JP2006317301A - レーザー墨出し器 - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体レーザーとして視認性の高いグリーンレーザーを用いた場合であっても、周囲温度に関わらず使用することができるレーザー墨出し器を提供すること。
【解決手段】光源としての半導体レーザー6aを備えるレーザーモジュールと、分岐手段と、レンズと、レーザーモジュールと分岐手段及びレンズを収容する鏡筒と、レーザーモジュールの光量を制御するマイコン(制御手段)111と、鏡筒の傾きを検出する傾斜センサ(傾斜監視手段)50と、ビーム光の発光パターンを切り換える発光パターン切換スイッチ120と、マイコン111を駆動する乾電池(電源)101をON/OFFするスイッチ102と、を有するレーザー墨出し器において、前記マイコン111は、前記レーザーモジュールの起動時と再起動時及び発光パターンの切換時の何れにおいても、レーザーモジュールの出射光量を所定の時間を掛けて徐々に増加させていくよう制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、建築内外装作業等においてレーザー光を基準線として墨出しを行うためのレーザー墨出し器に関するものである。
建築現場等においては、墨出し作業には従来の墨壷に代えてレーザー墨出し器が使用されるに至っている。このレーザー墨出し器は、レーザー光による直線像を室内の壁面等に投影することによって部屋のレイアウトや間仕切り等のための墨出しを行うものであって、これについての提案も今までに種々なされている。
例えば、特許文献1に開示されたレーザー墨出し器においては、レーザー光源であるレーザーモジュールに内蔵されたホトディテクタによって半導体レーザーの光量を検出し、レーザー墨出し器から照射されるライン光の光量が所定値を超えないように半導体レーザーの出力を制御するようにしている。
しかし、半導体レーザーは、周囲の温度変化や半導体レーザー自体の発光による温度上昇により電流と光量の特性が変動してしまうため、同じ電流値でも環境によって光量が変化する。
このような光量の変動を抑制するために、半導体レーザーに内蔵されている光量検出用のホトディテクタによって半導体レーザーの光量を検出し、半導体レーザーの光量が常に予め設定した或る値になるよう半導体レーザーに流す電流を制御する必要がある。このような制御を一般的にAPC制御(Auto Power Control)と称している。
特許第3416769号公報
ところで、従来のレーザー墨出し器は、レーザーモジュールの安価な赤色のレーザー光を出力する半導体レーザーが使用されていた。しかし、明るい場所で使用するような場合、ライン光が見にくくなることがあり、視認性の高い緑色のレーザー光を出力する半導体レーザーを使用することが検討されていた。
一方、APC制御方式を採用するレーザー墨出し器において半導体レーザーの光量を制御する制御回路が何らかの原因で故障した場合には、半導体レーザーの光量を設定値以下に制御することができなくなるため、半導体レーザーに内蔵されている光量検出用のホトディテクタからの出力が所定値を超えたときには半導体レーザーの発光を強制的に停止するレーザーモジュール保護回路が併設されている。
しかしながら、半導体レーザーとして赤色レーザーよりも視認性の高いグリーンレーザーを使用する場合、グリーンレーザーは、その特性上、低温にレーザー光の起動応答性が悪いために起動時にAPC制御を行うと半導体レーザーに流す電流値が不足しているものと判断され、半導体レーザーに流す電流値が目標とする光量が得られる電流値よりも大きくなってしまう。このため、起動時に半導体レーザーの光量が目標値を超えてしまい、保護回路が作動して半導体レーザーの発光が強制的に停止されてしまい、レーザー墨出し器を使用することができないという不具合が発生する。特に、レーザー墨出し器は屋外で使用されることもあるため、気温が低い場合には使用できないという事態が発生する。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、半導体レーザーとして視認性の高いグリーンレーザーを用いた場合であっても、周囲温度に関わらず使用することができるレーザー墨出し器を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、
光源としての半導体レーザーを備えるレーザーモジュールと、
該レーザーモジュールから照射されるビーム光を複数のビーム光に分岐する分岐手段と、
該分岐手段によって分岐された各ビーム光をライン光に変換するレンズと、
前記レーザーモジュールと分岐手段及びレンズを収容する鏡筒と、
前記レーザーモジュールの光量を制御する制御手段と、
前記鏡筒の傾きを検出する傾斜監視手段と、
前記レーザーモジュールから照射されるビーム光の発光パターンを切り換える発光パターン切換手段と、
前記制御手段を駆動する電源をON/OFFするスイッチと、
を有するレーザー墨出し器において、
前記制御手段は、前記レーザーモジュールの起動時と再起動時及び発光パターンの切換時の何れにおいても、レーザーモジュールの出射光量を所定の時間を掛けて徐々に増加させていくよう制御することを特徴とする。
本発明によれば、半導体レーザーとして低温における起動応答性が悪いグリーンレーザーを使用した場合であっても、レーザーモジュールの起動時と再起動時及び発光パターンの切換時の何れにおいても、レーザーモジュールの出射光量を所定の時間を掛けて徐々に増加させていくよう制御するため、レーザーモジュールの起動応答性が悪いことに起因して発生する保護回路の作動が低減し、レーザー墨出し器を周囲温度に関わらず常に安定的に使用することができる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
先ず、本発明に係るレーザー墨出し器の構成を図3〜図8に基づいて説明する。
図3は本発明に係るレーザ墨出し器の側断面図、図4は図3のA−A線断面図、図5は図3のB−B線断面図、図6は図3の矢視C方向の図、図7は図3のD−D線断面図、図8は本発明に係るレーザ墨出し器から照射されるレーザーライン光を示す斜視図である。
本実施の形態に係るレーザー墨出し器100は、スタンド1、ベース2、ハウジング3、鏡筒5等によって構成されている。尚、以下の説明では、スタンド1側を下方、ハウジング3側を上方とする。
スタンド1は、当該レーザー墨出し器100を不図示の床面上に載置するための3本の脚部を有しており、その上部には前記ベース2が水平方向に回動可能に支持されている。そして、このベース2には、前記鏡筒5を支持するフレーム8a,8b(図7参照)と前記ハウジング3が設けられており、ハウジング3内には前記鏡筒5が収納されている。
鏡筒5は、その一端がジンバル機構4を介して前記フレーム8a,8bに揺動可能に懸架されており、ジンバル機構4によって常に鉛直方向に向くよう調整されている。この鏡筒5には、図4に示すように、光源である第1レーザーモジュール6と、第2レーザーモジュール29と、第1レーザーモジュール6から出射されるビーム光を複数のビーム光に分岐するスプリッタ9及び該スプリッタ9から出射されるビーム光をライン光に変換するレンズ26が設けられている(図3及び図7参照)。
本実施の形態において、前記第1レーザーモジュール6は、後述する水平、垂直及び鉛直(通り芯)方向の3つのライン光37,38,39(図4及び図8参照)の光源として使用され、前記第2レーザーモジュール29は、地墨点40(図8参照)の光源として使用される。ここで、第1及び第2レーザーモジュール6,29は、半導体レーザーを使用した光源であって、第1レーザーモジュール6は、視認性の高い波長532nmの緑色のレーザービーム(グリーンレーザー)を出射し、第2レーザーモジュール29は、波長650nmの赤色のレーザービームを出射する。
又、前記スプリッタ9は、図4に示すように、2枚のハーフミラー9a,9bを有しており、第1レーザーモジュール6から出射されるビーム光は、第1ハーフミラー9aによって直進方向のビーム光(水平レーザービーム)と直交方向のビーム光とに分岐される。そして、直交方向に分岐されたビーム光は、第2ハーフミラー9bによって斜め上方の垂直レーザービームと直進方向の通り芯レーザービームとに分岐される。
而して、スプリッタ9によってそれぞれの方向に分岐されたレーザービームは、それらの方向を微小に変えることができるウェッジプリズム14を通過した後、ビーム径と略同等或は若干大き目の貫通孔を有する第1フランジ17を通過する。ここで、偏角レンズ14は、楔状の断面形状を有する円柱のレンズであり、鏡筒5に螺合するスリーブ15の内側に接着剤等で固定され、スリーブ15は固定手段であるナット16によって鏡筒5に固定される。又、前記第1フランジ17は、偏角したレーザービームと貫通孔の軸芯とが一致するように外周方向に調整可能であって、鏡筒5の出射口41に不図示のねじによって固定されている。
そして、第1フランジ17の先には、該第1フランジ17と同様のレーザービームが貫通する貫通孔を有する第2フランジ19が回動可能に軸支されている。この第2フランジ19は、第1フランジ17に設けられたねじ穴に第2フランジ19に設けられた不図示のU溝を介して回動調整手段を構成する不図示の偏心ねじが挿入されており、この偏心ねじを回転させることによって、第2フランジ19を第1フランジ17に対して回転調整することができる。尚、第2フランジ19を調整した後は、該第2フランジ19がねじによって第1フランジ17に固定される。
又、第2フランジ19には、前記レンズ26を収納するレンズホルダ22がピン23によって連結されている。
他方、鏡筒5の下端には、図4に示すように、スリーブ28に内蔵された前記第2レーザーモジュール29が下向きに配置されている。この第2レーザーモジュール29は、その一端に半球状のキャップ30が設けられており、球面溝が形成されたスリーブ28内に収納され、その外周上には第2圧縮ばね31が巻装されている。そして、スリーブ28の後部には、90°間隔で4方向から第2調整ねじ32が設けられており、この第2調整ねじ32によって第2圧縮ばね31の抜け止めと第2レーザーモジュール29から出射される地墨レーザービーム33の光軸調整が行われる。
前記ジンバル機構4に懸架された鏡筒5には、鉛直のバランスを取るための不図示のウェイトと、該鏡筒5の揺れを停止させるためのブレーキ用の銅板35とマグネット36が備えられている。
又、前記フレーム8a,8bには、鏡筒5が過度に傾斜したときに第1及び第2レーザーモジュール6,29からのビーム光の出射を停止させるための傾斜監視手段である傾斜センサ50が設けられている。この傾斜センサ50は、図5に示すように、光電センサの発光部50aから出射された光が、鏡筒5に設けられたプレート50bの孔部を通過して光電センサの受光部50cで受光された場合のみ、第1及び第2レーザーモジュール6,29からのビーム光の出射を可能とするよう構成されている。尚、図5においては、鏡筒5の図示を省略している。
以上説明した構成要素を覆う前記ハウジング3には、図4に示すように、ライン光を照射するための複数の照射窓51が形成されており、各照射窓51には、当該レーザー墨出し器100内への粉塵等の侵入を防ぐポリエステルフィルム等から成る防塵カバー52が接着固定されている。
又、各照射窓51の上面部には可動式のシャッター53が設けられており、ユーザーの手動操作によってシャッター53を開閉することができる。尚、各シャッター53は、防塵カバー52を保護する機能と、ライン光37,38,39の照射をユーザーが選択的に行うことができる機能を有している。
次に、以上の構成を有するレーザー墨出し器100の制御回路を図1に基づいて説明する。尚、図1は制御回路の構成図であり、本図においては、前記第2レーザーモジュール29は図示を省略している。
図1において、101は制御回路に電圧を供給するための乾電池、102はスイッチ、103は乾電池101から供給される電圧を変換して前記第1レーザーモジュール6やマイコン111等に一定の電圧を供給するためのDC/DCコンバータ、111はマイコン、112は第1レーザーモジュール6の半導体レーザー6aの光量を設定するD/Aコンバータ、113はマイコン111からの信号を受けて半導体レーザー6aをON/OFFするためのトランジスタである。尚、第1レーザーモジュール6には、ホトディテクタ6bが内蔵されている。
又、104,105,107,108,114,115,116,118は抵抗器、106はコンパレータ、109はコンパレータ106からの信号によって半導体レーザー6aの発光を遮断するトランジスタ、117はオペアンプである。
更に、119は半導体レーザー6aを駆動するためのトランジスタ、120は半導体レーザー6aの発光パターンを連続発光又はパルス発光に切り換えるための信号を前記マイコン111に出力するための発光パターン切換スイッチ、50はレーザー墨出し器100が所定角度以上傾いたときにマイコン111に信号を出力する監視手段としての傾斜センサである。
ここで、以上の構成を有する制御回路の動作について説明する。
トランジスタ119によって第1レーザーモジュール6の半導体レーザー6aに電流を流すと該半導体レーザー6aが発光し、第1レーザーモジュール6に内蔵されているホトディテクタ6bからは半導体レーザー6aの光量に比例した電流が出力される。この電流値は抵抗器116によって電圧に変換され、この電圧はオペアンプ117の反転入力端子に入力される。又、同時にマイコン111からの信号に従ってD/Aコンバータから出力された光量設定電圧もオペアンプ117の非反転入力端子に入力される。
オペアンプ117は、光量設定値と実際の光量(ホトディテクタ6bからの出力)との比較演算を行う加減算増幅器であり、抵抗器114,115,118の設定値に応じて入力された信号の加減算及び増幅を行い、その結果をトランジスタ119のベース端子に入力し、第1レーザーモジュール6から照射されるビーム光の光量が予め設定された値になるよう電流の制御を行う。
又、これとは別にホトディテクタ6bの信号は、コンパレータ106の反転入力端子に入力され、コンパレータ106の非反転入力端子には抵抗器104,105で設定された電圧が入力される。すると、コンパレータ106では、抵抗器104,105で設定された電圧と実際の電圧(実際の光量(ホトディテクタ6bからの出力)に対応する電圧)との比較を行い、実際の電圧の方が設定値よりも高い場合には、抵抗器107,108を介してトランジスタ109がONされて半導体レーザー6aの発光が強制的に停止される。
次に、マイコン111の動作を図2に示すフローチャートに基づいて説明する。
先ず、スイッチ102をONすると(ステップ201)、乾電池101からDC/DCコンバータ103に電圧が供給され、この電圧はDC/DCコンバータ103によって変換されて半導体レーザー6a、マイコン111、オペアンプ117、コンパレータ106等に所定の電圧が供給される(ステップ201)。
次に、マイコン111によってトランジスタ113をOFFし(ステップ202)、マイコン111からD/Aコンバータ112にデータ信号を送り、D/Aコンバータ112の出力電圧(光量設定電圧)を一定の時間を掛けて目標値になるよう徐々に増加させる(ステップ203)。すると、それに従って半導体レーザー6aの光量も一定の時間を掛けて目標値まで徐々に上昇する。
次に、マイコン111で発光パターン切換スイッチ120からの信号が出力されているか否かが判別され(ステップ205)、発光パターン切換信号があれば(ステップ205での判別結果がYESであれば)、マイコン111は、トランジスタ113の駆動パターンを連続駆動又はパルス駆動に切り換える(ステップ206)。ここで、パルス駆動は、半導体レーザー6aをパルス発光させることによって乾電池101の使用時間を長くするための省エネモードである。そして、このときもステップ203と同様にマイコン111からD/Aコンバータ112にデータ信号を送り、D/Aコンバータ112の出力電圧(光量設定電圧)を一定の時間を掛けて0から目標値になるまで徐々に増加させる(ステップ207)。
次に、傾斜センサ121からの信号をマイコン111によって検出し、墨出し器本体の傾きが所定の角度以内であるか否かが判別される(ステップ208)。墨出し器本体の傾きが所定の角度以上であった場合(ステップ208での判別結果がYESである場合)には、墨出し器としての精度が保証されないためにトランジスタ113をONして(ステップ209)、半導体レーザー6aをOFFする(ステップ210)。
そして、墨出し器本体の傾きが所定の角度以内であるか否かが再び判別され(ステップ211)、墨出し器本体の傾きが所定の角度以内になった場合(ステップ211での判別結果がNOである場合)には、トランジスタ113を再びOFFする(ステップ212)。又、このときもステップ203と同様にマイコン111からD/Aコンバータ112にデータ信号を送り、D/Aコンバータ112の出力電圧(光量設定電圧)を一定の時間を掛けて0から目標値になるまで徐々に増加さる(ステップ213)。すると、半導体レーザー6aの光量も再び一定の時間を掛けて目標値まで徐々に上昇する。
次に、スイッチ102がOFFであるか否かが判別され(ステップ215)、スイッチ102がON状態を維持している場合(ステップ215での判別結果がNOである場合)には、処理はステップ205に戻り、発光パターン切換スイッチ120からの発光パターン切換信号の有無、傾斜センサ50からの信号の有無をマイコン111によって常に監視しながら半導体レーザー6aを発光させる。
他方、スイッチ102がOFFされた場合(ステップ215での判別結果がYESである場合)には、乾電池101からの電圧供給が遮断され、半導体レーザー6aがOFFされる(ステップ216)。
以上のように、本実施の形態によれば、半導体レーザー6aとして低温における起動応答性が悪いグリーンレーザーを使用した場合であっても、該半導体レーザー6aの発光を開始するときには、その光量が所定値に達するまで所定の時間を掛けて半導体レーザー6aの光量を徐々に増加させていくようにしたため、半導体レーザー6aの光量が目標値を超えることがない。このため、保護回路が作動して半導体レーザー6aの発光が強制的に停止されるという不具合が発生することがなく、レーザー墨出し器100を環境温度に関わらず常に安定的に使用することができる。
又、半導体レーザー6aの発光パターンの切り換え及び墨出し器本体の傾きによる発光停止状態からの復帰時においても、半導体レーザー6aの光量が所定値に達するまで所定の時間を掛けて光量を徐々に増加させていくようにしたため、半導体レーザー6aの光量が目標値を超えることがなく、保護回路が作動して半導体レーザー6aの発光が強制的に停止されるという不具合が発生することがない。
本発明に係るレーザ墨出し器の制御回路の構成図である。 本発明に係るレーザ墨出し器のマイコンの動作を示すフローチャートである。 本発明に係るレーザ墨出し器の側断面図である。 図3のA−A線断面図である。 図3のB−B線断面図である。 図3の矢視C方向の図である。 図3のD−D線断面図である。 本発明に係るレーザ墨出し器から照射されるレーザーライン光を示す斜視図である。
符号の説明
1 スタンド
2 ベース
3 ハウジング
4 ジンバル機構
5 鏡筒
6 第1レーザーモジュール
6a 半導体レーザー
6b ホトディテクタ
8a,8b フレーム
9 スプリッタ(分岐手段)
9a,9b ハーフミラー
14 ウェッジプリズム
15 スリーブ
16 ナット
17 第1フランジ
19 第2フランジ
22 レンズホルダ
23 ピン
26 レンズ
28 スリーブ
29 第2レーザーモジュール
30 キャップ
31 第1圧縮ばね
32 第2調整ねじ
33 地墨レーザービーム
35 銅板
36 マグネット
37〜39 ライン光
40 地墨点
41 出射口
50 傾斜センサ(傾斜監視手段)
51 照射窓
52 防塵カバー
53 シャッター
100 レーザー墨出し器
101 乾電池(電源)
102 スイッチ
103 DC/DCコンバータ
104〜108 抵抗器
106 コンパレータ
109 トランジスタ
111 マイコン(制御手段)
112 D/Aコンバータ
113 トランジスタ
114〜118 抵抗器
117 オペアンプ
119 トランジスタ
120 発光パターン切換スイッチ(発光パターン切換手段)

Claims (1)

  1. 光源としての半導体レーザーを備えるレーザーモジュールと、
    該レーザーモジュールから照射されるビーム光を複数のビーム光に分岐する分岐手段と、
    該分岐手段によって分岐された各ビーム光をライン光に変換するレンズと、
    前記レーザーモジュールと分岐手段及びレンズを収容する鏡筒と、
    前記レーザーモジュールの光量を制御する制御手段と、
    前記鏡筒の傾きを検出する傾斜監視手段と、
    前記レーザーモジュールから照射されるビーム光の発光パターンを切り換える発光パターン切換手段と、
    前記制御手段を駆動する電源をON/OFFするスイッチと、
    を有するレーザー墨出し器において、
    前記制御手段は、前記レーザーモジュールの起動時と再起動時及び発光パターンの切換時の何れにおいても、レーザーモジュールの出射光量を所定の時間を掛けて徐々に増加させていくよう制御することを特徴とするレーザー墨出し器。
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