JP2006313260A - プロジェクタへの画像の供給 - Google Patents

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Abstract

【課題】 プロジェクタを利用する際に、ネットワークを有効に活用するための技術を提供する。
【解決手段】 画像供給装置は、プロジェクタに直接的に接続される第1のインタフェース部と、ネットワークを介して外部装置に接続される第2のインタフェース部と、対象画像に画像処理を施して処理済み画像を生成する画像処理部と、処理済み画像を、第1のインタフェース部を介してプロジェクタに供給すると共に、処理済み画像に対応する対象画像を、第2のインタフェース部を介して外部装置に供給する供給部と、を備える。画像処理部は、画像供給装置において準備された第1の画像を第1の対象画像として、第1の処理済み画像を生成し、さらに、外部装置から第2のインタフェース部を介して第2の画像を取得した場合には、第1の画像と第2の画像とが合成された画像を第2の対象画像として、第2の処理済み画像を生成する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、プロジェクタへ画像を供給する技術に関する。
プレゼンテーションでは、プロジェクタが多く利用されている。プロジェクタは、コンピュータと接続され、コンピュータから供給された画像をスクリーン上に投写表示する。
特開2002−278529号公報 特開2002−366341号公報 特開2004−69996号公報 特開2004−69997号公報 特開2004−86277号公報 特開2004−88194号公報 国際公開第01/93583号パンフレット
ところで、複数のコンピュータがネットワークを介して互いに接続され、プロジェクタがUSBケーブルなどを介して直接的に複数のコンピュータのうちの第1のコンピュータのみと接続されているシステムでは、通常、第1のコンピュータのみがプロジェクタによって表示されるべき画像を供給することができる。
上記のようなシステムでは、第1のコンピュータと他のコンピュータとがネットワークを介して接続されているにも関わらず、プロジェクタを利用する際に、ネットワークはあまり活用されていなかった。このため、例えば、第2のコンピュータにおいて準備された画像を、第1のコンピュータにおいて準備された画像と共に、プロジェクタに表示させることは困難であった。
この発明は、従来技術における上述の課題を解決するためになされたものであり、プロジェクタを利用する際に、ネットワークを有効に活用することを目的とする。
上述の課題の少なくとも一部を解決するため、本発明の装置は、プロジェクタに画像を供給する画像供給装置であって、
前記プロジェクタに直接的に接続される第1のインタフェース部と、
ネットワークを介して外部装置に接続される第2のインタフェース部と、
対象画像に、前記プロジェクタのための画像処理を施して、処理済み画像を生成する画像処理部と、
前記処理済み画像を、前記第1のインタフェース部を介して前記プロジェクタに供給すると共に、前記処理済み画像に対応する前記対象画像を、前記第2のインタフェース部を介して前記外部装置に供給する供給部と、
を備え、
前記画像処理部は、前記画像供給装置において準備された第1の画像を第1の対象画像として、第1の処理済み画像を生成し、さらに、前記外部装置から前記第2のインタフェース部を介して第2の画像を取得した場合には、前記第1の画像と前記第2の画像とが合成された合成画像を第2の対象画像として、第2の処理済み画像を生成することを特徴とする。
この装置では、画像処理部は、画像供給装置において準備された第1の画像と、外部装置から取得した第2の画像と、が合成された合成画像を対象画像として処理済み画像を生成するため、第1の画像と第2の画像とを同時にプロジェクタに表示させることができる。さらに、この装置では、プロジェクタに供給される処理済み画像に対応する対象画像が外部装置に供給されるため、外部装置は、プロジェクタによって表示される画像を外部装置の表示部に表示させることができる。すなわち、この装置を採用すれば、プロジェクタを利用する際に、ネットワークを有効に活用することが可能となる。
上記の装置において、さらに、
前記画像供給装置の表示部に表示される第1の表示領域であって、前記プロジェクタによって表示される前記処理済み画像に対応する前記対象画像を表示する前記第1の表示領域を準備する表示領域準備部を備えるようにしてもよい。
こうすれば、プロジェクタによって表示される処理済み画像に対応する対象画像が画像供給装置の表示部に表示されるため、ユーザはプロジェクタによって表示された画像を確認せずに、該画像を把握することができる。
上記の装置において、
前記表示領域準備部は、さらに、前記画像供給装置の表示部に表示される第2の表示領域であって、前記第1の処理済み画像に対応する前記第1の対象画像を表示する前記第2の表示領域を準備するようにしてもよい。
こうすれば、画像供給装置のユーザは、第2の表示領域を確認することによって、画像供給装置において準備された第1の対象画像を把握することができる。
上記の装置において、
前記第1の画像は、アプリケーションプログラムによって準備される原画像のうちのユーザによって選択された少なくとも一部を含む画像であり、
前記画像処理部は、前記アプリケーションプログラムからの指示に従って、前記第1の処理済み画像を生成することが好ましい。
こうすれば、画像供給装置の表示部に表示され得る画像のうち、ユーザの意図する画像のみをプロジェクタに表示させることができる。
上記の装置において、さらに、
前記プロジェクタによって投写面上に表示される画像の歪みを補正するための歪み補正情報を、前記第1のインタフェース部を介して、前記プロジェクタから取得する歪み補正情報取得部を備え、
前記画像処理部は、前記対象画像に、前記歪み補正情報を用いた歪み補正処理を含む前記画像処理を施して、前記処理済み画像を生成することが好ましい。
こうすれば、プロジェクタは歪み補正処理を実行せずに済むため、プロジェクタの構成を簡単にすることができる。
なお、本発明は、上記の画像供給装置と、外部装置と、を備える画像供給システムの態様でも実現可能である。
また、本発明は、上記の画像供給装置または画像供給システムと、上記のプロジェクタと、を備える投写表示システムの態様でも実現可能である。この場合には、プロジェクタは、
画像を表す光を射出する画像形成部と、
前記画像形成部から射出された光を投写面上に投写する投写光学系と、
前記歪み補正情報を前記画像供給装置に供給する歪み補正情報供給部と、
前記画像供給装置から前記処理済み画像を取得して、前記処理済み画像を前記画像形成部に供給する再生処理部と、
を備えることが好ましい。
この投写表示システムでは、画像供給装置から歪み補正処理が施された処理済み画像を取得するため、プロジェクタは歪み補正処理を実行せずに済み、この結果、プロジェクタの構成を簡単にすることができる。
なお、この発明は、画像供給装置および方法、該画像供給装置と外部装置とを備える画像供給システムおよび該システムにおける画像供給方法、該画像供給装置とプロジェクタとを備える投写表示システムおよび該システムにおける画像供給方法、これらの方法または装置の機能を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体、そのコンピュータプログラムを含み搬送波内に具現化されたデータ信号、等の種々の態様で実現することができる。
A.投写表示システムの構成:
図1は、投写表示システムの構成を示す説明図である。この投写表示システムは、プロジェクタPJと、複数のコンピュータPC1,PC2,PC3,PC4…と、を備えている。複数のコンピュータPC1,PC2,PC3,PC4…は、ローカルエリアネットワークNWを介して互いに接続されている。また、第1のコンピュータ(画像供給装置)PC1とプロジェクタPJとは、USBケーブルCBを介して、直接的に、換言すれば、1対1で接続されている。
第1のコンピュータPC1は、USBケーブルCBを介して、デジタル画像データを不定期にプロジェクタPJに供給する。プロジェクタPJは、取得した画像データを内部に設けられた液晶ライトバルブに供給し、スクリーン上に画像を表示する。
ところで、プロジェクタは、通常、あおり投写によってスクリーン上に画像を表示する。あおり投写が行われる場合には、スクリーン上に表示される画像は台形状に歪む。このため、プロジェクタでは、液晶ライトバルブに歪み画像(台形状の画像)を形成することによって、スクリーン上に歪みのない画像を表示している。なお、あおり投写とは、プロジェクタの光源光軸がスクリーンに対して垂直に交わらない場合の投写手法を意味する。
本実施例では、第1のコンピュータPC1は、対象画像に歪み補正処理を施した処理済み画像(すなわち歪み画像)をプロジェクタPJに供給する。これにより、プロジェクタPJは、歪み補正処理を実行せずに、スクリーン上に歪みのない画像(処理済み画像)を表示することができる。
また、本実施例では、第1のコンピュータPC1は、サーバとして機能し、他のコンピュータPC2,PC3,PC4…は、クライアントとして機能する。具体的には、第1のコンピュータPC1は、第1のコンピュータPC1において準備された第1の画像を対象画像として処理済み画像を生成するだけでなく、該第1の画像と他のコンピュータから供給された第2の画像とを合成し、合成画像を対象画像として処理済み画像を生成する。
B.第1のコンピュータ(サーバ)の構成:
図2は、図1の第1のコンピュータPC1の内部構成を示す説明図である。第1のコンピュータPC1は、CPU110と、ROMやRAMなどの内部記憶装置112と、外部記憶装置150と、表示部160と、マウスやキーボードなどの操作部170と、USBインタフェース部(USBIF部)192と、ネットワークインタフェース部(ネットワークIF部)194と、を備えている。なお、CPU110は、第1のコンピュータPC1の全体の動作を制御する。USBIF部192は、USBケーブルCBを介してプロジェクタPJと直接的に接続されている。また、ネットワークIF部194は、ネットワークNWを介して他のコンピュータPC2,PC3,PC4…と接続されている。
内部記憶装置112には、プロジェクタ制御部120として機能するコンピュータプログラム(プロジェクタドライバ)が格納されている。また、内部記憶装置112には、サーバ処理部130として機能するコンピュータプログラムが格納されている。プロジェクタ制御部120とサーバ処理部130の機能は、CPU110が各コンピュータプログラムを実行することによって実現される。これらのコンピュータプログラムは、CD−ROMなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録された形態で提供される。
なお、内部記憶装置112には、クライアント処理部135として機能するコンピュータプログラムも格納されている。ただし、第1のコンピュータPC1は、サーバとして機能するため、クライアント処理部135は利用されない。
プロジェクタ制御部120は、歪み補正情報取得部122と、画像処理部124と、画像供給部126と、画像選択部128と、を備えている。
歪み補正情報取得部122は、プロジェクタPJによってスクリーン上に表示される画像の歪みを補正するための歪み補正情報(後述する)を、プロジェクタPJから取得する。
画像処理部124は、対象画像に画像処理を施して、処理済み画像を生成する機能を有する。画像処理部124は、画像抽出部125を備えており、画像抽出部125は、ワードプロセッサなどのアプリケーションプログラムによって準備される原画像のうちのユーザによって選択された少なくとも一部を含む画像を抽出する。なお、1つの抽出画像は、複数ページで構成される原画像のうちの1つのページのみを含む画像であってもよいし、複数ページで構成される原画像のうちの2以上のページが合成された画像でもよい。また、1つの抽出画像は、1ページで構成される原画像のうちの一部の領域のみを含む画像であってもよい。そして、画像処理部124は、抽出画像(対象画像)に画像処理を施す。画像処理部124は、後述するように、解像度変換処理や、ガンマ補正処理、画像の明るさやコントラストなどの調整処理を実行する。また、画像処理部124は、歪み補正情報取得部122が取得した歪み補正情報を用いて、歪み補正処理を実行する。
画像供給部126は、USBIF部192を介して、画像処理部124によって生成された処理済み画像(すなわち歪んだ画像)をプロジェクタPJに供給する。
また、画像供給部126は、サーバ処理部130に、画像処理部124によって生成された処理済み画像に対応する対象画像(すなわち歪みのない画像)を他のコンピュータPC2,PC3,PC4…に供給させる。
画像選択部128は、画像選択画面(後述する)を準備し、表示部160に表示させる。また、画像選択部128は、第1のコンピュータPC1のユーザ(以下、「第1のユーザ」とも呼ぶ)からの指示に従って、複数の抽出画像(対象画像)のうちの1つを画像選択画面に表示させる。画像選択画面に表示される抽出画像は、第1のユーザがプロジェクタPJによってスクリーン上に表示されることを望む画像である。
サーバ処理部130は、投写画像モニタ部131と、投写画像供給部132と、取得画像処理部133と、を備えている。
投写画像モニタ部131は、投写画像モニタ画面(後述する)を準備し、表示部160に表示させる。投写画像モニタ画面には、プロジェクタPJによって実際にスクリーン上に表示される処理済み画像に対応する対象画像(投写画像)が表示される。
投写画像供給部132は、プロジェクタPJによって実際にスクリーン上に表示される処理済み画像に対応する対象画像(投写画像)を、ネットワークIF部194を介して、他のコンピュータPC2,PC3,PC4…に供給する。
取得画像処理部133は、第1のコンピュータPC1以外の他のコンピュータから抽出画像を取得した場合に、第1のコンピュータPC1において準備された第1の抽出画像と、他のコンピュータから取得した第2の抽出画像と、を合成し、合成画像を生成する。そして、取得画像処理部133は、合成画像を画像処理部124に供給する。このとき、画像処理部124は、合成画像(対象画像)に対して画像処理を施す。
内部記憶装置112には、さらに、画像データ格納領域140が設けられている。画像データ格納領域140は、原画像データ格納領域142と、対象画像データ格納領域144と、処理済み画像データ格納領域146と、を含んでいる。原画像データ格納領域142には、アプリケーションプログラムによって準備された原画像を表す原画像データが格納される。対象画像データ格納領域144には、対象画像(抽出画像および合成画像)を表す対象画像データが格納される。処理済み画像データ格納領域146には、プロジェクタPJに供給される処理済み画像を表す処理済み画像データが格納される。なお、本実施例では、画像データ格納領域140には、ビットマップ形式で画像データが格納される。
図3は、画像データ格納領域140(図2)に格納される画像データの一例を示す説明図である。図3(A)は、原画像データを示している。図示するように、アプリケーションプログラムによって準備された原画像は、複数ページ分の画像を含んでいる。図3(B)は、画像抽出部125によって準備された第1の対象画像データを示している。図3(B)では、図3(A)に示す複数ページ分の画像のうち、「B」を含む画像が抽出されている。図3(C)は、画像処理部124によって生成された第1の処理済み画像データを示している。図3(C)に示す第1の処理済み画像データは、図3(B)に示す第1の対象画像データに画像処理を施すことによって生成されている。図示するように、第1の処理済み画像は、「B」を含む画像であり、台形状に歪んでいる。
図3(D)は、取得画像処理部133によって準備された第2の対象画像データを示している。第2の対象画像は、図3(B)に示す第1のコンピュータPC1において準備された「B」を含む第1の抽出画像と、第2のコンピュータPC2から供給された「e」を含む第2の抽出画像と、が合成された合成画像(対象画像)である。図3(E)は、画像処理部124によって生成された第2の処理済み画像データを示している。図3(E)に示す第2の処理済み画像データは、図3(D)に示す第2の対象画像データに画像処理を施すことによって生成されている。図示するように、第2の処理済み画像は、「B」と「e」とを含む画像であり、台形状に歪んでいる。
なお、「B」を含む抽出画像は、図3(C)の第1の処理済み画像が生成される場合には、単独で対象画像として扱われ、図3(E)の第2の処理済み画像が生成される場合には、「e」を含む抽出画像と合成された状態で、対象画像として扱われる。
なお、図2の画像供給部126と投写画像供給部132とが本発明における供給部に相当する。また、図2の画像選択部128と投写画像モニタ部131とが本発明における表示領域準備部に相当し、投写画像モニタ部131によって表示される投写画像モニタ画面が、第1の表示領域に相当し、画像選択部128によって表示される画像選択画面が本発明における第2の表示領域に相当する。
C.第2のコンピュータ(クライアント)の構成:
図4は、図1の第2のコンピュータPC2の内部構成を示す説明図である。第2のコンピュータPC2は、第1のコンピュータPC1(図3)と同様に、CPU210と、内部記憶装置212と、外部記憶装置250と、表示部260と、操作部270と、USBインタフェース部(USBIF部)292と、ネットワークインタフェース部(ネットワークIF部)294と、を備えている。ただし、第2のコンピュータPC2のUSBIF部292は、プロジェクタPJと接続されていない。
内部記憶装置212には、第1のコンピュータPC1(図3)と同様に、プロジェクタ制御部220と、サーバ処理部230と、クライアント処理部235と、として機能するコンピュータプログラムが格納されている。しかしながら、第2のコンピュータPC2はクライアントとして機能するため、サーバ処理部230は利用されず、また、プロジェクタ制御部220の一部の機能の利用が禁止されている。
具体的には、プロジェクタ制御部220は、画像抽出部225と、画像供給部226と、抽出画像モニタ部228と、の機能を有している。
画像抽出部225は、図3の画像抽出部125と同様に、ワードプロセッサなどのアプリケーションプログラムによって準備される原画像のうちのユーザによって選択された少なくとも一部を含む画像を抽出する。
画像供給部226は、図3の画像供給部126の一部の機能を有している。画像供給部226は、クライアント処理部235に、画像抽出部225によって抽出された抽出画像を、第1のコンピュータPC1に供給させる。
抽出画像モニタ部228は、図3の画像選択部128の一部の機能を有している。抽出画像モニタ部228は、抽出画像モニタ画面(後述する)を準備し、表示部260に表示させる。抽出画像モニタ画面には、抽出画像が表示され、該抽出画像は、第2のコンピュータPC2のユーザ(以下、「第2のユーザ」とも呼ぶ)がプロジェクタPJによってスクリーン上に表示されることを望む画像である。
クライアント処理部235は、投写画像取得部236と、投写画像モニタ部237と、抽出画像供給部238と、を備えている。
投写画像取得部236は、第1のコンピュータPC1の投写画像供給部132(図3)から供給された対象画像(投写画像)を、ネットワークIF部294を介して、取得する。
投写画像モニタ部237は、投写画像モニタ画面(後述する)を準備し、表示部260に表示させる。投写画像モニタ画面には、投写画像取得部236が取得した対象画像(投写画像)が表示される。
抽出画像供給部238は、第2のコンピュータPC2において準備された第2の抽出画像を、ネットワークIF部294を介して、第1のコンピュータPC1に供給する。なお、前述したように、第2の抽出画像は、第1のコンピュータPC1の取得画像処理部133によって、第1のコンピュータPC1において準備された第1の抽出画像と合成される。
内部記憶装置212には、第1実施例と同様に、画像データ格納領域240が設けられている。ただし、画像データ格納領域240には、原画像データ格納領域242と、抽出画像データ格納領域243と、が設けられている。原画像データ格納領域242には、アプリケーションプログラムによって準備された原画像を表す原画像データが格納される。抽出画像データ格納領域243には、画像抽出部225によって抽出された抽出画像を表す抽出画像データが格納される。
D.プロジェクタの構成:
図5は、図1のプロジェクタPJの内部構成を示す説明図である。プロジェクタPJは、照明光学系300と、液晶ライトバルブ320と、投写光学系340と、を備えている。なお、図5では、光学系の図示は、かなり簡略化されている。
また、プロジェクタPJは、光源ランプ駆動部310と、液晶ライトバルブ駆動部330と、歪み補正情報検出部360と、CPU400と、USBインタフェース部(USBIF部)410と、表示制御部420と、を備えている。CPU400は、プロジェクタPJの全体の動作を制御する。また、USBIF部410は、USBケーブルCBを介して第1のコンピュータPC1と直接的に接続されている。
光源ランプ駆動部310は、照明光学系300に含まれる光源ランプを駆動する。液晶ライトバルブ駆動部330は、表示制御部420から与えられる画像データに従って、液晶ライトバルブ320を駆動する。
歪み補正情報検出部360は、歪み補正情報を検出する。周知のように、スクリーン上に表示される画像の歪みは、プロジェクタの投写角度に依存する。このため、歪み補正情報検出部360は、歪み補正情報として、プロジェクタPJの投写角度を検出する。ここで、プロジェクタの投写角度は、プロジェクタの光源光軸とスクリーンの法線との間の角度を意味する。なお、光源光軸は、照明光学系300から射出される光の中心軸LAを意味しており、光源光軸は、液晶ライトバルブ320の有効表示領域(画像形成面)の中心を通る。
具体的には、歪み補正情報検出部360は、重力センサを備えており、プロジェクタの垂直方向の傾き角(チルト角)を検出する。なお、本実施例では、プロジェクタのチルト角のみが検出されているが、これに加えて、プロジェクタの水平方向の傾き角(パン角)が検出されてもよい。この場合には、例えば、プロジェクタにCCDカメラなどの撮像装置を設け、撮像装置によって撮影された画像に含まれる投写面の特徴に基づいて、例えば、撮影された画像内に表現されたスクリーンや壁面の形状や角度に基づいて、チルト角とパン角とが検出されればよい。
表示制御部420は、歪み補正情報供給部422と、再生処理部424と、を備えており、プロジェクタPJによる画像の表示を制御する。
歪み補正情報供給部422は、歪み補正情報を第1のコンピュータPC1に供給する。具体的には、歪み補正情報供給部422は、第1のコンピュータPC1からの要求に応じて、歪み補正情報検出部360に投写角度を検出させ、検出値(歪み補正情報)を取得する。そして、歪み補正情報供給部422は、USBIF部410を介して、歪み補正情報を第1のコンピュータPC1に供給する。
再生処理部424は、画像データ格納部425を備えている。再生処理部424は、第1のコンピュータPC1から処理済み画像データを取得して、該処理済み画像データを画像データ格納部425に格納する。そして、再生処理部424は、画像データ格納部425から処理済み画像データを読み出し、液晶ライトバルブ駆動部330を介して液晶ライトバルブ320に供給する。これにより、スクリーン上に歪みのない画像(処理済み画像)が表示される。
E.画像の表示:
図6は、投写表示システムにおける一連の処理手順を示すフローチャートである。なお、図6では、第1のユーザの処理と、第1のコンピュータPC1の処理と、プロジェクタPJの処理と、が示されている。
第1のユーザは、第1のコンピュータPC1において、アプリケーションプログラムを実行させ、アプリケーションプログラムの実行画面において、プロジェクタPJに表示させるべき画像を含むファイルを開く。
ステップS102では、ユーザは、アプリケーションプログラムの実行画面において、メニューバーを選択してプルダウンメニューを表示させる。そして、ユーザは、プロジェクタPJに画像を表示させるために、該プルダウンメニューにおいて「印刷」を選択する。この説明から分かるように、本実施例では、ユーザはプリンタに画像を印刷させる場合と同様の操作で、プロジェクタPJによる画像の表示を指示する。
ステップS202では、アプリケーションプログラムは、メイン画面(GUI:グラフィカルユーザインタフェース)を表示部160に表示させる。
図7は、ステップS202(図6)で表示されるメイン画面WSを示す説明図である。図示するように、メイン画面WSには、「プリンタ」設定フィールドFSaや「印刷範囲」設定フィールドFSbなどの種々の設定フィールドが含まれている。また、メイン画面WSには、「プロパティ」ボタンBSaや「OK」ボタンBSbなどの種々のボタンが含まれている。
ステップS104(図6)では、ユーザはメイン画面WS(図7)においてプロジェクタを選択する。具体的には、「プリンタ」設定フィールドFSaには、1以上のプリンタと共に1以上のプロジェクタが表示される。ユーザは、「プリンタ」設定フィールドFSaにおいて、所望のプロジェクタを選択する。図7では、「プロジェクタPJ」が選択されている。「プロジェクタPJ」が選択されると、第1のコンピュータPC1の内部では、プロジェクタPJに対応するプロジェクタドライバが選択される(ステップS204)。
ステップS106では、ユーザはメイン画面WS(図7)においてプロジェクタPJによって表示されるべき画像の範囲を設定する。具体的には、「印刷範囲」設定フィールドFSbには、3種類の印刷範囲(すなわち表示範囲)が選択可能に表示されている。「すべて」に対応するラジオボタンが選択されると、アプリケーションプログラムによって生成された1以上のページを含む原画像のうち、すべてのページがプロジェクタによって表示される。同様に、「現在のページ」に対応するラジオボタンが選択されると、上記の原画像のうち、表示部160に表示されているページのみがプロジェクタによって表示される。また、「ページ指定」に対応するラジオボタンが選択され、かつ、ページ指定用のボックス内にページ番号が入力されると、上記の原画像のうち、指定されたページのみがプロジェクタによって表示される。図7では、「ページ指定」が選択されていると共に、ページ指定ボックス内に第1ページから第6ページを示す「1−6」が入力されている。
ステップS108では、ユーザはメイン画面WS(図7)において、「プロパティ」ボタンBSaを選択する。
ステップS208では、プロジェクタ制御部120は、プロパティ画面(GUI)を表示部160に表示させる。
図8は、ステップS208(図6)で表示される第1のプロパティ画面WD1を示す説明図である。図示するように、第1のプロパティ画面WD1には、「ドライバ機能」設定フィールドFD1が設けられている。「ドライバ機能」設定フィールドFD1は、プロジェクタドライバの機能を選択して設定するためのフィールドであり、「サーバ用プロジェクタドライバ」を選択するための第1のボタンBD1bと、「クライアント用プロジェクタドライバ」を選択するための第2のボタンBD1cと、が設けられている。第1のユーザは、「サーバ用プロジェクタドライバ」を選択する。これにより、第1のコンピュータPC1は、図3に示すプロジェクタ制御部120およびサーバ処理部130の機能を発揮することができる。なお、図8において、第1のボタンBD1bが選択されると、第1のプロパティ画面WD1に代えて、サーバ用のプロパティ画面(第2のプロパティ画面)が表示される。
図9は、ステップS208(図6)で表示される第2のプロパティ画面WD2を示す説明図である。図示するように、第2のプロパティ画面WD2には、複数のタブが準備されており、各タブを選択することによって、「画質」,「レイアウト」,「歪み補正」などの種々の設定画面(GUI)が表示される。また、第2のプロパティ画面WD2には、「OK」ボタンBD2などの種々のボタンが設けられている。図9では、「歪み補正」タブが選択されており、歪み補正設定画面WD3が表示されている。歪み補正設定画面WD3には、「歪み補正情報取得」ボタンBD3が設けられている。
ステップS110(図6)では、ユーザは歪み補正設定画面WD3において、「歪み補正情報取得」ボタンBD3を選択する。このとき、歪み補正情報取得部122は、プロジェクタPJに対して歪み補正情報の送信を要求する(ステップS210)。そして、プロジェクタPJの歪み補正情報供給部422は、歪み補正情報検出部360から歪み補正情報を取得して、第1のコンピュータPC1に供給する(ステップS310)。このようにして、歪み補正情報取得部122は、プロジェクタPJから歪み補正情報を取得する(ステップS210)。なお、歪み補正情報が取得されると、歪み補正に関する設定が完了する。図9の歪み補正設定画面WD3では、取得された歪み補正情報、すなわち、プロジェクタの垂直方向の投写角度(チルト角)「12度」が表示されている。
なお、ステップS110において、ユーザはプロパティ画面WD2に設けられた各タブを選択することによって、種々の設定を行うことができる。例えば、「画質」タブが選択されると、画質設定画面(図示せず)が表示され、画像の明るさ、コントラストなどの設定を行うことができる。また、「レイアウト」タブが選択されると、レイアウト設定画面(図示せず)が表示され、スクリーン上に表示される1枚(1フレーム)の画像に含まれるべきページ数を設定することができる。本実施例では、1枚(1フレーム)の画像に1ページ分の画像が含まれるように設定された場合を想定している。
第2のプロパティ画面WD2(図9)において歪み補正情報の設定(ステップS110)を含む種々の設定が完了すると、ステップS112において、ユーザは第2のプロパティ画面WD2に設けられた「OK」ボタンBD2を選択する。なお、このとき、プロジェクタ制御部120はプロパティ画面WD2を閉じる。
また、メイン画面WS(図7)においてプロジェクタの選択(ステップS104)や表示範囲の指定(ステップS106)などの種々の設定が完了すると、ステップS114において、ユーザはメイン画面WSに設けられた「OK」ボタンBSbを選択する。なお、このとき、第1のアプリケーションプログラムはメイン画面WSを閉じる。
ステップS114で「OK」ボタンBSbが選択されると、ステップS214において、アプリケーションプログラムは、プロジェクタ制御部120にプロジェクタPJへの画像データの出力を指示する。そして、ステップS214では、プロジェクタ制御部120の画像処理部124は、種々の画像処理を実行する。
具体的には、画像処理部124の画像抽出部125は、まず、メイン画面WS(図7)内の「印刷範囲」設定フィールドFSbで選択された表示範囲に対応する画像データを、原画像データ格納領域142から抽出する。本実施例では、第1ページから第6ページまでの画像データが抽出される。そして、各ページの抽出画像データが対象画像データとして扱われる(図3(B)参照)。なお、仮に、1枚(1フレーム)の画像に複数ページ分の画像が含まれるように設定された場合には、画像抽出部125は、複数ページ分の画像データを合成して、抽出画像データを生成する。
画像処理部124は、各対象画像データに対して、解像度変換処理や、ガンマ補正処理を実行する。なお、解像度変換処理は、画像データの解像度をプロジェクタPJの液晶ライトバルブ320の解像度に変換する処理である。ガンマ補正処理は、液晶ライトバルブ320の表示特性に応じて画像データの画素値を調整する処理である。液晶ライトバルブの解像度と、液晶ライトバルブの表示特性に適したガンマ値とは、プロジェクタPJの機種に応じた固有の情報であり、プロジェクタドライバ(コンピュータプログラム)内に予め記述されている。
さらに、画像処理部124は、プロパティ画面WD2(より具体的には画質設定画面)において設定された設定値に基づいて、各対象画像データに対して、画像の明るさやコントラストなどの調整処理を実行する。
また、画像処理部124は、ステップS208で取得した歪み補正情報を用いて、各対象画像データに対して歪み補正処理を施す。なお、歪み補正処理は、歪み補正情報(投写角度)を用いて計算により実行されてもよい。あるいは、複数の歪み補正情報に応じた複数の歪み形状(台形形状)を示すテーブルを予め準備し、該テーブルを参照することによって、歪み補正処理が実行されてもよい。
上記のように、本実施例では、ステップS214において、複数の対象画像データに対して種々の画像処理が施され、複数の処理済み画像データ(図3(C)参照)が生成される。
なお、ステップS214では、画像処理部124は、複数の対象画像データを対象画像データ格納領域144に格納し、複数の処理済み画像データを処理済み画像データ格納領域146に格納する。
ステップS216では、画像選択部128は、表示部160に画像選択画面を表示させる。
図10は、ステップS216(図6)で表示される画像選択画面WP1を示す説明図である。図10(A)は、表示部160に表示される画像を示している。表示部160には、アプリケーションプログラムの実行画面WA1と、画像選択部128によって準備された画像選択画面WP1と、投写画像モニタ部131によって準備された投写画像モニタ画面WJ1と、が表示されている。なお、投写画像モニタ画面WJ1については後述する。
図10(B)では、画像選択画面WP1が拡大して示されている。図示するように、画像選択画面WP1には、4つの画像選択ボタンBPa1〜BPa4と、一覧表示ボタンBPbと、モニタ領域MPと、が設けられている。
画像選択ボタンBPa1〜BPa4は、プロジェクタPJに再生(表示)させるべき処理済み画像に対応する対象画像を選択するためのボタンであり、いずれかのボタンが選択されると、プロジェクタPJによる画像の再生(表示)が開始される。第1のボタンBPa1は、所定の順序で対象画像を順次選択するためのボタンである。なお、所定の順序は、対応する処理済み画像の生成順序に従った順序であり、ページ順序と一致する。第2のボタンBPa2は、該所定の順序と逆の順序で対象画像を順次選択するためのボタンである。また、第3のボタンBPa3は、最初の対象画像を選択するためのボタンであり、第4のボタンBPa4は、最後の対象画像を選択するためのボタンである。
モニタ領域MPは、ユーザが画像選択ボタンBPa1〜BPa4を操作することによって選択された対象画像をモニタするための領域である。
一覧表示ボタンBPbは、ステップS214で生成された複数の処理済み画像に対応する複数の対象画像を縮小された状態でモニタ領域MPに表示させるためのボタンである。
ステップS118(図6)では、第1のユーザは、画像選択画面WP1において画像選択ボタンBPa1〜BPa4を操作し、プロジェクタPJに再生させるべき処理済み画像に対応する所望の対象画像を選択する。このとき、画像選択部128は、ユーザによって選択された対象画像を表す対象画像データを対象画像データ格納領域144から読み出し、該対象画像をモニタ領域MPに表示させる。なお、図10(A),(B)では、「B」を含む対象画像が選択されて、モニタ領域MPに表示されている。このように、モニタ領域MPに対象画像を表示させれば、第1のユーザは、選択された対象画像を容易に把握することができる。
ステップS218では、画像供給部126は、ユーザによって選択された対象画像に対応する処理済み画像を表す処理済み画像データを、USBインタフェース部192を介して、プロジェクタPJに供給する。
ステップS318では、プロジェクタPJの再生処理部424は、第1のコンピュータPC1から供給された処理済み画像データを取得し、画像データ格納部425に格納する。そして、再生処理部424は、画像データ格納部425から処理済み画像データを読み出し、該処理済み画像データを液晶ライトバルブ駆動部330を介して、液晶ライトバルブ320に供給する。これにより、スクリーン上には、歪みのない処理済み画像が表示される。
なお、本実施例では、ステップS118,S218,S318の処理が繰り返し行われる。再生処理部424は、処理済み画像データを取得する毎に、画像データ格納部425内の処理済み画像データを更新し、新たな処理済み画像データを液晶ライトバルブ320に供給する。これにより、プロジェクタPJには、処理済み画像が順次表示される。
図11は、投写表示システムにおける一連の処理手順を示すフローチャートである。図11の処理は、図6の処理に続いて実行される。図11では、第2のコンピュータPC2の処理と、第1のコンピュータPC1の処理と、プロジェクタPJの処理と、が示されている。
ステップS220では、サーバ処理部130の投写画像モニタ部131は、プロジェクタPJによって実際にスクリーン上に表示される処理済み画像に対応する対象画像(投写画像)を、表示部160に表示させる。投写画像モニタ部131は、対象画像を、図10(A)に示す投写画像モニタ画面WJ1内のモニタ領域に表示させる。図10(A)では、投写画像モニタ画面WJ1には、画像選択画面WP1に表示される画像(対象画像)と同じ画像、すなわち「B」を含む画像(対象画像)が表示されている。
ステップS222では、画像供給部126は、サーバ処理部130の投写画像供給部132に、プロジェクタPJによって実際にスクリーン上に表示される処理済み画像に対応する対象画像(投写画像)を表す対象画像データを、ネットワークIF部194を介して、他のコンピュータPC2,PC3,PC4へ供給させる。なお、以下では、第2のコンピュータPC2に注目して説明するが、他のコンピュータにおいても同様の処理が実行される。
ステップS422では、第2のコンピュータPC2のクライアント処理部235は、第1のコンピュータPC1から対象画像データを取得して、表示部260に対象画像(投写画像)を表示させる。具体的には、第2のコンピュータPC2には、クライアント処理部235が常駐しており、第1のコンピュータPC1から対象画像データが供給されると、投写画像取得部236は、該対象画像データを取得する。そして、投写画像モニタ部237は、表示部260に対象画像データによって表される対象画像(投写画像)を表示させる。
図12は、ステップS422(図11)において第2のコンピュータPC2の表示部260に表示される画像を示す説明図である。図示するように、表示部260には、アプリケーションプログラムの実行画面WA2と、投写画像モニタ部237によって準備された投写画像モニタ画面WJ2と、が表示されている。図12では、投写画像モニタ画面WJ2内のモニタ領域には、図10(A)の投写画像モニタ画面WJ1内のモニタ領域に表示される画像(対象画像)と同じ画像、すなわち「B」を含む画像(対象画像)が表示されている。
このように、本実施例では、各コンピュータPC1,PC2,PC3,PC4…の表示部には、プロジェクタPJによって実際にスクリーン上に表示される画像(処理済み画像)に対応する画像(対象画像)が表示される。このため、各コンピュータのユーザは、プロジェクタPJによってスクリーン上に表示された画像を確認せずに、該画像を把握することができる。特に、プレゼンテーションの会場が比較的広い場合などには、各ユーザはスクリーン上に表示された画像を見ることは比較的困難である。しかしながら、上記のようにスクリーン上に表示される処理済み画像に対応する対象画像が各コンピュータの表示部に表示されれば、各ユーザは、容易にスクリーン上に表示される画像を把握することができる。
ところで、本実施例では、他のコンピュータは、スクリーン上に現在表示されている画像と共に、該他のコンピュータで準備された画像を、スクリーン上に表示させることができる。ステップS424〜S428では、第2のコンピュータPC2が、プロジェクタPJによってスクリーン上に現在表示されている画像と共に、換言すれば、第1のコンピュータPC1で準備された第1の画像と共に、第2のコンピュータPC2で準備された第2の画像を表示させるための処理を実行する。
ステップS424では、第2のコンピュータPC2の画像抽出部225は、抽出処理を実行する。具体的には、第2のユーザは、アプリケーションプログラムの実行画面WA2(図12)においてプルダウンメニューを表示させ、該プルダウメニューにおいて「印刷」を選択することによって、プロジェクタPJによる画像の表示を指示する(ステップS102参照)。そして、第2のユーザは、メイン画面(図7参照)においてプロジェクタPJを選択する(ステップS104参照)。また、第2のユーザは、メイン画面において、表示範囲を設定する(ステップS106参照)。ただし、本実施例では、アプリケーションプログラムによって準備された原画像のうちのいずれか1ページのみの選択が許容されている。複数のページが選択された場合には、プロジェクタ制御部220によって処理の実行が禁止される。さらに、第2のユーザは、第1のプロパティ画面(図8参照)において、「クライアント用プロジェクタドライバ」を選択する(ステップS108参照)。なお、本実施例では、「クライアン用プロジェクタドライバ」が選択されたときには、一部の設定画面(例えばレイアウト設定画面)のみを含む第2のプロパティ画面(図9参照)が表示される。なお、「画質」や「歪み補正」などの設定に応じた画像処理は、第1のコンピュータPC1において行われるため、第2のコンピュータPC2においてはこれらの設定は、禁止される。
第2のユーザによる設定が完了すると、画像抽出部225は、アプリケーションプログラムによって準備された原画像データの中から、ユーザによって選択された1ページ分の画像データを抽出する。
ステップS426では、抽出画像モニタ部228は、表示部260に抽出画像を表示させる。
図13は、ステップS426(図11)において第2のコンピュータPC2の表示部260に表示される画像を示す説明図である。図13は、図12とほぼ同じであるが、表示部260には、抽出画像モニタ部228によって準備された抽出画像モニタ画面WP2が表示されている。図13では、抽出画像モニタ画面WP2内のモニタ領域には、「e」を含む画像(抽出画像)が表示されている。
ステップS428では、画像供給部226は、クライアント処理部235に、抽出画像を表す抽出画像データを、ネットワークIF部294を介し、て第1のコンピュータPC1に供給させる。
ステップS228では、第1のコンピュータPC1は、第1のコンピュータPC1で準備された第1の抽出画像と、第2のコンピュータPC2から供給された第2の抽出画像と、を合成する。具体的には、取得画像処理部133は、外部の第2のコンピュータPC2から抽出画像を取得する。そして、取得画像処理部133は、投写画像供給部132によって他のコンピュータに供給された第1の抽出画像(第1の対象画像)と、他のコンピュータから取得した第2の抽出画像と、を合成し、合成画像(第2の対象画像)を生成する(図3(D)参照)。
ステップS230では、画像処理部124は、ステップS214と同様に、第2の対象画像データに対して、歪み補正処理を含む画像処理を施し、第2の処理済み画像データを生成する(図3(E)参照)。
ステップS232では、画像供給部126は、ステップS218と同様に、第2の処理済み画像データをプロジェクタPJに供給する。
ステップS332では、プロジェクタPJの再生処理部424は、ステップS318と同様に、第1のコンピュータPC1から供給された第2の処理済み画像データによって表される第2の処理済み画像をスクリーン上に表示させる。
ステップS234では、サーバ処理部130の投写画像モニタ部131は、ステップS220と同様に、プロジェクタPJによって実際にスクリーン上に表示される第2の処理済み画像に対応する第2の対象画像(投写画像)を、表示部160に表示させる。
図14は、ステップS234(図11)において第1のコンピュータPC1の表示部160に表示される画像を示す説明図である。図14は、図10(A)とほぼ同じであるが、投写画像モニタ画面WJ1には、画像選択画面WP1に表示される画像(第1の対象画像)と異なる画像、すなわち「B」,「e」を含む画像(第2の対象画像)が表示される。
ステップS236では、画像供給部126は、ステップS222と同様に、サーバ処理部130の投写画像供給部132に、プロジェクタPJによって実際にスクリーン上に表示される第2の処理済み画像に対応する第2の対象画像(投写画像)を表す第2の対象画像データを、他のコンピュータPC2,PC3,PC4へ供給させる。
ステップS436では、第2のコンピュータPC2のクライアント処理部235(より具体的には、投写画像取得部236と投写画像モニタ部237)は、ステップS422と同様に、第1のコンピュータPC1から第2の対象画像データを取得して、表示部260に第2の対象画像(投写画像)を表示させる。
図15は、ステップS436(図11)において第2のコンピュータPC2の表示部260に表示される画像を示す説明図である。図15は、図13とほぼ同じであるが、投写画像モニタ画面WJ2には、抽出画像モニタ画面WP2に表示される画像(第2の抽出画像)と異なる画像、すなわち「B」,「e」を含む画像(第2の対象画像)が表示される。
以上説明したように、本実施例の投写表示システムでは、第1のコンピュータPC1は、ネットワークNWを介して第2のコンピュータPC2から第2の抽出画像を取得した場合には、第1のコンピュータPC1において準備された第1の抽出画像と第2のコンピュータから取得した第2の抽出画像とが合成された合成画像を対象画像として、処理済み画像を生成する。このため、第1のコンピュータPC1は、第1の抽出画像と第2の抽出画像とを同時にプロジェクタPJに表示させることができる。これにより、第2のコンピュータPC2は、スクリーン上に現在表示されている画像と共に、第2のコンピュータで準備された画像を、スクリーン上に表示させることができる。
また、本実施例では、第1のコンピュータPC1は、プロジェクタPJによって実際にスクリーン上に表示される処理済み画像に対応する対象画像(投写画像)を、自己の表示部160に表示すると共に、ネットワークを介して他のコンピュータに供給する。このため、各コンピュータは、該対象画像(投写画像)を表示部(より具体的には投写画像モニタ画面WJ1,WJ2)に表示させることができる。これにより、各コンピュータのユーザは、各コンピュータの表示部を確認することによって、スクリーン上に現在表示されている画像を、容易に把握することができる。
上記のように、本実施例の投写表示システムでは、プロジェクタPJに画像を表示させる際に、ネットワークを有効に活用することができる。
さらに、本実施例では、各コンピュータにおいて準備され、各コンピュータのユーザがプロジェクタによって表示されることを望む抽出画像が、各コンピュータの表示部(より具体的には画像選択画面WP1または抽出画像モニタ画面WP2)に表示される。このため、各コンピュータのユーザは、画像選択画面WP1または抽出画像モニタ画面WP2を確認することによって、各コンピュータにおいて準備され、ユーザがプロジェクタによって表示されることを望む抽出画像(対象画像)を容易に把握することができる。なお、画像選択画面WP1または抽出画像モニタ画面WP2は、投写画像モニタ画面WJ1,WJ2に表示される画像と異なる画像を表示する場合に、特に有用である。
また、本実施例では、第1のコンピュータPC1(より具体的には、プロジェクタ制御部120)は、アプリケーションプログラムによって準備された原画像の中からユーザによって選択された対象画像に歪み補正処理を施し、処理済み画像をプロジェクタPJに供給する。このため、図10(A),(B)に示すように、第1のコンピュータPC1が表示部160に表示する全体の画像と、プロジェクタPJがスクリーン上に表示する画像(投写画像モニタ画面WJ1を参照)とは、異なっている。すなわち、本実施例では、第1のコンピュータPC1の表示部160に他人に見られたくない画像が表示されている場合にも、第1のコンピュータPC1の表示部160に表示され得る画像のうち、ユーザの意図する画像のみをプロジェクタPJに表示させることができる。また、本実施例では、アプリケーションプログラムによって表示部160に表示されていない画像(すなわち、図10(B)の「B」を含む第2のページ)も、プロジェクタPJに表示させることができる。
さらに、本実施例では、通常の投写表示システムではプロジェクタで実行される種々の処理が第1のコンピュータPC1において実行されるため、プロジェクタPJの構成を比較的簡単にすることができ、この結果、プロジェクタを小型化および軽量化することができる。
例えば、通常のプロジェクタでは、コンピュータから供給されたアナログ画像信号をアナログ−デジタル変換するためのAD変換器が設けられている。しかしながら、本実施例では、第1のコンピュータPC1は、USBケーブルCBを介して、デジタル画像データをプロジェクタPJに供給する。このため、本実施例のプロジェクタPJでは、AD変換器が省略されている。
また、通常のプロジェクタでは、解像度変換処理手段や、ガンマ補正処理手段が設けられている。しかしながら、本実施例では、第1のコンピュータPC1において、解像度変換処理やガンマ補正処理が実行される。このため、本実施例のプロジェクタPJでは、上記の各手段が省略されている。
さらに、通常のプロジェクタでは、メニュー画面を表示させる手段や、画像の明るさやコントラストなどを調整する手段が設けられている。しかしながら、本実施例では、プロジェクタドライバがメニュー画面に相当するプロパティ画面WD2(図9)を準備し、プロジェクタドライバがプロパティ画面WD2において設定された内容に基づいて画像の明るさやコントラストなどの調整処理を実行する。このため、本実施例のプロジェクタPJでは、上記の各手段が省略されている。
特に、通常のプロジェクタでは、歪み補正処理を実行する手段が設けられている。しかしながら、本実施例では、第1のコンピュータPC1が、プロジェクタPJから歪み補正情報を取得して、歪み補正処理を実行する。このため、本実施例のプロジェクタPJでは、歪み補正処理手段が省略されている。
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
(1)上記実施例では、処理済み画像データは、非圧縮形式でプロジェクタPJに供給されているが、これに代えて、圧縮形式で供給されてもよい。なお、この場合には、第1のコンピュータPC1の画像供給部126が圧縮手段を備え、プロジェクタPJの再生処理部424が伸張手段を備えていればよい。
(2)上記実施例では、画像供給部126は、第1のユーザによって対象画像が選択される毎に、対応する処理済み画像データをプロジェクタPJに供給する(ステップS218)。しかしながら、これに代えて、画像供給部は、複数の対象画像に対応する複数の処理済み画像データを一括してプロジェクタPJに供給するようにしてもよい。この場合には、第1のユーザによって対象画像が選択される毎に、対応する処理済み画像データの再生命令をプロジェクタPJに供給すればよい。なお、上記実施例のように、各処理済み画像データがプロジェクタPJに順次供給される場合には、プロジェクタPJの画像データ格納部425の容量を比較的小さく設定することができるという利点がある。例えば、画像データ格納部425の容量を1つの処理済み画像データのサイズと等しく設定することができる。一方、各処理済み画像データがプロジェクタPJに一括して供給される場合には、プロジェクタPJによって既に表示された処理済み画像を再度表示する際に、プロジェクタPJに既に供給された処理済み画像データを再度供給せずに済むという利点がある。
(3)上記実施例では、第1のコンピュータPC1においては、複数の抽出画像が準備されており、第1のユーザは、画像選択画面WP1において、1つの抽出画像(対象画像)を選択することができる(ステップS118)。一方、第2のコンピュータにおいては、1つの抽出画像のみが準備されている。
しかしながら、これに代えて、第1のコンピュータPC1において、1つの抽出画像のみが準備されるようにしてもよい。なお、この場合には、第1のコンピュータPC1の表示部160には、画像選択画面WP1(図10(B))に代えて、画像選択ボタンや一覧表示ボタンなどを含まない抽出画像モニタ画面(図13参照)が表示されればよい。あるいは、第2のコンピュータPC2において、複数の抽出画像が準備されるようにしてもよい。なお、この場合には、第2のコンピュータPC2の表示部260には、抽出画像モニタ画面WP2(図13)に代えて、画像選択ボタンや一覧表示ボタンなどを含む画像選択画面(図10(B)参照)が表示されればよい。こうすれば、第2のユーザは、スクリーン上に表示される画像と共に、第2のコンピュータPC2で準備された複数の画像をスクリーン上に順次表示させることができる。
(4)上記実施例の第1のコンピュータPC1では、抽出画像を表示する画像選択画面WP1と、プロジェクタによって表示された処理済み画像に対応する対象画像を表示する投写画像モニタ画面WJ1と、は別の画面である。しかしながら、これに代えて、抽出画像を表示するモニタ領域と、処理済み画像に対応する対象画像を表示するモニタ領域と、は、1つの画面内に設けられるようにしてもよい。同様に、上記実施例の第2のコンピュータPC2でも、抽出画像を表示する抽出画像モニタ画面WP2と、プロジェクタによって表示された処理済み画像に対応する対象画像を表示する投写画像モニタ画面WJ2と、は別の画面である。しかしながら、これに代えて、抽出画像を表示するモニタ領域と、処理済み画像に対応する対象画像を表示するモニタ領域と、は、1つの画面内に設けられるようにしてもよい。
(5)上記実施例では、プロジェクタ制御部120,220(プロジェクタドライバ)が画像選択部128,抽出画像モニタ部228を含んでいるが、これに代えて、画像選択部,抽出画像モニタ部(画像選択プログラム,抽出画像モニタプログラム)は、独立して準備されてもよい。
また、上記実施例では、サーバ処理部130,230とクライアント処理部135,235とは、プロジェクタ制御部120,220と独立して準備されているが、プロジェクタ制御部が、サーバ処理部およびクライアント処理部を含んでいてもよい。
(6)上記実施例では、アプリケーションプログラムが準備するプルダウンメニューにおいて「印刷」が選択されているが、これに代えて、アプリケーションプログラムは「プロジェクタ出力」を含むプルダウンメニューを準備するようにしてもよい。
(7)上記実施例では、各コンピュータプログラムは、CD−ROMなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録された形態で提供されている。これに代えて、予めプロジェクタPJの内部にコンピュータプログラム(プロジェクタドライバ,サーバ処理プログラム,クライアント処理プログラム)を格納しておき、各コンピュータがプロジェクタPJと接続されたときに、プラグアンドプレイ機能によって、該コンピュータプログラムが各コンピュータに供給されてインストールされてもよい。
(8)本実施例では、プロジェクタPJはネットワークNWに接続できないが、プロジェクタPJにネットワークインタフェース部を追加し、ネットワークに接続できるようにしてもよい。この場合にも、プロジェクタPJが第1のコンピュータPC1に直接的に(ローカルに)接続される際には、本発明を適用可能である。
(9)上記実施例では、プロジェクタは、液晶ライトバルブを備えているが、これに代えて、DMD(ディジタル・マイクロミラー・デバイス)(TI社の商標)などのマイクロミラー型光変調装置を備えていてもよい。あるいは、プロジェクタは、高輝度ブラウン管や、プラズマディスプレイ画面、エレクトロルミネッセンスディスプレイ画面、発光ダイオード型ディスプレイ画面、フィールドエミッションディスプレイ画面などを備えていてもよい。このように、画像形成部としては、非自発光型の装置や、自発光型の装置を用いることができる。
(10)上記実施例において、ハードウェアによって実現されていた構成の一部をソフトウェアに置き換えるようにしてもよく、逆に、ソフトウェアによって実現されていた構成の一部をハードウェアに置き換えるようにしてもよい。
投写表示システムの構成を示す説明図である。 図1の第1のコンピュータPC1の内部構成を示す説明図である。 画像データ格納領域140(図2)に格納される画像データの一例を示す説明図である。 図1の第2のコンピュータPC2の内部構成を示す説明図である。 図1のプロジェクタPJの内部構成を示す説明図である。 投写表示システムにおける一連の処理手順を示すフローチャートである。 ステップS202(図6)で表示されるメイン画面WSを示す説明図である。 ステップS208(図6)で表示される第1のプロパティ画面WD1を示す説明図である。 ステップS208(図6)で表示される第2のプロパティ画面WD2を示す説明図である。 ステップS216(図6)で表示される画像選択画面WP1を示す説明図である。 投写表示システムにおける一連の処理手順を示すフローチャートである。 ステップS422(図11)において第2のコンピュータPC2の表示部260に表示される画像を示す説明図である。 ステップS426(図11)において第2のコンピュータPC2の表示部260に表示される画像を示す説明図である。 ステップS234(図11)において第1のコンピュータPC1の表示部160に表示される画像を示す説明図である。 ステップS436(図11)において第2のコンピュータPC2の表示部260に表示される画像を示す説明図である。
符号の説明
110…CPU
112…内部記憶装置
120…プロジェクタ制御部
122…歪み補正情報取得部
124…画像処理部
125…画像抽出部
126…画像供給部
128…画像選択部
130…サーバ処理部
131…投写画像モニタ部
132…投写画像供給部
133…取得画像処理部
135…クライアント処理部
140…画像データ格納領域
142…原画像データ格納領域
144…対象画像データ格納領域
146…処理済み画像データ格納領域
150…外部記憶装置
160…表示部
170…操作部
192…USBIF部
194…ネットワークIF部
210…CPU
212…内部記憶装置
220…プロジェクタ制御部
222…歪み補正情報取得部
224…画像処理部
225…画像抽出部
226…画像供給部
228…抽出画像モニタ部
230…サーバ処理部
235…クライアント処理部
236…投写画像取得部
237…投写画像モニタ部
238…抽出画像供給部
240…画像データ格納領域
242…原画像データ格納領域
243…抽出画像データ格納領域
250…外部記憶装置
260…表示部
270…操作部
292…USBIF部
294…ネットワークIF部
300…照明光学系
310…光源ランプ駆動部
320…液晶ライトバルブ
330…液晶ライトバルブ駆動部
340…投写光学系
360…歪み補正情報検出部
400…CPU
410…USBIF部
420…表示制御部
422…歪み補正情報供給部
424…再生処理部
425…画像データ格納部
PC1…第1のコンピュータ
PC2…第2のコンピュータ
PJ…プロジェクタ

Claims (8)

  1. プロジェクタに画像を供給する画像供給装置であって、
    前記プロジェクタに直接的に接続される第1のインタフェース部と、
    ネットワークを介して外部装置に接続される第2のインタフェース部と、
    対象画像に、前記プロジェクタのための画像処理を施して、処理済み画像を生成する画像処理部と、
    前記処理済み画像を、前記第1のインタフェース部を介して前記プロジェクタに供給すると共に、前記処理済み画像に対応する前記対象画像を、前記第2のインタフェース部を介して前記外部装置に供給する供給部と、
    を備え、
    前記画像処理部は、前記画像供給装置において準備された第1の画像を第1の対象画像として、第1の処理済み画像を生成し、さらに、前記外部装置から前記第2のインタフェース部を介して第2の画像を取得した場合には、前記第1の画像と前記第2の画像とが合成された合成画像を第2の対象画像として、第2の処理済み画像を生成することを特徴とする画像供給装置。
  2. 請求項1記載の画像供給装置であって、さらに、
    前記画像供給装置の表示部に表示される第1の表示領域であって、前記プロジェクタによって表示される前記処理済み画像に対応する前記対象画像を表示する前記第1の表示領域を準備する表示領域準備部を備える、画像供給装置。
  3. 請求項2記載の画像供給装置であって、
    前記表示領域準備部は、さらに、前記画像供給装置の表示部に表示される第2の表示領域であって、前記第1の処理済み画像に対応する前記第1の対象画像を表示する前記第2の表示領域を準備する、画像供給装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の画像供給装置であって、
    前記第1の画像は、アプリケーションプログラムによって準備される原画像のうちのユーザによって選択された少なくとも一部を含む画像であり、
    前記画像処理部は、前記アプリケーションプログラムからの指示に従って、前記第1の処理済み画像を生成する、画像供給装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の画像供給装置であって、さらに、
    前記プロジェクタによって投写面上に表示される画像の歪みを補正するための歪み補正情報を、前記第1のインタフェース部を介して、前記プロジェクタから取得する歪み補正情報取得部を備え、
    前記画像処理部は、前記対象画像に、前記歪み補正情報を用いた歪み補正処理を含む前記画像処理を施して、前記処理済み画像を生成する、画像供給装置。
  6. プロジェクタに直接的に接続される第1のインタフェース部と、ネットワークを介して外部装置に接続される第2のインタフェース部と、を備える画像供給装置において、前記プロジェクタに画像を供給する方法であって、
    (a)対象画像に、前記プロジェクタのための画像処理を施して、処理済み画像を生成する工程と、
    (b)前記処理済み画像を、前記第1のインタフェース部を介して前記プロジェクタに供給すると共に、前記処理済み画像に対応する前記対象画像を、前記第2のインタフェース部を介して前記外部装置に供給する工程と、
    を備え、
    前記工程(a)は、前記画像供給装置において準備された第1の画像を第1の対象画像として、第1の処理済み画像を生成し、さらに、前記外部装置から前記第2のインタフェース部を介して第2の画像を取得した場合には、前記第1の画像と前記第2の画像とが合成された合成画像を第2の対象画像として、第2の処理済み画像を生成する工程を含むことを特徴とする画像供給方法。
  7. プロジェクタに直接的に接続される第1のインタフェース部と、ネットワークを介して外部装置に接続される第2のインタフェース部と、を備えるコンピュータに、前記プロジェクタへ画像を供給させるためのコンピュータプログラムであって、
    対象画像に、前記プロジェクタのための画像処理を施して、処理済み画像を生成する画像処理機能と、
    前記処理済み画像を、前記第1のインタフェース部を介して前記プロジェクタに供給すると共に、前記処理済み画像に対応する前記対象画像を、前記第2のインタフェース部を介して前記外部装置に供給する供給機能と、
    を備え、
    前記画像処理機能は、前記画像供給装置において準備された第1の画像を第1の対象画像として、第1の処理済み画像を生成し、さらに、前記外部装置から前記第2のインタフェース部を介して第2の画像を取得した場合には、前記第1の画像と前記第2の画像とが合成された合成画像を第2の対象画像として、第2の処理済み画像を生成する機能を含むことを特徴とするコンピュータプログラム。
  8. 請求項7記載のコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013161085A (ja) * 2012-02-08 2013-08-19 Ricoh Co Ltd 画像情報を表示するシステム、方法及び記憶媒体

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