加熱する発熱体としての加熱源36を設けてある。加圧ローラ35の表面温度は非接触温度センサTS2により検知され、図示しない制御手段により所定温度に維持される。
図示しない駆動手段により定着ローラ32を回転駆動し、定着ベルト31を従動回転させる。また、駆動手段により、加圧ローラ35を回転駆動し、加圧ローラ35により定着ベルト31を搬送し、定着ベルト31を従動回転させるようにしてもよい。また、定着ローラ32と加圧ローラ35の双方に駆動を入力してもよい。
定着ローラ32と加圧ローラ35との間に形成された定着ニップ部Nにより、定着領域へ進入する転写材P上の単色トナー像、或いは多色トナー像を加圧加熱し、転写材P上に定着させる。
加熱ローラ33の外周近傍には、接触式局部加熱手段又は非接触式局部加熱手段が配置され、後述の制御手段によって所定のタイミングで回動する定着ベルト31を加熱する。
[非接触式局部加熱手段]
図2に示す定着装置30は、非接触式局部加熱手段の一実施の形態である電磁誘導加熱手段40を備えている。
定着ベルト31は、離型層、弾性層、発熱層、支持層から構成されている。加熱ローラ33は、磁性発熱層、弾性断熱層、熱伝導性基体から構成されている。
電磁誘導加熱手段40は、ガイド板41、励磁加熱コイル42、磁性コア43、支持部材44等から構成されている。
励磁加熱コイル42は、発振回路が周波数可変とされた駆動電源45及び交流電源46に接続されている。駆動電源45から10kHz〜1MHzの高周波交流電流が給電され、これにより励磁加熱コイル42の周囲に交番磁界が発生する。
この交番磁界が、加熱ローラ33の発熱層及び定着ベルト31の発熱層に作用し、これらの内部では、この交番磁界による磁界の変化を妨げる方向に渦電流が流れる。この渦電流とこれらの発熱層の電気的抵抗により、ジュール熱が発生し、加熱ローラ33及び定着ベルト31が電磁誘導加熱により発熱する。
定着ニップ部Nより転写材搬送方向下流側には、転写材Pの温度を検知する転写材温度検知手段14が配設されている。転写材温度検知手段14としては、熱応答性が早く、転写材Pに非接触で温度検知が可能なものが好ましい。例えば、サーモパイルなどがある。
図3は、他の実施の形態の電磁誘導加熱手段40を備えた定着装置30の断面図である。なお、この図面に使用されている符号について、図2と同じ機能を有する部分には、同符号を付している。また、前記の電磁誘導加熱手段40と異なる点を説明する。
ガイド板41は加熱ローラ33の外周面に近接配置された半円筒形状をしている。励磁加熱コイル42は長い1本の励磁コイル線材をガイド板41に沿って加熱ローラ33の軸方向に交互に巻き付けたものである。
励磁加熱コイル42に駆動電源45から高周波交流電流が給電され、これにより励磁加熱コイル42の周囲に交番磁界が発生する。この交番磁界が、加熱ローラ33の発熱層及び定着ベルト31の発熱層に作用し、これらの内部では、この交番磁界による磁界の変化を妨げる方向に渦電流が流れる。この渦電流とこれらの発熱層の電気的抵抗により、ジュール熱が発生し、加熱ローラ33及び定着ベルト31が電磁誘導加熱により発熱する。
定着ニップ部Nより転写材搬送方向下流側には、転写材Pの温度を検知する転写材温度検知手段14が配設されている。
[定着設定温度の切り換え制御]
図4は定着装置30の電磁誘導加熱手段(非接触局部加熱手段)40を制御する制御手段のブロック図である。
操作表示部11において、転写材サイズ設定手段により転写材Pのサイズ(A4判,A3判等)を設定し、転写材枚数設定手段により転写材Pのプリント枚数を設定し、転写材紙種設定手段により転写材Pの紙種(普通紙、塗工紙、特殊紙、厚紙、薄紙等)を設定する。
レジストローラ26の近傍に配置された転写材通過検知手段13は、転写材給紙搬送手段20から搬送された転写材Pの先端部通過を検知する。転写材通過検知手段13の検知信号により転写材Pの搬送が停止される。転写材Pの先端部はレジストローラ26の当接して待機した後、画像形成タイミングに同期してレジストローラ26による搬送を再開する。
転写材通過検知手段13による転写材Pの通過検知結果から、制御手段12は転写材Pの定着ニップ部Nの通過時を演算して特定し、電磁誘導加熱手段40を起動させて、定着ベルト31の外周を加熱するように制御する。
転写材通過検知手段13から定着ニップ部Nまでの距離、転写材搬送速度、定着ベルト31の回動速度等から定着ベルト31と転写材Pとの接触位置を特定する事が可能である。
制御手段12は、転写材Pの定着ニップ部N到達タイミング、転写材Pのサイズ、転写材Pの枚数、転写材Pの紙種に対応して、電磁誘導加熱手段40の駆動を制御する。即ち、図2に示す電磁誘導加熱手段40、又は図3に示す電磁誘導加熱手段50の何れかの駆動を制御する。
転写材通過検知手段13による転写材搬送タイミング検知結果、転写材通過検知手段13から定着ニップ部Nまでの距離、転写材搬送速度、定着ベルト31の回動速度等から定着ベルト31と転写材Pとの接触位置を特定する事が可能である。
転写材Pが定着ニップ部Nを通過すると、転写材接触部分と転写材非接触部分(転写材間)とで定着ベルト31上に温度差が発生する。定着ベルト31の転写材Pと接していた箇所が局部加熱手段(電磁誘導加熱手段40など)と対向する位置を通過するときは、電磁誘導加熱手段40を駆動電源45により駆動することで、その箇所の温度を上昇させることが可能である。その結果、転写材Pが接触していない部分との温度差を小さくする事が可能になる。
転写材接触部分と転写材非接触部分との温度差は、転写材Pへの熱移動量によって決まる。即ち、定着ニップ部N通過後の転写材Pの温度と、転写材Pの種類(サイズ、枚数、紙種など)を操作表示部11で設定すれば、転写材Pへの熱移動量を推定する事が出来る。したがって、定着ニップ部Nを通過した後の転写材Pの温度を転写材温度検知手段14により測定する事で、転写材Pへの熱移動量を推定し、その熱移動量に相当する熱量を局部加熱手段によって転写材接触部分に供給する事で、転写材接触部分と転写材非接触部分との温度差を小さくする事が出来る。その結果、光沢段差の発生の抑制が可能となる。
転写材Pの紙種(普通紙、塗工紙、坪量など)等の転写材条件によって転写材Pが定着ベルト31をから奪う熱量が異なり、転写材接触部分と転写材非接触部分の温度差が異なる。したがって、転写材条件に応じて、局部加熱手段による転写材接触部分への熱供給量を変更する事により温度差を少なくすることが望ましい。
したがって、局部加熱手段は転写材条件に応じて加熱電力が可変に制御されることが望ましい。加熱電力が可変である加熱源としては、例えば、電磁誘導加熱手段40があげられる。電磁誘導加熱手段40以外に、局部加熱ローラの押圧力を変更し、局部加熱ローラと定着ベルト31とのニップ幅を変更する事によって、定着ベルト31への熱供給量を変更する事も可能である。
図5、図6は本発明の定着装置における3枚の転写材P1,P2,P3の搬送経過を示す説明図である。以下、電磁誘導加熱手段40,50を含む非接触式局部加熱手段、及び接触式局部加熱手段を、局部加熱手段60と総称して説明する。
図7は定着ベルト31の温度経過を示すタイミングチャートである。横軸は経過時間、縦軸は定着ベルトの定着ニップ部Nの上流かつ近傍の位置(以下、X位置と称す)における温度である。
定着ベルト31、転写材P、転写材搬送の間隔Gの一例を下記に示す。
定着ベルト31は外周直径80mm、外周長さL1=251.3mm、厚さ70μm、
転写材PはA4判、転写材搬送方向長さL2=210mm、普通紙または塗工紙、転写材P間の間隔Gを約80mmとした場合、連続給紙する際の2枚の転写材P1,P2の間隔G(G=L1−L2)は、41.3mm以上を要し、転写材PがA4判サイズ以外の異なる用紙の場合には、転写材Pの間隔Gを転写材サイズに対応して変化させる。具体的には、ユーザが走査表示部11上で入力した転写材Pのサイズに応じて、制御手段12が図1に示したレジストローラ26の回転開始時期を制御し、転写材P間の間隔Gを変化させるものとした場合について説明する。
以下、本発明の定着装置を図5、図6の転写材搬送経過説明図、及び図7の定着ベルト31の温度経過を示すタイミングチャートにより説明する。
操作表示部11において転写材Pのサイズ、枚数が設定される。レジストローラ26から定着ニップ部Nまでの搬送路長さ、及び転写材Pの搬送速度は画像形成装置の機種によって定められている。レジストローラ26の近傍に配置された転写材通過検知手段13による検知信号発生から所定時間経過後に、1枚目の転写材P1の先端部が定着ニップ部Nに到達する。
転写材P1が定着ニップ部Nを通過するとき(時間t1,t2)、定着ベルト31は転写材P1との接触によって熱を奪われるため、定着ベルト31の転写材P1と接触していた部分の温度が低下する(図5(a)(b)参照)。位置Xで転写材P1による温度低下が検出されるタイミングは、図7に示す定着ベルト31の温度がT1の領域となる。
定着ベルト31の温度低下部分の先端部が定着ニップ部Nを出て、局部加熱手段60の対向位置に到達した時点で、局部加熱手段60をオンにする。
温度低下部分の後端部が局部加熱手段60の対向位置を通過したら、局部加熱手段60をオフする。転写材P1との接触によって温度低下した部分を局部加熱手段60により加熱する事で、ず8の破線から実線まで温度T1まで回復させ、転写材P1が接触していなかった部分との温度差(T0−T1)を小さくすることができる。なお、局部加熱手段60のオン、オフのタイミングは、転写材P1の通過タイミング、及び定着ニップ部Nから局部加熱手段60に到達するまでの距離、定着ベルト31の回転速度から演算して設定を行う。
転写材P2が定着ニップ部Nを通過するとき(時間t4〜t6)、定着ベルト31の温度は、転写材P2の先端部分は温度T0であり、後端部分は温度T1となる。定着ベルト31の温度によってトナー像の光沢が異なってくるが、この温度差(T0−T1)が小さいため、目視判断のできる光沢段差を生じず、ほぼ均一な光沢のトナー像が得られる(図5(d)〜(f)参照)。
転写材P2が定着ニップ部Nを通過することで、転写材P1のときと同様に、定着ベルト31は転写材P2との接触によって熱を奪われるため、定着ベルト31の転写材P2と接触していた部分の温度が低下する。位置Xで転写材P2による温度低下が検出されるタイミングは、図7の定着ベルト31の温度がT3,T4の領域となる。温度がT2の領域は、転写材P1の影響が残っている部分である。
定着ベルト31の温度低下部分の先端部が定着ニップ部Nを出て、局部加熱手段60の対向位置に到達した時点で、局部加熱手段60をオンする。
温度低下部分の後端部が局部加熱手段60の対向位置に到達したら、局部加熱手段60をオフする。
転写材P2との接触によって温度低下した部分を局部加熱手段60で加熱することで、図7の破線から実線までT3,T4の温度を回復させ、転写材P2が接触していなかった部分との温度差(T0〜T3)、(T0〜T4)を小さくする事が出来る。
転写材P3が定着ニップ部Nを通過するとき(時間t8〜t11)の定着ベルト31の温度は、転写材P3の先端部は温度T3であり、途中温度T4となり、転写材P3の後端部は温度T0となる。定着ベルト31の温度によってトナー像の光沢が異なってくるが、この温度差(T0〜T3)、(T0〜T4)が小さいため、目視判断のできる光沢段差を生じず、ほぼ均一な光沢のトナー像が得られる(図6(h)〜(k)参照)。
上述の本発明の局部加熱手段60を有する定着装置30においては、定着ベルト31の温度が、最高の設定温度T0から最低の温度T3まで変化する。即ち、従来の定着装置の温度に比して、局部加熱手段60を有する本発明の定着装置30では、図示の白抜き矢印に示すように上限温度及び下限温度が圧縮されて設定温度T0近傍に集中し、転写材Pが定着ニップ部Nを通過する際の定着ベルト31の温度変化が小さくなり、転写材Pの光沢段差の発生が著しく低減する。
[画像形成条件]
画像形成装置:フルカラー、A4判用紙、毎分51枚出力、タンデム型フルカラー複写機(コニカミノルタ8050(登録商標)改造機、図1参照)
定着装置:定着ベルト式定着装置、電磁誘導加熱手段40有り、図1〜3参照
転写材: 坪量80(g/m2)の普通紙PA、坪量128(g/m2)の普通紙PB、坪量128(g/m2)の塗工紙PC
現像剤: キャリアの平均粒径:20〜60μm、重合トナーの平均粒径:3〜7μm
重合トナーAの軟加点:100℃、重合トナーBの軟加点:120℃
定着ベルト31の加熱幅:0.34(m)
原画像:べた画像
転写材温度の測定:サーモパイル
[加熱電力の検討]
定着装置30により転写材Pに与えるエネルギーは、転写材Pの温度上昇量と、転写材Pの熱容量により定められる。転写材Pの温度上昇量はトナーの定着状態によって決まる。転写材Pの熱容量は転写材Pの比熱と体積(坪量)によって決まる。
定着ベルト31の外周近傍に配置した電磁誘導加熱手段40の熱供給量Q(watt)は、定着ベルト31の最大加熱幅、転写材Pの坪量、定着装置30を通過する転写材Pの搬送速度に関係する。
Figure 2006317506
表1は、紙種の異なる3種類の転写材、即ち、坪量80(g/m2)の普通紙PA、坪量128(g/m2)の普通紙PB、坪量128(g/m2)の塗工紙PCを選択設定し、転写材温度検知手段(非接触温度センサ)14により測定される転写材温度と、電磁誘導加熱手段40の加熱電力との対応関係を実験により検討して作製した電磁誘導加熱手段40の加熱電力テーブルの一例である。
このように作製された加熱電力テーブルをRAM等の記憶手段15に記憶させておく。ユーザは操作表示部11で転写材Pの紙種PA,PB,PCを予め選択設定して、画像形成装置Aを起動させると、定着装置30の定着ニップ部Nを通過した転写材Pの表面温度が転写材温度検知手段14によって検知される。転写材Pの設定紙種と、転写材温度検知手段14による検知温度とにより、制御手段12は記憶手段15に記憶された加熱電力テーブルから光沢段差の発生のない最適の加圧電力を選択して、駆動電源45を起動させ、電磁誘導加熱手段40を加熱させ、定着ベルト31を最適温度に加熱する。
以上に述べたように、局部加熱手段を備えた定着装置30において、転写材温度検知手段14の検知信号と転写材Pの紙種選択とにより、各種の転写材Pに対して光沢段差の発生しない画像が得られる。
本発明の実施の形態では、ベルト定着式の定着装置を例として説明したが、本発明はローラ定着式の定着装置でも有効である。
本発明に係る定着装置を備えた画像形成装置の構成図。 本発明に係る定着装置の断面図。 他の実施の形態の電磁誘導加熱手段を備えた定着装置の断面図。 定着装置の局部加熱手段を制御する制御手段のブロック図。 本発明の定着装置における転写材の搬送経過を示す説明図。 本発明の定着装置における転写材の搬送経過を示す説明図。 定着ベルトの温度経過を示すタイミングチャート。
符号の説明
11 操作表示部
12 制御手段
13 転写材通過検知手段
14 転写材温度検知手段(非接触温度センサ)
15 記憶手段
30 定着装置
31 加熱定着部材(定着ベルト)
32 定着ローラ
33 加熱定着回転体(加熱ローラ)
34 加熱源
35 加圧回転体(加圧ローラ)
36 加熱源
40 電磁誘導加熱手段(非接触式局部加熱手段)
41 ガイド板
42 励磁加熱コイル
43 磁性コア
44 支持部材
45 駆動電源
46 交流電源
50 局部加熱手段
A 画像形成装置
N 定着ニップ部
P,P1,P2,P3 転写材
PA,PB 普通紙
PC 塗工紙

Claims (3)

  1. 回転する加熱定着回転体と該加熱定着回転体に圧接して回転する加圧回転体とにより形成された定着ニップ部に未定着トナー像を担持した転写材を通過させて加熱定着する定着装置を有する画像形成装置において、
    前記定着ニップ部より前記加熱定着回転体の回転方向上流側で前記転写材との接触面側を加熱する位置に配設された局部加熱手段と、
    前記定着ニップ部より転写材搬送方向下流側に配設され転写材の温度を検知する転写材温度検知手段と、
    前記局部加熱手段を制御する制御手段とを有し、
    前記制御手段は、前記転写材温度検知手段の検知結果と転写材情報に応じて前記局部加熱手段への熱供給量を変更するように制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記局部加熱手段は電磁誘導加熱手段であり、前記加熱定着回転体は金属を含有した発熱層を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記加熱定着回転体は、無端状の定着ベルトであることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
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