JP2006312442A - 水ジェット推進艇 - Google Patents

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裕介 青山
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Abstract

【課題】
使用目的の多様化に対応でき、また湿気や振動によって故障しにくく、しかも故障しても水ジェット推進艇を楽しむことができる水ジェット推進艇を提供する。
【解決手段】
船体1にウォータジェット推進装置2を備え、このウォータジェット推進装置2により航走する水ジェット推進艇において、防水構造が施された別体のエレクトリックユニットを、船体1に設けられ上方に開口する凹部A1からなる収納部Aに工具を使わずに着脱可能に設置できる。
【選択図】 図3

Description

この発明は、ウォータジェット推進装置により航走する水ジェット推進艇に関する。
従来、水ジェット推進艇は、操舵ハンドルの操作による旋回や、航走による景色の変化などをシート上の乗員が楽しむというレジャー用として使用される場合が多い。さらに、水ジェット推進艇がレジャー用として使用される場合、水ジェット推進艇にオーディオ装置が装着されているものがある(例えば、特許文献1)。
このオーディオ装置は、アンプとスピーカとで構成され、スピーカは水ジェット推進艇の船体の両側面に固定されている。かつ、スピーカと船体との取り付け部分から、水ジェット推進艇の航走中に水が浸入することを防ぐために、スピーカは船体のフートステップに固定されている。フートステップは乗船した乗員が足を置くところである。また、アンプはシート上の乗員が操作し易い場所に固定されている。こうした水ジェット推進艇によれば、乗員が乗船した状態で、オーディオ装置により音楽やラジオ放送を楽しむことができる。
特開平10−338191号公報(第1〜9頁、図1〜図11)
従来の水ジェット推進艇の場合は、オーディオ装置が船体に一体的にビルトインされている。しかし、水ジェット推進艇の使用形態は、急旋回やジャンプ等スポーティな航走から景色を見ながらのツーリングやフィッシングなど様々である。それ故、オーディオ装置だけでなくGPSユニットや魚群探知ユニットなど使用者の目的に応じたエレクトリックユニットを設けることが望ましい。
また、従来のようにエレクトリックユニットが一体的にビルトインされている場合、以下の問題が生ずる虞がある。例えば、水ジェット推進艇は常に水にさらされており保管場所も水辺の場合が多いため、湿気によるエレクトリックユニットの故障の虞がある。また、高速で滑走する時や波が荒い時などは激しい振動にさらされることがあるため、振動によるエレクトリックユニットの故障の虞がある。また、エレクトリックユニットが故障したときはその修理中は水ジェット推進艇を楽しむことができない。
この発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、使用目的の多様化に対応でき、また湿気や振動によって故障しにくく、しかも故障しても水ジェット推進艇を楽しむことができる水ジェット推進艇を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決し、かつ目的を達成するために、この発明は、以下のように構成されている。
請求項に1記載の発明は、
船体にウォータジェット推進装置を備え、前記ウォータジェット推進装置により航走する水ジェット推進艇において、
防水構造が施された別体のエレクトリックユニットを、前記船体に設けられ上方に開口する凹部からなる収納部に工具を使わずに着脱可能に設置できることを特徴とする水ジェット推進艇である。
請求項2に記載の発明は、
前記収納部は、荷物や小物を収納できる収納ボックスを兼ねており、
前記エレクトリックユニットは、前記収納ボックスの開口部に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の水ジェット推進艇である。エレクトリックユニットの取り付けは、取付部材を介して取り付けてもよいし、直接取り付けられるようにしてもよい。
請求項3に記載の発明は、
前記収納部は、操舵ハンドルとシートとの間に設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の水ジェット推進艇である。
請求項4に記載の発明は、
前記収納部は、操舵ハンドルの後部に設けられることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の水ジェット推進艇である。
請求項5に記載の発明は、
前記エレクトリックユニットに電源を供給するバッテリパックを備えることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の水ジェット推進艇である。
請求項6に記載の発明は、
前記エレクトリックユニットと前記収納部の底部に電源用コネクタが設けられ、
前記エレクトリックユニットを前記収納部に収納すると同時に前記電源用コネクタ同士が接続され電源が供給されることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の水ジェット推進艇である。
請求項7に記載の発明は、
前記エレクトリックユニットは、
音楽再生及びラジオ受信の少なくとも一方をするブレーヤと、
前記エレクトリックユニット上面に配置され音を出力するスピーカと、
前記エレクトリックユニット内に配置され、前記プレーヤからの再生信号または受信信号により前記スピーカを駆動して音を出力させるアンプと、
を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の水ジェット推進艇である。
請求項8に記載の発明は、
前記エレクトリックユニットと前記収納部との間に防振材を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の水ジェット推進艇である。
請求項9に記載の発明は、
前記プレーヤはブラケットを介して前記エレクトリックユニットに着脱可能に取り付けられていることを特徴とする請求項7または請求項8に記載の水ジェット推進艇である。
請求項10に記載の発明は、
前記エレクトリックユニットは、水に浮く構造となっていることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の水ジェット推進艇である。
前記構成により、この発明は、以下のような効果を有する。
請求項1に記載の発明によれば、防水構造が施された別体のエレクトリックユニットを、船体に設けられ上方に開口する凹部からなる収納部に工具を使わずに着脱可能に設置したので、着脱作業が楽に短時間で行え、エレクトリックユニットを使用した後や、エレクトリックユニットを使用しないとき、エレクトリックユニットを取外して湿気のない場所にエレクトリックユニットを保管することができるため、十分水気を除去でき湿気による故障を防止できる。また、水ジェット推進艇が高速で滑走するときや荒天のときには、エレクトリックユニットを外すことができるので、振動によりエレクトリックユニットの耐久性の低下を低減することができる。さらに、エレクトリックユニットが故障してもエレクトリックユニットのみを修理すればよいので、修理中でも水ジェット推進艇を使用し楽しむことができる。また、エレクトリックユニットはオーディオ、GPSユニット、魚群探知ユニットと付け替えることができ、使用者の目的に合った使い方ができる。
請求項2に記載の発明によれば、収納部は、荷物や小物を収納できる収納ボックスを兼ねており、エレクトリックユニットを取り付けていないときは収納ボックスとして使うことができ、水ジェット推進艇の限られたスペースを有効に活用できる。また、エレクトリックユニットは、取付部材を介して取り付けてもよいし、直接取り付けられるようにしてもよく、すでに収納ボックスを備えているモデルにおいても専用の取付部材を介することでエレクトリックユニットを取り付けることができる。
請求項3に記載の発明によれば、エレクトリックユニットは、操舵ハンドルとシートとの間に設けられ、操舵ハンドルとシートの間のスベースは操縦者から手か届きやすくエレクトリックユニットの操作がしやすい。
請求項4に記載の発明によれば、エレクトリックユニットは、操舵ハンドルの後部に設けられ、エレクトリックユニットに水しぶきがかかりにくくなる。また、エレクトリックユニットは、操舵ハンドルとの距離が近いので、操作時の手の移動量を少なくできる。
請求項5に記載の発明によれば、エレクトリックユニットに電源を供給するバッテリパックを備えるので、エレクトリックユニットに対する電源供給用の配線を不要にすることができる。
請求項6に記載の発明によれば、エレクトリックユニットを収納部に取り付けると同時に電源用コネクタ同士が接続され電源が供給され、エレクトリックユニットを取り付けるだけで電源が接続されるので、エレクトリックユニットの電源ケーブルをわざわざ接続する手間がかからない。
請求項7に記載の発明によれば、エレクトリックユニットがプレーヤ、アンプ、およびスピーカを備えるので、エレクトリックユニットは音楽またはラジオ放送を出力することができ、乗員は音楽やラジオ放送を楽しむことができる。
請求項8に記載の発明によれば、エレクトリックユニットと収納部との間に防振材を設けたので、スピーカからの音でエレクトリックユニットが共振することを防ぐことができ、スピーカからの音質を向上させることができる。
請求項9に記載の発明によれば、プレーヤはブラケットを介してエレクトリックユニットに着脱可能に取り付けられるから、プレーヤを任意の場所に設置することができる。
請求項10に記載の発明によれば、エレクトリックユニットが水に浮く構造となっていることで、水上でエレクトリックユニットの取り付けや取り外しを行う際、誤って水に落としてしまっても容易に回収できる。
以下、この発明の水ジェット推進艇の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。(実施の形態1)
この実施の形態1による水ジェット推進艇を、図1乃至図7を用いて説明する。図1はこの発明による水ジェット推進艇の側面図であり、図2は水ジェット推進艇の前方部分を示す平面図であり、図3は収納ボックスを拡大して断面にした部分断面図であり、図4は収納ボックスの断面図である。図5はオーディオユニットを示す図であり、図5(a)はオーディオユニットの斜視図、図5(b)はオーディオユニットの平面図、図5(c)はオーディオユニットの側面図である。図6はオーディオユニットの断面図であり、図7はオーディオユニットを着脱可能に設置した状態の収納部の断面を示す図である。
この実施の形態1による水ジェット推進艇は、図1に示すように、船体1を備え、船体1は下側のハル11と上側のデッキ12とで構成されている。船体1内には、船体1を航走させるウォータジェット推進装置2等が設けられている。デッキ12は、船体1の幅方向の中央部が上方へ膨出する形状に形成され、この膨出部分の船体前側に、ウォータジェット推進装置2により航走する船体1の方向を変えるために、乗員の操縦者に操作される操舵ハンドル12Aが設けられている。操舵ハンドル12Aの前方には、デッキ12の前側にバックミラー12Bが設けられ、操舵ハンドル12Aの後方には、乗員の座るシート12Cがデッキ12の中央に設けられている。
操舵ハンドル12Aとシート12Cとの間に位置する船体1のデッキ部分には、図2及び図3に詳しく示すように、収納部Aが設けられており、この収納部Aに船体1とは別体のエレクトリックユニットとしてオーディオユニット13が、工具を使わずに着脱可能に設置できる。操舵ハンドル12Aとシート12Cの間のスベースは操縦者から手か届きやすくオーディオユニット13の操作がしやすい。収納部Aは、図4乃至図7に示すように、船体1に設けられ上方に開口する凹部A1からなり、この収納部Aは荷物や小物を収納できる収納ボックス12Dを兼ねており、以下詳細に説明する。
図4に示すように、収納ボックス12Dには外側箱体12D1と内側に取付部材12D2が設けられる。外側箱体12D1には、オーディオユニット13に直流電源を供給するためのコンセント12D11が設けられている。取付部材12D2は外側箱体12D1の上面下側に設けられ、取付部材12D2の上面は開かれている。つまり、オーディオユニット用の収納空間12D21が取付部材12D2により形成され、この収納空間12D21が船体1に設けられ上方に開口する凹部A1からなる収納部Aを構成している。こうした収納ボックス12Dは、合成樹脂の成型等によって作られる。また、この実施の形態では、通常、操舵ハンドル12Aとシート12Cとの間に設けられる小物入れ(グローブボックス)としての収納ボックス12Dが設けられている。しかし、小物入れを転用しないで、デッキ12の別の部分に収納ボックス12Dを設けてもよい。また、取付部材12D2は箱状でもよいし、オーディオユニット13の一部、例えば各辺、あるいは面などで支持する形状としてもよい。
収納ボックス12Dの収納空間12D21には、オーディオユニット13が着脱自在に装着される。オーディオユニット13は、電子回路等を備えるエレクトリックユニットであり、図5に示すように、ケース13Aとアーム13Bとオーディオ装置13Cとで構成されている。なお、図2、図5(b)、および図5(c)では、アーム13Bの図示を省略している。ケース13Aは、収納ボックス12Dの収納空間12D21に収まるような直方体形状の収納箱である。ケース13Aの内壁面の全面には、図6に示すように、囲い材13Dが貼られている。囲い材13Dとして、オーディオ装置13Cからの音を吸収して音質の向上を図る防音材、またはオーディオ装置13Cからの音によりケース13Aが共振することを防いで音質の向上を図る防振材が用いられる。囲い材13Dで覆われたケース13A内には、オーディオ装置13Cが設けられている。
オーディオ装置13Cは、プレーヤ13C1と、アンプ13C2と、スピーカ13C3とを備えている。プレーヤ13C1は、ケース13Aの上面外側に設けられ、乗員によって操作される再生装置である。プレーヤ13C1としては、MP3プレーヤ、MD(ミニディスク)プレーヤ、CD(コンパクトディスク)プレーヤなどが用いられ、かつ、ラジオ放送の受信機能も持っている。さらに、プレーヤ13C1は、防水のために防水パックに装着されている。プレーヤ13C1は、ヘッドホン等の駆動が可能な低いレベルの再生信号または受信信号を出力する。
ケース13Aの底面内側には、アンプ13C2が設けられている。アンプ13C2は、ケーブル13C4を経由して、プレーヤ13C1からの低いレベルの再生信号または受信信号を受け取る。なお、ケーブル13C4を用いる代わりに、プレーヤ13C1がバッテリを内蔵して、無線等を使用してプレーヤ13C1からの再生信号をアンプ13C2に送信するようにしてもよい。アンプ13C2には、図7に示す電源ケーブル13C6が接続されている。電源ケーブル13C6は取付部材12D2に設けられたケーブル用孔12D22を介して取り付けられ、電源ケーブル13C6の先端には、収納ボックス12Dのコンセント12D11と嵌合するプラグ13C7が取り付けられ、アンプ13C2は、電源ケーブル13C6を経てプラグ13C7に供給される電源で動作する。アンプ13C2は、低いレベルの再生信号を増幅して、スピーカ駆動を可能にするレベルの再生信号または受信信号を出力する。
スピーカ13C3は、ケース13Aの上面内側に設けられている。スピーカ13C3は、ケーブル13C5を経由して、再生信号または受信信号を受け取り、音を出力する。なお、オーディオユニット13は防水加工されており、水に浮く構造となっている。したがって、水上でオーディオユニット13の取り付けや取り外しを行う際、誤って水に落としてしまっても容易に回収できる。
この実施の形態1による水ジェット推進艇は以上の構造である。この水ジェット推進艇を使用する乗員は、オーディオユニット13のアーム13Bを持って、このユニットを収納ボックス12Dの収納空間12D21に収める。このとき、乗員は、オーディオユニット13のプラグ13C7を収納ボックス12Dのコンセント12D11に差し込む。コンセント12D11は、電源ケーブル12E1を介して船体1に搭載されたバッテリ12E2に接続され、これによりオーディオユニット13のオーディオ装置13Cが使用可能な状態となる。
この後、乗員がオーディオユニット13のプレーヤ13C1を操作すると、プレーヤ13C1が低いレベルの再生信号をアンプ13C2に出力し、アンプ13C2はこの再生信号または受信信号を増幅して、スピーカ13C3に出力する。これにより、乗員は音楽やラジオ放送を楽しむことができる。このとき、オーディオユニット13が乗員の手前に位置しているので、オーディオユニット13の操作を行いやすくすることができる。
また、オーディオユニット13の使用が終わったときや、オーディオユニット13を使わないときに、乗員はオーディオユニット13を収納ボックス12Dから外し、湿気のない場所にオーディオユニット13を保管することができる。つまり、オーディオユニット13を装着した状態で放置すると、湿気などでオーディオユニット13の耐久性が低下する原因となるが、オーディオユニット13を湿気のない場所に保管することにより、オーディオユニット13の耐久性が低下を防ぐことができる。
また、水ジェット推進艇が高速で滑走するときや荒天のときには、オーディオユニット13を外すことができるので、振動によりオーディオユニット13が影響されないようにすることができる。さらに、オーディオユニット13の点検や交換する場合には、船体1からオーディオユニット13を取り外すことができるので、オーディオユニット13の修理作業中でも、水ジェット推進艇の使用が可能である。オーディオユニット13を取り付けていないときは収納ボックス12Dとして使うことができ、水ジェット推進艇の限られたスペースを有効に活用できる。
この実施の形態1では、オーディオユニット13を、船体1に設けられた収納部Aに工具を使わずに着脱可能に設置したので、着脱作業が楽に短時間で行える。また、オーディオユニット13を、工具を使わず着脱可能に設置する構成は、収納ボックス12Dの開口部に差し込むだけであるが、手でロックと解除することが可能な固定手段を設けてもよい。
また、収納部Aは荷物や小物を収納できる収納ボックス12Dを兼ねており、オーディオユニット13は収納ボックス12Dの開口部に取り付けられ、この取り付けは取付部材12D2を介して取り付けてもよいし、直接取り付けられるようにしてもよい。また、水ジェット推進艇は、すでに収納ボックス12Dを備えているモデルにおいても専用の取付部材を介することでオーディオユニット13を取り付けることができる。
(実施の形態2)
この実施の形態2について図8及び図9を用いて説明する。図8は実施の形態2に用いられるオーディオユニットを設置する前の状態を示す図、図9は実施の形態2に用いられるオーディオユニットを設置した状態を示す図である。この実施の形態2では、オーディオユニット13が実施の形態1と同様に構成されるが、このオーディオユニット13の底部13A1に電源用コネクタ50E10が設けられ、この電源用コネクタ50E10はアンプ13C2に接続されている。また、収納ボックス12Dも実施の形態1と同様に構成されるが、収納ボックス12Dに取り付けた取付部材12D2の底内部12D25に電源用コネクタ51E10が設けられ、この電源用コネクタ51E10には電源ケーブル13C6が接続されている。
この実施の形態2では、収納ボックス12Dの収納空間12D21に取付部材12D2を取り付けるとき、電源ケーブル13C6のプラグ13C7を収納ボックス12Dのコンセント12D11に差し込む。コンセント12D11は、電源ケーブル12E1を介して船体1に搭載されたバッテリ12E2に接続される。そして、オーディオユニット13のアーム13Bを持って、このユニットを収納ボックス12Dの取付部材12D2に収める。このとき、オーディオユニット13の電源用コネクタ50E10と取付部材12D2の電源用コネクタ51E10が接続され、これによりオーディオユニット13のオーディオ装置13Cが使用可能な状態となる。
このように、オーディオユニット側に電源用コネクタ50E10が設けられ、収納部側に電源用コネクタ51E10が設けられ、オーディオユニット13が、収納部Aを兼ねる収納ボックス12Dの取付部材12D2に取り付けると同時に、電源用コネクタ同士が接続され電源が供給され、オーディオユニット13を取り付けるだけで電源が接続されるので、オーディオユニット13の電源ケーブルをわざわざ接続する手間がかからない。
(実施の形態3)
この実施の形態3について図10を用いて説明する。図10は実施の形態3に用いられる収納ボックスの断面を示す断面図である。図10の収納ボックス12Dでは、取付部材12D2を大きくし、かつ、外側箱体12D1と取付部材12D2との接合部分に段差12D3を設けている。そして、段差12D3に、防振材で作られた枠体12D41を取り付けると共に、取付部材12D2の側面及び底面に、同じく防振材で作られた板状体12D42を取り付けて、取付部材12D2を大きくして生成したスペースを利用して、収納ボックス12Dを防振構造にしている。この実施の形態では、防振材で作られた枠体12D41と防振材で作られた板状体12D42は、別体にしているが一体としてもよい。
こうした収納ボックス12Dにより、収納空間12D21の全壁面に防振材を設け、オーディオユニット13と収納部Aとの間に防振材を設ける構造としたのでオーディオユニット13のスピーカ13C3からの音でエレクトリックユニット13が共振することを防ぐことができ、スピーカ13C3からの音質を向上させることができる。
(実施の形態4)
この実施の形態4について図11及び図12を用いて説明する。図11は実施の形態4に用いられるオーディオユニットを示す斜視図であり、図12は実施の形態4に用いられる他のエレクトリックユニットを示す斜視図である。図11のオーディオユニットは、実施の形態1,2,3のオーディオユニット13のケース13Aにフタ13Eを備えている。フタ13Eは、プレーヤ13C1及びスピーカ13C31を覆うものであり、水分の浸入を防ぐものである。そして、乗員がオーディオ装置13Cを使用しないときに、ケース13Aにフタ13Eを被せることにより、水しぶきがプレーヤ13C1及びスピーカ13C31にかかるのを防ぐことができる。
また、実施の形態1,2,3のオーディオユニット13を次のようにしてもよい。このオーディオユニット13は、図12に示すように、アーム13Bをケース13Aから除いた構造をしている。こうしたシンプルな構造により、オーディオユニット13の製造を簡略化することができる。
(実施の形態5)
この実施の形態5について図13及び図14を用いて説明する。図13は実施の形態5に用いられるオーディオユニットを示す図であり、図13(a)はオーディオユニットの平面図、図13(b)はオーディオユニットの側面図である。図14は、実施の形態5に用いられる他のオーディオユニットを示す図であり、図14(a)はオーディオユニットの平面図、図14(b)はオーディオユニットの設置状態を示す平面図である。
図13のオーディオユニット20は、実施の形態1乃至実施の形態4のオーディオユニット13のプレーヤ13C1を、ブラケット21を用いてケース13Aに装着している。このとき、ブラケット21は防水用の防水パック22を具備し、プレーヤ13C1が防水パック22内に装着されることにより、プレーヤ13C1はブラケット21に取り付けられる。また、プレーヤ13C1は、バッテリを内蔵し、このバッテリで動作する。これにより、防水されていないプレーヤ13C1であっても水分の浸入を防ぐことができる。さらに、プレーヤ13C1を外付けとしたことにより、ケース13Aの上面では、スピーカ23の設置可能な面積を大きくすることができる。これにより、この実施の形態では、実施の形態1乃至実施の形態4に比べて、大口径スピーカ23を用いることができる。なお、図13では、防水カバーを含んで大口径スピーカ23としている。大口径スピーカ23により再生音の音質が向上し、乗員は音楽やラジオ放送を良い音で楽しむことができる。
また、この実施の形態5では、図14(a)に示すように、プレーヤ13C1が装着されたブラケット21を、ケース13Aに対して着脱自在にし、かつ、ブラケット21の裏面に吸盤55等を設けることにより、プレーヤ13C1をデッキ12の任意の場所に設置することを可能にする。例えば、図14(b)に示すように、水ジェット推進艇の操舵ハンドル12Aの中央上面に設置することも可能である。特に、プレーヤ13C1とアンプ13C2との間を無線で接続した場合、乗員がプレーヤ13C1を所持することができ、また、プレーヤ13C1を手に持って操作することができるので、プレーヤ13C1の操作性を向上させることができる。
(実施の形態6)
この実施の形態6について図15乃至図18を用いて説明する。図15は実施の形態6に用いられるオーディオユニットの断面を示す断面図であり、図16乃至図18は実施の形態6に用いられる別のオーディオユニットの断面を示す断面図である。図15のオーディオユニット30は、スピーカ13C3からの音レベルに応じて、実施の形態1乃至実施の形態5のケース13A内に隔壁31Aを設けている。これにより、アンプ室32とスピーカ室33とが形成される。また、図15に示すように、右チャネル用のスピーカ13C3と左チャネル用のスピーカ13C3とを分けるように、隔壁31Bを設けてもよい。このとき、図17に示すように、左右のチャネルのスピーカ13C3を傾斜して配置してもよい。さらに、図18に示すように、隔壁31Aで分けたスピーカ室33を、隔壁31Bで左右のチャネル用に分離してもよい。こうして、2つのスピーカ13C3からの音レベルに応じて、ケース13A内を分離したので、右チャネルと左チャネルとの音の干渉を防いで、良い音質の音を出力することができる。
(実施の形態7)
この実施の形態7について図19を用いて説明する。図19は実施の形態7に用いられるオーディオユニットについて説明する説明図であり、図19(a)はバッテリパックを接続する様子を示す図、図19(b)はバッテリパックを接続した様子を示す図である。図19(a)のオーディオユニット40は、実施の形態1乃至実施の形態6のケース13Aに設けられている電源ケーブル13C6及びプラグ13C7の代わりに、バッテリパック用コンセント41をケース13A内に設けている。コンセント41はアンプ13C2に接続されている。また、コンセント41には、充放電可能なバッテリパック42のプラグ42Aが、ケース13Aの外側から接続可能である。
この実施の形態7によれば、乗員がオーディオユニット40を用いる際に、図19(b)に示すように、バッテリパック42のプラグ42Aをコンセント41に差し込む。これにより、バッテリパック42は、プラグ42Aとコンセント41とを経由してアンプ13C2に電源を供給する。この結果、乗員がデッキ12からオーディオユニット40を外した後でも、オーディオユニット40の利用が可能である。
また、バッテリパック42を用いることにより、ケース13Aに設けられているオーディオユニット40に対する電源供給用の配線の電源ケーブル13C6及びプラグ13C7の取り付け作業を不要にすることができる。
(実施の形態8)
この実施の形態8について図20及び図21を用いて説明する。図20は実施の形態8に用いられるオーディオユニットの断面を示す断面図であり、図21はスピーカの取り付けの様子を示す水ジェット推進艇の側面図である。図20のオーディオユニット50は、実施の形態1乃至実施の形態7のアンプ13C2に対して出力拡張部51を設けている。出力拡張部51は、スピーカ13C3を駆動するためのチャネルを増設するものであり、アンプ13C2は、スピーカ13C3を駆動すると共に、出力拡張部51のチャネル51A、51B、51Cに、2つ1組のスピーカをそれぞれ接続することができる。
例えば、図21に示すように、操舵ハンドル12Aの両端部にスピーカ52Aを設置し、バックミラー12Bの外側に位置するデッキ12にスピーカ52Bを設置し、シート12Cの後部に位置するデッキ12にスピーカ52Cを設置する。そして、スピーカ52Aとチャネル51Aとの間を、デッキ12の内側に配線したケーブル53Aで接続し、スピーカ52Bとチャネル51Bとの間を、デッキ12の内側に配線したケーブル53Bで接続し、スピーカ52Cとチャネル51Cとの間を、デッキ12の内側に配線したケーブル53Cで接続する。これら3組のスピーカ52A、52B、52Cを用いることにより、スピーカ13C31だけを用いた場合に比べて、ラジオ放送や音楽を大きな音で出力することができる。これにより、水ジェット推進艇が航走し、音が流れて小さくなっても、3組のスピーカ52A、52B、52Cの音により、乗員はラジオ放送や音楽を楽しむことができる。
(実施の形態9)
この実施の形態9について図22及び図23を用いて説明する。図22は実施の形態9に用いられるGPSユニットを示す斜視図であり、図23はGPSユニットの設置の様子を示すデッキの前方部分の平面図である。実施の形態9では、図22に示すように、GPS(Global Positioning System)ユニット60がエレクトリックユニットとして用いられている。GPSユニット60は、ケース61、GPS装置62、GPSアンテナ63、及びプラグ64とを備えている。ケース61は、実施の形態1乃至実施の形態8で用いられたものと同じ形状であり、ケース61にはGPS装置62が設置されている。
GPS装置62は、位置測定のために操作される操作パネル62Aと、測定結果を表示する表示パネル62Bと、操作パネル62Aからの指示により位置測定を行う本体(図示を省略)とを備えている。GPS装置62の本体には、ケーブル65Aを介してGPSアンテナ63が接続されている。GPSアンテナ63は衛星からの位置データを受信して、このデータをGPS装置62の本体に送る。GPSアンテナ63は、図23に示すように、操舵ハンドル12Aの中央部分に設置される。GPS装置62の本体には、ケーブル65Bを介してプラグ64が接続されている。プラグ64は、収納ボックス12Dのコンセント12D11に差し込まれる。そして、コンセント12D11の電源が、プラグ64とケーブル65Bとを経由してGPS装置62の本体に加えられ、GPS装置62が動作状態になる。
こうした水ジェット推進艇によれば、乗員がオーディオユニットを外してGPSユニット60に付け替えることにより、ツーリングなどを希望する乗員の目的に応じた、水ジェット推進艇の利用を可能にする。このとき、GPSユニット60のケース61の大きさがオーディオユニットのケース13Aと同じ形状であるために、付け替えを簡単に行うことが可能である。
(実施の形態10)
この実施の形態について図24及び図25を用いて説明する。図24は実施の形態10に用いられる魚群探知ユニットを示す斜視図であり、図25は魚群探知ユニットの設置の様子を示す水ジェット推進艇の側面図である。実施の形態10では、図24に示すように、魚群探知ユニット70がエレクトリックユニットとして用いられている。魚群探知ユニット70は、ケース71、魚探装置72、センサ73、およびプラグ74を備えている。ケース71は、実施の形態1乃至実施の形態8で用いられたケース13Aと同じ形状であり、ケース71には魚探装置72が設置されている。
魚探装置72は、魚群探知のために操作される操作パネル72Aと、探知結果を表示する表示パネル72Bと、操作パネル72Aからの指示により魚群を探知する本体(図示を省略)とを備えている。魚探装置72の本体には、ケーブル75Aを介してセンサ73が接続されている。センサ73は水中に送信した超音波を受信して、音波信号を魚探装置72の本体に送る。センサ73は、図25に示すように、ハル11の後端部に設けられたフランジ76に設置される。なお、図25の破線で示すように、シート12Cの下側に位置するハル11の内側、つまり、船体1の船底に設けてもよい。魚探装置72の本体には、ケーブル75Bを介してプラグ74が接続されている。プラグ74は、収納ボックス12Dのコンセント12D11に差し込まれる。そして、コンセント12D11の電源が、プラグ74とケーブル75Bとを経由して魚探装置72の本体に加えられ、魚探装置72が動作状態になる。
こうした水ジェット推進艇によれば、乗員がオーディオユニットを外して魚群探知ユニット70を付け替えることにより、フィッシングなどを希望する乗員の目的に応じた、水ジェット推進艇の利用を可能にする。このとき、魚群探知ユニット70のケース71の大きさがオーディオユニットのケース13Aと同じ形状であるために、付け替えを簡単に行うことが可能である。
(実施の形態11)
この実施の形態11による水ジェット推進艇を、図26乃至図30を用いて説明する。図26はこの発明による水ジェット推進艇の側面図であり、図27はステアリング部の側面図、図28はステアリングパッドの後部を示す側面図、図29はオーディオユニットを設置した状態の操縦者側から見た図、図30はオーディオユニットを設置した状態の水ジェット推進艇を示す側面図である。
この実施の形態11による水ジェット推進艇は、図26に示すように、実施の形態1と同様に船体1を備え、操舵ハンドル12Aの操舵部は、ステアリングカバー80で覆われている。このステアリングカバー80は、2分割して形成された前部カバー80Aと、後部カバー80Bとを組み付けて取り付けられている。この後部カバー80Bを加工して、図27乃至図29に示すように、上方に開口する凹部A1からなる収納部Aが一体に設けられている。この収納部Aが収納ボックス12Fで構成され、この収納ボックス12Fには、オーディオユニット13が、工具を使わずに着脱可能に設置できる。
この実施の形態11では、オーディオユニット13のケース13Aには、側面内側にアンプ13C2が設けられ、上面外側にはプレーヤ13C1とスピーカ13C3が設けられている。
オーディオユニット13の底部には、実施の形態7に示すようにバッテリパック42が接続されており、オーディオユニット13を後部カバー80Bの収納ボックス12Fに収め、これによりオーディオユニット13のオーディオ装置13Cが使用可能な状態となる。また、実施の形態2と同様に、オーディオユニット13に電源用コネクタを設け、収納ボックス12Fに電源用コネクタを設け、オーディオユニット13を後部カバー80Bの収納ボックス12Fに収めるときに、電源用コネクタ同士を接続するようにしてもよい。
このようにして、収納ボックス12Fが操舵ハンドル12Aの後部に設けられることで、収納ボックス12Fに装着されたオーディオユニット13は、操舵ハンドル12Aの後部に位置しており、オーディオユニット13に水しぶきがかかりにくくなる。また、オーディオユニット13は、前方からの風に影響されない音を上面外側のスピーカ13C3から出力することができる。
また、オーディオユニット13は、操舵ハンドル12Aとの距離が近いので、操作時の手の移動量を少なくできる。さらに、図30に示すように、操船者の前側にオーディオユニット13が位置し、操船者にオーディオユニット13の設置場所が近いため、操船時の視界移動量が少なくプレーヤ13C1を目視しながら操作することができる。また、2分割して形成された後部カバー80Bを加工して収納ボックス12Fが設けられており、後部カバー80Bを交換するだけで、水ジェット推進艇の既存のモデルにも設置できる。
(実施の形態12)
この実施の形態12による水ジェット推進艇を、図31乃至図36を用いて説明する。図31はこの発明による水ジェット推進艇の側面図であり、図32はオーディオユニットを設置する前のステアリング部の側面図、図33はオーディオユニットを設置した状態のステアリング部の側面図、図34はオーディオユニットを設置した状態の操縦者側から見たステアリング部の斜視図、図35はGPSユニットを設置した状態の操縦者側から見たステアリング部の斜視図、図36は魚群探知ユニットを設置した状態の操縦者側から見たステアリング部の斜視図である。
この実施の形態12による水ジェット推進艇は、図31に示すように、実施の形態1と同様に船体1を備え、操舵ハンドル12Aの操舵部は、実施の形態11と同様にステアリングカバー80で覆われている。このステアリングカバー80は、2分割して形成された前部カバー80Aと、後部カバー80Bとを組み付けて取り付けられ、この後部カバー80Bを加工して、図32乃至図34に示すように、収納ボックス12Fが一体に設けられている。
この実施の形態12では、オーディオユニット13の底部に、実施の形態2と同様に、電源用コネクタ50E10が設けられ、この電源用コネクタ50E10はアンプ13C2に接続されている。また、収納ボックス12Fには電源用コネクタ51E10が設けられ、この電源用コネクタ51E10には電源ケーブル12E1を介して船体1に搭載されたバッテリ12E2に接続される。
この実施の形態12では、オーディオユニット13を後部カバー80Bの収納ボックス12Fに収めるとき、オーディオユニット13の電源用コネクタ50E10と収納ボックス12Fの電源用コネクタ51E10が接続され、これによりオーディオユニット13のオーディオ装置13Cが使用可能な状態となる。また、オーディオユニット13に電源を供給する充電式のバッテリパックを備えるようにしてもよい。
このようにして、収納ボックス12Fが操舵ハンドル12Aの後部に設けられることで、収納ボックス12Fに装着されたオーディオユニット13は、操舵ハンドル12Aの後部に位置しており、オーディオユニット13に水しぶきがかかりにくくなる。また、オーディオユニット13は、前方からの風に影響されない音を上面外側のスピーカ13C3から出力することができる。
また、オーディオユニット13は、図34に示すように、操舵ハンドル12Aとの距離が近いので、操作時の手の移動量を少なくできる。さらに、操縦者の前側にオーディオユニット13が位置し、操縦者にオーディオユニット13の設置場所が近いため、操船時の視界移動量が少なくプレーヤ13C1を目視しながら操作することができる。
また、図35に示すように、実施の形態9と同様に、乗員がオーディオユニットを外してGPSユニット60に付け替えることにより、ツーリングなどを希望する乗員の目的に応じた、水ジェット推進艇の利用を可能にすることができる。
また、図36に示すように、実施の形態10と同様に、乗員がオーディオユニットを外して魚群探知ユニット70に付け替えることにより、フィッシングなどを希望する乗員の目的に応じた、水ジェット推進艇の利用を可能にすることができる。
この発明は、ウォータジェット推進装置により航走する水ジェット推進艇に適用でき、使用目的の多様化に対応し、また、オーディオ装置を含む各種の装置の使用を可能にする。
水ジェット推進艇の側面図である。 水ジェット推進艇の前方部分を示す平面図である。 収納ボックスを拡大して断面にした部分断面図である。 収納ボックスの断面図である。 オーディオユニットを示す図である。 オーディオユニットの断面図である。 オーディオユニットを着脱可能に設置した状態の収納部の断面を示す図である。 実施の形態2に用いられるオーディオユニットを設置する前の状態を示す図である。 実施の形態2に用いられるオーディオユニットを設置した状態を示す図である。 実施の形態3に用いられる収納ボックスの断面を示す断面図である。 実施の形態4に用いられるオーディオユニットを示す斜視図である。 実施の形態4に用いられる他のオーディオユニットを示す斜視図である。 実施の形態5に用いられるオーディオユニットを示す図である。 実施の形態5に用いられる他のオーディオユニットを示す図である。 実施の形態6に用いられるオーディオユニットの断面を示す断面図である。 実施の形態6に用いられる別のオーディオユニットの断面を示す断面図で ある。 実施の形態6に用いられる別のオーディオユニットの断面を示す断面図で ある。 実施の形態6に用いられる別のオーディオユニットの断面を示す断面図で ある。 実施の形態7に用いられるオーディオユニットについて説明する説明図で ある。 実施の形態8に用いられるオーディオユニットの断面を示す断面図である。 スピーカの取り付けの様子を示す水ジェット推進艇の側面図である。 実施の形態9に用いられるGPSユニットを示す斜視図である。 GPSユニットの設置の様子を示すデッキの前方部分の平面図である。 実施の形態10に用いられる魚探ユニットを示す斜視図である。 魚群探知ユニットの設置の様子を示す水ジェット推進艇の側面図である。 水ジェット推進艇の側面図である。 ステアリング部の側面図である。 ステアリングパッドの後部を示す側面図である。 オーディオユニットを設置した状態の操縦者側から見た図である。 オーディオユニットを設置した状態の水ジェット推進艇を示す側面図である。 水ジェット推進艇の側面図である。 オーディオユニットを設置する前のステアリング部の側面図である。 オーディオユニットを設置した状態のステアリング部の側面図である。 オーディオユニットを設置した状態の操縦者側から見たステアリング部の斜視図である。 GPSユニットを設置した状態の操縦者側から見たステアリング部の斜視図である。 魚群探知ユニットを設置した状態の操縦者側から見たステアリング部の斜視図である。
符号の説明
1 船体
11 ハル
12 デッキ
12A 操舵ハンドル
12B バックミラー
12C シート
12D 収納ボックス
12D1 外側箱体
12D11 コンセント
12D2 取付部材
12D21 収納空間
12D3 段差
12D41 枠体
12D42 板状体
12E1 電源ケーブル
12F 収納ボックス
13 オーディオユニット
13A ケース
13B アーム
13C オーディオ装置
13C1 プレーヤ
13C2 アンプ
13C3 スピーカ
13C4、13C5 ケーブル
13C6 電源ケーブル
13C7 プラグ
13D 囲い材
13E フタ
42 バッテリパック
50E10,51E10 電源用コネクタ
60 GPSユニット
70 魚群探知ユニット
80 ステアリングカバー
80A 前部カバー
80B 後部カバー
A 収納部
A1 凹部

Claims (10)

  1. 船体にウォータジェット推進装置を備え、前記ウォータジェット推進装置により航走する水ジェット推進艇において、
    防水構造が施された別体のエレクトリックユニットを、前記船体に設けられ上方に開口する凹部からなる収納部に工具を使わずに着脱可能に設置できることを特徴とする水ジェット推進艇。
  2. 前記収納部は、荷物や小物を収納できる収納ボックスを兼ねており、
    前記エレクトリックユニットは、前記収納ボックスの開口部に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の水ジェット推進艇。
  3. 前記収納部は、操舵ハンドルとシートとの間に設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の水ジェット推進艇。
  4. 前記収納部は、操舵ハンドルの後部に設けられることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の水ジェット推進艇。
  5. 前記エレクトリックユニットに電源を供給するバッテリパックを備えることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の水ジェット推進艇。
  6. 前記エレクトリックユニットと前記収納部の底部に電源用コネクタが設けられ、
    前記エレクトリックユニットを前記収納部に収納すると同時に前記電源用コネクタ同士が接続され電源が供給されることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の水ジェット推進艇。
  7. 前記エレクトリックユニットは、
    音楽再生及びラジオ受信の少なくとも一方をするブレーヤと、
    前記エレクトリックユニット上面に配置され音を出力するスピーカと、
    前記エレクトリックユニット内に配置され、前記プレーヤからの再生信号または受信信号により前記スピーカを駆動して音を出力させるアンプと、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の水ジェット推進艇。
  8. 前記エレクトリックユニットと前記収納部との間に防振材を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の水ジェット推進艇。
  9. 前記プレーヤはブラケットを介して前記エレクトリックユニットに着脱可能に取り付けられていることを特徴とする請求項7または請求項8に記載の水ジェット推進艇。
  10. 前記エレクトリックユニットは、水に浮く構造となっていることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の水ジェット推進艇。


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